ネーミングの重要性
皆さん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳 | マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、あらほうマーケター2人が、最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケーカンで掘り下げていきます。
最近話題の一人マーケターをはじめ、情報や知見が少ない中で打ち手を模索する皆さんのヒントになる視点をお届けしていきます。
淡路市までコピーライターをやってます。ジンボーです。よろしくお願いします。
スタートアップの思いを文化に変える戦略マーケターチーム、株式会社エールコネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
今日のテーマは、日本ネーミング対象で読み解く、伝わるネーミングとはです。このテーマを取り上げた理由は何でしょうか。
マーケターとして、新サービスのロージとかリブランディングとかの時に、ネーミングを作ったり考えたりすることっていうのも、たまにあるんじゃないのかなというふうに思ってます。
コピーとか広告コピーとかは結構変わったりもするけれども、ネーミングはあんまり一回作ったら変えないことも多いので、そういう意味で結構大事なものかなというふうに思ってます。
この日本ネーミング対象というのを僕はふとしたきっかけで知りまして、サウナに行った時に日経トレンディーを読んでいた時に、こんな商品ありますよっていうので、闇落ちトマトっていう商品が取り上げられてたんですね。
闇落ちトマトってなんやねんと思って、ネーミングがこれは面白いから、トマトって闇落ちするのかみたいなふうに思ってたんですが、実際その闇落ちトマトというトマトは、トマトに黒い反転みたいなのがついてたりするようなそういうもので、
それはなぜそうなるのかっていうと、トマトは甘いものを作るために水分を制限するとシリクザレっていう障害があって、その障害によってトマトの周りにちょっと黒い反転みたいなのができるらしいんですよね。
そういう黒い反転ができたら確かにちょっと腐ってるように見えるので、これまではほとんど廃棄されてたり、農家さんが食べてたりとかそういうところに使われていたけれども、実はトマトを甘く作るために水分制限したことによってできてるものなので、実は見た目が悪いだけで糖度はすごく高くて美味しいらしいです。
それを商品にできないかというところで蘇我農園がこの闇落ちトマトというネーミングにして販売を開始したところ、すごく話題になり日経トレンディーにも乗ってというようなところで話題になったらしいです。
これは素晴らしいネーミングですよね。
闇落ちかーみたいなね。一応作った由来としては、類稀な資質を持ちながら不幸な境遇が重なってダースベイダーになってしまったアナキンスカイウォーカーに似ていてかわいそうだなと思ってこのトマトに闇落ちトマトという名前をつけたらしいです。
スターウォーズファンだったんだ。
スターウォーズファンだったんでしょうね。そんなところから。
まあでも絶妙ですよね。ダースベイダートマトとかは当然商標というかね、著作権違反で使えないけれども、闇落ちトマトだと使えるというところで。
っていうネーミングとかあって、そういうのを取り上げている日本ネーミング大賞って面白いなと思って今回取り上げました。
しかもですね、2025年も日本ネーミング大賞ありまして、この賞の応募受付期間が今年の9月から10月10日までが応募期間らしいので、何か新しいネーミングを作った方は応募を検討してみてはいいんじゃないかというふうにも思ってます。
話題の商品の紹介
素晴らしい。
はい、そんな感じで本編先に収録しましたが、じんぼうさん的にどのあたりが明日使える企画ネタになりそうですか?
どのあたりですかね。ネーミングが大事だなっていうのはすごく伝わると思うんですよね。伝わると思うんですけど、審査基準がよくわからないっていうのは一方であって。
闇吉とマットが多分ネーミングの力だと思うんですよ。
その他の例でいくと、どっちかというとマーケティングの話だと思って聞いてたというか、マーケティングがすごかった、それに対してタイトルをつけました。パジャマスーツでしたみたいな。近代マグロでしたみたいな話だったと思ってて。
日本ネーミング対象の審査基準はちょっと微妙というか、本来はネーミングによって、マーケティングとかでは微妙であっても、ネーミングが良かったから跳ねましたとかさ、
ネーミングがわかりやすいことによって魅力がより伝わりやすくなったので、価値変換が起こり意味伝達効率が上がり売れましたとか、ネーミングの活躍度合いで評価しないといけないと思うんだけど、
そういう意味では微妙だったので、どっちかというとあれだね。今回は、とはいえプロダクトが良いなっていうのは全てなので、その良いプロダクトとは何か、そこのカテゴリ名がこれですみたいな感じでインプットするのにはいいなと思ったのと、最後のイモジョウチュウは良かったね。
なるほどね。
女性チーム2人で作ったイモジョウチュウのあれは良かったし、シリーズでブレンドできるみたいな、ネーミングの楽しさがブレンドできて、それを飲む時にさらに遊びというかでブレンドするみたいな、
そういう提案性があるようなネーミングがあったので、それこそ企画だよなって気がするし、コミュニケーションの口の範囲に登る感じがするじゃないですか。
これを飲もうよって、元カノと一緒に飲んだら、ああシラバだねって言ったら、これはやってみたくなるし、言いたくなるし、言い合いたくなるしみたいな感じで、これはめちゃくちゃ企画だなと思ったので、最後のは非常に良かったですね。
それ以外はマーケティングというか、プロダクト的には最強なんで、商品開発的な目線でインプットするには非常に良いかなと思いましたね。
日本ネーミング協会は大きなビジョンというか、普通に有名になった、マーケティングも上手くいったし、ネーミングも上手くいったし、両方上手くいったものと、あとはネーミングだけでいってるものみたいなところ、両方あったので、今日紹介した以外も結構あるので、全体見ていくと面白いかなと思います。
例えば、ネーミングだけは面白いけれども、他で見たことないものだと、アスパラの名前で明日はパラダイスとか、これがいいネーミングかはわからないけれども。
最初に思いつくやつだね。
こういうのもありました。
これ、さっきの三ツ谷サイダーも含めて、こんなのが今どき賞を取るんだみたいなところもあるし、この商品知らなかったなみたいな発見もあるので、その辺り面白いかなと思います。
それでは本編ぜひ聴いてみてください。本編は約33分あります。
途中で気になった時のためにもここでポートキャストをフォローしておくと便利です。
ネーミングの変遷
それでは行ってみましょう。
よろしくお願いします。
さて、宮本さんの今週のピックアップテーマはこちら。
日本ネーミング大賞で読み解く、伝わるネーミングとはです。
さあ、どんな内容なんでしょうか。
今回は日本ネーミング大賞を取ったいくつかのネーミングを紹介しながら、ネーミングってどういう風に作っていったらいいのかなっていうのを考えていきたいなという風に思っています。
4つ紹介しようと思うんですが、1つ目が株式会社青木の作ったネーミングで、パジャマスーツという商品です。知ってました?
でも、よくあるよね、こういうのね。
そうね。
よくあるけど、この青木の出しているパジャマスーツっていうのを認識はしなかった気がする。
最近ね、こういうラフな感じのスーツみたいなのが昔に比べて出てきたかなという風に思うんですが。
在宅の影響もあるよね。
そうですね、まさにまさに。
コロナ禍とか在宅勤務テレワークの中で生まれたパジャマスーツっていうのが、新しいスタイルのビジネスウェアとして浸透定着しているっていうところが賞を取った理由らしいです。
商品の特徴としては名前の通りですが、商品コンセプトは見た目スーツ、着心地パジャマというような形で、スーツのようなきちんと感とリラックス感を兼ね備えた仕事着としてカジュアルデイリーでも着用できるような新感覚スーツというそうです。
最近は会社に行くときもカジュアルになっているし、スーツみたいなガチっとしたものも厚くて大変なので、そういうのが流行る空間はあるだろうなと思います。
そうですね。
実はこのパジャマスーツって言葉は最初からこの言葉じゃなかったところが面白いなと思ったんですけど、当初の名前はホーム&ワークウェアっていう商品名で、キャッチコピーがパジャマ以上オシャレ気味ワンっていうキャッチコピーで販売したそうです。
これも悪くないような気がするけどね。
ホーム&ワークウェア。
キャッチコピーが悪くない。ホーム&ワークウェアはコンセプトだね。
ホーム&ワークウェアは微妙だね。
キャッチコピーがパジャマ以上オシャレ気味ワンっていうキャッチコピーでやってて、多分まさにこのキャッチコピーがすごく伝わったんだろうね。
なので店舗に来たお客様からパジャマみたいなスーツどことかパジャマスーツありませんかっていう声が複数集まったそうです。
その声がたくさんあることを店員が聞いて、発売から1ヶ月後の2020年の12月に、
週次の経営会議でこういうお声の事例があるっていうことを報告したところ、
パジャマスーツってキャッチでいいね、商品テクトクチャはわかりやすいねっていうことで、
お客さん実際に呼んでるし、パジャマスーツっていう風に変えた方がいいんじゃないかって会議参加者の総意でネーミングを変更したそうです。
なるほどね。
いや、わかりみ。わかりみ。
でも実際商品名変えるってオペレーション上結構大変じゃないですか。
しかもね、作って1ヶ月後って実際結構大変だと思うんですよ。
もうホーム&ワークウェアでいろんなものの商品のタグとか全部つけてただろうし、
テレビCMとかやってたとしたらそれで作ってただろうし、
いろいろとやってたことを1ヶ月でこのネーミングいいなって思って切り替えた青木もすごいなと。
確かに。
でもホーム&ワークウェアはこっちに微笑みかけてない感じが半端ないよね。
そうね。
カテゴリ名称というか風俗と名というか、まだ練れてない感じはあるよね。
会社の中でプロジェクトネームとして言うのは良いけれども、
良いと思うけどね。
世の中に出た時にちょっとね、え?どういうことですか?みたいな。
どういうことですかね、これはね。
パッと見よくわかんないよね、ホーム&ワークウェアではね。
そうだね。説明ではなく伝えようとする姿勢が大事だと思うんだよね。
はいはいはいはい。
これをネーミングと言われたら辛いものがある感じがするね。
そうね。
でも偉いというかすごいね、キャッチコピーが響いてることを気づいて
それをネーミングにまぶそうっていうのが1ヶ月くらいでやったっていうのは相当すごいと思う。
すごいですよね。
あとはさらにキャッチコピーはきちんと練られていて、
パジャマ以上オシャレ気味満ってキャッチコピーがあったからこそそれができたし、
ある意味ユーザー発信にできた言葉とも言えるのがこのパジャマスーツって言葉ですね。
変更の結果どういうことがあったかというと、
そのキャッチさから世界的な大手通信会社に取り上げられたことをきっかけに
ネーミングの影響
SNSでも話題になり様々なメディアで紹介いただく機会が増えて認知度が一気に高まったと。
次3000着だった売上数がわずか3ヶ月で3万着の売上数を達成。
現在では売上着数60万着を超える大人気商品に成長しましたということです。
ネーミング1個でね、ここまで変わるかっていう感じがしますね。
そうだね。
60万着の希望感がよくわかんないけどね。
そうですね。
淡路東民が月間水募金切れるくらいの数ではありますね。
ちょっと淡路東民の数が全然わからないから。
淡路東民20万人ってこと?
12万人。
12万人。
かける5でちょうど60万だよね。
ちょっと思ってた数値よりちょっと多かったな。
12万人いるんだね。淡路島、東民ってね。
12万ぐらいはいるだろう。
だってその隣の香川県の県の人口が100万人なんだよね。
県庁所在地の一番人数が多いところの人口が33万人なんですよ、高松市で。
そうなんだ。
知れてるね。
そうなのよ。
それに比べてね、淡路島って普通に車で走っても基本街というよりも山が見えるところだから。
なんか10万人切ってると思ってたけど、12万人はいらっしゃるんですね。なるほど。
いらっしゃると思うよ。
それは失礼いたしました。
これの例でもわかる通り、ネーミング一つ変えるだけでも商品が売れたりとかするきっかけになるので、ネーミングすごい大事だなと思います。
近代マグロの成功
というのが一つ目。
これはブランディングワードにおけるブランド拡張のネーミングとも言えると思うんですが、近代マグロって言葉ですね。
2024年に受賞してるんですが、実際できたのは2002年、2005年に商標を登録しているらしいです。
割と昔からあったよね。
そうですね。
この近代マグロ、商品の特徴としては、もともとこの近代がマダイの養殖用地魚の販売とか、マダイの完全養殖に成功して、その完全養殖したマダイを売って得たお金の収益を使って今度はマグロを完全養殖したらしいです。
で、作ったもので、近代としては近代マグロっていうのは研究成果だけじゃなくて、自分たちの根幹にある研学の精神、実学教育のシンボルというふうに言っているそうです。
まあ物は異様だけどね。
まあでもね、僕らが近代という大学を知るきっかけというかね、まあ知ってはいたけど、よく聞きますもんね、近代マグロって言葉はね。
まあそうだね。だから近代って日大の次ぐらいのモンスコーではあったじゃないですか。だから資本力あると思うんだよね。
資本力あるということは、研究開発費が他の資材よりも使えるので、強いと思うんですよ。
だからこっちで多分特徴を打ち出すのは賢かったんだけど、キャッチーなものがなかったということで、普通の人のお口に入るものとしてやっぱりブランド化できるものが生まれたっていうのはでかいんだろうね。
教育機関としても実学教育を重視しているというところが、実際マグロがちゃんと商品としてできているというところが良かったんじゃないかなというふうに思います。
で、このネーミングの由来ですね。この近代マグロができる前っていうのは、もともとは近畿大学で養殖した天然由来のマグロだったので、近代のマグロって呼ばれてたらしいです。
まあそのまんまですね。そのまま言っていたと。
空のっていう話だよね。
そうそうそうそう。どうネーミングするんですかみたいな話があったんですが、2002年に完全養殖を達成して、この完全養殖個体の発売を機に近畿大学水産研究所が世界で初めて完全養殖に成功した黒マグロであることを伝えるために大学名を換した近代マグロという名前で2005年に商標を突出願したらしいです。
商標出願までここでちゃんと言ってるのは偉いですね。
まあそうだね。
ある意味他じゃ使えないじゃないですか。近代マグロってね。
商標を出さなくても。
取られないでしょ近代マグロはとはね。思うけど。さっきのパジャマスーツとかは他社が普通にやってくる可能性があるから。
カテゴリーだとね。
近代はこういう名刺だからな。
近代マグロってなかなか他社は使えないだろうけれども、商標登録したと。
僕この名前すごくいいなと思ったのはこの近代マグロという商品名によって近代のブランディングも担えてるなと思うんですよね。
そういう意味で商品にも大学にもいい影響があって、近代マグロというマグロにとっては大学との三角連携によって作られたなんかすごい新しいものだっていうイメージがつくし、
近代という大学にとっても近代マグロを作ったあの近代ねっていうイメージがついて、さっきの実学教育ってところがすごく伝わるのでそこがいいなと。
実際大学の中でも近代って結構PR上手いなと思ってて、実学重視であることを踏まえてよくニュースになるところがあるなと思います。
結構大学とか教育機関、今僕もマーケティング支援してるところあるんですけど、日常生活の中で大学とかって触れることないのでPR難しい領域なんですよね。
大量に大学とか短大とか世の中にあって、高校生とか受験生はすごく気にする、どこに行こうかなとかって考えるけど、ほとんどの社会に出た人は自分の子供が受験生になるまでほとんど意識しないと思うんですよね、大学のことなんてね。
そういう意味でなかなかニュースにもなりづらいっていうところが、このネーミングによってニュースになってるなと。
あとはブランディング観点でいうと、ブランド拡張っていう言葉があって、意味としては既存のブランドの知名度とか信頼イメージを利用して別カテゴリーの商品やサービスに進出するっていうのに近い戦略だなというふうに思ってます。
例えばの例で言うと、ダイソン。もともとは掃除機とかのメーカーだったところが、ダイソンの名前で掃除機だけじゃなくてヘアドライヤーみたいな形で別カテゴリーに行ったときも、
ダイソンの作るヘアドライヤーだからすごく風が、掃除機作っててすごいから風が来そうみたいな、そういうイメージをより想定させてるので、それがいいと。
ダイソンのヘアドライヤーはそういう意味で成功しやすかったと思うんですけど、この近代マグロもこの近代という言葉を使うことでそこの大学のイメージを拡張しているなと思います。
ちなみに今回調べてわかったんですが、近代みかんとかもあるそうです。
なるほどね。
これはちょっとあんまり知らなかったけどね。
便乗商品。
便乗商品でね。近代で作れば何でも商品がね、近代マグロとか近代みかんとかってどんどん作れていくから、それは近代としては面白いなと思いますね。
確かにね。
他にないもんね。なんかね、あっても良さそうじゃないですか。京大なんとか東大なんとかとか。
東大ワンジョとか色々あると思うけど、これはどっちかというとネーミングがすごいとかではなくて、プロダクトがすごいんだと思うね。
近代マグロがね。
ちゃんと大学が商業化できるレベルで、日本人の主食であるマグロを養殖に成功したっていうことだよね。
そうだね。
そこでしかないと思う。ネーミングは全くすごくないと思う。
そのままだからね。近代マグロって書いてるだけだからね。
論点はそこではない気がするけど、結果論的に近代マグロによって近代のブランドが押し上がっていることは事実ですよね。
そうですね。
そうなんです。
同じようにネーミング大賞で2024年に受賞してた言葉で、チョコザップって言葉を受賞してたんですけど、これもライザップがあるからこそチョコザップというようなところで、
チョコザップの普及
ブランド拡張につながった名前で、チョコザップは街中いろんなところであるので、これもすごく普及した言葉だなと思いますね。
これは秀逸でしたよね。
プチとか使いがちじゃん。
そうですね。
プチザップじゃないのが偉いよね。
絶妙ですよね。プチとか使うとしょぼく感じるけど、チョコザップだったら可愛らげがあって許せる感はありますよね。
ロゴのさ、ちょっと余った肉つまんでるようなロゴにもつながってるじゃん。
はいはいはい。
それがチョコのニュアンスとちょうど接続してるから、うまくいくよねって感じがするね。
よく練られたネーミングだなとチョコザップも思えますね。
チョコザップは淡路島にあるんですかね?
ないだろう。
ないんですか。
そうですか。やっぱり都心部なんですかね。
でも24時間ジムっていうのが相元の近くにいくつかあって、都心じゃないんだけどね。ちょっとハズレにあるんだけど。
誰が使うん?って思って。
確かに24時間ジム、そうね。
ちょっとターゲットを間違ってるかもしれないよね。
マジで謎いいんですけど、ユーザーイメージが1ミリも湧かない。
逆におじいちゃんとかだから朝めっちゃ早く使うんじゃない?朝5時とかに。
散歩は流石に暑いから、朝5時にそこで。
おじいちゃんはそんな筋肉増やしたいって思うかな。
でもチョコザップだとどっちかというと、筋肉増やすじゃなくて、健康のためにちょっと運動みたいな。
有酸素っていうか?
そうそうそうそう。有酸素っても走るっていうよりも歩くぐらい。それぐらいの気軽さですよね。
そのままスーツとか普段着を着たまま行って着替えずにやるので、汗とかかかないと思うんですよ。比較的チョコザップの運動って。
でもあれだよ。東京のせせこま市とか歩くんじゃなくて、淡路島ってウォーキングすごい楽しいんだよ。
なんでその部屋の中を歩かないと有酸素運動しないって感じですか?っていう感じであるよね。
確かにね。そこはそうですね。東京は歩いてても結局コンクリートが続いてるだけだけど。
そうね。
鳥の鳴き声も聞こえるだろうし、淡路島の方が散歩は楽しいかもしれないですね。
そうなんですよ。
なるほど。じゃあちょっとわかんない。
じゃあ次3つ目ですね。これは僕このネーミング対象で初めて知った言葉ではあるんですが、もせちっていう言葉で、これはどういう商品かというと、もちゅうの正月料理というものらしいです。
すごいニッチじゃね?
ニッチです。でもね、もちゅうの方はお正月にお祝いをしないので、もせち料理を食べられませんっていうのがあるらしいんですよ。そうなんだとも思ったんですけど。
聞いたことないよそんなの。
うち食べてたけどな、もちゅうでもみたいな。
でも一応なんかそういうのがあって、個人を忍ぶお得気と呼ばれる料理の一種で、お正月にも召し上げられるように精進料理をベースにした正月料理として作ったそうです。
この作った会社は株式会社徳っていう創業53年の会社で、ずっと大阪で伝統的な料理を作ってきたが、5年以上前から百貨店のおせち料理カタログに掲載されて販売されているそうです。
おせち料理の文化と変化
やっぱこの百貨店のおせち料理カタログにあるっていうのが大事なんじゃないかなと思ってて、僕も知らなかったしジンボさんも知らなかった通り別におせちもちゅうでも食べれると思ってるじゃないですか。
そもそもおせちを食べたいと1ミリも思わないっていうところから。
なるほど、おせち食べない派ですね。
僕何でも食べれるけどグミとおせち料理だけは食べれない。
あら、そうですか。
僕の試験を述べさせていただくと、冷蔵庫が生まれた段階でおせち料理の価値はなくなってます。
なるほどね。あれはそうですね、年末におせちを作ってそれを正月に食べることで、女性の方も仕事しなくてもずっとご飯を食べ続けられるために作られてるわけですもんね。
そうなんだよね。
一応それはそうですけど、おせちを食べると正月感はありません?
たぶん嫌いやったらあかんよな。
嫌いだからかな。
なんかしょっぱいか酸っぱいか甘いかしかないのが嫌なんですよね。
まあそうですね。
保存のための味じゃん。
もっとバランスが良くないといけないとかって思っちゃうからね。
でも最近の百貨店とかそういうところのおせちは冷蔵庫保管を一応意識して作られているので、そんな別に酸っぱいものとかばっかりじゃなく、昔よりは美味しく食べれるんじゃないかなと思ってます。
昔よりはだね。
僕も百貨店とかスーパーのおせちをめちゃくちゃ広告書いたんで、最近のやつ知ってます?洋食おせちとかね。
なるほどなるほど。
三世代おせちとかね。色々知ってるけどさ。泣きながら書きましたけど。
美味しくないなと思って。
苦手だからね。
僕はね、正月におせちを食べるの結構、めっちゃ美味しいとかではないけど、正月感を感じるには良いなと。
そういう中で、じゃあ今年の来年のおせちどうしようかなと思ってカタログ見てる時に、もちゅうはおせちじゃなくて、おせちダメですよっていう風に言われたら、そうなんだ知らなかったけど、そう言われたらじゃあもせちにしようかなって思ったかもなと思いました。
こういうのって、お葬式とかね、こういう系って知らないこと多いじゃないですか。結婚式のなんとかとかね。
そうですね。
その立場にならないと知らないこと多いので、そう言われるとそうかなって思って。
おせちを作ってる会社は大量にあるけれども、もちゅう用のおせちを作ってるところは全然ないと思うので、そうするとカタログの中での競争優位性は出るだろうなと。
日本ネーミング協会のコメントとしても、もせちという言葉は、もちゅうの人に向けたおせち料理をわかりやすく表現して特別なオケージョン。
焼酎のユニークなネーミング
このオケージョンというのは、亡き人との深い絆を忍び、思いを新たにする信念の始まりというものを一般化させる力を持つネーミングとして受賞したというそうです。
はい、そんなのもあります。で、最後4つ目ですね。これは、この間ジンボさんも焼酎のコピー作ってたじゃないですか。
その話もあり、芋焼酎でこういうのあるんだと思った名前ですが、芋焼酎の名前で2023年に優秀賞を取っているネーミングですが、いまかのっていう芋焼酎です。
元彼?
元彼じゃない、そうそう。元かのっていうのの、実は元かのっていう商品もあるらしくて、元かのと同じタイミングでできたのがいまかのっていう商品らしいです。
さつまの白桃芋かな?の城工事で仕込んだ本格芋は芋焼酎。で、女性2名のチームで企画をして商品化したという商品らしくて、そもそもここの会社が作っている芋焼酎というのは隣の奥さんシリーズっていう、そういうシリーズで作っている焼酎。
隣の奥さんシリーズっていう時点でだいぶ尖っている。
すごいな、なんか昭和な感じするよね、コンセプトが。隣の奥さん。
そういうあれなのかな、他の商品、隣のダンディ、隣のマダム、隣のハンサム、元かの、いまかの、あ、てかっていう、そういう名前ですね。
全体的に確かに昭和っぽいかもね。
そうだね。
ダンディとか使わないもんね、最近。
ダンディ、真夜中のダンディだね。
ダンディは前回、ジンボーさんの回でも取り上げたダンディいましたけど。
なんだっけ。
ムーディですね、失礼しました。ダンディじゃないね。それぐらい使わない言葉ですね、ダンディね、最近は。
そうだね。
そんな色んなネーミングがあって、この当シリーズってのはお酒の席で盛り上がるキャッチなネーミングの本格焼酎を作りたいっていうアイデアから作られたと。
で、元かのっていう商品といまかのっていう商品を同時に発売したらしいです。
で、きっかけとしてはチームで食事してた時に、元かのの言葉はあるけど、いまの彼女ってなんて言うんだろうねっていう話があって、
じゃあいまかのじゃね?この元かのといまかの一緒に出したら面白いんじゃない?みたいな形で出したそうです。
いまかのって、そんなに言うんじゃないの?
いや、いまかのって言わなくない?あえては。彼女って言うでしょ。なんでいまって切ってんの?みたいな。
広告代理店的なお母ちゃんかな。
いまかのは言わない。いまかの誰?とかおかしいやん。彼女誰なん?とかは正しいけど。いまかの誰?とか。
いまかのってめちゃめちゃ聞いた気がするな、俺。
あ、マジで?そうですか。
でもあれだな、なんか理屈が合わんというか、いまかのと姉妹商品元かのは同じタイミングで生まれるべきではないよね。
なるほどね。
そもそも元かのがあってその後でいまかのがあるわけなんで、同じタイミングじゃねえだろうって気がするけどね。
それはそうかもしれない。
どこにこだわってんねんって話。
作った側の意図としては、いまかのと元かのをブレンドした飲み方のシラバの飲み方が人気ですって書いてあるんで、作り手じゃなくてユーザーに人気らしいですね。
いまかのと元かのを混ぜるって飲むっていうね。
これは面白いね。
そういう扱い方もありますかと。
面白いけどたぶん元かのはどうでもいいと思ってるんじゃないかな。
あなたのことを。
一般的によく言われますよね。
いまかのにじゃあ頑張ってって思ってると思うけど。
女性は付き合った男性のことを基本覚えてないっていうか何の印象も残ってないと言われますからね。
ね。猫と同類だって言われますね。
男性はそうじゃなくて元かののことを結構意識してるもんですけどね。
女性は違うらしいですね。
ネーミングの影響と賞
でもあれだね。女性チームが作ったって面白いね。
そうですね。女性チームがいまかの元かのって考えたんだとかね。
ちょっと面白いですね。
キャッチコピー朝まで飲みたいってちょっと意味がわかんないですけど。
朝まで飲みたいいまかのっていう名前だけど。
これは何ですかね。ちょっと下ネタなんですかね。
いやーどうなんだろう。ちょっとわかんないな。
わかんないね。
ノリがわかんないですね。
確かにね。
確かにそこを僕も台本書きながら全く意識してませんでしたが、
よく読むとどういう意味なんだろうって思う感じがしますね。
焼酎って朝まで飲む酒なんだろうか。
関係ないんじゃないですかね。好きな人は朝まで飲むこともあるんじゃないですかね。
僕思ったのは焼酎とか日本酒とかってお店でメニュー見て、
好きなお酒とか焼酎ある人は最初から決まってるけど、
そうじゃない人って結構あそこの名前で選ぶことあるんじゃないかなと思って。
そういう時にはちょっと面白い名前とかがあると、
飲んでみようというきっかけにはなるのかなとはふと思いました。
確かにね。焼酎って焼酎というそうだよね。
キャラとギャップがあるというか、意外とこういうひらがな四文字系の名前多いもんね。
おこよいもそうだったし、割と多いよね。
そうですね。もともとはもっと漢字的なものが多いけど、
ちょっとやっぱり焼酎全体として変わってきているのかなという感じがしますね。
そうだよね。
よかいちとかもそうだったよね。
こういうかわいい系のネーミングができるというので、
女性チームが燃える感じはわかりますよね。
いいち子もそうだよね。
日本酒に比べると焼酎ってひらがな多いかもね。
そうだね。漢字系も多いけどひらがな四文字も多いんだよね。
そうですね。そういうところでちょっと目立つには、いつもと違うネーミングが必要だったのかなというところですね。
こんな感じで4つ。それぞれネーミングは詳細ごとにどういうネーミングであるべきかというのは違うので、
どういうところから作られているのかとかは違うんですが、こういうネーミングが賞を取っているので、
この賞を見てみるといろんなネーミングがありまして、
2024年で大賞を取っていたのは例えば晴れ風とか。
売れてますよね。
売れてますよね。
ビールとかも1年とか1期間だけでそれ以降売ってない商品もまあまあある中で、
晴れ風はちゃんと定番商品になり売れてるし、
僕ももうあれですよ。去年のふるさと納税も晴れ風だったし、
今年のふるさと納税も春風いただいておりますので。
すごい。ハマってる。
晴れ風。僕家でビール飲むときはもう今は晴れ風ですね。
もともと僕の口コミだからね。これはね。
そうでしたっけ。あ、でも言ってたね。ジモンさんね。
ジモンさんね。晴れ風おいしいって言ってたよね。
実際おいしかった。
そうだよね。なんか新しい感じがしますよね。
いろいろビールの新しいの出るけど、
ああ、これはいいかも、新しいかもってなんか久々思ったかもな。
またちょうど出たのが去年のコロナ明けぐらいのタイミングの春のタイミングのところで、
閉塞的なそういうニュースからちょっと新しいことをしていこうとかそういうものとか、
あとはね、日本の風物詩を学ぶために花火大会とかそういうのに寄付してたりとか、
そういうところを含めてブランドとしていいなと思わせるものが晴れ風はありましたよね。
そうですね。
割とマーケ上手いなって感じしましたね。
キリンぐらいのマーケティング費用があって大量CM出稿ができるからこそこの名前を浸透させれるっていうところは当然あるんですが、
それも含めてとてもいいネーミングだったなと思います。
そんな感じで一応2020年から2024年分でネーミングがいろいろと。
まあでもねそのレジェンド賞とかもあって、普通に三ツ矢サイダーとか。
アジポンとか。何年あんねんみたいな。レジェンドやけどみたいな。
100年ものブランドじゃないの?三ツ矢サイダー。
三ツ矢サイダーとかね。
カルピス三ツ矢サイダー100年だろ。
ですよね。
だから三ツ矢サイダーも一個一個その説明があるのもすごい面白くて今日も紹介したように。
日本ネーミング大賞の意義
例えば三ツ矢サイダーの三ツ矢の起源は平安時代に活躍した源の三ツ中に遡りますとかね。
すごいこと言うねみたいな。
そうなんだ。三ツ矢の話じゃないんだ。
じゃないらしい。
そこのもっと前の平安時代の話が三ツ矢サイダーの三ツ矢のきっかけらしいですね。
なるほどね。
そういういいネーミングと、自分がなんとなく知っているネーミングがどんな由来で作られたのかもホームページに書いてあるので、
興味がある方は日本ネーミング大賞で検索してみてもいいんじゃないかなと思ってます。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか。
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さて今週の明日使える企業ネタ超マーケターの前中ラジオもそろそろ締めのお時間となります。
はい。私ついに今日本中で流行っている万博に行ってまいりました。
このくそ暑い中。
めっちゃ暑かった。8月6日に行ったんですけど、
普通にカンカン出りでめっちゃ暑くて。
しかも奥さん側の実家から子供たち連れてみんなで行ったんですけど、
暑いのはわかってるから大量に冷やすグッズを持っていくわけですよ。
首に巻くやつとかそういうのとか。ペットボトルも全部凍らせて持っていくしみたいな感じで。
リュックが重くて。
熱中症対策グッズによって大変でしたね。
家におったんやのにそんな。
いやいやいや。でも万博ってね、もう10月とかで終わるわけですよ。
すごい短い期間しかやってないものだから。
しかも日本で万博やるなんてそんなにないじゃないですか。公式の万博はね。
愛知球博とか花博とかはあるけれども、万博は多分一生に1回とかじゃないですか?きっと。
愛知球博ってあれ万博ではなかったんだ。
違うんじゃないですかね。花博とかも多分万博の派生みたいな感じなんじゃないかな。
そうかそうか。
だからね、万博だからいろんな世界中のパビリオンがあったりとか、そういうのは万博らしいというかね。
花博は子供の頃行きましたけど、にはないものがありましたね。
どこのパビリオン行ったんですか?
トルクメニスタン。
トルメキア共和国ですか?
違う違う違う、それ風の谷野直樹かですね。
違う?ピンクの白のラプターか。
風の谷野です。
トルクメニスタンの国なんて全然知らなかったんですけど、アフガニスタンとかの近くかな?旧ソ連の国だと思うんですけど、
最近石油か天然ガスとかはめっちゃ取れるようになったらしくて、それで栄えてて、結構しっかりしたパビリオンがあって、
普通ね、旅行とかではなかなか行きづらいところみたいなんですけど、結構きれいなパビリオンがあったので、ちょっと見に中に入ってみたりとかしたりとか。
油田が展示されてたんですか?
でもなんかこういうの撮れますよとかね、なんかこうお国自慢みたいな、トルクメニスタンすごいぞみたいな感じの紹介とかが360度映像みたいなので流れたりとかして、
ぶっちゃけ一個一個ね、他にも北欧館とかオーストリア館とかインドネシア館とか行ったんですけど、
このパビリオンがすごい面白いとかはあんまないんですよ。ただ、世界中の人がここそれぞれでパビリオン出して、それが一個の場所に集ってるって、世界平和だなとかは思いました。
なるほど。それはビートルズ聞いても思えることやで。
いやいやいやいや。例えばインドネシア館とか、SNSでも話題になってるけど、行列が当然できてるわけですよ、各館ね。
その行列を待ってる間に恋するフォーチュンクッキーとかを流しながら係員の人が、すぐ入れるよみたいなのを恋するフォーチュンクッキーのメロディーに合わせて歌ってたりとか、そういうのとか、世界平和だって思いますよ。
なるほどね。最初の5分だな。
そうですね。大変なところがたくさんある。まずめちゃくちゃ暑い。確かにもうニュースになってる通り、僕らが入場した瞬間に目の前をストレッチャーがバーッと走っていって、熱中症で倒れた人が運ばれていくっていう。
これは言わんこっちゃないって話ね。
結構、朝から行って一日中いると大変なので12時ぐらいに入ったんですけど、もうその頃には熱中症で倒れる人とかもいて、運ばれていく人もいましたが、でも一応ね、遅めに入ったのもあり、最後の夜の花火まで見れたんでよかったですね。
あとは世界最大の木造建築、リング。あのリングは確かにすごかった。こんなでかいものを作ってるんだと思ったね。
あれはまあそうだな。見たいか見たくないかであれたら、見たいよりの見たくない。逆。
下手したら青梓島から望遠鏡使ったら見えると思うよ、あのリング。
意味ある?それ。見えた見えたっつって。
ちょっと万博を見た感がね、あるかなと思って。
あとはね、ミャクミャク人気がすごいね。
一番行列ができてるのは何かっていうと、ガチャを回して当たったらミャクミャクのぬいぐるみがもらえるっていうところが一番並んでるんですよ。どのパビリオンよりも。
みんなミャクミャクグッズめっちゃ買って帰ってるんですよ。
逆に言うと、あとは推して知るべしって感じじゃない?
どういうことどういうこと?
いや、ミャクミャクが頂点なんでしょ?行列の?
いやいや違う違う。ミャクミャク人気がすごいんですよ。
ってこと?参照点が違うような気がするけど。
いやいやいやいや。
なるほど。
ミャクミャクね。ミャクミャク最初は結構批判も多かったじゃないですか。気持ち悪いとかね。
こんなのが万博なキャラなのかって言われてたけど、なんか一周回って可愛くなったのかなーと思って。
もうねー。サイオンスコーカーってやつじゃないんすか?
いやでも、オリンピックの時もなんかキャラクターいたじゃないですか。名前覚えてないけど。なんか男のキャラクターと女の子のキャラクターいたんすよ。
嘘?
あ、いたいたいた。でも全然印象に残ってないけど、多分ミャクミャクは10年後も覚えてると思うんすよ。万博ってミャクミャクって変なキャラクターいたよねーって。
うん、まあミャクミャクは残りそうな気はしますね。
残りそうだよね。そういう意味でなんかこうね、批判とかあっても後で良くなるってあるから、ああいうミャクミャクみたいなキャラクターもありなんだなーと思いました。
万博の総括と感想
うん、そうだね。ネーミングがいいよね。
ミャクミャクね。
日本ネーミング大賞。
ミャクミャク、ああ今年取るかもね。
結構ね、ミャクミャク面白くて、しっぽにも目があるんすよ、実は。
そうなんだ。
そう、これ知るとちょっとね、ミャクミャクの親しみが湧きますよ。より気持ち悪さも湧くんですけど。しっぽに目ってみたいな。
確かにね。
しっぽに何が見えたんやそれはな、ミャクミャクは。
そうそうそうそう。
ですねー。
まあでも、2回でも人によっちゃ本当に毎日言ってる人もいるし、何十回も言ってるって人いるらしくて。
へー。
でもね、なぜそんなに、僕は1回は行ったほうがいいけど1回でいいなと思ったんですけど。
でも何回も行く人の気持ちがわかるなと思ったのは、絶対に全パビリオン回るとか無理なんですよ。
やっぱ並んでるし、そもそも行列が20分ぐらいの行列できたら行列に並べなくなるんですよね。
だから入れないパビリオンもたくさんあるし、僕もいくつかパビリオンは行ったけど、有名なパビリオンは全然予約で行けなかった。
事前予約頑張ったけどどれも取れなかったので、なんで結局どれもあんまり有名なとこ入れなかったんですけど。
でもあのパビリオン全部入り切ろうと思ったら、確かに10回とか行かないと入り切れないから、その気合があれば何回も行くかなとは思いました。
なんかスイッチ入っちゃうんだろうなー。
そうそう、ここまで来たら最後まで行かないとみたいな。
だから行列ができてるところは入り口ともう一個出口のところに行列ができてるところがあって、それは何かっていうとスタンプラリーなんですよね。
万博スタンプカードっていうか本みたいなのを売ってて、みんなそれにスタンプを押していくんですよ。
そのスタンプをどれだけたくさん押しているかがスタンプを集める的な遊びに変わってるんだと。
全然興味なさそう。
そうだね、感情が1ミリも動いてない感じがする。
動いてないね。
うちの子供はそのスタンプ楽しそうに押してましたよ、いろんなパビリオン行って。
確かにね、子供とかでそういうゲーミフィケーションに触れるのが初めての人はテンションが一時的に上がるよね。
ファーストバイトの最初見たら感動するじゃん。初めての結婚式は。
初めての結婚式、感動するよね。
もう20回目ぐらいのファーストバイトの時、お腹いっぱいじゃん。もういいよ、みたいな。
確かにね、どうせファースト、たくさん女性を撮るんでしょ?みたいなのわかってるからね。
撮るんでしょ?みたいな。
まあ確かに。
まあそっち系ですよね。
ぜひ行ってほしいですけどね。
僕も一回行ってよかったなと思うんですけど、なぜよかったかの言語化が難しいんですよね。
すごいこれがよかった。
これがよかったがあると説明しやすいんですけど、全体の雰囲気としてよかったし、一生に一回万博に行ったっていうのがよかった。
あとは脈々トークができるのがよかったとか。そんな感じかな。
そうだね。
何なんだろうね。なんかコンセプトとかも見たんだけど、何言ってるかよくわかんないんだよね。
そうよね。わかるわかる。だから俺、行く前に万博の紹介雑誌とか読んで、行きたいバビリオンないかなと思ったけど、絶対ここ行きたいとか全くなかったもんね。
そうだよね。
万博というからには次のビジョンみたいなものさ、出してほしいというか。
なるほどね。
それすらもなく相場な的なコンセプト投げたらああなるわなと思う。
個別のバビリオンはよかったりするんだろうけど、行ったらいいって言うけどね、みんなね。
確かにね。なんかその昔の大阪万博、俺らがまだ生まれてない頃の大阪万博のそこに行けば未来に行ってやれるみたいな、そういう感覚は難しいかもね。
そうだよな。岡本太郎とタンゲイさんのベラボーとベラボーのぶつかり合いみたいな、ああいう感じがないというか、構造的な何かが感じられないんだよね。
これを見ろみたいな、うーって聞いて思わず見たくなる、書き立てられるような意味的構造が多分ないんだろうなと思うけど、それがないんだよな。
一個一個の小ネタ小ネタではあるし、このやつはこういうギミックで面白かったよだけど、チームラボと何が違うんですかみたいな。
日本ネーミング大賞の魅力
チームラボよりももうちょっと廉価版みたいな感じだと思うけど、なんか思わず行きたくはならないんだよな。秋ぐらいに一度行こうかなぐらいの感じがする。3時間ぐらいで帰るんだろうなと思ってますけど。
そうですね。確かに統一したテーマとかね、そこに向けて全部全てが揃っていくみたいな感じはなかったかな。でもそれはそれでもうそういう時代だからっていう感じもするし、
俺は逆に言うとこのいろんな雑多なものが一つの木造リングの中に揃っているということの楽しさはあったかな。そんな感じですかね。是非リスナーの方々も。今年しかやってないんだよね、万博はね。僕が言うのもなんですが。
ぜひ行ってもらいたいなと思いました。
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さよなら。