1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
  2. #125『バービー』の感想をふた..
2023-08-15 31:00

#125『バービー』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

ピンクのディストピア

() 武富士 : かつて存在していた消費者金融会社(倒産済)。レオタードのダンサー集団が踊るだけという、金融業であることが1ミリも伝わらないテレビCMが視聴者に強いインパクトを与えた。2000年代までは放映されていたため、一定年齢以上の人間には「武富士のCM」だけで通じる。

() プリズムバトル : 女児向けアニメ『プリティーリズム』シリーズにおける、フィギュアスケートと歌を組み合わせた「プリズムショー」によるダンスバトル。映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』によって、映画ファンにその破壊力を知らしめた。ダンスの力で召喚した幻影により観客を魅了したり、会場を爆撃して瓦礫の山に変えたり、ライバルを真っ二つに両断したりする。最終的には召喚した電車で日本からハリウッドまで行く。

() メタリカのロゴ : こういうの

() 『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』 : 正確には「いじめっ子が未来のスポーツ年鑑を過去の自分に渡したことで現在が変わってしまう」でした。人の記憶っていい加減ですね。

() ハーレイ・クイン : 『スーサイド・スクワッド』および、以降のDCEU映画においてマーゴット・ロビーが演じたヴィラン。ビジュアル的にはめちゃめちゃ似合っているハマり役なのだが、『スーサイド・スクワッド "極"悪党集結』以外の登場作品は正直あんまり面白くない。

() ケイト・マッキノン : 2016年版『ゴーストバスターズ』のホルツマン。対ゴースト兵器を開発するエンジニア。パンキッシュなビジュアルと二丁拳銃で暴れるシーンが至高。

() ソウダネー : 抑揚なく同意。

() 『2001年宇宙の旅』 : このあとオープニングだけ観返したら、道具を使って倒しているのは敵じゃなくて狩りの獲物でした。人の記憶っていい加減ですね。

() よくある「悪の企業」デザイン : あんな暗くて殺風景なオフィスで仕事してたら心を病むと思う。

() 『ゴッドファーザー』について質問 : 『ダークナイト』も同じいじられ方をする気がする。

() 『高慢と偏見』 : 同名の古典恋愛小説を原作としたBBCドラマ。若かりし日のコリン・ファースがヒロインに振られて池に飛び込む。

() バーベンハイマー : アメリカで本作と同時上映となった『Oppenheimer』(原爆の父と呼ばれる科学者の生涯を描いた映画)と組み合わせ、爆炎を背景にはしゃぐマーゴット・ロビーやピンク色のキノコ雲といった不謹慎系のネットミーム「バーベンハイマー」が拡散された。それに対し、ワーナーの公式アカウントが好意的な反応を返したため炎上、日本公開直前に公式が謝罪する騒ぎになった。

サマリー

『バービー』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつは、男らしさや女らしさ、ジェンダーロールについてのメッセージが含まれた作品です。男も女もクソという描写から現実世界の男女平等の問題にも言及していますが、救いに欠けるように感じました。バービーの登場によって子供の遊びが覆され、女性の地位向上に貢献していないと言われる一方で、作中のマテル社の描写が現実味を欠いていると感じる話もあります。さらに、バービーのイメージに対する皮肉や男女間のクソさ、バービーランドの奇妙さなども描かれています。バービーエピソードは、妊娠、紫色のツリーハウス、スキッパーなどに焦点を当てており、バービーとケンの関係やバーベンハイマーやポリコレポリコレうるさい映画にも言及しています。

男らしさと女らしさ
ケンとライアン・ゴズリングとシム・リュウが黒いTシャツを着て踊りだしたシーンで、なんだかしんないけど変な笑いが出て止まらなかったので、そこで元は取れたなという感じはあるんだけど、
基本的なメッセージとしては、男も女もね、球体以前とした男らしさだとか女らしさ、いわゆるジェンダーロールと呼ばれるものとか、社会的に推奨されるような先進的な態度とか、そういうのも含めて、
そんなのは気にしないで、自分のなりたいものになればいい、そういうお話だとは思うんですけども、見てて、いろんなシーンでさ、男も女もどっちも違ってどっちも良いじゃなくて、男も女もみんなクソ、みたいに思うようなところが結構ありました。
カリカチュアが行き過ぎてて、ちょっとくどいなと。
最後の方で、人として生きるのってしんどいから、それの心の慰めとして生まれたのがバービーとかなのよ、みたいなことをさ、言ってるじゃない。
だから、基本人間ランドとコネクトした後、酒目を通った後のやつって、嫌な感じに書かれてるんじゃないかと。
人間世界もそうなんだけど、最初のバービーランドもピンク色の地獄って感じじゃなかった?永遠にあれが続くんでしょ。
主人公のマゴトロビーのバービーは2日目になって限界が来てたね。
そうそう。あれは人間界のママさんがバービーに投影したね、セルライトとかが出てきちゃったってことではあるんだけども、
ういを曲折あって、バービーランドも変わったぜって最後になるじゃないですか。
だけども、それがね、県にもお情けで役割をくれてやろう、みたいな雰囲気を感じちゃったのね。
これはね、現実世界での女性の立場が未だにそんなに平等になってませんよねっていうところの裏返しのメッセージだと思うんだよね。
それはまさしくその通りだと思うの。
全くその通りのメッセージが込められてて、そういうように書かれてるのはわかるんだけども、救いがねえなって思っちゃったのね。
シビアだよね。ファンタジックな見てくれはしてるんだけれども、描かれてることは結構シビアに描かれてるよなって思った。
だからバービーランドが女主体の話だから、そこの家を見て男も女もみんなクソっていう風に感じたんだけども、結局は男社会はクソっていうことだよね。
現実世界とは、男女が逆になった描かれ方をしてるでしょ。バービーランドって。大統領とかみんなバービー。実権握ってるのはバービーだしっていうような感じで、バービー&ケンにとどまる感じって。
そこらへんは自分のアイデンティティをね。自分は自分であると。ケンは僕なんだって見出して、自分を見失わないで頑張っていただきたいねみたいな感じで、やんわり終わっちゃったわね。
そもそも見失う自分というものがない存在として作られたケンが、アイデンティティを見つけるお話というか、ケンが主人公って感じだったよね。
ケンよかったわね。今回。
バービーランドの変化
よかったのかな。最後にアイアムケナフ。ケンは十分やでって。
なんかところどころ役が面白いんだよね。今日投票日だよねって言ったりとか。なんかねちょっと面白かった。
映画自体のちょっとポップでふざけた感じの印象を字幕にも反映してる感じだろうね。
ギャグもカリカチュアも全体的にちょっとね、畳みかけるようにどこどこ来て言いたいことすげーいっぱいあんだなぁと思いながら見てたんだけども、そういうものにボコボコ殴られながら見てる感じになったな。
ラッシュラッシュって感じ。
でまぁちょっとお腹いっぱいやでって感じにはなったんだけども、さっきも言った通り、ゴズリングとシムリュウが踊るシーンがバカみたいに面白かったから。
おろけ。竹藤だよね。
なんなのあのシーン。超竹藤のダンスっていう。
本当にわけわかんなくて面白かったわ。
その前のさ、ケンたちの戦争みたいなシーン。
まぁそこらへんもねやりたいことすごくわかるんだけども、ちょっとギャグとしてくどいかなって思っちゃった。
ボリュームがすごかったね。
あそことか、変な男らしさに目覚めちゃったケンたちが、袖のない服の袖をバッってやったら、胸から出る覇気でキラキラキラキラってやって、その覇気で戦う?なんか知らないんだけど。
その覇気を受けて。
胸から覇気をぶつけ合ってパーンって。
最後それが極まって、キラキラキラキラキラってなって。
平和的な戦争でありました。
プリズムバトルですよね。
うん、それ思い出した。
女児おもちゃであるから、そういう女児ゲームの香りも感じるよね。
だからプリズムのきらめきで戦ってるんだよあれは。
ケンが服はだけた時にさ、腰のあたりに見えるケンっていうロゴがメタリカみたいなんだよね。
意識してるんじゃない?
意識してるっていうか、もろにパロディなんだろうけども、
あの辺が男らしさの象徴なんだって思うとちょっと笑っちゃうね。
なんか学んできたんだろうね。
人間界に行った時に、タワーでいろんな映像とか見て、何かしら男らしさを、いろんなものを学んで、得てきたのがそれ。
最後に泣きながら、馬は男らしさの象徴じゃないんだみたいなことを言ってて、そこに気づいたら冷めたとか言ってたけどさ。
俺も見てて、アメリカって何?馬っていうのは男らしさなの?って思いながら見てたんだけど、違ったんだね。
テンプレ的な男らしさを出そうとすると、馬に乗ったりしがち?
マーゴット・ロビーとキャスト
まあ、昔ながらのアメリカントラディショナルな男らしさって、カーボーイなんじゃないかなって思ったよ。
棒にまたがるタイプの馬とか、あとエア馬やしてたじゃん。パカラパカラって。
選挙の日にね。
リアル世界で男らしさ、男社会に目覚めて帰った県のせいで、バービーたちが戻った時に、バービーランドがケンダムに変わっているっていうところ。
あれはバックトゥーザフューチャー2を思い出したね。
あ、そうなんだ。あんな話あんの?
バックトゥーザフューチャー2は、未来のスポーツ年間を手に入れたいじめっ子が、未来の世界で大金持ちになって、街を牛耳ってるみたいな。
未来に行ったら全然変わった世界になってたっていう話で。
結構あるよね。そういう情報を持ち帰ったせいで世界が変わっちゃうみたいな。ある種のテンプレな気がするけども。
それがピンク色と原色の世界で描かれてて、なかなか面白かった。
バービーのドリームハウスの入り口が西武劇のパターンって開くタイプのドアになってたりとか。
やっぱりあれがアメリカ人の考える球体依然とした男らしさなんじゃない?
そうなのか。酒場の入り口みたいなやつでしょ?西武劇の。
僕は先進的だから涙も流すみたいなことを最後に言ってたけどもさ。
今風の男だからみたいなこと言ってたね。
そういうのに対して有害な男らしさっていう言葉があるじゃない?
男はたくましくなければいけない。涙を流してはいけないみたいなさ。
そういうようなところへの皮肉も挟まってたんだけども。
とにかくそういう言いたいことが山盛りでお腹いっぱいになる映画ではありました。
とことん詰め込んでたね。
本当にとことん詰め込んだ。だからこれはこれはって見てるときに思うんだけども。
積極性がね。面白かったですけど。
テーマ的には積極性ことはやりつつなんだけど、映像的に良かったんで。
私は見れて良かったですよ。
僕も良かったよ。ただ見ててひねくれ者なので、これに素直にエンパワーメントされるのは嫌だなって思っちゃう。
そういう人は嫌だなって思った。これを見て素直にホダされるような人は逆に危険だと思う。
だから皮肉盛り盛りでやってるから作ってるホダってそんなことは意図してないと思うんだけど。
と思いたいんだけど。
逆に意図してちょっとうるせえよってくらい詰め込んだんだと思うよ。
マーゴットロビーの顔。予告とか見てるときって怖いなって思ったんだよね。
序盤はお人形さんだから極端に誇張した表情をするんだよね。
にっこりもそうだし、びっくりも悲しみも。
マーゴットロビーってこんな感じなのかなって思いながら予告は見てたんだけども、
最後に行くにしたがってやっぱり人間になるし、自然な表情という意味になってくるんだよね。
そういうところは良かった。
ハイレイクイーンで初めてこの人を認識したんだけども、
最初に見たときは綺麗な人だなと。ハイレイクイーンにぴったりじゃんって思いながら見てたんだけど、
その後何作か見てて、この人どの映画で見ても同じ顔するなって思いながら見てたのね。
だから今回バービーの予告も見てそんな感じかなと思ってたんだけど、今回は良かったなって思いました。
ただ作中でマーゴットロビーが言っても説得力ないとかいうそういうメタネタ入れないでほしい。
あれ誰の声だったんだろうね。急にメタのネタみたいなのが入るよね。
あとはライアン・ゴズリングが良かったっていう話もさっきしてたけども、シム・リュウも良かった。
シャンチーの人だよね。いろんな剣がいる。
あとはケイト・マッキーなんですよ。ヘンテコバービーの人。
あの人ゴストバスターズでかっこいいなって思ったんだけども、今回もなんか似たようなキャラだったなと。
マッドサイレンティストみたいなキャラをやってたけども、今回もそんな感じだったじゃん。
激しく遊ばれるとどうしてもパンク調にならざるを得ない。
股がグズグズになっていっている。
やっぱあれは全世界共通でなっちゃうもんなんだね。
で、ケンダムを取り戻すためにさ、ヘンテコバービーの家でさ、マイナーバービーたちを集めて作戦会議するじゃない?
その時に壁の隙間に挟まってさ、股がパーって開いて。
ずーっとあの姿勢なんだよね。
そうそう。あれは面白かった。
あとは、バービーの持ち主だった女の子の母親だよね。
あの人の意思がバービーに乗っかっちゃったわけだけども、
あの人の女性の抑圧されているっていうところの流せり、あれもすごいなとは思いつつも、説教だよねって思いながら見てました。
そうなんだよね。分かる分かるよって思ったけども、その分かるよっていうのは僕が男だからきっと本当には分かってないんだろうけども、君はどう思いました?
いやーなんかこうスピーチとしてバー喋られて、そうだねーって感じ。カタカナでそうだねー。
言うことすんなんか、各あれかしっていう環境で、現時点ね、自分自身が生きてるわけじゃないので、あんまりね、そこまでさ、
そうよね、分かる。私もなんか女性だからこんな風に、なんかしんどいとか、そんな感じじゃないのよ。
バービーの登場と子供の遊びの変化
だから、私もそんなにさ、うまく仕立てられて、カタカナでそうだねーってなっちゃった感じなんで、他の方がどう思われてるかっていうのは正直分かんないんですよ。
各あれかしといえば、子供の頃に人形遊びはあんましなかったたちなんですよね。
リカちゃん人形とかさ、バービーとか持ってる子もいたけど、私なんかあんまりちょっと気恥ずかしくてね、人形遊びとかママごととかが苦手だったのね。
あのオープニングでね、2001年宇宙の旅のパロディーから入るじゃない。
あれすっげー怖かったんだけど、何あれ。
いきなり荒野で人形遊びしてるから何かと思ったらね、あれパロディーなんだって音楽で分かってさ。
モノリスの代わりにバービーがズドンって出てきて、愚かであった女児たちが先進的な考え方に目覚めるみたいなオープニングですよあれは。
でもさ、赤ちゃんごっこをしてた赤ちゃん人形で他の赤ちゃん人形を叩き割るっていう恐ろしい映像が、あれは元の20何世紀だっけ。
2001年。
2001年宇宙の旅でそんな叩き壊すあれがあったの?
猿がモノリスに触れて途端に知恵を得て道具を使うことを覚えて、で骨で敵をぶん殴るみたいな。
でもさ、元はそうだったのかもしれないけど、何もそれまで可愛がってやってたんだったら、ぶち壊さなくたっていいじゃないとは思った。
赤子の人形で遊んでる女児が愚かであるかのような書かれ方でね。
そこはね、言わんことは分かる。バービーの登場によってそれまで子育てみたいなのが女児の遊びとしてあったものを覆したっていう革命的なことが起こったっていうのは分かるんだけど、何もそれまでの遊びを大否定するようなことをしなくてもいいんじゃないかなと思った。
だから率直に言ってあの入りは嫌だなって思った。
怖ぇなと思った。こんななんつって。
それで女性の立場が向上して男女平等が広まったと思ってたけど、みたいなことを言ってたから。
実際に現実世界でさ、娘さんにファシストとか言われちゃうじゃない。お前らのせいで、みたいなことを言ってて。
マテル社の描写と作中の皮肉
実際は女性の地位向上に貢献してなかったんですよっていう話で出されてたけれども。
キラキラ女子ばっかじゃねえんだぜっていうので、そうあらなきゃいけないっていうステロタイプを逆に作っちゃったっていうことなんだと思うんだけども。
それをマテル社本人の上で作るのは結構面白い話ではあるけどね。
いいよね。おもちゃ会社のメーカー側が登場人物として登場してみたいな。
作中のマテル社がさ、よくある悪の企業デザインでさ、暗くてさ、壁も黒くてさ、すごい殺風景なところで人が仕事してるみたいなさ。
ザ・ボーイズの役員たちが、役員っていうか首脳?神セブンみたいな人たちが寄り合って円卓会議みたいなのするとこあるじゃん。
円卓がハート型なんだよね。
だけども全員が年寄りの男です。
あれも皮肉としてやってるんだけども、さすがに現実に即してなさすぎじゃね?とは思った。
カリカチアが行き過ぎっていうのはそういうところでもあって、バービー世界でいろいろパロディしてるんだけども、現実社会はもうちょっと現実味を持って描いてほしかったなっていうのはある。
あのマテル社の中でのさ、おっかけっことかもさ、幹部たちが待てーみたいな不自然な動きをしながらとか、
ゲートのとこでカードキーがない逃げられちゃうみたいなこと言ってて、すごいトンマだったりとかさ。
リアルの方はリアルで描くからこそバービーランドとのキャップが引き立つんだと思うんだけども、現実の人間がトンマだらけだからさ。
なんかあんまりさけ目を通った甲斐のない描かれ方だったわね。
そうなんだよ。話全体のトーンを揃えるためにあえてやってるんだろうけども、もうちょっとギャップを引き立ててほしかったなっていうのはあるね。
会社のお依頼さんたちは実際何のために話に関与してきたのかよくわかんない。
ただ箱に戻れっていうときにでっかいビニールタイで手を縛ろうとしてるのはちょっと面白かった。
何回かオルオープンになるんだけどさ、ケンが写真撮られるときにめっちゃ決めポーズをしてて、イエーイって撮られてて可愛かった。
どうやって脱走してるんだよっていうね、2回もね。
うん、わかんない。着替えたらお金払えないとかね。
現実社会にうといからいろいろやらかすみたいなシーンが結構あるのかと思ったらそこらへんは割とあっさり流されたよね。
あのバービーランドから出てきてすぐにさ、2人が街を歩いてるとめっちゃ笑われるじゃん、街の人たちに。あれ何だったの?
いやもうカラーリングとか端的に言って服装がめっちゃダサかったから。
そうなのか。
激烈にダサかったからだと思う。
でも別にそれよくないって思うんだけどね。
まあだからそこらへんは作品としてあえてわざと強調してるんじゃない?
普通は黙って2度見するぐらいだよね。
なんかね、いろいろ品がなかったよね。
そう、世の中の男どもは品がないということを誇張して、誇張されてるのか実際そうなのかわかんないけど。
工事現場には女子力があふれているはずなので元気をもらいに行こうって言ったらからかわれて何やれって言って戻ってくるみたいなね。
実際にバービーのおもちゃセットで工事現場セットみたいなのがあるのかね。
工事をしているバービーの人たちがいたよね。
いたね。
あとあるあるネタとしてさ、男には質問をすると気分を良くするとかさ、ゴッドファーザーについて質問しろとかさ、
いろいろ気分良くして調子に乗せた後、海辺で歌わせて、完全に相手を魅了したと思って調子に乗っている絶頂のところで落としてやるんだって言って、
他の県のところに行ったりスマホいじるとか。
いや、うんうんわかるけど本当に残酷なことをするねって思いながら見ました。
男もクソだけども、そういう男の習性を使って絶頂からどん底に落としてやろうという作戦が意地が悪いなって。
かわいそうだよね。
思った。
シチュエーションとしては面白いんだけどね。
なぎさに、みんな焚き火にバービーとケンが、ケンは弾き語りをしていて、バービーは横でうんうんって聞いているっていうのがいっぱい。
作戦の結果はフルーツバスケットみたいになってさ、みんなが席を入れ替わり立ち替わりみたいになるわけじゃん。
そんなんでケン落ち込むんだねって思いながら見てたんだけどね。
まあそうなんで、男も女もクソっていう気持ちになってしまったということなんだね。
いいんじゃね?実際みんなクソだろ。
そんな中でも、まあやっていくしかないよねっていう感じになったよね。
バービーランドの奇妙さとバービーのイメージに対する反応
だから、うつバービーが出てきたのはちょっと面白かった。
もうツップしてうんうんってなってて。
実際にね、マフゴッドロビーがグネグネになっているところはちょっと良かったよね。
傲慢と偏見を七種したわって言ってた。
あれは面白かった。傲慢と偏見ね。
傲慢と偏見、私は傲慢と偏見って言っちゃった。
あんまり七種もしない方がいい気がするね。
最後の落とし所として普通のバービーを出しましょうっていうのも、あれも実際に待てる者が展開するのかね。
現実的に考えて無理だろ。なんだ普通ってってなるじゃん。
いや、だから人はありのままでいていいよと。
大統領とか弁護士とか立派なキラキラ女子でなくてもいいのよっていう世の中の潮流を反映したおもちゃなんでしょうけど。
逆になんかこれまでのバービーって大統領バービーみたいなそういう肩書き付きのバービーが展開されてきたのでってことなのかな。
スタンダードバービーは背が高くておしゃれで素敵女子っていうのがスタンダードであって、その他いろんな職業付きとか世の中女性でも活躍できますよバービーがあるんだろうね。
マーゴットロビースタイルいいから、実写化するんだったらうってつけの人が来たって感じなんだろうね。
まあそうなんでしょうね。
完璧に近いスタイルってことでしょ。
顔の強さも含めてピッタリだったんじゃないですか。顔というか表情の強さ。
でも大人になるまでそういう着せ替え人形とかに全く興味がなくて、物心ついてからプリパラですとか着せ替えて楽しいなって思うようになったぐらいで。
バービーって着せ替えなのかな?
違うの?もうワンセットみたいな感じで箱に梱包されてる分以外は、りかちゃんって着せ替え人形なんでしょ?
でも股がツルツルっていうところを何度も言ってたから脱がすことはできるのかな?
あれさ、英語ではバジャイナもピーナスもないわよって言われてたけど、単純にツルペタですって字幕ついてたね。
英語といえば毛状、胴状、カーサハウスっていう単語が語呂がいいから口に出して言いたいんだろうね。何度も何度も言ってたよね。
バービーの歌とかさ、字幕で見ると語呂になってないんだけど、うまく歌詞が。
ピンクの頭文字を歌にしてたけど、Nがニッコリっていうのがだいぶ無理矢理だなって思ったよね。
Kがクールとかね。言いたいことはわかるんだがっていうような感じにはなってたけど。
それをもって字幕翻訳がダメとは言わないけどね。
漢字出てたからよかったよ。
もう十分やでけんは好き。
ナヌも好き。
語像がナヌって言ってたら笑うわ。
だからなんかね、予告見て好きな感じだったのよ。
こういうピンク色が好きで、おもちゃのアクセサリーみたいなキラキラしたのが、
けんをこだすために最後キメッキメで行くシャネルバービーがつけてたネックレスとか、
ああいうのとか見ててね、すごい綺麗だなって思ってね。
ああいうのが見れてね、よかったよ。
最初のドピンクなバービーランドはどうでした?
最初のピンクの地獄は。
ピンクだなって。
改めて言われるとすごいピンクだなって思ったのと、
サーフィンしようとしてけんが波にぶつかって物理的に怪我をしたらしく運ばれていった救急車とか、
ああいうおもちゃとかみんなあるんだろうなとか、
それを全部自社化したのってすごいなって。
多分あれあるんだろうね、救急トレーラーみたいな。
かき割りの波とかもあるのかね。
かき割りの波にぶつかって本当にわーって言って。
犬のおもちゃとかさ、犬を連れているけんだとか、テレビがついているバービーだとか、
全部実物がエンドロールに出ていたと思ったね。
全く売れなかったグミって。
バービーの感想と逆説的な描写
妊娠してるやつ、妊娠はやりすぎだったとか言っててね。
あれ腹がカパッと開いてさ、中に入っている赤子が見えるのめちゃめちゃ怖い。
怖いよね。
全部ピンクの家ばっかの中に一つだけ紫色の家があるんだって。
ツリーハウスって言われてるやつだ。
お母さんが私お小遣い貯めて買ったわってやつだよね。
寄りによってそれを買ったの?
うん、言ってた言ってた。
そこに妊婦のミッチさんとバービーの妹として誕生したスキッパーっていう。
スキッパーって何度か言われてたけどあれ妹なんだ。
エンドロールの中にスキッパーちゃん、小さい女の子と成長したスキッパーっていうのが出てきてて。
小さい女の子がいたなって思ったけどあれがスキッパーか。
そうみたい。
そういう添え物的存在としてはアラン君。
アラン君。
もともと曖昧な存在であるとこの犬の友達というさらに薄い存在のアラン君。
保健ラムになってしまって脱出しようとして果たせずに戻るわけだけども、彼も全く救われないまま終わってるよね。
途中やたらと無双するアラン無双のシーンがあったけど。
かっこよかったよね。
めちゃめちゃ強い。
体格は犬と一緒だとか言ってたから多分同じボディなんだろうね。顔以外。
そういうこと。僕はこのワンバージョンしかないよみたいな感じで言ってた。
そういうメタネタポテコって入れられてて、わかるみたいな感じで笑えばいいんだろうけれども、くどって思った。
アップはバービー&ケンがいるんだけど、二人揃って恋中だって感じでありつつの、なんかチューすらもできないような。
二人一晩お泊りをしたところでたきびれを囲って語り合ったり歌い合ったりするぐらいの以上のことがしない。
それはジョジガングとしてのジレンマだよね。
なんかね、事前にSNSで揉めたせいで変なミスをつきあがって根竹しようとは正直思ってたんだけど、なんか見て普通に楽しかったんで。
願わくばそういうことなく楽しく見させてほしかったなっていうのはあるんだけど。
どうしてもバーベンハイマーの話は避けられないけれども。
バーベンハイマー。
あれはね、ワーナー本社のツイッターが下手くそだったっていうかアホだっただけだよね。
ツイッターの中の人はちょっと訓練足らなかったんですね。
アメリカ人の理解と責任
ああいう不禁止系のミームが流行るっていうのはもうネットなんてそんなもんだって思うし、
今回の話もさ、ピンクの地獄って言ったようにピンク色となんかおぞましいものが融合しているような雰囲気もあるんですよ。
見ててね、感じたので。
キノコグムをピンクにしちゃうとか、そういうのを発想しちゃう人がいるのはよくわかる。
だからステレオタイプの悪夢ってことだよね。
究極にステレオタイプしたところに感じる恐怖っていうのが狂気の世界みたいな感じで。
そうね。
なんで、まあバカだなって思うだけだね。
ただ、見た後、ポリコレポリコレうるさいくせにあんな下手打ったのかよ、みたいな気持ちになるのかと思ったら、
別にポリコレポリコレうるさい映画ではなかった。
ポリコレポリコレうるさい映画っていうのは?
正しさを押し付けてくる映画ではなかったなと。
むしろ何かありのまま、もうクソいままで、クソですね、クソですね、もうしょうがないなって感じで。
それ以上の説教してこなかったんでよかった。
どっちもクソで描かれてて、そのまま終わったので。
どうしようもないなって感じで。
だから、ある意味、その想像したまんまの内容ではあったんだけども、描かれ方はね、想像とちょっと違った。
説教臭い映画なんだろうなと思って見に行って、説教臭かったんだけども、
散々説教した逆にほったらかしっていうのがよかった。
なんも解決してない。基本的には。
人間ってクソいよね。人間なものって言って。
バーデンもあってて。
そりゃバーベンハイマーも流行りますわ、みたいな。
そういうノリをしても、なるほどねって、包容力はあるのかもしれない。
ピンク色で染め上げて、なんかしてしまうっていうようなブラックジョーク。
ブラックジョーク?
ブラックジョークで住んでるんですよ、アメリカ人の中では。
アジア人のことなんかは、やっぱり自分ごととしては考えられないっていうのは正直なところでしょうし、
そこを責める気はないよ。そういうもんでしょって思う。
裸感としてわかんないんでしょうね。
わかんないんだと思う。ただそれはそれとしてきっちり批判はしなきゃいけないから、
叩かれたのはあれはあれであるべき姿だと思う。これは。
ただし見ないで一点とかつけるのもそれはおかしいと思う。
そういうのがあった時点で、見てみてよっていう感じはするよね。
なんかいっぺん見てみるといいよ、これ面白いもん。
31:00

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