1. Maple in メルボルン
  2. Ep.31 地球温暖化から沸騰化に!
2023-08-05 15:37

Ep.31 地球温暖化から沸騰化に!

頭から湯気が出てるのを見たよ

オーストラリアの夏

暑すぎて電車のレールが歪む

クールチェンジで生き延びる

深刻な森林火災

国をあげて行う消化活動

個人レベルでできること


参考HP

https://www.jams.tv/news/239986



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00:01
Maple in Melbourne
こんにちは、Mapleです。
この番組は、オーストラリア・メルボルン在住のMapleが、
見たり、体験したり、感じたことを、ゆるりと配信する番組です。
8月に入りました。
毎日暑い日が続いていると思いますが、皆さんお元気でしょうか。
もうすぐお盆休みを控えているかもしれませんね。
お休みはどのようにお過ごしになりますか。
お盆を過ぎると海にはクラゲが出るから、海ではあまり泳げなくなる。
子供の頃に聞かされたことを思い出しました。
皆さんは夏がお好きですか。
私は夏があまり好きじゃありませんでした。
学生のときは、私は背だくになって部活動をしていました。
ある暑い日は、体育館で部活をしているみんなの頭から、
湯気が出ているのを見たことがあります。
本当に頭の上から湯気が出ていました。
本当に暑かったです。
ちなみに、当時は水を飲んではいけないという時代で、
ウォーミングアップとか言いながら、
途中で水も飲まずに、夏の暑い行程をものすごく走らされた思い出があります。
あれだけ動いていたのに、汗をかいてね。
でも水をこまめに飲まなかったけれども、
でもあの時は何で大丈夫だったんでしょうね。
その後、私は就職した後も実家から通っていたんですけれども、
私の部屋にはエアコンがなかったんですよ。
朝は起きて、メイクしたりとか、支度をしながら汗だくですよ。
そしてその後最寄りの駅まで、私17分ほど歩かなきゃいけなかったんですね。
なのでもう駅に着いた時には汗だくでした。
そんな夏の思い出がありますけれども、
でも今の暑さは、当時の暑さに比べるとずっと厳しくなってますよね。
オーストラリアはですね、日本と季節が逆なので、
8月は冬になるんですけれども、気温についてこんな記事がありました。
北半球での猛烈な熱波、火災や記録的な高温が確認される中、
オーストラリアでは来るべき事態に備えるように警告されている。
7月が観測史上最も暑い月となりそうな中で、
記録的な気温が24日間も続いているという衝撃的なグラフが示された。
03:04
国連事務総長のアントニア・グレーテス氏は、
地球温暖化の時代が終わり、地球沸騰化の時代が到来した、
と憂慮すべき声明を発表した。
今年の6月は既に記録的な暑さとなっており、
オーストラリアのアルバニー・ジィッシュ賞は、
気温変動政策を考え直した方がいい、と懸念を表すオーストラリア人もいる。
気候協議会のリサーチディレクターであるサイモン・ブラッド賞博氏は、
北半球の極端な火災と熱波はオーストラリアは絶対に、
ここ数ヶ月間の困難な状況に備える必要があるとし、
特にエルニーの現象が発生する時期には、
より暑く乾燥することが多い、と警鐘している。
世界気象機関WMOのペッタリー・ターラス事務局長は、
7月に何百人もの人々に影響を与えた異常気象は、
残念ながら気象変動の厳しい現実を示しており、予兆でもある。
温室効果ガス排出削減の必要性はかつてないほどの緊急性を要しており、
気候変動対策は効果なものでなく必須となっている、と述べた。
地球温暖化の時代が終わり、地球沸騰化の時代が到来した。
これ実感しますよね。
昔よりも確実に暑いですし、
そしてこの記事の中では、
オーストラリアにこれからやってくる夏に何かしらの対策が必要だ、とありました。
オーストラリアの夏はとても暑くなります。
ここメルボルンはオーストラリアの南に位置するので、
他の州よりも気温が低いかもしれないんですけれども、
それでも40℃以上になる日もあるんです。
私がメルボルンに来て初めて40℃の日を体験した時は、
まるでオーブンの蓋を開けたような熱だなって思いました。
湿度が低いので汗だくというよりも熱ですね。
焼けるような感じがしました。
でも日向と日陰ではかなり体感温度が変わってくるんですよ。
これはきっと湿度が低いからだと思うんですけれども。
そして大体の日は日中すっごく暑くなっても、
夕方頃にグッと気温が下がるんです。
クールチェンジと呼んでいるんですけれども、
こういったクールチェンジが頻繁にあります。
こちらの家は暑さ対策されている家が多いので、
06:00
40℃の日、1日目、暑さは家の中まで入ってこない感じです。
暑くはなりますけれども、家の壁とかがブロックしている感じがあります。
そして夕方になってクールチェンジが来れば、
また翌日、日中暑くなってもなんとかなるという感じです。
でもクールチェンジのない40℃以上の日が数日続いたりすると、
家の中がどんどん暑くなってきてしまって、
ようやく数日後のクールチェンジが来た時には、
家の中の方が暑いということになります。
こういった40℃以上の日が続いたりすると、
あまりの暑さのために電車のレールが歪んでしまったこともあります。
以前に働いていたところで、オフィスだったんですけど、
夏に今日はこれから暑くなって電車が止まるかもしれないから、
今日は早く帰ってくださいって言われて早々に帰ったこともありました。
オーストラリアの夏は山火事が起こります。
オーストラリアにはユーカリとかティーツリーの木というのがたくさんあるんですけれども、
これらの木というのは油分が多くて燃えやすいんですよね。
でもこういったオーストラリアの特有の植物というのは、
発芽するのに火が必要な種類が多かったりします。
火災になっても木の表皮の部分だけが焼けて、内部までは焼けないので、
木そのものが死んでしまうということはほとんどないかたりします。
見た目は真っ黒黒でも木が死んじゃっているということではないですね。
むしろそういった木がないと新しい芽が出なくて、
森自体が成長しなくなってしまうという一面もあったりします。
なのでオーストラリアの山火事というのは、枯れた植物を除去したり、
新しい植物の生育を促す働きもあるんです。
このように山火事自体は珍しいことではなくて、
山に住む動物たちもある程度これに適応しているそうです。
山火事というのが頻繁に起きてしまうと植物が育たなくなってしまいますし、
火の勢いが強すぎると地面まで焼いてしまいます。
避難場所を失った動物たちが逃げ遅れたりして、多くの被害が出てしまいます。
09:04
2019年から2020年の間に起こった山火事のニュースは、
日本でも報道されていましたので、記憶にある方も多いと思います。
その時は降水量が本当に少なくて、空気が乾燥していた。
それに加えて記録的な熱波に襲われたので、大規模な火災になってしまいました。
オーストラリア各地でとても多くの人が被害に遭ったんです。
メルボルンのあるここビクトリア州も山火事によって被害が出ました。
火事になったのは郊外だったりしますけれども、
この頃、日によってはメルボルンシティの方まで煙が漂ってきた日もあったんです。
こういった森林火災が与える主な影響としていくつかあるんですけれども、
木の燃焼によって生じる二酸化炭素の放出、広範囲にわたる土地や居住地の損失、
極端な気温上昇によって起こる虹火災、野生動物の消費と生態系の変化、
大気汚染、煙による被害、地表や空気の乾燥温暖化、
レスキュースタッフの身体的被害、消火や救助活動による経済的損失、
こういったものが挙げられます。
先ほどのニュースで、これからやってくるオーストラリアの夏、
数ヶ月間の困難な状況に備えることが必要だというふうにありました。
オーストラリアでは、ヘリコプターを中心とする消火では間に合わないということで、
消防機と呼ばれる専用の消防飛行機や陸上消防機が使用されます。
消防機は、貯水池などの水を大量に運ぶことができるので、
火災の現場の上空から一気に水を放出して、消火活動を行うのですが、
火災が広がりそうなエリアの木を伐採して防火帯を作る消火活動も行われます。
こういった消火活動は、一旦火が上がってしまうと、
沈下するまでには相当な時間がかかってしまいます。
こういった消火活動には、大量の水も必要ですし、また多くの費用も必要となるので、
12:00
国を挙げて消火に取り組む必要があるのです。
これまでも国を挙げていろいろな準備をしていたと思うのですが、
個人レベルでは具体的にどういったことをしたらいいのでしょうか。
森林火災というのは、自然発火などの環境が原因で発生するケースと、
焚火とか煙草の消し忘れという人為的な原因で起こるケースがあります。
キャンプとか登山の際には、木々が多い場所での焚火は避ける。
火の近くに可燃性のものを置かないようにする。
風が強い日や乾燥した日は焚火はしない。
こういったことも注意したいことです。
あとは自然発火による火災については、
人間の活動が一因となっている場合があるということで、
これは地球規模の温暖化、これは二酸化炭素の排出量が多く関与していると言われています。
二酸化炭素の排出を削減しようということで、
いろいろなニュースなども報道されていますけれども、
個人レベルでどうやって二酸化炭素の排出を削減していくかというような記事なんかもありますね。
その中では有名なところでは、冷房の設定温度を一度高くしましょうとか、
車の運転を控えてアイドリングをやめましょうとか、
あとは使わないコンセントなどを抜きましょうとか、
あとはシャワーの時間を減らそう、
エコバッグを持ち歩きましょうなんていうのもそういったことに含まれると思います。
3ヶ月後には夏がやってくるメルボルン。
エアコンの設定温度を気にしたところでどうなるの?と感じなくもありませんが、
地球温暖化をひしひしと感じる今、すぐには大きな変化を感じられないとしても、
もうやれることはやるべきなんだなという考えを持たないといけないのかもしれません。
もうあのような山火事の被害は出てほしくないです。
節水や節電なども合わせてできることをできるだけやっていこうと思います。
皆さんは日頃から心がけていることはありますか?
よかったら教えてください。
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本日は最後までお聞きいただきどうもありがとうございました。
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それでは今日はこの辺で。
Mapleでした。
15:37

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