1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 番外編 第24回 「なぜ人は本を..
2022-08-01 50:29

番外編 第24回 「なぜ人は本を読まなくなるのか?」

番外編となり作品紹介のない回になっております。

 今回のテーマは「なぜ人は本を読まなくなるのか?」 本を読んでいた人が本を読まなくなるのはどんな時なのか、ダイチとミエは本を読まなくなったことはあるのか。
読書にまつわるテーマを二人で語ってみました。
また上半期に紹介した本から印象に残ったTOP3を発表しました。
最後にはダイチが参加した第八回日本翻訳大賞授賞式(7月9日開催)の模様も少しレポートしております。
是非お聞きください。 

【番組内で紹介したトピック】

 ■日本翻訳大賞
https://besttranslationaward.wordpress.com/ 

■日本翻訳大賞の寄付受付
https://codoc.jp/sites/VV7I6NLx1w 

【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】

声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集

https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35

【番組へのリクエストや感想はこちらから!】

https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 

【メルマガ会員募集中! 】

毎週土曜日朝7時に配信!

無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットした部分を聞いて頂ける内容になっております!

有料版は我々2人に対しての応援・支援をしたい!という想いを持って頂ける人を対象に、月額500円のサブスクをご用意。ささやかな御礼として編集後記という配信後の感想などをお送りします。なお、こちらに有料登録して頂いた方々を我々はサポーターと呼ばせて頂いております。

どちらも theLetterというニュースレター配信サービスを使わせて頂いております。最初は無料購読登録から始まりますので、是非気になった方はまず無料登録を!

 https://radiocatwings.theletter.jp/

※登録されると確認メールが迷惑フォルダに入ってしまう可能性がございます。すべてのメールをご確認ください。

※もちろんサポーターとしてご支援頂かなくても、Podcastを聴いて頂けるだけでも本当に嬉しいです。

【文学ラジオ空飛び猫たちとは】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。

案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ

京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ

文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、

読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!

毎週月曜日朝7時に配信しています。

【SNSでご投稿ください】

番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください!

よろしくお願いします!

■twitter https://twitter.com/radiocatwings

■Instagram https://www.instagram.com/radiocatwings/?hl=ja

■Gmailでも受付中です bungakucafe.catwings@gmail.com

■ダイチ「小説家が好き!の会」

Twitter https://twitter.com/welovestory 

Instagram https://www.instagram.com/booklogd/?hl=ja

■ミエ「羊をめぐるカフェ」

Twitter https://twitter.com/hitsuji_meguru 

Instagram https://www.instagram.com/hitsujiwomeguru.cafe/

#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

00:01
文学ラジオ空飛び猫たち どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。
お相手は、私小説が好きなダイチと羊を巡るカフェのミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないでお互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
番組概要欄に詳細情報を記載しているので、初めてお聞きになる方などそちらを見ていただけるとありがたいです。
本編始まる前に1点お知らせがございます。
8月21日日曜日夜の8時20時から星の時、クラリス・エリスペクトル著の読書会を開催します。
オンラインで開催しますので、イベント公開まもなくしますので、是非我々のSNS等注目していただければなと思います。
いつも通りPTEXで募集いたしますので、PTEXフォローしていただいている方は公開されたら告知が行くと思います。
是非皆さんご参加いただけるとありがたいです。
今回は番外編となっています。作品紹介のない回になっていまして、
テーマトークとして、人はなぜ本を読まなくなるのかという話をしていきたいなと思っています。
このテーマ何なんだって思われた方いるかと思うんですけれども、
それは後々聞いていただいて、何で本を読まなくなるんだろうということに関して議論したいと思っております。
番組の最後になると思うんですけれども、
先日私が第8回日本翻訳大賞受賞式の方に参加させていただきまして、
そこでいろんな話が出たので、
共有していいかどうかあれなんですけれども、知り得た情報を少し皆さんに共有したいと思っております。
特に第8回日本翻訳大賞を受賞された作品のうちの一つ、
主人キムソヨン、一文字の辞典なんですが、
われわれの文学ラジオ空飛猫たちという名義で読書会もさせていただきまして、
リスナーの方たちと集まって、オンラインですけれども意見交換しましたが、
そこで結構議論に上がったのが、原書と翻訳本のデザイン、レイアウトの違いですね。
これが結構実は違っていてですね、そのあたりのちょっと意図もですね、
デザイナーの方から直接お聞きすることができたので、少しお話しさせていただきたいと思っております。
そちらも楽しみにしていただけたらなと思います。
その本を知らなくてもデザインがこう違うんだっていうことで、
ちょっと面白い話ができるかなと思っているので、
読んだことない人もぜひ聞いていただけたらありがたいです。
じゃあ行きましょうか。
本編入る前にですね、今年もですね、紙版記が終わりました。
この収録が7月の10日なんで、ちょうどちょっと終わって1週間くらい経ってるぐらいなタイミングなんですけれども、
03:04
紙版記に紹介した本をですね、ちょっと私と三重さんトップ3ちょっと行ってみようかなと思ったので、
ちょっと発表したいと思います。
そうですね、ちょっと振り返ってみてのトップ3ですね。
なんだかんだこんなに本紹介したんだって振り返って思いました。
デカメロンプロジェクトに始まり、
6月までだから、あれかな?路上の用工までかな?
にまでしましょうかね。
あ、違うか。
まれいそぶよ。
いいんじゃないですか、前回の式出しに夕方をしまっておいたまで。
あ、まで入れちゃう?
そうするとまたちょっと変わってくるけど、まあいいや。
じゃあ行きましょうか。
じゃあちょっとトップ3、3位からお互い行ってきます?
行きましょうか。
今日ほぼアドリブだからね。
この後すべて。
じゃあ私の方から行きますね。
じゃあ第3位はですね、ペンラーナーの10時4分ですね。
おお、10時4分。
これね、ちょっと今なんだろう。
どれもやっぱり振り返ってみるといい本ばっかりだから何とも言えないんだけど、
やっぱペンラーナーは良かった。すごい良かった、自分が。
今年読んだ中でも絶対にトップクラスにいい本だなと思っております。
いいですね。
めいさんの3位行きましょうか。
僕は恋するアダムですね。
これはネジマキラジオさんとコラボで紹介した本なんですけども、
イアン・マキュアンが著者で初めて読んだんですけど、
すごい小説上手くてですね、ちょっとびっくりしまして、
さすが巨匠と呼ばれているだけあって、
話自体もちろんね、すごい面白いんですけど、
作家の力量っていうのがすごいんだなっていうのが結構ね、
そのインパクトが大きかったですね。
確かに、わかる。
イアン・マキュアンは本当にたくさん読みたくなったもんね。
そうですよね。
恋するアダム面白かったな。
もうちょっと長くなりそうだから、
これぐらいにしておこう。
じゃあ、第2位行きましょうか。
第2位はですね、赤い魚の夫婦ですね。
レッテルのメキシコの作家の方が書いた、
日本翻訳大賞最終候補に入ったけれども受賞は逃した作品ですが、
個人的にはやっぱり海外文学入門編としてすごくわかりやすいし、
日本の感覚と違う部分と文学が持っている普遍的なもの、
あとシンプルに面白いっていうところ、
そして短編集で読みやすいってところで、
これはエピソードとしては多くの人に聞いてもらいたいエピソードになったなと思っているので、
2位にしました。
確かに、なかなか今までちょっと読んだことがないような感覚の書かれ方がしていて、
すごい面白い本でしたよね。
確かに新鮮さがちょっとありましたね。
具体的にはちょっとエピソードを聞いてもらいたいんですが、
やっぱりいい本だったなってすごい思います。
僕の2位が、星のせいにしてですね。
これは作者がエマ・ドナヒューさんで、翻訳者が吉田ゆくみさんで、
06:01
作品紹介もしましたし、その後翻訳者の吉田ゆくみさんにラジオに出演いただいて、
インタビューさせていただいたんですけども、
この作品自体もすごく良かったのがですね、
正直かなりきつい話で、読んでいる時は気持ち的には辛い気持ちで読んでいったんですけど、
ただやっぱり最後、読み終わった時の感情ですね。
最後の後半、クライマックスのところの持っていき方というかですね、
そこでの自分の中の感情の動き方というのがですね、すごい大きなものがあってですね。
小説を見る面もですね、ちょっとやっぱり最後まで読むと変わったところがあってですね、
この辺の体験がすごい良かったなというので、印象に残った。
ドアイリューとも2番になりましたね。
星のせいにしては本当に名作でしたね。
本当に読めて良かったなと思っているし、
これを縁に吉田ゆくみさんとも仲良くなれてすごく良かったですし、
あとこの後9月ぐらいには、ちょっとまだ何の調整もしたいんであれなんですけど、
ちょっと秋口ぐらいにはちょっと星のせいにして課題にした読書会もオンラインでやろうと思ってますんで、
ぜひ気になる方、気になっている方がいたらもう読んでいただけるとありがたいなと思います。
じゃあ第1位行きましょうか。
行きましょうか。
いやこれですね、超迷ったんですよ。
もうてかそもそもこのランキングに入れるかどうか迷ったぐらいなんだけど、
なんで第1位に持っていくのかわけわかんない状況になっちゃうんですけど、
でもなんかね、実はめいさんからトップ3やりませんかって言われた時にパッと思いついたのが実はこの作品だったんで、
もうここだかなと思ったんで行きますね。
テナとですね、マラマットの。
なんかちょっと意外だなと思いましたね。
いや本当、プロジェクトヘイルメアリーとか路上の陽光とかあって、
さっきめいさんが日出しに夕方をしまっておいてまで入れていいっていう話になったらもう梅のカフカとか絶対入ってくるんですけど、
テナントはやっぱね、ちょっと自分の中で衝撃が大きすぎた。
エピソードとしてうまくまとまってるかどうかはマジでわかんないなと思って聞き返しても、
ちょっと他にいいエピソードってあるだろうなって思うんですけど、
作品が持ってた力というか、自分が壊されてしまった感じっていうのはあって、
文学ってこういうもんだよなって思った1冊だったんで、
自分たちのエピソードの良さどうかを置いておいて、やっぱテナントっていう人たちが良かったなっていうところで、
ちょっと1位で挙げさせていただきました。
特別編として頂ける、他に順位を付けさせていただけるなら梅のカフカですね。
まだちょっとこのタイミングでは配信まだしないんですけど、梅のカフカはやっぱすごい良かった。
じゃあちょっとめいさんの1位に行きましょう。
僕は人間の土地が1位ですね。
あ、そこかー。
そうですね。
サンテグジュペリーの人間の土地なんですけど、初めて読みまして、
今までなんで読んでなかったんだろうと思うくらい、やっぱりすごい深いことが書かれてるなというのが感じてですね。
09:09
これはもう1回読んでもなかなか理解できないところがあって、何度か読まないと多分落ちてこないんだろうなとは思うんですけども、
やっぱり本当にすごい本だなと。
文学作品というところでもそうなんですけど、
作者のサンテグジュペリーへのすごい尊敬の気持ちというのが浮かんできましたね。
大引くよね。人間の土地を読んだ後もしばらくやっぱりあるし。
人生に残る一冊だよね。
そうですね。なんかそういうすごいものに出会ったなっていうところで一番にしましたね。
なるほど。わかりました。
いいですね。
そうですね。やっぱりランキング迷いますね。
トップ3入れなかったんですけど、
詩人キムソヨン一文字の辞典とかですね、
海辺のカフカー、プロジェクトヘイルメアリー、
この辺を作品としてのすごいところがあるんで、
これはまた1年トータルで振り返った時は、
この辺の順位とかね、また変わってくる可能性が大いにあるなと思いましたね。
なんかちょっと余剰の横の時も話したかもしれないけど、
エピソードの中でも話したと思うんですけど、
多分振り返った時にめちゃめちゃいい作品だなと思う気がしていて、
実際ですね、あの話に思い出すことが多くて、
なんかすごい良かったなってすごい自分の中であるんですよね。
で、他の作品も全然ね、4年期の終わりとかもあったしさ、
もうやっぱいい作品ばっかり紹介してきたなって思うんで、
これはちょっと順位付けがたくなる気がしてますね。
1年終わった時は。
そうですよね。
だからあくまでね、今の時点ではね、
ちょっと印象に残ってるのがどれかみたいな話なんで、
これなんかもうめっちゃコロコロ変わってしまいそうな気がしますね。
まあでもこんな風にやっぱ上半期もたくさん作品を紹介してきて、
下半期もちょっと頑張っていきましょう。
そうですね。
じゃあ今日のテーマいきましょうか。
人はなぜ本を読まなくなるのかということについて話したいと思います。
で、ちょっと背景を話させてもらうと、
これ私からちょっと出させていただいたテーマなんですけれども、
結構自分の知り合いで、大学の時から仲良かったやつとかで、
久しぶりに会ってみると、
なんか全く本を読まなくなってるやつとかいたりして、
この話なんか前もしたことがあるかもしれないですけど、
だから私読書会とかやり始めて、
本が好きな人とちょっと仲良くしたい、
出会いたいみたいな気持ちで、
読書会とかやったりとかしてたんですけど、
その後のこだを置いといて、
そもそもなぜ人は本を読まなくなってしまうんだろうみたいなことがちょっと気になっていて、
単純に忙しいっていう理由があると思うんですよ。
12:00
仕事が忙しくなってきたとか、
他にやることがあるとか、
本に時間が割けなくなったっていう事情はあると思うんですけれども、
でもこれ今いろんな本が好きな人と話してて思うのは、
忙しいけど読んでる人って全然いて、
その差は何なんだろうってちょっと思ってまして、
そこは結局すごくシンプルに、
本に対して面白いと思ってるけど、
でもどうしたら時間が割けないんだよねっていう事情だけであって、
それだったらちょっと割とインスタントに楽しめるもの、
動画とか漫画とかに流れてるって可能性もあるのかもしれないけど、
そこはちょっと話してみたいなと思って、
ちょっとこのテーマを設定してみました。
でもこれ以降ほぼ何も考えてないので、
ちょっとどういう話になるかわかんないんですけど、
ちょっと話してみたいなと思います。
今回本ということなんですけども、
文学に限らず本全般という感じですかね。
そうですね。文学に限らずに、
ちょっと文学に限るとまた変わってくるかな。
でもそうか、ビジネス書読んでるけど文学読まなくなったやつもいるな。
そこはちょっと、でも仕事で必要であるからだと思うので、
なんかその趣味として本を読むことをしなくなった人っていう意味でいいと思います。
了解です。
気になるのは前提として本を読んでいた人が読まなくなったっていうところで、
仮にその読まなくなったタイミングが学生から社会人になったとか、
もしくは社会人のある年数が経った段階で読まなくなったとかっていう時に、
なんかその、そもそも読書でワクワクするようなことがあるのかどうかっていうところが気になりますね。
ああ、なるほどね。そっか。
ワクワクしてて読んでたけどそのワクワクが薄れてしまったから本から離れてしまったんじゃないかってこと?
そう、そうですそうです。
ああ、なるほどね。それはもしかしたらどうなんだろう。あるのかな。
どうなんだろうね。
やっぱりなんか自分も読む本っていうのは年を経るというか読書経験を重ねるたびに変わってきている気はして、
それこそなんだろうな。なんかわかりやすいってことはなんだろう。
ハリーポッターとか俺読んでないしね。
あれ3巻までしか読んでないしね。
僕も同じなんですよ。
あずか版でしょ。
あれ?あ、僕4巻だった。炎のゴブレットが確か最後。
あ、俺炎のゴブレットまでね、たどり…あれ?炎のゴブレットって2巻。
あれ?あれ?勘違いしてるか。
賢者の石?
まあいいや。あずか版が…
そっちかな、じゃあ僕。
わかんねえ。ちょっと待ってわかんないです。
まあいいや。っていうぐらいの感じになっちゃうじゃないですか。
まあそれは置いといて。
まあハリーポッターって絶対面白いものだと思うんですけれども、
多分その面白さよりも自分たち、もしかしたらみえさんと私は、
なんかさらにそれよりも自分の感じの面白さを提供してくれる本、文学作品。
で、文学作品の中でもこういう文学作品みたいなのがなんとなく自分の中であって、
そっちにシフトしていってると思うんですよ。
15:00
で、だからなんかこうやっぱり楽しめるものっていうのはちょっとずつ変わってきていて、
で、それが例えば本を読まなくなってしまった人の中では、
本から得られるものからシフトしていったのかもしれないですね。
違うものから。
それはもしかしたらあるかもしれない。
じゃあもう本当、映画とか漫画とか。
うんうん、になってるのかもしれないし。
でもなんか個人的に寂しいなって思うんですけど、
すごい本が好きだった人が本を読まなくなってるっていう状況にものすごい寂しさを感じますね。
めっちゃ好きだったじゃんみたいな。
それはどうなんですか、もう全く読まなくなったのか、
もうたまに、たまには読んでるっていう状態なのか、
たまに読んでるっていう状態でもやっぱりちょっと寂しくなってしまうのかな。
どうなんでしょうね。
今は私、みえさんもいてくれて、
他の本の話もできる方もそれなりに多少いるんで、
なんかその辺の寂しさっていうのを感じることは少なくなったんですけど、
一時期やっぱり本の話がしたくてできなかった時期で、
いやこれぐらいって言い方あるんだけど、
例えばアクターウォッシュを撮った作品ぐらいは読んでるかなとか、
コンビニ人間ぐらい読んでるかなみたいな、
そんな感じで接した時に、
昔本の話をした人が読んでなかったりとかするとすごく寂しさを感じるんですよね。
で、これってでも他にも私あって、
例えば、まあでも自分もそうなんで仕方ないんですけど、
昔このバンドが好きで、すごい好きで、よく聴いてた人がいて、
で、久しぶりに会って話すと最新アルバム追ってないとか、
あー、そっかーとかなっちゃう。
でも俺はもう最近追ってないバンドとかもすごく多くなってきちゃってて、
なんかそれは自分もどういう気持ちが動いてそうなってるのかとか、
考えなきゃいけないなとかちょっと思ったりする時あるんですけど、
ちょっとごっちゃになってきちゃったけど。
そうですね。いやいや、本からちょっともしかすると気持ちが離れていってるとか、
そういうところかもしれないですよね。
なんかね、多分その好きではいるけども、
でもね、この忙しい日々の中であえて積極的に追いかけるかというと、
そうはならないというような状態なのかな。
そうなんですよね。
なんか離れてしまってるというか、読まなくなってしまっている状況っていうのは、
もちろん忙しいっていうことだけで片付けられてしまうことは多いと思うんですけど、
なんかもうその人がどうなんだろうなって思うのは、
本を読みたいと思っているのか思っていないのかも結構重要だなと思っていて、
話をするとね、なんか読みたそうな空気がすごい感じる。
私はね、本を読まなくなっちゃった人と今自分がこういう本を読んでるんだよねみたいな話をすると、
面白そうだなみたいなことが返ってくる。
だからなんか気持ちはゼロではないんだなって思うんだけど、
やっぱりどうしても本は他のコンテンツと比べて時間をかけて
18:02
引き合わなきゃいけないものだし、時間のかかるものだし、
そのハードルがどうしてもあるなぁとは思ってしまうな。
たしかに。
我々も正直、みえさんと私もつんどく相当すごいと思うんで、
読みたいのに読めないみたいな状況っていうのは常に抱えていると思うんですよ。
そうですけど、僕はとはいえ常にずっと読んでるかというと全然そんなことないですし、
やっぱりこのラジオの収録とか、
そういう目的があるから今読めてるっていうのは結構あるんで。
確かに。
我々は多分他の人とちょっともうちょっと感覚が変わってきちゃってるのは、
この収録があるから必ず読んでるっていうループがどうしても生まれちゃってて、
それは正直他の人と比べるのは感覚の差がすごい出てくるから、
ちょっと違うなぁとは思うんだけど。
たまにちょっと息抜きであったり、ラジオも趣味ですけど、
趣味として全然関係ない本読んだりっていうのはありますけど。
そうですよね。
一つ思うのは、本読んでたけど読まなくなったっていう人が、
例えば生活の中でカフェに行ったとして、
そこで1時間か2時間ぐらい時間を作るとかですね、
そういうことが仮にあったとして、
そういう時にどうするんだろうって思いますね。
スマホ触って1、2時間過ごすのか、
考え事をしたり書いたりしてもあるかもしれないし。
本読むのってそういう時からどうする?
通勤とかもそうかもしれないですけど、
自由な時間っていうのが作れた時とか、
そういう時に本読みたくなるのか読もうと、読みたくなるのかどうなのか。
でもその人たちの状況としては、
多分まず本を持ち歩いてないっていう可能性があるので、
ちょっとその隙間時間とかなった時に、
昔は本を持ち歩いてたから本を読めたけど、
今は手元にないから、スマホなり何だり読みてしまう。
Kindleで入れてたらまた別かもしれないけど、
スマホで読める状態にしたらまた別かもしれないけど、
っていうこともあるかもしれないし、
多分これもループの問題で、
本を読まなくなると本と接しなくなるから、
本に対する情報が入ってこなくなり、みたいな感じなのかな、
ちょっと思いますね。
なるほど。
なんとなく。
なるほど。
だからいかに、もしかしたら、
一冊でも文庫本を常に入れとくっていう状況を作れば、
全然変わるかもしれないけど、
本を読むって好きなことをするためだと思うので、
好きなことをするために努力するってことはやっぱちょっとおかしなことなので、
やっぱりなかなかもう一回離れちゃったりとかすると、
戻ってくるの難しいのかもしれないね。
大きなきっかけがないと。
ちなみに僕ですね、
周りでそういう人が思い浮かばなくてですね、
21:02
そうなんだ。
本読んでた人はだいたい今も、
今も好き?
そうですね、好きで。
読む量にばらつきはあると思うんですけど、
周りが知ってる人はやっぱり読んでる。
読むのを読まなくなってしまったっていうのが、
なるほど。
ちょっとテーマが、
なぜ読まなくなるのかっていうところなんで、
なぜっていう原因のところとも推測していこうとするとですね、
なんでなんだろう。
本が必要なくなったか、
もしくは本以外の、
あ、そうか。
本が必要なくなったっていうこともあるかもしれませんね。
もしかしたらそれはありますね。
自分の人生にとって、
ちょっともう読書というものが、
特に重要ではなくなっていくというか。
他の趣味ができたりとか。
他に支えてくれるものを見つけたりとか。
全然あり得る話だなと思うし。
あと思うのは、
じゃあそれで一生本読まないかっていうと、
そうでもないと思うんですね。
これはもう浮き沈みみたいなもので、
読む時期があれば読まない時期ってあると思いますし、
一つなんか本、
ちょっと個人的に気になるのは、
本読まなくなったっていう人で、
なんかもうそんなの全然気にしていなくて、
なんかもう新しい趣味見つけて、
もうそっちにのめり込んでるとかだったらですね、
そういう人ってすごい良いと思うんですよ。
でも読まなくなったっていうのを、
確かに。
心の中でちょっともやもやして残っていて、
でも毎日忙しいし、
なんかついスマホ触って、
YouTube見て一日終わってしまう。
で、本読まないまま何年も経ってしまってて、
でもたまには本屋行ったり、
本読みたいって思う気持ちあるけど、
でも全く読めていないな。
本に対しての心残りがある状態の人というのは、
ちょっとなんとかできないものかなと思ったりはしますね。
それは本当に我々も一緒で、
積んでる本たくさんあるけど読めないっていう感情と、
たぶん近いのかも。
読みたいと思ってるけど読めない。
物理的にとか、
時間の問題で読めないっていうことはあるのかもしれないんですけど。
でもなんかそれが、
例えば精神的な余裕がなくて読めないみたいなのは、
すごく辛いなって思います。
これ賛否あるんで、
ちょっと引き合いに出すとちょっと、
それは違うよって思う人いるかもしれないから、
あれなんですけど、
映画でちょっと前に流行った、
花束みたいな恋をしたっていう映画があって、
津田雅樹演じる麦くんかなっていう、
主役の男の子が就職して、
それまで今村夏子とか、
すごい分かりやすい、
ちょっと文学が好きそうな、
まだ今村夏子が、
そこまで評価されてない時期に読んでたっていう設定があって、
麦くんが就職して、
一人でなんかトラブル対応がなんかした、
夜中会社に泊まらなきゃいけないみたいな、
24:01
ありましたね。
シーンがあるんですけど、
あの時にパズドラやってるじゃないですか。
ずっとパズドラしかできなくて、
有村霞演じる、
名前忘れちゃったけど、
あの女の子の方に、
なんかこの時に、
ちょっとキレ気味に、
パズドラしかできねえんだよ俺は、
みたいなことを言ってて、
なんかすごくそれがね、
印象に残ってるんですよ。
なんか辛いなこの状況と思って。
昔はそういう、
確かそれもね、
今村夏子が、
なんかアフターワーション撮ったんだっけな、
なんかそんな話を振られて、
でもう、
それかなんか新作が、
雑誌に載ったよ、
文芸誌に載ったよ、
みたいな話を振り付けに、
なんか返したような記憶が、
ちょっとうろ覚えなんですけど、
あって、
その時のセリフが、
すごい印象に残ってて、
パズドラしか俺できねえんだよ、
あーってなった。
その時のあの、
なんだろう、
感覚、
麦くんの感覚って、
超怖ええなって、
思ったんですよね。
でも、
正直多分ある話で、
別に本って、
いつまでに読めって決められてるものでもないし、
自分で読む時には、
だからなんだろう、
ついつい後回しにしてしまうこと、
なんかこれが、
やっぱどうしても、
読まなきゃいけないものとか、
こなさなきゃいけないタスクって、
わけでもないから、
すごく難しいとこなんですけど、
なのにすごい時間がかかるっていう、
もしかしたらちょっと難しい趣味なのかもしれないなと、
ちょっと今思い出してきてはいるんですけど、
でも、
自分なんかは本好きだから全然、
勝手に読んじゃわしいってとこはあるんだけど、
でも、
その麦くんの、
その時のことはすごい印象に残ってるんですよね。
あーなんか、
話であれですけど、
その精神的な余裕が失われていくと、
楽しめなくなるものなのかもしれないっていう、
それはちょっと、
怖い部分だなとちょっと思いましたね。
それはね、
分かりますね。
僕もなんかね、
ちょっと思い出したら、
20代の時に結構よく、
飲みに行っていた時期は、
なんかね、
その前は必ず本を読んでたんですね。
なんか、
なるほど。
カフェとか入って、
本読んで、
で、
飲みに行くっていうですね。
なんかそれで、
なんかね、
自分の中で、
なんかバランスを取ろうとしていたのかな、
っていうのがね、
ちょっとふと思ったりしましたね。
その感覚わかる。
なんか飲み会に行っちゃうと、
もうそれで終わっちゃうので、
1日が。
その日、夜が終わっちゃうので、
本を読む時間なんか取れないし、
で、
自分もすごいあるんですけど、
感覚的に時間が取られている感覚になるんですよ。
本を読むための時間を、
奪われてしまっている感覚になることが、
あるので、
確かにそれを防止するために、
1時間、
2時間、
どっかで本を読むっていうことは、
必要だなって。
そうですね。
でも、僕もちょっと思った、
20代の時、
なんか、
それ、
本読みたいから、
本読んでたとか、
っていうわけじゃなくて、
もしかしたら、
精神的にちょっと余裕がなくて、
まあ、
飲みに行ったり、
していたところで、
まあ、
自分の中で、
なんだろう、
勝手に、
正当化じゃないですけどもね、
なんか飲みに行く代わりに、
まあ、
本読んだら、
まあ、
まだセーフじゃないかとかですね。
そういう状態だったかもしれないな、
というのはちょっと思ったりしましたね。
うん。
あれですね、
その心の、
27:00
ちょっと安全を、
なんだろう、
安心、
安心感を作るためにね。
ああ、
そうです、
そうです、
うん。
逆に、
三重さんって、
なんか、
本を読めなくなった時期ってのはあるんですか?
本を読まなかった時期、
読めなくなった時期、
まあ、
どっちでも。
そうですね、
なんか、
たまにありますね。
もうね、
記憶ちょっとあやふやなんですけど、
20代の、
前半か中盤か、
ちょっとね、
どっちかだと思うんですけど、
多分その当時、
あんまり読んでなかったと思うんですね。
社会人になってからも、
読んではいたんですけど、
ただ、
やっぱり忙しくなってきたりすると、
確か読まなくなったはずで、
まあ、
とはいえ、
少しは、
あの、
鞄には本が入ってて、
うんうん。
少しは読んでいたんですけど、
ただ、
今みたいには、
読んでなかったですし、
まあ、
それもでもやっぱり、
多分精神的に落ち着いていったりとかですね、
まあ、
何か時間的な余裕ができてきたりとか、
まあ、
そういうのでまた読むようになったり、
したんじゃないかなと思いますね。
うんうん。
で、
うん。
最近だとあれかな、
最近と言ったらあれですけど、
この数年、
なんか、
これはあんまり記憶はないんですけど、
2016年、
7年ぐらいとかは、
ちょっとね、
なんか、
本読むということに関しては、
かなり定調だったんじゃないかなと思いますね。
あ、
そうなんですね。
そうですね。
多分、
5年間で10冊読んでるか読んでないか、
そんなぐらいかなと思いますね。
あ、
へー。
なるほど。
それは必要かしさ、
からくる精神的な余裕ですね。
そうですね。
まあ、
まあ、
まあ、
まあ、
まあ、
いやー、
これがね、
あんまりね、
記憶がなくてですね、
ああー。
もしかすると、
まあ、
そういうのもあるかもしれないし、
一方で、
なんか読書以外の部分で、
ちょっともう、
なんか、
満たされてるところがあったのかもしれないし、
うんうんうん。
なんか理由がね、
自分でもはっきり分かんないんですよね。
あ、
ただ、
確かにあの、
本、
本当は好きなのに、
読め、
全然読めてないなーっていう、
感覚は持ってたと思うんですよ。
うんうん。
あの、
そう言いつつ、
2019年ぐらいから、
その時に読むようになっていったというか、
ああー、
なるほど。
戻ってきたという感じですね。
大地さんとかあります?
読まなくなった時期。
いや、
今ちょっと、
思い返してるんですけど、
うん。
なんか多分詳細に、
本をどの時期に、
どれだけ読んでるって記憶を付けてないので、
うん。
なんとも言えないんですけど、
うん。
多分、
なんかその時々で受け付けなくなる本は、
あったかもしれないっていう、
ちょっと思い出したけど、
どうだろう?
うーん。
でも、
まあ、
常に何かしら本は読もうとして、
いるので、
うんうんうん。
年間10を切ることはない、
うん。
30くらいになっちゃった時はあったかもしれないけど、
うんうんうん。
月に2冊ちょっとは読んでたような気がしますが、
うん。
でも、
その時、
もう、
長い本読めなかったりとかする時期もあったと思うし、
うん。
あと、
読んでても本の内容が全然入ってこなかった時期とかもありますね。
うんうんうん。
で、
多分私の場合、
ちょっと人と違うのは、
うんうんうん。
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
30:00
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
多分、
事実ですよね
良い天気だと
全然
もう Divine Storm は
わからですね
でも、
ー ドイネストの
中国で
でも
とか
とかなんかやっぱりどうしても入ってこねーなーみたいなところもあったしでも逆に何回も読ん でしまう海外文学の本とかあってヘミングへの日はまた登るとかめっちゃ好きで
うーん 定期的に読み返したりしますけど
なんかちょっとまとまらなくなってきましたけれどもちょっとし収束に向かうためにあの なんかやっぱちょっと話してみて思ったんですけどまぁテーマが全然外れますけど
33:06
やっぱ本読む人増えてほしいですねなんか戻ってきてほしいですねうん かつて好きだった人
まあ個人的にはまあもちろんなんかね増えてほしいなぁと思う方で まあ本なくても生きていく分にはね確かに
まあまあ生きていけるんでもう なくなんとも言えないですねもう
ブーブー言うか自分が好きなものっていうのをやっぱりみんな あの見つけてなんかそれでねなんか楽しく過ごしていけるようになってほしいなとは思い
ますね 全然ネットフリックスアニメとかでもいいですもんあそう
それがねフリックスとかねとんでもなくすごいと思う ちょっとなんかまとまらなくなってきましたけどちょっとこんな
ここにしておきますかまあなんか結論もなんか出すもんじゃなくなってきたなぁと思うんで なんかちょっと我々の思いを発散して終わるかもしれないけど今日は
まあ確かにねその別に本読む読まないって いいも悪いもなんかそれでだから何なのだっていうところはね
あるかもしれないんですけど まあでもやっぱ読む部分からするともちろんなんか意義があって読んでるって
すごく自分にとってはね重要な意味があるなと思って読んでいるんですけど まあでもそうですねあとちょっと思ったのがの本読まなくなった人もしかすると本読んでる
人との会話がなくなってしまってるんじゃないかなとも ちょっと思ったりあーこれがね会話の問題なのかどうかわからないんですけど
あの間周りの環境ってやっぱり大きいと思うんですね 例えば職場で周りみんな本読んでますっていう人たちだったらなんか自然と自分も読もうって
なるなるんじゃないかなと思いますし すごい仲の良いやり取りしてる人が本読んでてまあそういう信頼できる人が本読んでたりすると
なんかそこから影響とか受けるんじゃないかなと思ったりして ちょっと変な意見になるかもしれないですけど本読まない人が悪いとか全然そんなんじゃ
なくてですね 本読んでる人でもうちょっと周りに読んでもらえたらな
読んでほしいなって思うんだったらもうその人にちょっと信頼される人になって 本の話はめっちゃ楽しくするっていうですね
そういうのができる人が増えていくと本読む人増えていくんじゃないかなとかですね うん
ちょっと思ったりしましたし それは重要だな 我々のラジオはちょっとそれを目的にはしているところはありますもんね
こういう話してるとちょっと思ったのがやっぱこういうラジオって本を普段読んでない人とかですね そういった人にもし聞いてもらえたとしたらどういう反応になるんだろうとか
ちょっとそういうのがすごく気になってきたりしましたね なんかねもう意味不明だっていう感じなのか
でしょうね こんな厚く語ってんだこの人たちになっちゃうかもしれない
やっぱでもそういう人が一人でもなんかちょっとこの本の方に振り向いていただけると 嬉しいですね
36:06
ちょっとそういう番組作りもちょっと検討してなんかそういう文学ラジオ入門編って感じなのか 文学入門編なんかそれやるとちょっとプロっぽくてやだな
文学って作るともうねそこでだいぶフィルターかかってしまうと思うんで 本の楽しみ方
今度なんかちょっとねもうちょっと柔らかくして伝える何か回を作ってもいいかもしれないですね 目的的に
それかも本当に抽象で上げていってなんか本とかっていう単語も使わずに日々をどう楽しく 生きるかみたいな
人生の話するのかと思いきや海外文学の話ばっかりとかですね まあそういう入り口でハマってくれる人もいるかもしれないですね
じゃあ最後ですねちょっと予告した通り第8回日本翻訳大賞受賞式の話をちょっと ちょろっとさせてもらって終わりたいと思います
収録日の前日に行ってきたんですかそうです 昨日だったんですけどちょっと熱さまやまぬというところではあるんですが
いやなんか熱いイベントでしたねで前回のリアルで行ったやつも私 参加させていただきましたけれどもその時もやっぱすごい
8その時は6回7回まとめつだったんで受賞された方が4名 いたんですね一緒作に関わった翻訳者の方が4名いらっしゃって
4作やったら当たり前なんですけどいらっしゃって あのそれもすごく楽しかったんですけど今回やっぱあれですね
あの詩人キムソヨン一文字の時点が関約者一人 翻訳者8名っていう
まあスーパー8を呼ばれている8名さんがいてで 計9名に星の時の福島さんがいて受賞者が10名っていう形になっていてそれだけで
賑わいがあったし 詩人キムソヨン一文字の時点がやっぱり
人数多かったし翻訳の形が結構特殊で多分たすごく楽しく翻訳されていたのでその 感じがその受賞式にもですね反映されてる感じがあってすごいなんか面白かった
各候補作5作に対しての評価のポイントも聞けましたし なぜその5作が残っていったのか受賞されなかった3作に関して最終的に受賞
に至らなかった3作に関してもうちょっと話が聞けてすごい面白かったし ちょっとだけ話すとパッセンジャーからいきますか
パッセンジャーはやっぱりですね翻訳が素晴らしかったと このすごいスピード感のあるミステリーというのを
スピードリズムを崩さずに日本語に落とし込めているところ っていうのが評価されてました他にもいろいろありましたけど
あれこれ岸本幸子さんが話されてたんですけど岸本幸子さんも毎回バーに行くのが面白い というのを私がちょっと言ったのが面白いんですけど
39:01
で地上で僕らはつかのまきらめくオーシャンポンですね の方はまあこれはもう物語としてというか作品がすごい作品でこの人がデビュー
作ってのは信じられないぐらいあの素晴らしい作品だったもこの人 オーシャンボーンはどんな作家になっていくんだろうという楽しみすぎるっていう話が出て
いってやっぱりこの手紙これ本の体態としては母に向けた手紙 息子が文字を読めない母に向けた手紙っていう形で書かれているのでこれをどう日本語に
落とし込んだかっていうところがすごく評価されてました まあそもそもやっぱりからさんすげーなっていう
で赤い魚の夫婦がこれが一番評価が割れたそう 割れたというかどう評価するかってところで結構
紛糾したっぽいですねやっぱりこれ初めて ネッティルさんの作品日本語で翻訳されましたけど
まあこの作品がやっぱ翻訳されて本当に良かったという話があってで 著者と翻訳者のシンクロがすごい
あのことが言われてましたね でまぁあの他の受賞作に関してはいろいろなとこで言われているのでまぁちょっとここでは
別になんか時間もあれなんであの私の方が何も言わないんですけど 柴田本幸さんがえっとですねこの候補15作
他10作あるんですけどその中で特に えっと触れておきたいことがあるってことでいた作品が
えっと小説の惑星と書いて小説の星ですねという作品とこれジュリアフィリップス さん書いていて井上井上里さんが
が訳されている本ですねであとラジオでも紹介しましたがえっと エマドナヒューの星のせいにして
吉田彦さんが訳された本ですけれどもこれはやっぱり今この時代読まれるべき本だと 押してました
でえっと松永さんですねあ審査員の松永さんがちょっと他に押したい本は 渋谷で目覚めてこれもラジオで紹介させていただきますけど面白い
渋谷で目覚めてはもう審査という観点を忘れて夢中で読んでしまう 面白かったですって話をされてました
あと斉藤麻里子さんがえっとやっぱこれはちょっとやっぱり良かったと押したいと 言ったのは私は男でフェミニストですっていう
あの作品ですねこれ韓国の作品ですけれども 斉藤麻里子さんは韓国の翻訳されている方なので
ここのことを触れてましたがなんでここっていうのはこれが前書きでフェミニズムの ことをどう生徒たちを教えていいかと悩んでいる教師の方だったんですけれども
男性男の子にどうやってフェミニズムを教えたらいいかってことを考えた本だしんですが 冒頭でやっぱり男は男の言うことしか聞かないから男が教えなきゃいけないんだ
ということで書きましたっていう話があるらしくてなんかそれだけですごく読みたくなった これも私まだ未読なので
思いましたっていうのがちょっと挙げられてもまあ駆け足でちょっとなのに入ってあちょっと 当たってこの最終候補5作の話ってされてたと思うんですけど
なんかその中で結局対象に選ばれた2作 星の時と主人キムセオ一文字の時点この2つが選ばれた理由とかってそれもあったんでしょうか
42:09
これがですねあったんだけどなぜかね最初言わなくて 最後の方にあやばい言ってなかったって
深井の子たちが慌てだして じゃあお願いしまーすみたいな感じで言われたんですが
でまぁじゃあちょっと言いますね 主人キムセオ一文字の時点はこれをそもそも非常に難易度の高い翻訳だった
えっとハングル一文字にハングル一文字のダブルミーニングがあるのに日本語でそのダブル ミーニングトリプルミーニングをどう表現していくかっていうところが非常に難しいことを
まあっていうポイントを訳しているところとあと楽しそうだったってことですね 翻訳が楽しい作業だったことがわかる
まあこれは読んでるとね確かに伝わってきますっていうところがすごく評価されていました まあこれを本当に思ってもたなというところと
星の時はですねやっぱりあの結構抽象的だったんですけれども 特別感のあるものを読ませてもらっていただいたっていうことで締めていって
やっぱりこの星の時っていう作品が持っている意味っていうのは結構大きいのかな まあ日本に翻訳されていることとかあと
やっぱクラリスという人物がやっぱりこの非常に重要な人物だったというところなんじゃないですかね ポルトガル文学か
ポルトガル語圏における文学の可能性っていうものを高めた存在でもあるし やっぱりそのブラジルではめちゃめちゃ評価されている
切手にもなっているそうです それがやっぱりこう国民的な作家だけれどもやっぱりウクライナっていう種姓を持っている
っていうところやっぱりそのあたりもあるので えっとそもそもおそらくこの翻訳自体が非常に難しい
作家をまあ訳したっていうところもあるとは思いますね ちょっとそれはすいません私の推測ですがこれ本当
私の時の受賞理由は最後の最後でガッて話されたんで あーって思ったんですけど
そういう話聞けるのがすごい良いですね これ会場が東京で開催されたんで なかなかちょっとね
現地で聞きに行くしかできないんですけど オンラインの配信とかはなかったので ちなみに会場って観客というか人って来てたんですか結構
あ えっとね結構いましたよ60から80ぐらいいたんじゃないかな 席は結構ありました
そんなにいったの? あの満席みたいな感じではなかったですけどまあまあ9割以上は埋まってましたね
逆に私ぎゅうぎゅうじゃなくてすごい快適だなって思いましたけど 非常に あであと西崎健さんとかが楽器とか弾いてくれて
朗読があったんですけど その朗読に合わせて演奏 あの西崎健さん以外の演奏される方もいらっしゃって 朗読がすごい良かったですよね
朗読は誰 誰が朗読を 翻訳者の方自らが へぇそうなんですか
45:05
あのスーパーエイトの方たちが順番に順番に読んでいて であの福島さんは星の時を 冒頭からいいところまで読んでくれて
すごい良かったです 引き込まれました
なんかね自称式プラスそういう催しがあると面白い 個人的にはすごく帰り道感じたのはやっぱり
まあ私とみえさんは今あの本を読んで共有して発信するってことできてるから ちょっと他の人とは違うかもしれないんですけど
やっぱ基本的に本って一人で読むものじゃないですか 一人で読んで楽しむもの そこで完結するものだと思うんですけど
ああいう場に行くとなんか多分みんな一文字の時点と星の時は読んでると思うので なんとなくその感読書体験を共有できている感じしていたしていただけている感じが
すごくあってなんかこういう場って本当にいいなーって思いました 楽しかったなぁって言って最後にどうしてもちょっと話したいことが
詩人キムソヨン一文字の時点ですね デザインについてちょっとどうしても気になっていたので
クオンの方がいらっしゃったのでちょっとお話ししたらデザイナーの方がいるってことで ちょっとデザイナーの方とお話しさせていただいたんですけど
結構このラジオ名義で一文字の時点の読書会オンラインであったときに参加された方と結構議論になったのがデザインのとこ
配置している文字も何というか視点が上下になるようなちょっと不思議な配置のされ方をしてて 普通の本みたいになんか縦にずっと書いてるわけじゃなくて
同じレイアウトでずっと書いてるわけじゃなくてページごとによって傾き方とか 文字が後ろにドンって入ったりとか結構いろいろ違っていてこれは絶対意味があるような
原書とは全く違うんですよ 原書は割とこうすんなりレイアウトが決まったレイアウトがずっと流れているだけだからね
表紙デザインも違うし中のレイアウトも全然違うんですよね っていう差があってこの差は何なんだろうちょっと気になったんですけど
まず表紙割と韓国の原書の方はポップな感じすごくイメージが月の写真とか コラージュみたいになってる表紙なんですけどそれがですねちょっとポップに見えて可愛いなって私は
初めて見た時思ったんですけど 日本のは結構カチッとした辞典みたいな感じのイメージ
まぁもうちょっとなんだろうなちょっと硬そうな印象を与える本でだったんですけど この理由はやっぱりその文芸でも辞典でもないものなのでどっちでもない状態を表現したくて
原書はイメージはその詩集とかエッセイ集とか ちょっとそっち寄りのイメージが膨らむような表紙のデザインというか作りなのかなぁと確かに思います
中のレイアウトはこの本は基本的には韓国語を知らない人たちが読む本だという前提のもと
やっぱ韓国語の方はどこにどの文字がどこにどの内容が書いてあるかっていうのは やっぱりその後から引きやすい韓国語わかってるから
引きやすいわけですよまあそれは当たり前だなと思うんですけど 日本人はあのハングルの文字がよくわからないからあの言葉ってどこに書いてあったっけって
48:03
なかなかすぐパッと引けないじゃないですか でそれを助けるために視覚的に覚えなんかイメージしやすいように覚えてもらいやすいように
レイアウトをいろいろ書いたそうなんですよ あのページによっては後ろに映っている文字がすごい大きく
ハングルの一文字がどーんってなってたり忘れたりとかあったりするじゃないですか ああいうのもやっぱ狙ってやってるそうなんですよ
ちょっとその話は聞けて感動しましたね なるほどなぁと
やっぱ意味があったんだってちょっとあの方ですね ちょっと紛糾しましたからね我々もね
ブーブー中のレイアウトてくれ321かな あるんですよそれクイックね考えるってすごいですね
タイヤん 音ちょっとかねえ
レイアウトがすごいなんかまたね凝ってますもんね 日本翻訳大賞はこの後も多分9回10回と続いていくと思うんですが
私もちょっとオンラインに寄付しましたけどこれ寄付によって慣れ立っている ショーなんであの誰かがこれ出資してくれてるショーではないんですよ
どこかが大きい団体が主催してるわけでもなく有志で集まった翻訳者の方たちが 柴田本ゆきさんとかに咲健さんとか
岸本幸子さん斎藤丸子さんまたが目標さんとかがこうやってくれている ちょっとリスワーの方々ですね
ちょっと応援したいっていう人がいたらですね寄付金をくれるサイト概要欄にリンク貼っ とくんでぜひ
寄付をお願いいたします私はもうちょっとしようと思っています ああ
じゃあ僕もちょっとやってみようと思いますじゃあちょっと長くなってきましたが今日は こんな感じじゃんか
だから変というのがなんか久しぶりに番外編するって結構が楽しかったですねそうですね ちょっとこういう話をしておきたいです
じゃあちょっと次回として終わりたいと思いますえっと次回はですね ジュリアフィリップスの消失の星をご紹介しますこれさっき話した柴田さんが押したんで
もうちょっとこのタイミングで読もうと決めましたこれ実は私と名産ずっと積んどくしちゃって 発売した当初が絶対面白いと思ったやつなんで
はいちょっと読みたいと思います番組の最後になりますがサポーターというものを募集 しております詳細は番組概要欄をご覧くださいってこの番組の関数はリクエスト
ありましたらぜひですねハッシュタグ空飛び猫たちをつけてツイッターやインスタの dma 投稿などでやっていただけるとありがたいです
またメッセージ本もですね番組概要欄に載せておりますので何かあれば直接いただいても 大丈夫です
そしてこの番組気に入っていただけたら積極的に拡散共有してあげると助かります ではまた来週ありがとうございました
50:29

コメント

スクロール