2023-09-02 1:04:36

第33回:コピーライターの使い方。商品開発から採用・広報、経営理念など新たな活躍の場を考える

コピーを書く能力は問題の本質を見抜き、言語的な解決を図ることにあるが、これは広告以外のあらゆる領域で活かせる。しかし現実は、広告制作以外のビジネス上のタッチポイントがなく、結果全然活用されていない。現在のビジネスシーンにおける、コピーライター活用の方法を考える。


▼コピーライターの活用例
・商品開発シーンでの活用

・広報・PRシーンでの活用 ・採用広報シーンでの活用

・経営理念構築での活用


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00:19
皆さん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳 マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が、最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ間で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で、内転を模索する皆さんのヒントになる視点をお届けしていきます。
株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
川口市場でコピーライターをやってます、仁謀です。よろしくお願いします。
今日のテーマは、コピーライターの使い方、商品開発から採用・広報、経営理念など新たな活用の場を考える、ですが、このテーマを取り上げた理由は何でしょう。
コピーライターって、基本的には広告代理店の中とか、広告の製作会社の中にいるので、
プレゼンの場でたまにひょろっと顔を出すことがあっても、一般のビジネスのプレイヤーの人たちとずっと同じフロアで接触してるとかって状態が少ないと思うんですよね。
だからね、気軽な相談を受けにくいんですよね。
広告がやってて、こことも詰まってるんだけど、どう思う?とかって、あんま相談されないんですよね。
だからコピーライターが相談されるときって、めちゃくちゃ折りって相談があるみたいな感じの。
折り縁という場で相談されることがほぼなんで。
これは1個1個の仕事が重くていいんですけど、逆に言うと固定化されちゃって、横の活躍の泡が広がりにくいっていうところはあるのかなと思うんですよね。
だから、まだまだ広告製作以外で活用されてないなと思う。もったいないなと思っていて。
もっともっとこんな活用の仕方があるんじゃないかなっていうのを、僕はその代理店の後で事業会社に入って、いろんなフェーズを見たので、
ここでコピーライター使えるじゃんとかって思ったので、その辺りを自分なりにも一部実践はしているので、
そこも含めて今思うコピーライターの新しい使い方っていうのをお示ししたいなと。
確かにそうだな、相談してみようって思ってくれたらいいなって思うんです。
そもそもコピーを書く能力ってどういう能力かというと、複雑な絡み合った問題がありますと。
どうやって解いたらいいですかねって相談をされて、引き継ぐわけですね。問題の本質はここですよねっていうのをまず見抜いて、
03:04
そこの本質、この一本であれば全てがスルッと解決するよねって一本導き出して、それを言語的な一行にまとめて解決するっていうところですよね。
でもその力って、別に報告原稿の上だけじゃないですよね。あらゆる領域で発揮できるので、そこをどんどん活用しましょうよっていう話なんですね。
ただ一方でなんですけど、なんでそうなってないかっていうのは、それはコピーライターも悪いんですよ。
なんか一般的なイメージ、僕とかだと代理店で営業マンとして関わってきたので、やっぱり使い勝手が悪いイメージはあるんですよ。代理店の中でも。
なんかどうもコピーしかやってくれないような感じで、僕の場合は特に上の人だと世代的な問題もあってね、デジタルとかマジ無理ですみたいな人が多かったので、
書くことはすごいけど、他ダメ?デジタルわかりません。あとは経営とかわかりませんとか、あとはビジネスもよくわかりませんとか、お金も基本的に苦手ですとか。
確かにちょっと芸術家肌なイメージもありますね。
そうそうそう。芸術家肌なんだけど、デザイナーよりももうちょっと不器用な感じみたいな。
デザイナーの方がよりキャッチアップキャッチアップとかするフレキシブルな人が多いんだけど、コピーライターは割と不器用な感じのイメージがありましたよね。
なので、その世代だと難しいんですけど、今の世代のコピーライターはもう少しフレキシブルだと思うので、どんどん活用していってあげた方がいいと思うんですよね。
お互いに。なのでそこの可能性を探るということを今回やってみたいと思っているわけです。
なるほど。
本編は別撮りしていますので、山本さんにはもう聞いていただいてますけど、どういう点が明日使える機器になりそうですか?
確かに僕も聞いてみて、コピーを作るってある意味で言うと10文字とか20文字の言葉を作るだけだから、誰でも似たようなことはできると思うんですよね。
別にコピーライターに頼らなくてもできるんだけど、でもさっき言ってた問題の本質を見抜けたかどうかみたいなところで言うと、コピーライターに頼った方がより良いものができることってありそうだなと思ったんですよね。
でもこれってコピーライターに頼むことなんだっけっていう、そもそもの想起がないので全然頼んでなかったけれども、
よく考えるとビジネスにおいて全ての言葉を言語化することが多いじゃないですか、特にマーケティング以外もそうかな、PRもそうだし、
06:04
経営も人事も全て、結局最後は言葉にして何かを伝えるってことをやっているので、
なのでそこにうまくコピーライターを巻き込むっていう風にすると、また違ったアウトプットの出方ってあるんだろうなという風に思ったので、
こういうところでも使えるんだなっていう気付きは得られるんじゃないかなと思いましたね。
なんかでもありますよ、さっき言ってた使い勝手が悪いイメージみたいなのはあるから、だから一個ずつ一緒にやっていけるといいんだろうなって感じがしましたね。
そうですね。だから最初はSNSの投稿とかでいいと思うんですよ。
SNSの投稿だと単価も安いので、でもそれ一個一個書くことで、コピーライターコピーライターでその会社の考えをキャッチアップしていくじゃないですか、深く理解していきますよね。
その会社はそのコピーライターがどれくらい原発してくれるのかがだんだんわかってくるじゃないですか。
ダメだなと思ったらSNSだけでおさらばすればいいと思うんですけど、徐々に徐々に関係性を築くっていう中では、スモールインがすごくいいと思いますね。
いきなり経営利益は重いかもね、と思いますけどね。
確かにね。問題の本質を見てくれる価値みたいなところを気づけるといいんでしょうね。
そこに気づくことが少ないっていうか、形が見えるものじゃないので、どういうものがそうなんだろうと思うけど、
実際一緒にSNSとかをやっていくと、こういうことでコピーライターとしての問題の本質を見抜いているんだなみたいなところがわかってくると、
こういうところにも、もっとこの文章を書くときにも一緒に考えてもらったらというふうに広がってきそうな気がしますね。
そうですね。相談するときに自分がまとまってないのに相談できないよなって思うと思うんですけど、
こっちの感覚で言うと、取り留めもない、こういう状況でこういうことが困っているっていうことを教えてもらえば、
あと意思ですよね。こうしたいんだっていうところを教えてもらえば、その問題の本質はこっちが考えるべきだと思っているし、
基本的には全ての案件において問題の本質はここですよねから提案を始めているので、
そこはあんまりまとまってないから相談できないなとかって思わなくていいと思うんですよね。
ふわっとしている状態から一緒に考えていけるといいんじゃないかって感じですね。
そうですね。たぶんそこの言語化、一個一個の問題の整理のときの言語化と、それをさらに串刺しでまとめるときの言語化。
09:07
こういうのはコピーライターのフィルターを通すとちょっと違ってくるはずなんですよね。
もう少し本質論的に触れる形でまとまってくるはずなので、それだけでも割と整理された感は増すと思うんですよね。
それだけのアウトプットまでいければさらにいいんですけど、一回組むのはいいと思うんですよね。
あまり活用されていないので。
確かに。だからコピーライターをコピーを書くだけっていうふうに考えない方がいいってことですよね。
小山勲童さんみたいな熊本を含めた全体を作ってたりもするようなこともあると思うので。
問題の本質を解くっていう、これも誰もがしなきゃいけないことをどうやってやったらいいのかっていう部分から一緒に考えていく。
どういう時にそれができるのかみたいなところを本編を聞くと、こういう時にも頼れるんだなってところがわかるんじゃないかなと思いますね。
そうですね。今も経営者とアートとアート視点の人とお金に強い人の3つが話しするといいよみたいなね。
よくありますね。アート的なというか、飛ばして答えを見つける人みたいなのを。
佐藤柏さんとかはね、ユニクロの矢内さんの右腕みたいな感じで育ってますけど、そんな感じで別に言語化をするスペシャリストみたいな感じで使うっていうのはいいと思うので。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約46分あります。
途中で聞けなくなった時のためにも、ここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、じんぼうさんの今週のピックアップ。テーマはこちら。
コピーライターの使い方、商品開発から採用方法、経営人間など、新たな活躍の場を考える。です。
では早速話を聞いてみましょう。
オープニングでね、コピーライターはこれまで以上にいろんな可能性はあるんだけども、
まだまだその活躍の場が広がりきってないというかね、すごい限定された領域にとどまっているなと思っていると思っていて、
じゃあ例えばね、どういうシーンでもっと活用するべきなのか、活躍できるべきなのかみたいなところを具体的に話したいなと思うんですよね。
まずね、一つは商品開発の場面ですかね。
12:01
で、シリコンバネーで新しいサービス立ち上げますとかっていう時に、
なんか割と有名な話だと思うんですよね。Amazonとかってよくやると思うんですけど、
最初に授業を詰めるとか、使用を詰めるとかの前に、プレスリリースを仕上げるらしいんですよ。
授業がもう全部出来上がりました。
最初に社会に打ち出す時のアウトプットイメージをプレスリリースで、それを全て1枚とか2枚に要約してまとめているものじゃないですか。
まずそこを書くと。
仕様とかはそっちに合わせるわけですよね。
これ何がいいかというと、まずは理想論から語り始められますよね。
仕様とかも出来る出来ないは関係なく、こう出来た方が絶対に打ち出しとしては強いよねっていうことベースで、
全てのプロジェクトが駆動し始めるっていうところと、
あとは全部の関わるメンバー、いろんな担当者、エンジニア、技術の人もいれば、
マーケターとか営業とかいろんな人がいますが、
明確なゴールイメージを共有できるっていうのはありますね。
なのでプロジェクトとしての進みが良くなるっていうことだと思うんですよね。
あとはプレスリリースって、そんな長文は書けないので、
すごく絞られた情報の中で魅力を伝えようとするので、
何は必ず必要で、何はなくてもいいっていう部分の整理も出来やすそうですね。
広報とかもやったことがあるし、広告バターでもあるからなんですけど、
PR人材が書くプレスリリースってあまり良くないなって思って、
プレスリリースを広報の人は多分他社のプレスリリースを見て書くじゃないですか。
大手の企業のプレスリリースは、これは良いんだろうと思って書くと思うんですけど、
あんまり良くないものをお互い模倣し合って、
良くないものがアベレージ化してる感じがするんですよね。
だから、これがプレスリリースの書き方だ、みたいなもののレベルもすごい低いなと思っていて、
一言で言うと、これは読まれるはずだと思って書いてるんですよね。
それは記者の人だって、メディアの人だって、取り上げる必要性を感じなければ取り上げないわけだし、
そもそも読まないんだけども、取り上げられることを想定して、結果をまず想定した上で、
すごい周りくどいところがあって、まず何が知りたいのかって逆算で書かれていないので、
全てのプレスリリースはあまり良くないと思っていて、
15:01
そこもコピーライターとかちょっと畑地外の人に書かせることによって、
リリースの抑えられるところは抑えた上で、少し逆算的に書かせるみたいなことをやる。
あとはもう少しコンセプチュアルに尖らせたリリースを書くとか、
そういうことによってパフォーマンスが圧倒的に上がると思うんですよね。
なので、プレスリリースを書くっていうのは良いんだけど、
報告原稿でも良いと思うし、プレスリリースをコピーライターに書かせるでも良いんですけど、
最初に書面開発を引っ張る上で走らせるのとしては、
PRの処理をまとめさせるというよりは、コピーライターに任せて、
少しアフレティブジャンプを踏まえたものとして、半歩先ぐらいのところまで持っていかせる
ということができれば理想だと思うんですよね。
なので、それはちょっとチャレンジ性価値があるかなと思っています。
確かにコピーライターって、伝えたいことをいかに少ない文章でパッと伝えれるかみたいなところは
コピーライターが一番得意だから、PR人材よりもコピー、
特にタイトルを作るっていう意味では絶対そっちの方がスキルはあるだろうし、
あとはPR、プレスリリースで最も使われている言葉は最近SDGsらしくて、
みんながSDGsって言ってるので、そうすると全部同じようなプレスリリースになっちゃう中で、
それをどう尖らしていくかって考えた時に、PR人材だけでは難しいから、
コピーライターが入って書くのがいいでしょうね。
そうですね。当てにいったんだよね。
そうですね。今これが流行ってるのでこれで書きましょうみたいな感じになっちゃう。
文脈を考えるところはPRの人が一緒に入った方が、
メディアの人がどういう文脈で興味を持ってくれるかわかるので、
そこは一緒にディスカッションしたらいいと思うんですけど、
最終その一つの言葉にまとめていくとか、
あとはプレスリリースとか戦略PRとか考えると、
いかに人のことの派に乗せるのかみたいなところを考えると、
PRだけの人だとちょっと荷が重いかもしれないですね。
そうなんですよね。
マーケティングの記事とかを読んでも、
やっぱりPR型の人の記事って冗長で長くて、
もう読まれるだろうっていう前提で書いてるんだけど、
基本的には面白くないんですよね。
そう見たことがなくて、
ある長野県とか何とか県とかの地方の市役所の何とかの特産官の話を、
入口から順に語られたりするんですよね。
興味ないですよって話やから。
なんで自分たちがそれを読まないといけないのか、
そこにはどういうワウがあるのかみたいなのを、
先に教えてくれないと絶対に読み進めないですよね。
そんな退屈な地方の特産官の話を、
つらつら入口から書かれたりするわけですよ。
18:01
そういうのって割と多いんですよね。
絶対ありえないんだけど。
プレスリリースってそういうところが多くて、
それは別に良くないんだけど、
でもなんかそういうものだみたいな感じで、
みんなそれを模倣し合ってるみたいなところがあって、
そこはちょっと最低限は絶対しないといけないとは思ってます。
というところですね。
コピーライブはもう一つやるメリットとしては、
そもそも商品開発自体ですけど、
何が作れるか、自社が何が提供できるか、
ということももちろん大事なんですけど、
逆にマーケットインの視点でいうと、
結局買う人が何に感動するのかみたいな。
そうしたら絶対早いじゃないですか。
これ欲しいなって思ってくれるポイントをまず発見して、
それを追いつけていくっていう商品開発の方が
絶対に強いわけなんですけど、
そこの新しい視点とかニーズを発見する、生み出す、
これをコンセプト化してとかっていうのってPRはできないと思うんですよね。
これは本来コピーライターがやってることを
少し応用した方が早いと思っていて、
なのでそこは本来はコピーライターという人が
その視線して手を挙げてやっていくべきところだったと思うんです。
最近の潮流から言うと。
だけど行動的な、冒頭に話したような行動的な問題があって、
現実は全員折り絵待ち状態。
問いかけられたら一生懸命考えますけどみたいな感じで、
現実ではそういう話が一切こっちに回ってきてないみたいな状況なので、
そこはちょっとどうかなっていう感じですかね。
なるほどね。
っていうところですね。
ふがふが言いながら、実際どうやねんみたいな話もあると思うんで、
一個一個こうしたらいいんじゃないかみたいな話をしつつ、
僕実際こういうことやったよみたいなのもちょっと紹介しつつ、
イメージも具体的に保管していきつつで、
全然机上の風呂なくて普通にできるかなっていう話なんですけど、
ちょっとわかってほしいなと思うんですね。
まずはこの商品開発シーンでコピーライター的な人が活躍するっていうので言うと、
僕はシャンプー作ったことがあって、
そもそもコピーライターっていろんなブランドと面識があるじゃないですか。
だから1年で少なくとも3、4のブランドをやるし、
多い人だと10個、20個とか、メディアだともっとやるんですけど、
だーってやると、あれ?これとこれって意外と哲学に似てるなとかあるんですよね。
あるいは友達のコピーライターと話してる中で、
あんたのブランドと僕のこのブランド、志一緒だねとかっていうのもあるんですよ。
21:06
そのシャンプーはまさにその事例で、
下北で飲んでいた友達のコピーライターが、
青山フラワーマーケットのブランド担当だったんですよ。
プールっていうチームの中で青空のブランディングをずっとやってたんですよね。
こんなのやってるんだって。
飲むたびに情報経由してくれるわけです。
僕はユニリーバのシャンプー、タックスのシリーズなんだけど、
ボタニフィークっていうボタニカルシャンプーブームが起きた時に、
ボタニカルの中でも鼻のボタニカルっていうのをした商品だったんです。
このボタニフィークっていうのがね。
なので、なるほど。鼻のボタニカルっていうブランドエッジを立てたいんだなって思った時に、
あれ?そういえば昨日飲んだあいつ。
青フラワーマーケットの話をしたら、
香水を作ってるんですよね。めちゃくちゃこだわった香水。
鼻臭い、青臭さをあえて残す香水みたいなのを作って、
こういう香水、鼻臭さみたいな考え方ってすごい合うんじゃないかなって思ったんですよね。
だから、シャンプーの中に鼻臭さみたいなのを加えたりすると、
鼻っていうブランドエッジが強調されるじゃないですか。
青フラっていうブランドネームを含めて。
なので、そこでコラボ商品作らないって言って、
いいねって言って、まずはインディーディーバーのダイレクトに提案して、
インディーディーバーさんに買ってもらって、
一緒に青フラさんに行ってみたいことを色々やってみたので、できたっていうのはありましたね。
へー、すごい。コラボレーションをコーディネートしたわけね。
そのアイデアを作ったってことだ。
そうですね。だから、もともとのコンセプトとブランド同士をつなぐってことでやったっていう感じですね。
こういうのは全然できると思うので、ガンガンやるべしっていう感じだと思いますね。
確かに。
これはね、コピーライターの仕事として普通は想起しないけど、こういう価値もできると素晴らしいですね。
そうですね。こういう仕事で一番大事なのって、
お互いのブランド同士の志をつなぐっていうところなので、
ブランド論として語れないといけないんですね。
表層的な話だとお互いすごい警戒感が高まって、
ブランドってすごい繊細なものなので、
そこをちゃんとブランド語として語れないといけなくて、
ちょっとPRの意味が重いと思うんですよね。
ブランドを預かる仕事をやっている人たちが、
ブランドの言葉としてお互いをつなげるっていう翻訳をしないと、
24:01
なかなかスムーズにいかないと思うんですよね。
ここをつなげるっていうことを。
なるほど。
というのが1個ありました。
他のシーンでの活用例としてはですね、
コピーライターの活躍の場案としては、
広報PRですね。
さっきのお話に出たとおり。
もっと言うとだから、
編集的な場所みたいなところになるかと思いますね。
SNSリリースとかSNSの発信とかっていうのも、
短文を作るっていう意味では、
コピーライターの方が上手いところもあると思うんですよ。
だけど基本的に一切手を出していないっていうのがすごい不思議で、
そこはもっとやった方がいいんじゃないの?って思ってますね。
なるほど。
SNSみたいな大量にコンテンツを作るものに
コピーライターを巻き込んだら大変かなと思うんですけど、
そんなこともないですか?
若手のコピーライターとか多分手余ってると思うんで、
ガンガン動員していいと思うんだよね。
なるほど。
昔言いましたけど、
発信したものがダイレクトに反応として、
いいね、リツイートとかコメントとかで、
フィードバックをもらわないと、
コピーは磨かれていかないと思うんですね。
コピーというか言葉の力は。
なのでそういう意味でも積極的にやった方がいいと思ってるんですよね。
なるほど。
でもあんまりやらないですよね。
お呼び越しですよね。
ただダイレクトのコピーライターがいきなりできるかというと、
割とそれは難しいなって思っていて、
メディアのメディア視点、
メディア発想っていうのは確かにあるんですよね。
プレスリリースとかだとね、特にそうですね。
だから世の中ごととして何が興味が持たれるかみたいな、
割と水平の視点はコピーライターが弱かったりするんですよね。
深掘りの縦の視点はコンセプシャルに掘り下げていくみたいなのは上手いんだけども、
水平のどこを掘るかを間違えることが多かったりするので、
これはメディアの編集視点なわけですよね。
ここは別途必要ですけども、
そんなに難しくないですよ、ここは。
身につけようと思って意識すれば多分すぐ身についてくるものなんですよ。
コピーライティングみたいにそんなに深くて深遠な奥義みたいなものではないので、
これは普通に学べばいいと思うんですよね。
これどういうところだと学べるんですか?
メディアの編集視点みたいなところって。
メディア関わればいいんじゃないかな。
というのは関わる機会がなければ、
例えばタイトルとか見出しをスキップアップしていくみたいなことですね。
アンランとかデイリーとか、
27:00
僕今でも定期的にやってますけど、
あとブルータスとかのネットでタイトルが転がってるんでね、
どういう特集とかどういう企画が転がされているのかっていうのを
バーッとスキャンしながら気になるやつ。
あんまり勉強になることはないんですけど。
これいいなっていうのはこれいいなでメモってツイートすればいいと思うし、
いいなと思ってなくても、
あんまりこういうトレンドなのねみたいなところがあれば、
それはそれで一つの築きなので、
確認という意味でそれをツイートするみたいなことをやっていくことで、
メディアが何を考えているかっていうところが見えてきますよね。
メディアだったら、
例えばライフスタイルメディアであれば、
1年前と今だと基本的には同じ特集が繰り返されていくんですよね。
特集の切り口が少しずつアップデートされていくので、
そこでどのようなアップデートがされているか、
見ることで流れが分かったかっていうのもありますね。
その辺りのコツはあって、
そんなに時間もかからないので、
これは習慣的にやればいいかなと思っています。
そうすると、
コピーライターもハコード、ケトルみたいな感じの活躍ができるわけですよね。
なるほど。
ケトルみたいな活躍ってどういう感じで使ってます?
ケトルは、だから世の中ごと化をするのが上手いですよね。
だからまずローンチは概念を流通させるみたいなところ。
ケトルにはこういうメディアに取り上げさせる。
彼らでいうと、このようなインプットを出せば、
一本ずりのメディアはプレイスリリースではなくて、
一本ずりをするので、
こういうインプットを入れれば、
多分こういう見出しで出してくれるだろうっていうことが
ほぼ100%わかるらしいんですよね。
そこまでメディアを知るっていうことなんですけど、
っていうところまでいくと、
まずは露出を狙って出せる状態になります。
概念を流通させた上で、
本ちゃんの広告アプローチができます。
みたいなところですよね。
ニュースを作るというところまでを設計した
プロモーションになってるってことですね。
そうですね。
逆に言うとメディアの立場、
僕メディアにもいたんだと思うんですけど、
すごい的確な提案をされたら、
それは取り上げますよ。
メディアはニュースソースが植えてるんですよ。
だからそれがブランド的なメッセージであっても、
取り上げる必要があると思えば取り上げるし、
それは逆に言うと取材コストが下がるので、
メディアとしてもありがたいはずなんですよね。
だけどほとんどの売り込みを無視するのは、
メディア視点になってないからですよね。
なんで今取り上げないといけないんだっけみたいな。
今うちのメディアの最新の記事見てます?みたいな感じなんですよね。
30:04
今のやつ見てたらこんな提案じゃないと思うんだけどな。
とかって思うんだけど、忙しいので基本的にメディアって。
いちいちこうじゃなくて、あじゃなくて、やり取りはしないんですよ。
だから基本全部無視するっていう感じになるんですけど、
うまく売り込まれたら全然話は聞くし、
それはそれでお互いウィンウィンな話になるので、
ということですね。
なるほど。
今実で僕やってるのは、SNSとか割とやってるんですけど、
メディアの記事の読みどころを毎日ツイートで予約して配信するみたいなことをやったりはしますね。
なので応用例で言うと、たぶんオウンドメディアとか、
大学のちょっと難しい話とか、
全部バーッとマイニングして、
それをツイートに切り出してとかっていうのもどんどんできていくなと思うので、
ちょっと余裕があればそういうのも、
そういう仕事を作っていきたいなと思っているという感じ。
これいいのはね、書く人はめっちゃ勉強になるんですよ。
なるほど。
予約するから、自分の知らない記事を一本読んで予約しないといけないから、
効率が良いか悪いかで言うとそんなに良くはないんだけども、
すごく勉強になりますっていうところと、
ツイートでこうやってやったらどうかなっていう反応がリアルタイムに来るので、
勉強になるんですよね、そういう意味でもね。
なのでそこですかね。
ちゃんと予約をして、どのような予約をするかというと、
まず受け手が知っている知識レベルはこの辺りだろうっていうのを想定するわけですよ。
想定した上で、そのちょっと先ぐらいから話し始めて、
少し認識を進めてあげるんですね。
だから知っているところからスタートして、
5歩ぐらい進んだら、何か学んだ感があるじゃないですか。
いきなり知らない話から始められて、知らないところまで行かれたら関係ないよって話になるし、
知っているところから始まって、知っているところのままで終わったら何も損した気持ちになりますよね。
ちゃんとここから始点と終点がすごく大事なんですけど、
そこをどこかなっていうのを睨みながら、
一度一度のフィードバックを毎回もらうので、
それで確かめながら、毎回その尺度を測っているって感じですね。
そうすると、一個一個のツイートの中で読者も賢くなる。
書き手も賢くなりますね、もちろんね。
その先に促したアクションとかっていうのも、ちゃんと取れていくわけですね。
なるほど、そういうことか。
だからただ単に記事を要約をして、いい感じに伝えるっていうのではなく、
読手にとって、この話題だったらここまではわかっているだろうなっていうところの距離にちょうどいい感じのボールを投げるみたいなところが、
コピーライターの腕の見せ所なわけですね。
そうですね。
確かに。そこはいいですね。
33:01
漠然とSNSだから140分埋めれば良いということではなくて、
コピーを書くような制度で書けば、反応とかは全然違うんですね。
一個一個のツイートで学んだなという感覚を日々積み重ねていくということって、
どういうことなのかというと、これはブランディングにつながるわけですよね。
一個一個はその先の記事に遷移したりして、アクションを取ったりリードを取ったりということになるんだけど、
投稿自体はなるほどが積み重なっていくので、
そうするとリーダーシップってやつですね。
この業界でこういうことに関してはこのブランドが詳しいよねとか、
このブランドが割と意見をリードしてるよねみたいな認識が醸成されていくということですね。
なるほど。
こういうSNS系もコピーライターならではの反応の仕方があるかなと思っています。
もう一つは、方法のちょっと横滑りがあるけど、
採用方法って最近聞きますよね。
はいはいはい、多いですね。
要するに中途市場が割と今活発になってますと。
もう求める事業部事業部ごとに、この人が欲しい、こういうスキルが欲しいっていうのが、
割ともう明確になっている中で、新卒からぶわっと復活で取って、
そこに育てていくっていうのがちょっとスピードが間に合わねえよみたいなのがあって、
中途採用市場の取るための採用方法みたいな人が増えていて、
この人たちってどっちかというともうマーケターですよね。人材マーケターだと思うんですよね。
このスペックの人を取りたいみたいなところをピンポイントで指していくみたいなところなんですけど、
既存の人事でいうと、その既存の人事が事業部のことも理解しきれるのも大変だし、
言葉に言語化してコピーにしてね、求める人に刺さる言葉で訴求するのも難しい。
難しいですね。
だから今、事業部の人がやったりすると思うけど、そこは大体できるんじゃないかと思うんですよね、採用方法。
ピンポイントで借り取るっていうのもそうだし、
あとは、そもそもとしてのその会社の働きがいみたいなのも、コピーライターが言語化した方がいいと思うんですよね。
確かにそうですね。採用の時も、まずは自社の採用に興味を持ってもらうっていうのも大事だし、
あとは興味を持った中で、いろいろと調べていって、やっぱりこの複数社ある中でこの会社にしようと思ってもらわないといけないので、
まあそこはね、非常にマーケティング視点が求められるけれども、そこまで全部できるかっていうとなかなか難しいでしょうね。
36:03
なぜうちの会社で働くべきなのかみたいなところって、ほぼ締めていってないと思うんですね。
新卒のホームページでも締めていってないと思うんだけど、中途だとモッポっていうことですよね。
なので、そこですよね。なんかね、社員インタビュー出して見越してると思うんだけど、社員インタビュー長いからね。
長いですね。
全部読むの大変ですよみたいな話だと思うので、一言で言うとどうなのみたいなところは割とコピーライター強いし。
確かにね。名前の知ってる会社だとね、それでなんとなくわかるしイメージもあるけれども、
名前の知らない会社とかの中身を伝えようとすると、何か一言ね、キャッチコピー的なものがあるとわかりやすいんでしょうね。
昔、無社修行制度みたいな言葉を提案したこともあるんですけど、ベンチャーとかって割とそういうことやるんですよね。
他社にちょっと修行に出して、ただでこういうSEを立ち上げとかをうちの社員に手伝わせてやらせて、社員としては経験を積ませる。
他の会社はね、別にただでやってくれなかったらもうやってくださいっていう話なんですけど、そういう人はあまりいないですよね。
だけど自社社員としてめちゃくちゃスキル上がるみたいなところをやる。
だから持ち出しはその人の人権費3ヶ月分なんで、それでその人材が育つとか、全然違う、自社にはないスキルが得られるみたいなところもありますわと。
あとは人脈ですよね。完全なネットワークが見つかれるっていうのもあるしみたいなところで、
そういうのって制度として名前をつけた方がエッジが立つんじゃないですかっていう提案があって、
それは無社修行制度っていうのがあるよっていうので、インタビューの中でふわっと出た話だったんだけど、
それをコンセプト化して立たせた方がいいですみたいな提案があったのが分かりますね。
確かに。一つその制度があるだけで、メディアにも乗るだろうしね。
自社のことを知ってもらう一つのきっかけにはなりそうですね。
そうですね。
僕の前職の会社でもありましたよ。サシ飲み制度って言って、サシで飲みに行ったらタダになるとか、
あと浮世離れ休暇っていう。何年やったかな。3年か5年勤続してると2週間ぐらいお休みが取れるっていう。
浮世から離れて自分でやりたいことやってくださいみたいなそういう休暇があって、
そういうのも英語で言葉があるんですよ。そういう長期休暇のことを夏休み的な言葉があるんですけど、
そういう言葉じゃなく浮世離休暇っていう名前にすることですごい面白い制度に聞こえるからいいなって思いましたね。
39:00
制度っていうのは経営の意思じゃないですか。社員に対して明確なメッセージであり、同時に約束なので、
それはやっぱりすごい大事だと思うんですよね。そういうわかりやすいネーミングにして普及させよう。サバティカル休暇だね。
あーそうそうそうそう。正式名称で言うとそれだね。
やっぱり明確に意思として示すものは制度名だと思うので、それをアピールするっていうのはあると思うんですよね。
そうだね、確かに確かに。
あとわかりやすい大手で言うとLINEのマーケター募集みたいな案件もあって、
マーケターがなぜLINEで働くかというと、いろいろありますけど、LINEってユーザーデータが膨大なんですよね。スマホの数ぐらいユーザーデータがいるわけですよ。
だからそれを分析できる。行動とか全部把握できたりするので、どこの人がどこで何をしてどこで何を買ってみたいなのがわかる状況はLINEでしか得られないですよね。
だからツイッターの3倍くらいのユーザーがいるんですよ、日本の。
それ、要はマーケターとしてはデータが膨大にあるってことは圧倒的に有利じゃないかと。自分の成長という意味においても。
同じような事例、わかりやすい事例で言うと、将棋のハブ世代を打ち破ったAI世代がいますよね、今ね。
彼らって、やっぱりAIとずっと取り組んだことによって、情報ハイウェイっていう考え方があるんですけど、圧倒的な情報空間に身を浸すことで、既存のそこにはない人たちとはちょっとレベルが違う。
アウトプットが出せるっていうことがあって、インターネット化になった今では割といろんなところで起きているっていうことで、そういうことがマーケターでも起こるんだと。
こういう日本で一番情報がユーザーデータが入るところに身を浸すことは、要はAI世代、将棋で藤井くんみたいなAI世代になるように、情報ハイウェイに入るってことなんだよ、みたいな翻訳をしたりとか。
パッとね、成長したい人は絶対に来るよね、みたいなそういう文脈を作るとかっていうのをやってますよね。
確かに前提としてね、そういうデータがたくさんあるところで成長することが大事なんだっていう前提条件を作れば、会社選びの時にLINEが選ばれる可能性は相当上がるし、でもそれも言わないとわからないですもんね。
言わないとわからない。
LINEでマーケターしないかだけだと、なんとなく良さそうだけど、何が良いかって言われるけど、なるほど、天才になれるのねって思ったら、くらいかな。
なるほどね。
42:01
まあそんな感じですね。
最後はシーンとしてはね、経営理念構築のシーンっていうのがこれから熱くなるなと思うんですよね。
よく聞きますよね、パワーパス経営とかミッションビジョンバリュー、MVとか流行ってるじゃないですか。
ですね。
でも何か策定しましたとかってニュースで、うーんってどんなの?って見てみたら、なんかね、未来の安心を共に作ります、ふんだか、みたいな。
マジ何も言ってねえな、みたいなのがパワーパスになってたりするわけですよね。
なので、いやどうやねんって思って。
本当に良いなって思うパワーパスは本当に少なくて。
ここ、僕ね、前々からやりたいなって思ってね。
で、何かね、やりたいなと思うと、引き合いが来るもので、
今割とね、地方のね、いろんな面白い不動産会社の、面白いこだてをね、立ててる会社さんのブランディングをやってるユニービオさんっていうダレテンさん?ブランディング会社さんなのかな?
と、いろいろね、地方の面白い会社のパワーパス策定とかMVとか、スローガン作ったりとかやってるので、
自分なりに日本人を、これがミッションビジョンバリューだ、みたいなものを探し中なので、
ちょっとまだね、表に出せるものがないんですけど、いくつかまとまった時点でちょっとまとめてご紹介をしたいなと思ってるので、本当に面白いものができてますと。
なるほど、確かにMVも商品のコピーを作る時も、その商品の隠れた魅力をコピーで引き出すっていうところがあると思うんですけど、
MVも会社にとって商品っていうか、コンセプトみたいなところだから、その会社の隠れた魅力みたいなところをきちんと言語化をして、
そうそう、これまで言語ができてなかったけど、そう言いたかったんだよっていうのをMVPは作るべきであることを考えると、それってコピーライターはこれまでやってた仕事に近いですよね。
そうなんですよね。だから往々にして、ミッションビジョンバリューみたいな固い話になると、経営者の話をまとめがちなんですよね。
整理することを聞き取ることで、救急車って、こうですよね、そうだ間違ってはないみたいな話なんだけど、多分経営者としても、俺が言ってることや、なんでこれにこんな払うのみたいな話になるんですよね。
社員としても、いつも聞いてる話なんで、改めて掲げられても入ってこんわみたいなことだと思うんですよ。
それでね、いけるんだったらなくてよかったって話やもんね。同じこと言ってるわけやもんね。
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割とそういうの多いんですよ。それしかほぼなくて、だからそこはやっぱりコピーライター入んないとダメだろうなって常々思ったんですよ。
で、僕はまあ提案するときに、折り絵のときに必ず自分のハードルを上げるというかプレッシャーを上げるために、もう一人の自分にプレッシャーかけるために。
いつも言うんですけど、アウターにね、外で、要はミッションであってもビジョンであっても、スローガンとして外に出して通用する制度の言葉でないとキャッチーな気のあるものじゃないと結局インナーにも響かないんですよ。
社員だって同じ人間なんだし、別に会社のことに100%コミットしてるわけではないから、やっぱり良いものは良いしキャッチーなものは好きになるし、無味乾燥な言葉はやっぱり無味乾燥ですよ、インナーはね。
だからそこは大事なので、やっぱりビジョン、ミッションとかも広告で使える程度のキャッチーな言葉にしないといけないってまず宣言してから考えるっていうことをやってます。
結構MVBとかって文脈っていうかその会社の中でのことをすごく知らないと作りづらいかなと思ったりするんですけど、その辺ってどうなんですか?どうやって理解をするんですか?相手の会社のこと。
徹底的に聞くっていう感じです。
ヒアリングの日は本当は社長と丸一日一緒にいますね。
インタビューが3,4時間とか半日と、実際の建物を見ながら2,3軒回って、まずエリアですね。エリアがどんなところか、そこにどんな建物が建ってるか。
実際のお客さんの家は入れないけど、モデルハウスは入れるので、モデルハウスに入って説明してもらって、ほぼ丸一日一緒みたいな感じ。
そこまで言うと、社長のいつも考えている景色が見えてくるんですよ。自分の中に。
同じような景色、その社長の景色が見えてくるので、宿ってくる感じかな。
じゃあもうあとは掛けるんですね。
なるほど。
っていう感じですね。
素晴らしい。でも一日いるだけで掛けるってすごいね。
いい経験ですよね。一人の社長の人生を掛けた一端を凝縮して見せてくれるんですよね。
だから、その日はクタクタになりますよね。
はいはいはい。
クタクタになりますけど。
でもこれ続けていくと、一個一個の仕事とは別に視界が開けそうな気がしますよね。
社長だから、このマーケの話だけじゃないですよね。
確かに確かに。
人事の話とか、キャッシュフローの話とか、世の中の話とか、社長同士の関係の中でこういうことがあるよねみたいな話とか。
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あとは稲森和夫的な哲学の話とか、いろんな話が出てくるので、本当に勉強になりますよね。
毎週やると疲れちゃうと思うんですけど。
確かにね。
毎日1回2回ぐらいそういうのをやって、すごく勉強しながら、自分なりのコピー感っていうのをまた作っていってるっていうのが、どれくらい最近は熱いですかね。
どんな作って見せたときの相手のフィードバックっていうか、どんな反応があるんですか。
今実際は2社提案してて、2社は一発OKのところが1個と、
もう1個も、一発じゃなかったけど基本一発OKかな。
追加提案とかもしたんですけど、それも含めて気に入ってもらった感じですかね。
どっちかというと、語った言葉ではないです。やっぱり提案したものは。
語った言葉のちょっと先とか、全部を含めるとこういう価値観になりますよねみたいな話とかをまず整理するんですけど、そこの価値創造が多分僕の関与する意味だし、そこで喜んでもらってる感じがしますよね。
商品のニーズとかインサイトを深掘るように、会社のインサイトを見つけるみたいな、そんな感じですね。
これまで御社がやってきたことって、要はこういうことですよねっていうことのミッションビジョン化流なんで、商品のコピーよりももっと全てが貫いた一言が必要なわけですよね。
それは、いろんな授業があるので、いろんな授業も含めて全てを貫ける。あとは過去現在未来を含めて全てを貫く一言がいるわけです。
過去現在はあるけど未来はないので、未来も含めた言葉を作らないといけないんですよね。
なるほど。
そこができると、多分相手はコピーライターをかましてよかったなって思ってくれるはずなんですよね。
確かに確かに。
そこを頑張ってやってますね。
いいですね。ジンボさんは元々メディアの仕事の再定義をしたんでしたっけ?
そうですね。
再定義、そうですよね。
はい。
次にコピーライターの仕事の再定義をしていってるっていうのはさすがジンボさんって感じですね。
もう再定義好きですから。
素晴らしい。
なるほど。
でも確かに聞いてそういうところもコピーライターの思考の仕方としてすごく似てるし、
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そういう思考ってあんまりしないので、普通インサイトを見つけるみたいなことって普通の仕事の中ではしないので、
そこはコピーライターに任せた方がよりいいものができそうだなって僕も聞いてて思いましたね。
そういう発想は一般の事業会社とかでもなかったりすると思うんですよね。
ミッション・ビジョン・バリューはコンサルだけに任せるとか、自社で考えるとか、経営が考えるとか、
みんなでグループワーク、ワークショップして作るとかってあるんだけど、
ワークショップはもちろん大事なんだけど、ワークショップだけだと飛距離が出ないんですよね。
やっぱり足元の話になってしまうから、一発バックスクリーンにバーンと放り込んだ方が話が進むっていうのはあるんですよ。
なのでそこはコピーライターかます方が話が進みやすいのかなって思うんだよね。
ある程度ベクトルがこっちだって決まった上でワークショップとかもやった方が進みがいいと思うんですよね。
という意味でもオススメです。
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さて今週の明日使える聞くネタ帳マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
今日はコピーライターが広告以外の領域でも活用されるという話だったんですけど
そもそもの話で言うと広告の現場自体での立ち位置も決してよくないというか活用されていないという課題があるんですよね。
なので僕の会社ホイポイプロダクションズって会社なんですけど初めて言ったような気がします。
そうだね。言ったことなかったかもね。
ホットウェイカプセルの形のオフィスで胸ワクワクのアイディアを作ってますってことなんですけど
相手にしたいのが鳥山明出世代とかのマーケターと一緒にワクワクしたいぞみたいな意味を込めて
ホイポイプロダクションズっていうのもあるから私好きに連れて行ってるかなとかですね。
マーケターにワクワクしてほしいみたいな意味でつけたんですけど
そこのスローガンを遅れ伸ばせながら作ったんですけど
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これは企画のミキは言葉で作るっていうスローガンにして
言葉で軽く遊んでるわけですけどみたいな感じですね。
意志はそういうことなんですよ。
現実は全然そうはなってなくて
なんかコピーってデザインありきでそこにちょっと添えられてる感じ?
なんか料理のパセリみたいな感じでコピーがサラッと置いてあるみたいな
だからデザインなんだよねみたいな感じ?
すごい皮肉なんだけどコピーがデザインの就職後になってるんですよ今は。
それはまずいだろうと。
本来は逆だったはずですよね。
コピーがあってってことですよね。
真ん中がコピーなはずなんですよね。
コピーがある。はじめに言葉ありきですよ。
コピーがあってそれを形作る、具体化するデザインが入ってくるってことなので
それが理想だし、普通はそうですよねって話なんだけど
現実はそうなってないんですよ。
なぜかというと、たぶん現場の期待値が下がっちゃってるのかなって思うんですね。
自分でマーケットの仕事とかやってきた中で
コピーがまずバーンと入ってきて
ああそうなんだよそうなんだよ、ここに行こうよみたいな感じで
じゃあデザインはこうなるよねとかって
そういう解決が体験してないんだよねみんなね。
だからどんどんどんどん言葉自体の期待値が下がっていって
最初のファースト会議で
どうしようか、こんな方向性だよねみたいな感じで
とりあえずデザインやってみましょうか。
なし崩し的に仕事が進むみたいな。
デザインはパッと進んでる感もあるし
ブラッシュアップした感もあるからいいんだけど
そもそもの骨格のないデザイン作業って全く意味がないので
うまくいってない。本本原因なんですね。
なるほどね。確かにコンテンツというものが大量にできすぎているし
作るものも増えてるじゃないですか。
だからそういう中で本来はきちんとコピーを作り
きちんとデザインをしていくべきなものを
とりあえずたくさん作らないといけないから
思いついたままに作ろうかみたいな形で
まさにスローガンでいう企画の密基っていうか
きちんとした他ではない、ここにしかない価値を定義して作るのではなく
なんとなく強豪企画を作ったものが増えているので
そういうコンセプトから何かを作るっていう経験をすることが減ってるかもしれないですね。
減ってるんだと思いますね。
デザイン作業に入ってしまうと
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あれってわりと情報量が多いじゃないですか、デザインって。
だからある程度A方向、B方向、C方向作ったら
それをブラッシュアップするみたいな話になるので
XYというのを検証しなくなっていくんですよね。
だから本来は良くなくて
逆に言うと言葉であればすごい軽いじゃないですか。
だからまずはもうここしかないねを
言葉だけでバーッと検証しつくして到達するっていうことが
できるはずなんですよね。
なのでまずはそこやるべきだろうということで
そうなってないのは単純にコピーライターの技術不足だと思うんですね。
だからそれはデザイナーも誰も悪くなくて
コピーライターが悪いわけです。
だと思うんですよね。
コピーライターが入ってないことも多いからね。
だからそういうところにはコピーライターを本来入れて
そこはマーケターの問題もあるよね。
そこまでのものを作らないといけないのであるっていう
定義がないままに作ってしまっているから
コンセプトがなく作っちゃってる部分もあるかもしれないなぁ。
そうですね。
まあそうなんですよね。
情報量の話って割と大事だなと思ってて
音楽業界って音楽、MP3とかって情報量が小さいじゃないですか。
だから動画とか他の実のプロダクトを見るものよりも
ビジネスモデルが進みやすいらしいんですよね。
ラディカルな変革が真っ先に音楽業界に訪れて
それを後追いして他の動画サービスとかプロダクトとかが
追っていくみたいなものがあるらしいんですよね。
音楽で言うと最初にレコードがあって
デジタル化してCDになって
一気に音楽が割と普及しましたね。
レコードも普及したけどより誰でも持つような時代になり
日本で言うと音楽でミリオンが当たり前みたいな時代になって
こんなアーティストができてみたいな基盤ができて
ポータブルであるAMDにいってMP3とか
今MP3とかだとタブスクのモデルに繋がったりとか
iTunesみたいなデータとかを自分の好みに管理できる
ものができたりとかっていうものになってますね。
それが今動画とかファッションとかそういうところに
波及をしている学校なんですけど
そういうデータの軽さっていうのはすごく大事で
広告の仕事において言うとデザインよりもコピーなんですよね。
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コピーの中であらゆる仮説をグルグル検証して
仕切った上でデザインに引き継ぐっていうことをしないと
やっぱり検証しきれないんですよ、絶対に。
データが多いからね。
確かに。一個一個作るのに時間もかかるもんね。
画像デザインとかだとね。
コピーの方がたくさん作れて検証もしやすいですよね。
そうですよね。
だから手を挙げるときなんですよね。
企画の最初にまず僕が走りますって。
手を挙げて走って結果を示すってことをやらないと
これ変わらないと思うんですよね。
もう期待値下がっちゃってるから、今は。
だからそれをやっていきましょうって思ってますみたいな話ですね。
なるほど。
他の領域広げるのはいいけどさみたいな。
そもそもちゃんと広告もあるぞって僕は思ってます。
いいですね。
コピーライターという仕事がより重要になってくる時代を作っているわけですね。
重要にしていきたいと思ってますよね。
でも全然可能性はあると思うし
なんかこううまく噛み合ってないなっていう感じがすごいしてるんですよ、昔から。
そうですね。
なんかこうコピーなんてAIで作れるじゃんみたいな風潮もありますからね。
やっぱりその時点でコピーというものに対する前提条件から間違ってるもんね。
大地がだってね、すごい下がってるからね。
AIでも作れるじゃんみたいな。
AIで作るようなやつを求めてたんだったらそれはAIで作れるけどさっていう話ですね。
なんとなくいい感じの言葉にするっていうことではないから仕事はっていうことだよね。
この間もWBSからも言ったら
イベントのコピーをAIを使うことによって
2ヶ月かかっていたものが1ヶ月になったっていう例を紹介されてて
1ヶ月かけて作ったコピーは何かというと
いろんな、展示会のイベントのコピーとかね。
それがなんとかなんとかの新潮流っていうコピーなんですね。
はいはいはいはい。
は?って話なんですか。
それを1ヶ月かけて作ったんですかっていう話なんだけど。
はいはい。
だからそのレベルというか、ともそもコピーの正解を知らない人が多いんだよね。
それはだからコピーではないよね。新潮流っていうのはどういうかっていうのがコピーなわけで。
確かに。
それは作るんだったらAIの方が得意よね。
新潮流の言い換えをたくさん作るのは絶対に人間よりAIの方が得意だもんね。
そうそう。無限にできるし。
新潮流なんて2秒で思いつくよね。別に人間でもね。
1ヶ月かける必要はないと思うんだけども。
確かに。
マンションポエムみたいなやつはAIがたくさん作ってくれますね。きっとね。
うん。作ってくれますね。
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そういうわけじゃないんだと。
そうなんですよね。
ということはなかなか伝わってないかもしれないですね。
伝わってないんだよね。
でもこれあれですね。
ジンボーさんのアプローチによってどれだけコピーライターの仕事にまたスポットライトが当たるかっていうのは楽しみですね。
そうね。
いっぱい仕事をもらわないといけないですね。
確かにね。
ただ単に回していくっていうわけじゃなく、再定義をしていくっていうのは、
その再定義されたものの価値がまた変わってくると思うので。
そうですね。
ジンボーさんらしいいいアプローチだと思いますよ。
ホイッポイプロダクションズらしい。
ちょっと名前もね。
ドラゴンボールっぽいというか。
ちょっと冗談かなと思う感じがいいよね。
そうね。
個人会社だから別に何でもいいわけですよ、名前は。
確かに確かに。
だったらワクワクするほうがいいじゃないか。
いいねいいね。
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さよなら。
さよなら。
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