1. 本そば ポッドキャスト休憩室
  2. #23 本と異業種のコラボ
2021-11-07 40:13

#23 本と異業種のコラボ

spotify apple_podcasts

本を異業種とのコラボや施策を絡めて売ることについて。


おたよりお待ちしてます。
投稿はこちらから↓

https://onl.tw/kCqVN1W

00:05
本のそばには楽しいことがある思っとうに、書店遺歴25年の元書店員すずきと、
出版取引7年、出版社営業13年、現在書店と出版社をつなぐ一冊取引所運営1年、少々のわたなべの2人で、
書店員や出版社、一般読者からの素朴な疑問に答えるポッドキャスト休憩室でございます。第二シーズン。
第二シーズンです。本のそばには楽しいことがあるということで、前回は雑談でリハビリを兼ねてということで。
舌はなめらかになりましたか?
はい。2本目の収録ということで、いただいたご質問にお答えしていこうと思います。
さあ、始めますか。通常営業で。
それでは、ラジオネーム、ヨバンサード・バブリー・ヤギ太郎さん。
またかよ。
ヤギシリーズの。
ヘビーディスナーだな。
ヘビーディスナーのあの方ですね。ありがとうございます。
ありがとうございます。
ご質問というか、ちょっと読み上げさせていただきます。
古きを尋ね、新しきを知る。すずきさん、わたなべさん、お元気ですか?
あったよ。
おんこちしん、すばらしい言葉ですね。
さて、質問です。
関係ねえよ。
さて、質問です。
はい。
お二人は、ネイティブな発言でお願いします。
どういうこと?
ビジネスパーソンとして。
知らんの?
ビジネスパーソンとして、日々とても意欲的な仕事をされていますが、
最近、世間では異業種同士での組み合わせで商品を発売することも増えています。
うん、もちろん。
すずきさん、わたなべさんが当事者だったら、どのような会社や商品を絡めて本を売り出したいですか?
例えば、すずきさんの出身地の隣の市に本社がある岩下の新生がでおなじみの岩下食品さんとコラボレーションするなど、チャレンジな回答を楽しみにしています。
はい。おんこちしん、どこ行ったよ。
おんこちしんとか、ビジネスパーソン。
ネイティブどころか、僕、高校の時、英語の偏差値38で。
俺も同じぐらいだよ。
もうね、なんかどっか大学行きたいなと思って受験勉強したフリをしたけど、その英語のひどさはね、もう最後の最後までどうしようもない。
僕もね、英語は基本もう諦めてるから。
早めに諦めたほうが気軽くです、やっぱり。
俺はもうAI待ってるから。
AI待ってる。
03:01
AIがもう自動的に翻訳されて会話できるぐらいまで。
僕はなんか外国語がちょっとダメみたいで、なんとか受験ごまかしごまかしで入った大学の語学の第二外国語ってやつで、フランス語を取ってみたんですけど、男性なんとか女性なんとかでまたややこしいじゃないですか。
そうそう。
発音とかもさっき。
ややこしいじゃないですか。
さっき聞いてわかったと思うんですけど、発音とかもフランス語もなおのこと複雑で。
なんで英語はダメなのにフランス語いこうと思ったの?
なんすかね。
で、やっぱあれなんですよ、必修のクラスのやつ、1年生のやつ単位取れなくて、4年生になってもそれ1年生とかと受けてて。
なんか2年の時のはギリギリ取れたんですけど、結局先生の優しさ、厳しさで左右されるみたいなね。
なんかね、いまだに英語の……わかるよ、単語もそうだしわかるんだけど、言葉としてのつなぎ方がよくわからない。
まあ文法だよね。中学英語からもうすでに止まってる。
英語で思い出したけど、僕が先生だったときに、すごいおとなしい女の子のバイトがいたの。バイトの子が。大学1年生ぐらい入って。
で、半年ぐらいアメリカに入学行きますって、ちょっと休みくださいって言って、途中で。何月かわかんないけど。
大丈夫かなと思って半年行って、その後また帰ってきて、バイト復帰したら、めっちゃ明るくなってた。
アメリカすげえなと思った。
発音なんかで言うと、やっぱり多分顔面の筋肉の使い方も違うはずなんですよ。
そうなんだけどさ。
なんで明るくなったか聞かないけど、ただやっぱり環境が変わって、自信なさそうな感じで、
仕事も覚え方も不安そうに仕事をしたし、おとなしい人だったんだけど、
帰ってきたらすごい自信満々に。人付き合いとかも明るく振る舞うような、全然違ってて。
やっぱりそういう留学とかも含めて、異文化で、特にアメリカとか、
自己主張しないといけない場所とか、逆に言えば相手を尊重して何をやろうがっていうのがあったりとか。
水があったんだろうね、アメリカに。そういうのを思い出した。
06:02
でも夏目漱石はイギリスでしたっけ?どっか行った先で塞ぎ込んじゃった。
そうそう。ロンドン島でしょ。
まあダメでしたらダメだよね。
でもいずれにしても違った環境に身を置くと、変わるんですよね。
まあ変わるんですよね。
自分がその、逆に、帰属している団体、組織とかさ、地域性とかと離れたことでデビューするみたいなさ、あるじゃん。
中学校から高校行った時にデビューするとかさ。
自分の過去を全く知らない状態で、リセットできてさ、
そこでまた自分の新しい性格とかキャラクターを構築できるようになるじゃん。
なんとかデビューとか言いますよね。
そういうもんじゃないんかな、ヘタフルと。
それの国版。
日本ではやっぱりこういう周りに合わせたりとかしなきゃいけないみたいなのがあって。
今まであなたもそうしてたのにいきなり弾けることできないけど。
海外行ったらそこからスタートだから。
自分の新しい設定をそこからまた。
ウィザードリーでキャラクター作るときにパラメーターが振り分けられるみたいな。
リスナーの皆さん、ウィザードリーって言ってわかりますか?
知らんけど、ゲームの初期設定のパラメーターを振り分けるね。
往年のゲームですから。
そんなこと言ってるとまた時間が過ぎちゃうから。
オタマトーン何システムでしたっけ?
オタマトーンタイムリミットシステムですね。
15分経つとオタマトーンが鳴るというですね。
非常に便利なハイテクなのがあるんで、まあ大丈夫ですけど。
ちょっと今の話で無理矢理こじつけますとですね。
違った文化、違った消臭感などを持つ異業種同士ですね。
組み合わせで。
これはこのヨバンサード・バブリー・ヤギ太郎さんのご質問で言うと、
どのような会社や商品を絡めて本を売り出したいですか?
これだから本をどうなんですか?
書店さんの立場でこういったコラボレーションなのか、
あえてメーカーと言い方しますけど出版社のほうのコラボレーションなのか。
場合によっては取り継ぎ会社もこういったコラボレーションみたいなのに、
部署によっては関係してくるっていうか。
あるよね。
ヨバンさんでしたっけ?
ボタニカル、植物の何かと。
ボタニカル。
バブの木か何か。
はいはいはい。
ちょっといいんだか悪いんだかこれ言っちゃって。
あれじゃない?星野王子様のやつでしょ?
組んだ方がちょっといろいろと。
まあいいや。
ちょっと炎上したやつ。
戸月さんも結構第三商材って言われるもんでさ。
09:02
そう、ありますあります。
やってたけど。
これは実は質問の面白さという意味で言ったら、
常連さんのヤギシリーズでおなじみの梁さんのご質問、やっぱり鋭いなと思うわけですけど。
これ鈴木さんの今までの経験からこういった話題で何か話せることってありますか?
僕はだから書店員をやっていたんですけど、前職の時は3年ほどミニシアターも運営していまして。
映画の配給会社と交渉して。
そうです。上映を普通に公表してたんですよ。
そうですよね。
だからもうそれはね、ゼロからですよ。別に知り合いがいるわけでもない。
全くつてもないところから。
お店のコンセプトとしてその映画も上映できるスペース、スクリーンを作ろうというところから。
映画ファンではありましたけどね、鈴木さんもちろん。今もそうですけど。
もともとお店の設計というか図面の段階ではカフェがあり、
カフェスペースによく環境映像を流すスクリーンがあるじゃん、カフェに。
インド料理屋だとインド映画とか流れてますけどね。
プロジェクターがあって、そこに環境映像を流すようなものがあったのよ。
そこはカフェのスペースで、普通にみんなが飲み物を飲んだりするテーブルがあるっていうスペースだったんだけど、図面の段階でね。
たまたまそのミーティングのときに、このスペースでプロジェクターになったら、映画流してお金取れるんじゃないですかっていう話をしたら、それでいこうよって。
急遽そこから映画館にすることに決まり、俺がいたしっぺになっちゃって。
あれよあれよっていう間に映画館を作り、制約はあるんでね。デベロッパーはインショップなんで密閉できないとかさ。
いろいろあって工夫はしてるんだけど、それでもプロジェクターとかはなるべくいいものを用意しながら、椅子も用意して。
30席ぐらい椅子を用意したりしてやったんですけど、一番問題なのは流すコンテンツですよ。
そうですよね。
本屋ってさ、必ず映像化作品コーナーってあるじゃん。
あれは新作風儀とかさ、アニメドラマテレビで放映するときに合わせるけどさ、
自分のところでその映画流して、自分のところでその本売ったら、一人メディアミックスみたいな感じになるから。
いわゆる目覚ましテレビとかに出てる出演者とかが出て、万全やるみたいな大掛かりな映画作品は流せないですけど。
12:08
流せないけど、独立系のインディペンデントの配給会社。それでも大きなのがギャガとかクロックワークスだとか。
そこそこね、いろいろ数々フィルムアワードを取ってるような作品を売らしてる配給会社さんとは交渉して、ほぼゼロからだから片っ端から電話して。
しかも電話先って別に営業窓口とかじゃないからね。
インターネットのホームページで、お客様問い合わせ窓口ってところに。
会社概要とかに書いてあるような。
しかも電話受け付けなんてないから、メールだけしかないから。
そこに片っ端から電話して、「メール打って、こういうこと、これこういうことで。ちょっと丸口で上映したいんですけど。」みたいな感じで。
そうするといろいろつながりができて、配給の会社から映像コンテンツをお借りして、流して、お金取って。
そういう許諾を受けた作品を流すにはお金を取って、流すには許可がない必要だから。
それをゼロから全部やって、それに合わせていろいろ。
例えば2017年とか2018年にLGBT映画特集というのを3本やって。
そのときはLGBTに関する本を一緒にコーナーとして、シアター前で展開して。
あとそれに合わせてイベントも、海外漫画の方のイベントとして、
LGBT特集の海外漫画と海外のコンテンツについてのトークイベントをやったりとか。
そういうことはやってましたよね。映画館とイベントと売る本みたいな感じで。
そういうことはやってました。特に業種というか。
僕は映画が好きだから、流したい作品というものは、
なるべくクオリティのいいものとか楽しめるものっていうのを選んだつもりでやってたので。
わからないとね。
ただ単に安いからとかになっちゃうと全く意味がないので。
けど一番入ったのはね、この世界の片隅で。
片隅……に?
あれが一番入ったのは確かね。すごい来てくれたね、お客さんがね。連日。
そういうのもさ、電話して窓口の営業担当さんにしたらすごい喜んでくれたりして。
15:00
たださ、映画の作品ってここだけの話。ここだけの話って言ってもあれだけど、値段が決まってないんだよね。
本作品を上映したいです、1ヶ月間お金取ってみたいな。
で、「おいくらですか?」って聞いても、「おいくら出してますか?」って言うんだよね。
言い出なわけ。
それがさ、その相場感がわかるまでは結構大変だった。
なるほど。それって何か事前に決めなきゃいけないんですか?
例えば、お客さん何人入ったらこうなります?何人入ったらこうなります?とか。
それは契約上、そういうふうに初めに決めるわけ。
初めに決めるんですね。
そうそうそう。
いやー。
そういう方式。
まさに興行ですね。興行を打つっていう感じですね。
だからお店の規模とかもやっぱり教えなきゃいけないので、純情度を1人以下取って、何人満席だと何人です。
それでトータル上映期間が2週間ですみたいな感じすると、
じゃあその中で7割と。7割3割で売り上げの。
まあ7割3割ないな、5割5割だな、基本的には。
5割5割で、半分は工業収入から半分はくださいみたいな契約で上映することもあるし、
あとは固定。
5万円でいいです。
5万円払ってくれれば、あとそちらで自由に期間中上映してお金取って、それを全部収益にしてくださいと。
旧作とかは結構多い。
人気作になればなるほど、やっぱり人が来たらその分ね、収益が上がればその分あるんで、そういう収益の半分をくださいみたいな。
ちょっと印税契約じゃないですけど、そういう方式があるっていうことを知る自体も全然こっちはわかんないから。
聞く人がいないわけですよね、同業他社で。
いないんだよ。
よくやってましたね。
しかも工業っていろいろ狭い世界だからさ、
はじめに千葉県工業組合の人に挨拶しに行ったほうがいいんじゃないの?みたいな。
そういう世界観でもあるんですかね。
そうそうそうそう。挨拶しに行くわけじゃないですか。ちょっと今度、ここで映画館やらせてもらえますみたいな感じで。
僕出身はちょっと栃木県なんですけど、「あ、栃木だと何々さんじゃない?」って言って、あそこの映画館とかって言うとみんな知ってるわけ。
狭いんだ、世界が。
そういうふうな感じで、いろいろその権利コンテンツ系のビジネスって、なんかあるよね。音楽のことにしてもジャスダックも絡みくるからさ。
本とかとは全く違う、物のないもののビジネスだからさ。
18:01
権利者が多かったりするから、何円とかいう世界で取り分が配分されたりすることもあるよね。
そういうのもあるし。あと、音楽使用料とかもさ。
基本、映画を上映するときに映画で使われてる音楽の著作権料っていうのを払わなきゃいけない。
それは、工業主というか映画館側と配給会社が切磅して著作権者に払わなきゃいけないっていう決まりになってるんだけど、
著作権者を、配給会社がそれを全部払ってて、映画館は払ってなかった。
言っていいのかな、そういうのってね。わかんないけど。俺も管理者じゃないからね。
ジャスだっけは、いろんなところにお金を取ろうとするじゃないですか。それで、映画館側も取ろうっていうふうになって、
映画の工業組合系の人たちと、ジャスだっけは超仲悪い。
あああああああああ!!
そんな楽しい話をしていたら、全然ほんとは関係ないですけど。
そういう知らない世界のビジネスに、結構、今、いい経験をさせていただきましたよ。
はい。だから、なんて言うんですかね、アイディア勝負みたいなところもあるんですけど、入り込んで形にするには、やっぱそれなりの端力もいるかもしれないし、
単純にそのお金の部分でも、それをやる。やるのは構わないけど、やってそれで当たるのか当たらないのかみたいな。
やったはいいけど、多大なる量力、気力が削られた上に赤字だったっていうことも、ザラに起こり得るっていうのが、こういったコラボレーションの一つの特徴。
僕がやってた映画に関しては、別に第三者がいて一緒にやるって感じはないんで、あとはこっちのほうが責任で、こっちで工業をやってただけなんで。
ただね、本って神羅万象神話性が高いので、関連する本を絡めて、書店としてもそういう相乗効果を出そうとしてたと。
カフェもそうか。人が来れば飲み物買うだろうみたいな。
そういうのもあるしね。既に立地的なもんでもあれだし、作品的にはいい作品で合わせたつもりなんだけど、それはなかなか映画館って難しいんだなっていうのもあるし。
ピアとかがまだ売れてた時代では、結果が変わってたかもしれないですけどね。
まあそうね。あと作品もそうだし、映画館が今のご時世、質の高いものじゃないと、みなさん鑑賞するときにね。
そうですね。
映画の環境自体ね、作品ではなくて。座席だとかさ。
ネットフリックスとかね、そういうのもありますしね。
21:01
まあいろいろありますけどね。そんなのはやってましたよ。
カフェとかそういうのはどうもやってるしね。
コラボレーションとかって別に、本を買うかって言うと、本がおまけにどうしてもなってしまうんで、何かをやるとすると。
そこはどっちに買わせるかですよね。
そうですね。
そんなに身近に接してない人に本を買ってもらうために、別の日常的な商品とか用品に本をつけるっていうパターンか、
本を買う人に本プラス、さっき言ったバオワブの木とか。
そうですね。
まあいろいろパターンがあると思うんで。
これ、コラボレーション、異業種同士の組み合わせっていう意味で言うと、どっちかがやっぱり少なくとも、
例えば本だったら本に雑貨みたいなのを絡めたときに、そこがある種の広告媒体みたいなものとして本を捉えるとか書店を捉えるか。
宣伝になるみたいなところに期待を乗せすぎちゃうと、
ある種、これ広告だよね、私嫌なんだけどみたいな層には響かなくなっちゃうっていうか、
むしろ嫌われちゃうってことにもつながりかねないんで。
タイアップっていうものがね、ダメなものがわざとらしいっていうね。
今、広告って本当に嫌われちゃう可能性もあるから、諸刃の剣だよなって私も思っていて。
そういう意味では、気持ちの乗った組み合わせみたいなのが一番理想なんですけどね。
本当さ、何だろうな。
いろんなものが今、情報も多いし、受け取るものも多いし。
例えば雑誌買っても付録とか余計なものがついてきたりするし。
で、それを買おうと思ってレジ行ったらさ、クーポン券が出てきて、サービス券が出てきて、
ポイントカードのレシートが出て、会計のレシートが出て、5、6枚バーッと渡されて。
いろんなものが、一日の中で受け取るものが多すぎてさ。
そうですよね。
もうちょっとシンプルに買い物して、一つ二つぐらいのものでフォーカスを当てられるようなのがいいなって最近はよく思うよね。
そうですね。私も営業で回ってたときの事例、ちょっとだけ話すと、
ある書店のある書店員さんが、そのお店のご近所の海苔屋さんの海苔がめちゃめちゃおいしいから、
24:05
っていうので、あれは売ったのかな?
いや、自分のお店では売ってなかったかもしれないけど、とにかく近所なんでここの海苔がうまいみたいなのを、
来る営業マンとかに勧めたりとかして、せっかくなんで海苔屋に行くんですよ。
で、行って買って帰って食ったら本当にうまくて。
その界隈でそこの海苔が超うまいみたいな話になって。
でも海苔屋を海苔で買うって久しくないよね。
ないよね。だって海苔屋が近くにないもん。
ある海苔がおいしい海苔がとれる地域のあれだったんですけど、すごいなと思って。
そしたらそのつてで、別の地方の書店さんがそこの海苔を売ったら、
そこの地方のお客さんにもうまいうまいって評判になって、
1回仕入れたやつ売り切れてもう1回仕入れたりとか、そういったことがあって。
ちょっとその異業種同士の組み合わせで商品を発売するっていうのは、
商品開発みたいな話とはちょっと違うかもしれないんですけど。
ただ、なんかそういう、先ほどごめんなさい。
宣伝とかタイアップとかとは違う、気持ちの乗った異業種コラボみたいなのがあるとしたら、
やっぱ体験にひも付いた、本当にこれ進めたいみたいなのがどうしてもやっぱりないと。
そうなんだよね。
噛む気がしないっていうか。
なんかね、僕とかも渡辺くんもそうだけど、長いこと本の世界にいて、
本は文化とかカルチャーだと思い込んでいると、なかなかそういう発想って出てこないんだよね。
カルチャーと思ってるうちは。
結局文化とかのものにすごい結びつけて、
同じような文化的なカルチャー的なものをコラボレーションとして結びつけようとするからさ、結局どん詰まるんだよね。
そういうやつは消費財とかさ、そういうふうに割り切って、本と一緒にゼロベースでコラボレーションとかしないと。
生牡蠣食べたいっていうときにさ、生牡蠣つける本なんかないんだけどさ。
ないですけどね。
ないよね。ないけどさ、まあ別に関係なくてさ、本買ったら生牡蠣食べられるとかさ、そんなんでもいい。
そういう本を単純にさ、カルチャーとかそういうの捨てないとさ、あまりこだわりすぎてるよ、どうしてもそれが。
本はすごい交渉でカルチャーで文化でみたいなことを考えてコラボレーションしようとすると、結局なんかカフェとかさ、職人のそういうものとかさ、そういうものと結びつけるとニッチなものしかできながらなくなっちゃうから。
27:03
そうですね。ブランドムックみたいなのも頭がよぎって、あれはビジネスモデル的には出版の流通を使って雑貨というか商品を売るっていう手法だと思うし、
最近だと回転寿司のなんとか寿司のチケットがついた本とかも話題になってるみたいですけど、
ああいうのは出版の流通と何かの掛け算でいう発想なんですけど、書店さんはそういうのをまた売らなきゃいけないっていう。
押し付けられたと思ったら、あんなのそれこそかさばるしとか、お客さんから問い合わせばっかり来て疲れるとか、そういうのもなってくるけど。
一時期クーポンブックみたいなのあったよね。クーポン券だけがすごい、ついた本とか一冊になって、地元のお店のクーポン券がついてる。そういう本を500円とかで売ってて。
今も、某ネット書店のランキングとか見てると、あるジャンルではそういう本がばっかり来て、
ドイヨッシャル先生の、11歳のあの本が、それでもベスト10以内に食い込んできてるって、それはドイ先生すごいみたいな。
そういう、この間はとある書店員さんと盛り上がったんですけど。
まあでも、すいません、ちょっとまとめるとですね、どのような会社や商品と絡めて本を売り出したいですかっていう意味で。
まあそういうアイディアをくれってことですね。
まあそうですね、うん、なんかまあちょっとでもやっぱり自分が好きなものとかにヒントがあるっていうか、全く興味ないやつはやっぱりどうしてもできないですからね。
そこはそうですけど、やっぱりあとは、捨てがないところから、そうやって、数日の映画の話で当たりまくるか、なんか、それともそういう、近所のお店だったからみたいな、
既存のつながりの中で、ついちょっとお祭りっぽくやるかとかって、いろんなアイディアがありそうですけど。
前回も話した高橋さんの多角書店でやってたのが、売るんじゃなくて、ペイフォワード文庫だっけ。
お客さんに買ってもらって、それを。
お客さんが若い人のために本を買って、それを店頭に並べて、欲しい人がいたらあげちゃうっていう。
まあそういう善意の本っていうさ。
なんか、ほんと、高橋さんなんですか、成人ですか?って言うんですけど。
なんか、ほんとそういう、コラボレーションというか、本の渡し方、手渡し方みたいなさ、渡し方みたいなのはあるし。
30:09
今だと、ブックサンタっていうのも、いろいろ裾野を広げてる動きみたいですね。
パートナー書店で子どもたちに送りたい本を購入し、そのままレジでその本を寄付すると。
そうすると全国の子どもたちにサンタクロースから本が届くという、そういうシステムっていうか、社会貢献プログラムと。
NPOさんがやってるみたいなんですけども。
まあなんか、コラボレーションってそういう、課題解決型のコラボレーションみたいな。
課題?課題って言うと固いですけど。
何かを結びつける、人の善意を結びつけるようなコラボレーションもありますよね。
なんかだからさ、日常的に必ずすることと本って、結びつけたら強いなーって常々思ってるんだけども。
例えば食っていうのは、実用書の料理本が売れてそういうことじゃない?
食うってことは生きる必要だからさ。
で、あと残ってるものってさ、排泄か。
急に。まあ食のね、結果としてのね。
そう、毎日人間が生きてくれてさ、活動するのってさ、排泄について何かするか、あとは伸びる髪の毛をどうするかってさ。
だから自分でカットする本とかさ、ないじゃん。
ないっすね。
なんで作んないの?
セルフカット。
セルフカット。
なんかカリスマ美容師じゃないけどさ。
なんか海外の通販番組で、掃除機にくっつけるアタッチメントでなんか、髪を切ってる、ありましたけどね。
髪の毛自分で切る本とかないもんね。
ないですね。
あれちょっとハサミとか、セルフヘアカットバサミつけますって言って。
やっぱり技術が必要ですからね、髪切るにも。
まあそれ自己責任だからさ。
排泄もどうなんすかね。
まあ排泄は健康の問題になっちゃうからさ。
防災用簡易トイレが付録でついた。
なんかわかんない。
なんでも付録でつけようとする。
そうだから、トイレに毎日行くから、トイレに置く本って前話したけどさ、トイレに本置く人いるよねって。
そこに何かヒントがあったりとかするんじゃないかなと思って。
トイレの、そうですね、トイレットペーパーを入れるロールの下に文庫本の本棚が付けられるアタッチメントみたいな。
前なんかさ、ロールに小説が書いてあったよね。
33:01
いろいろ、トイレットペーパー自体もいろいろありますよね。
ね、あったよね。
文化的なものじゃなくて、消費とか日常の中に入らないと、それで売れたらすごいことになるわけじゃん。
まあそうですね。
文化的に、それを需要する人の人数って限られるけどさ。
食べる・排泄する・髪の毛が伸びるっていうのは、全員誰もがすることだからさ。
爪切り。
爪切りどこかやってんじゃないの?もうすでに爪切りがやったら。
爪切りどこにでも売ってるじゃん。
貝印とコラボレーション。
適当なこと言ってますけど。
けどさ、お店どこかの商店で缶詰で売ってるって言ったことがあるじゃん。
あとは食だよね。
僕はスーパーの敷地内にある本屋さんってどうなのか、
僕はなったことないんでわからないんだけど。
毎日お客さんが夕飯とか、食べ物を買いに来るお店の近くに本屋があるっていいんじゃないかなと思いつつも、
それしかないよみたいな話も聞かないしさ。
あんまりエコバッグからネギが出てるのに、本屋。
今日新宿駅で歩いてたら、エスカレーターの前に立ってた男性のトートバッグからネギが出てて、
え?東京の新宿駅でトートバッグからネギが出てるっていう非常にレアなシーンを見てしまったけどね。
全然関係ないですけどね。
まあ珍しいですけどね。
まあまあでもあれじゃないですか?
もうこのヨバンサードバブルイヤギ太郎さんが、
なんかこういうアイディアをすでに持ってて。
まあなんかね、どうだどうだ。
持ってるからひらめいちゃったりしてるところに、
どうだお前らっつって。
君らはどうなんだい?みたいな。
おんこ知心っていうキーワードもいただいてたのに、あまり絡めることができず。
なんかまあけどさ、もう過去何度もさ、書店、まあ本じゃなくて書店っていうものとの医療士コラボってさ、いろんな事例を見ててさ。
いろいろね。
たとえばさ、農協とかJAがやってるお店あるじゃん、地産地消じゃないけどさ、
地元の野菜とか売ってるような本屋でやったりしてるお店さんもあったりとかさ。
まあまあありますあります。
まあいろんな組み合わせはあるよね。事例はよく聞く。
あと普通にね、山形だと、秋田とかだと、トヨタディーラーと一緒に本屋さんがあるとかさ。
36:15
そういうのもまた規模の大小とかって増えていくんじゃないか。
まあ、お酒じゃない?やっぱり。
あんま飲めないじゃないですか、そういうの。
飲めないよね。
お酒じゃないって。
いや、酒屋ってどこにでもあるからさ。
まあどこにでもありますけど。
酒屋は本当にどんな小さな村でも、酒屋と米屋と塩屋はあるからさ。
一応ありますけど、でも大変だったじゃないですか、コンビニが出てきちゃったりとか。
じゃあコンビニだな。
コンビニ。
すげえ投げやり。
でもね、そういう個別に発想していくしかないかなっていう感じですかね。
すげえ投げやりとまとまらない。
まあまとまらないよね。
僕もなんか別に、本を一冊読むときにさ、別の商品と一緒に売ろうなんていうのは逆に言うと、
そこまで考えたことってそんな深くなくて。
そこまでしないとこの本売れねえかなって思うと、そうでもないなと思うし。
やっぱりその辺はね、僕の限界なんだろうけど。
いやいやいや、まあまあでも、昨日聞いたこともあまり言えずに。
まあいろいろあるシチュエーション的にさ、
空港とかさ、本屋さんによくお客さんが来るって言う。
やっぱり出かけ前に本屋に行くっていう習慣とかはあるから、
それをどういうふうに行動をこっちで作り出すとかさ。
あるけどね、フェリーの中だったら、長距離フェリーなんか携帯通じないからさ。
Wi-Fiもほとんどつながらない場所だからさ、あってもさ。
そういうとこだと本読むしかないからさ、フェリーの中で本を売るとかさ。
そういう環境、本を買わざる得ない環境を作り出してそこで売るみたいなさ。
そういうパターンでもいいんじゃないかなと。
なんか田中市スタイルの本屋とか、フェリーの中で。
最近増えたじゃないですか、このスペースで。
あるね。
田中市でね。
田中市の渋谷とかもできたみたいじゃないですか。
本当に最近増書があまりにも増えすぎちゃって、
そろそろちょっと一回ね、100冊か200冊ぐらい、フル本市とかで売りたいんだよね。
フル本屋に売るんじゃなくて、自分でフル本で売りたい。
久々に本を売りたくなった。
39:00
なんか地元でやればいいじゃないですか。
まあね、自分で声かけて敷き込むのはさすがに無理だし。
誰かやってよっていう。
そう、めんどくせえなあと思って。
ちょっと最近、もうちょっと時間があればいいんだけどね。
そこまでがちょっと頭が回らないからさ。
そういうイベントがあるときに一緒に申請しようかなと思ってるけど。
ね、まあそんな感じでまた。
まとまらないんですけど、まあまだ旅の疲れが残ってるということで。
また今日の話題に関して、こういうのもあるんじゃないとか、
ご質問などもこれに絡めてまたあれば、ぜひお寄せいただければと思っておりますので。
まだグダグダとしゃべりますんで。
それではまた、おはようございます。
さようなら。
さようならー。
40:13

コメント

スクロール