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2024-07-04 05:47

#471 考えが凝り固まっている子どもの特徴

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はい、マモ〜です。いかがお過ごしでしょうか。 今回は、考えが凝り固まっている子どもの特徴というテーマで話をしていきます。
私、富裕層向けの学習塾に勤めているんですけれども、個別指導塾で、先日、小4の男の子に算数を教えている先生から、彼に対するフィードバックをもらったんですね。
内容というのが、一番頭が柔らかいはずの小学校、中学年の時期なのにも関わらず、あたかも大人が考えそうな方法で問題を解いているというような情報を得ました。
だから、伸び悩んでるんだろうなぁというふうな気がしたんですよね。 これ何でかっていうのを考えてみると、
お母様がものすごく教育熱心なんですよね。 何とかして我が子をそれぞれの中学に入れたいっていう思いが強いんです。
それ故に、子どもに一つ一つ丁寧に問題の解き方を教えているような感じなんですよね。
そうすると、子どもが考える、自ら考える余白がないので、お母さんが教えた通りに問題を解こうとする。
お母さんはもちろん大人なので、子どもと比較すると正直考えの柔軟性というのはないですよね。
教科書あるやつは問題書にこういうふうに解けて書いてあるから、こう解きなさいみたいな感じで子どもに植え付けてしまうんですね。
だから、子どもの思考がですね大人仕様になってしまう。
それで本来なら柔軟性とかいろんな柔らか頭で物事を考えられるはずなんだけれども、
何か固い考えが凝り固まっているようになってしまうという事象が生じています。
これかなりもったいないですよね。お母様が何としても成績を上げたい、子どもをいい中学校に入れたいと思いでやっているのが裏目に出てしまっているような感じなんですね。
まあこれどうするかっていうと、 シンプルには教えないっていうことですね。
問題の解き方を一個一個教えちゃダメなんですよ。 そうするとこれはこれっていう考え方しかできなくて、同じ問題でもいろんな解き方ってあるんですよね。
それを自ら探索するっていうようなものが後々受験で生きたりするんですよ。
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特に典型大とは違うようなちょっとイレギュラーな出し方をする中学校というのもちょくちょくあるので、そういった中学校に対応できないっていう恐れがあります。
一緒に教えないって話になった時に、じゃあ親はどうするんだと、子どもの勉強をどのように見たらいいんだっていうことになると、
一緒に考えるっていうのと正解を教えない。この2つですね。一緒になんでこうなるんだろうね、この問題どうやって解くんだろうねっていうのを
横で質問を投げかけて子どもにまずは手と頭を動かしてもらうっていうのがものすごく大事ですね。
特に小学校中学年っていうのは勉強習慣をこれからつける。あとは勉強でちょっと面白いかもって思ってもらうのがある意味一番大事だったりするんですよね。
なのでそういった意味でも子どもの好奇心を高めるような親御さんの問いかけっていうのがまあまあ重要になってくるかなと。
なので親御さんがあなたはこの問題をこう解きなさいみたいな風にしてしまうと好奇心が養われるどころか考えが凝り固まってしまって
柔軟性を発揮しなきゃいけない問題に対しての対応ができない。この問題をこう解くようなパターン認識のみでやってしまうのでなかなか伸び悩むっていう風になってしまいますね。
ドラゴン桜でも東大に受かる親の特徴っていうのがちょっと話であって
なんでを問いかけるっていうのがあったんですよ。なんでこうなるんやろうねーとか、なんでこの問題こう解くんやろうねー
っていうような感じでなんでを投げかけるっていうのが親の特徴の一つらしいです。そうそう自然と子どもって疑問
あれもこれも疑問にもって自分で考える力がついていくんですよね。 だからなんでを投げかけるっていうのは同時に答えを与えていないわけで
子ども自ら答えを探させるような、それが例えあってようが間違ってようが探させてそういうプロセス、思考力をつけるための促しをしているんですね。
なのでここのお母さんっていうのは教育熱心なのは重々理解しているし、そういったお母さんをサポートしたいという気持ちはあるんですけれども
このようなアプローチ、要は子どもに手取り足取り1個1個その問題の解き方を教えてしまうっていうアプローチはちょっとナンセンスかなっていうふうに思いますね。
はい参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください
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