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2025-10-13 10:28

「教える」から「伴走する」へ—AI時代の教育者に求められる力

AIがカリキュラムを作る時代。
教育者は、何を教える人でいられるのか——。
「教える」から「伴走する」へ。これからの先生に求められる力について話しました。

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サマリー

ICT教材の導入が進む中、教育者には生徒の主体性や問題解決能力を育むことが求められています。また、AIの進化により、単に教えるだけでなく、生徒との対話を通じて思考力を高めることが重要であると考えられています。

ICT教材の導入
はい、マモススです。いかがお過ごしでしょうか。今回は、これからの教育者ってこうじゃないとダメだよねっていう話をしていきます。
偉そうなことを言いそうですけれども、私自身はまだまだダメ人間だとは思っております。
学習塾に勤めていて、今は常駐責任者という形にはなるんですけれども、全然生徒いない教室ですけど、
最近、ICT教材の営業電話がかなり多いんですよね。 2日連続でどこかしらの東京都の
ICT教材を扱っている会社さんから、営業電話が来ました。
ちょっと自分はそのICT教材を導入する立場ではないんで、お断りはするんですけれども、これだけ電話が増えてきているってことは確実に
学習塾全体でもニーズが上がってきている領域なんだろうなっていうのは、肌感覚的にも実際の数値的にも感じる日々を過ごしているわけですね。
ICT教材っていうのは何かというと、タブレットやスマホ、あるいはウェブアプリケーションを通じて教材とかあるいはカリキュラム問題を
提供する一式サービスですね。 代表例で言うと、頭プラスとか
スタディサプリとかそういったものがICT教材のものになるんですけれども、これはかなり便利ですよね。
もう教材、紙の教材いらずで問題も提供してくれるし、何なら独自のカリキュラムも今であればAIが作成してくれて修正してくれて
あと進捗確認、どれだけ習得しているかもデータとして見れるわけなので、人間がこれまでやっていた泥臭いカリキュラムを一から作って
修正して進捗確認してっていうのはもうそういうICT教材、今であればもうAIが巻き取れる状態になりつつあるわけですね。
だから教育者側の主観が入ることなく、データで端的に見れると。 課題の抽出もしてくれるんで
その課題解決に向けた問題選定から出来前まで全部見てくれると。 正直ICT教材はそこまで詳しくないんで
全部の教材ができるかわかんないんですけれども、どの道そうなってくるだろうなっていうのは肌で感じているわけですね。
だから生徒側からしても保護者側からしても、自分の子供あるいは本人がどういった状況なのかを可視化してくれるんで、これはこれでかなり便利だと思うし
塾側、教育者側としても一から管理することなくそのICT教材、アプリケーション上でもすぐそれを見れるわけなので、そこはすごくいいなっていうふうに思うんですよね。
ただ一方でネックも、もちろんデメリットもあると思っています。 まずはスマホとかタブレットの依存症になりやすいなと。
本当に素直にICT教材をいじってくれればいいものの、多分違うことをする生徒も絶対出てくるだろうなって思うし、現に出ていますと。
教育者の役割
あとは本当AIとか機械にやらされになってしまう感じもありますよね。 今までは先生がこの問題解けとか、お前こういう課題あるから
この問題やるよみたいなところがもうAIがどんどん市場を出してAIを追われてしまうと。 人間が進捗を追っていたのがAIになるだけで、結局当の子供自身が主体的にやってるかっていうのはちょっとわからないという話ですね。
あとは何か考えなくなりますよね。 あなたの課題はこうで、こういう問題やった方がいいよっていうのを言われるがままにすると、自らちょっと仮説を立てるっていう発想がなくなる気がリスクもあると思いますね。
要は主体性が損なわれる可能性もあると。AIの言いなりにただやるだけであれば。 あとは仮説立てですよね。自分ってもしかしてこういうところが弱点なんじゃないかとか課題なんじゃないか。
だからこういったことをやった方がいいよねっていうのを自分が発想することが少なくなってしまうんですね。結構その辺ってやっぱり弱いなと。
仮説思考とか、そこから論理思考、そこが弱まる可能性っていうのはあるかなと思いますね。
そこはすごく主体性が損なわれるのと、スマホ、タブレット依存になる可能性が高くなるかなと。
あとはその仮説を立てて行動する、試行錯誤をするっていう。あるいはそこに論理立てて何か動くとか考えるっていうものがちょっと奪われかねないなっていう懸念もあるかなというふうに思ってますね。
だからこの3つをどう克服、最初改善していくかとかっていうのが教育者の役割になるかなと思います。
あとICT教材に限らず動画教材でも多分不定の問題を分かりやすく解説するっていうのは動画上の方の方が明らかに上手いと。
なんならAIの方が分かりやすく解説できるっていう時代はもう来てるんで、そうするとただ教えるっていう人も弱くなるなと。
あんまりいらなくなる可能性もあると。
じゃあどうするかというと、やっぱり一緒に考える。伴奏をするとか、対話をして生徒の感情とか考え思考を言語化するお手伝いをするとか、あとは問いを一緒に立てるとかですね。
そもそも君なんでこれやろうとしてるんだっけって考えられるか。本当に進む方向それで合ってんの?みたいな。
このAIが作ったカリキュラムはA大学のB学部に行くためのもんだけど、本当にそれでいいんだっけっていうような問いを一緒に立てられる人っていうよりは伴奏者みたいな人が求められる気がするんですよね。
あとはそもそも主体性を発揮するとか、自らモチベーション高めて物事に取り組む上では、EQ、心の知能指数っていうのが大事なので、その辺を育める人ですよね。
EQっていうのは言語化能力とかメタ認知とかも含めEQで、土台を作れる人がこれから教育者として大事かなっていうふうに思っております。
だから、あとは主体性を育むというか、好奇心とか想像性、その辺でワクワクさせるような、生徒をその気にさせるような、感情に寄り添いその気にさせる人っていうのが求められる、エナジャイズさせるみたいな。
これ多分AIじゃ無理なんで。AIが多分感情を淡々とカリキュラムは出せるし修正できるし課題は抽出できるだろうが、多分その辺は無理だと思うんですよね。
あとAIと格闘していいカリキュラムを作るとか課題を抽出するような、AIと対等に対話をできるための支援をする人ですね。
AIが言われるがままじゃなくて、自分はこうこうこう思うんだけど、どうかなっていうのをAIに壁打ちできるための土台となるような、さっき言った仮説思考論理思考とかあるいは言語化能力を高められるような教育者っていうのが求められる気がしますね。
親の価値観の変化
だから一方的にただ教えますとか、カリキュラム作って修正して進捗確認できますとか、多分あんまそういうのいらなくて。
それは一緒に伴奏して対話してEQ高めてあげたりとか、高められるサポートとか、仮説論理思考を一緒にこう思考力を高めるためのサポートできるとか、
一緒にもがき苦しむとか、その辺を奮い立たせるとか、あとはせいぜいAIが拾えるのって数字と言語なんで、非言語情報ですよね。
メンタルの浮き沈みとか、なんかいつもと行動違うよとか表情くらいなっていう、そういうのを汲み取って打ち手を講じられる人、そういった人が教育者としてあるべきかなって最近はつくづく思っておりますし、
自分自身はそうなろうかなと、そうなりたいなっていうふうに思っております。
ただ残念なことで会社は、会社の悪口になっちゃうから、いまだにカリキュラム作って修正して、進捗確認して、必要であれば授業を増やすための話をしようみたいな感じで、
20年くらい前と全く同じことを言ってるんで、時代がこれだけ変わっているのにも関わらず、言ってることが20年前と変わらないっていうのはなかなかまずいなって思いつつも、自分はいい感じで無視しつつ、今お話ししたような教育者、指導者になれるように頑張っていきたいなっていうふうに思いますね。
教育者、指導者って偉そうなんですけど、自分はそんな人間ではないと思うんで、伴走ですね。一緒に生徒とか保護者ともがき苦しみながら寄り添って横に一列になって走れる、駆け抜けられるような人間になりたいなと今のところ思っているというお話でした。
最後は会社の愚痴と不満と決意表明みたいになってしまったんですけども、親御さんの役割も近しいもんかなって思いますね。親世代の価値観、考え、物差しで子供に教えるっていうのはもう違う時代が来ちゃってるなと。
自分自身も娘にはいろいろ教えることはあるけれども、そこまで自分の考えが絶対とは一ミリも思ってないというか、意見交換しながらできたらなと思いますし、6歳の娘でもなるほどねって思うようなことを言うようになってきたんですよね、最近。具体例を出すと言うと出てこないんですけども。
そんな感じで親としても指導者としてもやっていきたいなというか、そうなんなきゃちょっとまずいよねって思っております。お話でした。参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
10:28

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