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Maple in Melbourne こんにちは、Mapleです。この番組は、オーストラリア・メルボルン在住のMapleが、見たり、体験したり、感じたことを、ゆるりと配信する番組です。
皆さんはいつもどんな交通手段を使っていますか?電車やバス、車、そして自転車などがあると思います。
メルボルンは車移動が多いんですけれども、最近ではですね、通勤に電車やバス、そしてトラムなど、公共の交通機関を利用する人が多くなってきています。
また、自転車通勤の人も増えていて、多くの場所にね、自転車専用道路というのが作られてきています。
そして、ここ数年増えてきているのが電動スクーターです。
シティの数箇所にずらりと並ぶ電動スクーター、これはアプリで利用ができるシェア電動スクーターなんです。
同じようにシェアできるこの自転車というのがですね、先に登場したんですけれども、その後ね、この電動スクーターが出てきました。
その電動スクーターが、メルボルンシティ内では禁止になるそうです。
このニュースについての記事がありましたので、内容をまとめてみました。
メルボルン市シェア電動スクーターを中心部で禁止。多都市への影響と安全面での議論が加速。
メルボルン市の中心部でシェア電動スクーターが禁止されたことは、他のオーストラリアの都市でのスクーターネットワーク展開にとって大きな痛手となるとされています。
先日、メルボルンはパリやローマ、トロントなどの都市と同じように、電動スクーターネットワークの縮小や禁止を決めました。
メルボルン市長のニコラス・リース氏は、市内の商店のオーナーや住民、病院の緊急治療部門の責任者、そして目が不自由な方からも意見を聞きました。
彼らは市の歩道が安全ではないと訴えていたと話しています。
この決定に、ビクトリア州のジャシンタ・アラン首相は失望を表明し、メルボルン市がこの決定を見直すことを強く望んでいます。
電動スクーターは公共交通において、特に短い距離の移動や地域の道路から車を減らすために役立つものです、と語りました。
シドニー大学のスティーブン・グリープス教授によれば、他のオーストラリアの都市もメルボルンの決定に注目しており、
これは後退ですが、最終的な目標に到達する前にはいくつかの困難があるものです、と指摘しています。
安全面での懸念が高まる中、メルボルンの中心部では電動スクーターの検出が進んでいます。
特に危険な運転や歩行者やライダーの怪我の増加が問題視されています。
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警察によると、2021年12月から今年7月までの間にビクトリア州全体で2,000件の電動スクーター違反があり、
その多くはヘルメットを着けていないことや歩道での走行、複数人での乗車によるものです。
一方、ニューサウスウェールズ大学のミラード・ハガニ講師は、
国際的なデータによれば、電動スクーターの事故や死亡リスクは自転車と比べて高くない、と指摘し、
私たちは自転車に慣れているため、自転車の事故は大きなニュースにはなりません、と話しています。
オーストラリアの各都市でも電動スクーターの導入が進んでいますが、
メルボルンの決定は他の州にも大きな影響を与えている、とグリーブス教授は述べています。
メルボルンが電動スクーターを中心部から排除することを決めたため、
この分野での安全対策を進めるのは、他の都市に託されることになるかもしれません。
このような電動スクーターの記事だったのですが、皆さん、電動スクーター乗ったことがありますか?
メルボルンでは本当にこの電動スクーターが増えてきていて、危ないなって感じる場面を何度も見かけました。
私自身は乗ったことがないので、どのくらい操作がしやすいのか、交通ルールがどうなっているのかなど、わからないことが多いのですが、
初めてアプリ登録で使えるシェア電動スクーターを使う人は、練習する場所もなくて、すぐに道路に出るわけですから、
交通ルールは自転車と同じなのか、それとも車扱いなのか、などなど、わからないまま乗っているのではないかと思います。
車を運転している側から見ても、これまでいなかった電動スクーターの利用者が路上にいるとなると、バイクや自転車とはまた違う、この電動スクーターの動きにも注意を払う必要がありますよね。
道路を走ったり、歩道を走ったり、結構な速さで走るこの電動スクーター。
シティの路面店に入って、お店から外に出るときに、目の前をこのスクーターがスーッと通り過ぎたことがあるんですよ。
ぶつかりそうになって、びっくりしたことがあります。
土地感がないであろう観光客らしき人たちが数名で迷いながら道路を走っているのを見ると、ちょっと危ないなって思いますし、2人乗りで結構なスピードで走っている人たちというのも、本当によく見かけるんです。
メルボルンシティは意外とアップダウンがあるんですけど、無料でトラムが利用できるというのは便利だなって思うんですけども、
電動スクーターの方がスイッと行けて、ちょっと便利そうだななんて最初見たときは思っていました。
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私自身は実は自転車も乗らないですよね。
なので、道路に出て車と一緒に走るという行為は怖いことなので、この自転車はもちろん、この電動スクーターも使ってみようということまでは思いませんでした。
レンタルできるタイプだけではなくて、自分用の電動スクーターで通勤をしている人もいます。
今回の規制はレンタルのものが対象らしいんですけど、シティ内の利用が禁止となったら、通勤で使えなくなるのかな、どうなんでしょうね。
今回、電動スクーター利用について、メルボルン市が利用禁止を決めて、メルボルンのあるビクトリア州はこれには反対ということらしいですね。
実際に事故による病院利用者患者が増えているようだし、車を減らすためが目的というのであれば、シティ中心部の車の使用を禁止するというような別の方法を考えてもらって、安全味にもっと注力してほしいなって感じました。
私自身はこの電動スクーター危険だなって感じていますが、記事によると、電動スクーターの事故や死亡リスクは自転車より高くないとしている専門家もいるようですね。
もう既に使っていて便利に感じている人にとっては、禁止になることは不便が生じるかもしれません。
それでも事故は起きているのですから、早急に禁止をしたメルボルン市の判断によって事故件数が減ることを期待したいなと思っています。
皆さんの街ではこのようなシェア電動スクーターはありますか?乗ってみたいと思いますか?
使ってみて危なかったことや危ない乗り方をしている人などを見かけたことはありますか?
あなたの体験をよかったら教えてください。
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本日は最後までお聞きいただきありがとうございました。
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それでは今日はこの辺で、Mapleでした。