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2025-09-09 09:44

科目は教えられない。でも学習指導はできる理由

今回のテーマは「なぜ科目を教えられない人でも学習指導や受験指導ができるのか?」。

学習塾で200組以上をサポートしてきた経験から、担任の役割や価値についてお話ししています。

🎧本編では…
・担任と科目講師の違い
・外部コンサルのような担任の立ち位置
・うまくいかないからこそ見える課題の意味
などについて、実体験を交えて語りました。

関連リンク note(文字起こし記事)
https://note.com/mamo_thinker/n/na548647908a5

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#学習塾 #教育 #受験 #学習法 #コーチング #子育て #伴走者 #
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サマリー

教育指導において科目を教えられない方でも、受験や学習のサポートができることについて論じています。担任としての役割や生徒の根本的な課題の特定が重要であると説明し、コンサルタント的な視点の必要性について考察しています。

担任の役割と学習指導
はい、マモです。いかがお過ごしでしょうか。今回は、なぜ科目を教えられない人が受験や学習指導ができるのかというテーマで話をしていきます。
私がこれまで学習塾にて、担任教育マネージャーという立場から200組以上のご家庭生徒さんと関わってきました。
担任というのは、生徒、保護者、あとは科目を指導する先生の間に立って、受験をプロジェクトとするのであれば、マネージャーのようなポジションで仕事をしていたんですよね。
具体的には、勉強のやり方や進路相談とか、あとは講師との調整、あとは家庭へのサポートまで幅広く関わってきました。
でもですね、そんな私なんですけれども、科目を教えることができないんですよね。
だから、先生数学を教えてとか、英語を教えてほしい、この問題がわからないと言われても全く対応できないんですよ。
むしろこっちが教えてくれっていうぐらいできないんですね。
じゃあそういった時に疑問が浮かぶ内容としては、そんな人間に学習指導、受験指導ってできるんですか?って思われる方一定数いると思います。
あとはそもそも担任というものが必要なのかというふうな疑問を持つ方もいるかもしれないです。
でも結論ですね、できますし、いると思います。
担任がいるのは生徒さんの状況によると思いますが、学習指導や受験指導はできますと言い切れますね。
なんでかというと、これまでしてきたからっていうシンプルな理由なんですけれども。
生徒の課題の特定
じゃあ担任の一番の仕事は何かっていうと、そもそもこの生徒が抱えている課題っていうのは何なのか?
あるいはこれから習得すべきものは何なのかを特定して、その習得もしは課題解決に向けたサポートをするっていうのが一番の存在価値なんですよね。
科目を教える先生っていうのは多分よく皆さんがイメージする先生というのは、授業の内容を理解してもらうことに集中せざるを得ないですよね。
授業の触れた問題を解説したり、生徒から質問に答えたり、あるいは授業の事前準備もありますよね。
具体的に言うと、日々の授業の目の前の機を見るのが役割なんですよ。
目の前で解説する問題を本当に理解しているのかな?
そのために解説をしたり、あるいは生徒に質問をしたりして、その反応を見て判断したりするわけなんですよ。
だから木しか見れなくて、そもそも根本の課題ですよね。
全教科の状況、彼あるいは彼女が置かれている問題、環境下での問題や獲得した方がいいことという森の部分、根本的な課題を見る余裕というのはなかなかないんですよね。
だから担任というのが必要になると個人的には思っています。
もちろんいなくても大丈夫。科目を教えてくれさえすれば成績が伸びる子っていうのもいるんですけども。
それは結構レアケースかなと思いますね。
なので担任というのは生徒、講師、保護者から話を聞いて、第三者視点で全体を見るんですよね。
そもそもの課題これだよなとか、これ獲得しないと後々まずいよねっていうですね。
具体的に言うと、そもそも自学できてないから授業を受けても伸びないよねとか、復習はやってるもののやり方が怪しいなとか。
これ目の前の誘惑に負けがちだからEQ、要は感情知能に課題あるよねっていうような、例えばですねそんな根本の課題を特定して、それに解決に向けて伴奏するのが担任なんですよね。
コーチングの難しさ
かっこよく言うと、会社みたいなイメージです。
保護者が株主、科目を教える先生が社長、生徒本人が社員で、担任というのが外部コンサル的なポジションだと思いますね。
第三者から見て、そもそもここやろみたいな、穴の開いたバケツに水を入れている状態の生徒が大半なので、こういう部分塞がないとちょっとまずいよねっていうのを特定して塞ぐのが外部コンサルみたいな感じですね。
優秀な生徒っていうのは、自社だけで回せる、外部コンサル不要な会社もいると思うんで、そういう場合は別に担任っていらないけれども、大体ちょっとやっぱ自分たちだけじゃわからんよねっていうのを解決するために担任というポジション、コンサルみたいなポジションが必要かと思いますね。
自分をコンサルとは到底思ってないというか、コンサルなんておこがましいとは思いますね。だからどちらかというと伴奏者みたいなイメージで日々仕事をしております。
ただ、みながみながおそらくそういった問題の特定とか解決に向けて動きはできないと思うんですよね。
なので、自分は担任業務をしたいために日頃から心理学や農科学、あるいは勉強法についてはかなり学んできました。主には書籍、あとはウェブページとかも参考にして、あとAIと格闘したり最近であれば、それで結構知見をためていって、そこで得たものを実際の生徒に生かす。
で、ノウハウをためていくということをずっとしてきました。これは200組以上載せしてきたので、ある程度知見や蓄積したノウハウっていうのはたまってきていて、それを今一人一人に合わせたサポートをしているつもりですね。自分の一利用がありかもしれないですけれども。
ただですね、そんなちょっと一丁前のことを言っても、うまくいく時もあれば、うまくいかない時っていうのがあります。どっちかというと、うまくいかないことの方が多いんじゃないかぐらいですね。
ただですね、うまくいかないからダメだではなく、結局そもそもの課題に気づくってあげられるっていうのも、一つ家庭としてはありがたいらしいです。よくそういったお声はいただくのでありがたいと思いますし。
最終的にはまずはバランスをして、解決に向けて一生懸命試行錯誤するっていう、そういうスタンスが結構誰にとっても大事なのかなと思って、自分はそういう感じでやっておりますという話ですね。
うまくいかないことを正当化するわけじゃないんですけれども、なかなか難しい部分はあります。自分自身はコーチングも学んでいて、それを現場でも活かしているんですけれども、
コーチングのスタート地点っていうのは、そもそも本人がなんとか今の状況を変えたい、あるいは抱えている課題を解決したい、目標を達成したいという前提でコーチングサービスを受けるわけですよね。
でもそれでもコーチングでうまくいくケースもあれば、そうじゃないケースもあると。自分の場合も明確に目標は設定しました。解決した問題も設定して、コーチングを1年以上かな。
下手したら2年ぐらい受け続けたけれども、明らかに変わったよねっていう変化はなかったんですよね。お相手の方はかなりいろんな方のコーチをしている方で、実績も経験もスキルもある方なんですけれども、そういった方でもなかなか難しいと。
自分自身に問題が起きるのはわかっているものの、コーチングのスタートラインはそうですね、本人が変わりたいという前提があると。ただこの学習塾という現場においてはですね、必ずしもそうじゃないんですよ。本人としては別に変わらなくていいと思っているけれども、親御さんの目から見てこのままじゃまずいよねっていうので塾に入るパターンが多いんで。
まずは本人に課題意識を持ってもらうことからスタートなので、コーチングとは全く違う前提でスタートしているっていうのはあるかなと思いますね。うまくいかない自分を正当化しているように聞こえるかもなんですけど、実際問題かなり難しいし、だからこそ面白いなっていうのはありますね。
はい、そんな感じでした。まとめると、結局科目を教えられない人間でもちゃんと学習指導や受験指導ができますよというお話でした。参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
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