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今回は、「すべてのものは2度つくられる」ということについてお話ししたいと思っています。
学び合いでは、自分のタイプだとか、自分のレベル、こういったものに目を向けていくということをやっていますけど、
特に、レベルというのは、主張りの考え方になりますけど、型を守って、その次に型を破って、自分の流派を作って、型を離れていくという段階があるんですけど、
型が守れていない時に、次のステップに行ってしまうと、頑張っているのに全然成果が上がらないという悲しいことになってしまうので、
そういった主張りの種を大事にしていくということを考えていきたいなというふうに思っています。
今回は、すべてのものは2度つくられるということについてお話をするんですけど、
この主張りの種の部分というのは、原理原則だったりとか、自然の節理だったりとか、そういった自分たちが抗えないものですね。
例えば、重力があって、重力に抗うよりも、重力に従っていろんなものを考えていく方がはるかにいいわけですよね。
なので、そういった世の中に存在する原理原則というところを守っていく。
これをセオリーファーストというふうに、まずはセオリー、原理原則を優先する、主張りの種を優先する、そういう考え方で、
実践していきたいなというふうに思っているんですけど、
このすべてのものは2度つくられるというのも、原理原則的なものの一つになります。
7つの習慣という、自己啓発の大ベストセラーの中で出てくる話なんですけど、
この世に存在するすべてのものというのは、2回つくられると。
1回目には脳の中、考えで想像されると。
自分の頭の中で作られるという、これを第一の想像というふうに言います。
次に、それが実際に第二の想像ということで、現実に物理的なものとして想像されると。
このすべてのものは2度つくられるという、ものすごくシンプルなセオリーなんですけど、
考えるというところと、次に行動して実現していくということになります。
その支配りの種に沿って、まず自分がセオリーファーストにできているかという観点で、
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ぜひいろんなものを振り返ってみていただきたいなと思うんですけど、
まず目的から考えるとか、目的地がどこだということを明確にするとか、
そういったところが非常に当たり前の原点なんですけど、
時にそういったプロセスを飛ばしてしまったりとか、
最初は目的を覚えていたんだけど、途中で見失ってしまったりとか、忘れてしまったりとか、
いつの間にか手段が優先されて目的がないがしろにされたりとか、
そんなことがよく起きます。
なので、まずは考えるということで、第一の創造、何を作るのかということを明確にイメージする、考える。
そして次にそれを現実のものとしていくと。
このステップをちゃんと踏めているかというのを、ぜひ確認してみていただきたいなと思っています。
そしてコツというか、第一の創造と第二の創造を行うということで、
一つのポイントというのは、頭の中で考えただけのことというのは、非常に優秀な東大生とかでも、
1日経てば7割とか忘れてしまうということで、脳の構造がそうなっていますので、
考えたことを書くという小さなアクションでいいので、書いて残すという行動にしていただくと。
もちろん書いただけで現実が変わることというのはないんですけど、
書くことによって考えたことが具体的な行動になり、第二の創造が行われる可能性というのが非常に高まっていきますので、
この全てのものは二度作られるということを実践する観点として、
まず考える、そして考えたことを書くということを、ぜひ実践してみていただきたいなと思っています。
本日は全てのものは二度作られるということについてお話をさせていただきました。