土地の問題の発端
この放送は、聞くだけで家が変えるラジオ、ボイシーの加藤博之先生と、同じくボイシーの東大卒・哲学者康さんの家庭教師のリトライの提供でお送りいたします。
あ、難しい。これね、これ言うの難しいですよね。
おはようございます。
昨日の続きなんですけれどもね、もうフラフラになっているところを、なんだか娘と夫はね、なんだかそれほどフラフラになってないんですよね。
なんなんこれって感じでしょう。
でも娘はね、道路がね、剣道が自分ところの名義なら、今夜から剣道を使ってしまうぞみたいな、すごいことを言っておりましたですね。
そんなことをしたらね、警察の方に叱られるからやめなさいみたいなね。
そんなね、まあでも我々はその日から、お迎えの逆向きの二等辺産家系の土地のお持ち主さんを必死で探すことになるんですよ。
それでね、2週間ぐらい経った頃、夫がね、あることを思い出してくれるんです。
で、そのお迎えの、剣道を挟んだお迎えの三角形の土地にね、昔ね、大きな地元の神社の看板が立ってたって言うんですよ。
で、私もそれを思い出しましてね、もうキャーッと声を上げちゃいましたね。
そうだったわ、台風で倒れたんですね、それが。で、それが道路を塞いでたんで、慌てて起こして神社にご連絡差し上げたのを覚えてるんです。
で、それからね、何日も神社に足を運んだんですけれども、
ぐうじさんには会えず、もう仕方なく電話の留守番電話に何回か入れて、島にお手紙を置いてきたんですね。
そうしましたら、神社の方にいらしているご近所の方が、ぐうじさんのご自宅を教えてくださったんですよ。
それで、ご自宅の方に参りましてね、お電話番号も教えてくださいましてね、
それで、お留守がちだからっていうので、今度はまたご自宅の方に参りまして、お手紙を置いてきましたら、ついにぐうじ様からお電話をいただくんです。
で、広告法なんですって申し上げましたら、一度うちに来てくださいということでね、指定された日にご自宅の方に参りました。
そうしましたらね、日本家屋のすごい門に大きな締め縄がかかっておりまして、
私どもの方では締め縄は1月10日に全部下ろしちゃうんですね。
でも1年中かけてある締め縄、しかもすごい大きな締め縄がある立派な御門を入りまして、
玄関まで来ましたらね、広々とした玄関の左側に奥の続きの間のところに幹帳が綺麗に垂れ下がっているんですよ。
本物を見るのって珍しいんですけどね、時々神社のね、社務所とかにかけてあったり、社務所の玄関のところに置いてあったりするのを見ることはございますがね、
本当にね、直に拝見するというのは本当に稀ですよね、今の時代。
どうぞどうぞということで、右手にありました応接室の方に入れていただきまして、この度は突然に失礼なことでございますということで、
実は高校であの土地に神社の看板があったことを夫が思い出しまして駆けつけましたということで、
あの土地はどちら様のお土地であるか教えていただけませんでしょうかと申し上げましたら、
あれは先代の時代から、このちょっと向こうに斜め向かいの方の方の本家があって、そちらのお父さんも亡くなられて、大阪の方の娘さんが相続されて、そこの土地ですって言ってくださったんですよ。
それで私が今日午後からそちらの方に事情を説明してまいりますので、しばらくお時間いただけますかっておっしゃってくださったんですね。
もう私嬉しくってね。
隣の町の私の夫のおじいちゃま、よく存じ上げてますとおっしゃってくださったんですよ。そんな古い時代からと。
その時代は、ぐうじ様が本当に小さい頃から、あのうちの三角形の畑はうちの畑で、お向かいの逆向きの三角形はそちらのお宅の土地ですって言い切ってくださったんですね。
私はもう本当に胸を撫で下ろしまして、夫にすぐに連絡しました。
で、その法務局でもう言い合いになった時の、次の日にね、そのバーベキュー、ご近所のバーベキューでお会いした行政書士の先生がついて行ってくださったんですね。
もうこれは本当に心強いことでした。
私はもう不動産のことの不の字も知りませんし、農業ののの字も知らない状態ですので、それでこんな重大問題の説明を聞きに行ったところで、どうしていいかわからないだろうというふうに思ってましたのでね。
もう本当に心強く、その時について行ってくださって、1時間ぐらい、向こうの最初出てきてくださった方じゃなくて、その方の上司の方が出てきてくださいまして、丁寧なご説明を受けるんですね。
で、その時のご説明っていうのがね、市と農業委員会のと私の、我が家の見解っていうのは一致してるんですよ。
で、間違っているのは法務局と、それと法務局に関わる県なんですね。
で、力関係でいうと市より県の方が上なんですね。
で、私どもの見解がほぼ間違いないっていうことは、農業委員会様も市もよくよくご存じなんですよ。
大昔からその形なのでね。で、法務局だけを訂正してもらうのであれば簡単にできるのですが、その真ん中に県道が入ってるっていうことで非常に躊躇されてるんですね。
これは慎重に持っていかなければいけないっていうのが、農業委員会さんとついていてくださった行政書士さんの見解、一致した見解だったんですよ。
で、もしその県道が市道であれば、申し訳ございませんでした。すぐにこちらの費用で法務局の方も買えますっていう話をね、市の方にしなさいっていうふうに農業委員会からバサッと言えるんですって。
しかし、それが県道であるがゆえにね、非常に難しい問題をはらんでるんですって。何なんですかこれ。力関係って何なんですかみたいな感じでね。
私は隣で聞きながら帰ってまいりまして、後日夫に自宅まで行政書士の先生が夫に説明に来てくださるわけなんですよ。
地域との結びつき
で、夫はね、いちいち全部理解したんですね。農家の息子でもありますし、その点私よりは理解は早いですよね。
それで、その時にですね、二内手センターさんの時に言われてた、全部畑を撤去していただく相談もいたしまして、文書を作りましょうっていうことで、文書を作ってくれることになって。
行政書士さんが出てきた文章がまあ素晴らしい文章なんですよ。ずっと昔からの時系列で時代発起を全部書いてきて、工作してくださっている方が3年前からおっしゃった言葉を忠実に再現して書いて、
どこからもひっくり返せない状態にして、撤去しますっていうふうな際に持っていくんですね。もう私もびっくりしましたね。
それに対してきちっとお礼はお知らせして、その後ね、こっちの名義が入れ替わっている方をどうしたらいいかっていうお話になったんですね。
そうしましたらその行政書士の先生は、これは県が絡んでいるから、県の土木に顔の利く土地家屋調査士、県の仕事をばっかりしている土地家屋調査士で親しい方がいているから、その人に相談を持っていくからしばらく待ってくれということで相談してくださったんですね。
そうしましたらその土地家屋調査士の先生が非常にいい方でね、その証人になってくださる方を全員呼んでほしいと。
それと隣地の方と区長さん、これだけをこの日かこの日かこの日か揃う日に呼んでほしい。
もちろんその大阪市にお住まいの持ち主の方にもね、お声を掛けして、ご近所、その持ち主のご親戚の方、うちの親戚のおば、私、ぐうじ様、一番頼りになるぐうじ様。
それである程度の正確な図面は描けませんが、ある程度の図面を描いて県に持って行きますって言ってくださったんですよ。
で、その費用はどうなりますかって申し上げたんですよ。私、100万円以上かかるって聞いてますのでね、どうなりますかって聞いたんです。
そうしましたら、本来県がすべてするべき仕事ですので、いりません。
で、その図面も、簡単な図面を持って行きますので、いりません。
もし心ばかりのお礼をしてくださるなら、全部収まった後に、全部元の名義に変わった後に、心ばかりのお礼でしたら受け取りますっておっしゃってくださったんです。
素晴らしいでしょう、もうね。もう地獄に仏ってこんなことですよね。
そこからその先生の立ち会いが始まりましてね、2020年の11月10日でしたね。
午後1時30分からみんなが集まって、こうですか、ああですかっていうお話がありまして、
私は来てくださった方々に、小さい柿の葉寿司とチラシ寿司のセットをお土産に持って帰っていただいて、先生方にもそれだけなんですよね、その時はね。
それからね、それが2020年でした。
それから1年と1ヶ月ですね、1年と1ヶ月後、そこまでね、必死に我慢して待つんです。
先生の図面できましたでしょうか、もう少しこっちの資料を持ってきてポストに入れておいてくださいますか、そういうふうなやりとりがあって、県の方に持っていきますって持って行ってくださって、
3ヶ月経っても半年経ってもご返事が来ない。
20年の暮れにそういう立ち会いが11月にあって、年末年始に資料を揃えて年明けに持って行っていただいて、そこから1年後にいよいよ県から文書が来ました。
その後のお話、続きはまた明日にしたいと思います。では皆様今日は土曜日でございます。
勤めにの方はゆっくり休んで、フェイドアウトのご準備をなさってくださいませ。
では皆様ごきげんよう。
