kai3
うすだです。 カイです。何回か前の収録回で、スーパー戦隊シリーズがついに終わってしまうという話と、あくまでメディアが報じているだけで、テレビ朝日、制作陣からは公式のアナウンスがないという話をしたんですが、ちょうどその回を配信したぐらいにですね、公式のアナウンスが出まして、概要欄にもリンクしたんですけど、
スーパー戦隊シリーズは、今回のゴジュウジャーをもって終わるんですが、次に刑事ものですね、シンプルに言うとギャバン、宇宙刑事ギャバンが、なぜか赤色になって「PROJECT R.E.D.」という名前で出てくることが公式発表されまして、さらにですね、その後、東映のですね、このプロジェクトを決めた役員の方のインタビューが朝日に載りまして、
いやーこれがね、個人的には色々、何だろう、ああなるほどねって思うと、おいおいっていうツッコミポイントが色々ね交差して、なかなか味わい深い記事だったんですけど、読みました?うすださんこの記事。
僕ね、読みましたよ。読んで、えーとは思ったんですけども、僕やっぱ戦隊ものへの思い入れがほとんどなくて、で、戦隊ものの話もここで話したから知ってるし、ギャバンになりましたっていうニュースも見たんですけども、なんか情報の点はこうふむふむってなったんですけど、これ読んでも何の話してるかよくわからない。
うすだ
あんまり戦隊ものはこうなんだって、PROJECT R.E.D.はその戦隊ものと何が違うのかっていうのがそもそも理解してないから、なんかよくわからないままふむふむって思ったっていう、本当にファン心がゼロな感想しかなかったですね。
kai3
そうですね。
うすだ
グッズ販売の話とか、まあそうなんだろうなみたいなのがあったんですけども、なんか全然読めてないだろうなっていう感じで読みました。
kai3
これどこから行きますかね。まずその表の話で言うと、ちょっとストーリーが古くなってきた。
やっぱりパッケージ、毎回5人ぐらいの戦士が出てきて、敵を倒すんだけどロボットが出てきて、また同じ戦いを繰り返したところ、前回の配信の時にも指摘したんですけど、そういうちょっとストーリーに対しての課題感もあるというのが理由の一つで、
このインタビュー受けている方が答えた理由が2つありまして、1つは配信の時代が来て、戦隊ヒーローの過去作がライバルになってきた。昔人気だった戦隊ヒーローも配信に見られちゃうから、それと比べられちゃう。
もう1つはアメコミヒーローの大好声。アベンジャーシリーズが大人気で、そういうものにどんどん食われていると。じゃあここから行きましょうか。
まずですね、過去の作品がライバルはスーパー戦隊だけじゃないので、仮面ライダーもそうだし、ウルトラマンもそうなので、これスーパー戦隊だけの問題じゃないですよね。
うすだ
フォーマットがあまりにも固定化しているから、よりライバルになりやすいって話なんですかね。
kai3
確かにパッと見が何人か戦士が出てきて、ストーリーの違いがないというところはその通りなんですけど、なぞするとそれはパッケージの問題であって、多分過去作の問題ではないんじゃないかというところが1個と、アベンジャーズシリーズが日本でも人気というけど、最近ちょっと下がっていません?アベンジャーズシリーズってちょっと。
うすだ
昔に比べると。話題性がなくなったっていうよりは新作が単純にない。ないし、アベンジャーズがちょっとややこしすぎて敬遠されている空気もあるじゃないですか。ただグッズとかがちょっとその作品に遅れて出てきて、子供世代に定着してきている雰囲気は感じてますかね。
kai3
ここで言いたいのは、毎年毎年新しい作品が辛い。1回出したキャラクターも、もっと何年も売り続けたいだと思うんですよね。それがこのまさにアベンジャーズの話で、これインタビューにも出てくるんですけど、今回赤いギャバンが出てくるんですけど、超宇宙刑事ギャバンインフィニティ。これがこの後の作品にも出てくるようなことを言っているんですよ。
うすだ
まだ決めたわけじゃないけど、このシリーズ自体が続くので、新しい単体ヒーロー。その中で今後も出てくるというところで、おそらくはもう毎回パッケージであるんじゃなく、シリーズとしてアベンジャー的にすることで、おもちゃを売りやすくする。今までって戦隊ヒーロー1年経つと、もう昔になっちゃうわけですよ。これ仮面ライダーも一緒ですけど。
kai3
ウルトラマンも一緒なんですけど、ウルトラマンだけでなぜか昔のウルトラマンも売れるんですよね。そこが結構大きな違いなんですけど、そういう作品にしたいんだなっていう。ウルトラマンみたいにあの時に出てきた赤いギャバンが多分次の作品にも出てきて、その後も出てきたみたいな形で、もうちょっと長期的におもちゃ売りたいんだろうなっていう。
うすだ
すごい基本的なことを言いますけど、戦隊ものとギャバンは違うんですか?
kai3
僕はいい質問ですね。それがね僕はこの後に突っ込みたかったポイントなんですけど、結局昔はね、ギャバンには多分ロボットはいなかった気がするんですけど、これちょっと後で確認しますけど。
でこれインタビュアーがね多分相当特撮好きなんですよね。インタビュアーが新作ギャバンでも巨大ロボットの戦いは見られるのですか?って言って。でこの方が過去の宇宙刑事作品でも巨大ロボットは出てきますからっていうことで、ロボットは出すっていうのを示唆してるわけです。
ってなるとスーパー戦隊シリーズとあんまり変わらないですよねフォーマットがね。敵と戦いまたロボット出てくる。じゃあ何が一番の主題かっていうと、僕シンプルに人数だと思ってて、5人も7人も出していらんねえっていうことが僕はこのインタビューからちょっと感じてしまい、1人でいいんじゃねえのっていう。で出てきたとしてももう1人2人を追加するぐらい。
kai3
戦隊モノって基本的な5人のフォーマットということを戦隊ものって言ってるっていう。5人でそれぞれ色があってみたいなのがなんとなくの定番としてあったんだけど、
おもちゃを売ることだけで考えると変身アイテムあとはまあ登場する乗り物が変形してロボットになるだけでいいんですよね。だから5人いらなかったんじゃないのっていう話なんじゃないかなって僕は。
うすだ
そこら辺がぼんやりしてるから、戦隊モノからギャバンになりました。あれギャバンって戦隊モノじゃないの?みたいなそれぐらいのふわっとした認識だと何の話をしてるのかなみたいな感じになって、読んでてああそういうことなのかなって思ったりします。
kai3
結局のところこれなんでこんなことになったかというとビジネス的にうまくいってないからじゃないですか。
ビジネス的にうまくいってない理由のところとしておもちゃが売れないなので結局今までこういうシリーズっていかにおもちゃを売るかでやってきた中でおもちゃがどんどん売れなくなってる。
だから僕のこれは僕のインタビューの僕の完全な個人的な感覚ですけど、制作費をまず抑える人数を減らしておもちゃをそこに集中して売る。
そのおもちゃを2年前のおもちゃでも変えていいじゃんっていう風にする。これ実はちょっと前からスーパー戦隊でもやっていていくつか前の戦隊ヒーローのグッズを次の戦隊ヒーローが使うみたいなのがあったんですけど、
でもやっぱりこうパッケージが毎回違うからちょっと古臭く感じちゃうんですよね。それを何年も同じキャラが出てこれるように作品を整えておもちゃを継続的に売るっていう作戦なんだろうなという
うすだ
ところを僕は思いましたね。5人のキャラを揃えるのも大変だけどそれにわざわざ人だけじゃなくてそれぞれの特徴を出してそれのためのグッズも作っていかなきゃいけない。
kai3
単純に言うと人件費がだいたい5人で終わんないですよ最近。7人くらい追加していくんで出てくる場所は違いでも単純7倍としたらそれぞれのグッズ7個作んなきゃいけない。
変身ロボットもそれぞれのパーツを売らなきゃいけないだからそこのコストを一気に下げるというところで一方で戦隊ヒーローって赤が人気なん
ですよ。どうやったって絶対リーダー赤なんでこれだけはもう一切譲られずにここまで来てるんで赤にすることで戦隊ヒーローっぽさを持ち込み戦隊ヒーローファンも引き付けたいっていうのが赤いギャバン
っていうことなんじゃないかと。これに関してはファンの人が食い付いてるんですけどギャバンっていうのは宇宙刑事が3シリーズありましてギャバン、シャリバン、シャイダーと。
シャリバンは赤いんですよ。赤いシャリバン先にしろみたいなことをファンは言ってるんですけど
赤いシャリバン先にしたらなんでギャバンじゃないんだっていう人がいるから僕はこれは正しい選択だと思うんですけど
でギャバンを赤くすることで笑いもなるし ビジネス的にはものすごい正しいんだけどそれを露骨に言えないからこそこのインタビューになり
そこの温度感があまり作品みたいなうすださんからすると よく言ってることがわかんないってなっちゃうのかなと思いました
話としてはすごい面白い。で これせっかくなので面白い比較ができるなと思ったのがプリキュア
プリキュアもここしばらくずっとおもちゃが売れないってずっと言われてきたんですよ なんですけど今年がですね
アイドルをテーマにしたプリキュアになりまして売上が跳ね上がったんですよ でそれがねあのねとらぼかなんかに分析に載ってたんですけど
プリキュアって 小学生に上がると見ないって言われてるんですよね
基本的に演出がちょっと子供っぽいので ちょっと小学校になってプリキュアまだ見てるのって言われちゃう
で実際にプリキュアの服を子供用に売ってるんですけどそれも 保育園の年長さんぐらいのサイズで売ってないんですよ
うすだ
もともと小学生はターゲットじゃなかったんですけど売れなくなってきた結果 ちょっと小学生を意識してお化粧グッズとか出して始めたんですよね
小1でもちょっとできる化粧とか口紅とかで作中で口紅塗るみたいな
kai3
でさらに今までのプリキュアの人気なキャラをちょっとデフォルメして大人向けに売り出す なるポケモンもあるじゃないですか普通のポケモンとは別にちょっと
デフォルメしたキャラ売ったりとかしてちょっと大人に売るみたいなことをやったりし始め さらに今回はプリキュアがアイドル設定のこともあって番組の中で配信もやる
さらに作品中で実際に売ってる応援グッズとかをやるみたいな割と露骨にやらしい施策やってきてて
kai3
その詳しい人の中で色々な区分けがあるんだろうなっていう そこのキーワードをちゃんと抑えに来たっていうところの面白さがありますね
一応このインタビューの中でも大人びたコンテンツしないとグローバルに展開難しい みたいなことは書いてはいるんでおそらくもうちょっと大人っぽいストーリー
はい 子供も楽しめるんだけど大人っぽいストーリーにするっていうことが待ってるんじゃないかと思いますね
ちなみにゴジュウジャーといえばですね これちょうど今年で終わるゴジュウジャー ちょうどこの報道のタイミングで女性の
戦隊ヒーローの子がちょっと不祥事で降板するようになり その代わりを務めるのが何回か前の
ドンブラザーズに出ていて結構人気を博した女優さんが今回 代わりに出るんですけどもうむちゃくちゃ見られてるんですよ戦隊ヒーローですよ
つい数年前に出たばっかだから でどうやって入れ替わるのっていうのをみんな期待したところ
潜入任務で顔を変えたら元に戻らなかったっていう ぶっ飛びの設定で
いいですよね 若干見たくなりましたね そう僕もねあれだけでこの回ちょっと見ようと思って
ちょっと気になるよね ドンブラザーズの時のそのヒロインがちょっとそのギャグっぽい感じの立ち振る舞いするヒロインだったんで
多分この話がいけるんですよ ちょっとふざけたキャラでも ここは絶妙な
フォローしてきたなぁと思って まあ災い転じて的な感じですね それで結構話題集めてるからここから視聴率が上がっちゃうんじゃないかな
全然興味なく不祥事も興味なかったけど 不祥事もあんま酷い不祥事ですよね 酒ですよね確かね 酒とあとなんかバイトで何か稼いでたみたいな
うすだ
ラウンジ的なやつ そうそうそうでそっからさらに広がって特撮の仕事って全然お金稼げないんです みたいな話も広がってたりして
kai3
であのこれちょうどねこの朝日の記事にも今回の戦隊ヒーローの終了を受けて ゴーゴーファイブのゴーレッドだった人のインタビューってなってるんですよ
だからもう何年前 数十年前の作品でレッドだった人がどんだけ厳しかったかって話をめっちゃしてて
そういう話は書いてます 全然お金も入らないしずっと拘束されて もう深夜2時に帰って風呂入って寝ようとしたら迎えのタクシーがもう来ちゃったとか
そういうすごい話を書いてて 向かいのタクシーが来るのは高コストですね そういう意味でねだからいろいろ大変っぽい
あれはちょっと作る方のコストも結構大変だったんでしょうね 毎週のにあんなことやってますからね
そういう意味ではちょっと新しいもう1回全部をリセットしてとはいえ 戦隊ヒーローのちゃんと文脈を踏まえた作品になると思うとちょっと期待ですね僕は本当に
楽しみになったこれはむしろ前向きに ちゃんとビジネス的にもうまくいくといいなという期待も込めて
かいだん
ちょっと面白い話でした 本日も番組をお聴きいただきありがとうございます
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