1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
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2024-03-04 25:58

#153『アーガイル』の感想をふたりでダラダラ喋ったやつ

石破ラブラブ天驚拳

() 『キングスマン』 : トンチキガジェット盛りだくさんタイプのスパイ映画。スパイらしさは全くない。『威風堂々』をBGMに綺麗な花火が上がる。

() 『キック・アス』 : お手製スーツの素人高校生ヒーローがバズって人気になり、調子に乗っていたら真の巨悪と敵対することになってしまう。いろいろあって最終的には敵のボスを爆殺する。

() 石破ラブラブ天驚拳 : 『機動武闘伝Gガンダム』のラストバトルにおいて、主人公とヒロインが愛の力で繰り出した必殺技。二人の固く結ばれた手からおっさん型の気弾が飛び出す。

() そういう妖怪 : とんがり帽子を被ったゴブリン的な。

() シスみたいな : 『SISU/シス 不死身の男』。殺しても死なないおじいちゃんが執念深く襲ってくる。怖い。

() クソエンタメポップコーンムービー : ここの「クソ」は「エンタメ」にかかる強調の副詞。クソ映画だと言ってるわけではないです。

() 『マダム・ウェブ』 : 「マーベル初の本格ミステリー・サスペンス」だそうです。なめとんのか。

() 『キングスマン:ゴールデン・サークル』 : 超電磁投げ縄や、コリン・ファースとタロン・エガートンのバディファイト、世界一かっこいいカントリー・ロードやエルトン無双など、激熱ポイント多数。前半ボケ老人と化しているコリン・ファースがやや残念。

() 『キングスマン:ファースト・エージェント』 : 踊る怪僧ラスプーチン。

() 『キングスマン』でサミュエル・L・ジャクソン死んでる : ヴィランのリッチモンド・ヴァレンタイン。アメリカのIT大富豪でヤンキースのキャップをかぶり、ディナーに招いた客にマクドナルドのハンバーガーをふるまう。マシュー・ヴォーンはどんだけアメリカ人嫌いなんだよ。

() 弱火でじっくり : 漫画『HUNTER×HUNTER』でハンター試験会場へ向かうために使われた符丁。

() 『映像研には手を出すな!』 : アニメーション製作をする高校部活もの漫画およびアニメ(実写映画は未見)。設定マニア・空想好きの浅草みどりが語るディティールは単なる空想を超越し、「最強の世界」として具現化する(という演出)。アニメ化が素晴らしかった。

() 不二子ちゃん : 『ルパン三世』シリーズの登場人物、峰不二子。音声は「フゥ~ジコちゃ~ん」って言ってるのにちゃんと「富士子ちゃん」(惜しい)と文字起こしされていて驚いた。AIすげえ。

() クックドゥー : 味の素株式会社が販売している中華合わせ調味料。『キングスマン』クライマックスのBGM『威風堂々』は過去に同商品のCMにも使われていたため、筆者は「花火」のシーンで鍋の中で踊る回鍋肉を幻視してしまい、より一層笑えた。

サマリー

『アーガイル』は、キングスマンシリーズとは異なる突き抜けた感じはありませんが、お話の入れ子構造やひねりのある脚本が楽しい作品です。クライマックスの発煙塔のダンスバトルを見て、ただそれだけやりたかったのかなと思います。 アーガイルのあらすじを喋りながらダラダラ話しています。ジン・トニック、スパイ映画、木浦さん。

脚本のひねりと入れ子構造
嫌いじゃない。
キングスマンとか、キックアッスみたいな、突き抜けた感じはないけどさ、
お話の入れ子構造というか、ちょっとひねった脚本がね、楽しかったな。
綺麗なキングスマンみたいなのを想像してたんだけど、そうでもなかったかな。
キングスマンみたいな、夢のスパイガジェットとか出てこないしさ、思ったよりは真面目。
私はクライマックスのあれがやりたかっただけなのかな。
本当にそう思った。
あの発煙塔のダンスバトルでしょ。
もうこれやりたいだけじゃんってなった。
何しろあそこでダンスする意味が全くないからね。
あれ見ながら思ったのは、やっぱ関原ブラブ転響拳なんだけどな。
俺は思わなかったけど、もうずっとやりたいだけ。
これやりたいだけって。
ダンスしながら発煙塔蹴っ飛ばして飛ばすとかさ、あの部分に全く意味はないし、
あとはカラフルな発煙塔のね、クロスして飛ぶ様とかさ。
あれで、何か2人の動きでハートをね、何重にもハートを形作っていくっていう、
そういう、あのシーンをやりたかったっていうのと、
あとスケートで立てやったら絶対かっこよくて面白いよねっていうのが、やりたかったんだろうなって。
そのために、前段階として脚本が複雑すぎたなとは思った。
ちょっとね、結構クドクドしてるなって思った。
僕は、どんでん返しでびっくりっていうのはないんだけども、嫌いではないです。
キングスマンとの比較と意外性
あとね、最後のスケートだよね、本当にやりたいだけ感がすごくてさ、
足の靴の裏にナイフジャキンってついてさ、
銃剣を抱えてジャーって滑っていくところ、怖くて笑っちゃった。
あんなのが迫ってきたら怖いよ。
なんかアイルランドかどっかにそういう妖怪いるとか言われても信じるもん。
シスみたいな、伝説の。
で、まぁその後ね、華麗に滑りながらさ、ズバズバ切っていくとか、
あの茂でよかったかな、最後にスピンしながらジューズ、これもやりたいだけ。
あそこのさ、原油が漏れてヌタヌタになるシーンで、相手の敵のスパイの人みたいなのはさ、
お、ズルってなるところがスタイリッシュでよかった。
下半身がズルズルになってなんかに捕まってやっとこう立つとこでしょ。
そう、あれなんかもう、動き方とか、あとやられた時に吹っ飛ぶのとか、全てがスマートなんだよね。
基本スマートモテリーマンみたいな人しか出てこないじゃん。
あそこの原油でね、お、ここは滑るところなんですねっていうのを示すためにソウロと歩いてズルってなってた、あの人がね、すごいよかった。
あとは小説アーガイルの中のスーパーコンビだよね、そのアーガイルともう一人相棒の名前、ワイヤットだったかな。
ヘンリー・カビルとジョン・シナがやってるやつ、あの二人のいかつい感じがとってもよかったな。
単純にジョン・シナが好きってのもあるけどさ、最初のオープニングシークエンスのところでさ、逃げる女テロリストをさ、ひょいってバキッからつまみあげるところとかさ、すごいよかったし、
あとヘンリー・カビルが出てきた本物のアーガイルだって言ってたエイダンさんに言われてたのが、真おカラーで変な髪型の男とか言われてて、言われてみりゃそうよねって思ったよね。
でもまあかっこいいよね、あれはあれで。
アーガイルとワイヤットの関係は、主人公の女の人とエイダンなんじゃないの?
そうだよ。
エリーイコールCIエージェントのレイチェルさんで、レイチェルさんの記憶がアーガイルという小説になってる。
エイダンさんがワイヤットの女子の方だった。最初の方はエイダンがアーガイルだって名乗って誤解させるようなところ。
あと、実はこの人はワイヤットの方でした。
あと、どん年返しが多いよね。だからアーガイル本人はエリーだったし、エリーはレイチェルだったし、レイチェルは実はティーのエージェントだったし、でも実はやっぱり味方だったし、みたいな。
ひっくり返しすぎてちょっと複雑になってる嫌いはあるよね。
ラストがやりたかっただけのクソエンタメポップコンムービーにしては複雑だと思う。
そこらへんがごちゃごちゃしちゃうと、私はわからなくなっちゃう。
そこらへんはちょっとややこしかったなぁと思う。
だんだん入り組んだ謎が解けていくタイプの、そういう映画なのかと思いきや、そこの円幕で2人でダンスしながらバトルするところで、私の中の主人が、はいポンクラ!ってポンクラハウントをパーって出した。
これは最初のチェイスのアクションからして、現実味はすっ飛ばした感じの映画なので。
だから前回のマダムウェブはさ、本格ミステリー、サスペンスみたいな歌い方をしといて、あのざまだったから、ツッコミ入って笑っちゃったんだけども、今回はもう最初からそこにスイッチが合わせられたから、こっちもツッコミどころはすごい多いんだけども、ただ楽しめたんだよね。
ツッコミはしっかりしてたよ。なんかマダムウェブは、なんかダメになっちゃってたじゃん。いろいろと。それはダメだろうっていうワイヤーになっちゃった感があるんだけど、なんかちゃんとできてはいた。
オペレーションフォンチュンとかさ、レッドノーティスとか、ああいうもうアップルなんとかっていうのが出てきた時点でちょっと思ったけど、配信用の映画っぽいよねと思った。
なるほどね。そのアップルムービーっていうのかな?アップルが出資して作ってるんだろうね。
そのせいで、ハッキングとかに使うPCが全部Macなんだよね。
ああ、アップル社製のやつなんだ。そういうこと。
そこはちょっとね、違和感すごかった。ジョージナがMac叩いてるんだけども、たぶんガチのハッカーの人はMac使わねえんじゃねえかなって思った。
ぽくないよね。
Linuxとか使うんじゃない?知らんけどって思った。
アップルだけどインターフェースはLinuxだったりとか、そういうわけわかんないことが起こっちゃうっていうね。
悪い、ディビジョン側は謎の未来っぽいコンピューターを使っててね。
ただ、ラップトップとかの出てくる製品は弊社でよろしくっていうね。
そう、スパイダーマンとかでやたらソニー製品が出てくる時みたいな。
そういうところも出資者がね。
配信用の映画でもワンチャン映像、映画として出品するために一定期間上映したりするじゃん。
そういうタイプの映画だよね。
猫の扱いとポップコーン映画
そうなのかね。
オープニングタイトルであんまり凝ったオープニングじゃない1枚絵でタイトルがバーンって書いてあって、
ハイキューとコソコって書いてあるタイトルがバーンって出るやつはそういうケースが多い気がする。
あんまり力入ってないやつ。
力入ってないわけじゃなかったと思うけどね。
タイトルの出方がってことに。
タイトルの映画泥棒の後にそれがワンカットボーンって挟まる。
あんまりね、すごい力入れてる感じがしない気がする。
確かにキングスマンとかタイトル出てくる時とかね、爆撃でがれきが文字に変わっていくとかね、ちょっとこだわってた感じはあったよね。
めっちゃあれで上がるのね。あれはキングスマンの時は忘れられないんだけど、あの爆撃が飛んでくるがれきがキングスマンっていうのを出した時点で爆上がりしちゃったんだけど、
そういうのじゃないんだなっていう。
落ち着いた感じはあった。落ち着いた感じとか言いつつ最後のアクションはもうポンチキンなんだけど、
それはそれでましゅぼんぶしというか、大好きなのね。
あのね、最近の映画とかだったら続きものの2とか3とかそういうのがなりがち。
キングスマン2とかファーストエージェントよりは好きだな、僕。
あとは猫ちゃんだよね、ポイントは。
丈夫だったね、あの子ね。
あのね、3階から投げ落とされるところはやっぱりちょっと嫌だったけどね。
入っているリュックになんか飛んできてパリンって言われてニャーって言ってるところとかかわいそうだったし、
だからあの酷い目に合わないんだろうなってことはわかるんだけど、いくらなんだってあんな銃撃戦とかの中にリュックに押し込めてずっとね、連れて行くのもなんだかなって。
あのリュックはいいけどね、宇宙服のマスクみたいになっているマドとかさ、あそこでずっとおとなしく顔を出しているあの子はかわいかった。
かわいいんだけど、ひげボサボサの状態でアーガイルですって言って電車の席で一緒になったアリエッティーじゃない?
エイダンさんがコンコンって指で叩いたりとか、猫に対する扱いがすごい嫌なリュックサックボテって落としたりとか、
エリーも怒れよって感じなんでね、コンコン叩いてるときに、ちょっとやめてうちの猫にって。
だから猫に対する扱いがね、あんまりなんか、猫を飼ったことあったりする人だったら突っ込むところがいっぱいあると思うのね。
だけど、番組見たら、あの猫、監督の飼い猫って。
素晴らしくて、いいのかなーって。
落とした後に二人で背中から落ちるけど、下に猫がいるのにやめてって。
潰れるかと思った。
絶対潰れないのはわかってるけれども、やめてって。
あと地味にあの時エリーがリュック背中から落ちるのも嫌だった。
あの時にリュック割れないんだって思ったしね。
猫の扱いがね、私的にはダメでしたね。
それは俺も非常にそう思った。
無事だったからよかったけど。
書斎でさ、棒の上に血ぐらがあるところにさ、ママ仕事だから入っててねとか、あの辺はかわいいなってまだ見れてたんだけど。
持ち運ぶときに大人しく手とか伸びてるところとかね。
あれもちゃんと猫の持ち方ちゃんとしてて、これはまあまあいけるいけるって。
そこまではよかったんだけど、その後にスパイパートに入っちゃうともうちょっとね、猫の扱いがね。
命を捨てて猫を助けに行くか、それとも俺と来て真実を知るかっていう時に、あの子を置いて行っちゃうのも嫌だった。
そこらへんのね、心構え的なところは割とどうでもいいんだけど、単純にね、たとえCGとは家ですよ。
猫の嫌がることをね、すごいしてるよなって。
普通、なんかどんなおっとりした猫だって、すごいストレスでダメになっちゃうんじゃないかなっていう状況がすごくあったから、嫌だなって思いながら見てた。
うん、それは思った。
なんか飛ぶシーンやったじゃん、バーって。
飛んだり、なんか飛び降りたりのところで、わーって人間でさえ気圧でどうにかなるところをね、あんな穴の空いたリュックにね、猫が。
いや、パラシュートだから気圧の方はまあ大丈夫なんだろうけども、あれ普通にしがみついてるだけなのにさ、途中で意識を失ってるから落ちなかったのかなとかさ。
はじょられたね、あそこね、急にブラックアウトして。
途中でね、アルフィーちゃん大丈夫かって言って、うん、大丈夫だよって言って。
一言だけで詰まされちゃうので、なんかなー。
いい、水銀フリーのツナを食っているって言ってね。
アルフィーと言えば、同じ名前のサニュエル・エル・ジャクソンが出てるわけじゃないですか。
で、ミッドクレジットでさ、キングスマン世界線と同じ世界だっていうことが示唆されてるわけじゃん。
だとするとさ、キングスマンの1でサニュエル・エル・ジャクソン死んでるじゃんってさ、別人だけどさ。
どういう扱い?
あのさ、見ててわかんなかったシーンが、まずそこで出てくるあの人は誰なのって、若い綺麗なお兄さんが出てたじゃん。
本編の方の最後に、みんなからの質問会のところで、
あれはヘンリー・カヴェルだから、小説アーガエルの主人公をやってた役者さんだから、現実にもリアルアーガエルがいるんじゃねっていうようなことを出された上で、
ミッドクレジットの若者は20年前でアーガエルって名乗っているということで、
だから最後の黄色いシャツの人とあの若者が同一人物なのよ。
じゃあキングスマン世界線から来た何かの人かもってことかな。
そうそう、しかも所属してるのはキングスマンに所属してる可能性があるし、
しかもその小説一巻が映画化されますよって言ってて、
小説アーガエルの一巻がリアルに映画化されるのかもしれないし、
そこには本当にアーガエルがいるのかもしれないし、
それはキングスマン世界と繋がっているかもしれないし、
だからいろいろユニバースが和訳者に繋がれている構図になっていて、
僕らにも何だかわけがわからないことにされているんだと。
現実と虚構が曖昧になっていると。
エリーのイマジナリーフレンドとしてのアーガエルだけじゃなくて、
本当にアーガエルっていうのは存在する世界線があるんじゃないの?っていう。
なんかさ、ジョジョの6部までとスティール・ウォールランってさ、和訳者になっちゃうじゃん。
あんな感じのを見せられたのかなって。
分かんない。どういう構想を立てているのか分かんないけども、
あえて曖昧にしているようなところがあるんじゃない?
ザ・キングスマンって書いてある酒屋のところで、
焼き方は弱火でじっくりみたいなやり方で会話をしたら、
はいって言って、
ライフルが出てくるわけじゃん。
ライフルじゃないね。普通にケンシルとサイレンサーだね。
ライムを喋りながら
どういう違和感になるか知らないけど、いいライムだって言ってたね。
アルコールを一切抜いた。
ジン・トニックのトニックだけでお願いしますみたいな。
そんな感じ。
そういう符号があるわけでしょ。不調か。
ああいうスパイ映画っぽくていいよねっていう。
あとは最初にエリーの小説が現実を描いているわけではなくて、
予言だと本人に思い込ませてた時の、僕らもそう思ってたわけなんだけども、
ハッカーの家を探りに行くところがあるじゃん。
ここに何かがあるに違いない。
実際にそうなっていくわけなんだけども、
子供のごっこ遊びが現実になっているみたいでちょっと面白かったかな。
小説の続きを想像するんだ。
あれは敵の超兵器だみたいな。子供の遊びが現実になっていくみたいな。
そんな面白さを感じたかな。映像系には手を出すなでさ。
子供のごっこ遊び
浅草市がやるみたいな。
実際にしているのは会話なんだけど、それがビジュアルで出てくるわけだよね。
実際はただの過去の記憶だったわけなんですけど、そんなのをちょっと思い出したっていうのと、
あと最後のおいしいところを木浦さんが持って行っちゃうのはちょっと表紙抜けだったけどね。
木浦さんね。あれはアリアナ・デボスさんでしょ?
あの人が読者として心臓のところの隙間、空間、隙間空間じゃそのままだけども、
そういうところの安全自体を宇宙で打ち抜くというアイデアを送ってきてたっていうのは面白かったし、
それをさ、隙間回路とか、読者がアイデアで送ってくれたのかよってエリーがやってるときに、
エリーがどんな読者だよみたいなツッコミをしてるんだけど、
たぶんそこの英語のセリフではジフリーダーマーかよって言ってたんだよ。
そこちょっと面白かった。
ジフリーダーマーだとあれ連続殺人鬼の名前でしょ?
だとなんなん?
殺した若者を解体とかしてた。
体の構造にやたら詳しいっていう意味だと思うんだけど。
それ言うんだったらなんかを指してメリーポッピンズみたいだねみたいなことを言ったりとかしてて、
スパイ映画の魅力
なんかあっちのことわざでなんかあるんでしょうなぁと思いながら。
そうそう。だから字幕派ではあるんだけれども、
ちょっと聞き換えだとそういう気抜きいた言い回しとかも再現されてたりするのかなとはちょっと思った。
英国名というかそういうこじゃれた言い回しがあるんだろうなーっていうね、
ふしぶしに感じるオシャレ。
オシャレだよね。
オシャレだもんね。
オシャレなんだけど、
まあ007とかああいうスマートというよりはちょっとふざけて泥臭い感じが、
まあやっぱりマシューボーンのスパイ映画の魅力なんではないですか。
行き過ぎたスパイが好きなんだろうね。
やりたいだけって。
やりたかったんだろうなーって。
感じが本当にすごく感じる映画だからね。
だから楽しんでそうでいいんじゃないですか。
これがやりたかったんだろうなーって。
まあ話を複雑にしたせいで刺さらない人には刺さらないんだろうけど。
あとなんか特別ゲストとして売れてる歌い手の人とかを連れてきたりする感じが
まさに配信映画っぽいなーとか思ったかな。
最初の女テロリストの人でしょ。
あれデュアリッパでしょ。
あの人かっこよかったよ。
キーラが乗ってる車をバイクに乗ってパタパタと打つところ。
なんかCGとかすごく嘘っぽいんだけども
あそこは小説の中の世界だからわざと嘘っぽくしてるのかなっていう風にも感じたし
ただしょぼいだけかもしれない。
ラストの円幕バトルの銃の弾が飛んでくるとかもちょっとしょぼかったよね。
いいんじゃないかな。そこら辺はそんなに追ってないんだと。
でもなんかデュアリッパが銀キラのドレスのままイカツイバイクに乗ってバーンって行って
ジグザグにわざわざ道路を守っていくのに
なんかわかんない黄色い工業用の家具みたいなのをやって
まっすぐ突っ切っていく。ギリシャの街並みがめちゃめちゃにいいって。
これはあそこのバカバカしさでいい感じにスイッチがあった。
なるほどね。
デュアリッパの上から見るシーン、いろはざかーってなったよね。
あそこのあのカーブをあの猛スピードで走っていくのとか、あの嘘くささも変わらないし
すごいよかったな。
普通にかっけーよね。富士子ちゃんみたいなのはいいよね。
あの人かっこよかった。また見たいな。
あとやりたかっただけといえば最後のタンカー大爆発ね。
絶対やると思った。
絶対やると思ったし、爆発させる必要ないよねって思った。
あそこまで原油をこぼしていたし、なみなみ原油を積んでるね。
そもそも原油って銃の火花ぐらいで大爆発するものなのかね。
それ以前にパイプを思いっきり銃でね、撃って漏れ出してるわけだしさ。
そんな生成してない火花ぐらいで火つかないんじゃねえと思った。
どうなんだろうね。
巻き広がってからしばらくしたら木化したあれが10万してたとかなんじゃないんですか。
最後のスピン銃乱射は大変だったんだね。
スピン乱射は絶対やると思ったけども、絶対見たかったやつだし、よかったよ。
予告の時点でね、ちょっとカラフルな円幕は出ていたし、
これが予告でちらっと出てたあれかと。
まあファンタジーなんだけど、ポポポポンみたいな。
あとリフトしてスピンして乱射もさ、やるわけだけども、
リフトされるのがエイダのコーナーがちょっと面白かったね。
あのダンス自体はちょっとごっさいよ。
まあね。
キレのあるダンスって感じではなかった。
ニコニコでやってたね。
楽しそうだからいいよって思った。
キングスマンのキレキレなプロスロットルぶりと、
今回のこれを一緒にするかなって言ったら、否なのね。私は。
アクションとか、あとはグロとかもなかったしね。
別にグロはなくていいんだけど、なんででしょうね。
やっぱりキングスマンの下品さとグロとかは、
あの映画のスパイスにはなってると思うよ。
ポピーバーガーとかでしょ。
ポピーバーガーは嫌いなんだけども、教会の大虐殺とかね。
あれよかったなあ、ポリバースには長生きしてほしいわ。
そういう刺激の強い部分はないっていうか、今回血全く出なかったもんね。
だから家で平和に見れるドラマ、携帯とかでね、見る分には十分なあれだと思うよ。
なんかさ、茶々かかったことないって言ってたところは、
お手元サイズかホームシアターサイズで見る分には十分なあれなんだと思うわ。
あと演出的には、エリーが小説を書いてる時に悩んで詰まって、
エリーの台詞をヘンリー・カフィルが言うところはよかったな。
なんだこの展開はこんなんじゃダメだって言って、ギュルギュルギュルって花火のシーンが巻き戻ってさ。
あそこなんだよって思ったもんね。
なんも思いつかなくなって、ついにイマジネーションが枯渇して風景がなくなって文字になっちゃうところとか、
あれはちょっと気が利いてるなと思った。
ただ花火がめっちゃ上がってるシーンがキングスマンのクライマックスを思い出しちゃって、
あの辺で世界中でいろんな人がクックドゥしてるのかと思ってしまって。
花火好きだよなこの人って思いながら。
あとアップル製品だっていうことで、言われて納得なんだけど、小説書いてるとこのキーボード小さくて打ちづらそうってなって。
あれはああいうのを愛用する人がいるからね。
手を大きく動かさないで済むからっていうので、あえてミニキーボードを使う人もいるし。
そういうこと?
あそこもマークですねって思ったけどね。
おしゃれでスタイリッシュではあるんだけど、私だったらあのキーボードは使わないなみたいな。
キーボードって好みがあるからね、そんなこと断言はできないけど、あれ小さっ。
やっぱり見てるとそこかしこでキングスマンを思い出すような、本当にマシューボーンなんだからっていう感じの映画ではあったね。
だから逆にキングスマンと別のラインでこれ作る意味あるっていうのは確かにそうだと思う。
でも何か所々ワインだとか最後のお酒で絡めてこようとするあたりとか、やっぱりキングスマンにちょっとかすらせて作ろうとしている感じは。
だから前年齢的に見れるキングスマンを作ろうとしたのかね。
ちょっと気になったらキングスマンに興味をお持ちでしたらみたいな感じで、真口を広げるひとつの窓ではあるのかな。
そうね、だいぶマイルドではあるから物足りないって人もいるんだろうけど、でも俺は好き。
その分なんか本当だね、家族で安心して見れたりするスパイ映画っていうんだったらいいかもしれない。
だいぶ気楽な映画ではあった。
きれいだしね。
25:58

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