1. まりあの日常研究/Kindle52冊め
  2. ⭐️400 五輪書 #6
2025-10-28 12:45

⭐️400 五輪書 #6


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サマリー

五輪書では、宮本武蔵が兵法の基本である「兵」と「法」の理について語っています。特に、武士における法則の一貫性や道の重要性について述べています。

兵法の基本概念
おはようございます。今朝は無事、朝稽古に行ってまいりました。
えっとね、11月3日の全日本選手権の県代表の選手も、稽古に来ておりました。
さすが、いい稽古をなさっていましたが、前に関して言いますと、我々と同じぐらいの前でしたので、
朝ほど、もし対戦した場合に、恐れることはないのではないかという感触でした。
で、先生にかかっていったんですが、久しぶりに、作戦を立てていったんですけれども、ものの見事に一撃でしたね。
作戦を立てていくということ自体がね、こう来たらこう行こうみたいな、そういうことを、
雑念を持って視野に臨むことではないかと思うぐらいあっさりやられました。
雑談はそれぐらいにして、続きを読んでいきたいと思うんですけれどもね。
昨日の続きなんですけれどもね。
1、兵法に二つの字の理を知ることって書いてあるんですね。兵と法なんですけどね。
兵は武士というか兵隊というかの総称で、どの階級の兵隊とか武士とか関係なく表しているということですね。
法なんですけれどもね。これね、方法がまず頭に浮かびますよね。方法とそれとね、長さって言うんでしょうか。
のり、のりめんとかよく言いますよね。のりを測るって言うんですか。のりとも読みますよね。長さとかね。
で、寸法とかね。法則とか方法とか。順番とかね。そういうのもある中で、一つ気になったことが、数学用語で助数って書いてあるんですね。
割る数ですよね。ということは文法なんですよ。文法が大きくなれば、一つ一つの個々の値っていうのは小さくなりますよね。
それでね、兵法二つの字の理を知ることって書いてあるんですね。
武蔵がね。前の部分で稽古においてもね、どの道にも通じるように教えよって師匠は書いてましたよね。
ということは、文法に十個以上の納めなければいけない道っていうのを文子は持ってますよね。文子にね。
で、文法の兵法の法ですよね。割る数が1であれば、それ10個あろうが11個あろうが12個あろうが、納めた技量そのまんまですよね。
で、その方法が2つに分かれた場合、それ2分の1になっちゃいますよね。そういうことなんじゃないかなって、ふと今朝読んでね、思ったんですね。
まさか文法の法、憲法の法に助数っていうことが出てくるとは思ってなかったので、二つの字の理を知ることって。
よく日本の古典なんかに、この字は音で読めば、この字にも当てはまるとか、結局万葉集なんか当て字でずっと書いてますので、そういう文化になったのかもしれませんが、
非常に我々が知らない、その地位に隠された意味っていうんでしょうか。それを使って、びっくりするような内容の和歌を送ってたとかね、そういうことでございますよね。
だからこの時代の宮本武蔵なんかの、武家社会では漢文とか蓮華とか必須科目なので、そのところなんかはよくご存知だと思うんですね。舌が回ってないですけど。
だから法則は一つだと、それをよくおっしゃってますよね。
だから兵法の法の部分ですよね。兵の法ですから、武士の法。それが文法が一致になる、序数が一致になる方法を武蔵はこれから説いていくんだと思うんですよね。
ここでは、いろんな武具があるんですけれども、鉄砲、槍、薙刀、弓、あるのですが、
武士の道と法則
それはもう、合戦の非常に遠いところでしたら鉄砲、弓、かなり遠間でしたら薙刀とか槍とか、
これ、皆これ、武家の道具なれば、いずれも兵法の道なり、しかれども太刀よりして兵法ということ、道理なり、道理なりと書いてあるんですね。
太刀の徳よりして、世を治め、身を治むことなれば、太刀は兵法の起こるところなり、太刀の徳を得ては、
ここからなんですけどね、一人して十人に必ず勝つことなり、一人して十人に勝つなれば、百人にして千人に勝ち、千人にして万人に勝つ。
しかるによって、我が一流の兵法に、一人も万人も同じことにして、武士の方を残らず兵法というところなり。
ですから、兵法にしても一つ。
太刀を治め、太刀で得得したものは、他のものもすべてある程度のレベルになれると。
その後ですよ、その後。ここの段の隅っくくりにね、こう書いてあるんです。
道において、従者、仏者、須貴者、執家者、これ、礼法の師範らしいんですけどね、執家者。
乱武者、これは、農学とか、それらしいですね。これらのことは、武士の道にてはなし。
武士の道ではない。武士が治めなければいけない道から少し外れるけれども、道を広く知れば、物事に出会うことなり、
いずれも人間において、人間って書いてますけどね、人間において、我が道々をよく磨くこと勧要なり。
だから一事が万事っていうことでしょうかね。
だから中途半端に、兵法を学んでいる者が、高等な従者とか仏者に負けるということはあり得るというふうに私は解釈したんですけどね。
深いですね。
今日はここらへんで、ちょっと短いですが、ここらへんにしておきたいと思います。
兵法の二つの字の理を知ること、兵と法、法に助数という意味があったって知らなかったです。
では皆さん、今日も一日、清らかに明るく温かくお過ごしいただきますようにお願いします。ではごきげんよう。
12:45

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