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みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が 最近気になるトピックを取り上げ、
それぞれのマーケ観で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、 情報や知見が少ない中で打ち手を模索する
みなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
株式会社エールコネクト代表の宮本です。 よろしくお願いします。
はじしまでコピーライターをやってますじんぼうです。 よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じんぼうさん、今日のテーマは、 秋学期緊急特集、広告業界を研究しよう。
でもタイパ重視なのでポッドキャストでバーチャルOB訪問。
長いテーマですが、このテーマを取り上げた理由は何でしょう。
この番組って、いつも夜収録じゃないですか。
はいはいはい。
だから気にならなかったんですけど、 今気づいたんですけど、
めっちゃ外セミ鳴いてて。
はい。
ずっとセミ鳴いてるかも。
自然界含めて。
まあまあ、とはいえですよ。
これオンエアされるのは9月の15日とか6日なんで、
もう多分秋目いてくるわけですよね。
そうですね。
夏休みも終わりまして、秋目いてきて、 秋学期が始まるということは、
そろそろね、大学の3回生はね、 3回生って関西特有の言い方らしいんですけど、
3年生はね、就活ですわな。
準備ですね、準備。
そうですね。
面接の前に。
そうですね、インターンとかね、 やってる人も早い人はやってるけれども、
秋ぐらいからいろいろ考えるでしょうね。
そうですね。
なので、まあそういうタイミングの人に、 ちょっとまあ役に立つお話ができたらいいかなと思ったときに、
自分が就活やってたときに、一番苦労したというか、 めんどくさかったことなんですけど、
まあ、OB訪問ですよね。
はいはいはいはい。
なんか、OB探してーっつって、 あんまりいなかったんだよね、間隔って。
広告台に出てくる人とかって、 なんか銀行とかに行く人が多いんだよね。
あー。
うん、とか、あんまり話しきれなかったんだよな。
学部とかにもいろいろ、俺OB訪問とか、 大学のOBでは無理やったなあ。
そもそも、船舶海洋工学科で アクセンチャー行った人たぶんいなくて、
学部は乗り越えたらいるんじゃないの?
学部いる、全然いる全然いる。 経済とかいったらいると思うけど、
船舶海洋工学科はさ、 みんな造船とか車とかに行くからさ、
外資コンサルとか行く人いないから、 だから、就活、就職決まったら、
大学のところに窓口に、 ここに決まりましたって会社名持って行くんやけど、
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アクセンチャーはですね、「え?何?アク?アク?」 みたいな感じで、会社名知らなかったぐらい、
うちのあれですね、人はOBはいなかったですね。
それは学部縛りなんだっけって今思ったけどね。
学部のやつにいい報告に行きましたね。
そうなんだ。まあ、割と大変ですよね、だからね。
大変大変大変ですね。
あんまね、あえてもう、報告してない人も 多いからってのもあると思うんだよね。
割とOB、辿るの大変で、今ね、ツイッターとかあるから やりやすくなってると思うんだけども、
これポッドキャストなんで、ラジオの良さって、
テキストでOBのインタビューとかっていうのも 多分読めると思うんだけど、
それよりも臨場感がすごいあると思うので、
まあね、いちいちアポ取って会いに来なくても、
空き時間で軽くOB訪問気分が味わえるみたいな ところはあるのでは。
はいはい、たしかに。
じんもさんは一番最初のファーストキャリアは 広告代理店ですもんね。
そうですね。
ああ、なるほど。
なので、バーチャルOB訪問的な感じでお届けすると、
皆さんの労力を多少なりとも端折れるのではないか ということですね。
なるほど。
で、今回メインは大学の3回生みたいな感じなんですけど、
めっちゃターゲット狭いんで、
その人だけじゃなくて、
例えば社会人で憧れのマーケターになったぞ みたいな人とかね、
でもあれ思ってたのと違うなとかあるじゃないですか。
大丈夫かな俺とか、
入る会社間違えたかなとか思ってる人もいると思うんで、
改めてマーケティングとか広告っていいな、
熱いなっていう再認識をしてもらう機会にも なればいいかなと思ってる。
なるほど、なるほど。
はい。
で、注意事項としては、
大人の世界ってね、業界ごとに才能の奪い合いなんですよね。
だから昔はね、
昔は80年代は広告業界にすごい人いっぱい来てましたよね。
伊藤さんとか中畑さんとかっていうのが来てて、
その後ゲームに行きますよね、その才能はね。
ドラクエとか出て、その後多分アニメに来ましたね。
アニメ業界ね、エヴァンゲリオンとか出た後はアニメ業界に行きましたよね。
その後は、今多分IT系とかにも行ってると思うんだけどみたいな感じで、
業界っていうのは才能の奪い合いなんですよね。
だから僕が話すことも、
才能を奪いたいっていうスタンスであるので、
ポジショントークであり、多分にバイアスが入っているので、
そこは皆さん持ち前のメディア・リティらしいでね、
審査区して受け取っていただきたいと思っているわけです。
なので遠慮せずと言うか、遠慮せず褒めますので、
そこはポジショントークだなと思って聞いていただければと思います。
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まあでもOB訪問ってそういうもんですもんね。
OBってね、絶対にその人のバイアスがかかった話しかできないからね。
そうですよね。
そういうもんですから。
で、本編は別撮りしてますので、
調査には収録で聞いてもらったんですけど、
これ点で明日使える。
そもそも明日使えるネタなのって話もあるけど。
なんか明日に使えそうな点とかありました。
大学生はね、今言った通り、
これから広告業界どうかなみたいなところであると思うんですけど、
大学生じゃなくても、
マーケティングキャリアの歩み方ってどういうのがあるのかなって時に、
広告業界だとこういうキャリアを歩むんだなっていうところは知れるだろうなと。
ジンボさんの歩んでる広告業界って、
今の広告業界の中では結構、
実は少なくなってるというか、
昔は広告業界しかなかったけど、
その上にマーケティング業界ができたり、
デジタルマーケティング業界とかができて、
僕とか比較的デジタルマーケティング業界の世界にいたけれども、
ジンボさんはまさに、
昔からある広告代理店じゃないですか。
テレビとかメディアの枠を売るっていう。
そうね。新聞売ってましたからね。
そうそうそうそう。
そういう世界ってあんまり僕も知らないというか、
代理店だったけど、僕はデジタルマーケティングの世界にいたし、
だからそこの部分で、
そことメディアを、新聞の媒体の紙面を売るとかっていうところの、
広告代理店の差みたいなところはあるので、
広告代理店の日本の昔からあるところで、
どういうふうに仕事をしたりとか、
その中での新卒の働き方ってどうなんだみたいなところは、
そういうことがあるんだって新しく知る機会になったですね。
あとは僕はキャリアとして、
新卒で外資系のコンサル会社に入って、
デジタルマーケティングの代理店をやって、
事業会社のマーケティングをやったっていう、
僕のキャリアと比較をして、
じんもさんの新卒のときの広告代理店っていうのが、
どういうふうにマーケティングのターとしてのキャリア、
広告としてのキャリアにどう役立つのかみたいなところは、
聞いてて面白いし、
同じような残業が多いとこは僕も一緒だったので、
共感する部分もあり、違いもありっていうのは面白かったですね。
残業も悪いことばかりじゃないよねっていう。
そうそうそうそう。
でもあれだな。
積極的に残業したがってるって、
ちょっと頭のおかしい若手だったっていう人が、
語る話なんでね。
それだけ仕事が好きだったっていうことではありますけどね。
勘違いしてたのかな?
それでは本編、ぜひ聞いてみてください。
09:01
本編は約37分あります。
途中で聞けなくなったときのためにも、
ここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、じんもさんの今週のピックアップ。
テーマはこちら。
秋学期 隠休特集 広告業界を研究しよう。
でもタイパー重視なので、
ポッドキャストでバーチャルOB訪問です。
なるほど、バーチャルOB訪問。
ようこそようこそ。
じんもさんにOB訪問した的な。
すげえ大学生に言われてるみたいな感じですが。
最初、広告業界に入ったじんもさんですが、
なぜ広告業界に入ったのかっていうところを教えてください。
そうですね。
志望動機的なあれですかね。
志望動機を聞きたいです。
大学3年生の秋ぐらいから就活を始めて、
最初、業界研究とかやるじゃないですか。
4年生頭ぐらいから面接とか始まるみたいな感じかな。
そうですね。
最近はもっと早いかもしれないですけどね。
3年生からインターンしてたりもするけど、
当時はそんな感じでしたね。
そうですよね。
結局、成り点しか受けてないんですけど、
ちょっと面接練習用にハウスメーカーを受けたりしましたけど、
なんか業界研究がすごい嫌いだったんですよね。
情報効率悪いなと思って。
みんな企業説明会とか行くじゃないですか。
行きますね。
企業のいい話だけ聞いて、
で、帰ってみたら3時がすごいアホっぽいなって思った。
俺が保険業界とか証券とか、
行くわけねえなと思ったんだけど、
一応行くじゃないですか、みんな。
一応ね。
自分がこの仕事をしたらどうなるかなとか考えたりはすると思うんだけど、
向き合う時間が無駄だなと思ったんで、
ちょっとひねくれてますよね。
昔から。
でも、その中で広告業界も知らないじゃないですか、
普通どんな仕事をしているのかとか。
広告業界には当時から興味があったんですね。
そうですね。
それはあれだね。
それしか知らなかったかもしれない。
なるほど。
大学時代にいろいろ、
かっこいいなと思う先輩っていません?
オーラめっちゃ出てるじゃん、自分の目から見て。
僕は割とそういう傾向があって、
5色も浮き上がって見えるんですけど、
自分が特別な、こういう人になりたいとか、
こいつひとっつき悪いけど、いつか友達になりそうだなみたいな人って、
浮き上がって見える傾向があって、
僕が気になった、
アイセック君の時も言いましたけど、
一際輝いて見える先輩たち、
大体広告会社に行ったので、電通とかね。
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僕も人種としてはこの人種に属したいなと思ったんで。
っていう感じで割と一択でしたね。
なるほど。
この辺だと文系だと、勝者とかはどうなんですか?
勝者に行ってる先輩も僕の周りでは多かったなと思ったんですけど。
勝者に行きたいなんて1ミリも思ったことないね。
何が面白いかよくわからなかったですね。
僕が大学時代に創造性研究のゼミにいたので、
クリエイティビティっていうワードがめちゃくちゃでかかったんですよ、僕の中では。
それを極めたい、実装化したいみたいな感じのことしか考えてなかったっていう中で言うと、
勝者って何がクリエイティブなのかよくわかんねえな。
リクルートもみんな騒いでたけど、何が面白いのか全然わかんねえなとか思ってて。
クリエイティブっていう軸だと広告代理店考えますよね?
そうですね。
電池入ってクリエイティブ行って、天下取るみたいなことしか当時は考えてなかった。
当時も30歳くらいまではそんなことしか考えてなかったんですけどね。
大学生の時に、僕はこういう感じで志望業界を決めたんですけど、
大学がいいなって思うのは純粋な社会の中だと思うんですよね。
同年代で知的レベルが大体同じくらいの人たちと、
でも興味属性とかドーパメンが出るポイントはそれぞれ違うので、
そういう純粋な関係性の中で過ごしていくと、
だんだんポジショニングができてくるじゃないですか。
自分ってこういう役割を果たす人間なんだなみたいな。
それって一番自然な社会の中で自分が居心地のいい立ち位置、
ポジショニングになっていくと思うんですよね。
そこを見つければ、社会に出てそのような職業を選ぶことによって、
おそらくあんまりストレスなく頑張れると思うんですよね。
パフォーマンスを発揮しやすいと思うんですよ。
大学に行く意義っていろいろあるんですけど、
僕は一番の意義はここだと思っていて、
純粋にやればいい。
インターンシップ行くっていうのもいいと思うんですけど、
でも社会に出たら仕事なんて死ぬほどできるじゃないですか。
断りたいぐらいできるので、
よりはもうちょっと僕は純粋に大学の時間を楽しむみたいなことを
やったほうがいいのかなと思ってます。
ジンボさんの大学の時間を楽しみ方とか、
またジンボさんの自分のポジションみたいなのはどんな感じだったんですか。
僕はいろんなイベントとかを一生懸命作り上げるような
人たちと一緒にいたりはよくしたんですけど、
その中でもこのイベントを作るのだみたいな、
その企画の中心ではなく、
それを厚く動かしている人の周りでちょっと飾り付けをするとか、
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オープニングVTRを作るとか、
そういう系の演出とかがすごい好きで、
その意思をよりみんなに分かってほしいとか、
そういう翻訳っていう感じですね。
だから一人伝通マンみたいな感じでいろいろ動いていたんですけど、
それがすごい自分にとっては心地よかったわけですよね。
今でもそうなんですよね。
自分の中に事業意欲ってのは全くなくて、
これをしたいはないんだけど、
でも誰かの事業意欲に寄り添うのがすごい好きなんですよね。
なのでそこはそこでもう20年前に発見してたんだなっていう感じはしますね。
確かに、それは今聞いても代理店っぽい特性ですね。
そうなんですよね。
ここだと俺、無限にドーパミンが出て、
無限に徹夜できるんだっていうのが分かったんですよ、その時に。
その時も徹夜でビデオ作ってましたから、
イベントの日中に撮った写真を徹夜で編集して、
翌日の解散室で流すとかってやるんですけど、
割とそういうのは苦にならなかった感じ。
今はしないけどね。
いやでもいましたね、当時サークルでも。
動画職人みたいな人が最後のオープニングとかエンディングムービーとか作ってたんですね。
確かに。
みんながスクリーンを見てる時に、
僕はそのスクリーンを見てるみんなを見るわけです。
みんなはそのスクリーンに照らされた光を受けて、
なんかいい顔してるんですよね。
そこら辺はもうすごいゾクゾクする。
全細胞が湧き立つぐらいの興奮はありますよ。
自分が徹夜して作ったVで、
この2日間とかを思い出しながら、
最後エンドロールとか流しながらなんで、
割といい雰囲気になるわけですよね。
なんかあの感じとかは、
やばい、原体験っていう感じがしますよね。
なるほどね、確かに。
感動ムービーね。あれは良かったよね。
いいですよね。
そんな感じの。
大学って言ったらそこだと思うんだよね。
ポジショニングを見つけて原体験を味わうみたいなところが、
一番の大事なところだと思ってて。
なるほど。
僕はそういう人たちがいいなと思ったので、
生活の時にちょっとそれを色々ね、
自己分析とかする中で、
言語化すると自分は賢面白い人間になりたくて、
そういう人たちの集団に入りたいのだっていうことをまず定義したんですよね。
そういう人たちがいる業界に入れば、
就職先の業界を選ぶことっていうのは、
毎日毎日食べるランチを一緒に食う相手を選ぶことであり、
夜なら酒を飲む相手を選ぶことであるので、
そういうどっちかというと退屈な話をする人たちよりも、
会話が洗練されたというか、
素敵だけど面白いみたいな人たちと会話を紡いでいきたいなと思ったんですよね。
18:00
へー。
というのが志望動機ですね。
実際の面接ではもうちょっとクールなことを言いますけど。
いい感じのことを言うけど、
心の声で言うとこういう感じ。
本音はここにあったという感じですね。
いやーいい。だからいいっていうか、
僕と全然違って面白いなと思って。
そう。
僕は外資コンサルに行ってるんですけど、
誰と仕事をするかっていうよりも、
そもそもずっと外資コンサルやるって思ってなかったので、
最初新卒で入るところでしばらくして辞めるだろうなと思って入ってて、
で何かこうプロジェクトを01で作れる能力が身につけばいいなって、
一番それが早く身につきそうなものはコンサルだったから、
コンサルを選んだって感じなので、
なのでこう就職先の選び方も人によって全然価値観が違うなっていうのが聞いてて面白かったです。
そうですよね。
だからまあ、人に合わせなくていいってことですね。
この志望動機とか自己分析とかも、
決められたこういうものだみたいな参考例はいっぱいあるけど、
そういうのは全部間違ってるって思った方が僕はいいと思ってるので。
自分らしい方がいい。
人によるってことですね。
人によると思います。
確かに。
そういう全く違う志望動機で入った僕たち2人が、
こうやって同じマーケティングの仕事をしてたりするわけですか。
そうですよね。
何があるかわからないですね。
他者同士が絡むって、
やっぱりその特性が違う者同士が絡まないと意味がないじゃないですか。
そういうのもありますよね。
なるほど。
そんな志望動機で広告業界に入ったジンボさん、
まさにずっとランチや酒を一緒に飲むかっこおもろい人間たちの集まりに入ろうと思って広告業界に入ったわけですけど、
実際広告の業界の人たちはかっこおもろい人たちだったんですか。
賢面白いね。
賢面白い。失礼失礼。賢面白い。
僕勘違いしてね、めっちゃ俺は頭一緒に面白いんだと思って入ったんですけど、
先輩の方が100倍面白かったんだよね。
すごいね。
鼻っ端折られましたね、最初にね。
いまだに思ってますけど、やっぱり広告代理店の人って圧倒的にタフで、
圧倒的に頭がいいというよりも地頭がいい感じがするんですよね。
人間力とかも含めて、すごくなんとかしてくれるとかどっしりしてる感じがしていて、
そこはいまだに好きですね。
他の業界に比べても徹夜とか多いと思うんですけど、
少なくとも僕の周りで、今は割と出てるみたいですけど、
僕らの時代は鬱になったとかっていう人は見かけたことがないので、
割とタフな人が多かったのかなっていう気はしますよね。
当時はね、どこもそうやったっていうのもあるよね。
21:03
今、僕の新卒時代の話とかすると、いやブラックですねとか言われるけど、
当時自分の職場がブラックって思ってなかったもんね。
そういうもんだよねみたいな。
むしろメーカー勤務とかってすげーゆっくりしてるなーって思ってたからね。
新卒の時、8時ぐらいにOJTの人がもう帰っていいよとか言うと、
俺徹夜したいんだけどなー、徹夜その名前言ったのになーって。
徹夜前提っていうのがすごい意味のわからないことになってましたけどね。
8時に帰っていいよって言われるってことは、前日徹夜してた時とかじゃないかなっていう。
普通の時に8時に帰っていいよはちょっとどうしたらいいかわからないですねって。
そうだよね、すごい不安になっちゃうよね。
同期はすごいお職場でやってるのにみたいな。
思いそうだよね。
今だと普通だと思うけど。
確かに。
他どんな特徴があるんですか、広告業界。
あとなんだろうね、おせっかいの人多いよね。
面倒見がいい人多いよね。
だから仕事大体11時ぐらいになると、
終電までちょっとやろうかみたいな感じで。
終電逃すの前提で。
終電逃したら、どうせタクシーだから飲みに行くかみたいな感じになるみたいな。
その論法でよく飲みに行きましたよね。
もう終電が終わった瞬間に仕事は終わるっていうのは不思議なスケジュール感でしたけど。
そうですね。
終電目指して仕事をするっていうね、何なんだろうそれはって感じだけど。
不思議な。
確かにそうだったな。
でもよく奢ってもらいましたよね、先輩にはね。
代理店はよく奢ってくれるんですけどね。
医療会社入ったら全然奢ってくれないなって思ったんですよ。
奢ってほしいわけじゃないけど、こんなに違うんだみたいな。
スマートやなみたいな感じはしましたね。
確かに。
だから俺の中ではめっちゃ働かないといけないけれども、
働いていても楽しいと思わせるアドレナリンを飲みに行って出させてるみたいな感じはある気がするな。
だから確かに大変だけど、それだけの人間的なコミュニケーションっていうか、
落ち込んでたらいろいろと励ましてくれるし、飲みに行ったら奢ってくれるしみたいな。
そういうことによって、先輩も頑張ってるから俺も頑張らなくちゃとか、
先輩に頼られてるから自分は頑張らなくちゃみたいなところは、
勤務時間は長いけれども、そういうのがあるからブラックと感じなかったのかもしれないね。
そうだよね。なんか多様な包摂感があったみたいなそういう感じがありますよね。
そう。そういうコミュニティっていうか関係性があるから仕事ができたっていう。
そうっすよね。
リモートワークだと多分無理だと思うけどな。
毎日徹夜で先輩と飲みにも行かずに、毎日できますかって言われると多分無理だと思うな。
24:07
それは鬱になると思う。
徹夜でズーム飲みっていうのも変だしな。
変だね。やっぱこうね、人間的な一体感みたいなところがあるから夜遅くまでやってても、
飲み会もある意味その一体感を作る場でもあるじゃないですか。
俺たち一緒に働いて頑張ってるなみたいなっていうのをお互いに慰め合うっていう場でもあるから大事だったんだろうなとは思いますね。
あとは会話の中で非常に長い時間ずっと一緒に会話をするので圧倒的情報量がありますよね。
あるある。
そこはなんかいきなりリモートだとちょっと辛い気がするよねっていう。会社ならではだからねそこはね。
まあでもね今の新卒社員に同じことをやると飲みに行ってくれない可能性あるからね。
そうだね。
誘って。
Z世代意外と飲みに行きたい人多いとかって。
逆にねっていう。
どうなんだろうね。
誘われないからね。
ダリテルの人はねタフでいいんだけど、ここはどうやねんって思ったのはなんかGoogleとか出た時とかにもうビビりすぎ。
あとCPCとかCTAとかの3文字ネット用語とかもうオールドメディア売ってた人たちとかもうマジでビビってるからね。
逃げすぎ。
そうなんだ。
それはまあどうやねんって思ったのとね。
あと会議とか長いよね。
だから効率的という意味では全く真逆な人たちっていうのはあるよね。
プラマイはあるけどプラノンが圧倒的に多いよねみたいな感じかなと思いましたね。
今はちょっと違うんでしょうけどね。広告代理店もデジタルマーケティング絶対必須だから。
そうだね。変わってきてると思いますね。
昔は確かにそうだったかもね。
他に広告代理店的なところってどんなのが日常なんですか。
そうね。実際の日常業務的なところで行くとですね。
これはあれだな。今は違うのかもわからないけど。めっちゃ残業しましたよね。
僕忙しい時はある種の9時5時生活を送ってて。
だいたい週1ぐらいピークが来るからその日ぐらいにやる。
たまに週2やってみた感じなんだけど朝9時に出社します。
翌朝の5時まで働くみたいな。20時間労働的な感じとか。
やばいね。
なんでそうなるねんっていうと、だいたい日中は客先に居るわけですよね。
何件か打ち合わせが入り、だいたい夜の18時ぐらいに会社に帰ってくるわけですね。
そこからレポート1本作んなきゃいけなくて、企画書1本とか2本とか作んなきゃいけなくて、それを人数分出力するわけですよね。
27:03
こうやってやってると朝5時になってるわけですよ。
この時に学んだのは、モンスターエンジンめっちゃ効くって話と、朝5時だからって言っても、客先にそのまま行くよりは、
1回シャワーだけ浴びるのと、1時間だけでも横になるとだいぶ違う感じ。
これはありましたね。
オフィスにずっといるよりも1回家に帰ってシャワー浴びてちょっとでも寝て会社に行くと、移動時間あるけど全然体力の回復力違いますよね。
違いますよね。1日ぐらいならなんとか持つもんね、ごまかせるというか。
確かに確かに。
横にならないと、俺立ちっぱなしだって思うそこのやばい感じが来るから、1時間でも横になるといいんだよね。
僕は横になって、僕が資料印刷して全部持って、お客さん先に朝から行くぞっていう状態で、資料持って家に帰ってシャワー浴びて、
あと1時間寝ようと思って、寝て気づいたらクライアントのミーティング開始時間に起きて、やばってことはあったよね。
あるあるよね。
あるある。資料全部俺持ってるのにっていう。すぐに資料をお客さんに送ってお客さんに印刷してもらってそれでミーティング進めてもらうとか。
そういう時に限ってパートナーの偉い人がそのミーティング参加する予定じゃなくて、パートナーの部屋まで謝罪に行くとかっていうことがありました。
絶対絶命やね。
あれはビビったね。
俺も似たようなことはあるけどね。先輩の声の書き方でこの人優しいなって思ったのは、すいませんやっちゃいましたみたいな感じで行くと、
いや俺も昔やったことあるんだよみたいな感じで、超優しいと思って。そこは人間力だよねって思ったな。
確かにね。
その人が一番今何を言ってほしいかをすごいわかってるよねっていう感じとかね。
あるね、そういうことね。
そういう猛烈な思い出はありますと、別に言い悪いじゃなくてこんなこともありましたっていう話だね。今は多分ちゃうと思いますみたいなことです。
ただだから僕ら世代以上の人はこういう過去を持ってると思って接した方がいいよっていうね。
多分こういう部屋でも聞かされるだろうと思います。
なるほど。
あとはね、今に生きてるという意味では営業職だったんで、クリエイティブとかマーケを中心にあらゆる部署の人、メディア、プロモーションとかの人と一緒に仕事をするので全部かじるわけですよね。
30:00
あとはクライアントもかじりますよね。だからいろんな業種の人とお仕事をしますっていうところなので、そこの幅は良かったですよね。
これはコピーライターという専門職になった時も、ある程度その大体のことはわかるし、これはこういうことだなっていうのはわかるし、だから創造力のよりしろっていう感じで割と残ってるので、
何か本読みますとかPRの本読みますとかっていうときも、なんとなくその理解度の改造度は高いよねっていう気がしますよね。
確かに。憧れとしてはみんな広告代理店に入ってコピーライターで最初からなりたいと思う人の方が憧れとしては多いけれども、最初は営業やってると見える世界が中長期に見ると変わりますよね。
クライアントのことが寄り添うから一番わかるっていうのは多分一番大きいと思うんですよね。割と電通とかでも営業経験者の方がすごいクリエイターになったりはしますもんね。
あとは営業のもう一ついいところは、最終的に専門職に行くとしても、コピーライターと依頼者ですよね。仕事の依頼者として関わってたので、そのときに営業としていろいろ思うわけですよ。こうしてくれたらいいのになとかね。
だからそれを今すべて実行してるわけですよ。そうすると営業からは喜ばれるよねっていうのがありますね。例えば何かしらプロジェクトが停滞して、日も幸もいかないっていう営業は頭抱えてるっていうときに、実はコピーライターがパパッと整理してくれたら前に進むことが多かったりするんですよね。だけどほぼ普通の人はしないわけですよ。
はいはい。コピーを作るのが仕事だと思ってやらないもんね、そういうことはね。
でもパッと整理したりとかこういうことですよねって、デザインで解決しようとするとめちゃくちゃ重いんだけど、コピーだと早いじゃないですか。
ブレも少ないですし、言葉でまず握ると。だから割と上手くいくんだけど、まあまあしてくれないよねっていう感じなんで、割とここを自発的にやってブレイクスルーすると、ほんのりと感動されてリピされるみたいな感じが多いですよね。
っていうところ、まあこれはだから営業職だったからこそ今やってて、割と自分の強みになってますっていうところですね。
あともう一個はあれですね、なんかめっちゃ言いにくいことって営業はたくさん、週に2,3個ぐらいスタッフに言わないといけないんだけど、
めっちゃある。
まあ一番多いのがあれね、提案がひっくり返りましたっていうやつですね。
はいはいはいはい。
もうこれはね、わかるじゃないですか。営業がどんな気持ちで言ってきてるかわかるわけじゃないですか。
言ってたわけだからね、昔ね、じんぼうさんは。
だからそういう時に自分がどういうリアクションが一番かっこいいなと思ったかっていうのを覚えてるわけですよね。
だからまあそういう時は、あえてもうなんていうかな、あっきらかんとね、表紙に消すぐらい軽く、あ、そうなんだって。
33:05
やるしかないね、頑張ろうねって返す。
もうね、営業がどんだけつらいからね、わかるからね、それわかんない人もいるんだよね。
営業経験がないクレーターだと、そんなお前の仕切りが悪いんだよとかって言うわけですね。
聞いてねえよとか前提が間違ってるじゃねえかよとかって。
知らねえよ、もうマーケット整理してくれとかって投げられたりするんだけど。
そこを一緒にパッと切り替えて、じゃあもう一回やりましょうって、やり直しましょうって言ってくれると、
まあすごい営業は、たぶんね、ずっと覚えてると思うんですよね、そういうシーンって。
僕はね、ずっと覚えて語ってほしいのでね。
まああえて、そういう時はもうさらっと受けるようにはします。
この辺とかもまさに営業やってたからこそですね。そうじゃないとこの経験もないし、絶対できないから。
なんかね、僕、いろんな立場を知るとわかる部分もすごく増えるので、営業とコピーライターもそうだし、
僕もね、代理店にいたこともあるし事業会社にいたこともあるのでどっちの立場もわかるみたいなところとかあるので、
やっぱこうね、経験が複数あるといろんな立場を理解をした上で進められるので、そこはきっといいんでしょうね。
そうですよね。創造性って基本は多様性の理解なので、そういう意味でも複数の会社、複数の業界、複数の職種、全く5方がいいんだよね、絶対。
そういうところはあるかもね。だから別にクリエイティブ配属にならないからって焦ることはないし、悲観することも全然ないと思っていて、そこで学ぶことが大事だと思いますね。
あとは広告代理店の営業、さっきジモさんもおっしゃった通り、いろんな業種とかいろんな商品に関われるっていうところは多分事業会社のマーケティングに入るのと大きな違いでしょうね。
多分今だとマーケティングを目指す人って、昔は代理店っていう選択肢だったけど、今だと例えばP&Gのマーケティングに入った方がいいんじゃないかとか考えると思うんですよね。
それも一つの方法で、1個の商材とかを全体見れるっていうマーケター目線もいいけど、結局そこで見れてるものってシャンプーだったりとか化粧品だったりとかのもので、商材によってマーケティングって全然変わってくるので、
その辺は代理店で側にいると全然違うんだなとか、会社によっても違ってくるから、その辺は代理店だからこそ見えますよね。
そうですね。だから、もともと代理店にいいとこ入ったら、せっかく入ったんだからってずっと言いたくなるけど、いろいろ経験者がいいよね。事業会社行ったり慣れてたり、行きつ戻りつしても全然いいと思うし。
36:07
そうですね。そう思いますね。
これからは逆にそうしないと自分がコンプレックスを感じるようになってくると思うんですよね。
じんもさんの中で、広告代理店の仕事とか存在みたいなことを一言で言うと、どういうものっていうふうに思っているんですか?
そうですね。まず、すごい不思議な業界だと思ってて、商品の差別化って一切ないんですよね。
デンツー、マコード、他のその以下の代理店も同じものを扱ってて、マージン率も大体一緒で、みたいな感じなんで。
普通に考えると、デンツーとか大手の方が安心感があって、失敗したときの言い訳材料になるので、大手に頼みますよね、という話なんですよね。
という中で、何が生まれるかというと、過剰なほどの圧倒的サービス競争が起こるわけですよね。
一つはクリエイティブサービスですけど、それ以外にもいろんな過剰なサービスあるわけですよ。
企画書を100ページ以上作るとかさ。そういうことはありますよね、というところですね。
なるほどね。
大変な業界の大変性がそういう構造から生まれていて、それが再生産されているっていうところと、
じゃあ左右手のデンツーは手を抜いてくれないんですよね。デンツーの中で競争してるから。
はいはい。
デンツーが世界一のサービス企業な面がある中で、その他の代理店ってめっちゃ頑張らないといけないじゃん、みたいな。
そういう構造なんですよね。だからヒリヒリするところがあります。
なるほどね。
だから商品は新聞とかテレビとかメディアっていう意味では変わらないから、
その中にどんなコンテンツを入れて、結局クライアントとしては別にテレビに出ることが、CMを打つことが目的ではなくて、
それでどれだけ売れるのかっていうのは目的なので、その中身をどういうものを入れてくれるのかっていうところの勝負なんでしょうね。
代理店が提案してやっていくところとして。
そうですね。
最初は3年目くらいまではもうわけわからんですよね。もうフラフラというか大変でね。
3年目から5年目くらいは、仕事はコツはこれだなと思ったのは、営業というのはとにかく前に進める仕事なんだって思ったんですよね。
全部は決まらなくても、まずこれは決めましょうとか、ここまでは固めていきましょうとか、いくいく前に進めていけばプロジェクトは最終的には納品までたどり着くので、
そこの仕事なんだなってずっと思ってたんですよね。
それはそれで変わらないと思うし、若手の頃はまずそれを覚えるべきだと思うんですよね。
39:04
もうちょっと10年くらい選手になってくると、無理芸をどうにかこなすみたいな、普通にやったら無理なことしか考えないわけですよね。
普通にやってできることは別に頼んでこないですよ、クライアントは。
だからさっきの前回の森岡さんの話と一緒ですけど、ジェットコースター作る金がないけど、ジェットコースター1個作るくらいの客を呼ばなきゃいけないという状況がよくありますよね。
ありますね。
逆向けて走らすみたいな、割とアイデアで解決するしかないですよね。
あらゆる手段を使って何とかするっていうのが仕事なんだなーって思ったのが2年目くらいかなーっていう感じですよね。
確かに。お客さんの仕事を代理で受けている仕事はこういうのは絶対必要ですよね。無理なことを何とかするっていう。
アクセンチュアでも結構そういうプロジェクトが炎上とかして大変な時にその火消しをする人みたいな人がいました。
もうこのプロジェクト無理だろうってなった人のところにそういう人を入れてその人が火消しをするっていう、職人みたいな。
下司みたいな。
そうそうそう。ほんと重宝されてましたね、いろんなプロジェクトで。
うまいねー。
やっぱね、無理なことを解決しようとすると何が無理なのかっていうのを分解してどこから攻めていったら解決するかとかを整理してやるとか必要で、
なんでね、普通にやってるのよりはすごい難しいレベルの高い仕事だけど、充実感はきっとありますよねー。
そうですね。そういうのでドーパミンが出る人がいるんでしょうね、世の中にはね。
あー、そうですね。
まあそんな感じですね。割とだからハードモードな感じなので、その後事業会社移りますけど、基本はね、なんかもう余生モードで過ごせるんですよね、穏やかな気持ち。
あー、まあハードワーク度合いで言うと代理店には敵わないもんね。
圧倒的にそうね、帰る時間も早いし、なんか無茶もそんなに言われないし、やっぱクライアントと客の距離感の中で、
代理店ってさらにやばいんですよね、この取り替え可能性が圧倒的に高いから、これできないの?じゃあもう他の会社にやるわって。
すごいですよね、クライアントがメディアの立場として会うときと代理店の立場として会うときで、クライアントの態度がもう圧倒的に違いますからね。
あー、はいはいはい。
すごい厳しい上から目線というか、もうマジで奴隷みたいな感じで接する人いっぱいいるんですよね。
僕は事業会社でマーケティングやってて、そういう人には絶対ならないようにと思ってやってましたけどね。
なんか、立場によって態度を変えるのとか本当かっこ悪いなと思ってたから、そういうのは絶対嫌いやったけど、まあでもいますよね、そういう人ね。
42:06
で、まあね、そういう人の方が代理店も手の上で転がしやすいというか、そういう人を気持ちよくさせて大量の予算を引っ張ってくるみたいなことをお仕事としてやってた人もいたけどね。
そう、人を転がすの上手い人も多いよね。
そうそうそう。
一味猛竜のバッコする世界とはこのことですよ。
まあ確かにそうですね、仕事の現場はいろんなことがあったなーってのは思いますね。
そうだね。
また仕事の現場にいるけどね、もうなんか定年退職したい人の話になってるけど。
まあでも、割と無理できるときに詰め込んだら、あとは視界がちょっと開けるというか楽になる気がするんですよね。
最初ゆるゆるで途中厳しくなったら鬱になっちゃったりすると思うんですよね。
そういう意味でキャリアの選び方として最初に広告代理店を選ぶっていうのが一つのメリットでしょうね。
最初にハードワークをするっていう事業会社から行くのではなくて。
最近もう転職もある程度当たり前になってると思うので、そうなるとどの順番でどのキャリアを歩むのが一番いいのかっていう話もあると思うんですよね。
事業会社に行ってマーケターやってから代理店に行くのか、代理店やって事業会社に行くのかっていう。
僕もどっちかと言えばコンサル代理店を事業会社に行ってるので、最初はやっぱりその順番の方が僕の中ではしっくりくるなって感じがしますね。
やっぱりいろんな会社とかのマーケティングがどう動いてるのかとか見えるし、ハードワークでもあるし。
じゃあそこで身につけた能力を事業会社に行って、ちゃんと力が発揮できるのかっていうのを最後に検証するっていう方が、事業会社の中でずっとマーケターやっていくよりは最終的な成長の伸びしろは大きいんじゃないのかなと思いますけどね。
割と全体を俯瞰で見た上で突き詰めていくっていう方が良さそうな気がしますよね。
そうですね。そういうもの。
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さて、今週の明日使える菊根田町マーケターの真夜中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
この番組の初回でも話したと思うんですけど、マーケター同士とか広告マン同士って、よく飲み場とかの会話は熱いですよね。
45:05
熱いですね。この間も京都に行ってマーケター3人でずっと語り合ってましたもんね。
丸2日喋ってましたね。
丸2日ずっと喋ってましたもんね。話題がつきないですね。
話題がつきないよね。
その中でも広告会社の先輩は、僕が若手の頃に四、五十代だった人たちですよね。
ウイスキーが似合う人たちですね。
やっぱり名言のオンパレードですよね。
だから色々教わりましたね。お酒の飲み方とかね。人生とはね。
これだから20代の特権みたいなところもありますよね。
40代になって人生とはとか語られても多分受け入れられないじゃないですか。
こっちもあるもんね、ある程度はね。
じゃあ言葉を返すようですかみたいな可愛くない聞き方になっちゃうからね。
20代だからこそ、どんな話を聞いても、それが最終的に自分に合うかどうかは別だから、そのまま受け取ることもあればちょっと違うなと思うこともあるけれども。
でも20代の頃ね、先輩に教えられる話とかってすごいこう、なるほど、勉強になりますみたいな。
本当にそうだったもんな。
そうだよね。
なんか若い頃のスタンスとして、僕ちょっと1個思ってたのは、自分はあんまり物事をわかってないなと思ったんだよね。
だから先輩が何か言うことの是非をその場で判断するのではなくて、一旦丸飲みしようかなっていうのはあったんだよね。
一旦丸飲みして、必要なものは残るだろうと。
で、これをね、割と頭のいい子は基本的に自分で取捨選択をしてから取り込むんだよね。
だけど基本的には取り込まないわけですよ。そういう態度だと。
だからおかわりとそうしてたね。だからすごい素直になるべく丸飲みするってことをやってました。
僕は記憶力が悪いので、全部丸飲みとか全部忘れていくので、だいたい飲みが終わったら3つぐらい、
これはいい話だったなってメモってたような記憶はあるな。3つしか覚えられない。3つはいい話だったなって覚えてた気がする。
マジックナンバー3なんだね。
3。3を超えると覚えられない。
3を超えるとアホになるよね。
3の進化じゃなくて3を超えるとアホになる。
こういう濃密な語り合いから多分伝達される情報量とか知恵とかって、
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法説の話もあったけど、そういう安心感とかも含めて割と多いですよね。
ここはリモートじゃ難しいところでもありっていう感じだよね。
最近ジンボーさんやってますか?
逆に僕らはやることにならないといけないわけじゃないですか。人生とはを20代の若者に語るっていう。
最近あんまやってないな。
チャンスがないもんね。僕なんて島に入っちゃったしね。
ですよね。
あと30代の頃はすごくやりやすかったというか、
20代と30代はそこまで生年齢差がないし価値観も似てるのでやりやすかったけど、
今になると自信があれなのか。
僕はこう思うけど時代も違うからねってなっちゃうことが多いから、
昔に比べて人生なんてこうなんだよっていう風に20代の頃に人には言いづらくなったな。
30代の人には逆に自分の10年前だから喋りやすくなったかもしれないな。
そうだね。一周違うと全然違うもんね。
ちょっと違うし。
一周差がたぶんちょうどいいんだよね。
そうですね。そう俺は思う。
かわいがってもらった人って大体岡村隆世代なんだよね。
一周上ぐらいの人たちなんだよね。
あーなるほどなるほど。
その辺の距離感がいいんだね。
確かに。
誰の話が印象に一番残ってるんですか?
僕はコピライターの人で、社内じゃなくて電通の有名な人なんだけど、
ワークライフバランスとか言われてた頃ですよね。
そういうのは断固否定派で、分けて考えるなんてめんどくせーよみたいな感じなんだよね。
だから隆郎コピーはいいぞって言って、コピーをちゃんとやってな。
コピーを考えることは人間を考えることだからなって言って。
コピーが上手くなって仕事が上手くなれば人生も上手くいくんだからさって言っててね。
しびれましたよね。
そこまでコピーを極めてる人の言葉だからこそ響く言葉ですね。
こういうのもありがたいですよね。
広告業界とかって割と狭い業界だから、
上から10個ぐらいの代理店の新卒の人数全部足してもパナソニックの新卒の一社に敵わないぐらいの人数しかいないぐらいの
業界なんで、他の会社とかっていう意識が比較的薄いんですよね。
自分からそういう場に行けば普通に可愛がってくれるというか、
51:01
後輩に語るような感じで色々教えてくれるし、そういう土壌は僕は割と好きでしたね。
でもこの人が仕事をコピーはいいぞって言ってたけど仕事頑張りすぎて離婚とかして、
人生上手くいってなかったりしたらちょっとおっとっと、色んな人生あるなーとか思っちゃいそうですけど。
そうだね。その人は離婚されてまた結婚されて、離婚されて結婚されて、
だから結婚3回もできてるっていうすごいノリだよね。
人生を上手くいくとはこういうことだと。
そう、俺なんて1回もできないのにその人は3回も結婚できてるっていうことですよ。
すごいねー。いやー、なるほど。深い、深い言葉だねこれはね。
そうですねー。
なるほど。
まあでもね、若い頃は割と小賢しい奴だったんですけど、
そういう人の話を割とリアルでちゃんとね、直で聞くことで、
まああれだよね、なんだろうな、小賢しくなくていいんだなって思ったんだよね。
どっしりやればいいというか。
はいはいはいはい。
本質をちゃんとやればいいんじゃないかなと思ったんですよね。
小賢しい奴って残んないんですよね。
そこちょこちょこちょこ積み上げても、なんか真ん中に何も残っていかないから、
なんかね、小手先が増えるだけなんですけど、
割とね、コピーとかって不器用な感じはするけど、
なんかね、ど真ん中で残っていくものなんですよね。
割とそこは、早めに教えてもらってよかったなと思いますよね。
まあね、そんな簡単にね、ちゃんとGPTを使いこなすみたいにコピーってすぐできるようにならないからこそ、
まあ深い部分もあるでしょうね。
そうですよね。
ただ言って、インプットにしても、割と長期にわたってコツコツコツコツインプットしていかないと、
何かが発露しないので、なるとコツコツコツコツインプットしたりとか、書いたりとかっていう努力はしていくんだけど、
それって孤独だし不安だし、よるべのない話なので、
なんだけど、社内社外にそういう人たちがいると励みにはなりますよね。
ですね。だから僕らもっと本当はそういうことを、本当は言っていった方がいいんでしょうね、飲み会とか含めてね。
若いZ世代とかね、こんなこと言っても時代が違うから聞いてないかもなとかって自信を失ってるわけじゃないけど、
思わずに、これが正しいんだから別に昭和のおっさんって言われようがなんだろうが、言うべきこと言うんだよ、みたいになった方がいいかもしれないね。
そうだね。意外とそういうの言われたがってるかもわからないよね。
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それはあるんですよね。全然響いてなさそうだから言ってなかったら、DNAの時の新卒の子とかも、
ラジオ、ラジオ、あんまり仕事中は雑談とかもしてなかったけど、ラジオでいろんな話聞いて勉強になってますみたいなことを言ってて、
もっと普通に仕事中雑談してあげたらよかったなと思ったりしたから。
そうだよね。
やった方がいいんだろうね。
後輩が何をして欲しいかは、後輩はわかってないから、また先輩が、おせっかいでもいいし過剰なほどでもいいけど、やっぱりコミットしないと多分残らないんだろうなと思いますよね。
そうですね。今僕らが20代の子を奢って飲みに行ってそういうことをしないと、その20代の子が40代になった時よりやらないと思うんですよね。
そうだよね。僕ら恩を受けて受けっぱなし終わっちゃうね。
それは良くないよね。
良くないですね。
20代の方々、飲みに誘ってくれたら奢りますので、飲みに行きましょうという感じですね。
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