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2025-09-25 07:25

楽しいのは“その先”にある。勉強も仕事も同じ


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サマリー

このエピソードでは、苦しみを経て楽しみが待っているというテーマが掘り下げられています。特に教育や仕事においては、高いパフォーマンスを発揮するために、最初の苦しみを受け入れ、継続することが不可欠であると語られています。

苦しみから楽しみへ
マモススです。いかがお過ごしでしょうか。今回は、苦しみの先に楽しみがあるというテーマでお話をしていきます。
とある研究データでも証明されているんですけれども、仕事において生産性が高い人の特徴の一つとして、
単純にその仕事を楽しんでいるというのがあるんですね。 だから、生産性を高めたければ、その仕事そのものを楽しむ、好きになるという、
好きになるはちょっとわからないですけど、楽しむというのが大切になっていきます。 これは勉強にも近しいことが言えると思っていて、
私が学習塾で、これまで200組以上のご家庭生徒を見てきたわけなんですけれども、 成績が良い子と、あるいは標準、ちょっと下の子の違いとして、授業終わりの感想の中身が違うというのがあります。
1対1の個別指導の塾で勤めていて、 初めて担当をしてもらった先生の授業の後に、生徒には必ず感想を聞くようにしているんですね。
標準、あるいはちょっと成績がちょっとかんばしくない子は、だいたい感想を聞くと、 解説がわかりやすかった、あるいはわかりにくかったというような表現を多く使うことがあるんですけれども、
成績が良い子は、 楽しかったっていうことが多いんですよ。
当初、自分は授業が楽しいって本当に?って思っていたんですけれども、これ何度も同じような感想を、しかも成績が良い子、もしくは勉強に前向きに取り組んでいる子から
聞くことが増えてきた時に、これはもしかして単純に関係があるなと。 なんだかんだ言って、勉強を楽しんでいるから、授業を楽しんでいるからこそ
パフォーマンスも高いんだろうなというふうに思うようになりました。 これに関して正直何かエビデンスがあるわけではないけれども、肌感覚として確かにそう言えるなというふうに思っております。
あと職業柄、学生講師。 大学生の先生とも仕事をすることがあって、
その先生方の 自分の高校とか
あるいは中学の勉強に関するお話を聞くことがあるんですけれども だいたい採用している先生というのはかなりは学歴は世間的に高い先生ばかりで
難易度の高いペーパーテストをくぐり抜けた方々なのでレベルは高いんですよね。 そういった先生方のお話を聞く中でも共通項として
楽しいというのが出てくるんですよ。 受験勉強のすべてが楽しいとかどの科目も楽しいというわけではないけれども
特定の科目、例えば数学、英語、あるいは生物科学、世界史のような特定の科目あるいは特定の時期に関するお話を聞くと
やはり楽しいという楽しかったというワードが出てくるんですよね。 これさすがにもう無視できないなと思います。
なので最終的にパフォーマンスを上げる。 受験においてそれぞれの大学に偏差値が高い大学に行くとか
仕事においてもそれぞれのパフォーマンスを出すということであれば 楽しむっていうのは結構不可欠な要素だなっていうのを最近つくづく思うようになりました。
苦しみを受け入れる力
ただだからといって勉強も仕事も楽しもうっていうワードはすごく安易なメッセージな気がして
それができたら苦労しねえよっていうふうに思っているのも事実です。 じゃあどうするかというとやっぱ楽しみの前には必ず苦しみがあるんですね。
言い換えると苦しみの先にようやく楽しみがあるということだと思いますね。 仕事、勉強においても最初から楽しいっていうことはないと思います。
単純に知識がないし経験もないので何が何だかわからない。 そもそもこれは何をやっているんだっていうところからスタートするし
また最初何をやってもうまくいかない。 テストであると全然勉強してないから点数取れないし授業で言ってることもわからない。
教材を見ても何を書いているのかさっぱりわからないという状況が続くと思います。 だからそれは本当に苦しい。
それでも目標があるのか解決したい問題があるのかで前に進んでやろうとする。 要はもがく時期が絶対に生じるわけですね。
それは苦しみだと思います。 その苦しみを経てそれでも継続して頑張り抜くことでようやく少しずつわかってくる。
知識が高まられて経験もしてきてちょっとずつ解ける問題が増えていく。 あるいは仕事であればちょっとずつできることが増えてきてちょっとずつ成果が出てくると。
そういった時に自分の前と後での変化あるいは成長とかでちょっと楽しいかもっていう状態になるわけですね。
それを積み重ねてくることでようやく苦しみの先に楽しみが出てくるという楽しみがちょっとずつ増えてきて最終的に楽しいということになってくるんですよね。
ただ成績が良い子とか仕事のパフォーマンスが高い人が100%楽しいかっていうとそれもまた違って常々苦しみっていうのは生じると思いますね。
勉強においてもどんなにできる子でもやっぱりわからない問題というのは受験直前になっても出てくるし受験中も出てくるんですよね。
受験が終わったとしてもやっぱりわからないものはわからないっていうのはあるんでそれはそれで苦しいんですよね。
仕事のパフォーマンスが高い方も一緒だと思います。何でもかんでもできるわけではないしどんな案件でも成果を出せるわけではないっていうのは必ずつきまとうので
結局楽しみが増えた楽しいと言ってもやっぱ苦しみもあるしつまらん部分もどうしてもあるというのは間違いなくそれはあると。
だから何が言いたいかというと結局苦しみの先に楽しみがあるし楽しみが増えたからといって苦しみが減るわけではない。
じゃあどうするかというと苦しみを前提にそれでもやること楽をしようと最初からしないことといつまでたっても苦しみとかうまくいかないことは絶対にあるんでそれを受け入れる力っていうのがむしろ大事なのかなというふうに思ったのでお話をさせていただきました。
これも自分にも言い聞かせないといけないなって思いますね。自分も楽をしたい生き物、人間誰しもそうだと思うんですけど自分は特にその特徴、癖が強いので
やはり苦しみを率先して取りに行くっていうのはすごく大事なスタンスかなと思ったのでお話をさせていただきました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
07:25

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