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2025-06-02 31:39

#47『カミング・バック・トゥ・ライフ』ーーリビングをシェアすることの価値って? | ゲスト・鎌倉のシェアリビング NIHO kamakuraオーナー / 高浜拓也さん【読書のまにまに】

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鎌倉でシェアリビングを営む高浜拓也さん をゲストに迎えて、トークセッション。自身の体験をもとに、パナソニックという会社の中で新規事業として新たなライフスタイル創出に意識を向ける彼の人生とその時々に在った本たちについて話していきます。
 

【今回のゲスト】

鎌倉のシェアリビング NIHO kamakuraオーナー / 高浜拓也さん (パナソニック所属)
「街のいろんな人が気軽に集って憩う、みんなのリビング」そんな場所が街に一つあったらいいなと、鎌倉で1拠点目を作って営んでいます。その理由は、身近に暮らす人たちと、「共に生きている」と感じたいから。パナソニックという、長い間人々の暮らしをアップデートし続けてきた会社の中で、シェアするリビングに通うという新しいライフスタイルの創出に挑戦中です。
NIHO kamakura:https://niho.life/
Instagram : https://www.instagram.com/niho.kamakura/
 
【登場した本】
『カミング・バック・トゥ・ライフ――生命への回帰 つながりを取り戻すワークの手引き』 ジョアンナ・メイシー

サマリー

今回のエピソードでは、鎌倉でシェアリビングを運営する高浜拓也さんがゲストとして登場し、共に生きることの大切さやシェアリビングのコンセプトについて話します。この取り組みは、個人主義が強い現代社会の中で人々がつながり、安心して過ごせる場所を提供することを目指しています。高浜さんは、1年間の運営を通じて得た経験や気づきを共有します。彼は、自分の妄想を信じた結果、思い描いた空間が実現した楽しさや、周囲の期待を超えた発見についても触れます。また、シェアリビングの運営やその価値についても語り、現在のビジネス環境における挑戦や可能性についても言及します。

読書と人生のテーマ
はい、みなさんこんにちは。今日も始めていきます、読書のまにまに。この番組は、あらしろゆうきがナビゲートしてお届けをしています。
この番組、読書のまにまには、ゲストの方のこれまでの人生と人生の中で読みかけてきた本を、1冊、2冊なり取り上げながら、その瞬間の読書を楽しむことに意識を向けていく番組です。
本を読み終えるって何なんだろう、みたいな問いを持ったときにですね、読み終えるなんてことはなくて、どんな本も読みかけなのであると考えると、もっと読書が気軽で楽しいものになるんじゃないかなと考えています。
一度目を通した本、買っただけの本、時々手にする本、本屋さんで見かけるだけの本、どれもあなたにとって読みかけであり、それでいいんじゃないかなと。
今回もゲストの方をお呼びをしております。今回のゲストは、鎌倉でシェアリビングを営んでおります中浜さんです。よろしくお願いします。
お願いします。
はい、お願いします。中浜さんとは、1週間前に話そうと思ったら話せず、1週間ぶりにやれることになって嬉しいなと思っております。
念願がやっと叶いました。その説は失礼いたしました。
いえいえ、ありがとうございます。
えっと、中浜さん、いつもは中浜くんと呼んでるんで、くんづけで呼ばせていただけたらなというふうに思っておりますけれども、
えっと、最近久々に再会したが、その前は何年前ですかね、会ったの。
え、もう6年とか。
6、7年ぐらい前ですよね。
僕がまだ20代の頃合いで、多分25、6とかじゃないかな。
中浜くんがまだ大学生。
うん、大学4年生くらいの時ですね。
あの時に箱根のとある合宿でたまたまで会ったみたいな感じで、そこから繋がっていて、
あれですね、鎌倉で始めましたみたいな投稿を見て、何度か行こうとしたけどあんまりタイミングが合わず、最近ふとしたきっかけで行ったみたいな感じで久々にお会いしたという感じで、
久々の再会になりましたけれども、こうやってまた久々に話して嬉しいなと思っております。
シェアリビングのコンセプト
嬉しいですね。
ありがとうございます。
ではちょっとですね、高浜くんの、そして高浜くんがやっている場所のこと知らない方もいるかなと思っておりますので、ちょっと簡単に自己紹介。
普段どんなことをやっているのか考えているのかみたいなことも踏まえつつ、自己紹介いただけると嬉しいなと思っておりますが、お願いできますでしょうか。
はい、わかりました。
高浜拓也と申します。
今僕がやっているのは、街の中にリビングを作るっていう仕事をしております。
それは街の中のみんなのリビングみたいな場所でして、そういうのをシェアリビングっていうコンセプトで今その場所を運営してるんですけど、
要はその世の中にシェアオフィスとかってたくさんあって、リモートワーカーの人たちが集う場所ができてきたりしているものの、
普通に生活してる人たちも気軽に集えたりとか、そこに行くと見知った人がいるみたいな、そういう場所がもっと街中に増えていくといいなってことを元々思っていて、
僕はリビングで過ごすのがすごい好きなんで、家以外でもう一個くらいリビングがあってそっちも行けるとかなったらすごい日々の暮らしが豊かだなと思って、
それでシェアリビングっていうコンセプトで、街中にリビングがポコッとできて、そこの利用してる人たちはいつでも気軽にフラット行って、いくらでも過ごせるよみたいな場所を緩やかに簡易性で今やっているというところですね。
場所は鎌倉駅の西口から徒歩2分ぐらいなので、すごい駅地下の場所にあって、まだスペースは50平米ぐらいのスペースですけども、
そこにキッチンもあるので料理もしてもいいし、ソファーがあるのでよく昼寝してる人もいるしとかそういった場所です。
今それを僕の所属はずっとパナソニックっていう会社で所属して研究開発の新規事業界のことをやってきたんですけど、そこの中で今新しい事業として取り組んでいるという感じです。
それも結構特殊で、もうやめて独立してやっていくぜってことを社内で最後報告して、これからこういうテーマでシェアリビングっていうのをやっていきます、ありがとうございましたって言ったら、
中でやろうよっていうことになり、中でできたという特殊事例なんですが、そんなところですね。
大学の頃からそういった場作りとかファシリテーションとかそういったものにすごい興味があったので、その関係で今回も出会って、
久しぶりに再会したみたいな感じですよね、原島さんと。
ありがとうございます。
それを聞いてみると、パナソニックっていう会社で、そして辞めようと思っていたのに、社内でやることになったっていう二人がめちゃめちゃ面白いなっていうのはまた、改めて聞いてみて思いました。
好きな運命ですよ。
共に生きる体験
すごいな。ちょっと聞いてみたくなっちゃったんですけど、改めて家以外にリビングがもっとあればいいなって思っていたっていう風に言ってくれてましたけど、
確かに家のリビング以外にもそういうところが近しいのがあったらいいなって確かに言われてみたら思ったりもするんですけど、
それを持って、それをもう始めちゃおうってやっぱすごいなみたいなことを思っていて、
社内でやるとかでもなく、いきなり出てやろうって思ってたぐらいってことは本当に強い気持ちがあったんだろうなって思ったんですけど、
そこに何か対してすごい強い気持ちがあるのってどういうところから来てるのかとかもすごいもうちょっと聞いてみたいなって思ったんですけど、どんな感じなのか。
ありがとうございます。もうそれは僕の、いきなり確信に迫る。
そうですね。
せっかくなんで一気に確信に行くと、
そうだな、なんか僕の人生のテーマみたいなものが何なのかなっていうのを、この数年これまで考えて、ある時やっと僕の場合は共に生きるっていうのが自分の人生のテーマだなってすごいフに落ちたんですよね。
簡単に説明すると、子供の頃から結構親も自由本人に育ててくれたのもあって、かつ4人兄弟で妹弟たちの世話でお母さんも忙しかったりして、
要はその寂しいっていう感覚が僕は結構あって、その分自由だからすごい楽しいんですけど、一方で誰ともつながってないみたいな感覚が僕の中で結構あったりとか、
あと住んでた場所も大阪のいわゆる住宅地なんで、なんか住んでる場所ともあんまり愛着がわかんないんですよね。
みたいなのがあって、街を歩いてても全然ここが自分の故郷とか好きな街だとかって感覚もなかったりして、ずっとなんか世界の中で宙ぶらりになってる。
誰とも何ともつながってないから気を抜くとどんどん宙に浮いて遠くに行ってしまうみたいな。
そういった感覚があって、そこ知れぬつながりの欠如みたいなものがじんわりとずっとあったりとかして、
そういうのを深めていく中で本当は命はもっとつながってるはずだなっていうのを自分の中でもっかい思い出したりとかして、
それを日々の生活で実感できたらいいなって思うし、今の世の中ってすごい個人主義で、みんな個人で自己責任で頑張ろうみたいなとかってよくありますけど、
いや、それって大変だし、本当はみんなもうちょっと共に助け合って生きてるだろうみたいな、命ってそういうもんだろうみたいな感覚があるので、
そこを僕は自分の一番深い原体験もあるから、ずっとやっていくんだろうなってことに降り落ちたのが2年前ぐらい。
そこから、そういう共に生きるっていうのをたぶん人生かけてずっとやっていく中で、最初のまず数年間をどういうテーマで具体的にやっていくかみたいなことをずっと探していて、
僕はシェアハウスとかでよく暮らすのが好きだったんで、シェアハウスで暮らしたところとかによくはまだ遊びに行ったりとかしてて、
そこのリビングが僕は居心地がよくて、いつもそこにいることが多いんですけど、
いろんな人にそういうシェアハウスとかそういう暮らしから広めたいと思ったけど、いろんな人に話してても、一緒に住むのはちょっと喧嘩起きたりとかめんどくさいしとかもあって、
結婚したらね、外そういうのはさすがにとかね、あったりして、でもなんかそのリビングおしゃれだから行きたいんだけどとか言われて、
一緒に住まなくてもリビングだけ行くっていう、そういう距離感あるのかっていうのが結構びっくり。
なるほど。
なるほどな、みたいな。で、確かに思い起こすと僕も子供の頃はずっと学童が好きだったんで、
小学校の授業が終わったら学童に行くと、で、学童に行くと友達がいっぱいいるからそこでみんなと喋れるとか、
大学の時は部室があったりとかみたいに、なんかあそこに行けばみんないるぜみたいな場所っていうのが確かに学生までの頃ってあったなと思って、
働き始めて急になんかあそこに行けばみんないるみたいな場所がないから、家と会社の往復になっちゃってるなと思って、
なんかそういう場所欲しいぞみたいな。で、僕はお酒も飲めないから、そんなになんか行きつけのバーとかそんなおしゃれなことできないので。
ってなった時に確かになんかリビングだったら誰でも行けるし、そこに行くとみんないるみたいながなんかちょうどできそうだなっていうのがいろいろ繋がって、
お、これはいいんじゃないかって思って、結構それは何でしょうね、絶対行けるはずだみたいな確信もあって、
まだ多分世界で調べてもまだシェアリビングっていうコンセプトの空間ってほとんどないんですけど、そこできるはずだなと思って、なんか突っ走ってるなというのが今ですね。
あーなるほど、ありがとうございます。そうなんだ、なるほどな。
確かになんか今シェアハウスの話とかもしてくれてましたけど、僕も結構いくつかシェアハウス、似たというか一緒にやってたというか、
2、3件ぐらいかな、いろんな友達とか先輩後輩とやってたのでなんか感覚わかるなと思ったんですけど、
やっぱなんか家に帰って絶対に誰かがいる、もしくは自分がちょっと待ってたら誰かが来るみたいなものってなんだかんだ居心地が良かったりとか、
まあでも確かに一緒に住んだ時になんかもともと仲良かったけど一緒に住んでみるとこいつの水回りの清潔感と合わねえなみたいな、
まあまあいろいろあるけど、いろいろあるんだけどとはいえやっぱなんかそこで誰かがいるってなんかいいなみたいな気持ちとかを僕自身持ってたなみたいなことを今聞きながら思い返していて、
いやーなるほど、でもそれをシェアリビングって形で現実させちゃうのがなんかすごいなって今改めて感じてました。
ありがとうございます。
そうですね、ほんとに。でも面白いですよ、ほんと面白いですよ、これ。
どこら辺が面白い?
もう全部面白いんですけどね。なんだろうな、なんだろうな、なんていうんでしょうね。
まずなんか利用されてる人も結構面白い体験をしてるなって思います。
要はその普通にそこで仕事してるんだけど、仕事してるだけでなんかいろんな人が緩やかに出たり入ったりしてて、
で、見知った人もいれば初めましての人もいてみたいなことが自然とこうそういう出会いが起きるみたいな。
でもそこはリビングみたいな安心な空間だから変にこう、毎回すごい初対面でこう、なんていうんですかね、
慣れない挨拶をするとかではなくて、いきなり結構深くしゃべれるみたいな場所なので、
なんかそういう感覚ってすごい、まず体感として面白いし、
あとやっぱりその場所をどうやって今そこの価値を高めていくかみたいなことをいろんな形で工夫してるところなんですけど、
例えばみんながシェアできる本棚みたいなものを、物理的にもありますけど、
オンライン上にも今そういうみんなで本を登録できる仕組みとかを作ったりとかしていて、
要はそういうのって、今だとそういうテクノロジーが結構発達して、
簡単にウェブアプリとかも作れるようになってきてるのと、
一方でこういう空間を起点として信頼が形成されてるので、
ジムティとかでいきなり身も知らない人になんかを貸すとかあげるって結構ハードルありますけど、
一、二回会ってる人たちに貸すとかだったらまあ信頼できるなとかってあるなと思うので、
なんかそういうリアルな空間を起点として、その空間に閉じない緩やかな共助の関係、
思い出し合う関係みたいなものを育てていくみたいなことって、
そういう今のテクノロジーも含めてすごいできる時代になってきてるなと思ってて、
っていうのがもういくらでもアイディアは出てくるのに全然手が追いつかないから、
本当は僕はリビングにいる人としてのんびりするべき人なのに、
すごいアタフな毎日しています。
シェアリビングの運営体験
確かにそっか、すごいなんか好きな空間でのんびりしようと思って作った場合がすごい忙しいぞみたいな。
そうそうそう、ぜひぜひアクセスしていって。
なるほどね。
ちなみにこれもちょっと興味出てきちゃったんですけど、
始めたのが1年ぐらい?
そうです、ちょうど1年前ぐらいですね。
5月のこのぐらいには場所ができてました。
もちろん始める前ってやってみないとわからないじゃんってところもあると思うんですけど、
実際やる前は全然わからなかったけど、1年間やってみてわかったことすごいたくさんあると思うんですよ。
その中で一番なんか面白いことって何?って聞かれたらどんなことができます?
なんか変な言い方ですけど、
なんか自分が想像したことがちゃんと起きたってことが一番面白いですむしろ。
面白い、はいはいはい。
予想外のことが起きたパターンもちろんいろいろありますけど、
どっちかというと、きっとこういうことが起きるはずな、
でもまだ世の中にどこにもないなっていう、
いわゆる自分の妄想みたいなものがあって、
妄想を信じたら妄想が実現したってことがすごい面白い。
はー、なるほど。
面白い。
なんでしょうね、なんか、
当時の妄想は、こういう時の妄想ってなんて言うんですかね、
自分の妄想って信じられない時ってあるじゃないですか。
はいはいはい。
なんか所詮自分だけなのかなみたいな。
確かに確かに。
で、僕も当時逆にそう思ったんで、
周りからもすごい言われたし、
そんなリビングだけある場所になんでみんなわざわざ行くのみたいな。
家にリビングあるじゃんみたいな話で。
そういうことじゃねえんだよって感じですよ。
そうそうそうそう。
ご飯とか出してあげたりとかして、
そういうのでうまく作ってあげないと来てくれないよとかね。
なるほどね。
行く理由をちゃんと作ってあげないと来ないよみたいなとか。
面白い。
いろいろアドバイスもらってたんですけど、
なんか単に心地よいリビングがあれば人は来るじゃねえのか。
僕だったら行きたいみたいなのがあって。
うん。
それが叶ったことがなんかすごい嬉しいし、
当時の妄想した自分もすごい今褒めてあげたいみたいな。
うんうんうん。
それで進んでいいんだよっていうことを言ってあげたい気持ちがあるから今。
そういうあえて予想外じゃなくて予想ないの方が良かったんだよっていう気持ちが出てきましたね。
なるほどなー。
面白い。
ねえ。
そっかー。
いやすごいっすね。
でも確かにあのモデル確かにあんまり見たことないけど、
それでちゃんと1年間続いてるっていうのはまず最高です。
ね、そうですね、本当に。
そっかー、なるほどなー。
ちなみにそれこそこの今の場所を始める前とかは別にそういう会社で
場作り系の仕事とかをしてたわけではないっていう感じですか?
そうですね、本業は全然全く関係ない。
僕は配送用のロボットを作るとかそんなことをやってたんで、
全然違ってて。
それはたまたま上司と出てきたのがそういうアイディアだったから、
まだ僕も社会人1年目からのスタートもちろんですけど、
だったんで、まずは学ぶことが大事だし、やりたいことがあんまなかったんで、
それに僕も合わせてやっていきますって感じで突きしたがっていた感じなんですけど、
それをもう6年、7年くらいやってたんで、
もう自分の中で旬が終わってしまって、
なるほど。
そういう立ち上げ系ってすごい情熱が大事なのに、
あ、情熱もうないわってなってしまって、
もう一つしか燃え尽きしようと思うみたいな。
妄想の実現
2年前くらいになって、
会社はもう3ヶ月くらいすごい低速運転っていうか、
もうほぼ給食状態なぐらいの時間を取らせてもらったりもしたりして、
なんかその空白期間があったから、
その、この時はもう廃人のようにひたすらベッドだけにいるぐらいの、
ゲームでなんかピクミンとかポケモンGOやってるみたいな。
なるほど。
今ぐらいはいいやと思ってやってて。
やっと飽きて、
なんかやっぱ、これからはそういう人にやりたいことじゃなくて、
本当に自分のやりたいことの真ん中でやろうって、
それは何だろうっていうことを考えたときに、
このテーマが出てきたっていう。
へー。
いやいいっすね。
本当にその、今3ヶ月って言ってくれた時期は、
2、3年前くらいだと思うんですかね。
そうです、そうです、まさにそうです。
3年前かな。
いやピクミンって言ったのを聞いて、
ちょうど僕も最近ピクミンやってるなって今すごく思いました。
いいっすよね、楽しいっすね。
時期的に同じくピクミン4だと思うんですけど。
そうかも。
そうか。
ちなみになんかさっき話をしてくれている中で、
子供の頃から自由放任にご両親がさせてくれたっていう話だったりとか、
寂しいって感覚があったったりともつながってない感覚だったって話をしてくれてましたけど、
そこで話を伺っている中ですごく、
もっと聞いてみたくなったところがあって、
隣に命がつながってるんだっていう話をしてくれてて、
そこって多分、
おそらく昔のことを思い返しながらその感覚に至ったんだなって、
さっき聞きながら思ってたんですけど、
隣に命がつながってるみたいなものを幼少期、
その言語化をして認識をするのは難しいだろうなみたいなことを思っていて、
そこがどんなところから出てきているのか、
すごいもっと聞いてみたくなっちゃったんですけど、
それってどんな文脈から来てるんですか?
何でしょうね。
一応それを感じ始めたのは大学3年生ぐらいの時なんですよ。
なるほど。
思い出したみたいな感じに近いんですけど、
大学2年生ぐらいの時に、
俺結局何するの?みたいなとかが分かんなくなったり、
いわゆる青年期の代みたいなもので、
生きる意味何なの?みたいなのが分かんなくなったりした時期があって、
すごい本当に自分の命を本当のゼロベースから向き合うみたいなことがその時期にあって、
その時は結局いろんな出会いがありましたけど、
一個大きいのは自分の人生のメンターみたいな人に出会って、
いわゆるコーチングのプロの人で、
イサミカコさんという有理論という本とかやってました。
ああ、イサさんなんですね。
イサさんの世界観というか、世界の味方みたいなものも結構いろいろ聞いてる中で、
すごい自分にしっくりきたりしていて、
自分の頭で考えてる頭脳的な考えとか、
あるいは瞬間的に出てくる感情とかの、
ちょっとこのところにやっぱりその命そのものの動きみたいなものがあるよねみたいなとか、
それにその命の声をちゃんと聞いてあげることはすごい大事だよねっていう話だったりとか、
こういろいろなんかしていく中で、やっと自分の中で、
今は人間という形をまとっているに過ぎない命そのもの、
もっと深いところにある自分の感覚みたいなものを思い出し始めたみたいなのがあって、
なんかその頃ぐらいから、何でしょうね、さっきのイニチュア繋がってるって別に何かの現体験があるとかでもなくて、
なんかむしろ頭で認識してる体験とかじゃなくて、何でしょうね、具体の体験はないけど、
何でしょうね、もっと古い記憶みたいな感覚なんですよね。
人間として体感した、その覚えている記憶みたいな話じゃなくて、
もっと何か舗装のそのところにある記憶が蘇ってきたみたいな感覚があったみたいな、
なんかそういうのに近いですね。
そっか蘇ってきたんですね、なるほどな。
そうですね。
そっかでもやっぱりそういうところにつながりながら、今の事業というか場所をやっているっていうところが、
なんか何だろうな、この前久々にたかまくんに会った時もなんかすごい嬉しそうな感じがすごい伝わって、
なんかその場で一瞬で伝わってくるし、その場自体からもなんかそういうたかまくんのエネルギーというか感覚みたいなのが伝わってきたような気がしていて、
ああそういうところから来てんだなーってなんか今聞いてすごいじんわりしました。
組織とイノベーション
そうですね、いやそれはあると思います。
あと本としてはあれですね、一冊結構印象的な本はジョアンナ・メイシーっていう人が書いてる、
カミングバックトゥーライフっていう本があって、命に帰ってくるっていう本ですね。
あの本とかも、その本の中身が細かにすごい響いたとか思いながら細々とはありますけど、
どっちかというとそのタイトルとかその感覚がすごいしっくりきたみたいな。
なんかそういうのがあるなーと思ったり。
多分僕がなんか思うのは、こういう時ってよく何か原体験でしたかとかね、そういうなんか話とかありますけど、
原体験ですら収集できない、もっと古い直感的な記憶みたいな、多分ものが僕は結構好きなんですよね、なんか。
なるほど、はいはいはい。
そういうのを信じてるみたいな。
なるほどなー。
そっかー、なんかジョアンナ・メイシーさんの繋がりを取り戻すワークとか一回受けたことがあって、
そうそう、なんかすごい今久々に思い出しながらちょっとまた行きたくなった、来た感じがしますね。
いやー本当ですね、そうなんですよ。
そうかー。
なるほどなー。
ちなみになんかその、なんて言ったらいいかな。
それこそこの会社の中でそういう業をそういう気持ちを持ってやろうっていう風にした時に、
ある意味言うと、自分の中でもっと舗装にあるような記憶であるっていう話をしてくれてましたけど、
そういう話とかをなんか事業というか組織論理に当てはめて考えるのめっちゃ難しいよなーみたいなことを思っていて、
とはいえでもさっきの話だとむしろ会社からじゃあそれ社内でやればいいんじゃないっていう話だったと思うんで、
やっぱなんかパナソニックという会社としてそういう感覚を受け入れられるというか受け止められる土壌があるんだなーみたいなことを今聞きながらすごい思ってたんですけど、
会社はなんかそこをそういう風にやらせてくれてるのってどんな感覚なんでしょうか、会社って。
えーと、いい質問ですねそれは。
えっとですね、
んーと、
あのー、
なんていうんでしょうね、
当て前的な表現をするなら、
パナソニックは松下光月さんの頃からやってみなはれっていう言葉があって、
その部下の人が何かやりたいという時にやってみなはれってぐらいの精神で、
それをまず任せてみるみたいなことを大事にするみたいなカルチャーがありますみたいなのがありますと。
それは一定の機能をしてるなと思います。
なんかそれをもうちょっと組織論理的にも読み解くと、
逆に言うとパナソニックみたいなどでかい会社で、
メーカーとかの会社なんでみんな真面目なんですよね。
真面目だとそのやりたいっていう人いないんですよね。
あーなるほど。
これをやりたいんだけどどうしても俺はっていう人がいなくて、
むしろ例えば炊飯器のもうちょっとその寿命、製品寿命あと3年伸ばすねどうしたらいいか考えてくれとかね。
なんかそういうもっと地道なことばっかりやってやるのが大事なんで。
まあまあでも大事じゃないですもんね。
そうですよね。
そういう真面目な人が多くて、でその真面目な人が多いとイノベーションが起きなかったっていうのがパナソニックのずっとここ最近の反省というか、
なるほど。
いわゆる少し改善するような少しずつ前進するような品質改良とかはしますけど、
もっと抜本的な新しい事業っていうのは生まれてこなかったから今すごい1万人早期退職させるみたいな危機的状況になってるんですけど、
シェアリビングの運営
でもやっぱそれはそういう真面目な人ばっかり取ってきて、これまではそれでよかったけど、
こういう変化の時代において突き抜けて何かやってくれる人がいないから、
そういう真面目な柱が出てこなかったっていうのがあるのがここ3年間ずっと反省としてあったんで、
逆に言うと思いっきりやりたいって言ったら結構認めてくれるっていう。
面白い。
で、それ例えばリクルートだったら絶対無理だったと思うんですよね。
はいはい。
とか、要は周りがみんなやりたい人ばっかりだから埋もれちゃうんですよね、僕の発言が。
うんうん。
みんな何かやりたい系なんで、リングとかのああいうコンテスト出すといくらでもみんな有志の案落としてくるじゃないですか。
多分今回の僕の案とかもリングで発表したら普通に予選落ちするぐらいのまだ初期は相手が詰まってないもの。
だけどパナソニックで出す人あんまりいないっていうそういうのがあって、
なんかそういう情熱に欠けてくれたのが、他の人がやってないから目立ったっていうのが結構いいなって思います。
なんかそれはそういう日本の大きい会社の変化の一つの起点かなという気もしていて、
周りがそんなに元気な人がいない分、自分が思いっきり元気になれば結構その突き抜けられるみたいな。
で、なんかそうやって大きい会社を小さい一人が動かしていくみたいな事例を僕は結構作りたいなと思っていて、
で、たまたまなんかそういうのを最後話したら本当にそれが通った。
うんうんうんうん。
へー、そっかそっか。
いやなんか今のキーですごい座点がいった感覚がすごくありまして。
何かっていうと、僕も普段本業とか本職の方だと大企業の組織開発みたいな領域で会社をしばらく10年ぐらいやってきているので、
なんか実際になんていうんですか、たぶん事業採算制みたいなことを言い出すとそもそもむずいじゃないですか。
そうですね。
でもまぁ事業採算制って言うとそもそもすでにそういう規模の会社だと一つの事業のデカさがデカすぎるじゃないですか。
そうですね、まさに。
この中新しいの出すのやっぱすごい難しいよなーみたいなことをすごく思ってたんだけど、
確かになんかそのやってみなはれの文化、精神みたいなところから、そしてさっき話してくれていたとはいえ、
それを出す人があんまりまだそんなに多いわけじゃないみたいな。
これはなんかすごく、ああそういうところでそれを出す、なんかめっちゃ面白いなーって聞きながら今そう思っちゃってましたね。
いやー本当そうですね。
私やっぱその大きい会社のだと、いわゆるシード機のお金が本当ビビたるものなんですよね。
8兆円の会社からすると会社の2、3000万って別に出せるんですよね。
中堅とかの機は無理ですけど。
なので大きい会社のそういう細かい、すごい隙間の資源を集めていくとそのぐらいは集まるっていうのがあって。
ありがたいですよね、本当に。
ありがたいし、なんかそういうの、今だと普通に3000万外から持ってくれて、すごい外で引っ張ってくれてすごい大変なわけですけど、実績もいるとかね。
中田と3000万くらいってまあ研究開発でよくある。
そうですね、別にそうですよね。
いやーそれは本当そうだね。
たまたまそこの資源余ってたわっていうのが。
いやー思い出しますね。
それはなんか僕が今いる会社も創業したタイミング一番最初にVCにお金入れてますとき3000万調達してるんですけど、
そのときも3000万なんてめちゃめちゃ高かったし、すごい大変だったし、みたいなことを今思い返しながら。
いやーもともとの母体から考えると確かにその数兆円みたいな会社からするとそれぐらいって全然出てくるんだよなみたいなものは。
そうなんですよね。
だからそういうところにいるからこそ今のシェアリビングっていう、事業としてめっちゃ再産と立てるのめっちゃ大変だと思うけど、
だからこそそういう会社だからこそできてるっていうのはなんかすごいいいですね。
ビジネス環境の挑戦
いや本当にそう思いますね、本当にそう思います。
すぐにやっぱり絶対こういうのって再産の成長値が低い、利用規模いくらか長期的にはでかくなりますけど、
処金はそんなにすぐ上がらないんで。
でもそういうのこそ大きい会社が時間かけて研究開発する領域だなっていうのはすごい感じてて、
普通にVCで借りたらもう何年後にどんだけ増えてるのみたいな話になっちゃうけど、
まだそこまでいかないので、
そういう時にやっぱこのメーカーの研究開発って基本5年10年単位なんで、
5年10年経ってかけて基礎研究からじっくりやって新しいなんかその素子を開発するとか、
みたいな新しい太陽電池作るとかってもうそのぐらいの時間単位なんで、
逆にそういうのが見込んでくれるみたいなすごいありがたい時点だなと思って、
じゃあそういうゆっくりと大事に育てるみたいなことって、
研究開発の文脈だとできるから、
なんかそれをそうやって中で育てて、
そういったものをうまくできたらそれを思いっきり世の中に広げていくっていうのは、
こういう大きい企業の役割だなってすごい思ってたんで、
もしできたらすごいいいなと思って喋ったら本当にねできたし、
できたからにはやっぱそれをちゃんといい成功事例まで持っていきたいなっていうのは。
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