2024-10-26 59:09

第93回:新種の感情に「名前」をつける。マーケターが仕掛ける新たなトレンドづくりの秘技

マーケターやコピーライターの仕事は、激変する社会の中で生まれる新たな感情やインサイト(ホンネ)を察知し、そこに一つずつ名前をつけていくこと。生活者の中に渦巻く新しい感情を拾い上げ、名前をつけて見える化することで、それを基点に新たなプロダクト開発や斬新な切り口のマーケティング設計が可能になる。最近生まれたナイスなインサイト名を取り上げながら、今の「気分」を考察します。


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関連記事:新種の感情に「名前」をつける。マーケターが仕掛ける新たなトレンドづくりの秘技 - アトリエライフ通信 (hoi-poi.net)

サマリー

このエピソードでは、マーケターが新しい感情に名前をつける方法やその意義について考察しています。プチご褒美やご褒美消費のトレンドが取り上げられ、特に女性の消費行動の変化が深く分析されています。新型コロナウイルスの影響により、「ご褒美消費」が増加し、特にスイーツの需要が高まっています。また、マーケティングの新しいトレンドや「アルモンデ料理」といったコンセプトが登場し、節約志向との関連性が考察されています。さらに、マーケティングにおける新しいトレンド作りや感情に名前をつける重要性が探られています。「リベンジ夜更かし」や「MEGリズム」などの新しいコンセプトを通じて、現代人の時間の使い方や感情に焦点を当てた提案も紹介されています。また、新種の感情に名前をつけることをテーマに、マーケティング戦略の新たなトレンドが探究されています。音声コミュニケーションの中での表現やAIによるライティングチェックボットの活用が具体的に紹介され、ブランドやメッセージングの重要性が強調されています。マーケティングにおいて新たな感情に名前をつけることがトレンドの形成に与える影響も探られています。

マーケターの名前付けの意義
みなさん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳、マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケ感で掘り下げていきます。
最近話題の1人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索する、みなさんのヒントになる視点をお届けしていきます。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム、株式会社エイレコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
青島でコピーライターをやってます。じんぼうです。よろしくお願いします。
お願いします。さて、今日のテーマは、新種の感情に名前をつける、マーケターが仕掛ける新しいトレンドづくりの秘技、ですが、このテーマを取り上げた理由は何なんでしょう。
以前、ティダルトっていう言葉を紹介したじゃないですか。絶対流行ってほしくないマーケティングワードみたいな感じで。
キッズアダルト、子供の感性を持った大人の市場を狙うマーケティングワードで、キダルト消費が流行ってますみたいなのがあって、気持ち悪いからマジで流行らないでほしいみたいな感じで言ってたと思うんだけど。
実際流行ってないから良かったじゃないですか。
この間また来ましたよ。ダブルBSで。ファミリアってあるじゃないですか。子供服の。あれがファミリアのデザインとか可愛い色使いとかで、女性の大人の女性向けに雑貨店とかやってて。
ちょっと大人向けシンプルにしてたりとかして、でもカラーバリエーション32パターンとか出してみたいな感じでやってるんだけど、それもだからキダルト消費って紹介されてて、マジでもうやめてくれって思いましたけど。
そうか。じゃあ一定使われてるんだねまだね。
一定使われてるんだよね。ずっとヒリヒリしますけど。
そんな話なんですけど、マーケターってそうやってまるまる消費みたいな感じで名前をつけたがるんですよね。
この消費トレンドみたいなものに名前をつけたがるんですよ。
なるほど。そういうマーケティング手法の一つでもありますよね。育免かな?育児をする男性も育免みたいな言葉を作ることによって、育児する男性ってイケメンみたいでかっこいいかもっていう社会的な空気を作り出したりもしてますもんね。
ありますね、こういうの。
育免とかまだいいけどね。キダルトとか保管すらマジでやめてほしいと思ってますけど。
だけども、マーケターとかコピーライダーの仕事って一定そういうところがあって、いろんなことがありますわみたいな。
データ調査しても読み方によっていろいろあるし、ざっくりまとめるとこうなんですみたいな感じでやっていくと、他の交通整理がスムーズになるみたいなところはあるので、いい感じの名前で合意を取っていくみたいなのって価値があると思うんですよね。
そうですね。実際マーケターの仕事って短い言葉を作るってその言葉が勝手に人々の口コミとかの中で言葉に乗っていけば、すごいマーケティング効果を生みますからね。
そうなんですよね。だからそういう仕事の一つだと思うんですよね。つかんで、そこにナイスな名前を一個一個つけていくっていうこと。
あ、今の社会ってこういう社会だよねみたいな感じのことが積み重ねていくっていうのが一定役割としてあるかなと思っていて、そこを起点に他のプロダクターを作ったりとか、マーケティング設計をちょっと斬新な感じでやってみるとか、そういう活動に展開していくので一定必要でしょうっていうところですね。
もう一個狙いというか、最初に作った人が優位に立つ仕組みってのはもちろんあって、あるテーゼを出して社会的に認知させてトレンドにしていくと、そこのトレンドに最初に乗っかれるからですよね。高い注目度の中で先手先手でプロモーションが打てるからバッドシェアが広げられるので有利ですよねっていうところがあります。
同時にマーケター個人としてもなんとかブームの仕掛け人みたいな感じで名乗れるじゃないですか。これはかっこいいね。これマーケター人生で一個あったら強いぜみたいな。ありますよね。
たしかに。しばらくはそれで食っていけるね。しばらくは食っていきますよね。これも何人かアイモード作ったっていう人世の中にめっちゃたくさんいるじゃないですか。女性だけだと思ってた。いやいや何人もいるんですよ。アイモードを俺が作ったって言ってる人。あれ俺詐欺じゃないけど。どこまでが詐欺であれなんかわからんけど。
まあでも言えるといいですよねグーブで。なかなか作れるもんじゃないからね。人生で一度は何か作ってみたいもんだなと思いながら日々しか生きてますけどっていう感じですよね。
本編はそういう感じで最近気になるこういう名付けっていいよねみたいな。こういう社会の気分に基づいてるんだろうなみたいな感じのことをちょっと緩く考察していくっていう感じなんですけど。本編別撮りしてますので宮本さんには収録で聞いていただいてますがどんな点で明日使える聞きネタになりそうでしょうか。
まさにこれってマーケターの仕事であるというか。世の中にみんな思ってるけれどもまだパッと言語化されてないインサイトみたいなところを抽出をしてそれを一つの短い言葉にしてその言葉を流行らせるってすごくマーケティングだったりPRでよく考えるアプローチなので。
今現在どういうワードがあったりとかするのかっていうのを知るだけでこういうインサイトあるんだとかあとはそれをこの言葉にすれば広がるっていうかみんなが認知しやすくなるんだっていう感じ。
今日紹介したものって気だるととかともちょっと違う?気だるとって別に言ってるだけじゃないですかキッズとアダルトを言い合わせてるだけで。でももっとこう他の今日取り上げたものは裏側にインサイトがあったりとかことの反に乗りやすい表現があったりとかすると思うので。
なんかその辺の要素を築けるのはコピーを作ったりとかインサイトを抽出したりするのに役に立つんじゃないかなという感じをしますね。
みんなが乗っかりたくないような言葉を作るのっていいですよね。自社のブランドだけじゃなくて多分マーケティング業界とか社会的に割といい感じの効果があるような気がするんですね。
そうですね。例えばコロナ禍の中でいろんなところで働く人をノバノって言ったりとか、どんどん毎年毎年いろんなライフスタイルが出ることによっていろんな言葉が生まれたりとか。
そのライフスタイルを一つの言葉でくくることによって一個カテゴリができるというか、これまでなかった文化ができていったりするので、そこはやっぱりすごくマーケティング的に大事なところな気がしますね。
そうですね。割と戦略PRとかが流行った2010年以降ぐらいで言うと、各ブランドがそういうことをやりだしたじゃないですか。ちょっと調査やって、そこの調査結果に対してトレンド名をつけて調査リリースをするみたいな感じのことをやってましたよね。
プチゴ褒美とご褒美消費
僕も女性メディアとかで働いていたときは、メディア的な目線でどのコンセプトがいいですかねとか相談は割とされたことはありましたね。だから女性向けスカルプシャンプーとかのやつで言うと、30代とか40代になると若い頃とは肌質が違ってくるから、これまでとは違うトラブルとか違和感みたいなものが出てくるんだけども、
でもまだそこに直面したくないというか、シリアスに向き合いたくない年代だったりするという感じだね。最近はパヤガミとかそういうので、パヤトゥルみたいなソリューションを出してるみたいなリリースも見ましたけど、
へー、パヤガミ。
うん。パヤガミとかなんかその擬音化してアプローチしてるみたいな。朝何とかとかいくつかあったけど、とかやってて。で、昔は10年目くらいにスカルプシャンプーが出始めの頃に、スカルプシャンプーの女性版っていうのはまあ割と新しかったわけですよね。
うーん。
スカルプケアって最初女性、男性向けだからね。
そうだよね。
剥げないためのもの。
そうだよね。
女性もやっぱスカルプケア大事ですよねみたいな感じで、でもシリアスには捉えられない感じでみたいなコンセプトで、いくつかあってどれがいいですかねって言われたときに、僕がもう抜群でこれいいっすって言ったのは気まぐれ逃避って言葉だったんだよね。
へー。
気まぐれ逃避ってめっちゃいいよ。なんかシリアスに向き合いたくないけどっていう感じが一番出てるし。
あー。
思うよりままならない感じをチャーミングに支えてるみたいな。
あー。
これまではうまくまとまってたのになんかまとまらない日が増えてきたなみたいな。
そうかそうか。
その若干の違和感をチャーミングに捉えられることができるワードとして最高じゃないですかみたいな感じで推したことがあります。
あー。
他のやつやるとどうやねんみたいなワードが多かったけど結局なんか気まぐれ逃避でその商品は推してましたけど。
へー。
それを真に立ててコンテンツ作ったりとかすると圧倒的に反応も良かったし、それはもうそのコンセプトを真に立てて全部やったんで。
競合メディアとの売上比で言うと30倍くらい売上比変わったりしたんですよね。
すごいね。
圧倒的にマーケティングにおいて大事なんでね。
大事ですね。
いけてる言葉というかワーディングが意外と全て9割。
本編見ればね9割出てくるけどね。
コンセプトが9割かもねみたいな。
そうかそうか。
感じもあるかもしれないですね。
確かに。
なのでちょっと前に話したネーミングの話でも若干リンクはしてくるんですけど、
やっぱそこのネーミングっていうのはプロダクトに対して名付けるだけではなくて、業務の中でのコンセプトとかタームとかそういうところの適切な名付けって一個一個めっちゃ大事だよねっていう。
名付けた後、以降全ての業務に関わってくるので、いい名付けは以降全ての業務が効率化するとか。
確かに。
認識がねパッと伝わると全て効率化するから、そういう意味でも大事なんじゃないかなと思ってますね。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。
本編は約35分あります。
途中で聞けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。
それでは行ってみましょう。
さて、じんぼさんの今週のピックアップ。
テーマはこちら。
新種の感情に名前をつける。
マーケターが仕掛ける新しいトレンドづくりの日です。
さあどんな内容なんでしょう。
オープニングではなんでそのマーケターが新しい感情とかインサイトに名前をつけるのかみたいな話をしたんですけど、
実際そうですね。
最近名付けられた感情とか気分の中でいいじゃんみたいなやつを具体的に取り上げながらこんな感じなんだな今の気分はみたいなことをちょっと考えてみたいと思うんですけど、
最初はあれだね。
割ともう定着しきった感があるというか、
ドメジャーなところからいきますけど、
プチゴ褒美みたいな感じかな。
頑張った自分へプチゴ褒美みたいなやつって割と上手いなと思ったんですよね。
まあね、
ご褒美消費とか言い訳消費とかっていうのが既に定着しているというかなんですけど、
そこのトリガーとなるようなテーゼだったと思うんですよね。
特にあれだよね。
ほろ酔い系のRTD、中ハイ系はほぼこれですよね。
頑張った私にご褒美したいイブニング的な。
これやっぱ女性が強いのかな。
なんかスーパードライとかではビールではあんまり言わないじゃないですか。
ビールでは言わないね。
なんかプレモルもちょっと違うもんね。
ご褒美とはね。
だからビールはどっちかというと祝祭感だと思うんですよね。
他者と共に今の時間を祝福するみたいな飲み物で、
中ハイはどっちかというと一人とかでお部屋時間を楽しむリラックス的なものなんですよね。
なるほどね。
そこが若干ベクトルが違うんでしょうね。
あと多分男性より女性ですよね。
そうっすね。
結局ご褒美消費って言うけど、
スナック味がデビアマさんと関わってるような気もするんだけど、
3年前に調査した結果で言うと、
コロナ禍で割と高まってたご褒美消費需要がさらにブーストしたらしくて、
女性の消費行動の変化
成人男女600人くらいのウェブ調査なんだけど、別にスナック味ユーザーではなくてね。
それで言うとコロナ禍で40%の人がご自愛消費ってスナック味言ってるけど、
ご褒美消費がするっていう人が増えたらしくて、
あとは支出額のボリュームゾーンも1000円から3000円くらいですっていうのから、
月に1万円から3万円くらいそれに使ってますみたいな感じで増額したらしいんだよね。
月3万円ずつ結構あるね。
当然あれだよね、外出ができないとか旅行に行けないとか、
そっちの費用を振り返ったっていうところは大きいかと思いますが、
っていうところですね。
どこに使ってるのっつうと、スイーツが多いらしいですよね。
これはスナック美が誘導尋問的な質問設計してるんじゃないかなと思うんだけど、
スイーツが68%最多で、次が38%ランチ、29%ディナー、
その後が確かファッションとかそっち系の。
そういうのもあるんだ、食べる系だけじゃなくて。
当時は旅行に行けないから旅行とかはあんまり入ってなかったけども、
みたいな感じの調査結果でしたけど、
結局はご褒美消費とかっていう時って、
やっぱり甘いもの食いてみたいな感じの人が走る人が多くて、
必然女性がターゲットになりやすいのかもね。
アルモンデ料理の登場
確かになるほどね。
コロナ禍は確かに特にそうだね。
外出もできないし、ファッションも買ったところで見せる場がないし、
もう食べる飲むぐらいしかお金の使い方なかったかもね。
自宅にいなきゃいけなかったらね。
でもいいですよね。プチご褒美みたいなことが広がると、
そういうことが許される感じになるじゃないですか。
スイーツ食べてても、またスイーツ食べて太るのにとかっていう風になる。
そういう思いがよぎっても、
大丈夫これはプチご褒美だからこれぐらいはいいのよって。
自分で自分を言い訳できるもんね。
そうですね。
だからそこのいいのかなみたいなちょっとギルティな感じを、
まあいいんだよって肯定してあげるみたいなところを、
誰が言ってあげるの?って言ったら、
それはね、甘いものを売ってるところが言えよっていう感じだと。
いうことですよね。
あとは最近つっても、
僕らが社会人になった頃からですけど、
バリキャリーの女性ってめっちゃ増えてるじゃないですか。
バリキャリー男性よりも多いんじゃねえかなみたいな感じで、
すごいたくましい方が多いので、
当然ストレスは抱えるわけで、
男性は男性でどうやって発散するのかな?
体鍛えたりとか、ビール飲んだりするのかもわからないけど、
コミュニケーションでしょうね。
コミュニケーションなのかな。
女性はだから家に帰ってみたことも多いだろうから、
その中で自分時間でこういうのどうですか?みたいな提案が多かったりするんでしょうね。
なるほどね。
そんなにアルコール飲みたい人もいないだろうから、
ほろ酔いか、ほろ酔わない人は甘いもの?みたいなことになるでしょうね。
確かに。
そうですね。女性は甘いものすごく好きで、
それは別腹だし、幸福感は得やすいでしょうね。
すっかり定着しましたね。
だからそういうのに対して、頑張ったらそれには報酬がセットなんだみたいな概念、
セット買ってうまいなと思ったんですよね。
だからプチご褒美みたいなのって、
割と1個消費行動を定着させたフレーズとしてはうまいなというのがありますね。
確かに確かに。
というところ、これは超有名ワードですけど、
最近いいなと思ったのが2つぐらいあって、
1個がアルモンデ料理っていうちょっとおしゃれな料理。
これは僕知らなかったですね。
アルモンデ料理。どこの国の料理なんだろう?
地中海系じゃないですか。
地中海系な感じがするね。
西南部みたいな感じがしますね。
いいね。アルモンデって国ありそうな雰囲気はあるね。
日本の普通の冷蔵庫の中でもお腹空かしいですけど、みたいな感じですね。
こういうマーケターが作るコンセプトとかって、
結局は調査データとかを参考にしていってファクトベースに作るので、
過去データとの差分でこういう気持ちがもしかしたら強まっているのでは?みたいな感じで生まれるんですよね。
アルモンデ料理っていうのは冷蔵庫の中にアルモンデ作るっていうことなんで、
割と響きとは対照的に、どっちかというとつましい。
そうだね。節約志向な感じだね。
志向では、うまいよね。
でもそれをちょっとしたイタリア風の遊び心を聞いた五感をまとわせることで、
つましい感じをちょっとリッチな感じに変えているとか、
新しい消費トレンド
楽しい感じに?前向きな気持ちに振り返っているって感じがしますよね。
あとちょっと関西弁な感じも笑いを誘うというか、ライトな感じでいいね。
アルモンとかってこれ関西弁やからね、関西にね。
そうだね。
これはね、発見したのは、
最近レシピ系の検索でいうと、料理名で検索するよりも食材名の検索が増えてたらしいんですよね。
大根、トマト、レシピとかね。
だからたまたま冷蔵庫にあるもので、これ何が作れるのかなみたいなことを知りたい人が増えているっていうことなんですよね。
確かにね、冷蔵庫の中にあるものでうまくちゃちゃっと作れる人がいればいいけど、だからが難しいよねって言うからみんな検索するわけで。
だからそういう人に向けたアルモンで料理、レシピはこうですよみたいな感じで、これとこれが余ってたらこれみたいな感じの提案をするようになっているらしいんですよね。
なるほど。
自流としては今今ドンピシャで、もちろんインフレで節約志向なのでっていうのもあるし、あとSDGs文脈ですよね、フードロスなるべく減らしたほうがいいよねみたいな文脈にもかなうし。
Cookpadみたいなのを普及したことで、家事の創意工夫とかそういうのもあると思うんだよね。
別に習ってなくても料理は作れるでしょうみたいなね。
だから調べて工夫して作っちゃうよみたいな、そういうちょっと前向きなというか、そういうモードもあるかなと思うんですけど、
そういういろいろな文脈が多分合流した時に、一個アルモンで料理っていいじゃんみたいな、そういうところが生まれたのかなと思うんですよね。
なるほどね。でもこういう言葉を一個作ると、食品メーカーとかはプロモーションの一つの軸ができますよね。
そうっすよね。
検索でアルモンで料理って検索すると一番上にくるのはヤマサ醤油のアルモンで料理で料理レシピ集みたいな感じがあって、
他にもCookpadとかDelish Kitchenとかリケンビタミンとかいろんな会社がアルモンで料理の記事を作ってますね。
新しい概念だから新しく取り入れたいっていう人も多いだろうみたいなところもあるんでしょうね。
そこにこう何々なら何々みたいな感じでアルモンで料理ならなんとか三つ缶ポン酢みたいな感じでリンクさせると、
わりと新規トレイヤルの三つ缶ポン酢を試してくれる人も増えるだろうみたいな。
この冬で言うと暖冬が予想されてるから、お鍋にポンと言われるじゃないですか。
お鍋の調味料みたいな。一人鍋用調味料みたいなのがあって、あれもだから鍋需要が減るだろうみたいな感じで、
だから野菜炒めに使ってとか、そういう感じのアプローチを今してるみたいですけどね。
なるほどね。利用心を増やすことによって消費を増やそうと。
ああいうのもアルモンで料理にも合うよみたいなアプローチもいいんでしょうね。
なるほど。でもそういうのに使おうと思った時にお鍋でポンって名前にせんかったらよかったなとか思うのかな。
なのか逆に裏技的に使えるからいいかもっていうのもあるかもしれないですよね。
ネーミングでね、利用心を早期しやすかったお鍋でポンっていう良さとは逆に他のシーンでは行きづらいもんね。
そうそう。だから麺つゆってまさにそうだと思うんだけど、麺つゆなのに麺つゆ以外に使えることが逆に受けてるじゃないですか。
なるほどなるほど。
そこだと思うんだよね。ちょっと裏技感というか、私は知ってる。ここに麺つゆ入れたら美味しいんやみたいな。
なんかそういう感じ。
なるほどね。そっかそっか。そういうのもあるね。
お鍋でポンもいろいろバリエーションがいっぱいあるので、お鍋でポンの何味はこれに合う。肉、野菜炒めに合うとか、
そういう感じの訴求をしてるみたいだけど、そうすると良いよね。裏技感が出て良いんじゃないですかね。
子育てママの就業率、働いてる割合って75%ぐらいあるらしくて、それはそうだよねって感じだよね。
それぐらいはあるだろうね。だって半分だったら主婦と兼業主婦が半々になるってことやもんね。50%だとね。
まあ75%ぐらいは余裕でいってそう。俺の周りの感覚やともっと80%90%のイメージ。東京だと。
東京だとそうかもねぐらいの感じですよね。だからね、家事つってもそれはね、家事感変わるだろう。当然ね。
まあそうですね。
だから手作り料理必ずしも、ちゃんとやるのそんなに大事でしたっけみたいなことを逆に言ってあげた方がみんな楽になっていいし、
そこに商品提案すると買ってもらいやすいみたいなのあるでしょうね。
まあそうですね。もうだって時短っていう言葉も使わなくなるぐらい、料理とはそういうもんでしょうぐらいの、
1時間とか2時間かけて料理作るとかっていうことの方がイベントみたいになってるもんね。
そうだね。逆にそこの料理の時間ちゃちゃっとやって、その分家族とゆっくり会話する時間を確保するとか、そっちの方がスマートだよねとか、
そういう認識にはなってきてますよね。
そうですね。
僕ね、時短って言葉あんまり好きじゃないんですけど、何でもかんでも時短ってオリエンシートに全部時短って書いてあるから、もう時短が嫌になったっていうところはありますね。
なるほど。
いいなと思ったのは手間抜け料理って数年前に流行って、これはあるもんで料理も唸ったけど、手間抜け料理もちょっと唸ったんですけど、
なんかね、時短調理とかって手抜きと結びつきがちだった?旧来的な価値観からすれば。
それを手抜きではなくて手間抜きにしたことによって、全然別概念でしょみたいな。
なるほどね。
知恵なんですよっていうことを。社会に認識させて定着させるために、なんかすごいいい言葉だったなと思ってて、
なんかね、手間かけたら愛情もたっぷり盛り込めるみたいな、必ずしもそうじゃないでしょみたいなことを言いづらいじゃん。
確かにね。
個人個人が言いづらいから、なんか社会として共有させた方が良くて、
それは誰がやるべきなの?って言ったら、政府がやるものでもないし、多分メーカーがやった方がいいんじゃないかなみたいなことだと思うんですよね。
なるほどね。確かに、今はそんなあんまり思わなくなった気がするけど、
10年前20年前とか、冷凍食品は手抜きだから出しづらいとかっていう、そういう文脈あったもんね。
ありましたよね。
今でもなくなってはないのか。なんかOisixのミールキットとかも最後にちょっと料理をするっていうのを残していることで、
手抜きじゃなくて料理している感を出している。でももう野菜は切ってあるし、もうなんか全部最後炒めるだけっていう、そういう状態にしてるのが受けてるとかっていうのはあるので、
昔よりはどんどんこの手抜きでしょっていう感覚は減っているけど、まだまだあるはあるんだろうね。
ありますね。便利になるのは良いことだし、一方で何か問題が起こっているだろうなっていうのは褒めどころですよね。
ああ、確かにね。
なんかね、チャチャっと冷凍食品をチャチャっとやってそれっぽく仕上げたものを褒められても嬉しくないよね。
嬉しくないよね。
新しい感情の発見
こっちの方に実は手間かけたんですけど、みたいなこととか。
難しいね、それはね。
それはそれで一方で社会問題だから、これにもこれで適切な名前がそろそろつくでしょう。
なるほど。どうなんだろう。どれくらい褒めたりしてんのかな。
褒めるかどうかは別に感想は言うじゃないですか。美味しいね、これ今度もやってみたいな。そこは微妙なとこですよね。
言いづらいね。
冷凍の餃子は美味いけどさ、みたいな。
美味い美味い。
この回答加減抜群やね。
そこを褒められてもってなるよね。難しいね、ここはね。
そこは各自良き良きに計らってください。
アルモンデ料理いいなと思った、翌日ぐらいに僕が出会った概念が、
もう一個あってこれもいいなと思ったのが、以前自分時間めっちゃ大事になってきてますよね、みたいな話をしたと思うんですけど、
そこの文脈を受けての言葉でもあると思うんですけど、
リベンジ夜更かしっていうコンセプトがあって、これもいいなと思ったんですよね。何に対してリベンジしてるかっていう話なんですけど、
これを提唱してるのが顔のメグリズムなんですよね。
マーケティングの戦略
メグリズムってあのなんか、目の上に乗せて、温かいやつ。
そうそう、で血流をやってほらほらしてリラックスして、目の疲れとったりとか、
開眠、入眠に導くみたいなやつなんですけど、
これターゲットあれですよね、忙しい。平日めっちゃ頑張って仕事しました。
でパソコンにガンガン向かって、目がもう血走ってますみたいな、アフター5?アフター8ぐらいだよね。
で開放されて、でバタン9で寝て、翌日の仕事を迎えたくないっていう人ですね、ターゲットはね。
なるほど。気持ちはわかるね。
一日仕事して仕事だけで終わっちゃったやんっていうのはなんかこう、それこそプチご褒美じゃないけど、なんかないともう寝られへんわ。
寝るの悔しいわっていう気持ちはまぁわからんでもないね。
そうね、平日は捨てろみたいな感じのモードもね、昔はあったけど、今はやっぱりね、2時間ぐらいでもドラマ見たいじゃんみたいな。
どうやってもそれでドラマ見てお風呂も入ってとかやってると、時間が足らんわけですよね、1日が26時間ぐらい必要になるわけですよね。
でそこは時間の計算は合わないんだけども、あたかも計算が合うような感じでソリューション提案してるみたいな感じですね。
すごいな。
それがMEGリズムでちょっとね、時間を稼ぐみたいなイメージね、別に具体的に言ってないけど、そういうイメージだと思うんだけど、
例えば8時に終わって9時から自分の好きな時間をやって、12時までドラマ見ちゃったよって言ったらすぐ寝れないじゃん、好きなドラマ見て。
楽しいからちょっとワクワクしてますよね。
だからそこで好きな、ゲームでもそうだけど割と脳が覚醒してしまうので、さーっとこう、でもすぐ早めにね、睡眠時間も確保したいからそこのつなぎをスムーズにしてくれるよみたいなこの提案ですよね。
なるほど、そうか。MEGリズム使ったらパッと寝れるようになったらちょっと使ってみようかな。
寝れる気がするっていうだけで、たぶんそれ期待したらさ、寝れるかな、寝れるかな、ドキドキって絶対寝れないと思いますけどね。
確かに。いやでもなんか、そうね、あるよね、別にドラマとかそういうんじゃなくても普通になんかこう、スッと寝れない時とかあるから、ニーズとしてはすごくわかるなぁ。
それを言われると買いたくなる気持ちをすごくわかる。
24時間働けますかっつって、働いちゃった時にはリゲインがあるよみたいな感じで、ちょっと安心材料というかさ、お守りみたいな感じでこう思ってことで、頑張らないといけない時には振り切って頑張れるみたいなこともあると思うんだよね。
だからMEGリズムがあるよみたいな感じで、あらかじめ言っといてあげるっていうのはいいんじゃない?みたいなところですね。
まあでも調べてみるとMEGリズムって一応一般医療機器の扱いなんだね。だから全くその迷信っていうか何の効果もないわけではなく、血行を良くしたり筋肉の懲りをとったり筋肉の疲れをとったり、疲労回復の効果は期待できるそうですね。
まあそうだよね、普通に考えて、温泉とかでもさ、効能は曖昧だけども温浴効果は確実にあるわけじゃないですか。
まあ確かにね、あったかくなるもんね。
家のお風呂でも一緒だけど確実にあるわけで、そこは歌えるよなって話だよね。
確かに。
それを割と手軽に目元だけできるっていうのは一定の機能的ではありますよねみたいなところですね。
その機能をどう売るかっていう時にリベンジ夜更かしっていう言葉を立てて、平日でも頑張った日であればあるほど自分時間を思いっきり確保していいんだよっていうテーゼにするとのっかりやすいですよね。
のっかりやすいね。
人間はね。
そういう瞬間あるしね。
あるし。
ドラマ見たいとかってゲームしたいって瞬間あるし。
ある。
エグリズムあるからオッケーみたいな、黒うろん茶飲んでるから唐揚げ食べてもオッケーみたいな、そういう感覚があるね。
ありますよね。免罪不適だね。
そっち系で言うと割と最近出た言葉でうまいな、いいなっていう感じがしましたね。
なるほど、確かにうまいですね。
あとはね、これは最後もう一個応用編というか、そういうテーゼにのっかってうまいことプロモーションしたなっていう例があるんですけど。
まずそういうテーゼとは何かというと、本屋さん行くと、もうええわって思うのが何とかが9割っていう本じゃないですか。
あー。確かに。人は見た目が9割とか。
そうそう。
ありますね。
伝え方が9割とかさ。
あー。
大体9割なんだよね。
なるほど。10割は言いづらいし、100%って言ったらちょっと嘘やから、9割やったら確かにそうかもっていう。
気はするよね。
8割だと2割ちゃうやんってなるから、9割。
8割だとちょっとなんか古本だったら買おうかなぐらいの感じですよね。
ちょっと勢いがね。
勢いがちょっと弱いよね。
効果が弱いから9割ぐらいがちょうどいいのか。
そうね。
まあ確かにそう言われるとたくさんありますね。何々が9割って本ね。
もういいだらけって感じするよね。
僕とかはもう古本屋好きなんでよく行くけど、いい加減9割本出してる奴ら同士で一旦ちょっと会議を開いて整理をしようと。
何が何割で、見た目は何割で、伝え方は何割で、結果どうやねんみたいな。
なるほどね。
それぞれが9割9割って言っててもう拉致があかんだろみたいな。
背拍子でなんかね、会議すんじゃねえよみたいな感じで思ったんだけど。
そう考えると同じ出版社で9割本出してるところもね、何社かあるとちょっとそれは100%にならないじゃんっていう話になるね。
そうだよ。もうすでに300冊以上9割本出ちゃうらしいから、たぶん一つの出版社でたぶん50冊出してるとこ存在します。
それはちょっと良くないよね。
良くないよね。
出版社の中でちょっとまずそこはちゃんと合意をとっていただかないと、何が9割なのか、文房はね10超えてたらそれはむちゃくちゃになるなあ。
あるよね。全部足したらたぶん何百割?900割ぐらいいくよねみたいな感じなんで。
なるほど。
ちょっと整理していただきたいなあというところではありますね。
何で9割本が多いのかっていうと、この間もうちょっとディスった記事で言う三つの理由みたいな感じで、
数字入れとけば若干引きが高まるとか具体的っぽい感じになるみたいなテクニック論的なものは一つあると思うんですよね。
それはそれは誰もわかると思うんだけど。
もう一個あるのはたぶんこれインサイト的な感じで言うと、今の人ってわりと潔く言い切ってほしいっていう気持ちがあると思うんですよ。
バシッと言い切ってくれる人が好きみたいな感じ?小泉純一郎さんとか流行ったのもシンプルでわかりやすいからだと思うんですよね。
確かに何言ってるかわかんなくても言い切ってはいるもんね。
純一郎さんもそうかもわからないけど、お父さんもね。
ワンフレードポリティクスとかもわりとバシッと言って、それの心はよくわからないんだけども。
確かに優勢民営化しようみたいな抵抗戦力反対みたいなすごいわかりやすかったね。
わかりやすかったりするよね。あの辺から潔くバシッと言い切ってほしいみたいなどんどん複雑でとはいえ論ばかりの世界の中で気持ちが良かったわけだよね。
そういうのも一定あると思うんですよ。今YouTuberでもそうだし、YouTube出てくる人もそうだし、わりとバシッと言い切る人が人気あると思うんですよね。
あるね。松子デラックスとかもそうだもんね。
そうだね。
やっぱ流行ってるよね、そういう人がね。
言って、わりと無責任な立場にいられる人がバシッと言い切るみたいなのが、すごい社会の処方箋的な感じで作用してると思うんだよね。
なるほど。
だから9割もんってその立ち位置だと思うんですよ。松子デラックスなんですよ、だから。
なるほど。
そうか。
だと思って、そういうインサイト、気持ちがあります。だからそういう本が売れてます、だと思うんだよね。
一方で、みんなが9割もん多すぎじゃね?みたいな感じで思ってるらしくて、調査をしたところ9割の人が9割もんが多いって感じてるらしいんだよね。
そこも9割なんかいいですね。
全部偽物というか、何でも9割言ってたらええんちゃうかみたいになってる気がするけど、そこも9割なんや。
でも調査したらそれはそうなるわなっていうのをあえて調査して、そこでネタ的なファクトデータを作ってるところは上手いなって感じはしますけど。
上手いね、確かに。
そういうらしいんですよ。そういう社会情勢らしい、みたいな感じから話を始めると、ほうほうみたいな感じで、
マーケッターとかは話題にするじゃないですか。僕も漏れなくしてるわけですけど。
こういう文脈を上手く使ってるなと思ってプロモーションしている例としてあげたいんですけど、
プレモルの中でカウルエールっていうサブブランドがあって、
ここがわりとね、日本のビールってほぼほぼラガービールって言って、どっちだっけ、上面発酵だっけ。
上面発酵。
上面発酵だっけ。
上面じゃないかな確か、なんかあるよね。
喉越しがいいとか綺麗味がいい的な感じのものなんですよね。
下面発酵かな、エールビールっていうのは一方であって、それは日本の市販のビールではすごく少ないんだけども、
香りが高かったり味わいが深かったりとかフルーティーだったりするんですよね。
それは1割ぐらいなんだけども、この1割を訴求する、なかなかないぞみたいな感じの時に、
9割本文脈使えるなってサントリオは思ったらしくて、9割本の本の表紙を大量に並べて、
この商品は残りの1割だよみたいな感じのプロモーションをしたらしいんですよね。
消費者のニーズ
この台本に書いてある写真で本の表紙がバーッと並んでる、
これは看板広告かな?
そうだね。駅の大営地の、駅パリでもね。看板っていうのかな。
これサントリのプレモルなんや、広告、商材。
そうなんだって。
確かによく見るとプレモルの写真があるけど、
なるほど、全然何の広告かわからなかった。
でもみんな思ってるね、9割本多いなとか、
残り1割なんなんすか?みたいな話とか思ってるので、
ちゃんとね、残りの1割を著者にインタビューするみたいな企画をやってたりとかしてるんだよね。
面白い。
でも全然マイナーじゃなくて広瀬鈴がCMをやってたりするので、
あれなんですけど、上手いなと思いましたよね。
新種の感情に名前を付ける
だから依存のそういう文脈を使って、それを逆説に自社ブランドに繋げていくみたいなやり方をすると、面白いねっていうことですね。
なるほどね。
これは本の出版側としても、こういうのを広告で使っていいですかって言われたら、
ぜひぜひ使ってくださいってなるよね。
なるよね。
本のPRになるもんね、普通に。
こんなでかい本の表紙取り上げてもらうのだよね。
しかもカラーだしね、新聞はモノクロだけど。
確かに。
そうか、なかなか面白いプロモーションだね。
ですよね。
マイナーと思いましたね。
こういうのも、これはだから提示でもないけど、9割本っていうのも、
なんだかしらこの社会の言い切ってほしい気分っていうのを上手くついたものであって、
そういうのが出てきてるよねって。
そういうのが出てきてるよねってみんなが思っているその気持ちを上手くつくみたいな、
そういうアプローチ。
AIによるライティング支援
それもそれで上手いなみたいな感じがしたっていう例ですね。
確かに。
ちょうど9割じゃない1割の方の売れ物だからこそ、こういうアプローチが取れると。
そうですね。
なるほどね。
上手いよね、だから。
エールビールが9割1割、ラガーエールが9割1割だっていうところから、
9割本につなげるってなかなか上手いな。
なかなかない。
でも、俺がちょっとふと思ったのは、このエールビールは1割ですってことを
メッセージが伝わった時にエールビールは売れるのかっていう。
でもあれじゃない?希少だよみたいな感じじゃない?他とは違うよみたいなポイントオブディファレンス?
ポイント前回やったね。他は9割とは違うんだっていうことは伝わりそうだね。
うん、だと思うんだよね。エールって言っても伝わんないじゃん。
伝わんないね。俺の会社の人だけじゃない?エールって言って、あのエールねってなるのはね。
エールコネクトっていう社名なんでね。
何回かジモンさんも最初は、エールビールですかエールコネクトって話ありましたもんね。
ありましたね。
松メロやなそれな。
1年半前ぐらいのことですが。
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去年は大人気なくAIと喧嘩したりしてですね。
そうですね。ログインできなくなってましたもんね。
ログインできない状態になってましたけども。
最近は割と仲良くやっておりましてですね。
そうなんですか。最近はAIが9割って本も出たとか出てないとか。
そういう時代ですからね。
そうだね。AIにもちょっと聞いてみたいけどね。
9割。本当に9割かどうか。
10割のうち何が何割かをそろそろ整理してくれという話は別途振りたいですけど。
僕は最近はライティングとかの仕事が多いので、
ライティング周りのルール決めとかUXライティング的なところ。
プロダクトのまずブランドパーソナリティ決めましょう。
ボイスソン決めましょう。
その上でどういう執筆ルールですね。
細かい最速も決めていくみたいな感じでやったりっていう一連の活動をやったりしてるんですけど。
でもこれ難しいのが以前も話したことあると思うんですけど、
ライティングっていう書くっていう作業って割と人間の生理的な部分が多いから、
上司・部下でもやっぱり人対人で指摘したらなかなか受け入れがたいというか、あんまり直らないんですよね。
直すのも難しいよね。癖みたいなものだから。
言われたらわかるけど、自分でチェックしづらかったりはするな。
するんですよね。
あと一回一回全部全部やるのも大変なので、
だからボットにかけるみたいなライティングチェックボットにしたら、
割とそこの構造的問題も解消するんじゃないかなと思って、
Chat with GPTのそういうAIボットを作ったんですよ。ライティングチェック用の。
ジンボさんが?
そうそうそう。
すごいですね。
私エンジニアなんでね。
いやいやいや、聞いたことないし、オールドイズニューやし。
オールドイズニューなんですよね。
会員に指示できる何かを作れる印象はなかったけど、すごいですね。
手際よくパパッとね。
なかなかチャーミングなAIボットを作ったんですけど。
割とね、細かいことプログラミングしたわけでもなくて、
そこの企画書、ブランドパーソナリティはこうです、ボイスアントはこうです、
執筆ルールはこうです、をパワポにしてぶち込んだんですよ。
で、どこまでできるかなってやってみたら、割と良かったんだよね。
じゃあそのパワポぶち込んで、元原稿を読み込ませて、
これをこのパワポの資料のブランドパーソナリティに合わせて文字を変えてみたいな、そういう仕事ってこと?
そうそう。この文テキストをちょっとチェックして、改善案出してみたいな感じでやると、
4つぐらい原則を踏まえた感じで、この原則に照らすとこうした方が良いです、この原則に照らすとこうした方が良いです、
漢字が多すぎなのでちょっと3割ぐらい以下に絞ってみました。
一部が長いのでちょっと切ってみましたとか、
そういうのをやった上で改善案出してくれるから、改善案はもちろん出てくるけれども、
それを通して原則を身につけることができるんですよね。
執筆ルールでこうですって掲げても、いちいち参照して全部書くわけじゃないですか、ないじゃないですか、事業部の現場のメンバーはね。
だから一定踏まえた上で書くんだけども、徹底できないところとかあるから、
そこを一個一個必ずボットを通すことにすると、また指摘してもらえるじゃないですか。
そうやってプロセスの中で身につけていくことができるので、
効率も良いし、人対人じゃないから、割と素直に受け入れやすいんじゃないかみたいな。
なるほど。
これチェックする方も大変やもんね、全部一個一個読んでね。
そうなんですよね。
本当直んないんだよね。
だから毎回毎回同じ指摘するのもお互いにストレスじゃないですか。
だからだんだんうやうやになっていくんだけどね。
ボットはそういうのないからいいよね。
これ結構長い文章インプットで入れてもちゃんと直してくれる?
そうね、例えばめっちゃ長い文章まだやってないけど、メルマガ○○とかやったことありますね。
ああそうなんだ、いけるんだ。
そうするとね、ああ確かにみたいな指摘をしてくれるんですよね。
どこまでできるかっていうと、やっぱりwhat to sayは直せないですね。
もちろんですけど、ブラウドパーソナリーぶち込んだところでwhat to sayはなかなか直せないけど、
でもhow to sayは割とめちゃめちゃ直せるんですよ。
一旦そこだけでもめちゃくちゃ助かるなっていう感じがしますね。
確かに。
what to sayはね、別にそんな、例えば事業部の事業部長がいたとして、
その人が適切に書けるかどうかって言ったら、そうでもないじゃないですか。
そこはそこで別の話だと思うんですけど、そこはプロのライターとかがやるべき領域としてはまだあると思うんだけども、
一般的な読みやすい文章とか、そういうのに関しては割と自動化できる感じがしましたね。
それはすごい便利だね。
そうなんですよね。
一応その資料の中には僕が考えた改善案みたいなのも割と多めに入れてるんですよね。
現状こういう文章ですけど、このUXライティング的に言うと、
これはこうした方がいいだろうっていうのを事例は多めに入れてるんだけど、
それも踏まえた上で、全く同じ文章を添削してみてくださいって言ったら、
その資料は学習してるんだけども、全く同じように返してなくて、
でもいい感じで、そういう考え方もあるよねみたいな考え方をしたりしてて、
よかったね。賢いね。
一年前とか、長文を読み込ませるとメルマガの全部とか、
3行5行はいけるけど、長文を読み込ませると一応編集してくれるけど、
だいぶ変えてきたなみたいな。そこまで変えてねーねんけど。
はしょったなみたいな。
ちゃんと書いてよみたいなことあったけど、ちゃんとその辺もできるようになってきてるんだね。
全然はしょってなかったね。
そうか。これはでもストレスなく仕事ができるからめっちゃいいね。
そうですね。だから一定のそのルール的なものは、
どのライティングでも共通のものはあるから、そこを読み込ませといた上で、
各社、各ブランドに若干カスタマイズして売るみたいな感じのことをやったらいいんじゃないかなとかって思ってるけどね。
まあでもこれらの辺は、使い方がわかるようになったらみんな使うようになるだろうね。
なるでしょうね。
なんか想像以上に良かったんで。
じんぼさんから最先端のAIの使い方が出てくるとはですよ。
AIのことなら大体僕に聞いてもらえば即答しますんで。
いやーそんなはずじゃなかったのになー。
なるほど。素晴らしいですね。
だからわかりやすいじゃないですか。このBotで若干カスタマイズして、
あれと授業部内のライティングスキルの村で多分どこも悩んでると思うんで。
そうですね。
そういって企画はできますよみたいな話で売りやすいなと思って。
確かに。
売ったら、でもそもそもそのプロダクトってどうなんでしたっけみたいな。
もうちょっと深掘りしたいみたいなニーズがあれば、徐々にそこからブランディングの方に遡っていけるじゃないですか。
そうね。
そういう感じで楽しい仕事が広がればいいなと思ってますけどね。
そうだね。結局ブランド定義とかがちゃんとできてないとこのAIBotもちゃんと動かないから、
そこからその会社としての音マナ作りましょうよっていうのはありだね。
ブランディングの効率化
そうですよね。
あと結局はその、例えばブランディングやりますって言ったら500万とかかかるわけじゃないですか。
これは何に払っとるかというと、結局はブランディングのスローガンとかなんかコアのものを概念を整理するのはその中の100万ぐらいの話であって、
残りの400万はやっぱり浸透に払っとるわけですよね。
なるほどね。それはでもそれぐらいしないと浸透しないもんね。
浸透しないですね。
かっこいい資料作ったところで何にもいきないもんね。
そうそう。まずは拾い上げる作業のワークショップと、一定整理した上でそれを浸透させていくワークショップと、
それを1年とか2年とかやってっていうトータルの活動費じゃないですか。
なんですけど、割とそこが効率化できるのかなっていう部分もあるんでね。
本気でブランディングをやりたいわけじゃないけど、やりっぱなしも嫌だなみたいな感じの時に、
一番日々の活動業務で多いのはお客さんにCSでやり取り、メッセージしたりとか、
多分テキスト業務だと思うんで、テキスト業務の中でブランディング的な視点で一個一個やると浸透をしていくと思うんだよね。
じゃたっとブランディングのプロトタイプは作ってしまって、そこはワークショップやったところでそんなに大きく変わらないと思うんですよね、実はね。
でもそこを忠実する作業が最終的な巻き込みにはめちゃくちゃ大事なんで、すごいコストかけてやるわけじゃないですか。
新感情の名称化
そこ行って端折って、後肯定の浸透を日々の業務の中でやっていくみたいなことにすると、そんなに大げさな活動じゃなくても割とブランディングいい感じで進んだよね、出るんじゃないか説。
あとこれだったらインプットを適宜変えていけばいいから、バチッとした成果物を作って一個ずつ前に進まなくても、一旦作ってやり始めて、また1ヶ月後にこのAIBotを更新してとかっていう感じで少しずつ進めていくこともできそうだね。
そうっすよね。だから最初プロトタイプ組んだ上で、あとは授業ぐらい育てていくみたいなことができると思うんですよね。
確かに確かに。
あとはそのBotをいかに可愛い、チャーミングな感じで仕立てるかっていうところですよね。何とか何とかチェッカーじゃダメだと思いますよ。
確かに。使いたくなるね、名前にして。
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さよなら。
59:09

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