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2019-09-24 16:25

第360回 「人は睡眠中に何をやっているのか?」

睡眠は体の疲労回復だけではなく、6つの作業を行なっています。
大きく分けると、前半が体の疲労回復、後半が記憶の整理と定着です。


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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
中井隆栄の説明については、
農科学・人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
1つ目が、皆さん想像されている通り、
体の疲労回復ということで、毎日朝から晩まで起きて活動するということで、
当然体が疲れるわけですから、その回復を、疲労回復のためには寝ると。
これは全ての生物が、植物とかも含めて、睡眠というのは取るんですよね。
それから2つ目、細胞の新陳代謝ということで、
寝ている間に、どんどん老化して死んでいく細胞に対して新しい細胞が生まれて、
体が新陳代謝を行うということなんですが、これが深さとすごく関係をしていて、
睡眠の前半戦、例えば平均的な睡眠時間って6時間なんですけど、成人の場合。
前半の3時間が体のメンテをやっていて、後半の3時間が記憶の定着というのが目標を置かれるというふうに、
ざっくり前半、後半を分けるとそうなんですけど、
その入眠、眠りに落ちて、1回目の一番深いところまで行くまで大体30分かかるんですね。
そこからまた浅くなって、深くなって、浅くなってというのを4セット繰り返して起床、一晩、朝起きるということなんですが、
この眠りが深くなって、浅くなってというサイクルが平均的に90分なんで、90分かける4で360分、6時間ということなんですけど、
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すごいこの睡眠時間に関しては個人差があります。
短い人だとこのサイクルが70分、そして長い人だと110分ということなんですよね。
なので平均が6時間なだけで、短い人だったら5時間ぐらいでも全然平均。
それから逆に長い人だと7時間半ぐらい寝ないとちゃんと寝た、しっかり寝たということにならないということです。
ちなみに私は7時間半睡眠の長眠タイプなんですよね。
これ長眠と短眠とどっちがいいのかというのは、これはちょっと人によるというか、
しっかり睡眠中に会話を活用していろんなことができるようになっていれば、別に長くても短くてもどっちでもいいんですけど、
睡眠を削るみたいなのはやめられたほうがいいですね。
やっぱりその人に対して必要な時間というのは絶対必要なんで、眠るということをお勧めします。
なんか短眠で何とかっていう効率を上げるみたいなことをやられている方がいらっしゃるかもしれませんけれども、
それはちょっと脳の仕組みからいくと、できなくはないんですけど体に負担がかかるので、
やっぱり健康っていうことを考えたときは、やっぱりしっかり自分の必要な睡眠時間を寝るというのが大切になってくると思います。
ちなみに短眠型のヒーローはナポレオンですよね。
ナポレオンは3時間しか寝なかったという偽りがありますけれども、
それから長眠型の天才はアインシュタインですよね。
アインシュタインは1日10時間寝てたというふうに言われています。
だからどっちがいいというわけではなくて、やっぱり自分に必要な適正な睡眠時間を寝るということが非常に大事になってくると思います。
じゃあこの適正な睡眠時間というのはどうやって決めるのかという話なんですけれども、
これは普段仕事をしていて、夜帰ってきました寝ましたと。
大体何時間寝たら朝起きたときに昨日の疲れが残っていないという大体の指標はあると思うんですよ。
これ5時間の人も6時間の人も7時間の人も、7時間半の人もいると思うんですが、
それがあなたの適正睡眠時間なので、それをしっかりと守るということが非常に大事になってきます。
それで新陳代謝の話に戻りますと、一番初めにぐっと深くなって浅くなって、
二回目また深くなって浅くなってという、この前半の一回目と二回目の深くなっているときに体の新陳代謝、新しい細胞が生まれます。
ですので時間はいつも通り適正睡眠時間でたんだけど、なんか今日眠りが浅くて寝つきが悪くてというときに昨日の疲れが残る場合がありますよね。
これは女性の方だったらお化粧するからすぐ分かるんですけど、そういうときって朝お化粧のりが悪くないですか。
女性の方は特にこれ分かると思うんですけどね。新しい細胞が生まれてないのでお化粧のりが悪くなるんですよね。
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なのでしっかりと長く、必要な時間の長さを寝るということも大切なんですけど、しっかりと深く眠るという、深く眠るための環境を作るということが非常に大事で、
これをやらないと老化が早くなってしまうので、特に女性の方は気をつけていただきたいですね。
なので、睡眠の環境でいうと絶対カーテンは車高カーテンですよね。
それから音楽かけたりとかテレビとかラジオとか、そういった音の出るものね、これも厳禁ですよね。
例えばテレビつけっぱなしで寝てしまったというようなことになると、テレビの音がずっと耳から入ってきてですね、脳が目は閉じてるんだけど音が入ってきて、
それで情報処理しちゃうんで眠りが浅くなっちゃうんですよね。
だからそういうラジオをつけて寝るとか、テレビをつけて寝るとか、音楽、寝るためのリラックス音楽みたいなんで消えるやつはいいですけど、
ずっと鳴りっぱなしのやつは具合が悪いです。
それから昔でいう豆電球みたいなやつ、常夜灯っていうんですか、そういうのもダメですね。
完全に真っ暗な環境で、それから音のしない環境で寝るっていうのが基本的には非常に大事。
それから寝室の色はベージュとか茶色とか、いわゆる暖色系ですね。
カーテンとかもそういうのがおすすめです。
赤いカーテンとか、脳が沈静化してしまうような色は全然ダメですね。
なので基本は暖色系のベージュとか茶色とか、あとは金とかがベースの壁紙とかカーテンが望ましいということになっております。
次が3つ目、脳のオーバーヒートを防ぐということで、脳は非常に、
起きている間フル回転してますよね、脳が全て動かしてるわけですから。
なので熱を持つんですね。
例えばレーズホークとかサーモスタットがついてて、ある程度温度が冷えたら止まって、
また温度が上がってきたらまたついてみたいな、ついたり消えたりっていうふうにするじゃないですか。
これがずっと電源が入りっぱなしだと、やっぱり電気製品っていうのは壊れる時間が、耐久性が悪くなりますよね、ずっと熱を持ってるわけですから。
だからこれ脳も一緒で、寝てる間に基本的には大脳は全て休んで、それ以外の肝脳とか脳幹は動いてるんですけれども、
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休むことによって脳を冷やしてオーバーヒートを防ぐという、こういうことをやってます。
それから4つ目が免疫力の強化ということで、昼起きてる間に鼻からとか口からとか耳からとか売機が入ってきますよね。
そういったやつを寝てる間にやっつけるっていう作業をやってます。
それから体内時計、1日25時間による生理周期のリセットということで、
体内時計って聞かれたことあると思うんですけれども、自分の思想下部っていう視覚の近くにあるんですけれども、
この体内時計が自分の1日のサイクルを作っていって、お腹減ったとか、トイレ行きたいとか、
あと夜眠くなったとか、そういうことを自分の中で時計が測っていて、朝になったら目が覚める、夜になったら眠くなる。
昼になったら夜になったらお腹減るって、そういうことをやってるんですけれども、
これ朝起きたときが毎日0時00分なんですね、体内時計って。
毎日リセットされていて、0時00分からスタートします。
寝たらまた次の日は朝起きたらまた0時00分からスタートするっていうふうになってて、24時間じゃなくて25時間なんですね。
これは24時間ぴったりより25時間ちょっと余裕があったほうが生活がしやすいので、そういうふうになったんではないかっていう説が有力な説なんですけれども、
これ海外旅行、時差のあるようなとこ、例えばロンドンでもパリでもいいですけど、
ちょっと時差が何時間もあるようなところに旅行に行ったとします。
そうしたら時差ボケにどうしてもなるじゃないですか。
でも時差ボケになっても次の日寝たら朝起きたら割とシャキッとしてません?
これは体内時計がまた次の日一晩寝たら0時00分から始まるんで、この時差ボケがまたリセットされるっていう、そういう仕組みですよね。
人は原始時代にまだ日が発明されてない頃、人類は太陽が昇ったら起きて、そして日が沈んだらもう生活できないですからね。
日が沈んだら寝るという生活を何億年もやってたわけです。
なので、この体内時計というのは視障下部、視覚の目からの情報が、目から太陽の光が入ってきて、朝起きて0時00分からスタートするっていうふうになってるんで、先ほどのカーテンの話ね。
光が入ると体内時計が動き出す時間が早くなるので、当然夏だったら太陽が上がる時間が早いから明るくなるの早いじゃないですか。
そうするとそこでスイッチが入ってしまうと寝る時間の今度は質じゃなくて長さのほうがちゃんとキープできなくなるので、しっかりカーテンで光が入らないように。
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それから、先ほどの常夜灯だとずっとその光が、ゆるい光だけれども入り続けてるということで、これもやっぱり脳がちゃんと休めないので健康にはよろしくないんですよね。
ですので、音のしない真っ暗な環境でしっかりと必要な睡眠時間眠るということが大切になってきます。
それが最後、記憶の整理、保存、学習の定着ということなんですが、夢を見てるっていうのは会話の中で今日1日入ってきた情報をこれは要る、これは要らないというふうに会話が整理してる時間なんですよね。
なので、この時間が先ほどの深くなって浅くなって、深くなって浅くなってって4セット。
この深くなったところがノンレム睡眠、浅くなったところがレム睡眠っていうふうに呼ぶんですけれども、このレム睡眠っていうのが夢を見てる時間、会話が記憶を整理してる時間です。
レムっていうのはラピッドアイムーブメントの略で高速眼球運動。
これは一緒に寝てる子どもさんとかパートナーとかが夜寝てるのに、まぶたが閉じてるのにそのまぶたの奥で目の玉が、眼球がクルクル動いてるっていう状態、ラピッドアイムーブメントっていうんですけど、
これは脳が自分の脳の中で、会話の中で再生してる映像の情報と目から入ってきた、視覚から入ってきた映像の情報が区別がつかないんですね。
区別がつかないんで、脳の中で、本当は脳の中で既にある映像が再生されてるだけなんですけれども、それが眼球とつながってるんで、脳はそれが目から入ってきたもんだっていうふうに勘違いして、目がキョロキョロ動いてしまうっていうね、
そういう現象があるんですけれども、それがREM睡眠。そしてその反対がノンレム睡眠。REMじゃないってことでね。これが深い眠りがノンレム睡眠、浅い眠り、夢を見てる状態がREM睡眠ということになります。
後半戦、だんだん睡眠って始め、ノンレムが深くてだんだん浅くなっていって、今度はREMの時間が始めは短いんですけど、だんだん長くなっていくっていうことなんですよね。
なので、冒頭に言いましたように、大体前半戦側、体の新陳代謝とか免疫力をアップしたりとか、人間が動物として生きていくための体の状態を整えることが主にやってること。
後半戦が夢を見ながら、今日入ってきたデータを整理して、これを残す消すっていうのを取捨選択するっていうね、そういう時間というふうになります。
今日は、睡眠についてお話をしました。
健康のためにも、それから皆さんのパフォーマンスが落ちないためにも、それから老化しないためにもしっかりと必要な、自分の必要な睡眠時間を寝る。
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そして、必要な深さまでしっかりとその深さを落とすっていうね、この2つを心がけていただければと思います。
ということで、今日は私の京都の書斎の方から睡眠のお話をさせていただきました。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
いろいろな成功者・育成6ヶ月間ライフコースに関する情報は、ホームページをご覧ください。
では、またお見にかかりましょう。
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