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2025-12-01 33:28

#72 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』ーー 生活の沁み、心の機微、普通の日々。| ゲスト・グラフィックデザイナー 兼 本屋KIBI店主 / 小島 有さん

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グラフィックデザイナー・本屋KIBI店主の小島有さんをお迎えして、“読みかけの本”について語り合います。
 
【今回のゲスト】

グラフィックデザイナー・本屋KIBI店主 / 小島 有さん
長野県小布施町出身・在住。趣味は温泉と運動。
シルクスクリーンの印刷工、Web制作会社、デザインプロダクション、障害を持った方へのアート制作の支援などを経て独立し、デザインスタジオ・YOUを立ち上げる。
あらゆる領域の活動を「デザイン活動」と位置付け、小布施町にある、元眼科の建物を改修し、本屋・ギャラリー・デザインスタジオを運営する。来年春より、KIBIの奥スペースも拡張予定。

◎小島有さんのインスタグラム
https://www.instagram.com/you_kojima_/
◎KIBIのインスタグラム
https://www.instagram.com/kibi.obuse/
 
【登場した本】
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅 香帆

サマリー

このエピソードでは、グラフィックデザイナーで本屋KIBIの店主である小島有さんが、読書と人生の関係について語っています。彼は、うつ病から回復した経緯を踏まえ、「KIBI」という名前の由来や、心のKIBIと生活の染みをテーマにしたお店のコンセプトを紹介し、普通の日々の大切さについても触れています。働くことがいかに読書の機会を奪うかについての議論も展開されています。また、小島有さんが店主を務める本屋KIBIを取り上げ、彼自身の読書やデザインに対する思いを語っています。さらに、働くことで本を読むことが難しくなる理由や、読書が心に与える影響について探求し、日常生活の中での読書の楽しみを振り返っています。読書が心の栄養となることや、様々なバックグラウンドを持つ人々がその経験を共有する様子も描かれています。

ポッドキャストの概要
本日は、あらしろゆうきです。
読書のまにまには、今読み終えていない読みかけの本をきっかけに、本を通しての体験や人生について、ゲストの方と語り合っていく対話型のポッドキャストです。
本は、最後まで読むことだけが目的なんじゃないんじゃないかな、みたいなことを思っています。
閉じられたページ、困った一節、そこにその人だけの時間や思いが刻まれている。
本に触れながら、本や書き手の声に触れていく。そうすると、あの頃の記憶や気持ちが浮かび上がってくると。
この番組は、本とゲストのそんな関係性について、ゲストの方と一緒にそっと耳を澄ませていこうと思っております。
ではですね、今回のゲストは、グラフィックデザイナー兼、本屋KIBI店主の小島有さんです。
小島さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
では、小島さんと今お呼びをしましたけれども。
えーと、そうだな、小島さんとは、前お会いしたのいつなんだ?2、3週間くらい前でしたっけ?
はい、そうだと思います。
確かそんなもんでしたよね。そうだそうだ、そうでした。
なんか、その時に初めましてだったわけですけれども、話してみたときに、
そういえば同い年くらいなんだな、みたいなことを思ったりとか、
最近本屋始めたんだなというところでお話しさせていただきましたけれども、
小島さんがやられていることだったりとかも含めてですね、
自己紹介をお願いしたいなというふうに思いますが、よろしいでしょうか。
はい、大丈夫です。
はい、じゃあ、改めまして小島有と申します。
長野県の尾瀬町というところで生まれて育って、今も住んでいます。
そこで、本屋のKIBIというお店を運営しております。
KIBIは今本屋と言いましたけど、本屋だけじゃなくてギャラリーがあったり、
すごい平屋なので奥に長くて、まだまだ改装中の部屋がまだ多くあるという、
ちょっとまだまだ作りかけのお店を運営しています。
僕自身はグラフィックデザイナーの仕事もしていて、
KIBIの中にデザイン事務所も併設していて、
そこで毎日営業と仕事に組んでおります。
はい、そんなところです。
はい、ありがとうございます。
今、自己紹介を伺っている中でも、ちょっと2、3週間前に伺って、
今まさに作り途中なお店というか事務所というかを拝見をしたのをちょっとだけは思い出していたんですけど、
今、ふと初めて思ったんですけど、KIBIって、K-I-B-I、アルファベットでKIBIと書いておりましたけれども、
KIBIってどういうところからその名前ついたのか、そういえば聞いてなかったなと思いまして、
それはどんなところから来ているんですか?
そうですね、KIBIは心のKIBIから取っていて、
それを名付けた理由としては、僕が3年前にうつ病になって、
3年前どころじゃなくて4年ぐらい前にうつ病になって、
本当に2年ぐらい療養してたんですよ。
精神病棟に入るぐらい結構落ち込んじゃって、
でも今はもう治って感慨して薬も飲んでないんですけど、
それが治ったのが本当に治ったというか、何とか復活してきたぞと思ったのが3年ぐらい前。
そのぐらいの時にKIBIの物件を紹介していただいて、
ここで本屋、前から週末だけ開けるお店をやっていたんですけど、ちょっとだけ。
本屋も引き続きやりたいなと思っていて、
KIBIの物件を紹介してもらって、またここで本屋とデザインの事務所をやってみようと思って、
店の名前を決めるにあたって、うつ病を経てその時になってたんで、
なんかこう、KIBIしか思い浮かばなかったぐらいなんですけど、
うつ病になると本当に、何て言うんでしょう、何も思わなくなるっていうと語弊があるけど、
もうかなりこう、枯れてしまうというか。
で、なんかこう、KIBIを失うような感覚を得ていたので、
生活の染みと心のKIBI
えーと、まあ、KIBIしかないだろうなと思っていて、名付けました。
なるほど。
あ、そうだったんですか。
なるほどなぁ。
なんかそこのKIBIっていう言葉に焦点を当てられたのって、
そういうところから来てるんだなっていうのを伺いながら思ったのと、
確かにあの、全くは多分同じ体験ではないっていう前提になると思いますけど、
私も10年ほど前にありまして、うつが。
そうそうそう。
なのでなんか、まあ多分ただもちろん同じものでは全然ないとは思いつつも、
何かそのKIBIというものが、まあある意味、
日々のそういったところがなんか失われていくみたいな感覚って、
なんかちょっとわかるところもあるかもみたいなことに聞きながら、
思ったりもしましたね。
だからKIBIもショップカードにも書いてるんですけど、
心のKIBIだけじゃなくて、
なんかコンセプトっぽい文章書いてて、
生活の染み、心のKIBI、普通の日々って入れていて、
陰をちょっと踏みながらも、
ちょっとKIBIのコンセプトのような、
焦点の紹介のような、
ちょっとよくわからないところもあるんですけど、
それも、何て言うんでしょう、
うつの時に、
得られなかった感動みたいなのを、
やってるんですけど、
今、KIBIみたいな場所があって、
一番喜んでるのは俺みたいな、
なんかそういう文章を書いちゃう、
書けちゃうような、
本当に感動のような感じで、
生活の染み、心のKIBI、普通の日々。
なるほど。
うつの、もちろんそうだけど、
全然そう状態でもないし、
とても安定していて、
本当にKIBIを感じるような、
日々を送ってるんですけど、
なんかそういう場所になればいいな、
っていう風には思います。
本屋っていうのは、
出力が本屋っていうだけであって、
荒瀬さんも、
見てもらったと思うけど、
やっぱり本屋だけじゃない、
空間じゃないですか。
だからこう、
本にまつわる話は今日するけど、
それにとって話ができたらな、
とは思ってます。
なるほど、そうか。
ちなみに、
生活の染み、心のKIBI、
普通の日々、
おっしゃってましたけれども、
生活の染みの、
染みって、
少なくとも僕はあんまり日常会話で
行ったことがなかったな、
みたいなことをちょっと思いまして、
それってどういうところから来たんですか?
生活の染みって何ですかね、
俺も本当に心のKIBIがまずあったから、
でもそれをなんかこう、
デカデカと出す、
コピーライティング的に
考えてて、
なんかそれが文章に来るのは
ちょっと違うかなと思って、
あー、なるほど。
真ん中に置きたいなと思って、
三段落ちみたいにしたくて、
心のKIBIが真ん中にあって、
前後に何かその韻が踏めて、
やっぱりこう、
ちょっとコンセプトっぽく書きたいなと思っていて、
その前後に何が
置けるかなって考えたときに、
本当にそれも生活の染みっていうと、
まあ洗濯物とか、
はいはいはいはい。
みたいなイメージなんですけど、
本もそれに入るのかなとか、
あとギャラリーもありますけど、
それってなんかこう、
クリーンな状態だと、
登場しなそうじゃないですか。
はいはいはいはい。
あと、
住まいの往復だと、
なかなか出会わなそうな、
本はまあ、
会うかもしれないですけど、
というかこのKIBIという場所が、
生活の染みになる場所になってほしいな、
という風に思っていて、
なるほど。
なんかこう、
染みになってきたな。
で、こう普通の日々っていうのは、
そうですね、
まあそれが特別な場所っていうよりは、
なんかこう、
年というのもあって、
書いた記憶があります。
あー。
結構今のこの言葉、
書かれたのはちょっと前なんですか?
本当にね、あの、
オープンするちょっと前に。
あー。
なるほど。
去年の12月ちょっと。
はいはいはい。
じゃあもう1年ちょっとくらいな感じ。
1年前くらいなんですね。
はい。
いやなんか今の伺って、
こうやってまあ、
音源で話してるんで、
生活の染みの染みって、
皆さん的にはひらがな変化されてるかもしれないですけど、
さんずいに心ですよね。
あ、そうですね。
なんか今のお話聞きながら、
あのー、
この前ちょうど僕が伺ったときに、
えっとー、
ギャラリーの準備をしている。
あー、そうでしたね。
だったような気がしてて。
そうですね。今は多分あのー、
後に展示が行ってやって、
はいはい。
あーそうか。
じゃあまだあの時の壁に書いてる文字は、
そのまま同じ?
あー本当ね。もう消して。
あー変わってるんだ。
そっかそっか。
展示になってます。
あーそうなんですね。
あの時に、このギャラリーで、
ここ今準備中なんですみたいなときに、
1枚だけ僕写真撮ってたんですよ。
その時の写真は見返してて、
あのー、今の生活の趣味、
この日々、普通の日々っていうのと、
もしかしたらなんかその、
小島さんの感覚みたいなところで、
このギャラリーでこれを書かれてる、
さんかさん?
確かになんか、スースー物があったりすんのかな、
みたいなことをその言葉を読みながら感じたんですけど、
ちょっと読み上げていいですか?
その写真の文字をですね。
ちょっと窓際の方の、
言葉だったんですけど、
それだけなんか僕的にはめちゃめちゃ、
見えたので写真撮っちゃったんですけど、
あのー、自春期はね、
親でも先生でも友達でも、
自分のせいでもない。全部ホルモンのせいなんだって。
あー、そっかもう、
今の展示ですね。
あ、そっか、それ今のか。
来てたんですね。そっかそっか、
来た前か、そうだもん。
それちょうどたぶん書いてて、
書いてるときぐらいなんじゃないかな。
あー、そうですね。
下書きのときかな。
あー、そうそうそうそう。
あー、そうですね。
もうまさにって感じですよ。
なんかそれを、なんかなんとなく、
記憶してたので、今の、
お話伺いながら、
なんかそういうところが作家さんと小島さんの、
なんかある意味大事にしてることとして、
繋がったりしてんのかな、
なんとなく今、妄想しましたね。
はい。ちょっと、
そう、ギャラリーも、
一応ここの、
建物全体はキビと呼んでるんですけど、
そのギャラリーの名前が、
ギャラリーの名前が、
カスカって名前にしていて、
あ、別なんですね。
なるほど。
一応名前付けてんすけど、
本屋KIBIの紹介
名付けた俺がその、
ギャラリーを紹介するときにもう、
キビって呼んじゃってるんで、
全く浸透しないんですけど。
そこ難しいっすね、でも確かに。
一応カスカって名前で、
キビって漢字って機械の木に
微妙のビじゃないですか。
微妙のビがこう、
開いて読むとこう、
かすかな香りとか。
あー、なるほどね。はいはいはい。
だからそこから取ってカスカと呼んでいって、
えー。
あのー、なんていうんだろ、その、
展示する方は基本的に
僕から声をかけるんですけど、
このなんていうか、かすかなこう表現に
対しても、こう、
誠実な態度で、
あのー、言われてる方に
飾ってほしいなっていうか、
あのー、
飾ってほしいなっていうのもあって、
多分そういう呼び寄せちゃうのかなとは
思っていて、
呼び寄せちゃうというか、僕から声をかけるんだけど、
うんうんうん。
何を書くかはまあ、
新作を飾る方が多いので、
うんうんうん。
出来上がったものを見ると、あーなんか、
キビっぽいというか
カスカっぽいな。
へー。
面白い。
僕に送ってもらった時も、
いいねと思いましたので。
あ、そうなんだ。
なるほどねー。
いやー、そっかー。
今まだに事務所があって、
本屋があって、ギャラリーが
あるわけですから、今後またもうちょっと
増えていくんですもんね。
そうですね、はい。本当に
うなぎの寝床と言いますか、奥に長いので、
はい。
書店とギャラリー道具の
デザイン事務所があるスペースは本当に
3分の1で。
めちゃめちゃ広いですもんね。
すごいよな。
僕はちょっと今改装中で、春ぐらいには
うんうんうん。
見込めできるかなとは思ってます。
いやー、すごい。またぜひ遊びに行きたいなと
思っております。ぜひよろしくお願いします。
お願いします。
そっかー、なるほどー。
今のお話、ここまで前回
お会いしてる時には特にそこら辺
お聞きできなかったので、今
伺えて嬉しいなと思いました。
そっかー。
ここまでお話、
読書の重要性
お店、場所のお話させてもらってきましたけれども、
読みかけの本みたいな話にも
入っていけたらなーみたいなことを思って
おりまして、事前に小島さんに
何かありますかーみたいなことを
聞かせてもらっておりましたけれども、今回
どんな風な本をイメージをして
来てくださりましたでしょうか。
あ、持ってきた本を。
そうですね。
三宅加穂さんの
なぜ働いてると本が読めなくなるのか
という本で、
読みかけでもう本当にあと10ページぐらいで
読み終わりそうなんですけど、
ちょうどいいなと思って持ってきました。
ありがとうございます。
たぶんあれですよね、
結構なんか、
いわゆる大手の書店さんとかでも
たくさん平積みされてるぐらい
結構人気だった、人気な本
ですよね、たぶん。
読みを見ると2024年、
去年か、去年か。
去年売上1位だった。
あ、1位なんだ。
あ、そんな感じなんだ。
なるほど。
確かにさっきで思い出しましたけど、
今年、
先月まで
4、5ヶ月ぐらい沖縄に住んでた
んですけど、
その時に
沖縄県立図書館に
よく通っていて、
そういえばなぜ働いてると本が読めなくなるのか
予約してたなと思って。
予約してたけど、
予約したのが確か
6月だか7月だった気がするけど、
図書館って順番待ちってあるじゃないですか。
順番待ち
120何位みたいな
感じで
絶対来ねえじゃんみたいな
こと思ってたんですけど、
それぐらい人気なんだなって
当時一瞬ちょっと思った記憶がありましたね。
この本の
中身は
ちょっと学術本っぽくて、
なぜ
労働していると
徐々に本という
娯楽
っていう風に位置づけて書いてます。
そういうものが読めなくなってくるのか。
っていうのを
現代の
背景も
本当にすごい
MH時代から
昔から本は読めないんだ
みたいなことも書いてて
そういう感じなんですか。
現代はもう
さらに読めないみたいな
っていう内容で
本当に学術本
的な立ち位置
もちろんユーモアも交えて書いてるんですけど
面白い。
面白いですね。
MH時代も読めてなかったみたいな話は
面白いですね。
気がしますね。
事故啓発本が出てきたみたいな。
事故啓発本がなぜ逆に読まれるのか
みたいなのも
労働が
労働
事故啓発本っていうのは
予算するための
本じゃないですか。
一つの側面ですけど。
売れてきた
現代の読書環境
背景とか。
なるほど。結構そういう本なんですね。
本の紹介するのはあんまり得意じゃないですけど
そういうことを書いていますね。
それが去年の
人気1位っていうのはすごいですね。
そこに意識が向いてる人が
多いんですかね。
理由としては
日々の
本当に
12月に
去年の12月オープンして
すぐ正月で
2025年になってたやつ。
今年の目標みたいなのを
考えるのが好きなんで。
考えて
その時に日々のコンセプトというか
そういうのを考えたんですよね。
コンセプトというか
私の日々みたいな、どうしようみたいな。
1年間のってことなんですね。
その時に
考えた
コピーとかそういうのを考えるのが好きなので
一つ思いついたのがあって
これが本より本で行こうっていう
本っていうのは
iPhoneの本なんですけど
本ね。
なるほど。
携帯をいじるのも
もちろん否定はしないですけど
いじるのもいいが本も
いいよねみたいな。
それが一応
日々のホームページ
ウェブサイト作ったんですけど
それを見ていただくと
より世界観が分かると思うんですけど
あらしなさん今見れる?
今ね
インスタはひらいさんで
インスタにリンクありましたよね?
ありました。
本より本で行こうって書いてる。
イラストレーションでね。
めっちゃいい。
それの
思いついた背景として
僕が
読書に
ハマった話からになっちゃうんですけど
それ確かにめっちゃ気になりました。
ハマったというか
現実逃避だったんですけど
僕にとって読書。
中学時代に
読書をすごくするようになって
学校苦手なんで僕
その時に馴染めないくて
サッカーと読書に
居場所を求めていて
サッカーと読書なんだ。
サッカーと言っても
壁蹴りを延々とできるような
タイプの人間で
言ってましたよね。
朝壁蹴ってますみたいな。
伝承に近いんですけど
チーム練習より
一人で壁に向かって
ボールを蹴り続けることの
サッカーショーなんですけど
サッカーの練習が終わって
教室に戻ると
寝るか読書しかしていない
タイプみたいな。
なんでかというと
人間関係がうまく作ることが
できなかった。もちろんと思ってた。
少ないですけど
いたんですけど
そういう時間の方が
僕にとっては楽しくて
現実逃避して
文字を追ってると
気持ちが安らぶ。
楽しくて
楽しかった中学時代という。
それでサッカーも
部活が終わると
目的を失うんで
燃え尽き小国みたいになっちゃって
終わるって本当に
中3とかで終わるって意味?
なるほど。
勉強も得意じゃなかったんで
不安定になっちゃって
で、高校に入った時に
携帯が手に入ったんですよ。
柄系でした。
そういう時代ですよね。
なおさら不安定になったんですよ。
そうなんだ。
それはね、もう
今でも覚えていて
携帯を叩き割ったことが
あります。
高校の時ですか?
すごいな。
嫌だくて
別にネットを見て
どうこうとかじゃないんですけど
気になっちゃうんですよね。
気になっちゃうんですね。
あの時
中学の時に得ていた
集中というか
こう
現実から
逃避している時の
高揚感というか
集中している感じ
満たされている感覚が
なくなってしまって
それはこの携帯の
せやさみたいな。
いまだに思うんですけど
なんか
叩き割ったことあるぐらい
ちょっと
確かに柄系だとマップ取って
マップ取っても
叩きつけた記憶があるんですよ。
それぐらいストレスフルだったんですよ。
そうなんですね。
なるほど。
で、まあ
今はもう
さっき
不安定なタイプだった。
20代になって
デザインと出会い
仕事もして
また新しい
現実時じゃないんですけど
情熱を傾けられる
対象が見つかって
それが今
それがデザインなんですね。
だから安定してきて
今は携帯というか
iPhoneとかフォンとの
付き合いが何とも分かると
そういう高校時代の
高校時代の
不安定になったときの
気持ちっていうのは時々
フラッシュバックするんですよね。
で、それって今の10代の
人とか若い人
ってもう今は
iPhoneが当たり前で
なおかつSNSなんてもう
インフラみたいな
使わないなんてのもなかなか
ないですもんね。
予想できないですよね。
それを
操る人たちに
心配とかは全く
心配っていうのはおこがましいから
別にそうなんですけど
それが
俺がそうだったから
ナイーブな人って
大変だろうなと
あんなものを
持つような文化
じゃないですか。
っていう
もう一つの
選択肢って
世の中っていくらでもあるじゃないですか。
たくさんありますよね。
っていう
ことを
伝えたいな
というか
デザインと読書の結びつき
全然上からというか
そういうことではないんですけど
多分俺がデザイナーであるから
そういう発想にもなるのかな
って思うんですけど
イラストだったり
デザインを交えて
表現するとやっぱり
楽しいので
そういうの好きだ
っていうので作ったんですけど
ちなみに
これ今おっしゃってたのって
今年の目標、今年のコンセプトみたいな
話言ってくれてましたけど
この本より本でいこうっていうのは
また来年変わるんですか。
それとも今後も
相当気に入っちゃったんで
そうだよね
みたいな
なんかすごい
伝わってくれて嬉しいな
と思っているけど
本より本でいこうって
今年用に作ったんですけど
反響が良かったので
次は
ビジュアルで
今いらないんですけど
写真とかも撮って
ウェブサイトに載ってると思うんだけど
次はこう
具体的な表現の仕方
例えば本の紹介をする
のを
ビジュアルと
デザインを
交えながら新しい表現っていうのを
模索していきたいなっていう
だから最初は
今年の目標
目標として作った文章だったけど
日々の根幹になるような
言葉になった
そうなんだ
面白いですね
伝わってきた中で
そう感じている中でまた
来年年末とかになったらまたちょっと
読書の重要性と影響
小島さんの中で進化しているところも
きっとあるんだろうし
育てたい文章だなと思う
そうなんだ
本でいこう
2026が
今作ろうかな
もうすぐ年末が近づいてきますしね
そういうのを考えるのが
好きですね
そうなんですね
言葉が
俺の思っていることと
紹介した本が似てるなと思って
そこに繋がるんだ
なるほどね
働いていると本が読めなくなるのか
多分これは社会人向けですけど
僕が抱いていた
高校生時代の時の
なんとなくリンクして
読んでみよう
と思ったら
今なんか確かに似てるなというか
そうなんだ
本を読まないと不安定になるという
話では当然ないんだけど
俺も
共感するところが多かったというか
ああ
なるほどな
実際それって
そういったものを
感じながらこの本を手に取って
読まれているわけですけど
まだもうちょっと
10ページぐらいとかあるとおっしゃってましたけど
読み終わった今
そのなんか読もうと思った気持ちとかを
振り返るとどんなものが出てくるのか
気持ちとしては
そうなんですかね
本当にこう俺最初エッセイだと思ってたので
開いてみるとすごい論文のような
ディープな感想
豊かな感想は出ないんだが
なんか最後の方は
今後のこれからの
働き方みたいにまで及んでて
資産に富んだ
すごくやっぱ
売れるだけある本だなという風に感じましたね
そうなんですね
いえいえいえ
なるほどね
そっか
いいな
なんか今の伺ってるとすごくなんか
思い返したなって思ったことがあって
なんか小島さんとは
もちろん違う観点かもしれないけれども
なんか
僕もですね
こういった読書のマニマリというか
番組やってるぐらいなので
本が嫌いだったらこんなのやってないだろうな
みたいなことはちょっと思ったりはするんですけど
僕も
小学校ぐらいのときに
結構本が好きだったところもあるけど
若干読まないとやってられなかったみたいな
一部あって
左胸の肋骨が2本ないんですよ
生まれつき
左胸の肋骨が2本ない
4本
結構ないですよね
上から第1第2肋骨がなくて
生活上支障は今全くないんですけど
ちっちゃいと
体もちっちゃいじゃないですか
だから結構左胸側って
心臓が近いじゃないですか
運動するとかが
制限されてる部分がちょっとあって
心臓近いみたいな
ゆえに
休憩時間に
みんなでドッジボールみたいなの
ほぼしたことがない
でもみんな行くじゃないですか
一人教室に残って
運動場を見ながらぼーっとするみたいな
みたいなときに
ひたすら本読んだり
いいですね
当時は結構ファンタジー系を
よく読んでた気がしますけど
その中に入り込んで
当時我々の年代とか
ハリーポッターとか
ちょうど賢者の石が
小学校の前半ぐらいだったんじゃないかな
楽しそう
ずっと入り込んでいきながら
あんまり人と関わらずみたいな
感じがあって
それで結構本を
本が宝石に好きになったし
救われたし
逆に本なかったら結構苦しかったかもな
みたいな感じがあるな
と思ってて
そこら辺の気持ちとかも振り返りつつ
やっぱり本自体が
もっと楽しめたらいいな
って思ったときの
一つのやり方として
こういう番組をやってるなみたいなことも
ちょっと思ってまして
小島さんのを聞いて
それを久々に思い出して
そんなこともあったなみたいなことを
別に俺そう
熱心な
読書家でもない
そのときに
本当に救われた対象というか
未だに読むんですけど
そんな量は
多くないけれど
読む理由としては
本を読んでると
頭がすっきりするんですよ
すっきりするんだ
本当に
気持ちが楽になるんで
娯楽というより
栄養剤みたいなところがあって
読書と日常生活
ご飯食べるのにちょっと近い
確かにな
確かさっき
先ほどの本の紹介してくれているときに
本の娯楽的な文脈みたいな話
娯楽と位置づけているみたいな話とか
その本には書いてるよって
言ってくれてましたけど
確かに僕も娯楽なのかな
みたいな
それ聞いたときにすごく思ったんですよね
確かに
活字を追うことに
癒しを感じる
分かるな
癒しを覚えるんですよね
はいはい
栄養剤とか確かに本当そうかもな
整う感じがして
だとそうなんだ
近い感じがする
面白い
確かにな
活字を毎日追ってないと
逆に嫌みたいなところが
あるかもしれない
本当は授業でも読むように
しているんですよね
読むようにしてるんだ
読むようにしてる
娯楽じゃないから
読まないとうずうずしちゃうタイプでもないから
はいはいはい
そういう方もいらっしゃいますよね
そうですね
それも楽しいけど
俺は
読もうかなみたいな
意識じゃないけど
ページ開いて
ペラペラめくることに
癒しを感じますね
基本的に手元に
置くようにはしてる
確かによくやるのは
あれですね
いつも出かけるときに
本読む気がするな
多分読める気がするなと思って
2冊ぐらい出てくるんだけど
一切読まないで帰ってくるみたいな
漢字のこととかも結構やるな
ただ読まないの分かってても
2冊入れるなみたいな
手元に置いてあるのがいい
お守りみたい
お守り兼お盛りというか
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