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2025-12-08 27:17

#73 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』ーー50年後の今日の自分は何してる? | ゲスト・グラフィックデザイナー 兼 本屋KIBI店主 / 小島 有さん

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前回に引き続き、グラフィックデザイナー・本屋KIBI店主の小島有さんをお迎えして、“読みかけの本”について語り合います。
 
【今回のゲスト】

グラフィックデザイナー・本屋KIBI店主 / 小島 有さん
長野県小布施町出身・在住。趣味は温泉と運動。
シルクスクリーンの印刷工、Web制作会社、デザインプロダクション、障害を持った方へのアート制作の支援などを経て独立し、デザインスタジオ・YOUを立ち上げる。
あらゆる領域の活動を「デザイン活動」と位置付け、小布施町にある、元眼科の建物を改修し、本屋・ギャラリー・デザインスタジオを運営する。来年春より、KIBIの奥スペースも拡張予定。

◎小島有さんのインスタグラム
https://www.instagram.com/you_kojima_/
◎KIBIのインスタグラム
https://www.instagram.com/kibi.obuse/
 
【登場した本】
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅 香帆

サマリー

小島有氏が運営する本屋KIBIの背景や設立に至る経緯が語られています。特に、ベルリンで受けた影響やアートブックに対する情熱が明らかになり、うつ病を経て新たな表現の道を歩んでいる様子が描かれています。このエピソードでは、小島有氏が本と読書の楽しみ方について語り、イベント企画の中で本と音楽の融合を探求しています。また、幼少期の読書体験から最新の出会い方に至るまで、多様な視点で本との関わりを深めています。また、グラフィックデザイナー兼本屋KIBI店主の児島裕氏が、働きながら本を読むことの難しさについて語ります。さらに、未来のKIBIや自身のキャリアについての問いが提起され、リスナーに深い考察を促します。

KIBIの設立経緯
ちなみに、その本と小島さんの話を聞きながら、改めて今のKIBIの話とかを思い返すとちょっと思ったんですけど、
それこそ、週末に何かお店をやっていたってさっきおっしゃってたじゃないですか。
週末にやってたお店はどういうお店だったんですか?
あ、はい。それはですね、本当に6年前。だから、うつになる前に。
あ、その前なんだ。はいはい。
あの、オープン期間は3ヶ月ぐらいだったんですけど、
だから、えっと、4年ぐらい前になって、5、6年前、ん?準備したの5年ぐらい前かな。
うん、そのぐらいに本ぬっていう本屋を作ったんですよ。本に。
あ、それも本屋だったんですか?そうなんだ。
こっちはね、でもアートブックの書店だったんですよ。
あ、はいはい。
僕は人とか人数とかに結構はまってて、
あ、へー、そうなんだ。
そういうお店をやりたいなと思ってて、始めたんです。
ベルリンの影響
あの、本当に8畳ぐらい、木々はすごく結構大きいけど、本当に本ぬは8畳ぐらいの小部屋だったんですけど。
で、やってましたね。本当に3ヶ月ぐらい経ってすぐうつ病になっちゃって、
ほぼやってないんだけど。
で、その本ぬを始めた経緯として、
その本ぬを始めるちょっと前に、友人たちとヨーロッパに1ヶ月ぐらい旅行に行ったんですよ。
へー、ほいほいほい。
で、その1ヶ月のうち3週間がベルリンに滞在していて、
すごい、1ヶ月は3週間ってことなんですね。
一緒に行った友達がね、日本とドイツのミックスの方で、
あー、はいはい。
で、お兄ちゃんの方がベルリンに5年ぐらい住んでたから、
あー、そう、お詳しいのか。
友達もいっぱいいて、友達なんですけど、
で、もうみんな各々行動してて、俺も1人で散歩とかよくしてて、
で、ベルリンの街ってすごい素敵で、散歩も最高で、
こんなことしてたら、本屋、アートブックの書店に出会って、
そこがすごく範地化で、すごく素敵なお店だったんですよ。
はいはいはい。
で、なんか日本人の作家さんも多いし、
レコードとかも売っちゃう感じ。
へー。
なんかこう、古い雑誌とかも置いてあって、かっこいい。
見てたんですけど、
で、そのテーブルの下にリンゴ箱みたいなのが置いてあって、
その中にこう、ジンガもバーってたくさん入ってたんですよ。
へー。
これもすごくクオリティがとても高いとは言えないようなもの。
それが2ユーロとかで売ってて、
自分の成長と取り組み
あーはいはいはい。
これめっちゃいいなと思って、
おそらく、近所の美術大学生とかが作った、
へー。
動画をしてたんですけど、
で、落書きみたいなデッサンとかスケッチみたいなのが置いてあったから、
へー。
いいなと思って、いくつか買って帰って、
で、その時、俺こういうのやりたいかもって思ったんだね。
あー、そうなんだ、そうなんだ。
で、旅を終えて、お店に戻ってきて、
で、そんな話を、ここの木々を紹介してくれた方に話をしてたら、
8畳ぐらいの部屋を紹介してくれて、小屋を。
あ、そっか。そちらもその方からだったんだ。
あー、そうなんだ。
なるほど。
で、そうそう、そんなところで始めたんですけど、
アートブックのアートブック。
へー、そうなんですか。
ただ、そのお店にあったジン、2ユーロというか、
2本円にしたら4、500円ぐらいの、
なおかつ、スケッチのようなジンっていうのは、
なんか別に流通はしてないわけで、
あー、そうですよね。
なんかこう、できなかったんですけど、結局の。
友達でジン作ってるって言っても、何と言うか、ちょっとノリも違ったし、
あー、そうなんだ。
そうそう、なんかこう、なかなかそれは実現できないなと思ってたら、
うつになってしまった。
別に本のジンじゃないんですけど、
うんうんうん。
でもちょっと、夢の赤葉にそういう感じになっちゃって、
へー。
ができたんですけど、日々はちょっとスタイルがまた違うので、
うんうんうん。
とかエッセとか古本がメインになって。
はいはいはい。
まあでもちょっと今後もそういうのをやっていきたいなとは思って。
あー、そうなんですね。
ちなみにちょっと聞きたくなっちゃったんですけど、
あの、さっきおっしゃってたの、半地下の書店でテーブルの下のリンゴ箱にあったジンが、
まあクオリティ高いとは言えないけど、めっちゃいいなって思ったっておっしゃったじゃないですか。
それって、なんかどこら辺めっちゃいいなって思ったんですか?
あー、俺下手な絵めっちゃ好きなんですよ。
おしろ。
あのー、上手な絵もまあ好きなんですけど、
スケッチのような、あの俺下書きがすごい好きで。
へー。
あのー、ピカソとかでも絶対下書きってしてるじゃないですか。
あー、まあしますよね。
で、絵の近くを見るとやっぱりこう下書きの鉛筆のラインが残ってて。
で、萌えなんですよね、僕。
そうだね。
それを見ると、あー見つけたみたいな気持ちになって。
はいはいはい。
その陣を見たときに、その下書きっていう意味合いではないんですけど、
そのー、なんて言うんだろう、その人もなんか、こう、うーん、なんて言うんだろう、
こう、上手にやろうとしてない感じというか、
あー、はいはいはい。
まだまだこう構築段階の部分を見れるっていうのは、
なんかすごく、なんかこう、僕はこう萌えるんですけど。
あー、そうなんだ。
それはなんか、結構昔からなんですか?
昔からですね。なんか、自分も絵下手だし、
そうなんだ。
そういう自分の絵が好きなんですけど、
うんうんうん。
その他人のそういう絵とかも見ると、最高だねと思うっていうか。
そういう陣が多かったんですよ。
あー、そうなの。
それをなんか、また逆に400円で売っちゃうんだみたいなのも、
みたいな。
あー、そうなんですね。
それって結構、とりあえずやってみようっていう精神がないと、
うんうん。
来ないと思うんですよね。
あー、そうですよね。
俺陣が好きだと思うので、
うん。
やってもいいからやってみようよみたいな。
確かになー、そうですよねー。
分かりやすい出力が陣であるっていうのは俺は思ってるから。
いやー、本当そうですよね。
なんか陣、まあいろんな個人系の書店に行くと、
まあたくさんあるお店もありますけど、拝見してる中で、
まあすごく意味が分かるものもあれば意味が分かんないものもあったりとかして、
でもこれをまあこの金額で売って、本人たちのなんかそれこそ、
なんかなんていうんですか、これを作ったからこうなるみたいな、
それ論理的には何かこれを作る理由みたいなものを考え始めたら作れなくなるというか。
そうですねー。
なんでこれ作ったんだろうみたいなのに結構惹かれるというか。
そうですよねー。
まあそういう。
いいなー。
だから基本的には魅力的なものだったけど、
その半地下の本屋のリンゴ箱に入ってたのはそれの極地みたいなものがあって、
なんとこうズキュンときちゃいました。
そうなの?
はい。
いやー、面白いっすねー。
そうなんだー。
だからそういうふうなところから来ていて、
で、今またこうやって日々をなんか作って1年ぐらいしてみたりすると、
なんかあれなんですね、
なんか数年前にやろうとしたことが、
よりなんか現実的にかつ継続的にできそうな感覚を得ていたりするのかなー、
みたいなことなんか今聞きながら感じましたね。
そうですね、もう本当に5年、
まあ5年って言っても本当にちょっと前ですけど、
なんかやっぱりこう自分も成長している実感があるし、
デザイナーとしてもこう、
なんて言うんだろう、実力が上がってきている、
自負があるので、
なんかこう表現の仕方が、
よりこう豊かになっている感じがしますね。
へー。
日々に訪れてもらえば、
それがなんかわかるような気がするんですけど、
こう、なんて言うんだろう、
その5年前に本のやったときは、
ちょっとストイックであることにちょっと酔ってたミスとかあって、
そうなんだ。
写真集、週末あげてやっちゃうのどうミスな。
はいはいはいはい。
ちょっと20代だったってのもあるし、
ちょっとここから入ってたんですけど、
まあ今は14になって、
すごくリラックスしてやっていて、
まあそれもうつを経たからそういう状態になる。
なんかすごくリラックスしてやっているので、
なんかこう、
いろんなこう組み合わせ、
5番スポットの楽しみってのをなんとなく感じていて、
なんかそういう場所になってきて、
なんかいい意味で変な場所になってきているなっていうふうには思いますね。
確かにな、なんか、やっぱり
児島さんのところにこの前上がって遊びに行ったときは思ったし、
今も改めて思いますけど、
なんかなんていうんですか、
やっぱりご自身が楽しくてやってるよなっていうところの、
なんか気持ちよさみたいなのがすごい話で感じるなって思って、
でもやっぱりそれが一番なんていうんですか、
そういう取り組み、日々のなんて言うんでしょうね、
お店をやることにあたり、
イベント企画と読書の関係
なんか一番大事なことなんだろうなーみたいなことを
なんか今聞きながらちょっと思いました。
そうですね。楽しんでやってますね、とても。
どうなんだ、そっか。
なんかここまではお本の話とか、
ハビの話とかがあったりもしましたけれども、
そんな児島さん的な、最近すごく意識向けていることだったり、
よく考えちゃうこととかってどんなのかって。
そうですね。
僕はこうイベントの企画みたいなの、
日々という場所があるからそういうだと思うんですけど、
イベントの企画も今年はすごくしていて、
本当は日々はギャラリーで毎月展示もしてるし、
特異イベントも作家さん交えて企画するようにしていたりとか、
あと選書企画だとか、
あと作家さん呼んでる特異イベントだけじゃなくて、
いろんな企画をしているんですけれど、
今後なんかやっていきたいなと思ってるのは、
なんかこう、
よりスムーズに本を手に取るようにするっていうのは、
どういうことなのかなっていうのはずっと考えていて、
音楽のイベントとかも企画したりするんですけど、
音楽はこうなんていうんですかね、
DJの方を呼んだりとか、
本当にセッティングをしたらそれなりに様になるけれど、
もちろんそれだけじゃ成立しない場も当然あるんだけど、
なんか読書、本を読むっていうのを誘発するっていうのって、
結構ハードルが高いなと思っていて、
成立するにはどうしたらいいだろうなっていうのはずっと考えていますね。
音楽と本の融合
なるほど。
たとえ期日にいれば、
なんていうんだろう、その本屋に入れば本を手に取って、
読んでみて買ってみようかなっていうのは見えるけれど、
それは本屋に行けばそれはそうなるけれど、
例えば本屋でないところでそういうふうな状況になるっていうのは、
どういう状況なんだろうっていうのはちょっと考えていますね。
なるほど。
なんか今のを伺って、なんかようやくがてんが入ったんですけど、
それこそ小島さんのインスタを時々、
ふとインスタ開いた瞬間に出てきて見たりしたときに、
それこそ音楽のかな、
多分ライブでなのかな、配信されてるやつをこの前たまたま見て、
これってどういう文脈で、あれこれは日々でやってるのかなみたいなことを
ちょっと思ったりしたこともあって、
でもそういう音楽のもを交えてやってるんだなっていうのを聞いて、
がてんが行きました。
そうなんですよ。
そういうイベントも企画したりしている。
それもそれですごく楽しい。
だけど、読書を楽しむイベントって何だろうと思って。
本屋に。
音楽好きのイベントに行く人にとっては、
例えばTSUTAYAに行くようなこととか、
タワレクイっていうようなことじゃないかと安直に思えばそうだけど、
音楽好きな人はフェスに行けたりするじゃないですか。
そうですね。
音楽好きな人は本屋に行く以外の楽しみ方っていうのは何なんだろうとか。
自分で本持って電車の中で読めば一人フェスみたいにできるけど。
一人フェスいいっすね。
一人で本読んでるのに一人フェスで表現するのめっちゃ面白いっすね。
だけどもなんかもっと、
ここで本読めてよかったなみたいな思い、
企画って何だろうとかっていうのは考えますね。
それも子供の時に、大きさの時に、
幼馴染の友達とチャリ乗って、
端っこの結構見晴らしの良い丘があって、
そこ行って本読もうぜみたいなことをしてた。
なんかそういうのって大人になると泣かないじゃないですか。
確かに。
いいっすね。チャリ乗って丘まで行くっていうのがいいっすね。
暇だからできるし、
その当時の楽しみと言えばチャリ乗って丘まで行くみたいなことだった。
それに本が混ざるっていうのはいいなと思って。
かといって大勢でチャリ乗って本読みに行こうぜって、
今はちょっと俺は嫌だと思うし。
面白い。それ嫌なんですね、今は。
嫌ですね。
やっぱり子供の時には子供の時の過ごし方っていうのがある。
今の大人、34歳。
俺だったらどういう風に本と新しい出会い方したいかなっていうのをすごく考えたんですね。
どういう出会い方か。
ちなみに小島さん的にこの数年の中で、
これすげえ出会い方したな、この本とみたいなって一つ二つあったりします?
一つ二つね。
ありますね。
それは出会い方っていうか、こういう読み方があったのかっていう話なんですけど、
結構前ですけどね、
アキラあるじゃないですか。
漫画ですね。
4巻の本当にアキラがもう一回大暴走しちゃって、
ガラガラって崩れるシーンあるじゃないですか。
ありますあります。
あれを読みながら森山直太郎の生きとし生けるものを聞いたんですよ。
それでも応急しちゃうみたいな。
あれを超えるものにまだ出会えてないですね、大人の時から。
結構なんかこう、何て言うんだろう。
すごい面白い。
そうなのかなと思う。
面白い。
結構面白かったんですよ。
面白かったですね。
部屋で寝て、漫画を読んでて、
ほとんどないけど、
音楽もあって、
違う読み方。
何回も読んでたんで、
あれなんか違う見え方してるみたい。
だから音楽と本っていうのは相性がいいので、
そうなのかなとかも思ってて。
なるほどね。
新しい読書体験
ちなみにその時読んでる、4巻読んでる時に、
森山直太郎さんの生きとし生けるものが流れてきたのは偶然なんですか?
聞いてみようかなと思って。
なんかガラガラと崩れるじゃないですか。
ここにオペラみたいな、
なんか食らっちゃいましたね。
他ちょっと言いたいですね。
もっと出会いで。
いいですね、そういうのが。
まあまあ、
そうですね、本屋以外で出会うって言ったら、
音楽とぶつかって、
その本、読書が。
で、
ただ本読んでる時とは違う感じになるなっていうのは。
なるほどな。
それに景色とかも入ってくるじゃないですか。
入ってきますね。
やっぱりそういうことなのかなと思う。
百味的になるとやっぱり冷めちゃうし。
そう思ってて。
油断です。
確かにな。
なんか景色、シーン、場所はありますよね。
なんか今聞きながら僕は何かあるのかなみたいなと思ってたんですけど、
去年フィンランドに2週間ぐらい行ったことがあって、
で、行ってて、結構中部かな、フィンランドの中部、
一番南にヘルシンキっていう大都市があって、
そこから一番北のほうまで結構遠いんですけど、
中部に行って、サボンリンナだっけな、
っていう中部の町に行って、
湖がめちゃめちゃたくさんあるんですよ。
この湖のほとりで、すごい霧がかっていて、
むしろ逆に怖いくらいの、
周りあんまり何も見えないみたいな感じの霧の中で、
湖のほとりにいたんですけど、そこにベンチがあって、
そこで、ゼンマインドビギナーズマインドっていう、
ゼンとは初心であるみたいな感じの本をたまたま持って、
そこでちょっと読んだのがすごく良かったような感覚があって、
3時間ぐらいぼーっとしてたのかな、読みながら。
ちょっと切りがかりすぎて若干怖いみたいな気持ちもありながら、
それでそこでちょっと文字を追ったり水見たりしてるのが、
とても良かったような感覚があって、
そういうのはパッと出てくるかもなーみたいなことを聞きながら思いましたね。
ありますよね。
絵とかね、その時の絵ですね。
世間だとどうなんでしょうね。
本読むために好きなカフェを探すみたいな人たちもいるのかな。
それもすごくわかりますね。
これもなんか、もし近くに、
俺はお酒飲まないんですけど、
すごい、なんて言うんだろう、
本当に酒飲まないから超イメージですけど、
バーボンみたいなのがあって、
本当にイメージがね。
それでイメージ出てくるの面白いですけどね。
恥ずかしいですよね、そこは。
いいですね。
本とか読めたらまあ楽しいだろうなって。
東京にはそういうのがありそうなイメージです。
確かに確かに。
確かにな。
瞬間ですね。
結構思い返すのは20代の中盤ぐらいに、
多分20代のある意味自分のメンタリティから来てる気がするんですけど、
日本酒とかその時好きだったんで、
一人でお店に日本酒飲みに行って、
日本酒飲みながら小説読んでるみたいなのがすごい好きで、
多分それが好きなのは単純に本当に好きって話もあるけど、
なんかこれちょっとイケてる気もしないでもないみたいな気持ちも多分ないわけじゃないと思います。
読書してるのかっこいいと思うのってなんかいいですよね。
いいですよね。
なんかかっこいいですもん、だって本読んでるの。
でもなんか今30、僕も4になって、
その時と同じように日本酒飲みながらそう思えるかどうかちょっとわかんないですけど。
そうですよね、変わっちゃうもんね。
変わっちゃいますもんね。
だから今のきっと会う場所とか。
働くことと読書の難しさ
あるんでしょうね、きっと。
読書のつまみがあるんでしょうね。
あるんでしょうね。
最近はやっぱあれですね、娘が生まれたから娘と一緒にどっか行ったりした時に、
本を読むのがめちゃめちゃ難しくて。
今日も一人で娘連れてちょっと散歩したんですけど、
本読み始めたら大泣きするしみたいなところで、
これどういうふうに読むと一番良いんだろうかみたいなことを思ったりしてました。
そうですよね。
面白い。
そうやって話してきたら気が付けば結構いい時間になったなみたいなことを思っておりまして、
だんだんと終わりの方に向かっていけたらなというふうに思ってはいるんですけれども、
毎回ですね、この番組終わっていくときにゲストの皆さんに聞かせてもらっていることがあって、
今日の話を振り返りながらでもいいです、そうじゃなくてもいいんですけど、
今このタイミングで小島さんの中に立ち上がってくる問い、テーマみたいなものを一つ出していただいて終わっていくみたいなことをできたらなみたいなことを思っていまして、
それがリスナーの方々に対しての問いの贈り物みたいになったらいいなというふうな気もしますし、
ゲストの方がここで言った問いとかを1年後ぐらいにその方に僕からメッセージで送ったりすると、
そこからまたあの時そう思ったけど今こう思ってるかもなみたいな話が生まれてちょっと面白かったりしてまして、
ぜひ小島さんの今出てくる問いみたいなものをもらって終わっていけたらなみたいなことを思っていたりはするんですけれども、
何か出てくるものあったりしますか。
問いね、そうですね。
僕自身への問いでもいいってことですよね。
もちろんです。
そうですね、なんかキビユイが本当に僕気に入っていて、
もう終わりの地を見つけたなと思ってるぐらい。
もうですか。
今34歳だから現役80歳ぐらいまで全然仕事したいぐらいなんですけど、
50年後ここはどうなってるんだろうなっていうのは、
めっちゃ面白い。
100年後の未来とか考えたりするけど、50年後って来るじゃないですか。
まあね、生きてる範囲内ですからね。
なんか想像が結構湧くけど、もちろんそこに行ってくるんですけど、
10年後のキビっていうのはどういう場所になってるのかっていうのはすごく気になる。
どうしてたいだろうとかは僕は思いますね。
今のスタイルを50年間やるとは思えないし、
もしかしたらここを畳むのか分かんないけど、
ちょっとそれは結構すっ飛ばして50年後どうなってたいのみたいな。
面白い。50年後どうなっていいか。
それはなんかこう、この街がどうなってたいとかじゃなくて、
この日どうなってるのかなっていうのは超パーソナルな。
ちなみになんか出てくるものあるんですかそれって。
こういう場所になってるかも、こうかなみたいな。
気まぐれみたいになってると嬉しいですね。
なんかその物理的にも。
お店あるじゃないですか。ツタまみれみたいな。
はいはいはいはいはい。
あー、ツタまみれですね。
こういう感じに。
木も茂って。
はいはいはい。
ここはなんていうんですかね。
今、お子さんもたまにね、お母さん連れてきてる人がいるんですよ。赤ちゃんとかで。
はい。
もっとさ、僕50歳ですからね。
赤ちゃんが50歳になると思ってもまあまあなかなかです。
なかなかだし、俺も開けてないですよね、80ぐらいだから。
そうですよね。
まあだから平均寿命ぐらいみたいな感じ。
そうそう、なんかっていうのはどうしてるんだろうとかね。
ちょっと気になりますね。
確かに。
いやー、確かにな。
なんか本屋、その本屋だけじゃないかもしれない。その場所きびという場所の50年後。
ベースはできてると思うんですよね。
うんうんうん。
これはどういう風に表現をしていくのかなっていう。
あー、どういう風に表現していくのか。はいはい。
本屋ではあるんですけど、僕の大半を占めるのはやっぱりデザイナーとしての自分だと思ってるので。
うんうんうん。
デザイナーとして僕をどういう風に作っていくのかなっていうのは。
うんうん。
なんか自分大好きみたいでちょっと恥ずかしいですね。
いやいやいや。
っていうかどういう風なことをやっていくのかなっていうのは自分自身でも興味ありますね。
そうなんです。
うん。
いやちょっとなんかまた数年先とかにあれそういえばどうなりましたとか普通に聞いてみたいです。
うん。
50年は長いわみたいなこと言って。
ちょっと短くしたほうがいいわみたいなあれも言いたいですよね。
50年後を考えることにしたみたいな。
いやー、ありがとうございます。
教えてもらって50年後どうなってるのかっていうことでしたね。
はい。
はい、ありがとうございます。
はい、ありがとうございます。
いえいえ、ありがとうございます。
ちょっとちょうどですね、お時間があったのでこれで終わりにしていきたいなというふうに思っております。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
今日もですね、児島さん、そしてリスナーの皆さんもお聞きいただきありがとうございました。
夢かけの一冊から少しだけ人生の途中に詰める時間になっていったら嬉しいです。
未来のKIBIの展望
ではまた次のまにまにでお見にかかりましょう。
今回ですね、読者のまにまに今回のゲストはグラフィックデザイナー兼本屋キビ店主の児島裕さんでした。
児島さんありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
27:17

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