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サマリー
このエピソードでは、ドリルとしての読書やアウトプット行動について解説しています。特に、学習や考えることの重要性や戦略的に捨てることの意味について触れています。
アウトプットの重要性
今回は、ドリルとしての読書、ということについてお話をします。
ドリルとしての読書というか、実際はアウトプット行動ですね。
今までに、私は年間で最大500冊ぐらい、本の購入をしてですね、読まない読書を実践しながら、
トータルでどれくらい読んだかちょっと覚えてないですけど、漫画とかももろもろ含めるとですね、1万冊ぐらいは買って目を通しているんじゃないかなというふうに思うんですけど、
そんな中で、ドリルとしてですね、アウトプットしていく、どの本にも共通して書いてあるような、そういう項目を整理しました。
なので、本を読まなかったとしても、この今から言う行動指針、これを日常の中でぜひ実践をしてですね、
自分のキャリアというのを高めるために使っていただきたいなというふうに思っています。
一つ目は、学習の学ぶということですね。学ぶというのは、真似るということなので、
単純に漠然とですね、何を学ぼうかとか、何を学んだのかというふうに考えるのではなくて、
何を真似しようか、何個真似したのか、そういうようなカウントできる形で真似ということに着眼して、
自分がうまくいってるなと思っている人とか、その人と同じような成果をあげたいなというふうに思っている人とか、
先人たちの実績を上げたりしている先人たちのうまくいってるポイントというのを真似していくということで、
学ぶは真似るということですね。続いて、考えるは書くということです。
一般的には考えるというのは考えることだというふうに思われていますけど、東大生でもですね、
1日経ってしまうと70%忘れてしまうというふうに言われていますので、基本的には考えただけのことというのはどんどんすり抜けていっちゃうわけですよね。
残らないわけですよ。少なくとも自分が習慣化したりとか、実践するという意味においてはどんどん忘れていってしまうということなので、
考えたというのは書くということで、書いてなければ考えていない。
そういう基準値で考える、思考と向き合っていただくと、一段レベルアップするんじゃないかなというふうに思っています。
結構ビジネスシーンでね、これ考えてきてくださいねと言われて分かりましたと言って、考えてきたことについて会議しましょうとなっても、
あんまり意見が飛び交わらないのが日本の会議の実情かなというふうに思っています。
みんなが付箋に書いたり書いたものを提出するということをすれば、その分だけ意見は集まっていきますので、
そういうシンプルで確実にできることをしっかりやっていくということに重きを置くのがドリルをするということかなというふうに思っています。
戦略とトレーニング
続いて、わかるとは、描くということですね。
考えるイコール書くに対して、わかるは描く、図形だったりとか、絵を描くだとか、そういう描くですね。
わかるというのは、分けられるということですね。
分解できるとか、AとBの違いがわかる、これがわかっているという状態になります。
これがわかっているということは、分けられるので、境界線、AとBを分ける境界線を引くことができるというのがわかるということです。
境界線を引くということは、線を引くということなので、図形を書いたりホワイトボードに書いて説明をすることができる、これがわかるという状態です。
ぜひ自分がわかっているかどうかというのは、ホワイトボードの前に立って、図を書いて説明することができればわかっているというふうに、そういう基準でわかると向き合っていただくとより良いんじゃないかなと思っています。
そして次が、戦略イコール捨てるということです。
戦略って何かというふうに問われると、結構戦略って一言で言い表したりとか、そういえば戦略って何だったんだろうって考えてしまうことが割とあると思うんですけど、戦略というのは捨てること、そのようにシンプルに定義してみるのも面白いと思います。
360度、どこへでも自由に行けるよというふうになったときに、360度の方向に一歩ずつ足を踏み出した場合は、一歩しか前進していないんですよね。
それに対して、この道を行くんだ、この方向に行くんだという360度のうち一度を定めて、その方角に歩みを進めていった場合というのは、360歩前に進むわけですよね。
これが戦略の力なんですね。
なので、自分は何を捨てているのかということに着眼することで、自分の戦略というのを明確にすることができますので、ぜひいろんなことに戦略を取り入れるとなったら、その場で何を捨てるのかということに意識を向けて、今まで何個のことを捨ててきたのか、今週何個のことを捨てたのか、そんなふうに戦略的なトレーニングというのをぜひしてみてください。
最後、習う。学習の習の方ですね。学習の習うというところは、習うというのはトレーニングのことですね。トレーニングというのは反復継続してやるドリルのことですね。
なので、習うとはドリル。このように基準を持って、最近自分が身につけるために何のドリルをどれくらいやっているのかということをぜひ問いかけてみたいなと思います。
学生時代に、例えば野球部に入っているとして、その後輩がカーブを投げたいと。曲がるカーブの球を投げたいと思って、本を読んでカーブの投げ方を勉強しましたと。
3、4球投げて相談に来ましたと。先輩、カーブが曲がりませんと。本を読んでやり方は学んだんですけど、全然曲がらないんですと。どうしたらいいんでしょうかと言ってくると。
言ったときに、おそらくほとんどの人がもっと投げろというようなアドバイスをすると思います。
そういったドリルをしているかしていないか、トレーニングしているかしていないかという観点で、自分自身が自分自身に今アドバイスをすると、何をドリルしろと、もっとドリルしろということがあるんじゃないかということを意識を向けていただきたいなと思っています。
今日はですね、アウトプット実践としての行動指針についてお話をさせていただきました。本を読んでも読まなくても、この行動指針をですね、ベースに日常の中で考えるイコール書く、わかるイコール描く、戦略イコール捨てる、こういった実践を積み重ねて見ていただくことで、皆さんのキャリアがより豊かになっていくことを心から願っています。
ありがとうございました。
07:35
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