2024-11-02 56:15

第94回:聞くと明日から起業したくなる!エフェクチュエーションという意思決定手法

今回のテーマは、優れた起業家が実践する5つの意思決定手法をまとめたエフェクチュエーションについてです。

事例も面白く、「明日から自分もできるかも!」と勇気をいただける本を紹介します


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エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」

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サマリー

このエピソードでは、エフェクチュエーションという意思決定手法が紹介され、スタートアップにおける重要性が語られます。また、日本でのスタートアップ育成の取り組みや、実際の事例を通じてその有効性が示されています。さらに、エフェクチュエーションについて解説し、STローダーやトヨタの成功例を挙げています。手元のリソースを活用した事例や、リスクを許容したチャレンジの重要性についても深掘りされています。 エフェクチュエーションは新しい事業遂行のための意思決定手法であり、許容可能な損失やクレイジーキルトの原則を通じて、企業のパートナーシップや柔軟な思考の重要性が示されます。実際の事例を通じて、起業に求められる行動力やチャンスの捉え方が学べます。また、予測困難な状況での柔軟な対応の重要性も強調されており、この手法では予期しない結果を活かしながら新たなアイデアや可能性を見出すことが求められます。 エフェクチュエーションは、起業家が不確実な状況で意思決定を行うための新しい方法論を紹介しています。

エフェクチュエーションの概要
皆さん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が、最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケーカンでお振り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索する、皆さんのヒントになる視点をお届けしていきます。
淡路島でコピーライターをやってます、じんぼうです。よろしくお願いします。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
今日のテーマは、聞くと明日から起業したくなる、エフェクチュエーションという意思決定手法です。このテーマを取り上げた理由は何でしょうか。
はい。直近10月の13日のマーケティングカンファレンス2024で、日本マーケティング本大賞2024に選ばれた本で、エフェクチュエーション、優れた企業家が実践する5つの原則という本を紹介したいなというふうに思ってます。
これを紹介したいなと思ったのは、まさにタイトル通り、これ聞くと明日から起業できるんじゃないかというワクワクする本なので、勇気を与えられるところがすごくいいなというふうに思ってます。
で、この紙層になるこのエフェクチュエーションとは何なのかということなんですか。
これは難しいね。
言いづらいよね。
言いづらい。けどあれだね、多分言えるようになったら何か言いたくなるのかも分からないけどね。
日本のスタートアップ育成
ああ、そういうことね。なるほど。じゃあしばらくしたら、これもうみんな言ってる言葉なんかもしれんけどね。
そうだと思いますね。
これは、熟練した企業家に対する意思決定実験の結果、高い不確実性に対して予測するのではなくて、コントロールによって対処するような思考様式のことをエフェクチュエーションというらしくて、バンジニア大学のビジネススクールのサラス・サラスバシー教授が2008年に提唱した考え方らしいです。
すごくスタートアップ育成にも役立つ考え方だなというふうに思ってて、日本は今すごい吉田首相の鳴り声もあり、今スタートアップ5カ年計画っていうのがあるんですよ、日本って。
5年後の2027年度に、スタートアップへの投資額を10倍を超える規模、10兆円規模にするっていうそういう目標がある。
将来においてユニコーン100社、スタートアップ10万社創出することによって、世界有数のスタートアップの集積地となることを目指すというので、結構官民を挙げて今スタートアップ育成に日本としては取り組んでいるところなんですよね。
ただこの資金調達額、これから5年後に10倍にしようと思っていろいろ頑張っているところで、実際2012年から2022年の10年では10倍になっているらしいんですよね、投資額が。
だからそれを次の5年でより上げていこうという形で取り組んでいるらしいんですが、ただ2022年と2023年を比べると実はスタートアップの調達額ってちょっと減っちゃってるんですよね。
そうなんだ。
上げていこうとしているのに減っちゃってると。やばいやばいみたいな感じがあるらしくて、それはやっぱり日本でスタートアップに投資をして上場しても小さい上場が多かったりとか、また上場したときにバリエーションが評価額が下がって上場してたりとか、
そういう意味で海外のNVIDIAとかそういう企業みたいにすごく大きくなるようなところじゃなくて、小粒なスタートアップが増えていることによって結局そんなに資金調達しても大きくならないんだったらちょっと控えようかなみたいな、そういう風になっちゃってる部分もあって、
スタートアップのVC界隈とかでもっと日本のスタートアップって小粒じゃなくてもっと大きい成功を目指しなさいよみたいな論説も最近あるんですよ。
で、でも僕この本を読んで思ったのはなんかこう大きいスタートアップなんて目指そうと思っても目指せないっていうか予測なんてできないはずなので、そう考えるともっとこう失敗も含めてチャレンジする回数が不足してるんじゃないのかなというふうに思ってて、
この本を読んで、この本のエフェクトレーションの考え方でもっと多くの日本人がスタートアップにチャレンジすればいいんじゃないかなというふうなことを思いました。
事例と実践
本編別撮りしてるので神保さんも収録聞いてもらいましたけど、どの辺が明日使える企画ネタになりそうですか?
そうですね。なんか日本の人たちって、ビジネスパーソン以外もそうですけど、頭でっかちというか、まずはちゃんと考えてから今度教えようみたいな感じになるじゃないですか。
っていうかそういうふうに教えられてると思うんだよね。計画ありきでしょみたいな。PDCAも日本的なはずだと思うけど。
だからそういうなんか凝り固まった概念のせいで踏み切れてない行動ってたくさんあると思うので、
だからそういうのって一旦忘れていいんじゃね?みたいな、ある種のパラダイム転換的な感じのことを割と実例を通して教えてくれるっていうことで、
頭をはたいてくれる。ビンタ本的な感じでいいんじゃないですかね。
しかもこの本のいいなと思ったのは、出てくる事例が日本の人の事例で、確かにね、僕らの生活の中で予測とか計画とかちゃんと立てなきゃ、日本ってそういうところなんじゃないかと思ってたけど、
本編で出てくるトヨタの話とか、任天堂の話とか、松下電機器具の話とか、なんか全然そうじゃなくて、多分日本の高度経済成長を支えた時ってこんな感じだったんだろうなぁと思うんですよね。
みんなそんな計画とか立てられないんだからとりあえずやってみるしかないじゃんって、戦後でやけの腹でね、そういう中で予測なんてできるはずないから、
そうやってやってきてたはずで、なんかそういう考えを取り戻してやれると、もっとできること増えるし、人生幸せになりそうだなぁと思いましたね。
なんか日本の戦後とかの黎明期もそうだし、高度成長前期もそうだし、あとは人間、我々で言うと若い時ですよね。大学出て早々とかの時に、考えることはもちろん大事だけど、それによって行動を暮らせるべきではないなって思いますよね。
だって何も分かってないんだもんね、ほぼ。何も分かってないんだから。例えば誰かに指示する時、学ぶ時にも二通りあると思って、自分にこの取捨選択をしながら学ぶ人と、
とりあえず学べる期間は丸飲みして、あと5年後とか10年後で精査すればいいやって考えて、丸飲みする人がいて、僕は丸飲みする派なんですよね。指捨選択も自分の今の頭、知識だと指捨選択もできないだろうと思うので、
その人の一挙手一投足を丸飲みして、っていう方がたぶん効率いいだろうと思ってやってたんですけど、そんな感じもあるので、あんま考えない方がいいんじゃね?とかって僕は思ってる派ですね。
そうですね。とりあえず予測とか立てて世の中に合わせるんじゃなくて、自分のやりたい方向でまず行動したらとか思いますよね。
うん、思いますね。
若い頃だからこそそういう感じじゃないですか。でも最近の就職人気ランキングとか全然そうじゃなく大企業志向だったりするもんね。
大企業志向なんだ。
ランキングによってあれなんですけど、あるランキングでは1位、2位、3位が全部銀行。UFJ、みずほ、みすみすみともっていう銀行とか。
昭和に戻ってるね。
そういう感じもするし、あるランキングだと文系ランキングで資生堂アクセンチュア博報道、理系ランキングで野村総研ソニーNTTデータとか。
まあ確かにでも合理的ではあると思うけどね。大企業は優秀な人多いしさ。
まあね、確かに。
教育制度も充実してるかわかんないけど、教育制度なんてどうでもいいと思うんだけど、あとあれだな、同期とかも優秀な人多いだよね。
ああそうですね、確かに確かに。
だからその優秀で、頭の優秀さとあとコミット力、グリッド力とか、やり遂げる能力とかストレス耐性とか、それって全人格的なものとして接種できるから。
そうですね。
だからそこの得られるものはでかいと思うんだよね。最初、若い頃から不平不満ばっかり言う人と一緒にいるよりは絶対そっちの方がいいから。
確かに確かに。
まあそういう意味ではやっぱり合理的なんだとは思うね。なんか大企業だから安心という意味ではなくて。
ではなくてね。
学べるところが多いという意味でも合理的な気はするから、まあまあそうかって感じはするけど。別にいきなりベンチャーに行くのが偉いとかっていう話を。
それも間違ってるよね。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約37分あります。途中で聞けなくなっただけのためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。それでは行ってみましょう。
よろしくお願いします。
さて、宮本さんの今週のピックアップテーマはこちら。聞くと明日から起業したくなるエフェクチュエーションという意思決定手法です。さあどんな内容なんでしょうか。
オープニングでは話したこのエフェクチュエーションというものがどんなものかというところの紹介をしていきたいなというふうに思います。
このエフェクチュエーションというのは、何かその企業とかしたら新しい事業を作る上で、予測ではなくて手持ちの手段をもとに何かやっていこうっていうそういう手段のことをエフェクチュエーションというらしくて、
ただこのエフェクチュエーションと対比される反対の言葉は何なのかというとフォーゼーションっていうらしいですね。
それは何かというと何か予測不能なことがあったときに予測と計画で対応しようとするのがこれまでよくやられてた手法ですよねと。
つまり何か新規事業を作りますってなったら、じゃあ事業計画出してくださいって言って市場調査をしてこの商品を買ってくれる人はこれぐらいいるだろうって予測を作り、
でそれを社内で倫理にかけて事業計画作って、でじゃあやりましょうって言ってやっていくっていうのが一般的な大企業かな、大企業とかだとそういう形で新しい事業って生んできましたよねと。
でエフェクチュエーションってのはそうではなくて、そういう形で何か計画を立てたり予測をするのではなくて手持ちの手段から何かをやっていくんですっていう手法みたいです。
本に書いてた、例えばこう考えてくださいっていう例で言うと、誰かお客さんが来るときに今日のディナーを出しましょうというときに相手の好きなものから考えるっていうのがこれまで一般的にやられてたようなコーゼーション。
お客さんきっとこれが好きだろうなと思って予測して計画をして作るっていうのがコーゼーションで、エフェクチュエーションっていうのは冷蔵庫にあるものから考えるというのがエフェクチュエーションっていうふうな比較をされてました。
まさにあれですよね、前回僕がお話したアルモンデ料理ですね。
そうですね、やりましたね。いい感じで世の中を捉えている言葉のアルモンデ料理みたいなように。
主婦のアルモンデ料理は要はエフェクチュエーションをやってるってことだね。
そうだね、そう考えると最新の引用語の意思決定手法を使って料理を作っているらしいですね。
相手の好きなものから考えるコーゼーションなんてやってないからね。
まあそうだよね、そんなことは日々の料理では無理だよね。
確かに料理を作る時にも両方のやり方があって、どっちが良いとか悪いとかではなくケースによって使い分けた方がいい。
こと何か事業を作るってなった時に、僕らはついつい予測とか計画とかしちゃうし、
実際ねベンチャーキャピタルから資金調達をしたりとかしようとすると、当然事業計画出してくださいって話になるので、
やっぱりそういう考え方が多いと思うんですよね。
そうですね。
なんでそれに対してこのエフェクチュエーションっていうものがあります。
この5つの原則っていうのがあって、この5つの原則でやっていくのがエフェクチュエーションです。
エフェクチュエーションの原則
僕この方面白いなと思ったのはそれぞれの5つの原則に実際それを使って起こった事例が書いてあって、
今となっては大企業になっている会社のスタートアップの時の事例なんですけど、
ああそういうことによってこの会社は最初事業を作ったんだなっていうのが面白かったので、
そのあたりの事例も含めてご紹介していきます。
まず5つのうちの1つ目、集中の取りの原則というのがあります。
これは何かというと、手元にある資源とか能力とか知識とかを明確化して、それを使って何ができるかを考えると。
目的を達成するためには新しいアイデアを作ったりするんではなくて、既存の手段から何ができるのかを考えるかによってチャンスを切り開くというのが1つ目の原則です。
既存の手段というのは、自分とは何者なのか、それは自身の特徴とか能力とか趣味思考とか、
あとは自分が何を知っているのか、そして自分自身の教育専門性の経験、
あとは自分のことだけじゃなくて、自分はどの人を知っているのかというところを既存の手段として考えて使っていくんだということを書いてました。
この事例として面白かったのが、STローダーという化粧品会社がありますよね。
このSTローダーができたときの話なんですけど、
岐阜化学の専門家であったSTローダーさんの叔父、STローダーって人の名前らしいですけど。
STローダーさんって人がいるらしい。
STローダーですって自己紹介したら化粧品を作り出しそうな感じするよね。
そうだね。今となってはSTローダーの方がブランドイメージ強いから名前じゃないように思うけどね。
今も改めて聞いて、これってどういう意味なんだろうって思ってた。
何と何を足したらSTローダーになるんだろうかなって。
STローダーっていいイメージを喚起するよねって思ったけど、名前だったんだ。
そうそう、普通にただの名前らしいです。
STローダーさんのおじさんが岐阜化学の専門家だったらしくて、
おじさんが開発をしてたクリームを1964年に発売したらしいんですよね。
でも当時の彼女は店舗も広告予算も全くなくて、
せっかくおじさんがいいクリーム作って発売したのに、
どうこれを広めるかなっていうのが全く手段がなかったと。
STローダーさんが活用した余剰資源、
つまりその人が何とか使える資源として、支柱の取りとして活用したのは、
ニューヨークの美容室に集まる裕福な顧客の女性たちの時間でした。
つまり彼女は美容室でヘアセットをしてもらっている顧客の女性たちの待ち時間を活用して、
商品であるクリームを使った無料のハンドマッサージを提案したらしいんです。
トヨタの挑戦
ヘアセットしている間の待ち時間に無料でハンドマッサージしませんかって言われたら、
それはいいですよと。
使ってみてよかったら、じゃあ発売しているので買っていきませんかっていうことで、
これまで店舗もなかったし広告予算もなかったSTローダーっていうものが売れるきっかけになったらしい。
なるほどね。
なるほどですね。いいところを販路として見つけたなと思いますね。
持て余している時間をうまく捉えたのが良かったんだろうね。
そうですね。美容院確かに今でも可能性ありそうですけどね。
そうですよね。女性って言っても僕が行く美容院はおばちゃんばかりですけど、ずっと待ってるもんね。
待ちますよね。
なんとか町なんだろうね。パーマの浸透町なのかな。
僕も一応美容院に行ってカラーで染めるので、白髪染めをするので。
結構僕は一見黒髪ですけど、染めなかったらだいぶ結構白いので、
年齢が多分変わって見えるぐらい白いので。
だいたい基本的に美容院行ったら毎回。
暮らしまたろう状態にならんけど。
そうそうそうそう。
どっかに行ってきたんじゃないかっていう煙をあげたんじゃないかぐらいに多分年をとっちゃうように見えると思うんですけど。
やっぱり液体をつけた後はしばらくちょっと待ち時間があって。
でも最近は雑誌とかも美容院に置いてないのでコロナ禍のせいで。
そうなんだね。
雑誌って手で触れたやつをそのまま次の日とか見るっていうので結構感染に良くないんじゃないかっていうところがあったりして、
それもなくなって今はタブレット渡されますね。雑誌が読める。
僕行くと雑誌あるんですけど、かぶせられるやつあるじゃないですか。
はいはいはい、髪切るときにね。
髪切るときにてるてるポーズになるやつ。
ありますね。
あそこに手を出すとこがないんですよね。だから読めないよねみたいな。
あら、そうなんだ。珍しいね。
確かに子供の頃なかったけど、大学生ぐらいになった時に美容院行ってあれがあった時に、
やっぱり都会の美容院にちゃうなと思った記憶があるけど。
そうだよね。今は別に指名して行くとこでもないんで、適当に行って、
指名できないから適当に入ってる人が来てくれるような場所なんですけど、
だからこそ喋ることもないので、雑誌とか読みたい女性成分的な、
マサゴ様がどうとかっていうニュースしか読めないけどね。
いやでもさ、結構美容院って普通だったら全く興味がないものを知るには良い場だったよね。美容院の時の雑誌ってね。
そうですね。絶対読まないもんね。
絶対読まない。
そういうおばちゃん系の情報とか得れないからね。
こういうの読んで面白いと思う人いるんだっていう発見はね、そういう雑誌とかあったんですよね。
まあエスティロードはそんな感じです。
もう一個、ゲームウォッチっていうので、僕も知らなかったんですけど、
任天堂がファミコンより前に出した携帯型ゲーム機らしいです。
そういうのあったんだ。
そういうのあったらしいですね。
発見した経緯も面白くて、任天堂の社員の横井さんっていう方が、
新幹線の中で暇つぶしに電卓のボタンで遊んでいる人を見て、
暇つぶしのできる小さなゲーム機として発案したらしいです。
暇つぶし。
時代を感じますよね。
電卓のボタンを押して遊んでいる奴、天才やな。
いやでもちょっと気持ちわかりません?
あの電卓のボタンって気持ちいいじゃないですか。
なんか押した時の気持ちをさ。
あれわかんない?
なんかゲームボールを押した時と同じやけど。
まあね。
でもこんな暇つぶしてるなっていうぐらいまで一生懸命押さないよね。
押さないよね。
一、二回押すのはちょっと気持ちいいけど、
そんな何回も押さない。
まあそういう人いたらしい。
新幹線の中やもんね。
リモコンでそんな夢中にならないだろう。
ならないな。
時代なのかな。
その当時ね、スマホもないからめちゃくちゃ暇やったんかもしれないね。
押した人もね、横井さんも偉いけどやっぱ押した人偉いね。
確かにね。
それがなかったら発見してないからね。
その後横井さんがたまたま社長社の代理運転手を引き受けた時に、
運転中に雑談しながらこの電卓のボタンみたいな小さなゲーム機の放送を社長の山内さんに話したと。
向かった会合先で、
ちょうど液晶生産用の新工場を立ち上げたものの電卓の需要が頭打ちになってて、
この液晶の生産したやつどうしようって思ってたシャープの社長の佐伯さんにこれが伝わって、
じゃあ電卓サイズのゲーム機作ったらいいんじゃないって意気投合して一気に具現化したらしいです。
すごい偶然の話がトントン拍子に偶然繋がっていき、
それでシャープの液晶を使って任天堂が作ったゲームウォッチっていうのが5800円という価格で発売されて大ヒットしたことで、
後のハミコンとかゲームボーイの開発資金に繋がる大きな収益を任天堂にもたらしたそうです。
この繋がりがなければ、だってもともと任天堂って花札とか作ってたとかで有名ですよね。
だからこういうゲーム機を作るきっかけになったのは、そんな新幹線の中で暇つぶしをしていた人のおかげみたいですね。
超面白いですよね。
ファミリーコンピューターってあれなのかな?世界初なのかな?
もしそうだとすると、このちっちゃなゲームウォッチの発明が最初の一歩になってる気もするよね。
そうだね。家庭用ゲーム機って意味では初めてなイメージだけどな。当時ゲームセンターのゲームが流行ってたよね。
ドンキーコンクとかそういうのはあったけど、家庭用でできるっていうのは世界初なんじゃないかな。
そうだよね。そしたらすごいね。
家庭用ゲーム機はオデッセイっていう、それはそれでそういう商品があるらしいですね。
ファミコンではない。そういう意味ではゲームウォッチよりも前にオデッセイっていうのは発売をされていたらしいので、
日本では初めてですがアメリカとかではそういう家庭でゲームをする機っていうのはこのゲームウォッチの8年前に作られてるみたいですね。
1個目、集中の鳥の原則。何か新しいものを発明しようとするんじゃなくて、自分の手持ちのアイディアでやっていこうっていうのが1つ目。
2個目、許容可能な損失の原則ということで、これは期待されるリターンを想定して投資する。
一般的にVCとかが投資するときってそういう感じで、これぐらいいい計画を立てたらこれぐらいの成長が見込めるからこれだけ投資しようというふうに考えるんですが、
そうではなくて損失を想定してその損失が許容できるんだったらOKだろうというような、そういう形でやっていくというのが許容可能な損失の原則です。
この許容可能な損失の中には何かをやらないことによる損失っていうのもあるというふうに書いていて、何かをやらないことによって大きなリターンを得る可能性を失う可能性もあるので、
そういう意味で許容可能な損失の中に収まるのであれば、一旦始めておくのも大事でしょうというような考えがあるみたいです。
で事例としてちょっと心が熱くなる事例がトヨタの事例で、昭和5年、すごいですね戦前の話ですけど、
当時トヨタはトヨタ自動食器製作所っていう自動食器その旗織りをする織り機ですねを作って、
その時の豊田喜一郎さんっていうのが7ヶ月にわたる欧米視察旅行から帰国した時に、
欧米ではそういう織り機を作る産業っていうのがだんだんと衰退していっているのが見えてたらしいんですよね。
だから自動車をやった方がいいんじゃないかと考えたと。
ただ当時三菱とか三井のような大財閥でさえ、自動車の国産化っていうのはすごく難しいだろうっていうのに手を出さなかったそうなんですね。
でもこの豊田さんはそれに手を出したと。
その時の言葉が残っていて、乗るか反るかの勝負を独断で仕掛けて失敗したところで、
これが日本のためになる発明や新聞や絵の挑戦になるのであれば、
後ろ指を刺されることはない。むしろ守りに入って何も挑戦しないことの方が、
佐吉の精神にもとるわけだっていうふうに言ってて、
この佐吉っていうのは明治の時に自動食器を発明したこの豊田喜一郎さんのお父さんらしいんですけど、
何もしないことの方がそのお父さんの佐吉の精神にもとるからやってやるんだということで、
ディスクの大きいチャレンジによる損失可能性よりも、
チャレンジしないことの方が失うことが多いんだというところで、
国産の自動車開発というのをやり始めて、そこから世界の豊田ができていったというらしい話みたいです。
経営者の考え方
これはあれだね、だから経営者しか言えないことですよね。
そうだよね。でも社員であっても、この会社の中で許容可能な損失を最低限にすればできるよね。
そうだね。それをファクトを示せばね。
実はここに出てくる事例は、今日紹介する事例も結構昔の事例で大きくなった事例を紹介してるんですけど、
この本の後半で実際今まさにこのエフェクチュエーションを使って新しい事業を作っている人の話が出てきてて、
その中で出てくる事例っていうのは本当に、例えばサイボーズの社員の人が始めたい新規事業とかで、
自分のコースだけでできるのでやらせてくださいみたいなそういう事業の作り方をしてましたね。
なるほどね。今ならやりやすいだろうね。ノーコードで色々できちゃうからね。
そうそうそう。だからそういう意味でね、この許容可能な損失というものがだいぶ増えていると思うので、
やりやすくなっていると思いますね。
というのが2点目。で、その後から3点目。今度はクレイジーキルトの原則っていうもので、
このクレイジーキルトっていうのは何かっていうと、反対の言葉がジグソーパズルらしくて、
クレイジーキルトっていうのは形とか色が違う布をパズルのように組み合わせて作り上げる1枚の布らしい。
一般的にはね、これとこれ組み合わせたらうまくいくだろうって組み合わせるんだけど、そうじゃなくても全然違う。
その辺にある剥ぎれを集めて組み合わせて1枚の布を作るというものらしいです。
従来のように精緻な競合分析を行って競合に勝つことを目指すんじゃなくて、
多様なステークホルダー、従業員とか取引先とか顧客とかと交渉しながらパートナーとして関係性を築いていくというような原則で、
今ある人みんなをパートナーとして巻き込んで新しいものを作っていくという原則で、
事例として上がってたのは、今度は二股ソケットを製造していた松下幸之助の話です。
当時、松下電気器具製作所を経営していた松下幸之助は、この二股ソケットっていう、電球のソケットが二股に分かれているようなものらしいんですけど、作ってました。
ただそれは家内製手工業、家の中でみんな手作業でそれを作ってたらしいんですね。
そんな松下幸之助のところに、大阪の吉田商店という大きな豚屋さんが来て、
ぜひうちで壮大利点契約を結ばせてくださいと、作ってもらったやつ全部売りそばきますよというふうに提案が来たそうです。
それに対して松下幸之助が言ったことは、OKともNGとも言わず、分かりましたと。
あなたに商品を供給する前に大きな工場を作るので、3000円保証金を支払ってくださいというふうに言って、
そのお金で従業員を20人整えて工場を作って、工場生産を開始して、月に5000個の供給体制を確立するようにしたそうです。
つまり、もともと流通の人っていうのは買いますよっていうふうに来たんだが、その人を出資者に変えて工場を作るというふうに役割を変えることで、
これまでなかった工場を作る資金を得て工場を作ったみたいですね。
っていうのがクレイジーキルトの原則。
で、今度4つ目。レモネードの原則ですね。これは欧米のことわざで、レモンをつかまされたらレモネードを作れっていうことわざがあるらしいですね。
これなんかあそこにも書いてました。レールカーネギーの道は開ける。
あの古典にもあるんですよ。レモンをつかまされたらレモネードを作れっていう。
レモンってのは酸っぱくておいしいものっていう、そういうものをつかまされたとしても、それをおいしいレモネードに変える、チャンスに変えよう。
その、わざわいて演じて福となすというような意味がこのレモネードの原則で、
予期せぬ事態に直面したときに避けたり無理に合わせようとするんじゃなくて、それを機械として捉えて活用して新たなチャンスを作り出していくという原則。
ここで出てきた事例がパナソニックが開発した手ブレ補正の事例なんですけど、
大島さんっていうパナソニックの社員の方が1980年にジャイロセンサーの改良発明というものに成功しましたと。
で、もともとこれはカーナビにつける予定だったらしいんですよね。
ちょっとどういう風にジャイロセンサーをカーナビにつけるのか意味わかんなかったんですけど、
ただ、せっかくそのジャイロセンサーを使ってカーナビにつけるっていうのを開発したんですが、市場自体が大きくならないだろうということがわかって、
手ブレ補正と未来の創造
1982年にせっかくできたのに撤退することになったらしいんですよね。
で、せっかく作ったのになんだよみたいな感じでショックを受けた大島さんは、昇進旅行として友人と3人でハワイに行ったらしいんですよね。
で、会社から借りたビデオカメラで撮影しながらドライブをしてた時に、友人が車の中でビデオ撮ってるから手ブレして仕方ねえなって言ったのを聞いて、
回転を検知するセンサーであるこのジャイロセンサーを使ったらこの手ブレの課題解決できるかもって思いついて、
手ブレ補正としてこのジャイロセンサーを使うっていうので、もう一回開発をし直して、それで今全世界でどんなものにも入っている手ブレ補正が作られたらしいです。
知らなかったですよね。僕も読んで、「へえ、そんな経緯で手ブレ補正できたんだ。」と思いました。
もともとあれか。1980年にカーナビっていう発想があったっていうのもびっくりですね。
そうですね。でもそこはカーナビ自体の普及も含めて市場が膨らまなかった。その役目としてはダメだったんだろうね、このジャイロセンサーはね。役目を変えると大きく成長する余地があったと。
でもいろいろ想像力で膨らみやすい機能ではあったんだろうね、ジャイロセンサーっていうのはね。
まあでもどうなんすかね。手ブレ補正って今となっては当たり前やけど、ない中で思いつくってね。
手ブレするもんでしょ。だって手は震えてるんだからって多分思ってただろうから。補正できるって思いついたのはすごいよね。
素人はジャイロセンサー使っても手ブレしまぐってるけどね。昔よく動画撮ってたんだけど、人に動画撮らせるの大っ嫌いで、なんでこんなにブンブン振るなよみたいな。
確かにね。
でもジャイロがなかったらもっとヤバかったんだろうね。
今はね、手ブレ補正用にいろいろとジンバルつけたりとかね、いろいろあるけれども、基本的にはこのジャイロセンサーと仕組みは同じだと思うんで。すごいですよね。
で、最後5つ目が飛行中のパイロットの原則ということで、未来の技術の発展とか経済動向っていうのは外部要因が決めるものと考えて、
未来を予測してチャンスを待つことに両力を使うんじゃなくて、未来は自ら作り出すものと捉えて自身がコントロールできるものに集中して行動することを指す。
飛行中のパイロットってそうらしくて、どんな風が来るのかとか、どんな風に高度が下がるのかとか、景気が見えてたらいいけど、何か事故とかが起こったときに、
未来がどうなるかって予測がつかないので、予測がつかない中で予測をあえて頑張ってしようとするんじゃなくて、自分でコントロールできることだけに集中して行動するっていう風に動くらしくて、
なんで企業においてもそういう考え方がいいなという風に言っていて、この5つを合わせてエフェクチュエーションという考え方らしいです。
これ聞くとなんか俺でも起業できそうとか思いやすくなるなぁと思って。起業してるけど。
まあそうですね。とりあえず出たたこ勝負でいいじゃんっていうことが肯定されたって感じですね。
そうそうそうそうそうそう。まずはやってみないと、前に進んでみないと何も起こらないよねっていう。確かにそうだなぁと思うんですよね。
うん、そうですね。だって自分のさ、ちっちゃなこの人生を考えてみたときにも、途中転職とかなんかやったときも、
その前にそんなことを転職するとか独立するとか思ってたかといったら、未死も思ってなかったような気もするしみたいな。
そうっすよねー。
結局なんだかしら、アクションを取ったときにたまたま見つかった何かみたいなのをたどっていっただけで、っていうことが多いと思うんだよね。
ですよねー。僕も転職でリモさんと同じDNA入ったけど、それで一緒にやってた授業がなくなったからこそ、その次のイニカの授業でマーキセキネシアルって経験ができたとかもあるので、
ほんとわかんないよねー。
うーん、そうねー。
考え方としてはついつい予測したりとか、わかるような範囲で受け起こうとするけれども、そうなったときにわかる範囲でとりあえずやってみようとか、
あとはこの許容可能な損失の原則で、例えば転職もうまくいかなければ、もう一回転職するって手もあるし、元の会社に戻るってことも手としてはあるので、
そういう意味では転職に失敗しても命取られるとかはないので、許容可能な損失かと思うと意思決定しやすいし、前には進みやすいですよねー。
そうっすねー。なんか5つ原則があるけど、なんかひとつな気がするけど。
あー確かにね。そうね。それは思う。一個一個結局言ってることは同じというか、どの観点で言うかっていう風なぐらい似てるよね。
後半3つはなんかほぼ一緒なこと言ってた気がするけど。
まあでもあれかな、そのパートナーの巻き込み方とかはちょっと違うかな。
そのクレイジーキルドの原則ね。どんな人をパートナーと巻き込むのかっていう意味で、自分の身近にある人とかを単純にその役割として思うんじゃなくて、
もっとこの人たちとならこんなこともできるかもっていう風に思っていこうとか、そういう考え方ですね。
そういうことか。だから手持ちの札の新しい切り方を考えられるようになるわけね。
そうですね。こういうこともできるかもこの人とだったらっていう、そういう考え方ですね。
そうだね。まあ確かにね。
まあね、じんもさんもこうやって一緒にラジオやるとは当初は予想してなかったですもんね。
そうですね。
まあでもね、損失の原則で言うと、許容可能な損失の原則で言うと、やってみて途中でめんどくさいなと思ったらそこでやめればいいだけの話でね。
そう言いながら94回まで続いていると。
そうですね。
ですね。
やってみて、転がしてみたら転がっていくもんだよっていうのがあるかもね。
そうですね。そういう自信を感じさせてくれる本で。でね、実際そういうことによっていろいろそのトヨタの話とかね、ニンテンドーの話とかできてるし。
真ん中でも話したけども、ちょっと今日の紹介だけだとなんか大企業の例とか昔の例なんですが、この本は後半に実際今まさにこれを使ってやっている人の話で、
パエリア作りが転じて畑でパエリアを作る事業を展開し始めた人とか、なんかサイボーズでさっき話したみたいなその自分のコースでできるんでっていう話をして、なんか千葉の市長かな、千葉市長とサイボーズの社長とのイベントを作った人の話とか、
そんなにリアルにこういうエフェクチュエーションをやっている人の話とかもあって、なんかこれ自分でもできそう、そのままそんなに行動していけば思っていた以上のことができるかもなっていう風な勇気が湧く本でしたね。
なるほどね。なんか堀井さんの言う多動力みたいなところとも多分繋がってくるんだろうね。
なるほどね。多動力ってのは色んな人の巻き込みをしようっていう意味ですか?
そうですね。細かいことを考えずに、とりあえずアクション音量を増やしましょう。そっから何かが生まれるぜってことだと思うんだけど。
エフェクチュエーションの重要性
まあでもそうだよね。なんか想定できることなんてたかが知れてるので、動いてみたときになんかね、予想通りのことが1個生まれれば多分予想してなかったことが3つぐらい付いしてついてくる。そっちは掛け算掛け算していった方が広がるじゃんっていうことだと思うんだけど。
そうね。予想外のことが3つ起きたときにそれを、こんな予想外のこと起きるんだったらダメだというふうに思うんじゃなくてレモネードの原則で、これうまくこう生かしたら思ってた想定以上に何かうまくいくかもっていう可能性もあるもんね。
そうですよね。僕割と宮田維新寺さん昔から好きで、本とかよく読んでるんですよ。あの人クソロジカルでクソ頭いいと思うんですけど、なんかこっち系なんだよね。どっちかというとクレイジーキルとの原則的な感じがするなと思ったんだけど。
なんかすごい理事的な文章を書くんだけど、やっぱり書く前には思ってもないことを書いちゃってることが面白いから書くんだって言ってて、書いてるうちに書いてるうちに、えーなんだこれは、なんだこれは、なんだこれはの連続で、そこは岡本太郎的なんだけども。
なんだこれはがないとでも逆に言うと書き進むことも原動力も生まれてこないから、だからああいう理事的でロジカルな人ほど逆にそういう爆発力とか、風発性に惹かれて駆動されることとかってあるんだなーとかっていうのは僕は一ファンとしてよく思いながら聞いてましたけどね。
なるほどねー。 だからクレイジーキルとの原則とかめっちゃそうなんだろうなーとか思いますよね。 へえー。
確かにね、理事的だと予測したりね、ロジカルに考えたらこうだとか考えそうなのに。 うん。
そうじゃないんですねー。 そうじゃないんだよねー。 うーん。
MITの主席みたいな人とも喋ったことあるけど、その人の話がロジカルであったことこれまで一回もないからね。
あっはっはっは。 あっちこっち勝負しない。 そうなんだねー。
そんなもんだと思うよ。人間はだからロジカルにはなれないんだよね。 あー。
じゃなくて多分その、ダイナミックに風発性とかなんか楽しんでるときに何かしら生み出してしまうんだと思うんだよね。
そこは文献でいけば関係ないし、人間ってそういうもんだと思うので、なんかそれはすごい肯定してる感じがしますよね。 そうっすねー。
自身の経験とアイデア
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さて今週の明日使える日比寿町マーケターのまえなかラジオもそろそろ締めのお時間となります。
前々回の僕の会で11月23日に第100回記念イベントで集まりましょうっていう告知をしました。
うん。
じんもさんどうですか?応募あったと思ってますか?
え?応募そんな差しのみになるやろと思ってますけど。
もうね、下手したら僕らの友達呼んで飲み会やるかみたいなね。
懸念もありましたわ。ちゃんと応募何人かしてくれてました。
素晴らしい。
いやー楽しみですね。
ありがたいね。
ありがたい。
初めてのオフラインのみ。僕は本当にお会いしたことが一度もないので。
そうですよね。
やっぱあれですよ。僕の会社のメンバーもラジオを聞いてくれてるんですけど、
じんもさんどんな人なんかちょっと一回会ってみたいんでって言ってたんで。
やっぱり音声だけで聞いてるとね、ちょっと偏屈な人なんじゃないかなとかいうふうに思われてると思うんですよ。
そうなのかな。
どうなの?
口癖がそもそもねえやからな。
何々だからだいなんだよとか言うてるからさ。
基本的にすぐ再定義しようとするしね。
だからそういうところでどんな人なんかなっていう興味は皆さんあるみたいですね。
そうでしょうな。
確かにこれ皆さんも僕らのことがどんな人なんかなと思ってると思うし、僕らも思ってますからね。聞いてくれてる皆さん。
あとどういうふうに聞いてるのかすごい興味あるよね。
確かにね。
多分永良市長だと思うんだけど、僕は多分食器洗いしてる時によく聞くんだけど。
はいはいはいはい。
そうですね。
どんなふうに聞いてるんだろうね。
ガチで集中されて聞かれてるとすれば若干ビビるよね。
そうね。ラジオの良さはやっぱり長ら聞きできることやもんね。
そうですよね。
僕もそうですね。通勤とか電車乗ってる間とか歩いてる時とかは基本自分のポッドキャストを含めてポッドキャストを聞いてることが多いですね。
そうですよね。何かをやる時以外のすべての時間は耳を開放して何か聞いてるんで、そんな感じですよね。
真っ明けて真夜中ラジオ聞かないときはどうしてるんですか?水時の時間とか、散歩の時間とか、何を聞いてるんですか?
最近の僕のマイブームは、僕はにけつっていう番組が好きで、ケンコバと千原ジュニアが差しで喋る番組で、
10年前ぐらいは全部録音して、2人で喋ってるだけなんで別に顔ずっと見ててもしょうがないから、散歩しながらとかよく聞いてたんですけど、
なんか久々、10年分ぐらい取りためてるだけで聞いてなかったんだけど、最近また録音して聞いてるんですけど、それが幸せですね今は。
10年分あるから100時間以上分ぐらいのストックがあるんですよ。
それ1回聞いたやつもう1回聞いてるんですか?
いやいや、今だから新たに聞いて、2015年以降のやつぐらいを全部録音して、NP3に変えて。
NP3に変えてるのなんかすごいね。
聞いてますけどね。まあ面白いねそれは。
僕はだいたいあれかな、ニュースコネクトっていう番組と同じくニュースコネクト系のところはやってる、経営中毒っていうポッドキャスト番組ですね。
あとは古典ラジオを聞いてますね。
あとはあれかな、入山昭恵の経営理論でイシューを語ろうっていう番組も結構好きですね。
いいね、入山先生は分かりやすいもんね話がね。
分かりやすいね。
WBCはもう全部入山さんでいいんじゃないかなって思って。
そっかそっか確かにね、WBSも結構出てるよね。
そう、あ、そうですWBSね。
WBSね。
結構というかね、たまに代打で出てくるんだけど。
代打の方がいいみたいな。
その回とか楽しいね。
やっぱりリアルな入山先生とかそういう人がどんなことを考えているのかなっていうのをラフに聞けるのはいいよね。
うん、いいっすよね。
僕は割と音声メディアも好きなんですけど、その後活字とか読むときの吸収率が上がると思うんだよね。
活字って自分の解釈ペースとか自分の知識ベースで一定受け取りに限界があると思うんですけど、
音声かますことで若干自分じゃない人の思考が頭に入ってくるじゃないですか。
だから活字では拾えない何かしら世界とか物事の見方とかを広げられると思うんですよね。
広げた上でもう一回活字を読むと受け取れる情報量が変わってくると思うんですよね。
そういう意味でいいなと思って。
そうですね。
僕結構だからラジオを聞いてて、言ってることについて自分でちゃんと考えたいなと思ったら一回ラジオを止めて、
ラジオじゃなくて音楽に切り替えて、そのことを考えてることとかもありますね。
そうなんですね。すごい真面目やな。
これは確かにちょっとどう…やっぱり話聞いてると自分の中でアイディアが浮かんだりとか考えたいなと思う瞬間もあるので、
そういうのがふとできたりとかするのが含めて、僕もここ最近ですけど音声メディアいいなーって思ってますね。
日によっては集中して聞いてる日もあれば、何か考えながら聞いてて、その話と考え方がうまくミックスして新しいアイディアが生まれたりすることもあるし、
そういう意味でもいいよね。
講演会とか行くと場所も日付も全部固定されるから大変だけど、音声メディアだと聞き逃したらもう一回聞けばいい話だから。
そうですね。
自分のペースで聞けるよね。
いいかなと思いますね。
なんか音声メディアの広告投稿量がすごい増えてるってニュースありましたよね。
へー。
いいんでしょうね。
そうなってくる可能性はあるよね。
どんどん忙しくなっていく中で、テレビとかYouTubeみたいなので時間を取るのは難しいので、
ながらの時間を取っていくっていう風な方向にはなる気がしますよね。
うん、なりますよね。
今耳の箇所分時間がめっちゃ増えてるらしいので、そこにちょうど合いますよね。
そうすると日常の、例えば家事をやってる時間とか、嫌だった時間がすごい肯定的な時間に変わりますよね。
そうですね。
ガッツリ掃除とか整理とか棚下ろし的なやつとか、割と1,2時間くらいかけてやるような作業とか、憂鬱じゃないですか。
憂鬱ですね。
でも全然憂鬱じゃないね。
確かにそう考えるとね。
すげー楽しいもんね。お風呂掃除とか、1時間くらいかけて壁が磨くときとか。
それはすごいね。
音声メディアあったらOKだもんね。
まあね、確かにね。
僕らの友人の農場の安高くんも農作業してるときにラジオ聞いてるって言ってたもんね。
うんうん。
まあそういうのにはぴったりよね。
ぴったりですよね。
うん。
あとラジオにいいのはね、10年後とかに聞き直したらね、この10年前に聞いてた時のことを思い出してもらったらいいんだよね。
夏メロと一緒で。
音声メディアの可能性
えー。
あーこれあの時帰り道に聞いたなこれとか、たまに思い出すんですよね。
あー。
あー。でもありますね。
あるよね。
で、2回聞いてたりするんですけど、あの例えばコテンラジオの空海と信頼の海とかを聞き直したときに、あ、これ俺福岡行ったとき聞いてたわとか思った。
うんそうそう。旅行地に聞いたやつとか特に覚えてますよね。
うん。
なんか思い出すもんよね、不思議なことでね。
思い出すよね。
その時のあの歩いてた道とかまで思い出すので。
思い出す思い出す。
面白いですよね。
面白いね。
なんかそういう意味もあって。
うん。
なんか消せないんだよね、音声ファイル。
あー。もう1回聞くかもしれないから。
そう、なんかいつでも聞けるようにしたいから。
あー。
だから持ち歩けるように、あのね、もともとiPodクラシックっていう160GBのやつを使ってたんですけど。
ほうほうほう。
もうクラシックの木並みもう死んでしまったので、中古で買ってもすぐに潰れるぐらいの感じの。
そうだよね。
もう消費期限切れまくってるんで。
だからなんかソニーのウォークマンは、なんか本体は32GBぐらいなんだけど、外付けのNCDつけたら無限に広くて256GBぐらいまで減らせるから。
へー。
うん。最近それ使ってますね。
なるほど、すごいな。
あれいいね。
じゃあちょっとあれですね、オフ会の時にはみんながどんな風にラジオ聞いてるのか、どんな番組を聞いてるのかも聞いてみましょう。
楽しみですね。
そうですねー。
概要欄のところにオープンフォームまだ置いてありますので、ぜひご興味のある方はご応募いただければと思います。
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ではまた来週の土曜日、ポッドキャストでお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
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