で、もちろんこれって昔話に限った話ではないので、例えば日本で言うとね、ポップカルチャーとかね、漫画とかゲームの文脈から引用する例も最近は多くて、
われわれ世代で言うと鳥山記では世界観が強いので、それで言うと、たぶん同じような世代の人が会議で聞きめたんだろうなと思いますけど、
サイボーズの金トーンとかね。 金トーンと言えば、ドラゴンボールで乗っている雲みたいなイメージがありますもんね。
なんかビャーッと進むイメージありますよね。 そうね、ビャーッと進むイメージあるね。
あっち系のイメージを多分引用してるんだろうなみたいなね。 なるほどね。
昔話的に言うと西遊記が元なんで、昔話でもありますけど、たぶんそこ狙ってんじゃなくて、たぶんドラゴンボールのイメージを狙ってんだろうなって感じはするとかね。
あと、M.A.ツールのBダッシュとかって明らかにスーパーマリオのBダッシュじゃないですかみたいな話とか。
確かになぜダッシュをBでするのかって、もうファミコンのボタンがBだったからっていうだけやもんね。 そうなんすよね。
Bダッシュはでもいいよね。すごい伝わるよね。 伝わりますよね。
M.A.ツールもこれだし、Bダッシュキャンプっていうスタートアップが集まるイベントとかもそういう名前がついてて、
Bダッシュってついてるだけでスピード早い感あるね。 ですよね。
やっぱゲームって体験メディアなので、やっぱり誰もがね、プレイしたことがある人は一瞬でわかりますよね。
Bダッシュねっていうのはね。自分自身が体感としてもう覚えちゃってるという感じがするので、まあ強いっすよねみたいな。
だから割とそのAとかを取り出してきた感がさ、強いよね。この辺Bダッシュとかって。 確かに。なんかこう感覚的に感じやすいね。
うんうん。ですよね。BtoBとかってね、より伝わりにくい世界であるので、こういう翻訳をすると有利な感じ、パッと伝わる感じがあるよなっていう気がするんですよね。
確かに。まあね、他のMAツールハブスポットとかセールスフォースとかに比べるとBダッシュはイメージの絵は浮かびやすいね。
そうなんすよね。悟りとかもわかるようでわかんない感じがするし。 まあ確かにね。
パードットはセールスフォースで変わったけど、パードットは日本人は全然イメージわかんないもんね。
そうだね。
日本だとね、こういうサブカル系の引用っていうのも割と盛んに行われているし強いですけど、今回はどっちかというともうちょっと昔話系というか、
陰性公文として紹介したいんですけど、昔話系にすると、よりその著作権があんまりないので、自由にいろいろ使えるとかそういうこともあって、
使いやすい、使い勝手も良いと思うので、あとはより広いから応用可能性も広いのかなっていう感じもするので、
今回はそっちにフォーカスをして考えてみたいなと思ってます。
で、本編別撮りしますので、めおさんが収録で聞いていただいておりますけども、どんな点で明日使える聞きネタになりそうですか?
そうですね、一番あれですね、面白かったですね。
うまいな、この広告って話すの普通におもろいなって思ったのが一番かな。
やっぱりね、こういう切り口で広告の話するのって面白いから、11月23日にオフ会でも皆さんと話ができたらなっていうのは一つ思いました。
あとは、このイニシエ公文を使うとPRとかに向いてるかもなというふうに思って、
つまりメディアの人とかも同じように共感を得られるし、ニュースで取り上げた時も誰もが同じ文脈を感じているので、
広告の効果だけじゃなくて、それがPRに取り上げられた時にもっと効果が高くなる可能性があるなというふうに思って、
なので最近ね、広告も特にエキバリ広告とかそういう広告って単純に広告を見てくれた人の接触効果だけじゃなくて、
その広告がTwitterとかXにどれだけ拡散されたのかとか、そういう広告を掲載したことでニュースに取り上げられたとか、
そういうところの効果も見るようになってると思うんですけど、そうなった時に単純に商品の話をしてても絶対にPRに乗らないけれども、
同じ商品の話をするのもこのイニシエ公文を使ってちょっと世の中ごと化するというか、
こう考えると今この商品で伝えたいことってちょっと世の中のことと揃ってくるよねみたいな話をすると、
メディアに取り上げられる文脈ができるので、そういう観点でもこのイニシエ公文って面白いなと思いましたね。
確かにね、今はやっぱりPR文脈とセットで考えないとっていうのはありますもんね。
ありますね。特に看板広告とか新聞広告とかって、もう新聞とか読んでる人の数が減ってるので、
その一面広告をやって新聞見てくれる人だけだとあまり効果は見込めないけれども、
それをニュースとかに取り上げられたりとかって考えるとより効果が大きくなるので、
そう考えると、普通にやったら新聞の広告内容をニュースなんて取り上げられないので、
イニシエ公文とかは強い武器になりそうだなって思いましたね。
そうっすよね。あと応用可能性が高いですよね。物語って割と無限にあるので、
まず何使えるかなって考えるときにイニシエ公文的な切り札として持っておけば、
発想が広がりそうな感じがしますよね。
今日は鶴の恩返しと桃太郎の話はもう使っちゃったから、
次は猿カニ合戦と金太郎で広告作れないかなとか考えると、発想の起点としては面白いね。
表現を考えるときって、分かりやすさってすごい大事にするじゃないですか。
分かりやすさっていう概念もちょっと深いなと思ってて、これ自体が分かりにくいと思うんだけど。
例えばこのスマホは多機能で優秀ですって言ったら伝わるんであれば、
簡単な話だけど、それを言っても伝わらないからね。
多機能で優秀であるとは思ってもらえないところに多分難しいところがあって、
なのでちょっとそれを何に置き換えるかっていうところで、
割とマニアックな表現に置き換えてしまうと、間口が狭くなるんですよね。
確かにそうですね。
分かる人には分かるみたいな感じで、分かったっつって記憶には強く残るかも分からないけど、
分かんない人、一度考えて分かんない人はだいたいもう無視して忘れちゃうんで。
オリジナルなコピーとか表現にすると、
分かりやすさが失われる感じがするので、インパクトが残ってもね。
だからそういう意味では、分かりやすくてインパクトがあるみたいな、
両面を狙えるっていう意味で、陰性構文は強いのかなっていう感じがしましたね。
確かにそうですね。
既存の文脈に乗っかっているからこそ分かりやすいし、
インパクトも伝えられるしっていうところはありますね。
ですよね。
特に今のさっきの多機能みたいに、メッセージとしては伝えたいけれども、
それをそのまま伝えようとすると長くなったりとか伝わらなかったりするような時に、
特に有効かもしれないですね。
そうですよね。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。
本編は約30分あります。
途中で聞けなくなった時のためにも、ここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、じんぼさんの今週のピックアップ。テーマはこちら。
現代社会に残された魔法の言葉、イニシエ構文を活用して行速コミュニケーションです。
さあ、どんな内容なんでしょう。
今回はイニシエ構文というね、私が捏造した構文なんですけど、
私が使われているお決まりフレーズとか、一番分かりやすいのは昔話的な文脈とか、
そういうのを使って、それをブランドのコミュニケーションのだいたい冒頭とかに使うことで、
わりとパッと分からせるとか、
この話をしたいんだねっていうことが分かるとか、
そういうことがやりやすいのかなと思ったので、
直近そういうちょっと面白いなと思う事例がいくつかあったので、
それを交えながらご紹介したいなという感じですね。
そもそもこの話をするきっかけとなった事例が、
まずすごい分かりやすい事例として、
ブラックサンダーっていうお菓子なんですけど、
皆さんご存知だと思うんですが、
バレンタインとかでよくプロモーションしているイメージですね。
そうですよね。一発でギリチョコって分かる。
そうそうそう。ギリチョコの代表みたいな、そういうイメージがありますね。
なんかめっちゃ安い。10円で買えるんだっけ?もうちょっと高いな。
いやーどうなんやろ、でもそういえば俺買ったこと知ってるけど、
買ったことないかもしれんなー。
そうね。
なんか僕もなんかベンチャー入った時に、
オフィスに常備してあったんですけど、
だからこそ買ったことがないんですよね。
なるほどね。オフィスでいくらでも食べれるからね。
そうそう。そんな感じでしたね。
38円ぐらいですね、今はね。
そんなもんか。
なんか強烈に好きな人がいるんだよね、たまに。
このブラックサンダーは、割と日常に溶け込んでいるというか、
改めてブラックサンダーとはって考えることもないと思うんですけど、
それは当然で、もう発売が30年ぐらい経っているらしくて、
だから既に定着をしているんですけど、
なんか実はブラックサンダーって、
発売された当初、1994年に発売されたらしいんですけど、
おそらくあれなんだよね、まず九州、福岡でエリアプロモーションやって、
エリアマーケティングやってみたい話だと思うんですけど、
だいたいそうですよね。福岡でエリアマーケティングやって、
全国に発売するとかっていうのが多くて、
あとちょっと関連するキャンペーンで、これもこれで徹底していいなと思ったんですけど、
木張とかで恩人探しをしたんですよね。
あの時の30年前の声を上げてくださった方に、誰かわかってないんだって。
知ってる方とかいたりご本人とか名乗りさせていただけませんか?みたいな。
すごいね。
そういう恩人探しまでやることで、よりメッセージのリアリティを上げるっていうのかな。
そういうことをやってる感じがしますよね。
確かにちょっと駅に貼ってあったら、何のことだろうって気になるね。
ブラックサンダーは恩人を探していますとか書いてるとね。
そうですよね。
え、なんだね、ブラックサンダーに恩人とかいるんすか?って思いますよね。
なるほどね。
面白いですね。
こういう感じで伝えると、これこそコミュニケーションだなと思うんだけど、
ブランドストーリーとか事例紹介でもそうだけど、
読んでもあんまり記憶に残らないことが多いじゃないですか。
だけどこれだともう完全に解像度高く記憶できるし、
次ブラックサンダー食べる時に一緒に食べる人とかにその解像度で伝えれるじゃないですか。
知ってるとかって伝えれるじゃないですか。
なんかここがうまいなと思うんですよね。
なるほどね。
ナラティブのネタを巻くみたいな感じのことをやってると思ってて、
で、これなんでできるかって言うと、やっぱりすげー太い腰があるからなんですけど、
その腰っていうのが、あの時助けていただいた〇〇みたいな、
隕石恒文の力だと思うんですよね。
うーん、なるほどね。
まあ鶴の恩返しはみんな知ってるもんね。
そうそうそう、みんな知ってますよね。
そこをうまく使うことで、もういろんなものを端折って、
だけどたぶん一番言いたいことをど真ん中にすごい残せるっていうのができるのかなと思いますね。
確かに。僕これ系でふと思い出した広告で言うと、
あれですね、あの、「僕のお父さんは桃太郎という奴に殺されました。」っていう新聞広告。
そうそうそう、藤本さんのコピーだよね。
これそれを乗っけようかなと思ったんだけど。
そうなった。
そう、端折った。
でもこれ思い出すね、これとかも。
桃太郎の話はみんな知ってるから、この言葉を聞くと、
別にね、言葉自体は2行ぐらいしかないけど、一気に文脈が伝わるもんね。
伝わりますよね。
あと昔話なんで、著作権がフリーだったんですよね。
確かに。
ここもいいよね。
アレンジがしやすい。
サンタロウとかで桃太郎とか色々出てきてるけど、
お金かかってないもんね、あそこにはね。
あそこにはかかってないもんね。
お金かからない割にみんなで共通の文脈を使えるっていうのはお得だね。
ですよね。
だから上手いコミュニケーションって、割とこういうの埋め込んでることが多いと思うんだよね。
0-1でコミュニケーション立ち上げるのは大変なので。
だからここにこれ持ってきたみたいな感じで上手くかましてることが多いと思うんですけど、
その中で一番ぶっとくて強力なものの一つがこのイニシエ公文的なものかなと思いますね。
もう一個これも上手いなと思ったのが、
今度オフ会でアドミュージアムに行きますけど、
その時も多分最初の方の展示で出てくるかなと思うんですが、
僕はもう広告の教科書とか読むと100回くらい出てくるんで吐き気がするんですけど、
ひらがげんないが土曜牛の日というのを作ってですね、これが広告の最初の事例ですみたいな。
ありますね。
江戸時代の日本の最初のプロモーション事例ですかコピーの事例ですかってよく出るんですけど、
あれですよね、土曜牛の日っていうワード。みんな知ってますよね、土曜牛の日っていう言葉自体。
そうね、だってもう土曜の牛の日って書いてあるのになんでうなぎ食うのかとか謎やけど、
でももう7月の暑い時期になるとスーパーとかに土曜の牛の日うなぎとか吉野屋とかでも土曜の牛の日だからうなぎを食おうとかって書いてあるから、
牛の日が何のことやらわからないけれども、うなぎの季節なんかなみたいな空気感は醸成されてるよね。
醸成されてるよね。何回読んでも意味が茨によくわかってないんだけど、土曜牛の日って。
なんかさっき改めて調べてみると、それでもちょっと意味わかんないんだけどみたいな。
ちょっと馴染みがなさすぎて、この土曜とか牛の日に関して。
土曜っていうのはまず季節の変わり目のことを言うらしいんですよ。
だから年に4回あるんだって。だから夏だけでは実はないらしい。
そうなんだね。
なんだけども、夏で言うと7月の末から8月の初旬ぐらいあたりにその季節の変わり目というのがあるらしく、
それの18日間ぐらいの間を土曜と言うんだって。
なるほど。
牛の日というのは江戸の十二石があるじゃないですか。
あれが1日ずつ交互にあるらしくて、昔の旧歴では。
で、18日のうちの1回か2回、夏の土曜の期間に牛の日っていうのがあって。
で、その日に夏バテする時期なので、うのつくものを食べればなんか体力が上がるみたいなことを言い出したらしいんですよね。
で、そこからうなぎを食わせるみたいな。
へー。
なんか覚えにくいわっていう話なんですけど。
そうだね。そんな理由でみんな江戸時代の人は、そっかってようなったなって思うけどね。
よくなったよね。
なんかうさんくさいよね。うのつくものを食ったら体にいいとか。
うずつけ!って思うね。
思うね。
まあでも江戸時代やから成立するのかな、なんか。
どうなんだろうね。
さらに言うと、夏バテとうなぎの栄養素、生力が上がるみたいなのは神話性がありますけども、
うなぎって夏は全然旬じゃないんだって。
ほんとは、冬眠に入る前に脂肪をつけるから冬が旬なんだって。初冬が旬で。
夏はだから脂がちょっと痩せてる頃なんだって。
そうなんだ。
でも確かに平賀元来が、うなぎが全く消費されないから消費させるために作ったって言ってたから、旬だったらね、消費されそうだから旬じゃないんだな、やっぱりね。
そうそうそう。だからこそプロモーションが必要だったっていうことなんですよね。
へー。そう考えると今、7月にうなぎ頑張ってなんか高いお金払って食べるの、ちゃんちゃらおかしい話やね。
具の骨頂。
その冬の前とかにうなぎ食べた方が安いし美味しいうなぎを食べれるはずってことだよね。
そうなんですよねー。
そうなんだ。これはいいことを聞いたね。
最近うなぎも高いからな。
よく聞く土曜牛の日はよく知ってるけど、どういう意味って全然わかってないじゃんみんな。
わかってないわかってない。
何回聞いても未だにわかんない。多分3日経ったらまた忘れてるだろうぐらいのとっつきは憎い話、概念なんだよね。
みんながわかってるよりわかってないよねっていう前提意識をうまく使った事例が2つ目なんですけど。
なんかいいところが使ったなと思うんだけど。
鹿児島県鴨谷市という市があって、僕は行ったことないから知らないけども。
飛行場とかあるとこですね。特攻隊が鴨谷飛行場から飛んでいったとかいうところだと思うんだ。
あそこなのか。なるほど。
聞いたことある。
俺近く行ったかな。武器屋敷とかあるところに行ってみた。
あると思う。
あそこ鴨谷市って言うんだ。
鴨谷あったと思う。多分その辺じゃないかな。
あそこか。じゃあ行きましたね。
行ったんだ。
あそこはさすが鹿児島県って感じなんですけど、
うなぎが名産品で同時に牛も名産品らしいんですよね。
今ふるさと納税とかでわりと地域の産品をアピールするっていうのが重要性が増しているので、
うなぎも牛も名産品なんだったらうまくやったなと思うんですけど、
この土曜牛の日っていうものをうまく取り出してくることによって、
土曜の牛の日ってうなぎを食べますよねみたいな話なんだけど、
いやいやと鴨谷市の牛の生産者の方が、
え?牛の日なんだから牛食ったらよくね?みたいな話を言い出してみたいな話で、
確かになんで土曜の牛の日に牛なのにうなぎ食うんだっけ?みたいな話から始まるストーリーを、
CMなのかな?動画にしていてみたいな話で、
面白いのは両論閉起して競わせるとか論争させることで、
どっちもフォーカスされるというかスポットライトが当たってみたいなやり方ってあると思うんだけど、
そういう話の盛り上げをめちゃくちゃ太い文脈の土曜牛の日っていうのを立てて、
さらに今の人たちの多分前提意識は、
土曜牛の日めっちゃ知ってるけど意味がわからんみたいな、
なんでうなぎなんだっけ?みたいなその辺の曖昧さにうまくついてるというかね。
なるほど。これでもいいよね。どっちに倒れても鴨谷市としてはいいってことでしょ?
うなぎ食っても儲かるし、牛食っても儲かるわけやもんね。話題になれば勝ちやもんな。
話題になれば勝ちですよね。
よく考えたら、牛の日にうなぎっておかしくね?って言われたら、
言われたらそうだよね。
考えたこともなかったけどね?みたいな感じだね。
今だからこそ問い直せるみたいな妙な納得感を作れるみたいな感じもありましたね。
検索すると結構ニュース番組とかで取り上げられてたりもするし、
すごいPRに向きそうだねこれ。土曜の牛の日ってタイミングがあるし、
ふるさと納税とか地域のそういう文脈もあって、
土曜の牛の日にこの牛とは何なんでしょうって言うことを金谷氏が取り上げて、
こういうことやってますとかってすごいニュースで取り上げられそう。
そうですね。だからあれか、土曜牛の日だから新聞広告も信用性高いから新聞広告賞にも選ばれてるみたいですね。
そうっすよね。確かに。これいいね。
平和元来は200年くらい前の人ですから、ここにも著作権は発生しません。
そりゃそうだね。その概念が当時なかっただろうからね。
そうね。
なるほど。
こういうのがいいんだよね。上手く持ってきたらみたいな感じ。
いやですね。これだから真似しづらいよね。
コピーできない。金谷氏じゃないとできないやん。このうなぎと牛が両方特産品であるとこじゃないとできないし、
3日やられたらもうできないし。そういう意味で上手いよね。
上手いね。
強豪が嫉妬するようなアイデアですね。
そうですね。これはね、そうきたかっていう感じですね。
ホビライターとしてはこういうのを提案したいよねって感じするね。
いやーそうっすよ。これ思いついた時結構嬉しかったと思うけどね。
この日うなぎ食ったんちゃうかなっていうぐらい。
ええの来たって。
どっちも食ったんちゃう?
吉野家行ったら両方食えるしな。牛もうなぎも。
そうだね。
いや上手いですね。
牛の日に上手いって言ってもちょっとややこしいですけどね。
いろんなうがぐちゃぐちゃになって思ってるけど。
そうか。
いやーでもね、平川玄大もすごいけど、
現代にこれをもう一回焼き直した人たちもすごいですね。
そうだね。
あとちょっとね、なんか違和感があるのも強いのかなと思うのが、
今考えても多分200年前もそうだったと思うんだけど、
土曜牛の日にうなぎは無理があると思わない。
ちょっと気持ち悪い感じがするじゃん。
まあね、うのつくものを食べたらいいとか、
そんなんでいいの?みたいな。
そんなんでいいの?みたいな。
気はするね。
他にもいろいろあるぞっていう感じがあるじゃないですか。
あるね。
牛ってさ、めっちゃ牛だからさ、
ここにうなぎじゃなくてもう動物の牛の漢字当ててるんだから、
牛だろって。
そういう思うよね、みたいな。
なるほどね。
まあでも江戸時代あんま牛食べないからね。
当時はそうか、そんなに牛の牛肉はなかったのか。
牛肉はなかった。
幕末以降ね、西洋化していく中で牛を食べるようになったけど、
当時は牛はあんま食べなかったんじゃないかな。
なるほどね。
だからうなぎだったんだろうけど。
まあでも今となってはね、うなぎより牛の方を食べるんやから、
うなぎじゃなくて牛でいいじゃんっていうのは話を聞けば最もだよね。
最もだよね。
牛の音も出ない。
とはいえ昔からあるから何となくスルーしてるものに、
ん?って光を当てるのが面白いよね。
確かにね。
これ文脈に乗っかるのはでもいいよね。
そうですね。PR的にはね、日付を食い切ってみたいな感じで言うと、
各メディアがそっち系のニュースを必ず欲してるはずなので、
そこに乗りやすいっていうのも一つあるっていうことですよね。
最後もう一個これもうまいなと思ったのが、
よく言われる無人島に一つだけ持っていくなら何?みたいなのってあるじゃないですか。
ありますね。
誰もが考えたことあるよねこれ。
ありますね。何なんだろうねこのお題ね。
無人島行くことないけどね一つだけ持ってとかね。
そんな準備していかないもんね。
一つだけ持って行こう無人島にっていうシチュエーションはないよね。
ないよね。
なんか飛行機墜落したりしてもね無人島に一つだけ持って降り立つとかすごいレアなシチュエーションやから。
こんなこと起きないはずなのに一度は考えたことあるし、話のネタとしてね、こういう話したことあるね。
ありますよね。
あるね。
なんかちょっとアレンジしてね無人島に一つだけ持って行く家電は何?とか野菜は何?とか何とかのキャラは誰?とか。
あーあるね。
面白いよね。
そうね確かに。
っていう感じで多分人生何度かは皆さんこのお題に向き合ったことがあると思うので、
それをうまく活用するとなんとなく世界観とかその時の気分発想みたいなところは秒で立ち上がる感じがあるので、
そこにブランドを紐付けると伝えたいことはすごくスピーディーに漏れなく伝わるよねって感じがありますよね。
これもう一つだけ持って行くとしたらって言われた時には大体どういうことを考えるかというと、
まず多機能でマルチこれにも使えてあれにも使えてっていうような感じとか、
あとはなくならない、丈夫とか耐久性が高いとか、
あとはこうどんどん増えていくみたいな感じとか、
なんかそういうものを考えるっていう多分お約束のお題だと思うんだよね。
っていうところが隠れインサイトとしてはあって、
そこに商品を紐付けるとそれが多機能で丈夫でとか耐久性があってみたいな商品だよっていうふうに落とせるわけですよね。
という感じのコミュニケーションかなと思っていて。
直近でやってたのはスマホの機能訴求ですね。
対衝撃、衝撃に強くて防塵、汚れとかに強くて防水機能ももちろんあって、
あと何だっけ、自力通信系の何かを測れるみたいなのもあるらしいんだけど、
すごく多機能なスマホ、アローズで小田切市を起用して、
今また新たにCMを売ってるんですけど、そこのコミュニケーションがそれなんですよね。
無人島に一つだけ持っていくとしたら何みたいな感じから小田城が漂流するんだけどみたいなストーリーを描いて。
小田切城が無人島で生活をするっていうのがあるね。
普通に無人エスマンとして働いている小田切城がある一つでスマホ一個だけと一緒に無人島に流れ着くんだけど、
割と多機能で何でもできるんでリモート会議で普通にこなすっていうCM。
電源無くなったら終わりやろって思うけど、そういうのは置いといて。
電源だけは置いといては世界なんだね。
CMはそんな感じで、あとWeb用の動画とかでいくつかパターン、派生版があるんだけど、
それでは1年後のパターンとかがあって、普通に1年後も小田切城島でキャピキャピやってるみたいな。
リモート会議に参加してて、でもまだ気づかれてないみたいな世界。
どうやねん、なるほどね。
ここで言ってるのは、スマホってほぼ日常の結束点なんで、ここが万弱であれば割と大きな環境変化とかがあっても、あんまり影響ないみたいな感じのことだね。
頼りになるスマホだったら寄りそうなんだよってことを割と誇張して表現してるってことですね。
これもだからうまいよね。我々も昔から幼少期から何度となく問われた無人島に1つだけ持っていくならっていうこの文脈を使ってコミュニケーションしてる感じですよね。
なんかこの携帯っていうのは逆にいいのかもね。無人島に1個持っていくものの時に携帯は出てこないからさ。だからこそちょっと面白いというか、意外性があって携帯のスマホの持っている独特の機能が伝わるのかもしれないね。
この自律神経っていうこの機能が何なのかまだ気になるけどね、若干。何をしてくれるのだろうかっていう。
健康管理だろうね。健康管理してくれるのか。面白いね。
根本が欠落してるよね。電源ないだろうっていうのを大きに気持ちよく無視してるのがいいよね。
無視してるのが逆にいいんだろうね。真面目に考えたら絶対1日で使えなくなるわって思うけど、そうじゃないっていうね。
誤解の余地がないね。メッセージがちゃんと伝わる。抜け漏れなく伝わる感じがするので、それも含めていいですよね。
確かに。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか?
X、Q、ツイッターのハッシュタグ、マーケターの真夜中ラジオかLINEコミュニティで教えてください。
LINEコミュニティのURLは概要欄からご覧ください。誰でも特命で気軽に参加できます。
さて、今週の明日使える聞くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
僕も淡路島に移住して4年ですけど、スマホ1個あれば大体OKだね。
無人島に行ったみたいな。
無人島的な感じにはならないね。リモート会議も全然普通にこなせるし、バレてないし。
バレてるか。
背景にオシャレなオフィスのやつやっときゃどこにいるかわかんないもんね。
大体OKだからね。
実際確かにそうよね。俺もリモートでずっと仕事してたら、東京にいようが淡路島にいようが、それこそプライベートは変わるけどね。
飲み会があるかどうかとかね。そういうのがあるけれども、仕事においては基本わかんないよね。
全然OKですよね。
こないだクライアントの人、普通にずっとウェブ会議してたから全然気づかなかったけど、実は私韓国在住なんですとかつってて。
マジっすかみたいな。今度一緒に食事でも行きましょうよみたいな話したら、基本韓国なんですよみたいな話で。
知らんかった。てか全くわかんないですねって話したもんね。
まあいいよね。だからそういう意味では場所を問わず。
オフィス回帰の流れになってるとかニュースはあったけど、会社員というか一定そういうのはあるにせよ。
そうじゃない働き方の人も一定たぶん残り続けると思うので、そういう意味で言うとどこにいてもあんまり変わらず仕事ができるっていうのはありそうですよね。
いやいいと思う。特に僕はマーケティング支援側はすごく良くなったなと思って。
昔はクライアントのところに行かないと会議できなかったから、すごい無駄な時間、移動の時間がたくさんかかってて。
そうですよね。
それめっちゃ大変やったから、それなくなったのすごい、僕がマーケティング支援の会社作れるようになった理由の一個かもしれない。
昔はやっぱり、広告マーケ系特に対面客先に行かないとみたいな感じはありましたよね。
なんか失礼というかね、行かないとちゃんとやってない感があったから必ず、わざわざクライアント先に行ってて、移動してすぐミーティングあるわけじゃないから30分ちょっとカフェ行ってとか。
すごい効率的じゃなかったなって思うね。
そうね。特に僕最後、メディアの広告の担当だったんで、もう月に10本ぐらいオリエント買ってて。