1. Maple in メルボルン
  2. Ep.80 アボカドレガシー
2024-01-20 09:18

Ep.80 アボカドレガシー

カフェの定番アボカドonトースト

オーストラリア産のアボカド

NGV美術館で見たアボカド問題を扱った作品

「アボカドレガシー」

ポッドキャスト番組で聞いた内容だった!

物の選択を考えさせられる問題


掘った芋ジャーナル!

#86アボカド買うやつは悪いやつなのか!?

https://open.spotify.com/episode/5i84YLnQ414bZEfxs2YXBx?si=30e450f9fec54459


NGV美術館

Fernando Laposse

https://www.ngv.vic.gov.au/triennial/artists-designers/fernando-laposse/


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Maple in Melbourne こんにちは、Mapleです。この番組は、オーストラリア、メルボルン在住のメイプルが見たり、体験したり、感じたことを、ゆるりと配信する番組です。
メルボルンカフェの定番メニューは何だと思いますか? アボカドオントーストです。
トーストの上にアボカドが乗っているオープンサンドなのですが、フレッシュなアボカドとトマトが乗っていたり、
マッシュしたアボカドにスパイスとかナッツ、チーズなどを加えたものなんかね、カフェによってアボカドのアレンジが色々あるんですけれども、とても美味しくて、私も大好きなメニューです。
スーパーにもアボカドがどっさり並んでいます。 そして値段もリーズナブルです。
アボカドって食べ時の見極めが難しいですよね。 最近のスーパーでは、食べ頃とか、2、3日後なんていうね、
いつ食べたらいいかっていうのをお知らせするシールが貼ってあるものもあるんです。 こんな感じでメルボルンの食卓によく上がるアボカド。
オーストラリアではアボカドが取れるので、売られているものはほとんどがオーストラリア産のアボカドです。
日本でもアボカドをよく売られていると思いますが、ほとんどはメキシコ産だと思います。
皆さんはアボカドをよく食べますか? あの先日ね、
メルボルンの美術館へ行ったんです。 メルボルンには美術館がいくつかあるんですけれども、その中のNGB美術館、これはナショナルギャラリーオブビクトリアと言います。
NGB美術館へ行きました。 この美術館はとっても広くて、たくさんの作品が展示されているんですけれども、
特別展以外は入場無料なんです。 無料で見学できるものだけでも数がとっても多くて、そして展示内容も結構変わるので、私は時々足を運んでいます。
現在、トリエンナーレというのが行われています。 このトリエンナーレって日本でも開かれたりしてますよね。
たくさんのアーティスト作品が展示されています。 その中の一つ、フェルナンド・ラポセというアーティストの
アボカド・レガシーというものがありました。 そこは壁一面に淡いクリーム色のタペストリーのようなものが展示してあって、
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メキシコで起きているアボカドブームがもたらした現在の問題が描かれていました。 アボカドブームがもたらした問題というのは何でしょう。
アボカド栽培には多くのお水が必要だそうです。 アボカドを作りすぎたせいで水不足が起こって地盤が空洞になって地震が起きたり、
アボカド農家がギャングに支配されて殺されてしまった農家もいるそうです。 現在のアボカドの生産や消費というのは持続可能ではないんです。
アボカドはグリーンゴールドというキャッチフレーズで、健康や美容を意識した豊かな国ではアボカドを宣伝して大量消費を促しています。
でもこれというのは産地の人々の安心や安全を脅かしているんです。 このアーティストであるフェルナンド・ダポッセは、
アボカドの廃棄物、皮とか種を新しい材料や天然の染料に変える工芸品を作っています。
展示されていた作品の淡いクリーム色というのは、アボカドから取れた染料で染めたものでした。
彼のこのプロジェクトは、アボカドの可能性と同時に、西側諸国の消費主導型のライフスタイルが生み出している生態学的及び社会的影響について、一般の人々に考えてほしいという思いが込められています。
アートのテーマとしては、大量生産、資本主義貿易、植民地主義、暴力、健康などです。
こういったことが含まれているこの問題は、消費者としての私たちの選択が常に影響を与えることというのを思い出させてくれます。
メキシコの森林破壊、自然の喪失、脆弱なコミュニティに対する暴力の最大の原動力の一つになっているこのアボカド問題。
彼の作品アボカドレガシーは、この現代的な物語を伝える役割を果たしながら、過去に起こった出来事との類似点を描こうとしています。
私はこの作品を見た時にびっくりしたんです。
それは、ポッドキャスト番組で、ホッタイモジャーナルというのがあるんですけども、
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こちらの86回で、アボカドを買う奴は悪い奴なのかというエピソードを数ヶ月前に聞いていたからなんです。
このホッタイモジャーナルは、マーシーさんとモヤンさんのお二人でされている番組で、時々聞かせていただいているのですが、
この86回でアボカド問題についてお話をされていました。
私にとってとても身近なアボカドなんですけど、この問題について知らなかったので、これを聞いた時にびっくりしたんです。
そんなことがあったので、この美術館で展示を見た時に内容がすぐに分かりました。
ポッドキャストを聞いていると色々な情報が得られますけれども、こういったことが起こるとなぜか嬉しくなりますね。
ポッドキャストをきっかけにアボカド問題について知れたし、
あとはこの美術館でアーティストが作品品を通してこういった活動をしているということも知ることができました。
ホッタイモジャーナルさんの番組は概要欄に載せておきますので、ぜひお聞きくださいね。
それからNGB美術館トリエンナーレのフェルナンド・ラポッセさんの紹介も概要欄に載せておきます。
英語用になりますけれども、ご興味がありましたらこちらも見てみてください。
今日はメルボルンのカフェメニューの定番、アボカドオントーストに欠かせないアボカドについてでした。
オーストラリアのアボカドはほとんどのものがオーストラリア産ですが、
アメリカなどで大量生産を促したCMグリーンゴールドというキャッチフレーズはオーストラリアでも使われていて、
これについてはちょっとどうなんだろうというふうにクエスチョンマークを感じています。
物があふれる時代、自分が選んでいるものがどのようなものなのかを知ることは良いことですし、
選択できるのであれば、なるべく自分にも地球にも優しいものを選びたいなと思っています。
皆さんは物を選ぶ際の基準などはありますか。よかったら教えてください。
Maple in Melbourneでは皆様からのお便りやリクエストをお待ちしております。
お便りフォームからは匿名でメッセージを送っていただけます。
番組のご感想など簡単なメッセージでもいただけましたらとっても嬉しいです。
また、Xでも配信のお知らせをしています。
本日は最後までお聞きいただきありがとうございました。
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よかったら番組のフォローもお願いいたします。
それでは今日はこの辺で、Mapleでした。
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