1. 映画の感想をふたりでダラダラ喋るやつ
  2. #156『デューン 砂の惑星 PART..

トレマーズ2ではなかった

() PART1 : 『DUNE/デューン 砂の惑星』。今回邦題から「DUNE」が消えたのがすごく気持ち悪い。どっちかに揃えてくれ。

() 爆発は全てを解決する : 眠たいマイケル・ベイ映画もあるので必ずしもそうとは言えない。

() このポッドキャストの初期に観た : 2021年10月。2年半前。

() ピーナッツさん : デイヴ・バウティスタが演じる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックス。気配を消すことで自分の姿が見えなくなる技が使えると主張し、丸見えの状態でピーナッツか何かをポリポリ食べていた。

() LIVE ZOUND : 川崎の映画館、チネチッタの音響システム。砂粒が音響で図柄を描くデモ動画が流れる。キンプリの応援上映のために遠征したのを皮切りに、よく行くようになった映画館のひとつ。

() ルネ・マグリット : 画家。人魚の絵が好き。

() ちょくちょく巻きが入る : 前作の冗長さはなんだったのってぐらい展開が早い。端折られてるのが明らかに分かるが、眠くならないのでこっちのほうがいいです。

() マー油 : ハルコンネン男爵がよく浸かってる黒い液体。とんこつスープのような白濁液の上に黒い液体が浮いている様子が見て取れたので、前作鑑賞時からマー油(とんこつラーメンに浮いてる黒い油)って呼んでる。

() 『メッセージ』 : 巨大なばかうけに乗ってやってきた異星人と意思疎通を図る言語学者の話。異星人の言語がイカスミみたいなモヤモヤで表記される。

() 借りてた船を爆破 : 「マイケル・ベイが撮影時の思いつきでリースのフェリーを爆破した」という噂。情報ソースが5chやSNSでしか見つからないので真偽の程は定かではない。

() フュリオサ : 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の実質的主人公。シャーリーズ・セロンが演じた。フュリオサの過去を描いたスピンオフがアニャ・テイラー=ジョイ主演で公開予定。

() 超神水 : 漫画『ドラゴンボール』に登場する仙薬。飲んだ人間の潜在能力を引き出すが、大抵は発狂して死ぬ。

() 九十九里浜 : 壮大で荘厳な砂漠が、海が入った途端に惑星アラキスから千葉県になってしまった。

() ラザロ : ファミコンのゲーム『スターソルジャー』に登場する、巨大な顔の敵キャラ。分割された状態で出現し、合体前に破壊すると80000点。

() 加工豚(かこうとん) : 漫画『波よ聞いてくれ』に登場する音響効果のプロ。相棒は加工猿(かこうえん)。

サマリー

『デューン 砂の惑星 PART2』は、前作よりも面白く、映像や音響も素晴らしい。砂漠の表情や戦い方、血族間の争いなど、魅力的な要素がたくさんあります。ハルコンネン家の暗さや黒子思考、サンドワームへの乗り方や砂の惑星のSF設定、爆発が大爆発になる戦いなど、『デューン 砂の惑星 PART2』の感想を述べています。アニア・テイラー・ジョイ、砂虫、調神水、ラザロ、映画館などの要素も含まれています。

映像と音響の魅力
おもしろかった。パート1と打って変わって、退屈で眠いパート1と打って変わって、最初からずっとおもしろかったね。
映像的にそんなに大きな違いがあるわけではないと思うんだけど、やっぱり爆発がすべてを解決するんでしょうか?
序盤からボコンボコンボコン爆発してたからね。
そういうあれ?いや、なんか単純に映像もすごかったし、音も最高だったし、あと今回さ、色味が抑えられてて、すごい美しかった。
それは前回もそうだと思う。まああの、白黒のシーンあったけどね。
今回の話だよね、白黒のシーンもあったんだけど、前回ってさ、赤いオーラと青いオーラがドンパチ戦うって感じで、あとずっと暗かったじゃん。
あとは砂漠のシーンみたいな感じで。
色調のトーンとしては、白黒のシーンを除けばそんなに変わらないと思ってるのね、僕は。
全体的に砂漠の色味で、そこで明るい部分と黒いシルエットみたいな感じで、割とくっきりきっぱり影みたいになったりするところとか、
あと全体的に砂漠色のシーンに赤い炎の色が。
あれは太陽光の色なのかなって思ってるけど。
私は古代兵器のまさしく火の力なんじゃないかと思ってます。
古代兵器なんて出てたっけ?
いや、核の弾頭が。
だから戦死の、一旦滅びかけた人類が残したのが遺産として引き継がれてるわけでしょ?
砂漠の表情と戦い方
俺は核兵器の隠し場所を知ってますってガニーさんが言ったときに、トイレに立って戻ってきたら、核兵器のところに生体認証して入っていくところだったので、そこら辺はあれなんですよ。核兵器は古代の遺産なんだ。
アトレイデス家に、各大統領家とか皇爵家とか、同じ皇帝の血筋なのに枝分かれしてるでしょ?
で、各家に核弾頭が遺産として受け継がれてて、血縁の認証で入れる?
大領家は皇帝の血筋なんだ。
大領家?
大領家っていうのが、いわゆる皇爵だの男爵だの。
ハルコンネンのところでしょ?
ハルコンネンも含め、アトレイデス家も含めて、そういう偉い貴族さんたちのことを大領家って言ってるんだと思ったんだけど。
ああ、そういう血筋の総称として?
じゃないかなって思ってるんだけど。
そんなことがあったっけ?
大領家連合から最後連絡があって、皇帝の即位は認めないとか言われてるから。
私、そらめしてた。大統領家だと思ってたら、大領家なんだ。
大領家連合とか言ってるから、いろんな家があって、たぶんアトレイデス家もハルコンネン家もそれに相当するんだと思ってるんだけど。
そうみたいだね。
設定はわかんないけどさ。
それはそれとして、色の話に戻しますと。
知事長としては、砂の色とオレンジの色と影の色でどんどんまとめられてると思ったのね。
だけども、やっぱり話が面白いだけで、見えるものが全然違ってくるなって感じて。
前作では砂としか思わなかったんだけど、今回は砂丘の表情とかさ、いろんな角度で砂を取られてて。
これが面白いと思ったんだよね。
一番最初にオッと思ったのが、ワームを呼ぶときにポールが斜面にドスンドスンってコールする、あれを埋め込むところね。
ざっと下り坂の上にポールが座ってて、絵が完璧に砂と空で斜めにスパーンと切られてるの。
ポーズがきれいだね。
その他の斜面の表情とかがずっと砂なのに、それぞれ違ってちゃんと計算されてるんだなっていうのを思った。
前作もきっと同じだったと思うんだけども、眠くってそんなところに気がつかなかった。
眠いし、何度もトイレに行ってて、前回はね、なんかすごいね、わけがわからなかったことを言ってた気がする。
もう3年前ぐらいなのか?
遅めなの?2、3年前ぐらいかな?
このポッドキャストの相当初期に見たからね。
2年ぐらい経ってんだっけ?
もうちょっと経ってるかも。
なのに砂漠の表情で言うと、何にもないところを砂虫を呼び寄せないように不定期なリズムを刻んで歩く砂漠歩行の軌跡であるとか、
あと振動の立て方によってグイーみたいな、でかい戦車がさ、
ハルコンネの息子のさ、ピーナッツさん。
デイヴバウティスター。
いや、役の名前。
名前はラッバーンです。
ラッバーンさんか。
ピーナッツっていう。
ごめん、ガイアラのさ、ピーナッツがさ、印象好きすぎてピーナッツって。
ラッバーンさんの採掘装置を積んだ戦車があるじゃん。
戦車の足がドドドドドって足並みで振動をさ、定期的な振動を刻むと、たぶん砂虫来るんだよね。
そこでビーって、すっごい痺れる。
今回さ、音響もすごかったからさ、体にビリビリ来てね。
うわ、すごいビリビリ来たって思ったら砂漠が涙ってんの。
血族間の争い
その砂でビーってやった時のさ、あのライブザウンドとかのさ、ビリビリの最初に出てくる絵あるじゃん。
あれ砂粒がビーってなって、波紋みたいなさ、文様を刻むじゃん。
ああいう感じで砂漠がなって、いろんなさ、液状の砂みたいなさ、挙動を示すじゃん。
それがよく分かってて、砂漠のね、いろんな顔がまさに見れましたね。すごかった。
流体力学だよね。
ただ、前作もアイマックスで見てるから、音響体験としても同じものを受け取ってはいるんだよ。
そう、同所見のはずなんだよね。
ただ、もう我々前回は全く分かってなかったよね。
私、目がそれぞれ右と左を向いてて、もうええ?ってなってたから。
だからさえ、人物がもうみんなに似てるし、そもそも原作読んでないから。
用語が分かんない。
分かんないから。
ただ、今回に見てたら、なんか言葉はややこしいんだけど、それをもって何を指してるかっていうのがよく分かったから、
言葉自体はすぐに覚えられないんだけど、
あ、なるほどね。これは、この宗教でいうところの、預言者としての呼び名なんだな、とかさ。
預言者というか、救世主だよね。
そうそう。で、英雄としての名前なんだな、とかさ。
あとルネマグリットみたいな、なんだっけ?
ベネゲセリットとかさ。
母ちゃんがそれでしょ?
なんか独特の女だけの宗教みたいな団体でしょ?きっと。
これはさ、もともと皇帝が知性の方法として使っている宗教体系っていうところの教母様の呼び名なんだよね。
星ごとに教母がいるみたいなことを言ってたもんね。
だから、それの手口をさ、人身の掌握とか知性の方法はそれに習って、
ポールのママンがさ、目覚める水を飲んで覚醒した後は、
同じ知性のやり方をするんだよね。
人々の信仰心を利用した知性をまた気づき始めるんだよ。
フレメンの中でね。
そう。
そういう原作の設定がわからないとわからないところっていうのはあるんだけども、
やっぱり前回は回復劇中心だったから、
言葉がわからないと話もわからないんだけども、
今回はね、話全体に動きがあるから、
勢力のぶつかり合いとかでもビジュアルでわかりやすくなるから、
そういう意味でもね、理解しやすかったんだよね。きっとね。
そうだと思う。
そういうふうにやっぱり気持ちが見る姿勢になっていると、
ツナの表情の話もそうだし、
メカもね、かっこよさがね、味わえるんですよ。
前作もかっこよかったし、同じデザインなんだけども、
やっぱりね、入ってくる度合いが違うんだよ。
ちなみに一番好きなのは、ペンって飛んできて爆発する地雷。
すごくよかった、あれ。
板がズバーって水平にペーンって飛んでいくの。
なんか地力か何かでくっつくようになっているのかわからないんだけど、
いきなりガバチョンって立ち上がって、
そのまま変な角度でビューンと飛んでいくんだよね。
何この仕組みってなった。
すごい楽しかった。
あとは戦い方もフレメンの人たちの戦い方になるじゃない、今回は。
前回の貴族同士の戦いって、シールド使っていて、
赤とか青に光って、もちもち連れ合っているだけで面白くなかったんだよね。
その前作に対して、フレメンの人たちは砂の中からバッと出てきて、
襲いかかって、素早い動きで相手を翻弄する。
急所を一発で仕留めるっていう戦い方。
さっきちょっとパート1の序盤だけ見直してみたところ、
そこでもやってたんだけど、もう完全に覚えてなくて、
今回初めて見たような気持ちで見たんだけど、
その砂ゲリラ的な戦い方がすごく見てて楽しかった。
巨大なタコ戦車をみんなで襲って、ヘリをロケットランチャーで落としたりみたいなシーンあるじゃん。
そこでポールがみんなに認められるわけだけども、
あの後、タコ戦車に対して遠くからすごいレーザー兵器みたいなのが貫通して、
最初からそれ使えばいいじゃんって思った。
何も危険を犯して接近戦する必要ないじゃん。
あの距離から貫通できる武器があるんだなって思った。
周りを防衛のヘリコプターがすご腕のスナイパーが乗ってて、
あいつをまず潰さないと、それが起動できなかったんじゃないですか?
本当に?
知らんけど。
足の裏をうまく駆け抜けて斜線を切ってみたいな、ああいうアクションをやりたかったのと、
ポールとチャニの絆じゃないですけれども、
そういうシーンを入れたかったんだろうなとは思うんだけどね。
ただ、2人がくっつくの早いなとも思った。
途中さ、なんかちょくちょく巻きが入るじゃん。
そうなんだよ。かなり駆け足でやってるなっていう印象が見てて思って、
それでも、今回終わんねえのかよと思ったけどね。
そう。
完結しねえのかよって。
なんか意外とここで終わるのかなって思ったら、まだ先があるんだみたいな感じで、
だから、どこら辺で終わる感じなのかなっていうのは、最後の方の30分くらいはわからなかったかな。
完結しねえのかよとか言いながらも、最初の30分くらいでこれ終わんないなって思ったけどね。
妹ちゃんのくだりを話してるあたりで。
あれさ、今回ってポールが覚醒して、戦争の引き金になったってところで、
次世代の匂わせがすごいあったじゃないですか。
そうなんだよ。だから、パート3では20年後とか言って始まんねえかなと思ってるんだけど。
そうかも。だから、結局同じ血族で血で血を洗う戦いが今後も繰り返されますっていう話になるわけでしょ?
でも、種は確保しましたって言ってたから。
そうそう。ハルコン年間のね。
追い子時代を、あいつ刺激と誘惑に弱いわって言って、ちょろかったっすってお腹を押さえてさ。
ちょろかったっすって。あいつの名前はフェイドラクサ。
ラクサ。
ラウサか。
ラウサ。そうだね。ラウサッチ。
ラウサッチもさ、闘技場のところのシーンとかさ、かなりのキレてる大物っぽく見せといて、
あ、今回で死ぬんだって思った。
もう因縁のあるハルコン年間の同世代で、後継ぎで、だからポールと対象の位置にいるやつだから、
ずっとライバルとしてしばらく出てくるのかと思ったら、あ、今回限りなんすねっていうのと、
割とね。
あと、ラッバーンさんの毛落とされっぷり。
今回、ラッバーンさんとか、ハルコン年の直下の人たちはもうババっとこう、
処理されちゃったっていうか、ガーディーさんだっけ?ガーニーさんだ、ガーニーさん。
ガーニーさんが、ラッバーンに対して復讐をしに行くわけじゃないですか。
因縁の相手として。
サクッと殺されたよね、ラッバーン。
もう一瞬で。
えらいあっさりだなと思って。
あと、この人、あの図体で武器ムチだっけって思った。
ヌンチャクみたいなの使ってたよ。
ハルコンネン家の暗さと砂の惑星のSF設定
なんか、今回ムチじゃなかった?
ムチだったっけ?ヌンチャクに見えた。
ガーイムヌンチャクを使ってるなって。
まあ、とにかくなんかしなる武器だったよね。
見た目に反してなんか、やわそうな武器使ってるなって。
槍とか使えばいいよね。長いやつとか。
で、一撃でやられると。
だから、使えない人っていうのがより引き立っちゃったわけだよ。
そうなのかね、このハルコンネン家の人たちってさ、
みんなとりあえず、挨拶代わりというか命令代わりに部下を殺すよね。
あの、ヘリで爆撃しろっていう前にさ、
その、なんかスポッター的な人の首折ってたしさ。
そう、だから肝心のね、運転手さんのね、とかパイロットの人の命取ったらダメじゃんって。
パイロテッドではなくて、なんかモニターみたいな顔をつけてて、だから観測手だよね。
観測っていうか、スパイスで覚醒された力で機械を操ってる人なんだよね。
なぜ首を折るって思ったよね、あのシーンで。
首を折ったの?あれって。
あとラウサさんもとりあえずナイフの試し切りで周りの人たち殺すしさ。
そうね、なんか首ひねられちゃったり、なんか殺されちゃってた事情の人みたいなのいっぱいいたよね。
ハルコンネン家よくそんなんで存続してたなって思っちゃうわ。
ほんとにね。
あと多分パート1の時にも言ったけど、あそこんち黒すぎる。
色がね。あんな暗い中で毎日生活してて気が狂わないのかという。
眉大好きだから。黒子思考の人たちだから。
だからあのハルコンネン教のご観覧のもとで催されたあれあるじゃないですか、闘技大会。
白黒だったじゃないですか。
そうね、白黒。あそこの映像というか、白黒が結構聞いてるよね。
ラウサの口を開くと口の中が真っ黒でしょ。
うん、あれよかった。
あと最初にあがるさ、なんかもやっとした花火。
あれなんかちょっとメッセージっぽいなって。さすがドゥニーデルヌーヴな。
ドゥニービルヌーヴのやつってさ。
確かにね、メッセージの謎言語っぽくもあるね。
イカスミっぽいもんね。
思いますにスパイスで花火作ったらなんなのかなって思ったんだけど、ポーンってやってブワーワーってなんか。
そんな後、ベネゲセリットのなんかシスター的な人とさ、ここは立ち入り禁止だぞって話してたところでも、あの花火あがってたんだけど、そっちの方は白黒じゃなくて、
同じもやもやが光としてあがってたよね。
まあそういうあたりの映像の効果もね、今回はちゃんと味わえたと。
あと闘技場が三角形なのがよかったのと、
あと周り囲んでた黒子の人たちのデザインが好き。
頭がミヨンってなっててさ、両手に獲物持って取り囲んでてさ、
で、ちょっと敵にちょっかいカッて出しちゃった人がいて、やめろって怒られてたけど、あの人後で処刑されちゃうんだろうなってちょっと思った。
あれは審判ってわけじゃなくて、周りからなんかリングを狭める役の人ってこと?
逃がさないようにだろうね。
で、いざという時にはラウスを助けるためにいるんだろうけど。
だけどまあそれなりにラウサさんは強いんだよっていうことが見てる私たちにもわかるシーンでしたよねっていう。
それと一対一で勝てるようになったポール君もだいぶ強くなったね。
パート1の時のヒョロヒョロだったのがすっかりいかつい砂のためになってしまって。
声物太くなれあって。
声張り上げるとやったら太いんだよね。
やたらと審判してる南の国代表みたいな人いたじゃん。
スティルガーさんね。
スティルガーさんを遠くから呼ぶときに、スティルガーとか言って呼ぶんだけど。
あの声が太かった。
太って。
ワームに乗ってるスティルガーに声かけるとかでしょ?
スティルガーって言うときに、たぶん砂虫乗ってる人に声かけるのってちょっと外の声量じゃ通じないから、あんぐらいの声量にきたわってことなのかな。
だから普段しゃべってるときには普通の声なんだけども、張り上げるときだよね。
アジテーションするときとかさ、我はポールアトエイですとか言うときはすんごい太い声なんだね。
だから予告の、昨日もさチラッとさ、明日デューン見に行くよねって話してるときにさ、
ところで、シャラメンの声太くないって言ったら、やっぱ思ったよねって話になったじゃん。
思った思った。
で、スティルガーって叫んだところで、うん太いってなったよね。
予告の時点で、めっちゃ太いんだけど声ってなって、
いや、覚醒したんだよ。
あの汁飲んで。
いや、汁飲む前からの声だ。
汁飲んだらだいぶ終盤じゃん。
でも汁飲む前でも、もう目が青くなってたじゃん。
それはスパイスの影響だよね。
あの命の水、ワームの大液だよね、青い汁。
飲むとさ、言葉にさ、なんか強制力が乗るのかな。
母ちゃんもそうだったけども、なんかやめろみたいなさ、強く言うとさ、音がドゥンってかぶるじゃん。
それは、あの母ちゃんの家系のお家芸だよ。
それは覚えてる。
デューンの1の時に、音玉みたいなやつで相手の精神を支配する能力ってのを持ってるんだけど、
滅多な時に使っちゃダメよって言って、ポールにサトシチンがあったんですよ。
あれ飲んだからってわけじゃなくて、もともと使えるんだ。
もともと使えるんだけど、ポールの母ちゃんも汁で覚醒してたからさ、
チャニちゃんをさ、ポールを生き返らせなさい、やらさいって時にすごい使ってたじゃん。
そこでドゥーンしたねって思って。
だから、野太い時のシャラメッチの声ってドゥーンも入ってたりするのかな。
いや、それはないんじゃないかな。
エフェクトとしては、ドゥーンってなってなかったんだよね、シャラメの喋ってるシーンは。
シャラメ、最後に1回ドゥーン出したよ。
出してた?
うん、水飲んだ後に1回ドゥーン使ったから、だからあれの影響なのかなって思った。
大民衆に向かってこう…
どこで出したか忘れた。
アジテーションの時には使ってない。
とにかくさ、未来が見えちゃって、全宇宙を巻き込む戦いになってしまうから、
南に行きたがらなかったシャラメが、ある段階で諦めて、進行の対象になることを受け入れるんだよね。
周りを巻き込んで、大戦争になることを覚悟しちゃったシャラメと、
それを悲しそうに見るチャニ、ゼンデイアの目。
あとは他の女目取るって何よ、みたいな感じで悲しいチャニさんというところで、
あんまりこの先楽しい話にはならなそうだなと。
ないよね。
最初の方にお葬式のシーンがあったから、
サンドワームへの乗り方と映像効果
チャニちゃんとポールがいい感じだし、結婚式とかも見れたりするのかなって。
砂漠の民の冠婚葬祭とかって、お葬式のシーンよかったじゃん。
目に泥塗って、太回し具器みたいなやつで体の水分を吸い出して、
死んだ人たちの分だけの水があそこに溜まってるけど、絶対この水は使わないっていう。
命そのものなんだよね。
それがハルコンネン家に攻撃されて、瓦礫の下に埋まっちゃってるところもかなり辛いシーンだったよね。
そういう細かいSF設定で、貴重な水を死体から絞り取って、
ハルコンネン家の手からも絞り取って、
汚染されている水だけれども冷却ぐらいには使える。
吸い出すところとかすごい良かったし、
最初におっと思ったのは、ハルコンネン家が半重力なのかな?
崖をふわーって登ってきて、
そこすっごい面白かった。
映像としてもかなり良かったし、
登った岩の上で頭をパスって撃ち抜かれて、バトバトバトバト落ちていくシーンとか。
もうあそこからいきなり面白かった。
最初からこれすごい面白いやつじゃんって思って、
ツナムシが来る逃げようってダッシュした後、ふーんって飛んでいくんだけど、
最初から飛んだら良かったんじゃない?とか。
どうなんでしょうね。それなりにバッテリーなどを使うからじゃない?
ガーニーさんが船から降りる時も、
ふわーっと降りてきて、
何かの装置を着地直前に切ってたんだよね。
なるほどね。そういう技術なんだね。
なのかなって思った。
スーツに仕込めるそういうのがあるんだ。
特に説明のないSFガジェットですよ。
小説だったら多分字の文でいろいろ書かれてるんだろうけども、
それを映像で見せてもらって、
これはこんななんだな、みたいな。
サンドワームに乗るためのフックも前作に出てたけど、
今回はじっくりたっぷり見てたじゃん。
どうやって乗るのとか。
乗るのは分かったんだけど、
どうやって降りるんだろうなって思った。
分かんないけどさ、あれなんか新幹線みたいに使われてたよね。
ポールが仲間に認められるための儀式として乗るわけじゃないですか。
バンジージャンプじゃないけども、
儀式的な感じで乗ってるのに、
南に大移動する時にはさ、
一匹にみんなさ、
よにげの荷物じゃないけど、
いろいろ持って乗っててさ。
あとポールママはカゴに乗せて、
あ、カゴでも行けるんだねって思う。
どうやったの?ってなるよね。
旅の準備で育てる準備をしました。
虫呼び装置を設置します。
どんどん多分虫くるんだろうなと思ってたけど、
あんなしてみんなで相乗りして、
さあ北に行きましょう、南に行きましょうって感じで、
東北新幹線界みたいな、
あんな感じで。
原作読めばどうやってるのか、
分かるのかもしれないけど、
戦いの爆発とシリーズものの進行
便利ね、スナムシって思ったね。
あとは皇帝軍に対してさ、
予告の3匹ワームがどーんと出てくるし、
やっぱりね、分かっててもよかったなと思って、
平原を切り裂くさ、スナムシの奇跡とかさ、
かっこいいし、
何より戦いの唇を切る大爆発ですよ。
やっぱり爆発は最高だね。
そう、爆発は全てを解決する、
マイケル・ベイ信者みたいなことを言い出してしまうけれども、
やっぱり爆発があるとないで、
意識の保たれ方が違ったね。
マイケル・ベイってさ、借りてた船、
京が乗ったから爆発させたので盛り上がるからってやった人?
そうそうそう、本当かどうかは知らないけども。
やりそうだよね。
でもさ、乗っけからぐいぐい引き込まれて、
今回は長かったけど、
集中できたし、トイレも行かなかったし、
最初から最後まで面白かった。
それこそ数世代に渡る一大作画なんだね、
ということが今回見てわかったわけで、
果たしていつ終わるんでしょうね、この映画。
パート5ぐらいまでありそうな勢いじゃない?
もうかったらまた次作るって感じで。
一応区切りのいいところで今回は終わったからね。
俺たちの戦いはこれからだ。
みたいな前作とは違うは違うね。
図工だったけど、1の時は。
2は普通からだけでも見てもいいと思うし、
ただ2なんでしょ?
1ってこんなに時間あんの?とか言って、
それで躊躇する人が出たら残念だなと思う。
まあね、シリーズものだから進めば進むほどね、
見る人は減っていく感じになるもんね。
アニア・テイラー・ジョイと砂虫のシーン
ところでさ、ポールが夢に見た妹の育った姿。
アニア・テイラー・ジョイだったね。
あんな目でかい女優さん他にいないよね?
いない。でもピュリオさんもやるんですよね。
シャーリーズセロンの若い頃だって言っても無理があるけど、
その割り切りは面白いというか、
アニア・テイラー・ジョイがそういう役やるんだっていうのが面白い。
ポールの妹はどっちかというと、
ベネ・ゲセリット方面で、
だからお母さんの口を通じて実質的に牛じってんのって、
妹のあれでもあるわけじゃん。
すでに命の水成分が染み込んでるしね、胎児の状態で。
命の水の抽出シーン面白かったね。
砂虫をパッて掴み取って溺れさすっていう。
まず、どんどんって規則的にステップして刺激すると、
こっちに飛びついてきますんで、
口を捕まえて、体に巻きつきますけど、
怖くないよーって言いつつ、
言いざまに水にぶーって溺れさせて、
その後伸びる砂虫。
ダラーンってね、力が抜けて。
口がビヨーって出て、
なんだなってすごいよくわかるんだよね。
で、何かを刺して、
汁を当たります。
だからさ、デューンの惑星で砂漠の中で暮らしてる砂虫は、
ご飯食べるときとかでも砂ごと飲み込むから、
スパイスを常時体に入るわけで、
血液が濃縮されてる状態で、
特濃のスパイス液、調神水みたいになっちゃってたけどさ、
あれを、管をビーってやると、
俺も調神水だって思った。
お母ちゃんがもだいてるところで。
マジモンの方の調神水だよね。
カリン様が持ってたやつは、ただの水じゃだったけど、
マジモンの調神水もあるんだって感じになったじゃん。
あとは、砂の表情うんぬん言ってたけどさ、
アニャテーラジュイが出てたとこってさ、海があったじゃん。
砂の横にザザーンって。
じゃあ、アニャテーラジュイになった状態の妹ちゃんの頃には、
海に到達するっていうことなのかな。
海ができるのか、それとも違う惑星なのかわかんねえけど、
くじゅぐり浜みてえだなって思っちゃった。
砂の横に海があると、
急にその辺の海岸みたいに思えるなって話なんだけどね。
しかも千葉の海岸ってことでしょ。
本物のくじゅぐり浜はもっと砂真っ黒いけどね。
最後さ、もともとの美しかった砂漠の土地が、
核でめちゃめちゃになっちゃって、じゃりっちゃりになっちゃってたじゃん。
っていう夢を見てたね。
夢だったんか。
水脈があるところがさ、ハルコンネンゲに攻撃されるじゃない。
その直前だよね。
あの顔のさ、ラザロみたいなのからビーって、
チョロンチョロンチョロンって出るの。
あれすっごい面白かったね。
あれ顔なの?
人の顔みたいなところから、
顔の真ん中の割れ目のところから、
チョロチョロチョロって。
浮かんでる空母はわかるんだけど、
ラザロ、映画館体験、音楽の感想
あれ人の顔だった?
うん。
ハルコンネン部隊の人たちが対立してるときに、
その真ん中に顔がいくつか並んでたんだよ。
その後、爆撃中はこの辺黒くなっちゃうからわからないんだけど、
あれ予告でも見てて、ちょっとラザロを思い出したんだけど、
顔自体は微動だにしないのに、
すっごい威力のさ、爆撃するわけじゃん。
未来のテクノロジーって感じ。
僕だからラザロって通じるけどね。
ごめんね。
あれ注釈入れといてください。
なんだよってわからないこと言うなよって。
砂虫の扱いといえば、
もう最後に色々複雑な気持ちになったチャニがさ、
砂虫を呼んで乗る準備をするところで終わるじゃないですか。
あれはムシャクシャするから、
夜の高速をバイクでかっ飛ばしてやったぜみたいな、
そんな位置づけみたいに思えてしまって、
ちょっとね、面白かった。
私は実家に帰らせていただきますだと思った。
わかんないけどね、
3に向けてどこかキーとなる場所に向かう伏線なんだろうけども、
あの表情で砂虫に乗ろうとすると、
なんかムシャクシャするから乗ろうとしているように見えた。
ムシャクシャはしてるんだって、
私のこと愛してるって言ったのにってね。
命ある限り愛し続けることを誓うって言った後、
他の女をめとるって宣言しちゃうんだから、
最悪だよね。
信じられない。
バチクスを着れて、
チャニちゃん、タクシー!って。
国のね、今後の計画的には。
そうするのはわかるけれども、
心は受け入れられないわな。
面白かったな。
最大限まで耳がビリビリで、
ちょっと耳がおかしくなるぐらい、
昔なんか小さい箱のライブを見に行った時に、
翌日までおかしくなったことがあるんだけど、
それギリギリぐらいまで、
ちょっとビリビリが来たのは、
映画館では初めてかもしれない。
ハンスジーマーさんの音が、
とにかく低い音をドバーンって使ってね、
音楽っていうより、
効果音みたいな曲なんだよね。
カコアトン?
ドバーンって。
で、時玉、
みたいな声が入るじゃん。
あんま音楽って感じしなくて、
好きなんだけどね。
1の時は、デューンって音から始めたよね。
今回もデューンって。
でも、ちょっと音違ってたけどね。
映画の重厚な雰囲気にはぴったりだよね。
映画館体験として、すごいよかった。
映像だけじゃなくて、
音のいいところで見てくださいねって感じだね。
本当にパート1と全然違ったね。
32:09

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