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2016-03-15

第191回「大企業とスモールビジネスのマーケティング戦略」

大企業はプロダクト・アウトという新商品を開発してそれを拡販するという戦略が基本です。一方スモールビジネスでは、マーケット・インという理想の顧客の悩みと望みをリサーチし、それを解決する商品を作る戦略が基本です。


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経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者育成塾
ポッドキャスト 経営コンサルタント 中井隆栄の 幸せな成功者育成塾では、
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
この番組は、経営コンサルタントであり、幸せな成功者育成塾 塾長の中井隆栄がお届けします。
皆さんこんにちは、中井隆栄です。
この番組では、私がこれまでに800人以上の経営者の経営相談・人生相談に応えてきた中で、
確実に成果を挙げた、ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功を実現するためのノウハウをベースにして、
リスナーの皆さんや、育成の皆さんからの質問に、私のオフィスやスタジオ、セミナー会場などから直接お答えします。
リスナーの皆さんこんにちは、経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日はですね、品川の高永口の方にありますセミナールームで、
いつも中井塾をこの場所を借りしてやっているんですけれども、
自分ビジネス構築トゥデイズセミナーということでですね、
これから起業する方や、そして今起業したんだけれども、
さらにステップアップをしたい、そしてその商品をですね、
単発じゃなくてパッケージ化することによって売り上げを効率的に上げていきたいというような方が、
お集まりのセミナーをやっているんですけれども、
一番初めのレクチャーの部分をリスナーの皆さんにもシェアをしてみたいというふうに思っています。
今からお話しする話は、マーケットインとプロダクトアウトというお話で、
これもうね、スモールビジネスをやっていく上で大前提の話なので、
ここをしっかりまず基本の基本なので、特に企業前の方はね、
抑えていただきたいというふうに思います。
基本的にマーケティングの戦略というのはですね、
大企業の戦略ね、大企業の戦略と、我々みたいなね、
個人事業主とか小さい会社、小規模企業というんですけど、
スモールビジネスといった方がわかりやすいですかね、の戦略ですね、
スモールビジネスのマーケティング戦略は全く真逆で、
大企業の戦略のことをですね、プロダクトアウト、
スモールビジネスの戦略をマーケットインと言います。
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これは全く別なので、しっかりね、混同しないようにするということがまず大前提ね。
大企業は資金が豊富ですから、いろんなマーケティングのプロモーションとかそういったことに
お金をいっぱいかけられますよね。
例えば自動車のトヨタだったら、新車発売したらそのマーケティングコストは
多分10億単位じゃなくて100億単位ですよね、
ぐらい一つの製品に対してお金をかけられるわけじゃないですか。
我々はそんなことは全く無理なので、大企業と同じことはできないということなんですね。
でも世の中のビジネス書というのはほとんどがですね、
マーケティングの本はプロダクトアウトの本なんですよ。
なぜかというと、本買う人は会社員の下声か、ビジネス書そうなんですよね。
だから、そして有名な経営コンサルタントの先生がやっている、
例えば、もう亡くなりになりましたけど、ドラッカーとか、
それから大前健一先生とか、ああいう人がやっているのはこちらのプロダクトアウトなので、
我々がドラッカーを読んで実践しても、それから大前先生の本を読んで実践しても、
結果は全然出ません。やっていることが違うから、
ルールが要は、ゲームのルールが違うから全然出ないんですね。
そうではなくて、本でいうとスモールビジネスのマーケターで有名な人だと、
神田正則さんとかね、そっち系ね。そっち系はマーケット委員の発想なので、
参考になるんですけれども、有名だからといって必ず役に立つということではないですね。
そうした結果を出しているから、我々に直接役に立つかというと、
それは別の話だということです。
基本的な戦略を説明していきますが、
プロダクトアウトはまずは新商品の開発というステップから入るんですね。
新商品の開発。これがまず一つ目のステップ。
大切なことは開発です。開発と新商品。新ということ。
新しいものを開発するよう、世の中にないものを作り出すということなんですね。
その分、世の中にないので、認知する。
世の中にないので、認知されるまでに、すごくマーケティングコストがかかるわけですね。
テレビのCMを流したりとか、いろんなイベントをやったりとか、
プロモーションをやったりとかするのにお金がかかると。
ところが、認知されて売れたら、一人勝ちなわけですよ。
これ、一個しかないから、世の中に。というような戦略なんですね。
これは我々は無理です。初めのマーケティングコストないので。
新商品を開発して、次に何をやっているかというと、モニタリングというかアンケート、リサーチですよね。
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実際、テストマーケティングをするんですね。
新商品を開発して、それをモニターの人にテストしてもらう。
テストマーケティング。
それを直して、完成した商品をセールスプロモーションにかけて、多くの人に広げていく。
車は特殊かもしれませんが、テレビのコマーシャルでどんなものをコマーシャルに乗っかっているか考えてもらったらわかるんですけど、
洗剤とか日用品とか、お菓子とか多いじゃないですか。
こちらの方の戦略は、できるだけ低単価の商品を作って、これをマスで大きく、多くの人に向けて買ってもらうということで、
マーケットのシェアをとっていく。
シェア占有率を大きくしていく。
こういうのがプロダクターですね。
我々はできないので、マーケット品の戦略はどうしないといけないのかというと、
まずは、今回の、今日の一つのテーマにもあるんですが、お客様の絞り方というね。
パーフェクトカスタマー。
これはですね、しっかり想定する必要があるんですね。
要は、皆さんは誰のために、商品やサービスの開発、誰のほうが役に立つのかということを決める必要があります。
で、これを決めるね。
そして次にやるべきことは、これマーケットリサーチなんですけど、
こっちはテストマーケティングね。商品を作ってどうですかという。そうじゃなくて、マーケットをリサーチするという。
マーケットリサーチということをする必要があります。
この人ね、パーフェクトカスタマーは、どんなことで悩んでいるのか。もしくはどんなことを望んでいるのか。
これニーズウォンツって言うんですけども、悩みか望み。ニーズウォンツ。もしくは望み。
これをリサーチすると。
次に、皆さんが持っている、今持っている技術や、それから今もし持っていなかったら、その技術を探すかもしくは持っている人と組むかということで、
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この望みを叶えるか、もしくは悩みを解決するかということができる商品を作らないといけないんですね。
そして、これを次のステップとしては、セールスをするのか。
それから、この先でいうと、マーケティングですよね。実際のセールスやマーケティングのプロモーションですよね。
プロモーション。ということをかけていくという、小さくね。小さくでいいんです。
その代わり、我々は、このプロダクトアウトが低単価のものをマスで多くの人に、シェアをどんどん取っていくという考え方に対して、
違うのは、我々はしっかり商品を作って、お金と交換されているのは商品やサービスを通じて提供される価値なので、
その価値がそれだけあるんだということをちゃんと示せれば、お客さんは買ってくれるので、我々は高単価でいかないといけない。できるだけ。
高単価で、そして、シェアは少ない人でいいんですよ。絞り込んだ少ない人。高単価で少ない人。
シェアは、これマインドシェアって言うんですけど、一人一人のマインドの中で、その分野の中で一番になったら、その人はその一番のものを買うわけですね。
こっちはマーケットシェアを狙うんですが、少ない人でいいので、マインドシェアの一番を取っていく。シェアのナンバーを取っていく。こういう考え方ですね。
で、やっていく必要があると。くれぐれもですね、勉強することはいいことだと思うんですけども、プロダクトアウトの方のマーケティングを勉強してもほぼ意味がないので、ほぼ意味がないというより、もうしない方がいいぐらいなんですけども、しっかりこっちをやっていくということですね。
で、こちらはお金は比較的かからないんですけども、手間はむちゃくちゃかかります。本当はお金と手間の量をかけられたらいいんだけど、それができる人ってなかなかいないと思うので、手間は相当かかると覚悟してください。
で、このパーフェクトカスタマーから商品づくりまでの流れを2日間かけてですね、皆さんがこれまで習得してきた技術や知識や、それからこれからね、習得するべき技術とか知識や、もしくは戦略的なこと、そういったことを含めてどういうふうにしていけば、今のビジネスが今より一つ、
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どのステージに行くのか、それから企業前の人は独立して、いつも言うように始めから全部うまくいくとか、絶対ないですからね。絶対ないので、絶対ないトライアンドエラー試行錯誤する期間をどれだけ短くできるのかということですよね。
そういったことを2日間かけて西原先生が教えてくれますので、ぜひ皆さんね、しっかり取り組んでいただければなというふうに思います。
はい、ということで、今回は高沢のセミナールームからですね、セミナーの冒頭の、なんていうんですかね、前説みたいな感じで出てきましたけど、
お後がよろしいようでですね、西原先生も控えてられますので、早速ね、じゃあ第5さんのほうにバトンタッチをしたいと思います。はい、ご清聴ありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた、幸せな成功のための気づきがあれば幸いです。
なお、番組では、リスナーの皆さんからの中井孝之へのビジネスや経営に関する質問を募集しています。
質問は、ホームページの受付ホームからお願いいたします。
また、全国各地から約400名の塾生が通う幸せな成功者育成塾に関する情報は、ホームページをご覧ください。
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ではまたお耳にかかりましょう。

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