みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳 | マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、あらほうマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ観で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で牛手を模索するみなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
青島でコピーライトをやってます。ジンボーです。よろしくお願いします。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
今日のテーマは、マーケターへのエールを確率思考の戦略論と考える、です。
このテーマを取り上げた理由は何でしょうか。
最近出た森岡剛さんの確率思考の戦略論という本。分厚い赤い本ですね。
マーケット界隈では赤い本と呼ばれている分厚い本なんですよ。
僕はKindleで読んでるんであれなんですけど、それでも結構の分量があるんで、読むの大変だけどすごく面白かったし勉強になったので、すごくおすすめなんですけど、
普通であればその書籍の中にあるこんなことがマーケノウハウとしていいんですっていう話をするんですが、
それよりも森岡さんの厚さが一番心に刺さったので、この厚さ、マーケターへのエールっていう部分を話したい。
いいですね。
そうなんです。やっぱすごいな、例えば沖縄で今ジャングリア作ってるじゃないですか。
最近YouTubeとかでよく森岡さん出てたりするんですけど、
よく見ますな。
よく見ますよね。あれもすごいなと思ってて、一サラリーマンとして考えてほしいんですけど、
USJ、前の会社の時に企画で作りましたと。企画は通ってて、それをやろうと思って色んな人に説得して進めていたけれども、
USJのカム図紙が変わることによって、USJでは沖縄でテーマパークを作ることができなくなったと。
普通のサラリーマンならそっかと、会社の命令なら仕方ないなと、悔しいなと思うけれども、
そうかと、仕方ないなと思うところを、森岡さんはUSJ出た後に刀を立ち上げ、
その会社で沖縄にテーマパークを作るっていうものを、自分の会社で再度進めてるって、すごい熱量。
たぶん本気で絶対これやるべきだと思っちゃうよね。
ってことだね。
いやーすごいですよね、その熱量が。
この本にもその熱量がめちゃくちゃ伝わってくるんですよ。
一つ一つの言葉の中とか。
本当に森岡さんがそのまま喋っているかのように伝わる感じで。
本でも書いてたけど、森岡さんぐらいになると全然ゴーストライター的な人に書いてもらうこともできるけれども、
やっぱり自分の思いを100%伝えようとすると自分で書くしかないからっていう風に言ってて。
確かにね、森岡武士というかで思いが詰まっている感じがするんです。
そうだね。森岡さんはやっぱり言葉とか熱量で伝えて周り仲間を増やしていくタイプの人だと思うから、
ゴーストライターとかどう考えても無理なんだろうね。
無理だろうね。わかっちゃうよね。
あれだけパワーを持って話をしているとね。
自分として許せないと思う。
そうだね。そういう形な気がする。
本土を持ってない言葉を広めるっていうのが。
そうだね。このジャングリアもこのパターンが上手くいけば、
あれは自然がたくさんあるところであれば比較的作りやすい、
ゴーストをそこまで大きく書けずに作れるテーマパークの形なので、
テーマパークの世界輸出を考えていて、
沖縄で上手くいけばそれを東南アジアとかいろんなところに作っていくということも考えているっていう。
あれが上手くいけばユニコーンになることも考えているっていう意味での風呂敷の大きさもかっこいいなと。
そうだよね。ジャングリアの話を見ていると、
個々のテーマパークの面白さとかじゃないもんね。
思考のフレームがすごいでかいし、納得感があるというか、
そうだよねみたいな。エンタメのポールシフトじゃないけど。
そうね。
沖縄を真ん中にして見たことって日本じゃあんまりないが、沖縄を真ん中に見ると意外とね、
東京からの距離と東南アジアの距離と一緒だったりするから、
そこを中心にするんであるみたいな発想とか、あの辺も全部戦略的で面白いよね。
すごい面白い。
だからUSJとかディズニーとかっていうのは週末の遊び場としてのテーマパークだけれども、
沖縄とかっていうのは、当然週末では行けない。
結構お休みを取っていくっていうようなものなので、
そういう意味ではテーマパークではあるけれども全然USJとかディズニーとは違うターゲットというか、
違う位置づけで、それを伝えるためにパワーバカンスっていう言葉で、
パワーバカンスとしての豪華さとかゆったりさとかっていうのと、
パワーっていう自然の中でダイナミックに動こうっていうそれを混ぜたコンセプトとかも面白いですね。
パワーバカンスが強いね、確かにね。
ですね。なので、今年の夏ですかね。できるのもすごい楽しみだなぁと思ってますね。
そんな森岡さんの本を読んでる時にちょうど外資のメディアで働いている友人と話すことがあって、
その人がこれって日本の会社とか森岡さんの考えと全然違うなと思ったのは、
外資ってアップアウトだから成果を出さないと辞めさせられるので、ずっと頑張らなきゃいけないと。
それはしんどいことだけれども、でも成果を出すってことを求められてちゃんと成果を出すからやりがいもすごくあるだろうなと。
ただ日本企業って厳しさも外資に比べては少ないけれども、やりがい部分も減っちゃってるんじゃないのかなというふうに思ってて、
これが一つの日本の課題として、ある程度厳しい環境において成長したりとか自分の本来持ってる力を発揮するっていうそういう部分が、
森岡さんみたいな本を読むと、やっぱりもっとある方がいいんじゃないのかなというふうに思ったので、
僕は確立志向の戦略論からマーケター、聞かれてる方マーケターの方もいらっしゃると思うので、
マーケターへのエールの紹介と、あとは私事ではありますがエールコネクトの考えるマーケターへのエールっていう話もちょっと本編でできればなと思ってます。
本編先に収録しましたが、神保さん的に今回の内容どのあたりが明日使える聞くネタになりそうですか?
そうですね。僕前ね、マーケティングの日本最大のイベントの行きたくなるような広告作った時に、熱量もベンチマークって書いたんですよね。
普通はマーケティングのイベントに行く時って、ノウハウをアップデートするために行くじゃないですか。
でも、その時はたまたまコロナ明けで2,3年ぐらい、他社のマーケターとの交流がなかったっていうのもあるんだけど、
熱量もベンチマークってことで、ノウハウはもちろんだけど、熱量もベンチマークできますよみたいな感じで訴求したんだよね。
だから、行く動機を倍にすることで行きたくなるっていうことを狙ったんだけど、マーケティングの仕事って割とそういうところがあると思ってて、
結局は人の心を考える仕事なので、割とのめり込めば熱いんだよねみたいなところで、
そこの熱さを今回は思い出させてくれるというか、業界のナンバーワンの権威から改めて確信させてくれる感じの内容だったなと思うんだよね。
だから、知識というよりは日々の仕事の向き合いとかスタンスとかその辺りを認識を更新させてくれるような話だったかなと思うんですよね。
なるほどね。そうですよね。業界ナンバーワンの権威なのにここまでやってるってすごいですよね。
ここまで現場に寄り添ってというか、パスタを作る時にパスタ作りに凝ったりとかね。
そうだよね。
森自然の良さを知るために狩猟の免許取ったりとかね。
でも多分楽しいからなんだろうね。
まあそうだね。
部下の人はどういう感じにしてるんだろう。同じことはできないじゃないですか。森岡さんはきっと。
火傷しないように気をつけてるんじゃない。
いや本当ね。だからちょっと別の軸でね、やっていく。
まあでも本の中でも森岡さんはこのアプローチ、自分自身がそこになりきるってアプローチで顧客理解を図るけれども、
当然人によって顧客理解のやり方は違うので、いろんな顧客理解をしてそれを集めてチームでこういう理解をしながらやっていったとかって書いてたんで、一定役割分担はあるんでしょうね。
そうだね。森岡さんは構造的にPGとかUSJとかだから、一個のプロダクトに深く入っていく仕事の仕方をしてるんじゃない?これまで若手の頃から。
代理店よりはそうですよね絶対に。
そうだよね。だから多分その芯の掴み方とかもやっぱりこう、1年とか2年とかかけて本質をグッと掴んでいくみたいなアプローチだと思うんだよね。
それ以外も多分あるし、なんかコンサル系とか代理店系で言うと、年間100個案件掛かる上でグロスの何かが見えるみたいな感覚も。
ジンボさん言ってましたね。
そうそう、それもそれで一個あるかなと思うので、それは人それぞれのアプローチの利用があるようなとは思いますよね。
そうかそうか。だからジンボさんはいろんなメディアとしてたくさんの案件をやることによって、時代として今あるインサイトってこういうものだよねっていうのが複数やることで見えてたって言ってましたもんね。
そうね。森岡さんと比べるのはどうかと思うんですが。でも例えば商品を使わないと掛けないよっていう人がいるんだけど、僕はそれは違うと思ってて、100個とかやってるとだいたい今の生活者の課題感とかは見えているので、
俺に聞いた段階でもうだいたいわかるのね。ここをね、ここを挿せばいいんですよねとかっていうのはわかるから提案はできるんですよ。で、実際商品を買って試しする?もちろんするけど、それはそれが間違ってないかどうかブレてないかどうかを確認する作業だけで、そこを使って初めて企画を考えようって思っても多分何も向かわないと思っていたので、
そこかな?だからアプローチ、もちろん使うんだけど、でも森岡さんクラスにやり込むのはちょっとね、全巻100とかやってりゃちょっとできないっていう。
そうだね、確かに。
実際あるのでみたいな話でいくと、アプローチはいろいろかなと思いました。
確かに確かに。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約36分あります。途中で聞けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。それでは行ってみましょう。
よろしくお願いします。
さて、宮本さんの今週のピックアップテーマはこちら。マーケターへのエールを確立志向の戦略論と考える。さあ今週はどんな内容なんでしょうか。
はい。オープニングでもお話をした通り、森岡さんの確立志向の戦略論という本がとても熱い本だったので、ここからマーケターのエールの部分を抽出してお話をしていきたいなと思っています。
はい。熱いね。
熱いメッセージの部分を。すごい分厚い本なんですよね。何万字って書いてたっけな。20万字?10万?20万字って書いてたっけ。とにかく読むの大変なんですよ。
やけどしちゃうね。
僕はKindleで読んでるんで、それでもなかなか読みづらいっていう感じ。
森岡さんって熱いもんね。常に熱いからね。
常に熱いんですよ。
まあいいね。それが活字で知られるのがちょうどいい温度感かもしれないね。
そうそうそうそう。そんなところであるというところで、ここの本に書いてあったマーケターへのエールをいくつか紹介をしていくんですが、
一つ目、こんなこと書いてました。
世界の成長から取り残されたこの40年もの停滞、日本に新しい価値が生まれない理由はなぜなのか。
それは知的労働者の大半が新たな価値を生み出すことに日々の時間と精神力を意識的に使えていないからである。
これ最後の文章だったかな?
あとがきみたいなところで書いてて。
この国が豊かであり続けるためには新たな価値創造に挑戦する人をもっと増やさなければいけない。
価値創造っていうのは発明とか企業とかそういった大事ではなくて、日常の自分の役割の中でまるで空気を吸うように新たな価値を考える習慣を持つ。
そうすれば高頻度にイノベーションが生まれて高い価値に対して人々が喜んでより高いお金を払うでしょう。
マーケティングの本質っていうのはもっと価値を実感させることによってもっと多くの人々を幸福にできることだから、もっとマーケターはそういう仕事をしていこうぜってことを書いてました。
暑いね。
暑いんですよ。
これってでもあれだよね。今の世相でいくとAIすごいです、やばいです、もうコンサル並みのやつを10分で出してくるぜみたいなやつが来たとかって言われていて、
もう仕事なくなるんじゃねーのみたいなことを危惧している論調があるけど、いやいやそうじゃないでしょそもそもと。今やってる現状の仕事のレポートのいろいろちょこちょこやって1時間とか2時間とか経って疲れて、
もう新しいこと考える暇ありませんみたいなのってどうなの?みたいなことでもあるよね。
そうそう。だから僕らは知的生産をしてないから、そういうことになっていて、もっとやるべきことあるよね。AIに任されるような仕事をしてるんじゃない方がいいじゃんっていうね。おっしゃる通りだよね。
そうだね。そこを力強く言ってくれてる感じがするね。
そう、力強く言ってくれていて、本当そうだ。確かに森岡さんのやってること、USJでやったことも含めて、すごく社内の反対とかは結構押し切っていろいろやってると思うんですよね。
USJの時も本にも必ず書いてますけど、昔からの本から。ハリウッドをテーマにしたテーマパークから、そうではなくあらゆるエンタメの一番のテーマパークにしていった時に、
いやいやハリウッドのテーマパークがUSJじゃんっていう意見を、いやそうじゃないでしょって説得をしてあの形を作っていて、すごく思いを持ってやってる感がありますよね。
そうですね。本気で考え尽くしてこれしかないと思ったからこそ、これしかないことって譲れないんだよね、人はね。それを発掘した人は、発明した人、発明と一緒だと思うんだけども、
そんな簡単にさ、わかってないやつがひょっと否定したぐらいでは絶対折れないと思うんで。そんな感じはあるよね。
でもそこの発明するまではめちゃくちゃ没頭して考えないといけないけど、それが楽しいんじゃないの?みたいな話だよね。
仕事ってそういうのがいいんじゃないの?みたいな。
そこまで見つけていくぐらい仕事した方がいいよねっていうところだと思うんだよね。
そうだよね。そこまでいくとエクセルちょこちょことか、そんなことを守ってどうするの?みたいな話にはなるわな。
レポートを作ったりとかね。そういう仕事は全部AIに任せて、今の仕事はなくなるけれどもより価値のある仕事をしていきましょうよということを言っているのがいいなと。
マーケターの本来の仕事は何かというと、市場全体の中から大きな市場規模を勝ち取れるようなプレファレンス、サービスの選ばれやすさを比較することです。
その要はあるはずのプロダクトを自らコントロール外で所有条件にされている企業構造では、ゲーム開始前からほとんど負けているとしか言いようがないのですと書いていて、
結構マーケティング部とかマーケティングの仕事ってコミュニケーションだけをやることが多くて、プロダクトは既に決まっていたりとか、
何を伝えるのか、どんな商品を売るべきかは決まっていてやることが多いけれども、そんなことをしているとプロダクトがコントロール外の所有条件にされているのはゲーム開始前でもほとんど負けているとしか言いようがないと言っていますね。
マーケティング部のマーコムというのも自分たちの仕事はマーケティングコミュニケーションであって、マーケティング本体ではないからマーコムです。
そうだよね。そういうところが多いよね。特に大企業になると縦割り構造になり、部署が分かれているのでそうなっていることが多いですよね。
そこをビジネス全体を考えて、顧客理解を一番しているのはマーケターであるはずなので、そうすると顧客が欲しいものはこういうプロダクトであるからこういうプロダクトを作るべきですよねっていうところまで、
もしその人の仕事で定義されていないかったとしても、そこまでやらないと価値作りには届かないですよねっていうことだと思うんですよね。
そんな中、1個この本の中に書いてあった事例で、ここまでできているのすごいなと思ったやつで、USJとか知らない、僕がこれまで知らなかった例であったのが、
日本の大米プレミアムっていう乾燥パスタ麺ですねっていう事例が紹介されていて、これも刀の取り組んだ事例の一つらしいです。
どんな事をやったかっていうと、もともとこの乾燥パスタ麺市場っていうのはコモディティ商材で、シェアナンバーワンは日清製粉ウェルマのママアだそうですね。
ママアは確かに僕でさえ使ったことがあるんじゃないかと。
そうだね。
よりあまりしない僕でもね。
なんとなくパッケージの絵が浮かぶからね。
そうだね。日清製粉ウェルナと日本って別の会社だったの?
そうみたいです。
それも知らなかった。
この乾燥麺業界ってすごい、本読んでても会社名似てるけどこれ違うんだなみたいな感じで思いました。
今月一番抜き好きだったこれ。
日清製粉ウェルナも合併してるっぽい名前よね。
そうだね。僕はだって日清製粉ウェルナのCMが刀がやってると思ってて、素晴らしいなと思ってたもんね。
あれは違うんだ。
それは多分違うね。共謀の商品だからそこはやってないと思うね。
そうだね。絶対やってないね。
絶対やってないと思う。
やれも素晴らしいけどね。
あーそうね。
これまでコノディティだったパスタ麺商材ってのはどういう価値を売ってたかっていうと、長年早茹でっていう簡便性便益っていうので乾燥麺業界では特許されてた。
確かに僕も乾燥麺買うときに短いやつの方が早く作れるかなと思って短いやつ選んだようなこともある気がするので、確かにそれも一つの価値だなと。
そうですね。
その中でこの刀と一緒に日本が作った新しい大前プレミアムというもので新しい乾燥麺を作ったことによって、
この2022年、2023年の取り組みで冷凍パスタカテゴリーにおいて青の洞窟とかのパスタブランドとの競争に勝ってナンバーワンになってるそうです。
冷凍パスタなのでママとかとはちょっと違いますね。乾燥パスタじゃなくて冷凍パスタ業界で1位になっていて。
どういう商品を出したかというと、もちっと美味しいスパゲッティというものを導入した。
これはこれまでパスタっていうのは簡便性で皆さんが戦っていて、
茹で時間が何分早いかっていう勝負をしてたんですけど、そうではなくて美味しさに消費者のフォーカスを当てた方がいいんじゃないかというところで、
もちっと美味しいスパゲッティというものを作ってこれを販売したところ非常に売れたそうです。
なるほどね。
CMもすごい、さっきジンボさんに見てもらいましたけど、ちょっとだけラジオを聞いてるとYouTube見せれないので紹介をすると、
このCMの動画はいつも通りのパスタを作ったのにっていうママのナレーションが入って、
で、パパがあれ?いつもと違う。で、子供がめっちゃ美味しいって言う。
で、ママの言葉として、え?そんなに違う?麺を変えただけなのに?ってなって、
その後、あ、麺がもちっとしていてパスタってこんなに美味しくなるんだって言って、
その後子供がママすごいって言っていつもをすごいにするパスタっていう締めになるCM。
これめっちゃ美味しそうなCMだなぁと思ったんですけど。
そうね、美味しそうだよね。あとだから、まあ、もう端的に言うと、
ものからこと、文脈の語り直しで、要は機能訴求、早い勘弁から早茹でから、
家族がこんなに喜んでくれる私になれるっていう自己実現ベネフィットへの翻訳だよね、これはね。
ああ、そうですね。
情緒ベネフィットでもあるし、みたいな。
そうですね。
端的にそこだなって感じがするね。
やっぱママすごいって言うのは嬉しいだろうなって。
作ってみたくなるだろうなと思いましたね。
まあ、そうなんだよね。
一方で、これは生ハムメロンっていう話があって、
生ハムとメロンは褒めてはいけないみたいな。
ああ、なるほどね。
何も調理してないからね。
そのまま出せばいいだけ。
本当にママ嬉しいかなってちょっと思った気もするけどね。
ああ、なるほど。
褒められて嬉しいポイントと嬉しくないポイントがあって、
本当に料理いろいろやってる中で、パスタの麺だけ褒められたらママ傷つくと思うけど、
普段の食事をパパッと作ってる中で、
おいしいとかって家族が喜んでくれたらそれは嬉しいよねっていうのは、
それはわかるよねみたいな感じがするね。
そうだね。
最近はもうあれなんじゃないですか?
複雑な料理を作ってみたいな機会とかも少ないと思うので、
単純な料理でもおいしいって言ってくれるのがいいんじゃないかなっていうふうに思いますね。
時短テクを知ってることも含めて、
ママの実力だし、
あとは時短することで家族との時間を作るっていうことの方がいいじゃんっていう感じになってるから、
そこもあるよね。
手抜きじゃなくて手間抜きみたいなゲームもあったけど、
あの辺の文脈にすごい合ってる感じがしますよね。
そうですね。
もちっとおいしいとかも結構こだわったらしくて、
パスタ、僕もちょっと食べたことないけど食べてみようと思ってるんですけど、
生パスタっぽい感じだと思うんですよね。もちっとしてるっていうことは。
そうだろうね。
で、いろいろどういう言葉がいいかとか考えて、
コシがあるとかっていうのも考えたけど、
コシがあるとかって言葉ってどっちかって言えばスパゲティじゃなくて、
うどんに与えられる言葉なので、
スパゲティおいしく感じるのはもちっとだなって言って、
このもちっとおいしいっていうのになってるらしいですね。
確かに生パスタってもちっとしてるから、
おいしいよなと思うし、
一応森岡さんはこのスパゲティでここまでのことを言うために、
自分で麺を作ったりとか、
ヨーロッパのいろんなスパゲティの作り方とかの研究もされたみたいな。
やってそう。
やってそうです。
その動画を見た記憶があるぐらい、
もうなんか既視感があるけど、
俺のあれか脳内合成動画かもわからないな。
可能性はあるね。
絶対やってるよね、あの人ね。
やってるよね。
本に書いてあった顧客理解の一つの方法として、
強靭に寄り添うっていうのがあって、
つまりその商品をめちゃくちゃ好きな人と同じ感覚を自分も身につけるという意味で、
森岡さんは、
例えばモンスターハンターの企画をやるときは、
モンスターハンターを何千時間もやるし、
ドラクエも何千時間もやるしっていう形で、
強靭に寄り添ってるんですって書いてて、
ちょっと面白いなと思ったのは、