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伸ばす引き出す小川先生の子育て受験ラジオ。この番組は、小川大輔先生をお招きし、小川流の子育て術や最新の受験情報などをお送りする、お子様を持つ親御様のための音声番組になります。
小川先生、今日もよろしくお願いいたします。
お願いします。
今回、リスナーから質問が来ておりまして、そこそこ結構大きな問題かなと思いますので、一つの回として取り上げさせていただきます。
私の家庭は、共働き家庭で、小学校3年生の一人息子がいます。
3年生の夏より中学受験を考えて、大手進学塾に入れさせましたが、それまで全く学習習慣のない子だったので、親が見ていないと自分から勉強するという習慣が全くなく、目を離すとすぐにゲームや漫画、テレビ、アニメを見たりしてしまっています。
仕事は時短なんですけれども、18時頃に帰りますが、夜も家事をするので、月切りで見てあげることもできず、塾の宿題などもあまりはかどっていない状況です。
本人はまだ幼さがあるせいか、中学受験の意義をあまり理解しておらず、自分のために頑張るということが全くないので、勉強に集中できないのかなとも思っているんですけれども、
4年生から学童保育がなくなり、また私たちも子どもが6年生の中学受験の学年になっても、避ける時間は今と大して変わらないと思っているんですけれども、
子どもが自分から中学受験をするという気持ちがない今の状態のままだと、正直諦めたほうがいいのか、子どもが自立して勉強に取り組むまで高校なのか大学なのか、それまで待つのもいいかもしれないなというので、
主人と話しているという話で、ちょっと質問が来てはいるんですけれども。
同じ悩みの方が多いですよね。
かなり多いかなと。友働きもそうですし、あとはシングルマザーじゃないですけれども、片親の方というのも今のご時世非常に多くなっていると思っています。
その中で時間を子どもにどういうふうに避けて中学受験やるべきなのかどうなのかというところを、もし成功体験とかがあれば先生のほうで教えていただきたいなと思うんですけれども。
今のこの問題は突き詰めると1点なんですよ。問題点というのは。何かというと、勉強というものはやり方を教えてあげない限り、勝手にできるようにはならないという当たり前の事実をちゃんと親が理解することなんですね。
勉強のやり方って何か。例えば授業ってどうやって聞いたらいいんですか。
先生の説明を聞いているときに気をつけるポイントはどういうことで、それってノートって何をどう取ったらいいの。
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取ってきたノートっていつ使うの。家帰ってきて復習ってどうするんですか。何分ぐらいやるんですか。どんなやり方したらいいんですか。
その復習の時に分からないことが起きたら何を使って調べるんでしょうか。宿題って何のためにやるの。
じゃあどんな順番でやればいいの。解けない問題って後回しにしたらいいのか、すぐ答え見たらいいのか、どうしたらいいですか。
一度やった宿題ってもう一回やる必要あるんですか。テスト前ってどんな勉強するといいんですか。そもそもテストって何で受けるんですか。
受けている最中に気をつけたらいいことなんですか。受け終わった後テストってどう使うんですか。
といった一個一個について小学校3年生の子が自分で分かるわけないですよね。誰かが教えるからできるんです。
自分で3年生4年生の時点で自分で問題を解き答え合わせをして振り返り反省をしてテストで高成績を取れる子もいます。
天才ではなくて単に早いうちにやり方を誰かが教えてくれただけなんですね。
また親が忙しいから子供についてあげられないから子供はできないという言い方をする方いるんだけどそれは今のその勉強の仕方を子供に教える代わりに親が肩代わりすることによって進めると。
良いおうちが一般的には多いわけですね。勉強の仕方の教え方って知らない人の方が多いので。それよりは自分で答え合わせして子供が詰まってたら横について解説読んで教えてやらせる方が分かりやすいから。
そしてその親が教える手伝うっていうのが一般的になっているからそうじゃないおうちはじゃあ子供の勉強してあげられないっていうふうにちょっと勘違いするんだけど大元は子供が自分でできるように育ててあげることが一番大事だし価値があるわけですよ。
4年生から学童保育がなくなるから子供がこれまではせめて学童保育で学校の宿題ぐらい終わらせて帰ってきてくれたのにそれすればどうなるかわからない問題。これの解決策もだから塾に入れるっておうちも結構あるんですけどそれも根本解決ではなくて4年生になるまでになんとか子供なりに自分である程度勉強を進められるように育ててあげることが唯一の甲斐なわけですね。
なのでまずその勉強の進め方というものを親御さんは書籍や雑誌その他でちょっと読んで勉強していただきたい。何を使って勉強すればいいかわからないのであれば私の本でも何冊かそのやり方勉強ができる子に育てるための方法は書いているので
一つは昨年出した12月に出した親も子も幸せになれる初めての中学受験。こちらかなりその勉強の進め方と間違った時の立て直し方など解説しているので参考になると思いますし
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これも昨年出た本ですけど5歳から始める最高の中学受験という本の中でも勉強の仕方の伝え方は解説しているので手元に置いていただければ随分変わるかなと思います。
親御さんが勉強の仕方を教える知識とやり方をまず自分が勉強すると。しんどいようだけどこれすごい価値あるのでやっていただきたい。もう一つは目的意識を持てば勉強するようになるんじゃないか。
これかなり多くの方が間違って信じていることなんですけど目標校を決めるとか自分にとって意味があるんだから受験は自分のためにやるという言い方をしちゃう親御さんは自分が大学受験の時に思ってた考えを小学生に押し付けているだけだということを自覚した方がいいです。
小学生の中で目的意識を持って勉強する子なんて1%もいません。それはその子がすごいだけ。特別なんですね。特別です。高校生は自分の将来の夢であったり行きたいキャンパスがあるとかで自分のために勉強しますね。それは高校生まで育ったから自分というものをちゃんと持てるまで時間が過ぎたからできることだ。
まだ9歳や10歳ましては小学3年生8歳その時期に自分自身にとってなんて考えるわけがない。というか考えさせるべきでもないんです。そんなことよりも毎日の目の前の毎日を本人にとって楽しく充実して自分が何が好きで何をやっている時は幸せで何をした時に人に喜んでもらえるのかということを体験して知っていく。
自分というものを作らせてあげることのが遥かに大事なわけですね。小学生は。学習に目的意識とか小学生に求める必要というかそれを本当に僕はお勧めしない。
だから勉強好きにどうなりますかというと勉強してみたら気持ちよかったという体験をどれだけたくさん持たせるかです。つまりうまくいった体験を作らせてあげなきゃいけない。今このご質問の方は宿題勉強に取り掛かれず思わずゲーム遊びに走っちゃったお子さん。
ということは叱っているでしょうね。お子さんは勉強というものは叱られる嫌なものやらされるものと今すり込まれていますね。やるわけないですね。じゃあどうするかと。週末一緒にいられる時間に1時間でもいい2時間でもいい叱うんじゃなくてできたねやったねすごいすごいこういうふうにあればいいんだよわかったよねできるよねできたよねちゃんとわかってるよね褒めてあげるように
勉強させる。現にさせてあげる。これ5分でやってみようかとか計算練習だったら用を挑んでやってみて結構早いねって言ってあげるとか。そうやって親としてはあなたは勉強の中の例えば計算例えば漢字を覚える。解いてみたものを答え見ながら丸付けをする。できるよねっていうところ一緒に週末見つけてあげて。
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週末に見つけたできるよねを今度平日。ママ帰ってくるまでここまではやっておいてできるよね。その後一緒に6時半から30分。家事もあるけどそこは30分ちゃんと取るから一緒に答え合わせと確認だけはやろうね。そういうふうにして週末にできることを発見し本人にもできそうという気持ちを持たせてあげて。平日の役割分担に応用していく。
ということを進めていって。4年生になってその学童保育がなくなるとすれば少なくとも3年生の2月ぐらいから2ヶ月後生活が変わるよねということでシュミレーションはしたいですね。他をお勧めするのはもうロールプレイですね。もうそれこそ本当にあの家の外に出てただいまと誰もいない家に帰ってきてドアを開けるところから演じてみる。
今3時25分です。
じゃあ荷物置いて手洗っておやつ食べてふーって言って4時から宿題やるぞとか言いながらやってみる。
こう過ごし方を親子で週末に演じてみるんですね。
子供って実際に自分でやってみてできそうと思ったことっていうのは意外にやってくれるものなんで。
でも言葉でああしなさいこうしなさい予定評価いってわかったねこれ動けないんですよ。
言葉で指示されたことと現に自分がやってみて確認することって全然理解が違うので。
平日家に帰ってきてからママが帰ってくるまでの僕の3時間みたいな演劇をするわけですね。
もう何だったらビデオに撮ってもいいですけどね。
一人でもできるよねっていうことをそうやって作っていってあげる。
そのように伝えていけば僕はもういろんなお子さんに勉強の仕方自分自身で勉強できるようになるような子育ての方法をいろんなセミナーでやってますけれども。
皆さん成果出てますね。ただやり方知らなかっただけ。
確かに子どもが自ら勉強できるようになる親の関わり方ってほとんど教えられてないので。
世の中にね知らない人が多いだけなんですね。
最終的にはお子さんが自分で勉強するっていうものを習慣化させるためにはまずは親が子どもがどう勉強するのか。
勉強の仕方っていうのをしっかり勉強するという。
大事なことは勉強というのはさせるものだって思っちゃってる親御さんが多くてこの段階で厳しいですね。
させられるものは誰だって嫌ですから。そうじゃなくてできるもの。
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僕勉強できるよってこの子がどうやったら言えるようになるかなっていうことから考えればいいと思うし。
かつどうやったら面白いものになるかなっていうことも考えなきゃいけません。
勉強と遊びって僕は一緒だっていつも言ってるんです。楽しいからやるので。
じゃあその楽しみって何ですかって別にうんこドリルとかそういうことじゃなくて新しい知識を知る。
もしくは解けなかった問題が解けてすっきりする。いろいろ楽しみポイントはありますから。
それを見つけさせてあげるんだっていうことを心構えとして親御さん持った方がいい。
ついやらせようとする。いいからやりなさい。
これを口に出してしまえば子供は勉強は我慢するものだってすり込みが入る。
我慢するものはできるだけ先送りする。本能ですから。
そうじゃなくて自然とできて当たり前にできてっていう風にどうやって持っていくかでしょうかね。
なるほど。勉強をやらされると言いますかよりは楽しい体験に週末とかを使って変えていくっていうところの努力がまず一つ。
それを親御さんが発明する必要はなくて私や他の教育の実践家はいろいろと実行可能な方法とか知識をさまざまな媒体で提供しているので
自分の家庭の考え方に合ったものを選んで取り入れられればいいと思います。
子育てについてつい自分の頭で考えたがる親御さんが多くてやっぱり世の中には実践例がたくさんあるわけですからそこを使って真似をしてされていけばいいと思います。
実際に友働きでしたり片親世代でも中国時代でうまくいってる例っていうのは。
やはりそこは自分でできるように育っている。子供を信じて任せて僕はお願いねって早くから言っていってますよね。
実際僕はこうすると自分自身も一人息子いますけども、勉強を教える専門家なので僕は。
だから逆に子供の勉強をできるだけ関わりたくなかったんですね。追い詰める可能性があるのでその分野の専門家を育てると良くない。
なのでうちの方針として早く自分で勝手に勉強できる子にだけはなってもらうというので幼稚園児の段階から段階的に勉強の仕方や習慣を彼に教えて。
なのでこれ事実ですけど小学校2年の時点で彼は1週間のスケジュール自分で立てて、3年の段階ではもうそのスケジュールで自分の勉強メニュー決めてお互わせも全部一人でやって、親はノータッチっていう状態を作ったんです。
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中学受験に始まっても基本僕らは何も手伝ってなくてたまに見てあげたりどうなのって話は聞きますけどやり方を教えたこともないし今週の探検が何かもチェックしてなかったしテスト直しもテスト準備も全部彼にやってもらって。
やり方を教えた常に。これは事実としてあって。そのあたりは親も子もハッピーになる最強の子育てっていう本がウエッジさんから出てるんですけどそこにね子供が自己管理できるように時間管理できるようになっていくための育て方ステップを解説した本もあるので感謝あればちょっと見ていただければ
やり方さえわかってたら結構できるんだってことはわかると思います。
今このご質問いただいたお母さんは今小学校3年生でもうすぐ多分来年4年生になるかなと思うんですけどまだ全然。
全然もちろんです。
という感じで。
だって他の子ほとんどそういう自分で勉強できるようになる教育を受けてないんで。
というか中学生高校生でも自分で勉強できるようになっている人の方実は少ないので。
少ないかもしれないですね。
もういつ始めても必ず価値があります。
ということなんですね。
わかりました。ということで今回はトモバダラキスタイルが中学時期の望みにあたってという内容でお送りいたしました。
小川先生の子育て受験ラジオでは子育てや中学受験を中心とした勉強に関することあとは取り上げてほしいテーマや今まさに悩まれている疑問などを募集しております。
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小川先生今日もありがとうございました。
ありがとうございました。