言語化能力の重要性
はい、マモです。いかがお過ごしでしょうか。今回は言語化能力を鍛えておこうというテーマで話をしていきます。
私は学習塾に勤めていて、これまで200組以上のご家庭生徒の受験サポートをしてきました。
それ以外にも、ここならというサービスで、最近推薦入試のフォローサポートというのもしております。
具体的には、面接対策、面接に向けた壁打ちだったり、あとは志望理由書の添削だったり、その内容を一緒に考えたりというのもしております。
それは、ここならに限らず、個人でもお手伝いをしている方というのもちらほらいらっしゃいます。
もちろん、その学習塾でも担任として、その推薦入試を受ける生徒の面接練習だったり、志望理由書の添削っていうのをしていて、
いろんな生徒さんとそういったことをしているわけなんですけれども、
そうして感じることとしては、なかなかその自分の考え、感情を言葉にすることに慣れていないなと。
ゆえに、なかなか言葉が最初は出てこないなっていう印象を受けるんですね。
これは当たり前で、何でかっていうと、部活をしている子にも限らず、学校の授業っていうのは基本、先生が一方的に話をして、生徒がノートを取って、あるいは問題を解いたりっていう。
生徒同士の会話でも、なかなか自分自身の話をするっていうことはないと思うんですよね。
最近見た映画とか漫画、アニメの話だったりとか、誰かの噂話、ゴシップだったりとか、もちろんそういった話以外のことをしているとは思うんですけれども、
なかなかあなたはどうですかとか、自分自身の考えや感情を率直に言葉にするっていう、しかも論理立ててすることであまりないと思うんですよね。
だから故に、「じゃあ、なんであなたはこの大学を志望したんですか?」とか、「こういう時どう思ったんですか?」って言われても、やっぱりなかなか言葉にできないと。
で、さらになぜそう思ったのかって言われても、やっぱりわからないですよね。日頃から自分の言動や行動に対して、なぜを考えて振り返ることもないので、なかなか言葉に出てこないんですよね。
で、かなり学力が高い生徒さんとそういった面接対策をしたり、あるいは志望留書の添削をしたりしても、なかなか言葉にするのって難しいんですよね、最初は。
ただ、何度も繰り返し努力さえ練習をすることで、かなり形にはなるんですけれども、やっぱり最初は難しいと思うんですよね。難しいです。
どんな子でもだいたいつまずきますね。一部例外は正直言いますね。そういった子は日頃から自分自身を振り返っているのかな。
ある部活、スポーツ系の部活をしていて、日頃から自分の反省をしたりする子っていうのは、言葉にするのはすごく最初からいい感じにできているなって印象を受けるんですけれども、多くの方はなかなかそうではないと。
ただこれからのことを考えると、やっぱり自分の考えや感情を言葉にする、要は言語化能力っていうのは本当に鍛えておいたほうがいいな、養っておいたほうがいいなっていうふうには思いますね。
EQと自己理解
理由の一つとしては、推薦入試の割合が高まっていることですね。一部の大学だと、総合型選抜やあるいは指定校推薦のようなもので半分以上の生徒を取ってしまうという大学も出てきています。
具体的な数字を出せと言われたら、今すぐ出てこないんですけれども、やっぱり増えてきてるんですよね。
ペーパーテストで測られるものって、だんだんAIの方が得意になってきてるんで、それよりも意思意欲とか、そっちを見た方がいいよねっていう話なんじゃないかなって思いますね、一つは。
そうすると、自然と首謀理由書を書いたり、面接をしたりっていうケースが増えてくるというわけなので、今のうちにやっといたほうがいいよと。
今のうちって言うと、いつからで楽しいんですけれども、これは早ければ早いほうがいいかなっていうふうに思います。
例えば3ヶ月で面接をそれぞれのものにしようということ、3年かけてじっくり自分のやりたいこととか、学びたいことの方向性を決めて、
それはちゃんと言葉にする訓練を積んでいた人、どちらが有利かというと間違いなく後者ですよねと。
やっぱりそうすると日頃から自分の考えや感情を言葉にする訓練っていうのは、今のうちに積んどいた方がいいし、
これってですね、あとEQですね、感情、心の知能指数にもつながるんですよ。
EQ、IQと対比で語られることが多いんですけど、EQの方が明らかにキャリアとか人間関係、人生の幸福度が高まるんですよね。
EQが高ければ高いほど。このEQを高める上で必ず壁となるのが言語化能力なんですよ。
なんでかっていうと、EQを鍛える上では自分自身と向き合わなきゃいけないんですよ。
よくあるジャーナリングとか、内政とか、あとは内観日記とかあるんですけど、全部自分の感情や思考を言葉にするんですよね。
だから言語化能力という土台がないとEQを高めようと思ってもなかなか高まらないんですよね。
そう考えた言語化能力は後々のいろんな人生を良くするためのEQにもつながるし、
目先であれば推薦入試もつながるし、行くことづくしなんですよね。
AIとの新たなコミュニケーション
あと、最近AIが何が人間の語るかというと、コミュニケーションだと思うんですよ。
いくらAIがスキルをコモディティ化したとしても、人と人とのやり取りはなくならないし、そこで大事になれば言葉ですよね。
もちろん言葉が万能ではないと思います。言葉では表せないけれども、何かあるよねっていう非言語情報も大事だろうし、
それはもちろん事実なんですけれども、とはいえば言語ことコミュニケーションは大事だよねと。
あと、最近AIが出てきて、これまでとっていたコミュニケーションって、まず人とのコミュニケーション、そして自分自身とのコミュニケーション、
それに加えてAIとのコミュニケーションというのが出てきたわけなので、そこのAIにうまく命令、プロンプトですよね。
ちゃんと自然言語で、正しい、思うようなアウトプットを出してもらうための指示依頼ができないと、ちょっとずれたアウトプットが出てきてしまうと。
そういった時にも必ず言語化能力って必要になるので、そう考えると、やっぱりめっちゃ早くやしのっといた方がいいよねっていう風な気がしますというお話ですね。
こんな偉そうなことを言いながらも、自分も別に言語化能力はまだまだだと思います。
というか、学生時代に自分がその練習をサポートしている生徒たちより喋れてたかというと、全くそんなことはないと思いますね。
むしろ自分が相手している生徒さんの方がしっかり喋れてるなっていう印象だし、勉強してるな、頭いいな、真面目だなっていうふうには思いますね。
自分の場合、社会人になっても全然言葉にできませんでした。
とあるプレゼンをしなきゃいけないという場合で、先輩の前で練習したんですけれど、全然言葉が出てこないって笑われるみたいなこと何度もありましたんで。
全く偉そうなことは言えないんですけれど、自分自身の体験からも言えるし、今の生徒さんの状況からも、やっぱり言語化能力は早めにやしのっといた方がいいよねって思ったので、ちょっと微暴録ながら収録をさせていただきました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしくださいと言いつつ、まだやるんですけれどもごめんなさい。
最後お知らせですね。言語化能力どうやって鍛えるのとか、EQってどうやって高めるのっていう方向けに、ノートの記事を書きました。有料記事なんですけど書きました。
これ見ればだいたいEQってどう高めるのとか言語化能力どうやって高めるのとか、あるいは推薦入試に向けてどうやって準備したらいいのっていう考え方で準備したらいいのっていうのが分かるようなものを作りましたので、良かったら見てもらえると嬉しいです。
概要欄にリンク貼ってるんで、もし興味があればご確認いただけるとありがたいです。
あとそのココナルでもその推薦入試とか言語化能力の向上サポートをしてるんで、もし対面というかオンラインでちょっと話し合いながらしたいなという方はこちらも参考に見てもらえるとありがたいです。
最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
