1. マモ〜@不幸せにならない人生戦略ラジオ
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2024-02-24 06:05

#258 ほめて伸ばされているようではダメ

#キャリア #子育て #教育 #褒める #毎日配信
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はい、マモです。いかがお過ごしでしょうか? 今回は、ほめて伸ばされているようではダメというテーマで話をしていきます。
人にもっと自分の頑張りを認めてもらいたいと考えている人向けのお話ですね。
結論はもうタイトル通りで、ほめてもらいたい、認めてもらいたいという発想がちょっと違うのでは?っていうことですね。
これアドラー心理学で言うと、評価されたい、認めてもらいたい、褒めてもらいたいって証人欲求というふうなタグになるんですけども、これアドラーは完全に否定しています。
まあこの褒めてもらう、評価される、認めてもらうっていうのは、完全に発想自体が他人の人生を生きているっていうことですね。
あと、まあ褒めてもらいたい、認めてもらいたい、評価されたいの裏には、そうしてもらえないとやれない、やれない、やり続けない
っていう背景もあるので、その欲求が生まれている時点で、あなたが戦うフィールドではないんじゃないかなっていうふうに思います。
動機づけの観点からも、動機づけって2つあるんですね。 内発的動機づけと外発的動機づけが。
で、外発的動機づけっていうのは、今お伝えした評価されたい、認めてもらいたい、褒めてもらいたいだったり、お金、地位をきっかけに動くのが外発的動機づけ。
で、内発的動機づけは、単に自分がそれをしたい、面白いからしたいっていうのが内発的動機づけになるんですけども
どっちがちゃんとその物事が身につくかっていうと、言わずもがな内発的動機づけなんですね。
外発的動機づけで動いている間は、少なくとも内発的動機づけで動いている人には勝てないと思いますね。
なので、仕事だろうが何だろうが他人に評価されたいという一心でやるぐらいならやめた方がいいと思うし
その欲求を持ちつつ、その欲求というか、なんか褒められないとやらないと伸びないようだったら
やめた方がいいですよねっていう感じですね。 それで伸ばされているようじゃダメな気がします。
で、動機づけの話に行くと 最初は内発的動機づけでやっていたとしても
これ外発的動機づけが加わると 内発的動機づけが下がるっていうのが
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様々な実験から出てますね。 最初は楽しい、面白い、ただ自分がしたいからしてるっていう
ことだったとしても、そこに他者の評価が加わって もっと認めてもらいたいとか評価されたいという発想になると、徐々に内発的動機づけが下がるっていうのが出てるんで
ちょっとそこは注意点が必要ですね。 なので大事にするのはあなたがそれを楽しんでいるのか
面白いと思っているのか、そういった部分だと思います。 褒めて伸ばされたいという発想は今すぐ捨てた方が良いのではないでしょうか
ちょっと話がずれて、例えばその 内発的動機づけで始めたものが外発的動機づけに変わってしまうっていうのが
私が勤めている学習塾ではよくあって、例えば子供が自ら勉強を始めていましたと、成績が上がってきたと
本人がただ自分がやりたくて楽しんでいるっていうパターンもあるんですけども、そこに親御さんの評価が加わっちゃう
親御さんがさらに成績を伸ばすために人参ぶら下げる、要はお金だったりとか褒めるとかですね
そういったものが加わってしまうと、いつしか子供はそっちのためにやり始めて、自分がもともと持っていた本当に楽しい面白いという欲求がなくなっていくという現象も見てきました
なので内発的動機づけで始めたことに関しては、衆意や評価を下さないっていうのもある意味教育では大事かなというふうに思いますね
一番ダメなのが親御さんから自分の子を褒めて伸ばしてほしいっていうご要望とかも時たまいただくんですね
ただ、それじゃダメだよと、結局褒めないとやらないっていうことは、そういう発想だからこそ今までやってきてなかったわけなので
褒めないとやらないぐらいだったら、最初からやらなくてもおはやいいんじゃないのっていうふうに個人的には思います
褒めて伸ばしたいというのは、結局は大人がコントロールをしたいという親御さんの心理的背景が隠れているわけなので
褒めて伸ばすは子供のためではなく多分親御さん自身のためになるんじゃないかなっていうふうに思うんで
褒めて伸ばしてほしいという要望はちょっとナンセンスだなというふうに心の底から感じています
その親御さんの子供の成績ってどうだったかというと赤点ばっかなんですね
要は全然やってないわけですね
そういうところはそもそも褒めて伸ばしたところで高が知れているので
結局自分がどうしたいのっていう発想、要は内発的動機づけの部分を添加させないと結果には繋がらないというふうに思います
何かの参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました
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