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みなさん、こんにちは。
薬膳ライフチャンネルへようこそ。まりもんです。
本日は、台風上陸🌀起こる症状と【今できるプチ養生】をお伝えします。
私は、中医学・漢方を学び、神経症や貧血、治病を改善した中医学養生師です。
日々の不調や未病から解放され、健康を維持するための養生と薬膳の情報を、
同じような悩みを抱える方々に向けて、また、私の経験したことや、雑談も配信していきます。
みなさん、台風の備えは万全ですか?
今日は8月29日。台風15はかなりのろのろで、大雨の影響も大きいです。
九州地方で河川の氾濫した地域もあったり、これからの進路に不安を感じている方も多いかと思います。
まずは、身の安全を第一に確保していきましょう。
私も備えをしっかりとしていきたいと思います。
台風って爆弾低気圧ですよね。気圧の変化によって色々な症状が出ることがあります。
例えば、めまい、倦怠感、強い眠気、頭痛、あとは痛み、食欲不振、吐き気、メンタルの落ち込みなどです。
私も以前は、それらの症状が強く出ていました。
今は、気圧のせいだって理解して深く考えないようにしているんです。
そして、不治症状のおかげで症状も軽くなり、お薬ともさよならしました。
漢方では、自然界には6つの邪気があると考えます。
邪気というと、悪いイメージがありますが、自然の力が体に影響を与えるものです。
その6つは、風、寒、暑、湿、燥、火です。
また何を言っているの?という案件ですね。
今回は詳しくはお話はしませんが、決して呪いの言葉ではありませんので、引き続きお聞きください。
台風の時は、特に3つの邪気が体に入って悪さをします。
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台風といったら、強い風、あと湿気、あとはもわーっとした暑さですね。
これらが私たちの体に影響を与えます。
1つ目、風邪、風邪の邪気です。
台風だけでなく、大気の変化から起こるので、1年中注意が必要です。
風は動くのが早いので、例えば目が痒いと思ったら腕が痒くなったり、
喉が痛いなーと思ったら咳になったり、そんなイメージ。
風は上に舞い上がるので、主に上半身に症状が出やすく、めまいや頭痛が起こりやすいです。
2つ目、湿邪、湿気の邪気です。
湿邪はしつこい虫のようなもので、風邪と同じように悪さを企んでいるやつです。
じとーっとして全く動かない。うーん、重く動かない。
むくみ、げり、食欲不振、関節痛などが起こりやすい。
湿邪は陰邪、冷えて血流を悪くするので注意が必要ですね。
最後3つ目、諸邪、暑さの邪気です。
雨風が強くなってベタベタする。
これはまさに季節性で、暑さと湿邪が合わさった状態。
暑いので汗をかいたり、頭痛や口の乾きを感じたりします。
前回の放送で、漢方には気、血、水が体に十分にあって、
めぐっていて体は元気を保てるとお話ししました。
台風の影響でこれらが乱れてしまうので、体はしんどいはずです。
ではどうやって元気を保つか、不治養生を紹介します。
まず無理をしない。台風が過ぎてからでも間に合うことはやらない。
次に軽いストレッチをする。体を動かして気をめぐらせましょう。
次に深呼吸をする。リラックスするためにゆっくり深呼吸をしましょう。
次はお風呂に入って温まる。血流を良くしましょう。
最後に早めに寝る。とにかく5分でも早く寝ることが大事です。
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あとは食べ物にも気をつけましょう。
脂っこいもの、甘いもの、味の濃いもの、冷たいものは体内に湿気がたまりやすくなります。
こんな時は温かくて胃腸負担の少ない鍋料理のようなあっさり味を食べると体は喜びますよ。
不治養生は決して難しくないですね。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
今回は台風上陸による起こる症状と今できる不治養生をお伝えしました。
皆さんが元気に過ごせるようにこれらのことをぜひ試してみてくださいね。
それでは今日はこのへんで。