1. まにーのつぶやき
  2. 34. 最近の戦隊ものと東映
2024-07-31 03:58

34. 最近の戦隊ものと東映

apple_podcasts
00:00
以前、HOOFで特撮を見ているという話をしたんですけれども、最近の戦隊ものは非常に面白くて気に入っています。
特に2020年あたりから、こう一段くっと個人的に面白くなったなと思っているので、その作品群を紹介したいと思います。
まず2020年あたりに、キラメイジャーというものが始まりました。
これはかなり今までと違う作品になっていて、みんな非常に真面目でいい子たちが主人公になっています。
で、さらに主人公のレッドがサポートキャラになっていて、かなり今までとは違うなという感じになっています。
で、レッドの特徴というのが、他人のいいところを、きらめきを見つけるのが得意というような特技を持っていまして、かなり優しい主人公になっていて、熱血感とかそういう感じはありません。
その代わり、熱血感な戦闘におけるリーダーとして、イエローが配置されています。
またこのイエローの設定は面白くて、eスポーツのチャンピオンという設定で、だからこそ戦術を立てるのが上手いみたいな感じになっていて、かなり現代的な設定になっています。
もちろんレッドがリーダーで、それが後々認められていくという設定はあるんですけれども、かなり面白い配置になっているなと思います。
ただ、この撮影中にかなりコロナの影響が出たようで、次のゼンカイジャーではそれに対する工夫が行われていました。
ゼンカイジャーでは、基本のメインのグループの中では生身の人間が外に出ているのが一人だけ、それ以外はロボットの着ぐるみを着ているという設定になりました。
こうすることで、コロナによって撮影できないという可能性を極力減らしているという感じだと思います。
またこの作品では、いろんな並行世界が今の現実を侵食してくるというので、突拍子もない異世界がたくさん出てきます。
菓子をお持ちの世界とかそういうのがたくさんできて非常に面白いです。
この辺はかなりドッタンバッタンする、ちょっとギャグっぽい感じで非常に面白かったです。
この次のドンブラザーズというのがさらにすごくて、個人的には舌触りとしてはボボウとかそういう不条理ギャグがかなり近い作品になりました。
この作品は本当に、そうはなのにやろと突っ込みたくなるような話が連続していて、むちゃくちゃなんですけれども、
トータルで見るとなんか30分見て終わると非常に楽しかったと思えるような軽余な作品でした。
本当にもう頭では理解できないんですけれども、なんか面白かったなという作品です。
さらにこの脚本を書かれているのが井上俊樹さんという特撮界ではレジェンドの方なんですけれども、
その方が自分が年齢が重ねてきて、あと何作品かけるかもうわからないというところで、
この最後に自分の本心の代表作の一本を作るんだというので作られたということがインタビューで答えられていました。
もうその分野ではトップグループに存在するような人が、
さらにその年齢で全力をかけて1年間自分の代表作と呼ばれるようなクオリティのものを作るというのは本当に尊敬できるなと思いました。
一つ前の作品がキングゴージャーというものになりまして、これが非常にまた今までとは全然違うものになりました。
これまでとは全然違ってファンタジー世界の話になっていまして、そこで王様が戦うという話になっています。
新しい試みとして背景がほとんどCGのアセットで作られていまして、
それをマーベルとかでも使われているような背景が全部LEDパネルになっているところで撮影するというふうになります。
その背景を作るためのビジュアルブックみたいなのも発売されていて買って読んだんですが、
うまくハウステンボスとかシコツコをくっつけたりして、そういうファンタジー世界を演出しているというような感じでした。
本当に今までとストーリーとかキャラの設定とかが違うファンタジーものになっていて、これも面白かったです。
ということで、ここ数年どんどん幅とか今までのカセットといいますか定番みたいなものを壊して、すごく幅広くなっていて非常に面白いなと思っています。
03:07
ブンブンジャーは久しぶりに結構かなり王道寄りの作品ではあるんですけども、ちょっと子育てが忙しくて見れていないので、また後で見ようと思います。
また特撮が最近見やすくなった理由として、その作品が放送中に限ってはフライムビデオで見ることができるので、見逃し配信がかなりやりやすくなったなと思いました。
で、光があれば闇があるというところでもあるんですけれども、昨年ぐらいから東映のこの社内の労働環境が非常に悪いであるとか、セクハラが起こりやすい風土があるとか、そういうものの声がどんどん上がってきています。
私も一応Change.orgで署名をしたんですけれども、特にこういう子供向けの作品を作っているだけに、職場の環境の問題とかセクハラとかそういうものはなしにしていただきたいなと思って改善を願っているところであります。
そういう感じで非常にいろんなチャレンジとかありまして、どんどん個人的には評価を上げていっている先退者なんですけれども、なかなかこういう問題もまだ残っていて、どんどん良くなってほしいなと願っているところであります。
03:58

コメント

スクロール