Maple in Melbourne
こんにちは、Mapleです。
この番組は、オーストラリア・メルボルン在住のMapleが見たり体験したり感じたことをゆるりと配信する番組です。
皆さんは、普段どんな交通機関を使っていますか?
自家用車の方もいらっしゃると思います。
私は日本でも、通勤通学には電車を使っていました。
実家から最寄りの駅まで17分ほど歩きます。
実際にはバス停の方が近くにあったので、バスを使った行き方というのもあるんですけど、時間が読めないバスを使うというのが嫌で、私は電車を使っていました。
電車は何もなければ、大抵時間通りに来ますよね。
なので、家を出る時間が5分遅れたら、その5分を巻き返すために走るわけです。
自分の走る加減で時間を巻いたりできたので、バスでまだ来ないかなとか、もう行っちゃったのかなというような曖昧な感じよりも、自分の足で調節する方がいいなと思って電車を使っていました。
私は学生の時も就職してからも駅までよく走っていましたね。
ある時なんて必死で走っていたら、知り合いが車で横を通って声をかけてくれたので、駅まで乗せてもらったなんてこともありました。
もうね、めちゃんこ走ってたんですよね。だからもうちょっと恥ずかしかったです。
高校生になった時、定期を使うようになりますよね。
当時はですね、緑の窓口に行って学生証を見せて、用紙に記入をして定期を発行してもらってましたね。
今はどうなんでしょうね。自分で機械で作ることができるんですかね。
電車はほとんど自動改札でしたね。
でもピッてタッチするものではなくて、ガチャンって機械に入れるタイプだったような気がしますね。
そしてね、実は駅員さんがハサミで切符を切ってくれるというような駅もね、その頃まだあったんですよ。
切符の人はね、切符をお刑事さんに渡して、そしてハサミでカチャカチャって切ってもらうというシステムです。
今の若い方、見たことある人あまりいないんじゃないですかね。
そういった改札は定期券を持っている人はね、この自分の定期券を駅員さんに見せるんですけれども、
チラッと見せただけでね、本当にこれ見てるのかななんて思ったりしてたんですが、
うっかり有効期限が切れていた定期で通ろうとした時に呼び止められたことがあって、
やっぱりちゃんと見てるんだってね、びっくりしたことがありました。
切符を切るハサミでパチパチパチってする姿がかっこいいなんていう人も多かったですね。
そんな懐かしの光景を思い浮かべたところではあるんですが、私は今オーストラリアのメルボルンという町にいます。
メルボルンの公共の交通機関は、以前にもお話ししたことがありますが、トラム、電車、バスになります。
メルボルンのトラムというのは世界最大のネットワークとも言われていて、トラムは生活に欠かせない乗り物なんです。
メルボルンシティ内をぐるりと一周する範囲はフリートラムゾーンと呼ばれていて、
この区間内は無料でトラムに乗り降りができるんです。
これは観光客の方にとってはすごく便利だなって思います。
そして電車は郊外からシティに向かって多くの路線が走っています。
私がメルボルンに来たばかりの頃はですね、遅延とか電車のキャンセルなんかがすごく多かったんですけれども、
今は割と時間通りに来るようになりました。
それまではシティのオフィスに車で通勤する人というのが多かったようなんですけれども、
メルボルンの人口増加とともに駐車場が少なくなったり、あと車の渋滞なんかもひどくなったりしたので、電車通勤を選ぶ人が増えたんですよね。
そういったことも電車の遅延が減った理由の一つだと思います。
トラムや電車、そしてバスに乗るときはマイキーカードという日本のスイカカードみたいなICカードが必要になります。
これにチャージをして使います。
これも以前にお話ししたことがあるんですけど、メルボルンの運賃というのは2種類あります。
2時間券と1時間券。
最初に乗るときにカードをピットすると、その後2時間は乗り放題。
トラム、電車、バス、どれでも乗り放題です。
そして2時間後にもう一度ピットすると、同じ料金が引かれて、その後は1日乗り放題となります。
たくさん乗る予定がある人とか、長い距離を利用する人にとってはお得なシステムなんですが、
逆に1駅でも同じ料金ということでちょっと考えちゃいますね。
しかもこの料金、毎年値上げをしていて、今年の1月からはですね、この2時間券が5.7ドル、約600円くらいですかね。
そして1日券が11.4ドルということで、約1200円ということになりました。
週末はこの1日券が8ドルになるという割引があるものの、ちょっと高いですよね。
こういった交通機関についてはオーストラリアの州によってルールが違うんです。
例えば少し前に私が行ったシドニー、こちらはニューサウスウェルズ州という州なんですが、
ここではICカードを使わなくてもクレジットカードで運賃が払えるんです。
乗り降りする際にクレジットカードをピッとするだけです。
そして乗り物によって運賃が違うのですが、金額の上限というのが決まっていて、
その日中の1日のうちの上限が決まっているということで、
上限に達すると自然に1日乗り放題となるんです。
また去年行きましたブリスベンというところ、ここはクインズランド州というまた別の州なんですけど、
ここでもクレジットカードで運賃の支払いができました。
このブリスベンという町は大きな川があるんですけども、なのでフェリーを利用するんです。
こちらの岸から向こう岸までもうちょこっと行くということもできるようなフェリーなんですけど、
この1回のフェリーの乗船が50セント、50円くらいですね。で利用することができました。
このように同じオーストラリア内でも州によって違いがあるんですが、
どうしてメルボルンなるこのビクトリア州はね、他の州に比べて遅れてるんでしょうね。
うっかりマイキーを忘れてしまったなんていうと、再購入しなければいけないし、
ちなみにこのマイキーというカード6ドルするんです。
そして時々インスペクターと呼ばれる、ちゃんと支払ってるかどうかを調べる人に、
マイキーをちゃんとタッチして運賃を支払っていないなんていうことがバレてしまうと、問答無用で罰金が課せられます。
最近の物価高騰に加えて毎年上がるこの運賃。
メルボルンの人々は金額が高すぎる、システムが悪いということで、運賃を払わずにごまかす人も増えているそうなんです。
もっと1回の利用料が安ければ、ごまかさずにちゃんと支払うのにっていう声もね、よく聞こえてきます。
そんなメルボルンの交通機関なのですが、昨年末に新しい電車の路線が増えました。
メルボルンシティ周辺に5つの新しい駅ができて、在来線と繋がって、これまで行きにくかったエリアに行きやすくなるということになったんです。
先ほどメルボルンの電車は郊外からシティに向かって走っているとお話ししましたが、それらの路線がシティに入ると、シティループと呼ばれるシティをぐるりと回る地下に入るんですね。
今回新しくできた駅とこの路線というのも地下を通る路線で、これはコロナ前から着手していたプロジェクトだったんです。
シティのあちこちがずっと工事中になっていたんですけれども、ピッカピカの新しい駅とともにようやく開通。
この新しい路線開通を記念してスタンプラリーが行われていました。
専用のスタンプ帳というのがあって、5つの新しい駅全てにあるスタンプを集めると、ピンバッジがもらえるというものでした。
私は最終日にこのスタンプラリーのことを知って行ってみたんですよね。
すると、スタンプ帳専用のスタンプ帳はもうなくなっていて、印刷された紙を渡されましたね。
そして一つの駅でスタンプを押し、電車に乗って次の駅へ移動しようとしました。
実はこの期間まだプレオープンみたいな感じで、電車の本数が少なかったんですよね。
そして私ちょうど一本逃してしまって、次の電車を20分くらい待ちました。
20分後に来た電車に乗って次の駅へ。
その駅前ではですね、ダンスを踊りながらチラシとミントを配ってましたね。
2つ目のスタンプを押したんですけど、ここで記念バッジはもうなくなってしまったという情報を知りました。
もうならいいかということでね、私のスタンプラリーは2つのスタンプを押しただけで終わりました。
何年もかけてできたこの路線がどのくらい便利になったのか。
音楽的に動き出したのが2月1日からなので、これからわかってくると思います。
実はですね、この路線が開通したことを記念してもう一つ行われたことがありました。
それは週末利用無料サービスです。
昨年の12月から1月いっぱいまで、毎週末、トラム、電車、バスの利用が無料だったんです。
これはものすごく大きいと思います。
だって2人で出かけたら、週末割引があるとはいえ、2人で1600円ぐらいが無料になるわけですから助かりますよね。
私も恩恵を受けるためにこの期間は週末、よく利用しました。
この期間の週末は電車の改札が開いたままになっていて、スルーで中に入れるというのがちょっと違和感がありましたね。
そして今、もう2月に入ったので、そんな無料期間も終わってしまいました。仕方がありませんね。