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今回は、「瞬間のマネジメント」ということについてお話をしたいと思っています。
私自身は経営コンサルタントの国家資格、中小企業診断士というものを勉強して取得していますし、
企業の中でもマネジメントの役割というようになっているので、
わりとマネジメントについて身近というか、自分がやるべき役割だったりということで、すごく関心があるんですね。
ただ、自分自身が社員として、メンバーとして働いていた頃を思い返してみると、
マネジメントって自分には関係がないというか、自分はマネージャーじゃないし経営者じゃないから、
あまりそこに関心を向けなかったという過去があるんですけど、今ではどう思っているかというと、
このマネジメントというものは、誰でも学んだり実践することで、自分のキャリアが豊かになっていくんじゃないかなというふうに思っているので、
自分がメンバーだからとか、チームを見ていないからということで、マネジメントというものを遠ざけてしまうというのはすごくもったいないなと思っていますし、
多くの方と一緒にマネジメントというものを学んだり実践していけたらいいなということを思っています。
なので、普段マネジメントというと、自分の外に働きかけることをマネジメントというふうに呼んでいると思うんですけど、
同じように自分自身に、自分の内側に向けたマネジメントというのがセルフマネジメントというふうに呼ばれるものになります。
どちらかというと、このセルフマネジメントをクリアしたことによって、それを自分の外側にも発揮していく。
それがいわゆるその企業でポジションを持って、課長だとか部長だとかということで、組織をマネジメントしていくということになるので、
まずはそのセルフマネジメント、内側に向けたマネジメントという課題をクリアしていって、
次にそれを外に向けたマネジメントとして発揮していくというふうに考えると、
誰にとってもマネジメントというものが重要なものだし、すごく活用していく考え方とかツールとして捉えていけるといいんじゃないかなというふうに思っています。
そんな中で、セルフマネジメントの最小単位ってどこにあるのかなということなんですけど、
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それは瞬間のマネジメントというふうに言われています。
一瞬一瞬の積み重ねで、過去から一瞬一瞬を積み重ねたことで今というものがありますし、
今から未来に向けて一瞬一瞬を積み重ねていくことで未来というのがあることになるんですけど、
結局、意思決定ですよね。
いろんな一瞬一瞬の意思決定。
人は無自覚、無意識、意識しているにかかわらず、日々瞬間瞬間の意思決定をして行動をして結果を得ているということになるんですけど、
ということは、この一瞬一瞬にしている意思決定をマネジメントしていって、
今までと同じ意思決定をすることで、同じ問題をずっとクリアできずにいたりとか、
そういうことってあると思うんですけど、
その瞬間の意思決定でどんな判断をするのかということで、その先の結果が変わっていきますので、
今自分が望んだ結果を得ているのか、望んだ結果を得られていないのかという結果からフィードバックをして、
その意思決定の瞬間はどこにあったのか、
その意思決定が今の結果にどんな影響を及ぼしているのかということを振り返っていくこと、
そして次に同じような意思決定が来たときに、
その判断を自分が望む結果を得るためにはどんな意思決定をしていくことが必要なのか、
そんなふうに瞬間瞬間の意思決定に対してマネジメントをしていくと、
振り返って改善をしていくということに目を向けていくことが大切だというところですね。
自分の外にマネジメントを向けたときに、
例えば会社規模のマネジメントだったりとか、
もっと大きな地域のマネジメントみたいなものだったりとか、
業界団体のマネジメントみたいなものだったりとか、
もっと言うと国のマネジメントだったりとかということで、
そのマネジメントの対象範囲というのはどんどんどんどん大きくしていくことができるんですけど、
どんな大きな組織のマネジメントにおいても、
一番最小単位というのはこの瞬間の意思決定のマネジメントから全てが始まるという意味では、
社会に大きな価値をもたらしたりとか、大きな変革をもたらすマネジメントも、
全ての起点はこの瞬間から始まっているということになりますので、
そしてこの瞬間の積み重ねというのは、
我々一人一人の人生の中で必ずみんなが経験しているものになりますので、
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ぜひまずはそのセルフマネジメントという観点で、
この瞬間瞬間にどんな意思決定をしているのか、
そして過去の瞬間の意思決定によって今自分はどんな結果を手に入れているのか、
そんなことをぜひ振り返っていただけるといいんじゃないかなというふうに思っています。
今日は瞬間のマネジメントということについてお話をさせていただきました。