文学ラジオ空飛び猫たち どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするラジオ番組です。
お相手は、私小説が好きなダイチと羊を巡るカフェのミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、東京と京都をつないでお互いに好きな作品をそれぞれの視点で紹介していく番組です。
番組概要欄に詳細情報を記載しているので、初めてお聞きになる方などそちらを見ていただけるとありがたいです。
本編始まる前に1点お知らせがございます。
8月21日日曜日夜の8時20時から星の時、クラリス・エリスペクトル著の読書会を開催します。
オンラインで開催しますので、イベント公開まもなくしますので、是非我々のSNS等注目していただければなと思います。
いつも通りPTEXで募集いたしますので、PTEXフォローしていただいている方は公開されたら告知が行くと思います。
是非皆さんご参加いただけるとありがたいです。
今回は番外編となっています。作品紹介のない回になっていまして、
テーマトークとして、人はなぜ本を読まなくなるのかという話をしていきたいなと思っています。
このテーマ何なんだって思われた方いるかと思うんですけれども、
それは後々聞いていただいて、何で本を読まなくなるんだろうということに関して議論したいと思っております。
番組の最後になると思うんですけれども、
先日私が第8回日本翻訳大賞受賞式の方に参加させていただきまして、
そこでいろんな話が出たので、
共有していいかどうかあれなんですけれども、知り得た情報を少し皆さんに共有したいと思っております。
特に第8回日本翻訳大賞を受賞された作品のうちの一つ、
主人キムソヨン、一文字の辞典なんですが、
われわれの文学ラジオ空飛猫たちという名義で読書会もさせていただきまして、
リスナーの方たちと集まって、オンラインですけれども意見交換しましたが、
そこで結構議論に上がったのが、原書と翻訳本のデザイン、レイアウトの違いですね。
これが結構実は違っていてですね、そのあたりのちょっと意図もですね、
デザイナーの方から直接お聞きすることができたので、少しお話しさせていただきたいと思っております。
そちらも楽しみにしていただけたらなと思います。
その本を知らなくてもデザインがこう違うんだっていうことで、
ちょっと面白い話ができるかなと思っているので、
読んだことない人もぜひ聞いていただけたらありがたいです。
じゃあ行きましょうか。
本編入る前にですね、今年もですね、紙版記が終わりました。
この収録が7月の10日なんで、ちょうどちょっと終わって1週間くらい経ってるぐらいなタイミングなんですけれども、
紙版記に紹介した本をですね、ちょっと私と三重さんトップ3ちょっと行ってみようかなと思ったので、
ちょっと発表したいと思います。
そうですね、ちょっと振り返ってみてのトップ3ですね。
なんだかんだこんなに本紹介したんだって振り返って思いました。
デカメロンプロジェクトに始まり、
6月までだから、あれかな?路上の用工までかな?
にまでしましょうかね。
あ、違うか。
まれいそぶよ。
いいんじゃないですか、前回の式出しに夕方をしまっておいたまで。
あ、まで入れちゃう?
そうするとまたちょっと変わってくるけど、まあいいや。
じゃあ行きましょうか。
じゃあちょっとトップ3、3位からお互い行ってきます?
行きましょうか。
今日ほぼアドリブだからね。
この後すべて。
じゃあ私の方から行きますね。
じゃあ第3位はですね、ペンラーナーの10時4分ですね。
おお、10時4分。
これね、ちょっと今なんだろう。
どれもやっぱり振り返ってみるといい本ばっかりだから何とも言えないんだけど、
やっぱペンラーナーは良かった。すごい良かった、自分が。
今年読んだ中でも絶対にトップクラスにいい本だなと思っております。
いいですね。
めいさんの3位行きましょうか。
僕は恋するアダムですね。
これはネジマキラジオさんとコラボで紹介した本なんですけども、
イアン・マキュアンが著者で初めて読んだんですけど、
すごい小説上手くてですね、ちょっとびっくりしまして、
さすが巨匠と呼ばれているだけあって、
話自体もちろんね、すごい面白いんですけど、
作家の力量っていうのがすごいんだなっていうのが結構ね、
そのインパクトが大きかったですね。
確かに、わかる。
イアン・マキュアンは本当にたくさん読みたくなったもんね。
そうですよね。
恋するアダム面白かったな。
もうちょっと長くなりそうだから、
これぐらいにしておこう。
じゃあ、第2位行きましょうか。
第2位はですね、赤い魚の夫婦ですね。
レッテルのメキシコの作家の方が書いた、
日本翻訳大賞最終候補に入ったけれども受賞は逃した作品ですが、
個人的にはやっぱり海外文学入門編としてすごくわかりやすいし、
日本の感覚と違う部分と文学が持っている普遍的なもの、
あとシンプルに面白いっていうところ、
そして短編集で読みやすいってところで、
これはエピソードとしては多くの人に聞いてもらいたいエピソードになったなと思っているので、
2位にしました。
確かに、なかなか今までちょっと読んだことがないような感覚の書かれ方がしていて、
すごい面白い本でしたよね。
確かに新鮮さがちょっとありましたね。
具体的にはちょっとエピソードを聞いてもらいたいんですが、
やっぱりいい本だったなってすごい思います。
僕の2位が、星のせいにしてですね。
これは作者がエマ・ドナヒューさんで、翻訳者が吉田ゆくみさんで、
作品紹介もしましたし、その後翻訳者の吉田ゆくみさんにラジオに出演いただいて、
インタビューさせていただいたんですけども、
この作品自体もすごく良かったのがですね、
正直かなりきつい話で、読んでいる時は気持ち的には辛い気持ちで読んでいったんですけど、
ただやっぱり最後、読み終わった時の感情ですね。
最後の後半、クライマックスのところの持っていき方というかですね、
そこでの自分の中の感情の動き方というのがですね、すごい大きなものがあってですね。
小説を見る面もですね、ちょっとやっぱり最後まで読むと変わったところがあってですね、
この辺の体験がすごい良かったなというので、印象に残った。
ドアイリューとも2番になりましたね。
星のせいにしては本当に名作でしたね。
本当に読めて良かったなと思っているし、
これを縁に吉田ゆくみさんとも仲良くなれてすごく良かったですし、
あとこの後9月ぐらいには、ちょっとまだ何の調整もしたいんであれなんですけど、
ちょっと秋口ぐらいにはちょっと星のせいにして課題にした読書会もオンラインでやろうと思ってますんで、
ぜひ気になる方、気になっている方がいたらもう読んでいただけるとありがたいなと思います。
じゃあ第1位行きましょうか。
行きましょうか。
いやこれですね、超迷ったんですよ。
もうてかそもそもこのランキングに入れるかどうか迷ったぐらいなんだけど、
なんで第1位に持っていくのかわけわかんない状況になっちゃうんですけど、
でもなんかね、実はめいさんからトップ3やりませんかって言われた時にパッと思いついたのが実はこの作品だったんで、
もうここだかなと思ったんで行きますね。
テナとですね、マラマットの。
なんかちょっと意外だなと思いましたね。
いや本当、プロジェクトヘイルメアリーとか路上の陽光とかあって、
さっきめいさんが日出しに夕方をしまっておいてまで入れていいっていう話になったらもう梅のカフカとか絶対入ってくるんですけど、
テナントはやっぱね、ちょっと自分の中で衝撃が大きすぎた。
エピソードとしてうまくまとまってるかどうかはマジでわかんないなと思って聞き返しても、
ちょっと他にいいエピソードってあるだろうなって思うんですけど、
作品が持ってた力というか、自分が壊されてしまった感じっていうのはあって、
文学ってこういうもんだよなって思った1冊だったんで、
自分たちのエピソードの良さどうかを置いておいて、やっぱテナントっていう人たちが良かったなっていうところで、
ちょっと1位で挙げさせていただきました。
特別編として頂ける、他に順位を付けさせていただけるなら梅のカフカですね。
まだちょっとこのタイミングでは配信まだしないんですけど、梅のカフカはやっぱすごい良かった。
じゃあちょっとめいさんの1位に行きましょう。
僕は人間の土地が1位ですね。
あ、そこかー。
そうですね。
サンテグジュペリーの人間の土地なんですけど、初めて読みまして、
今までなんで読んでなかったんだろうと思うくらい、やっぱりすごい深いことが書かれてるなというのが感じてですね。
仕事が忙しくなってきたとか、
他にやることがあるとか、
本に時間が割けなくなったっていう事情はあると思うんですけれども、
でもこれ今いろんな本が好きな人と話してて思うのは、
忙しいけど読んでる人って全然いて、
その差は何なんだろうってちょっと思ってまして、
そこは結局すごくシンプルに、
本に対して面白いと思ってるけど、
でもどうしたら時間が割けないんだよねっていう事情だけであって、
それだったらちょっと割とインスタントに楽しめるもの、
動画とか漫画とかに流れてるって可能性もあるのかもしれないけど、
そこはちょっと話してみたいなと思って、
ちょっとこのテーマを設定してみました。
でもこれ以降ほぼ何も考えてないので、
ちょっとどういう話になるかわかんないんですけど、
ちょっと話してみたいなと思います。
今回本ということなんですけども、
文学に限らず本全般という感じですかね。
そうですね。文学に限らずに、
ちょっと文学に限るとまた変わってくるかな。
でもそうか、ビジネス書読んでるけど文学読まなくなったやつもいるな。
そこはちょっと、でも仕事で必要であるからだと思うので、
なんかその趣味として本を読むことをしなくなった人っていう意味でいいと思います。
了解です。
気になるのは前提として本を読んでいた人が読まなくなったっていうところで、
仮にその読まなくなったタイミングが学生から社会人になったとか、
もしくは社会人のある年数が経った段階で読まなくなったとかっていう時に、
なんかその、そもそも読書でワクワクするようなことがあるのかどうかっていうところが気になりますね。
ああ、なるほどね。そっか。
ワクワクしてて読んでたけどそのワクワクが薄れてしまったから本から離れてしまったんじゃないかってこと?
そう、そうですそうです。
ああ、なるほどね。それはもしかしたらどうなんだろう。あるのかな。
どうなんだろうね。
やっぱりなんか自分も読む本っていうのは年を経るというか読書経験を重ねるたびに変わってきている気はして、
それこそなんだろうな。なんかわかりやすいってことはなんだろう。
ハリーポッターとか俺読んでないしね。
あれ3巻までしか読んでないしね。
僕も同じなんですよ。
あずか版でしょ。
あれ?あ、僕4巻だった。炎のゴブレットが確か最後。
あ、俺炎のゴブレットまでね、たどり…あれ?炎のゴブレットって2巻。
あれ?あれ?勘違いしてるか。
賢者の石?
まあいいや。あずか版が…
そっちかな、じゃあ僕。
わかんねえ。ちょっと待ってわかんないです。
まあいいや。っていうぐらいの感じになっちゃうじゃないですか。
まあそれは置いといて。
まあハリーポッターって絶対面白いものだと思うんですけれども、
多分その面白さよりも自分たち、もしかしたらみえさんと私は、
なんかさらにそれよりも自分の感じの面白さを提供してくれる本、文学作品。
で、文学作品の中でもこういう文学作品みたいなのがなんとなく自分の中であって、
そっちにシフトしていってると思うんですよ。
で、だからなんかこうやっぱり楽しめるものっていうのはちょっとずつ変わってきていて、
で、それが例えば本を読まなくなってしまった人の中では、
本から得られるものからシフトしていったのかもしれないですね。
違うものから。
それはもしかしたらあるかもしれない。
じゃあもう本当、映画とか漫画とか。
うんうん、になってるのかもしれないし。
でもなんか個人的に寂しいなって思うんですけど、
すごい本が好きだった人が本を読まなくなってるっていう状況にものすごい寂しさを感じますね。
めっちゃ好きだったじゃんみたいな。
それはどうなんですか、もう全く読まなくなったのか、
もうたまに、たまには読んでるっていう状態なのか、
たまに読んでるっていう状態でもやっぱりちょっと寂しくなってしまうのかな。
どうなんでしょうね。
今は私、みえさんもいてくれて、
他の本の話もできる方もそれなりに多少いるんで、
なんかその辺の寂しさっていうのを感じることは少なくなったんですけど、
一時期やっぱり本の話がしたくてできなかった時期で、
いやこれぐらいって言い方あるんだけど、
例えばアクターウォッシュを撮った作品ぐらいは読んでるかなとか、
コンビニ人間ぐらい読んでるかなみたいな、
そんな感じで接した時に、
昔本の話をした人が読んでなかったりとかするとすごく寂しさを感じるんですよね。
で、これってでも他にも私あって、
例えば、まあでも自分もそうなんで仕方ないんですけど、
昔このバンドが好きで、すごい好きで、よく聴いてた人がいて、
で、久しぶりに会って話すと最新アルバム追ってないとか、
あー、そっかーとかなっちゃう。
でも俺はもう最近追ってないバンドとかもすごく多くなってきちゃってて、
なんかそれは自分もどういう気持ちが動いてそうなってるのかとか、
考えなきゃいけないなとかちょっと思ったりする時あるんですけど、
ちょっとごっちゃになってきちゃったけど。
そうですね。いやいや、本からちょっともしかすると気持ちが離れていってるとか、
そういうところかもしれないですよね。
なんかね、多分その好きではいるけども、
でもね、この忙しい日々の中であえて積極的に追いかけるかというと、
そうはならないというような状態なのかな。
そうなんですよね。
なんか離れてしまってるというか、読まなくなってしまっている状況っていうのは、
もちろん忙しいっていうことだけで片付けられてしまうことは多いと思うんですけど、
なんかもうその人がどうなんだろうなって思うのは、
本を読みたいと思っているのか思っていないのかも結構重要だなと思っていて、
話をするとね、なんか読みたそうな空気がすごい感じる。
私はね、本を読まなくなっちゃった人と今自分がこういう本を読んでるんだよねみたいな話をすると、
面白そうだなみたいなことが返ってくる。
だからなんか気持ちはゼロではないんだなって思うんだけど、
やっぱりどうしても本は他のコンテンツと比べて時間をかけて
やっぱ本読む人増えてほしいですねなんか戻ってきてほしいですねうん かつて好きだった人
まあ個人的にはまあもちろんなんかね増えてほしいなぁと思う方で まあ本なくても生きていく分にはね確かに
まあまあ生きていけるんでもう なくなんとも言えないですねもう
ブーブー言うか自分が好きなものっていうのをやっぱりみんな あの見つけてなんかそれでねなんか楽しく過ごしていけるようになってほしいなとは思い
ますね 全然ネットフリックスアニメとかでもいいですもんあそう
それがねフリックスとかねとんでもなくすごいと思う ちょっとなんかまとまらなくなってきましたけどちょっとこんな
ここにしておきますかまあなんか結論もなんか出すもんじゃなくなってきたなぁと思うんで なんかちょっと我々の思いを発散して終わるかもしれないけど今日は
まあ確かにねその別に本読む読まないって いいも悪いもなんかそれでだから何なのだっていうところはね
あるかもしれないんですけど まあでもやっぱ読む部分からするともちろんなんか意義があって読んでるって
すごく自分にとってはね重要な意味があるなと思って読んでいるんですけど まあでもそうですねあとちょっと思ったのがの本読まなくなった人もしかすると本読んでる
人との会話がなくなってしまってるんじゃないかなとも ちょっと思ったりあーこれがね会話の問題なのかどうかわからないんですけど
あの間周りの環境ってやっぱり大きいと思うんですね 例えば職場で周りみんな本読んでますっていう人たちだったらなんか自然と自分も読もうって
なるなるんじゃないかなと思いますし すごい仲の良いやり取りしてる人が本読んでてまあそういう信頼できる人が本読んでたりすると
なんかそこから影響とか受けるんじゃないかなと思ったりして ちょっと変な意見になるかもしれないですけど本読まない人が悪いとか全然そんなんじゃ
なくてですね 本読んでる人でもうちょっと周りに読んでもらえたらな
読んでほしいなって思うんだったらもうその人にちょっと信頼される人になって 本の話はめっちゃ楽しくするっていうですね
そういうのができる人が増えていくと本読む人増えていくんじゃないかなとかですね うん
ちょっと思ったりしましたし それは重要だな 我々のラジオはちょっとそれを目的にはしているところはありますもんね
こういう話してるとちょっと思ったのがやっぱこういうラジオって本を普段読んでない人とかですね そういった人にもし聞いてもらえたとしたらどういう反応になるんだろうとか
ちょっとそういうのがすごく気になってきたりしましたね なんかねもう意味不明だっていう感じなのか
でしょうね こんな厚く語ってんだこの人たちになっちゃうかもしれない
やっぱでもそういう人が一人でもなんかちょっとこの本の方に振り向いていただけると 嬉しいですね
で地上で僕らはつかのまきらめくオーシャンポンですね の方はまあこれはもう物語としてというか作品がすごい作品でこの人がデビュー
作ってのは信じられないぐらいあの素晴らしい作品だったもこの人 オーシャンボーンはどんな作家になっていくんだろうという楽しみすぎるっていう話が出て
いってやっぱりこの手紙これ本の体態としては母に向けた手紙 息子が文字を読めない母に向けた手紙っていう形で書かれているのでこれをどう日本語に
落とし込んだかっていうところがすごく評価されてました まあそもそもやっぱりからさんすげーなっていう
で赤い魚の夫婦がこれが一番評価が割れたそう 割れたというかどう評価するかってところで結構
紛糾したっぽいですねやっぱりこれ初めて ネッティルさんの作品日本語で翻訳されましたけど
まあこの作品がやっぱ翻訳されて本当に良かったという話があってで 著者と翻訳者のシンクロがすごい
あのことが言われてましたね でまぁあの他の受賞作に関してはいろいろなとこで言われているのでまぁちょっとここでは
別になんか時間もあれなんであの私の方が何も言わないんですけど 柴田本幸さんがえっとですねこの候補15作
他10作あるんですけどその中で特に えっと触れておきたいことがあるってことでいた作品が
えっと小説の惑星と書いて小説の星ですねという作品とこれジュリアフィリップス さん書いていて井上井上里さんが
が訳されている本ですねであとラジオでも紹介しましたがえっと エマドナヒューの星のせいにして
吉田彦さんが訳された本ですけれどもこれはやっぱり今この時代読まれるべき本だと 押してました
でえっと松永さんですねあ審査員の松永さんがちょっと他に押したい本は 渋谷で目覚めてこれもラジオで紹介させていただきますけど面白い
渋谷で目覚めてはもう審査という観点を忘れて夢中で読んでしまう 面白かったですって話をされてました
あと斉藤麻里子さんがえっとやっぱこれはちょっとやっぱり良かったと押したいと 言ったのは私は男でフェミニストですっていう
あの作品ですねこれ韓国の作品ですけれども 斉藤麻里子さんは韓国の翻訳されている方なので
ここのことを触れてましたがなんでここっていうのはこれが前書きでフェミニズムの ことをどう生徒たちを教えていいかと悩んでいる教師の方だったんですけれども
男性男の子にどうやってフェミニズムを教えたらいいかってことを考えた本だしんですが 冒頭でやっぱり男は男の言うことしか聞かないから男が教えなきゃいけないんだ
ということで書きましたっていう話があるらしくてなんかそれだけですごく読みたくなった これも私まだ未読なので
思いましたっていうのがちょっと挙げられてもまあ駆け足でちょっとなのに入ってあちょっと 当たってこの最終候補5作の話ってされてたと思うんですけど
なんかその中で結局対象に選ばれた2作 星の時と主人キムセオ一文字の時点この2つが選ばれた理由とかってそれもあったんでしょうか
これがですねあったんだけどなぜかね最初言わなくて 最後の方にあやばい言ってなかったって
深井の子たちが慌てだして じゃあお願いしまーすみたいな感じで言われたんですが
でまぁじゃあちょっと言いますね 主人キムセオ一文字の時点はこれをそもそも非常に難易度の高い翻訳だった
えっとハングル一文字にハングル一文字のダブルミーニングがあるのに日本語でそのダブル ミーニングトリプルミーニングをどう表現していくかっていうところが非常に難しいことを
まあっていうポイントを訳しているところとあと楽しそうだったってことですね 翻訳が楽しい作業だったことがわかる
まあこれは読んでるとね確かに伝わってきますっていうところがすごく評価されていました まあこれを本当に思ってもたなというところと
星の時はですねやっぱりあの結構抽象的だったんですけれども 特別感のあるものを読ませてもらっていただいたっていうことで締めていって
やっぱりこの星の時っていう作品が持っている意味っていうのは結構大きいのかな まあ日本に翻訳されていることとかあと
やっぱクラリスという人物がやっぱりこの非常に重要な人物だったというところなんじゃないですかね ポルトガル文学か
ポルトガル語圏における文学の可能性っていうものを高めた存在でもあるし やっぱりそのブラジルではめちゃめちゃ評価されている
切手にもなっているそうです それがやっぱりこう国民的な作家だけれどもやっぱりウクライナっていう種姓を持っている
っていうところやっぱりそのあたりもあるので えっとそもそもおそらくこの翻訳自体が非常に難しい
作家をまあ訳したっていうところもあるとは思いますね ちょっとそれはすいません私の推測ですがこれ本当
私の時の受賞理由は最後の最後でガッて話されたんで あーって思ったんですけど
そういう話聞けるのがすごい良いですね これ会場が東京で開催されたんで なかなかちょっとね
現地で聞きに行くしかできないんですけど オンラインの配信とかはなかったので ちなみに会場って観客というか人って来てたんですか結構
あ えっとね結構いましたよ60から80ぐらいいたんじゃないかな 席は結構ありました
そんなにいったの? あの満席みたいな感じではなかったですけどまあまあ9割以上は埋まってましたね
逆に私ぎゅうぎゅうじゃなくてすごい快適だなって思いましたけど 非常に あであと西崎健さんとかが楽器とか弾いてくれて
朗読があったんですけど その朗読に合わせて演奏 あの西崎健さん以外の演奏される方もいらっしゃって 朗読がすごい良かったですよね
朗読は誰 誰が朗読を 翻訳者の方自らが へぇそうなんですか
あのスーパーエイトの方たちが順番に順番に読んでいて であの福島さんは星の時を 冒頭からいいところまで読んでくれて
すごい良かったです 引き込まれました
なんかね自称式プラスそういう催しがあると面白い 個人的にはすごく帰り道感じたのはやっぱり
まあ私とみえさんは今あの本を読んで共有して発信するってことできてるから ちょっと他の人とは違うかもしれないんですけど
やっぱ基本的に本って一人で読むものじゃないですか 一人で読んで楽しむもの そこで完結するものだと思うんですけど
ああいう場に行くとなんか多分みんな一文字の時点と星の時は読んでると思うので なんとなくその感読書体験を共有できている感じしていたしていただけている感じが
すごくあってなんかこういう場って本当にいいなーって思いました 楽しかったなぁって言って最後にどうしてもちょっと話したいことが
詩人キムソヨン一文字の時点ですね デザインについてちょっとどうしても気になっていたので
クオンの方がいらっしゃったのでちょっとお話ししたらデザイナーの方がいるってことで ちょっとデザイナーの方とお話しさせていただいたんですけど
結構このラジオ名義で一文字の時点の読書会オンラインであったときに参加された方と結構議論になったのがデザインのとこ
配置している文字も何というか視点が上下になるようなちょっと不思議な配置のされ方をしてて 普通の本みたいになんか縦にずっと書いてるわけじゃなくて
同じレイアウトでずっと書いてるわけじゃなくてページごとによって傾き方とか 文字が後ろにドンって入ったりとか結構いろいろ違っていてこれは絶対意味があるような
原書とは全く違うんですよ 原書は割とこうすんなりレイアウトが決まったレイアウトがずっと流れているだけだからね
表紙デザインも違うし中のレイアウトも全然違うんですよね っていう差があってこの差は何なんだろうちょっと気になったんですけど
まず表紙割と韓国の原書の方はポップな感じすごくイメージが月の写真とか コラージュみたいになってる表紙なんですけどそれがですねちょっとポップに見えて可愛いなって私は
初めて見た時思ったんですけど 日本のは結構カチッとした辞典みたいな感じのイメージ
まぁもうちょっとなんだろうなちょっと硬そうな印象を与える本でだったんですけど この理由はやっぱりその文芸でも辞典でもないものなのでどっちでもない状態を表現したくて
原書はイメージはその詩集とかエッセイ集とか ちょっとそっち寄りのイメージが膨らむような表紙のデザインというか作りなのかなぁと確かに思います
中のレイアウトはこの本は基本的には韓国語を知らない人たちが読む本だという前提のもと
やっぱ韓国語の方はどこにどの文字がどこにどの内容が書いてあるかっていうのは やっぱりその後から引きやすい韓国語わかってるから
引きやすいわけですよまあそれは当たり前だなと思うんですけど 日本人はあのハングルの文字がよくわからないからあの言葉ってどこに書いてあったっけって
なかなかすぐパッと引けないじゃないですか でそれを助けるために視覚的に覚えなんかイメージしやすいように覚えてもらいやすいように
レイアウトをいろいろ書いたそうなんですよ あのページによっては後ろに映っている文字がすごい大きく
ハングルの一文字がどーんってなってたり忘れたりとかあったりするじゃないですか ああいうのもやっぱ狙ってやってるそうなんですよ
ちょっとその話は聞けて感動しましたね なるほどなぁと
やっぱ意味があったんだってちょっとあの方ですね ちょっと紛糾しましたからね我々もね
ブーブー中のレイアウトてくれ321かな あるんですよそれクイックね考えるってすごいですね
タイヤん 音ちょっとかねえ
レイアウトがすごいなんかまたね凝ってますもんね 日本翻訳大賞はこの後も多分9回10回と続いていくと思うんですが
私もちょっとオンラインに寄付しましたけどこれ寄付によって慣れ立っている ショーなんであの誰かがこれ出資してくれてるショーではないんですよ
どこかが大きい団体が主催してるわけでもなく有志で集まった翻訳者の方たちが 柴田本ゆきさんとかに咲健さんとか
岸本幸子さん斎藤丸子さんまたが目標さんとかがこうやってくれている ちょっとリスワーの方々ですね
ちょっと応援したいっていう人がいたらですね寄付金をくれるサイト概要欄にリンク貼っ とくんでぜひ
寄付をお願いいたします私はもうちょっとしようと思っています ああ
じゃあ僕もちょっとやってみようと思いますじゃあちょっと長くなってきましたが今日は こんな感じじゃんか
だから変というのがなんか久しぶりに番外編するって結構が楽しかったですねそうですね ちょっとこういう話をしておきたいです
じゃあちょっと次回として終わりたいと思いますえっと次回はですね ジュリアフィリップスの消失の星をご紹介しますこれさっき話した柴田さんが押したんで
もうちょっとこのタイミングで読もうと決めましたこれ実は私と名産ずっと積んどくしちゃって 発売した当初が絶対面白いと思ったやつなんで
はいちょっと読みたいと思います番組の最後になりますがサポーターというものを募集 しております詳細は番組概要欄をご覧くださいってこの番組の関数はリクエスト
ありましたらぜひですねハッシュタグ空飛び猫たちをつけてツイッターやインスタの dma 投稿などでやっていただけるとありがたいです
またメッセージ本もですね番組概要欄に載せておりますので何かあれば直接いただいても 大丈夫です
そしてこの番組気に入っていただけたら積極的に拡散共有してあげると助かります ではまた来週ありがとうございました