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今回は、シングルステージからマルチステージの時代へということで、ちょっと外部環境というか、私たちを取り巻いている環境、今の時代背景みたいなところについて少し考えてみたいなというふうに思っています。
学び合いでは、分かるイコール分けられるということを前提に、いろんなことを考えていますけど、やっぱり外部環境、背景が変われば、今やるべきことや求められていることも当然に変わってくるということになります。
ということで、今私たちが生きている世界はどんな世界なのか、どんな風に時代が変わっているのか、ということに目を向けるのは非常に大事なことなんじゃないかなというふうに思っています。
詳しくはまた別の機会に話をしようと思いますけど、今は変化が非常に激しい文化の時代というふうに呼ばれていたりもします。
不確実なことが非常に多かったりとか、曖昧なことが多かったりとか、時代の変化が早かったりとか、そういった時代を総称して文化というふうに呼んだりするんですけど、
今回はシングルステージというものとマルチステージという人生のステージが、過去においては学生時代に勉強をして、社会人で頑張って60とか65の定年を迎えたら、余生を楽しんでいく、そんな山が一つのシングルステージ、そんな時代でした。
今は人生100年時代なんていうふうに言われたりしますけど、人生自体は寿命自体は長くなりました。
だけどいろんな物事のサイクルというのはどんどん早くなって、昔みたいに人生の中で一回山が来るということではなくて、何度も山が来る。
マルチというのは複数という意味なので、そのシングルに対して何個もピークを迎えていく。ピークを迎えては下がっていって、また新しいものがピークを迎えて下がっていって、そんな一回の人生の中にたくさんステージがありますよというような時代です。
なのでここから分かることは、過去においては一つの山、特に日本だと就寝雇用とかそういったものもあって、会社の指示に従うとか上司の指示に従うと、やるべきことをやっているということをしていれば、そこそこの人生やキャリアを積み上げることもできたというのがこのシングルステージの時代です。
ただ今はすごく変化が早く、変化が大きい時代になっていますので、マルチステージということでいろんな山を描くことになります。
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そういう意味では会社や上司が必ずしも全ての答えを知っているわけではないです。
なので今どんな会社に勤めているかとか、今どんなポジションかというのは一旦脇に置いておいたとしても、全ての人が自分の人生を自分はどうしていくのかというふうに自分で意思決定したり自分で判断したり、そういうことが時代背景的に求められているということになります。
これは会社の指示を聞くなとか、上司の言うことを聞くなとかそういうことではなくて、世の中の時代の背景によってその世の中、時代が求めているものをしっかりキャッチして自分で考えていく必要がある時代ですよということを大前提として理解をしていただく必要があるんじゃないかなというふうに思っています。
このようにその背景だったりその前提となるものが何なのかということをぜひ目を向ける中で今自分がするべきことやりたいことそういったところをぜひ考えてみていただいて、ご自身のキャリアを豊かにする方向に舵を切っていただきたいなというふうに思っています。
今日は人生100年時代の中でシングルステージからマルチステージの時代に変わっているということについてお話をさせていただきました。
