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2016-10-25 14:22

第220回「集中力をコントロールする方法、ルーティーンの効果」

集中力を自分でコントロールすることはできるでしょうか?また、ルーティーンの効果は何でしょうか?
集中するには、1点集中法という、尖った先端を10秒間見つめる方法を使うと良いでしょう。
また、ルーティーンは平常心を保ち、同じように体が動くようにするためです。


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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
リスナーの皆さん、こんにちは。経営コンサルタントの中井隆栄です。
今日も前回に引き続きまして、私の会社の社員研修の毎年1回、
全社員をA班、B班、A2班に分けて1日、研修を受けてもらうということなんですけれども、
そちらのほうに協力業者さんのほうも出てもらって、共存、共栄ということで毎年やっているんですけど、
その最後に当日の参加者の質問コーナーというのがありまして、
普段の仕事のこういう場合どうしたらいいんですかとか、もしくはプライベートでも
こういう場合どうしたらいいんでしょうかみたいなことを1人ずつ質問をしてもらって、
事前に質問を書いて提出してもらうんですけれども、それに答えてグループコンサルみたいな形を取っているんですけれども、
今日もその質問の中からピックアップをしましてお答えしていきたいと思います。
これは管理部のスタッフからの質問なんですけれども、
集中力を自分でコントロールすることはできますか?できるとすればどのような方法がありますか?
ここぞというときに最大限のパフォーマンスを出せるようにするコツなどはありますか?ということなんですけれども、
これは仕事ももちろんそうなんですけど、スポーツの世界が一番わかりやすいですよね。
集中力がすごく大切だということなんですけれども、結論から言うと自分でコントロールすることはできます。
練習をする必要はあるとは思うんですけど、逆に言うとスポーツ選手で一流の人というのはみんなやってますよね。
一番簡単に集中力を上げられるのは一点集中法というんですけど、
例えばボールペンの先とか尖ったもの、もしくは小さい直径が1ミリぐらいの丸を書いてもらってもいいんですけど、
その尖った先を見るか、もしくはその1ミリぐらいの小さな点を10秒間心の中でゆっくりと、
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1、2、3というぐらいの感じで数えて10秒間集中してそれだけを見ます。
そうすると何が起こるかというとノウハウがたくさん出てくるんですよ。
だから一瞬で集中することができます。
有名な例で言うと、例えば野球の一流選手ね。
一流選手は今度大リーグの中継があったらぜひ見てほしいんですけど、
守備に就くとき、一流ガイアでしょ。
センターもしくはライトを守りますよね。
そのときにベンチから出てってガイアのほうに走ってきますね。
自分の守備位置になったら反対向いてホームのほうをくるっと向くじゃないですか。
そのときに必ず各球場に目印を彼は決めていて、
その一点集中を何かのポイントを見て、
看板なのか分かりませんけど、
その球場によって多分全部違うと思うんですけど、
それを見て一瞬、一応10秒も見ていないと思いますけど、
集中して止まって見る瞬間があります。
そのことによって自分でオンとオフを切り替えているというか、
野球って基本的に長いじゃないですか。
3時間とか4時間とか試合がありますよね。
だからその間にずっと集中しているということはできないので、
逆に言うとリラックスしないと筋肉が固くなってパフォーマンスが下がっちゃうので、
だからここ一番というときに、守備に着くときにパッと切り替えるという意味でやっています。
引退しちゃいましたけど、松井秀樹選手もこの一点集中法をやっていましたね。
だからこういう自分の中の何か、これから仕事だったら得意先の方に電話する前とか、
もしくはクレームがあったらクレームの対応する前とか、
ちょっと一点集中法を使って頭の中を一度クリアして、
そこからお話をするとか、気持ちを切り替えて。
例えばお昼ご飯食べてお昼休み終わって午後、さあこれから仕事戻るぞというときに、
デスクワークの方だったら一点集中法をやって仕事に再開されると、
スッと集中してパフォーマンスが落ちないまま仕事に入っていきますので、
これは使われたらいいかなと思います。
もう一つ、二つ目の質問。
よくスポーツ選手などがされているルーティンがどのような効果を出すものなのか知りたいです。
またスポーツ選手や著名な方が実際にされているルーティンなどを知りたいですということで、
ルーティンといえばゴローマルですよね。
ゴローマルポーズというのが流行語対象になりましたけど、
ゴローマル選手は何をやっているかという話なんです。
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ラグビーの場合、ゴールキックというのは相手がペナルティーを犯したときに、
そのペナルティーを犯した位置の延長線上、ゴールポストから延長線上の後ろの場所、
もしくはトライを取ったときに、そのトライを取った場所からずっと後ろにセットバックして延長線上という状態になります。
そこからプレースキッカーと呼ばれる人がそのプレースキックを蹴るわけですよね。
だからトライの後のゴールの場合はコンバージョンといって、
あとはペナルティーを犯した後のキックがペナルティーキック。
2点と3点、得点がちょっと違うんですけども、
いずれにしても簡単な位置からのプレースキックというのは、
難しい位置からのキックというのがあるんです。
だから全部合わせれば入るわけではないんですね、当たり前の話ですけども。
ゴローマルはもちろん日本でも断トツに成功率が高いということなんですけども、
それはもちろん練習しているということもあるんですけども、
ゴローマル選手のそれこそルーティンの練習は、
ゴールキックを蹴るエリアに、
基本的に相手側のゴールの中で8エリアに彼は設定していて、
8エリアから何本かずつ蹴って、
全部のエリアからちゃんと入れるというのを
練習の最後に毎日ずっとやっているんですよ。
それをやっておくことによって、
いつの間にかゴールキックを蹴って、
いつもどこから蹴るかわからないわけですから、
その都度その都度蹴る場所が違うわけなんで、
このエリアとこのエリアの間隔というのを
ちゃんと練習して体にも染み込ます。
当然ゴローマル選手は右利きなんで、
右足で蹴るということは、球の軌道は真っ直ぐよりも
真っ直ぐに蹴っていきますよね。
ゴールポストに向かって右から蹴るのは簡単だけど、
左から蹴るのは逆回転が難しいんですよね。
それも含めて練習をしているということなんですが、
その最後のルーティン、有名なゴローマルポーズですけど、
あれは何をやっているかというと、
キックというか場面ってあるんですよね。
例えばワールドカップでこのキックを入れたら勝てるけど、
このキックを外したら負けると。
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まさに南アフリカとジャパンがやったあれですよね。
そういう極度に緊張していると筋肉って固くなるので、
普段簡単に入るようなイージーなゴールでも、
ちょっとしたズレで軌道が狂って入らないこともあるわけです。
だからルーティンというのは何のためにやっているかというと、
いつもと同じ状態を作って、緊張した場面でも動揺しないように、
平常心を保つためにルーティンを自分で作っているわけですね。
もともとゴローマルポーズというのは、
イングランドの代表のスタンドオフをやっていた
すごい有名な選手がいるんですけど、その選手がやっていたのをゴローマルが見て、
憧れの選手でもあるので、真似をしているところから始まってですね。
実際にウィルコが引退してから、
コーチとして日本に来ているんですけど、実際ゴローマルは
ジョニー・ウィル・キンソンに直接ルーティンからゴールキックを
主導を受けた経験がありますし、
その経験でレズに行って、1年目はあまり結果が出なくて、
2年目はトゥーロン、フランスのトゥーロンというクラブチームに行きましたけど、
トゥーロンでプレーをしていたのがジョニー・ウィル・キンソン。
トゥーロンのチームメイトというか先輩にあたるんですよね。
そういう縁が深い人だと思うんですけど、
何をやっているかというと、要は自分なりのルーティンのポーズを
自分なりにその動作に集中することによって
外れたらどうしようとか、ちらっとでも思うと外れちゃうんで、
失敗したらどうしようと思うと体が固くなって、
いつもと同じパフォーマンスが出せなくなるので、
どんな状況でも、イージーな状況でも、
すごいタイトなプレッシャーがかかる状況でも、
そういう状況に体が動くように作り出したのがルーティンですね。
ちなみにゴローマルポーズの後、最後に助走をつけて、
最後にキックをつけますけど、この時の歩数が7歩なんですね。
頭の中で何をやっているかというと、
この時にドレミファソラシドと歌っているんですよ。
この最後のキックの助走の7歩の時間がルーティンの中で
ドレミファソラシドと歌っているんですよね。
そうするとその時にチラッとでも、これもし外したらみたいなイメージが
一瞬で浮かぶじゃないですか。
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イメージを出さないためにドレミファソラシドって意味がないでしょう。
意味がない言葉でイメージをさせないように、脳はイメージと言葉で動いているので、
ドレミファソラシドということ自体に意味がないじゃないですか。
一切消しているんですね。
だからそういう意味でルーティンというのはスポーツ選手にとってすごく大切なものだということです。
ぜひ、自分なりのこういうルーティンをやっていったら、
一郎のルーティンも有名ですけど、朝起きてから大地座席のパッターボックスに立つまでに
いくつあるんでしたっけ?200個くらいあるんですよね。
毎朝やっていることがね。
ご自身のルーティンでこれをやって仕事に入ると
スムースにいつもいきなりトップでトップギアで仕事できるみたいな
何かご自身で作られてもいいのかなというふうに思います。
ということで、今回も前回に引き続きまして
うちの会社の社員研修の社員の皆さんのご質問に答えたのを
シェアするという形でお送りしました。
ありがとうございました。
1ヶ月間ライブコースに関する情報はホームページをご覧ください。
ではまたお見にかかりましょう。
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