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皆さんこんにちは。私は、去年の11月に、42年ぶりに、Kindleの方を商談したんですけれどもね。
やはり40年以上、同じ団員でおりましたら、いろんな体験もしまして、いろんな気づきもございましてね。
3年前にね、最後の審査だと思って、受けた審査に落ちたんですね。
その時と、この度の審査、どこがどう違ってたかと申しましたらね、ほとんど全て逆を言ったんですね。
今まで通りの稽古の積み重ねで、受けて変化がなかったのであれば、そこを変えていくしかないというふうに思ったんですね。
で、それのきっかけとなったのは、私には一番長く教えていただいた師匠がおりましてね、大阪の方にお住まいなんですけれども、もう剣道されておりませんが、
その先生にね、マリア、自由にやれと言われたんですよ。自由にやれと言われた。
で、もう一方ね、私が中学校2年生の時から半年間だけ教えていただいた、もう私にとっては剣道のすり込みである、もう初めての防具をつけた先生。
私が生まれて初めて直に稽古をお願いした防具をつけた先生が、御剣材なんですね。
で、その先生にご連絡しましたら、今まで学んだこと、言われたこと、3つだけ覚えておいて、あと全部忘れろって言われたんですね。
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人間3つ以上のことは同時にできないよと。
それでね、その二方の私へのコメント、エールを聞いた時に非常になぜか嬉しかったんですよ。
今まで非常に自分をストイックに追い込んでの生活でしたので、夫にも半年間期限を切って協力してほしいということを申し上げて、追い込んでおりましたのでね。
もう体のあちこちが痛かったですね。
でも今回は追い込むようなことを一切しなかったんです。
決定的だった一言っていうのはね、弓道をやってます夫がですね。
私を例えて言うなら、クリスマスツリーで豪華なオーナメントをいっぱい吊り下げている。
全部枝が重くて、垂れ下がっているような状態。
長い40年の間にいろんな方からいろんなアドバイスをもらったと思うけれど、その一つ一つのオーナメントをぶら下げていくのかと。
そんなものね、理想の剣道をする上で何の関係もないもんだよと言われたんですね。
大先生と言われる先生方からのいろんなアドバイスをね、絶対に忘れないようにしようと必死でしたね。
理想とする戦略だったんですけどね、
先生方からのいろんなアドバイスをね、絶対に忘れないようにしようと必死でしたね。
理想とする戦術のいろんな技とかもね、頭に焼き付けてですね。
何もかも身につけていく。そして気持ちも高ぶらせて。
例えば、ボクサーがタイトル戦に臨む時のリングインのような、ああいう雰囲気で気持ちも高めてですね。
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そういうふうにしてたんですね。今まではずっと。
それを一切やめまして、とにかくね、最小限のウォーミングアップをすれば
失礼しました。今お客様がお見えになりましてね。
町内の方なんですが、2025年農林センサス農林業経営体調査というのに来られました。失礼しました。
どこまでの話だったかしら。
ツリーの一番厄介な、一番重くて一番大きいオーナメントは、自分に対する期待だというふうに夫が私に言ってくれたんですね。
自分に期待しない人はいないと思うんですけれどもね。
そんなものね、理想の剣道を審査会場で2分から3分の間に理想の剣道をする上でね、全く関係のないことだって言うんですね。
多分ね、きっとね、この場所を綱取りが掛かってました。宝鐘流と琴桜。最初は琴桜が崩れて、続いて宝鐘流が崩れていきましたが、このお二人の大関、きっとね、その大きな大きなオーナメントを抱えてたんだと思うんですよ。
で、今までこれが正しいと思って一生懸命やってきたことを全部ひっくり返してほとんど逆をしたんですね。だから気分を高めることはやめてリラックスです。
もう体を休めてリラックス。もう5段の審査時間というのは午後からになりますので、しかも午前中にですよ。受付を済ませて午後からなんですよ。
そんなものね、その間じっとね、初段、二段、三段、四段の試合を見るのかっていうお話なんですよ。
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ですから近くのスタバに行ってね、ゆっくりしてたんですよね。
そしたら電話がけたたましくなりまして、今どちらですかって。受付の時に受付の後で受験番号を渡してくれたらしいんですが、それを受け取りに来てないと。
まあその頃にはもうスタバに入ってゆっくりくつろいでました。
あっと慌てて帰ったりしましたが、やっぱりねそこらへんがね、剣道と球道との大きな違いだと思うんですけれどもね。
弓を撃ち放つ寸前までが完璧にできたら必ず当たるっていうことを実体験として彼らは知ってるんですね、球道の人たちね。
私たち剣道の者って相手がいますでしょ。ですので相手のせいにしようと思ったらいくらでもできますし、いろんなことを自分以外のせいにすることは非常に簡単なんですね。
それよりもむしろ毎日やるべきことを直前まで淡々とこなしていけばいいと球道の方はおっしゃいます。
振り返ってみましたらね、やはりね、スタンドFMでさえ毎日続けられない。
そういうね、それがいいのか悪いのか全然わかりませんが、自分をいたわりながら、しかしこれだけはっていうものを磨いていくにはやっぱり日々の積み重ねしかないと思うんですね。
それわかってるんですけれどもね、だからずっとボイシーとかね、毎日配信されてます有名な方たち、いらっしゃいますでしょう。
その方たちがね、頭の下がる思いですよね。淡々とこなしていく。それが、周りのようで一番近道であるのになかなかできない。
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凡人にはなかなかできないことですね。ということで、今までのことを続けていれば、これから先全然変わらないというお話をさせていただきました。
では皆様ごきげんよう。