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- こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。この番組では毎週1冊の邦訳アメコミを紹介しています。
- ですがですね、昨日6月16日、映画が2つ公開されたじゃないですか。
- 話題作でしたね、両方とも。
- ザ・フラッシュとスパイダーマン、アクロス・ザ・スパイダーバースという2本が公開されまして。
- まさか同じ日にこの2本が出るとはって感じですね。
- DCとマーベル、2つの映画が。
- われわれ新作アメコミ映画が出たら毎回ね、それと関連する邦訳アメコミと一緒に紹介していたわけなんですけれども。
- どっちを選ぶかっていうのを悩むじゃないですか。
- ああ、そうね。どうしたってね、なかなか両方見るっていうわけにはいかないからね。
- なんだけど、今回は両方見てきました。
- 見てきました。
- なので、Aがザ・フラッシュ、Aがアクロス・ザ・スパイダーバース、この話をしつつ。
- その上に関わる本も2冊紹介しちゃおうと、盛りだくさんですね。
- スパイダー・グウェン、ウェポン・オブ・チョイス、それからフラッシュ、ライトニング・ストライクス・ツワイス。
- これをね、豪華4本立て。
- 豪華4本立て。
- 映画中心に紹介していけたらなと、そういうことですよ。
- はい。
- どうでしたか、映画。
- 映画、いやー面白かったね。本当に良かったですね。
- めちゃくちゃ面白かったですね。
- 映画館で見てよかったなって思いましたね。
- 私もかなり期待値高い状態で、ここをしばらくは映画まであと何日か楽しみだなって思いながら過ごしてたんですけど、
- 全然こう、片透かし感のないというか、期待をちゃんと上回ってくれて。
- 確かに、きっちり上へ行ってくれましたね。
- うわーって最高楽しいって思いながら、2本とも見れましたね。
- 普段映画なんかハシゴとかすると、疲れたーっていう時が結構あるんですけど、今回はもうなんか本当に満足でしたね。
- あーいや本当に。
- 良い時間を過ごすことが良いでした。
- というわけで、中身に関してもね、結構触れていくところあると思うんで、公開されたばかりの映画ですから、ぜひ皆さんも見てから聞いていただければと思いますので。
- 本当に映画館で見てほしい。
- 本当ね、あとちょっと似通ったところがあったから、せっかくDCとマーベル同じ日に見れる機会ですから、両方見てから聞いていただければいいんじゃないかと。
- はい。
- 思います。
- ちなみに、スパイダーバースとフラッシュはどっち先に見ました?
- 私はスパイダーバースから見て、そっからフラッシュに行きましたね。
- ハシゴしましたか。
- うんうん。
- じゃあ、私もそうなんで、スパイダーバースの話からちょっとしていきましょうか。
- はい、スパイダーバースからいきましょう。
- もうめちゃくちゃ面白かったんですけど、一個だけいいっすか?
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- はい。
- もういきなり最後の話していいですか?
- おーう。
- スズクだったね。
- あー一番びっくりしたわ。
- 知ってた?
- 知らなかった。
- 知らなかった?
- 知ってた。
- 知らなかった?
- あーでも多分、3部作とかって言ってたんかな?
- いやーそうなのかな?
- いやーだからスズクで終わったからさ、うっそーって思っちゃった。
- 盛り上げて盛り上げてどうなるどうなるって言って終わったから、おーマジかよって思った。
- 思ったよ。
- まあそれだけちょっと最初に言っとこうかなって。
- あー。
- いやーうん。
- え、みんな知ってるのかな?見てた人たち。
- 私でもこういう好きな映画の直前は情報全部シャットアウトしてしまうタイプなので。
- そう私もね、あんまりナルタ系見ないようにしちゃうから。
- 普通にびっくりしたね。
- 普通にね、びっくりしちゃいましたね。
- まあ面白かったんでいいし、逆にね次が楽しみなんですけど、早いうちに来てほしいですね。
- いや本当に楽しみでしょうがないっすわ。
- エンドゲームに並ぶぐらいの、逆だ。
- インフィニティウォーの映画でね、見た時もラストシーンと同じくらい楽しみっす。
- はいはいはい続きがね、気になる感じでしたね。
- スパイダーバースと言えばさ、やっぱ私は映像の情報量だと思うんですよ。
- 映像音楽の情報量。
- 一作目のスパイダーバースも、こんな映像体験あるんだっていうのが個人的な一番の印象だったんですよね。
- アニメでこんな表現ってあったんだって思ってたんですけど、今回はもうそれ一作目を遥かに上回る情報量で。
- 感動しましたね。
- 本当映画館で見てよかったなって。
- 映像の素晴らしさってこと?
- 冒頭さ、グウェンのセリフから始まるじゃないですか。
- はい、そうですね。
- コホっていう咳をするシーンの後に、今日は説明のやり方を変えようってドラムを叩きながらグウェンがこれまでのあらすじを紹介してくれる。
- めっちゃ名探偵コナンっぽいなって。
- コナン映画でこれ見たことあるなって思いましたね。
- 一作目のスパイダーバースでもね、オリジンを出てくるスパイダーマン、出てくるスパイダーマンが語るっていうのがありましたけど、その延長線上でね。
- 確かにオープニングでこれまでのお話をやってくれるのはコナン映画っぽさがあるかもしれない。
- あの表現やっぱり良かったですね。
- あとコナン君も謎空間で自己紹介とかしてくれますよね。
- 確かに。
- 今回グウェンはバンドやってましたね。
- 今回扱うウェポンオブチョイスでも出てくるガールズバンド、メリー・ジェーンズですね。
- 映画だとスポット出てパッといなくなっちゃって寂しかったですね。
- 知ってる子達だからね。
- そうそう、ウェポンオブチョイスだと結構このガールズバンド、仲良しメンバーみたいな感じで一緒に遊びに行ったりとかさ、普段のお話したりとかっていうシーンが多かったから、
- 今回知ってるバンド出てると思って結構テンション上がったんですけど、割と早々にいなくなってしまって。
- 今回冒頭の語り手がグウェンだったので、スパイダー・グウェンの世界観の説明みたいなのはちょっと丁寧でしたよね。
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- そうでしたね、確かに。
- コミックでもさ、スパイダー・グウェンが活躍している世界は、アース65って呼ばれてるんだけど、これあれでしたね、映画でも65でしたね。
- できてましたね。
- この65というナンバリング、今回の解説書によると、グウェン・ステイシーの初登場が1965年だったことから定められたらしいですね。
- へえ、古いねグウェン。
- グウェンね。
- 60年か。
- 60年だね。
- すごいな。
- 60年前のキャラクターなのか。
- 今でも全然通用するもんね。
- すごいな。まあでもほら、グウェン・ステイシーといえばね、アメコミ三大生き返らないキャラ。バッキー・バーンズ、ジェイソン・トッド、グウェン・ステイシーですからね。
- 60年前に登場していたのか、そのキャラが。
- すげえな。
- ギリグウェンだけ復活してないというか、なんというかですね。
- 生きてはいるが。
- 蘇りはしてないのか。
- そうそうだね、というキャラクターですけど。
- それさ、ちょっと気になったんだが、映画のアース65とさ、コミックのアース65は別のアースだよね?
- そうなのかな?
- そうか?
- そうじゃん?
- そうかな?
- 髪型とか違うし。
- ああ、まあ確かに。
- このコミックのグウェンはアニメ映画のスパイダーバースの出来事は経験してないわけでしょ?
- なるほど、確かに。
- なんかややこしいな。
- どっちだよっていうのは確かにあるかもしれない。
- このグウェンステイシーがスパイダーウーマンになる世界戦では、ピーター・パーカーが親友でリザードになるんですよね?
- はいはいはい。
- これはコミックも一緒で、今回映画の中でも描かれてましたよね?
- 同じように描かれてましたね。
- なんか、コミックの中でさ、キャプテンアメリカじゃないキャプテンアメリカ、スティーブロジャーズ?
- スティーブロジャーズじゃない方が出てましたね。
- スティーブロジャーズも出てくるんですよね?3巻には出てこないんですけど、キャプテンアメリカにならなかった代わりに、この宇宙では漫画家になってるっていう設定だったんだけど、
- いいね。
- でも漫画家になってるけど、魂の高潔さみたいなのは、やっぱりスティーブロジャーズには備わってたっていうようなお話だったので、なんでピーター・パーカーばっかりって言うんじゃない?
- やっぱり映画でも語られてたけど、ピーターとグウェンっていうのは必ずどちらかが死なざるを得ない。
- あ、そうそうそうそう。
- 一緒にいられない。
- 前作の映画スパイダーバース、イントゥー・ザ・スパイダーバースでも、スパイダーマンといえばおじさんが死ぬっていうくだりあったし、
- あったあった。
- 今回もグウェンとピーターのあれあったりしたじゃないですか。これがちゃんと伏線というか物語の大事なね、
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- 名シーンになってましたね。
- ユニックになってましたよね。すごいですね。
- 二人がビルの屋上で逆さになっておしゃべりするシーンがあったじゃないですか。
- ありましたね。
- その時にグウェンが、我々は二人が一緒になれないんだって。その時にモラレス君が、何事にも最初っていうものがあるんだっていうシーンで。
- なんかこの映画のスパイダーマン、なんか普通のスパイダーマンと違うなって思わされましたね。
- そうですね。お話の流れとしてはですね、やっぱり前作、それからアースMCUの方のノーウェイフォームの事件なんかがきっかけで、マルチバース大変なことになってるんだぞと。
- そこら中でいろんなキャラクターが行ったり来たりしてると。ヨーヒシのバルチャー出てきましたね。
- レオナルド・ダ・ヴィンチ、ルネサンス時代のバルチャーが。
- あれ多分レオナルド・ダ・ヴィンチってことなんだよね、きっと。
- あ、バルチャー自体が?
- あ、違うのかな。いるキャラなのかな、あれもやっぱり。
- あのルネサンスの天才らしくね、いろんなジャンルに精通してるキャラっぽかったですけど。
- 物理学も知ってるし、化け学も知ってるし。
- そんな風にいろんな別のアースのキャラクターが別のアースに行ってるっていう事件が起こって、これをスパイダーマン連合がね、監視してるんだというようなストーリーになってましたね。
- 確かに大きな原因の一つではありますもんね、スパイダーマンがやっぱり。それなりの責任を果たそうとしたんですかね。
- ねー、まあ良かったんですけど。それで本当にたくさんのスパイダーマンが出てくるんですけど、やっぱり見知ったスパイダーマンがいくつか出てきて嬉しいなって気持ちになりましたね。
- へー。
- 例えばスパイダーインディア。
- スパイダーインディア、あ、インドのスパイダーマン。結構いい役取ったね。
- そう、コミックの方ではさ、ただ腰に布巻いただけみたいなデザインだったのに、今回ちゃんとね、パピドルプラパが、名前ちょっと変わってたけど、おしゃれイケメンになってましたね。
- ピーターパーカーらしからぬ、ピーターパーカーじゃねえんだ。
- まあピーターパーカーじゃねえんだけど。
- スパイダーマンらしからぬおしゃれボーイでしたね。
- しかも活動している町もインドじゃなくて、なんて言ったっけ?
- 何だっけ、ムンバッタンとかそんな感じだったっけ?
- ムンバイとマンハッタンが合体した、もうとにかく渋滞が広い町でしたね。
- そこら中でクラクションが鳴っていて、人がいっぱいいて、多分汚いんでしょうね。
- ヒロインのグウェンっぽい、橋から落ちそうになるシーンがあったじゃないですか。
- あったねー。
- うわー、やめてくれーって思って、グウェンと橋だけはやめてくれって思いましたね。
- 起き合わせると、ろくなことは起きない。
- 今回もろくなことは起きてなかったねー。
- ろくなことは起きてませんでしたねー。
- やっぱりそのヒロインのお父さんが警察署長。
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- はいはいはい。
- で、まあ死ぬんですよね。
- みんな経験していることを。
- みんながグウェンの父親は警察官で、グウェンが死ぬと。
- で、これを止めると、宇宙の連続性が保てなくなるという設定でしたね。
- あれ良かったですね。
- いや、びっくりしました。カノン。カノンイベントとかっていう言い方しましたね。
- カノンは晴天っていう意味ですけれども。
- 変えることのできない晴天みたいな意味ですよね。
- だからもう、絶対にここは外しちゃいけないイベントは全員経験している。
- スパイダーマンがスパイダーマンであるために外しちゃいけないイベントがあり、
- 外すとその宇宙ごとぶっ壊れちゃうんだということでしたね。
- 重要イベントを共有しているからお互いの連続性が保たれるっていうイメージでいいのかな。
- だから過去の映画とかアニメとかのベンおじさんが死ぬシーン、めっちゃ流れてましたね今回ね。
- 知ってるベンおじさん死んでたら、このベンおじさん知ってるぞっていう段階がありましたね。
- ありましたよね。すごかったですよ。もしかして映画史上最多ベンおじさんが死んだ映画?
- 最もベンおじさんが死んだ映画として。
- よかったですね。あとコミックのスパイダーバースで知っていたスパイダーマンのバリエーションとしては、
- 目立つキャラとしてはやっぱりスパイダーパンク。
- スパイダーパンク出てましたね。
- めちゃくちゃいい役でしたね。
- いい役だった。かっこよかったね。
- かっこよかったですね。とにかく反権威。
- 反権威、反資本主義。
- アナーキーでしたね。
- 次元がやっぱりこう、歪んでしまってね。黒い大きな穴が開いたときね。
- なんだあれは?って言ったときに、資本主義のメタファーだって言ってましたよね。
- 強要あっていいよね。
- あいつ面白かった。言うこと一時は面白かったですよね。
- スパイダーパンク、そうだな確かに。
- やっぱり一番キャラとして立ってたのはスパイダーパンクかな。
- スパイダーパンク立ってましたよ。
- ギターずっと背負ってるんですよね。
- ギターだけちょっと作画というか画風変えてるんですよね。
- はい、やっぱり元板世界の、てかあれですよね、ピストルズのジャケット?
- ああ、ああいう感じなんだ。
- ああいうののイメージだとは思うんですけどね。
- へえ。
- スパイダーインディアとスパイダーパンク、イギリスのピストルズが一緒に戦ってるってなかなかメタファーを感じますね。
- 仲良かったですね。2人ともハイタッチとかして、顔見知りでしたけど。
- あと名前がバーって出てきたわけじゃないんだけど、ベンオジさんがなったスパイダーマンとかも出てきてましたし、
ベンライディーですね、クローンサーガーで大活躍する彼は、体制側としてね、
- 権威側として出てきてましたね。
- 権威側として出てきてましたね。
- なんか、言うことがいちいちちょっと応用というかさ、路地裏には事件があるとかって言ったりするのはやっぱり90年代の
- ああ、そういうことなんだあれ。
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- テイストっていうことだからね。
- なるほどね。なるほど、そういうことなんだ。
- グリム&グリッティだからさ。
- なるほどなるほど。
- みんなキルとかデスとか言ってた時のキャラだからなんだ。
- あれ何なのかなと思ってたんだよね。
- わかんないけどね、そういう味付けなのかなと思ってましたけどね。
- ありそう。
- 私はスパイダーマンの車が出たのがちょっと嬉しかったですね。
- あ、出てましたね。
- こいつ人格あるのかなって思ったんですよ。
- スパイダーモービル。人格ありげでしたね。
- ありげでしたね。
- あれ、バットマンデスメタルでさ、バットモービルのバットマンいましたよね。
- あ、いたいた。
- これもちゃんと回収してもらえてるんだなと嬉しかったですね。
- あとは動物系スパイダーマンも充実してましたね。
- あーそうですね、前作だとスパイダーハム、豚のスパイダーマンが活躍してたんですけど今回もね。
- 今回は猫のスパイダーマンがいましたね。
- はい、いましたね。
- 馬もいましたね。
- 馬のスパイダーマンもいましたね。
- あとやっぱT-REXのスパイダーマン。
- T-REXねー、よかったっすねー。
- T-REXのバットマンもデスメタルに似てるね。
- バリエーションたくさん作るといくつかは被ってきますよね。
- ネタ被っちゃうんだね、やっぱ。
- あとコミックとの絡みで言うと、あの子。
- あーやばい、また名前忘れちゃった。
- 女の子、1でも活躍した日本人っぽい。
- あー、エヴァンゲリオンに乗ってる。
- そう。
- あー、また名前忘れちゃった。
- あの子もさ、前作では丸っこいロボットと一緒に戦ってたけど、今作ではコミックスに近い。
- あー、確かに。
- スラッとした、エヴァンゲリオン風のロボットに乗るようになってましたね。
- あー、確かに。あれも彼女の成長なんですかね。
- ねー、最後さ、今作で活躍したスパイダーインディア、スパイダーパンクっていうスパイダーマンたちと、
- 前作で活躍したノワール、ハムとかっていう奴らが出てきて、マイルスを助けていくぞってなって、
- うおー!
- ぶち上がりましたね。
- ぶち上がったよね、ちゃんと。今回どうしてもスパイダーマン同士の対決みたいな色があるから、
- なんか前作のキャラクターとの交流とか大丈夫なのかなとか、ちゃんと友達いるのかなとか心配だったんですけど、
- ちゃんと最後みんな集まってくれてましたね。
- なんか絆を感じましたね。
- スパイダーマンの友達はスパイダーマンしかいないのかなって思いましたね。
- まあ、それはそう。やっぱり友達はすぐね、ゴブリンとかになっちゃうから。
- ゴブリンになるか死ぬかだからな。
- なんか、まあだからそういう、うおーっていうところで続くってなったんで、うおー続くんかーい!と思いましたね。
- まあでも、まだまだあの人たちの活躍をたっぷり見れるって思うと楽しみでしたから。
- ねー、楽しみですね、本当に。
- 時も良かったですね。
- スポット。
- まさかの、スポットがこんな一大ヴィランになるとは。
- いや、スポットの解釈天才ですよね。
- 天才だったと思うなあ。
- 穴を開けるっていう概念をここまで広げるかっていう。
- ねー、なんとなくスポットってさ、まあなんかこう大勢がわちゃわちゃやってるときにいてさ、
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- 一人いるぐらいのね、後ろにいるなみたいな感じだよね。
- ってキャラだと思ってたから。
- 今回も映画の序盤だと本当にギャグキャラとして登場してましたもんね。
- 雑魚とかって言われててね、まあまあそうだよなあ、スポットはなあって。
- スポットでも拾ってくれたんだーって思った。でもこのシーンで終わりかなあと思ったら、
- 意外と戦いのシーンが長引き。
- あれ、そういうギャグ、こういうちょっとしたキャラといっぱい戦うっていうギャグかなあと思ったら、
- だんだんだんだんこう、強さの格を上げていって。
- 最後、スパイダーバースの敵としてふさわしい格にまで。
- 宿敵って言われてましたもんね。
- 宿敵になってましたね。えーっと、ネメシス。
- ネメシス。
- ネメシス。
- 言われてましたよね。
- スポットかっこよかったなあ。
- うん、スポットよかったですね。
- 元科学者キャラで、こう、結構悲劇を背負ってるってところもまたよかったですね。
- スパイダーマンに認知されていない、一方的にこう宿敵だと思うヴィランって、なんか他にもいそうな気もするんだけど、
- なんか今回本当にその、因縁の付け方というかさ、上手いなあと思っていて。
- つまり前作のスパイダーバースの事件をきっかけに、全て失ったと。
- 顔も体も失って、体中が文字通り穴だらけになってしまって。
- その穴を塞ぐんじゃなくて、穴をより広げていこう。
- そして穴を広げることによって、マルチバースを繋げていこうという考え方だから。
- ウェブってさ、繋げるものじゃないですか。
- はいはいはいはいはい。
- それに対して穴っていう、奪うもの、失うものっていう対比になって。
- 確かに。
- すごい。
- そう考えると、今までスパイダーマンのメインヴィランじゃなかったのが、意外なくらいだな。
- そう。スパイダーマンを繋げるものって解釈した時に、スポットって奪う、開ける。ウェブもね、断ち切るものだから。
- めっちゃいい対比になってるって思いましたね。
- あと、コミックのスパイダーバース、それからスパイダーゲドンってさ、スパイダーマン大集合ものの大型イベントを2回やってたじゃん。
- うんうん。
- 両方とも方訳になってたし、我々も読んだけど、全然話の展開が違うのがすごいなと思って。
- ああ、そうね。
- ね。
- コミックだと、まあ吸血鬼との戦いか、スパイダーパワーを奪い取る、トーテムパワーを取る吸血鬼と、
- 吸、なんとか、吸光器だっけ?
- 吸、吸性器かな。
- 吸性器かな、との戦いでしたが、今回はスポット、あ、そうか確かに。
- ね。
- 普通の人間ですもんね。
- そう。
- 人間と言えるものなのか、なんだかんだわかんなくなりますけど。
- あの、やっぱりスパイダーマンがみんな集合するっていう、ビジュアルの面白さがさ、
- うんうん。
- 一つあるわけじゃないですか。
- はいはいはい。
- スパイダーバースの有利というか、セールスポイントに。
- はいはい。
- で、そうなったときに、なんでスパイダーマンと戦うのかっていうさ、
- うんうんうん。
- 理由付けが必要じゃん。
- はいはい。
- アベンジャーズとかじゃなくて、なんでスパイダーマンだらけと戦うのかっていうのが必要だから、
- スパイダーマンとのその因縁の部分は大事だと思うんですね。
- うんうんうん。
- そういう意味で、えっと、インヘリターズ、コミックの方の敵キャラは、
- まあ、蜘蛛が美味しいからっていうね。
- 蜘蛛という概念に対する敵でしたもんね。
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- うん。だったけど、今回はね、そうやって、糸に対する穴という。
- 穴。いい敵だ。
- いい敵でしたね。
- コミックとの関連で言うと、
- うんうん。
- あの、ジェシー・ドリュウ、ジェシカ・ドリュウ。
- はいはいはい。
- も、出てきてましたね。
- 結構いい役で出ていた。バイク乗り。
- バイク乗りで、えっと、妊娠中だっていうキャラクターだったんですけど、
- コミックのスパイダーウーマンの方でも出てきて、子供がいるキャラクターですよね。
- ああ、はいはいはい。
- お母さんキャラなんですね。
- 子持ちですね。
- うん。スパイダーウーマン。
- 子持ちっていう意味だと、やっぱ今回、その親子の話、結構重きを置いてましたよね。
- そうですね。もうストーリーの序盤、中盤はずっとね、親子の話でしたね。まずグウェン親子。
- グウェン親子。娘の活動、娘は隠して活動しているんだけど、それが父親にバレてしまって、親子の間で何というか亀裂が走るという展開がありましたね。
- はい。これコミックの方だと、あそこまで劇的な展開じゃないけど、親もグウェンの活動を知っていて、応援しているんだけど、でも立場上なかなかそれが難しくなってくるという形で、
- そうですね。
- ウェポンズ・オブ・チョイスでは描かれていましたね。
- あれ、仕事辞めてたよね。
- ウェポンズ・オブ・チョイスだと警官も辞めて、
- 警官辞めてね。
- グウェンのサポートというか、話しているんですけど、今回ウェポンズ・オブ・チョイスの事件で、もうちょっといよいよどうにもならんということで、
- お父さんが最後出頭するという終わり方になってましたね。
- はいはいはいはい。バットガールもお父さん警察じゃないですか。
- ああ、確かに。
- あるあるなんすかね。
- 警察官の息子は、娘はグレルかヒーローになるか、どちらかしかいないってことですかね。
- まあでも、そうだよな。だってヒーロー時系探偵、まあ犯罪犯してるわけなんでね。
- 公権力と対立する存在ですもんね。
- えっと、マイルズ・モラレスのお父さんも警察。
- 警察官。
- だということでね。やっぱり自分の活動のことは固まっててね。
- うん。
- っていう展開がさ、やっぱさ、カモンイベントとしてさ。
- はいはいはいはい。
- 仲のいい警察署長が死ぬっていうのが、スパイダーマンあるあるなんだと。
- そしてそのスパイダーマンあるあるは、もうノルマだから殺さなきゃいけないんだと。
- それはどうしてもラインだということですよね。
- それで、まあマイルズ・モラレスはね、運命を変えることができるはずなんだと言って、
- 反向か、話に逆らおうとするんだけど、そのせいで他言宇宙全てが崩壊してしまうかもしれないから、
- 全スパイダーマンが彼を止めようとするっていうね。
- 俺たちはみんな経験してるからお前もやれっていうことですもんね。
- うん。
- 嫌な説得力だなあ。
- 無数の世界全部であるなら、確かに自分のとこも例外じゃないかなって思っちゃいそうな気がするわ。
24:02
- えー、でもやっぱさ、心情的にさ、すごくスパイダーマン2099、ミゲルがさ、悪者に見える感じではあったよね。
- あー、そうね。ミゲルはあれか、親、子供、家族を持っているスパイダーマン、ピーター・パーカーになり変わったのか。
- あー、家族を持ってるミゲル。
- あ、ミゲルか。ミゲルと言い換わって、ミゲルの人生を歩んでいたら、結果その宇宙全部が壊れてしまったっていうキャラでしたね。
- そうですね。
- そんな悪いかって思っちゃうよね。世界の断りが悪いのだよ、それは。
- そうだよね。なんか乗り越えられる、まあでもそうか、あんまり味方してくれるスパイダーマンいなくて、ちょっとびっくりしちゃったな。
- みんな経験してるんじゃない?みんな最初は何とかしようって思って、やっぱりダメだったっていうのを。
- そっか、それを繰り返してるから、逆になのか。
- 読者と同じ視点じゃないですか。読者もほら、スピーターパーカーが何回も何回もグウェンを失うシーンを見てるから、今回もまあ、最初は今回こそグウェン助かるかもって期待するけど、やっぱり端に近づいたらダメか。
- なるほどね。
- 読者と同じようにスパイダーマンたちもお互いの経験を共有するうちに、ダメだ。
- そうか。ノーウェイホームでMGAがさ、アメイジングスパイダーマンがMGA助ける超名シーンあるじゃん。
- あったねー。
- あれもじゃあやってる?もしかして。
- あれも、でもあれはMGAだからいいんじゃない?
- ああ、MGAだから大丈夫か。そっかそっか。MGAは結婚して離婚すれば。
- そう、結婚して離婚っていう可能イベントが。
- 可能イベントがあればいいからいいのか。
- じゃあ、そっか。じゃああれはMGAの心が少し楽になったという意味で素晴らしいシーンではあったけどね。
- 確かに。どうなんだろうね。マルチバース先での経験も可能イベントにカウントしてくれるのかな。
- わかんない。どういうジャッジなんだろうね。
- もしそれでオッケーなら、例えば警察署長が死に続ける世界みたいなのが一個あれば、他全ての。
- そこでイニシュエーションが達成できる。
- いやー。
- でもそういう一部を犠牲にするのは良くないっていう話だもんね。
- 地獄みたいなのを一個作るっていうのはダメなんだ。
- そうね、幸せの層は高ければ一個凹みがあってもいいって考え方はヒーロー的じゃないもんな。
- 確かに。じゃあダメか。
- ダメだっていうね。
- どうするんだろうね、今後。
- そうなんだよ。なんかすごいところをテーマにしたなと思って。
- これまで繰り返し色んなSF作画が描いてきて、結局解決できてない問題ですよね。
- 運命?
- 小松作業も同じような少数解析がよくあるもんね。
- どうやって落ち着けたの?
- 未来は変えられない。変えられないっていうか、しょうがないんだっていう。
- あ、そう。えー。
- みんながハッピーにならなかったんだよね、結局。
- 自分の意思で犠牲になるっていうパターンもあるだろうしさ。
- あーそうか。いやなんか、本当に終わらせ方すごい楽しみにしてるんだけど、
27:02
- なんだかよくわかんない。ふわっとしたハッピーエンドだったら面白くないじゃん?
- かといって正面に取り組むとまたキツいところを選んだなと思うんで。
- 本当3作目楽しみですよ。どんなパターンあるかな?
- ちょっとまた近づいたら関連作やって、予想とかみんなでやったら楽しそうじゃない?
- 今回の映画だと、グウェンパパは警察署長を辞めるっていうやり方で、何となく助かりそうなフラグを見せてましたよね。
- 署長じゃなくなったから。そのパターンで考えれば、マイルス・モラリスはスパイダーマンを辞める。
- そしてグウェンと一緒になる。
- あーそっか。別にスパイダーマン辞めればいいのか。
- スパイダーマンの役割から降りる。ニューヨークで苦しむ市民がいるのは仕方がない。マット・マードックに任せよう。
- っていう考え方でスパイダーマンを辞める。
- あーでもダメだ、ベン・オジサンは死んでるから。ベン・オジサンの死っていう可能イベントは経験してるから、辞めるっていう選択肢もないんだ。
- そうだよ。特にマイルス君の場合はピーター・パーカーも死んだったしね。
- 確かに、辞められないじゃん。
- 辞められないですよ。
- あとあれだ、スパイダーバースコミックのパターンで、新しくウェブを紡ぐ神的スパイダーが生まれるパターン。
- そうそうそう、それはちょっと思った。
- 壊れても俺が紡いでやるぜっていうパターンか。
- それはありそうじゃない?
- ちょっとありそう。
- 今回もさ、ムンバッタン、崩壊人質だけど、運が良ければ助かるかもなみたいな話だったけど、
誰かがそういうスパイダーマンユニバースみたいな、すごい超次元的存在になって。
- 誰か一人のピーター・パーカーが犠牲になれば、それによって全てのスパイダーバースを紡ぐ存在になると。
- ありそうだなぁ。
- あとやっぱ、メインキャラクターのさ、ピーター・パーカー率の低さ?
- っていうかほとんどピーター・パーカーいないね。
- 確かに。
- メインキャラクターだとピーター・ビーパーカーぐらいですか?
- ビーパーカー、うんうん。
- ビーパーカー、子供できてましたね。
- できてたね。
- エイレーンちゃん、ファットイフとかでも見ましたし。
- よかった、あの世界は悪魔と取引しなくてよかった。
- ね、よかったよね。MGAと仲良くやってましたね。
- じゃあいい加減の方がいいのかな?スパイダーマンやるには。
- 幸せな結婚生活を送るにはスパイダーマンが。
- やっぱさ、離婚のイベント発生したらさ、周りのスパイダーマンみんな止めに来るのかな?
- あー、止めに来るんじゃない。
- ね。
- あ、どうすんだろうね。
- うん。
- あれ可能イベントに入るのかな?
- でもあれって離婚じゃねーのか、正確に言うと。
- 結婚した事実が消えてしまうのか?
- 消えたっていうパターンか。
- あー。ねー、わかんないけど。
- どこまで可能イベントなんだろうね。
- ねー、何が可能イベントなんだろうね。謎だけど。
- まあでも、おじさんは死ぬからなー。
- 救えない命はどうしてもあるな。
- どうしよう、1個がスパイダーマンになってんの見たら。
30:01
- 止めるよねー。
- 止めるよねー。
- 危ないからやめなさいって。
- 怪我しちゃうから。
- というさ、スパイダーバーストを見たらさ、
- 次、まあその後ザ・フラッシュを見たんだけど。
- 似てたねー。
- 似てた。そっくりだったわ。
- そっくりでしたねー。
- 今風のテーマなのかな?
- あーでもやっぱマルチバースって、ほら、なんだっけ、
- ワンスアポンアタイムじゃなくて、なんだっけ、
- エブリデイ、エブリナイ、みたいな。
- あー、えーと、エブリワー、エブリ…
- エブリウェアー、エブリタイムエブリウェアーアットオールワンスだっけ?
- オールワンスかな?
- オールワンスだっけ?まあ、みたいな。
- コンテンツを紹介するラジオとは思えないアレですよ。
- お互い全然大きく曖昧になっちゃって。
- アカデミー賞を取った、あの映画もマルチバースがギミックとして使われてましたけど、
- やっぱこう、我々コンテンツを消費する側の感じとしても、
- マルチバースってのがスッと入ってくるフェーズに入ったんじゃないかな。
- 確かに。
- やっぱりね、2009年仮面ライダーリケードでマルチバースやった時にさ、
- なんで知らん奴が仮面ライダークーガーに変身してんの?みたいなのがあったけど、
- もうやっぱ最近はそういうのあんま思わないでしょ。
- まあ別人が変身しても…
- 別世界のなんとかですって言ったら、はいはいって感じなんじゃない?知らんけどね。
- リケードが皮切りに…
- いやわかんない。でもリケードはいいタイミングだったんだなと思いますよ。
- いろんなコンテンツがさ、シリーズという形で階を連ねてきたことで、
- そういうのがバンバン打てるようになったわけだもんね。
- なるほど。
- だから、まあそうですよ。今ほら持続可能性っていう言葉と多様性っていう言葉が、
- すごく社会の中でもキーワードになってるじゃないですか。
- よく聞くわ。
- これ両方ともマルチバースの成立に必要なものですもんね。
- つまり、持続可能性。一回きりのものっていうのはマルチバースにならないじゃん。
- ずっと長く続いてて何回も何回もやったことっていうのがマルチバースになるよね。
- 多様性もそうじゃん。同じこと何回も何回もやってもマルチバースにならないから。
- だから長くいろんなことをやるってことがマルチバースの成立に必要なんですよ。
- つまり、今この現在サッシナブルを目指しているこの時代っていうのはですね、マルチバース時代なんですよ。
- なるほど。なんか煙に巻かれてるような気もするが。なるほど。
- でもやっぱそうなんじゃない?こうやってさ、いろんな作品に同じようなモチーフが使われるっていうのは、そういう時代の要請みたいなのがあるんだろうね。
- 確かに。それはありそう。
- ということで、ザ・フラッシュはコミックのフラッシュポイントをだいぶ下敷きにしてた部分はありましたね。
- そうですね。大まかなストーリーはほとんどフラッシュポイントと一緒でしたね。
- 母親が殺された事件があって、その事件がなかったことにするためにフラッシュが過去に行って、歴史を変えてしまうと。
- 変えてしまったせいで、わぁ大変と。
- 世界がめちゃくちゃになっちゃったっていうストーリーですね。
33:02
- やっぱこれもね、変えられない過去、変えられない出来事っていうのがあるんだっていう一つの縛りがあったんで。
- 似てる。可能イベントだ。
- そうそうそう。可能イベントだって思いましたよね。
- やってる事全く一緒ですもんね。その犠牲を失くしたいんだ、でも世界を救わなきゃいけない、どっちを選ぶっていう。同じストーリーでしたね。
- あと、マイルズ・モロレス君スペイン系?
- うんうん。
- だよね。
- はいはい、スペイン語喋ってたね。
- フラッシュもそうじゃない?
- フラッシュ…そうなの?
- あ、スペイン系じゃないか。
- イタリア系かな。
- イタリア系か。あ、パスタ使ってた。
- パスタ使ってた。
- あ、そこそこそこ。
- イタリア系っていうのはめちゃくちゃ偏見かもしれないから。
- ああ、レッテルじゃないのかそれは。
- ああ、言わない方がいいかもしれない。ごめん。
- まあ、なんかそんな感じでね、ちょっとこう、いわゆるストレートな、ワスプ的な、博人ヒーローじゃないヒーロー2連発っていうのも、なんかちょっと良かったなと思いましたね。
- ああ、なるほど。言われてみれば。
- ただ、コミックとの比較で考えた時に、今回、歴史を改変して戻ってくる途中で、謎の敵に時間の空間から追い出されたので、過去のバリーと未来のバリーが同じ時代にいることになっちゃうんだよね。
- うんうんうん。
- バリー2人の鎮動中っていうのはさ、初めて、コミックとは違う部分だよね。
- ああ、そうね、確かに。
- 面白かったですね。
- 面白かった。いや、嫌な奴っていうか、まあ良い性格してるよね、2人とも。
- どっちもさ、そんなに良いやつじゃない。
- どっちも乗り切れない感じが魅力でしたね。
- いわゆる我々が今まで見てきたって、まあジャスティスリーグでしか見てないんだけど、最初のバリー1号。バリー1号はコミュ障ですよね。
- で、バリー2号はお母さんが死なず、お父さんが冤罪でぶち込まれることもなかったので、すごくのびのび育ったせいで、パリピみたいになってましたね。
- あれはコミュニケーション苦手なタイプになってましたね。
- それはそれでウザいっていう。両極で良かったですね。
- なんか見てびっくりするシーンとかで、2号の方はさ、すごいバカっぽい顔して口ポカーンってあげてるんですよね。
- これすごいなと思って。役者さん一緒なのにさ、たぶん育ってきた20年くらいの時間が違うから。
- 演技でそれを。
- そう、リアクションも違って。
- 確かに。言われてみれば。
- まあ我々ほら、字幕で見てるから、もしかしたらピンときてないのかもしれないけど、たぶん言葉遣いとかのテンションもさ、変えてるよね。
- 確かに。聞いてるだけでもなんとなく違うかなって思うもんね。
- そんな感じありましたよね。
- 私、コミックのフラッシュと結構性格違うなって思いましたね。
- 全然違うよね。
- コミックのフラッシュって結構優しい良いお兄さんみたいな、話の分かる人みたいなイメージだったから、
- こんな小見性だったの?めっちゃオタク寄りに振り切ってるなって思っちゃったら。
36:01
- 2号の方も結局オタク気質ではあるよね。結構自分の世界にこもっちゃうタイプだなって。
- 確かに。バット警部で大はしゃぎするし。
- 大はしゃぎするし。
- そうなんだよ。なんかコミックのフラッシュってバランス取れてる感じあるじゃん。
- バットマンともスーパーマンともみんなとお話できるタイプ。
- そうそうそう。バットマンとも仲良くできるし、グリーンランタンとも仲良くできるし、キャラクターかなって。
- まあでも確かに媒体によってはめっちゃバカで描かれる時結構あるな。
- そうなんだ。
- 監視官なのにね。
- そうだよ。科学操作官ですごい人なのに。
- あの、スーパーペッツとかは結構そういう…
- アホキャラだったっけ?
- アホキャラじゃなかったっけ?
- ちょっとアホだったよね。
- ちょっとちゃんと思い出せないけど。まあ良かったですね。
- この映画すごく私楽しみにしてたんだけど、映画館にポスターが結構こう…今回前からあったんで。
- それに、フラッシュが時間を変えたらって言って、スーパーマンが女性だったらっていうポスターと、バットマンが別人だったらってポスターがあって。
- すごいな。
- 全然今回のお話と間違ったこと言ってないんだけど、意味わかんなくない?
- スーパーマンが女性だったら意味わかるじゃん。バットマンが別人だったらって、それじゃバットマンじゃないじゃんって。
- 別の人だろうっていう。
- 思いますけど。今回すごかったね。ベン・アフレックのバットマンが最初に大活躍してくるね。
- あれは陽気なバットマンでしたね、ベン・アフレックバットマンも。
- なんか…
- お機嫌だったよね。
- お機嫌だったよね。あれが見れたのすごく嬉しかったですね。ワンダーウーマンが逃走して、真実の投げ縄で助けてくれたせいで、ちょっと恥ずかしいことを普通に言っちゃうっていう。
- あったね。ありがとうって素直に言えないんだって思ってたよね。
- そう言ってた。この仮面は過去のトラウマを使う。
- 私はバイクで車を追っている時に、スクールバスから降りた子供たちを引いちゃうっていう時に。
- 敵がスクールバスの方向に向かっている敵の進路方向を。
- 実写バットマンは子供を救うんだなっていうのはちょっと思いましたね。あんまり子供を相手するイメージ、これまでのザ・バットマンとかであるイメージはなかったから。
- あと何よりもマントで飛ぶっていうところが、ベン・アフレックも。この世界はそういうバットマンもありなんだっていうので良かったですね。
- ベン・アフレックのバットマン、スーパーマン対バットマンでもね、部屋の壁の上の四隅のところにこうやって貼り付いてたりとか。
- なんかいい、俺すごい好きなんだけど。今回は日中活動してくれたんで。
- そう、めっちゃ真っ昼間に飛んでるっていう面白シーン。
- いやー面白シーンありましたね。あと装備もすごいしね。
39:00
- 確かに。
- でもこう歴史が変わってね、尋ねてみたら。コミックではさ、バットマンブルース・ウェインが死んで、代わりにお父さんの方が生き残ってて、お父さんの方がバットマンになってるんだっていうね。
- トーマス・ウェイン。トーマス・バットマンでしたね。
- トーマス・バットマンでしたけど、今回はそうじゃなくて、なんかバットマン誕生のタイミングとかが色々ずれて、なんでだって思うけど。
- おじいちゃんバットマンになってましたね。
- でも私、あれトーマスがブルースの名前語ってんのかなって思いながら見ちゃったわ。
- なんかさ、バットマンのスーツを再び着るシーンでさ、家族の写真が撮れるときにさ、なんか子供のところになってそうな気がしたから、そういうことかと思ったけど。
- 自分の怪我を自分で縫って怪我治療してるシーンとかも、トーマス医者だしってのかなーって思ったけど、そんなことはなく。
- 謎のブラフでした。
- マイケル・キートンでしたし。
- マイケル・キートンでした。
- あと最後、ネタバレだけど、結局ね、この結論もちょっと微妙だなって思うんだけどさ、結局歴史変えるんだよね。
- 変わってたってことだよね。
- 変えちゃったもんね。トマト缶の位置変えちゃったから。
- ね、あれによって多分犠牲になった人もいるでしょうね。
- トマト缶が取れない!
- だから、歴史は変えちゃダメなんだって言って、変えちゃダメなんだって結論になって、結局お母さんを見殺しにすることになってしまうわけだよね。
- もう泣いちゃったよ、最後のお母さんとのシーン。
- フラッシュポイントでも泣いたけど、映画でも泣いちゃったわ、話。
- すげーよかったーって思ったんだけど、結局歴史が変わってて、歴史を変えないって結論にしたんじゃなかったのかっていう。
- そこはいいのか。
- ちょっともやりがありましたけどね。まあいいけどさ。
- そしたらジョージ・クルーニーになってましたね、バットマンが。
- 最後ね。まさか。
- すごいね。やっぱり歴代のバットマン俳優を顔見せでどんどん出していくっていう。
- 贅沢な映画でしたね、そう言われていると。
- 贅沢な映画でしたね。途中でね、マルチバースがクライシスみたいなのが起きてましたけど。
- これコミックで見たやつだって思ったわ。
- ちょっとやっぱ、ただ地球がバーンバーンってぶつかるっていうクライシスの表現体から一歩進んで、
- なんか弾なんだけど、全時間がぶつかるって感じだったよね。
- 情報の弾みたいなのがぶつかってましたね。
- なったね。でその情報の弾の中にさ、ニコラス・ケージのスーパーマンいましたね。
- いたいた。
- めっちゃびっくりしちゃった。
- あんなやついるんだって思ったわ。
- 企画だけが、ニコラス・ケージって確かスーパーマンの大ファンなんでね。
- へぇー。
- 息子にカルって名前つけたんじゃなかったっけ?
- あ、すご。
- なんかそんなんなんだけど、映画作ろうみたいな話になったことはあったんだよ。結局作ってないんだけど。
42:00
- へぇー。あれ無い映画なの?
- いやだから。
- 無い映画っていうか、映画っていうかなんか分からんけど。
- このユニバースではね。
- はぁー。
- 我々の住むこのアースでは消えちゃったけど。
- なるほどなるほど。
- そこからアスに会ったんだよ。
- ニコラス・ケージの魂も救われたねこれで。
- 救われただよね。こんな嬉しいことなくない?
- なんか複雑だけどそうだよね確かに。
- あとまあクリストファー・リーブの我々のね、スーパーマンテバーっていうスーパーマンとかさ。
- 嬉しさねー。
- あのコミカルな、ドラマ版のアラムエストのバットマンとかね。
- あーいたいた。
- 良かったですね。
- ああいうフラッシュの話だったじゃないですか。
- はい。
- あんなにジャスティスリーグ活躍するとは思わなかったっていうのは正直なところでびっくりしましたね。
- あーほんと。
- スーパーマンも活躍、いろんなバリエーションのスーパーマンも見れたしさ。
- バットマンもまさかドラマ版のサメ撃退スプレーを使う。
- そうそうそう。最近もコミックで拾われたらしいね。
- サメ撃退スプレーを、バットマンがマルチバース行き来してる時に別のアースから、アースでサメ撃退スプレーを借りる。
- 部屋で。
- 下りがって、俺よりも準備万端なバットマンに初めて会った。
- あー面白い。
- 面白い。
- あーそう、なるほどね。
- 面白い。
- 面白いよね。いや最高だぜ、アメコミ。
- やっぱ面白いなー。
- 今日映画2連続で見たけど、いろんなスパイナーマンといろんなバットマン見れて、非常にお得でした。
- 確かに。
- バットマンは胸に黄色いバットマークかっこいいなって思いましたね。
- あーいいよね。
- 似合うな、立体的にゴツゴツしたバットのコウモリマーク。
- バットマンが出てきた時の安心感たらなかったね。
- 確かに。
- 銃とかマシンガンみたいなの撃たれてもさ、羽広げて背中向けるだけで全部ガードできてましたもんね。
- スーパーマン推しですよね。
- 1個だけちょっと解釈違いだなって思ったシーンがあるんだけど、敵に追われててさ、スーパーマンが北極に捕らわれてるんだって言ってみんなで助けに行くんですけど、それを助けて、敵に追われながら脱出しなくちゃいけない。
- ただ敵が間近まで近づいてるから早く行かなくちゃいけないのにってなった時にエレベーターに爆弾くっつけてさ、爆弾の勢いで外に出るってシーンがあったじゃん。
- で、爆発させちゃいけないからちょうどいい火薬量で爆発させるようにしなくちゃってことで、重さと厚みを計算して火薬の量を決めるシーンがあったじゃん。
- あったあった。
- 定規もの差しっていうか、バットマンだったら目測でいけるよ。もうない?ギャグのシーンのためだけに薪弱使うんじゃないよと。
- バットマンをいじるなと。バット薪弱かこれでも。
- あーバット薪弱か、じゃあいいや。
- 特殊な機能がついてるかもしれない。あれを測ることによってもしかしたら。
45:02
- じゃあそういうことにしとこう。
- スーパーマンといえば、スーパーガール。スーパーカールって何だあれは?
- スーパーガールじゃないか。カーラーだしね。
- 登場してましたね。正直CMで見たのが本当に嫌だった。見なきゃよかったなって思いましたね。
- あー。
- あのシーンで初めて見たかったと思いました。
- うーん。うん。うん。
- 展開的にはフラッシュポイントと一緒で、どこかの秘密基地に囚われていたので、火の光を浴びて劇になったっていうくだりなんだけど、
- それがスーパーガールだったっていう驚きを味わえなかったね。
- そうだね。あれスーパーマンだと思ってスーパーガールだったらもっとびっくりした。
- マジかよってなったと思うんだけど。
- まあでもよかったかな。
- いやスーパーガール正直かなりグッときましたね。
- うんうんうん。
- ヒロイン?ヒロインとはまたちょっと違うんだけど、なんかずっとムスッとしてるし。
- 不機嫌スーパーガールいいですよね。
- なんかこう野生動物みたいですよね。なかなか慣れてくれない。
- 私クリプトン人なんでっていう態度めちゃくちゃ好きですよ。
- いやよかったよね。
- あの息吹きかけて、
- あのガーゴイルゾーンをぶっ壊すシーン。
- ぶっ壊すシーンとかもおーいいねーって思っちゃった。
- そうなんだよ。いやすごくよかったなー。
- 今回結局年老いたバットワン、フラッシュ1号2号スーパーガールで
- あのジャスティスリーグ結成するシーンがあった。
- あーあったねー。
- こういうチームのことをお前の世界でなんて言うんだっけ?
- あれ良くなかったっすか?
- 良かった。いいシーンだった。
- いいシーンだ。ぶち上がりましたねー。
- ジャスティスソサイビーとか言わないかなってちょっと思って。
- あーそうそう、一瞬ね。やっぱスーパーガールがいるからね、と思ったけど。
- なんか良かったなー。あとフラッシュ2号はさ、
- なんかプロレスラーリスペクトすごいしましたね。
- あープロレススキーだったね、確かに。
- なんかこう、スーパーガールにさ、
- 人間ってそんな助ける価値あんの?みたいなこと聞かれた時にさ、
- バレリーナとプロレスラーは、
- 赤ん坊とバレリーナとプロレスラーは救う価値があるんだ、みたいなこと言ってましたよね。
- 確かに。
- どういうチョイスだって思いましたけど、あの、技がちゃんとプロレス技だったんで。
- へー。
- あの、ジャッキックだっていう時ドロップキックですね。
- あー確かに確かに。
- あと高速で移動してる時ラリアット使って。
- へー。
- あと浮いてる敵を落とす時バックブリーカー使ったし。
- あ、本当にプロレス技を使って。
- おーこれはって、技の1号、力の2号ということかって。
- カメライダー?
- カメライダー。
- へー、そんな伏線が。
- へー。
- 2号で言うと私はめっちゃサブカルオタクなの好きでしたね。
- あ、映画?
- 映画にこだわりがある。
- うん。
- マーズアタックのポスター貼ってあったんですよ。
- 貼ってありましたね、部屋に。マーズアタックのポスター貼ってありました。
- あと1号が歴史改編に気づくのが、バックトゥーザフューチャーの俳優が変わってるっていうところで。
- あれ面白かったですね。玉付きでいろんな映画の俳優が変わっていくっていう。
- あのくだりめちゃくちゃ尺高く撮ってましたもんね。
- 撮ってた。マイケル・J・フォックスだ、いや違うよ。
48:02
- いや違うよって言ってね。え、誰だって言ってたんだっけあの時。
- エリックストロスだ、エリックストロスだよって。
- え、いやそんなことないよって。
- 80年代の映画の話は延々続くシーン良かったね。
- うん、良かったですね。
- ほんとこいつらオタクだなっていう感じが。
- 確かに80年代、90年代の映画なんかあれだな。
- ね、そもそもだって、ティム・バートンのバットマンをすごくね。
- あー確かに。確かに。
- 80年代っぽさ90年代っぽさがすごいあったもんね。
- バットマン1984だったってことか今回は。
- そう。いや面白かったなー。
- あの2号といえばさ、時間移動をしている1号、バリーを
- スピードフォースの時間空間から突き飛ばした敵キャラみたいなのがいたじゃないですか。
- あれ最初コミックに出てくるさ、ブラックレイさん死神、あいつかと思ったんだけどさ。
- それかリバースフラッシュとかそういうキャラかと思ったら2号でしたね。
- 自分だったっていう時間。
- なんかあれありそうっていうかドラえもんでありそうだなってちょっと思っちゃった。
- SFであるやつだろうなと。目当たらしさってことはなかったけど、
- でも最初に見た時にその展開に結びつかなかったから結構驚いちゃった。
- だんだんね。
- あのシーンでびっくりしちゃった。
- ね。
- あの姿になった理由がちゃんと描かれたのすごいなって思いました。
- やっぱバリー2号はまだ大切な人を失った経験がないから何度も何度もタイムスリップで過去に戻って
- もうやり直せるんだやり直せるんだってやるんだけどやるたんびにクリプトン人との戦いで体の中に金属の破片が
- 体がどんどんメカメカしくなっていくっていうくらいが。
- 埋まっていっちゃうからね。1号が思い悩んでる間にどんどん体が
- トゲトゲしくなっていってね。
- その慣れの果てにねああいう黒い姿になるんだって。
- なっていたんだっていう。
- なるほど!
- 確かにあれ気づいたのが確かにって驚きありましたね。
- ね。
- 面白かったな。
- いやーそうすごいねなんか。
- うん。
- なんか丁寧?なんか面白いシーンがすごくいっぱいあったよね。
- 楽しめる部分がたくさんあったよね。バットマン知ってればもちろん楽しめるだろうし、バットマンスーパーマン知らなくても楽しめる。
- 80年代の映画に詳しくても楽しめるし。
- そうね。
- まあでもやっぱ今までのDC映画なんとなくずーっと楽しんでた人はより楽しく見れるそんなマルチバース映画でしたね。
- 映画でさバット警部でもう一回雷落とそうということでバット電気椅子を作るシーンあるじゃないですか。
- ありましたね。
- それ用のコウモリのタコあるんだなっていうのがちょっと面白かったですね。
- あの雷打ってもう一回スピードフォースと繋がろうとするシーンはコミックにもあったんだけど、確かにあのバットカイトは。
51:02
- バットカイトはもともと別の要素だったのかもしれないけど、ようようさすが準備がいいなって思いましたね。
- あとやっぱ2回雷に撃たれるっていうさ、原作と同じだったんだけど、2回目撃たれるときスーパーマンに上まで運んでもらうっていうちょっとエモさ足されてて。
- エモかったねあのシーン。スーパーマンはやっぱりいいやつだなって思っちゃったな。ということで雷は2回落ちるものをフラッシュ、ライトニングストライクス・トワイスの足をしていきましょう。
- はい。
- これ面白かったですね。
- めちゃくちゃ面白かったし、あと最初にオリジンの話が入ってるんで、映画の前にぜひどうでしょう?
- 本当に正直映画のついでに読むかぐらいの気持ちで読んだんですけど、めちゃくちゃ面白くてびっくりしちゃった。
- そうそうそう。
- 映画に出てくるキャラクターもたくさん出てくるから、これ読んでフラッシュの周りの知識とかオリジンとかもちゃんと勉強ができる予習に最適。
- 予習に最適。バットマンと仲良いところもちゃんと見えますね。
- 存分に味わえるし。あと今回の話なんか特にザ・ボタンの続きでデスメタルに続く前の話だから、アメコミ的なすごい長大なストーリーの一部なんだけど、ちゃんとこれ一冊で完結してるからアメコミらしさというかアメコミの面白さみたいなのを味わえる。
- 普通におすすめの作品でびっくりした。
- そうですね。いわゆるDCコミックスのニュー52の後、リバース期の作品でウォリー・ウエストが失われた世界から帰ってくるという。失われた歴史から帰ってくるというお話ですね。
- まあそれはそれとして、一つ事件としてはセントラルシティでフラッシュと同じ能力を持つ人が大量に発生するという事件が。
- スパイダーアイランドじゃん。
- 確かに。どっかで見たことあると思ったら。
- なんだけど、まあでも面白いよね。スピードスターの能力を持っちゃった人たちを集めて特訓するっていう。
- そうね。メグマレシコラの学園を作ってスピードスターを教育しようと。映画でも映画ですけど、結構この力を使うのは大変らしい。
- そうですね。フラッシュ校長先生になってますけど、やっぱり最初は自分を見失わないこと。そこから物をすり抜ける技とかね。
- 壁をすり抜けるにはとかね。
- 映画面白かったな。やっぱさ、我々フラッシュ知ってる人だけどさ、一応映画の中ではジャスティスリーグでちょっと出てきただけだからさ、オリジンとか能力とかをさ、結構丁寧に説明してくれたよね。
- そうね。走り回って竜巻を作ったりだとか、腕を回してエネルギー波を出してみたりとかね。
- 若いバリー2号を作ることで、擬似的にもう一回オリジンを語れるっていう。
- チュートリアルをもう一回作れるってことですね。
- いい構成でしたよね。
54:00
- 確かに言われてみれば。確かにそういう意味ではこれ構成に似てるね。
- そうだね。これもまあそういう感じで、フラッシュの立ち位置とか能力とかっていうのをね、一から説明してくれるから読みやすいな。
- 今回は2号の立ち位置になるのがオーガストっていうキャラクターですね。
- はい。
- めっちゃいいキャラだから、なんかレギュラーキャラなのかと思ったら普通にポッドでのキャラでしたね。
- ね。仕事の同僚のキャラなんですけど。
- ウォリー…ウォリーじゃなかった、バリーと同じで自分の大切な人。バリーは母親が殺されて、オーガストはお兄ちゃんを殺されて、お互い大切な人が奪われて警察に入ったっていう。
- はい。
- この2人がコンビになるんですが、頭がいいのがバリー。
- 俺は勘でやるんだって話をしてね。いやーこの刑事コンビいいですよね。
- あるあるじゃない?このデコボコ刑事もの。
- 理論派と直感派で。この2人がこれだけでもドラマとして成立するのに、2人ともスピードスターになっちゃったっていう話ですから、面白くないわけがないですよね。
- 面白くないわけがないですね。
- やっぱフラッシュ、人にお勧めするなら私これ渡しちゃうかもな。
- うん。
- フラッシュポイントよりも読みやすい気がする。
- あー確かにフラッシュポイントよりも読みやすいよね。
- うんうん。
- あとやっぱその大きな流れの一部だっていうのも加味していいよなこれ。
- うん。本当によくできてる。
- まあ話としてはね、そうやってたくさんスピードスターが現れた中でゴッドスピードっていう悪のスピードスターも出てきちゃってっていう。
- 悪のフラッシュ、悪のスピードスター出がちっていうのはフラッシュあるあるなんですかね。
- やっぱさ、スピードスターじゃないのにフラッシュと張り合えるキャラって作るの難しいじゃん。
- 確かに。
- やっぱ同じぐらいのスピードないといけないから。
- あーだから同キャラ対戦が増えがちなのかフラッシュは。
- そうなんじゃない。
- あとは床の魔裟斗をゼロにするバットマンと。
- そうそうそう。床の魔裟斗をゼロにするバットマンとか、冷凍獣持ってるキャプテンコールドとかしか。
- 確かになー。スピードスターめっちゃ強いな、そう思うと。
- やっぱ戦いの次元がちょっと違うもんね。
- 今回の映画でもめちゃくちゃ活躍する割にさ、他のヒーローよりも格落ちみたいな扱いをされてるっていう。
- 雑用係なんて言ってましたね。
- 自虐してましたけど、そんなことないよな。
- ほぼ神ですからね。
- すごい存在ですよね。
- コミック的な話でもう一個すごい良かったなって思うのが、自分の大切な人を失った時にそれとどう向き合うのかっていうのがテーマになってるじゃないですか。
- その描き方なんかもフラッシュっていうキャラクターを知る上で、彼の性格の良さというか、高潔さみたいなのが味わえるから、いろんな人に読んでほしいな。
- そうだね。本当にやっぱり映画の前振りとしていいな。
- そうだよね。映画も大切な人を失ってそれとどう向き合うかって話だったし、これも映画とは違う形だけど、大切な人の死にどう向き合うかっていうテーマだったから、映画とセットで読むとより深く味わえるかもしれない。
57:08
- やっぱフラッシュっていうのはそういうテーマを背負ったキャラクターなんだなっていうのが分かりますね。
- はい、というわけで映画ザ・フラッシュ、そしてコミックフラッシュ、ライトニングストライクトワイス、スパイダーバース、スパイダーグウェイ、ウェポンオブチョイスの4本立てというか、映画の話ばかりでしたけど。
- 本当にオススメです。みんなの感想聞きたいぜ。
- コミックを読んでることで、これはっていうところもあるし、単純に映画見て面白かったって話もしたいし。
- 多分これからいろんな詳しい人が解説記事とかいっぱい書いてくれるでしょうから。
- そうだね、それもみんな楽しみですね。
- スパイダーバースでしょ?アレックス・ロスっぽい絵のシーンなかった?
- 背景?
- 背景とか、作画の感じが。これ見たことあるなぁと思って。きっとあれ、そういうコミックの絵とかはすごい参考にというか、
- そうだよ、マーベルズの表紙のスパイダーマンだよ、きっと。
- そういうことか。あいつ、アレックス・ロス・スパイダーマンか。そういうことか。
- ジョン・ロミータシニア、先日お亡くなりになってしまいましたが、彼の描いたスパイダーマンもどこかにいたでしょう、きっと。
- われわれが知っているようなスパイダーマンはたぶん全部出てるんだろうね。
- かもね。フィギュア欲しくなったなぁ。スパイダー・インディア。
- インディア。
- インディアと、やっぱパンク。
- パンク、やっぱ私パンクグッズ欲しいですね。
- ね、よかったですね。
- このグッズを買うっていう行為はたぶんスパイダーパンクすげえ嫌ってそうだから、私は買わないかな。
- 彼らに対して興味を持ったら、スパイダーゲドンの…
- スパイダーゲドンの…
- 隊員に入ってますね、スパイダーパンクの話とか。
- 入ってたね。
- あ、パンク映画もあるか。
- うん?
- そうだね、スパイダーマンの愉快な仲間たちの隊員がいっぱいおります。
- はい、ぜひぜひ。ですね。
- ということで。
- 大丈夫?
- はい。
- なんか歴史回編の話しなくて平気?
- 歴史回編の話か。実はよく聞いてくれました。
- 最近ですね、刀剣乱舞ミュージカルっていうのを見に来まして。
- DVDで見たんですけどね。
- 刀剣乱舞、この間映画見て意外と面白いなと思って。
- 面白かったよね。
- チラチラいろいろコンテンツ探してたんですけど、ミュージカル好きだから見ようかなと思って。
- で、見たんですよ。
- ストーリー、スパイダーバース、ザ・フラッシュ、全く同じでした。
- あれも歴史回編ものじゃないですか。
- 元々ね。
- 元々は過去に遡って、刀剣男子が歴史を守るっていうストーリーだったんですけど、
- 私が見たミュージカルは、過去に戻った結果、過去の人々に情が湧いてしまって、歴史を変えそうになってしまうっていう。
- お前らが歴史変えるんかい!ってなりそうになるっていうストーリーだったんですよね。
- ほぼフラッシュですね。
1:00:00
- ミュージカル2本見たんですよ。
- 1つは、徳川家康の誕生に関わるっていう話で。
- これは徳川家康の息子、信康っていう子が、家康によって切腹させられる人なんですけど、
- 信康の子育てをしているうちに情が湧いてしまって、何とか切腹を免れようとしようとしちゃって偉いことになるっていう話。
- 歴史を変えたくなっちゃう。
- 変えたくなっちゃうっていう話。これ面白かったです。
- 2つ目が、島原の乱をテーマにした作品で。
- 天草志郎。
- 天草志郎が敵に殺されてしまったので、俺たちが成り変わろうって言って、天草志郎の不利をする。
- ああ、歴史速報群に歴史変えられちゃったってこと?
- 変えられちゃった後で言って。
- ああ、やばい、間に合わなかったわ。
- 間に合わなかった。
- 天草志郎っていうのは、資料があまり残ってない。
- はいはいはい。
- ってことは、俺たちがやっても大丈夫だ。
- ゆるっ!って言って、何人かの天草志郎になるんですよ。
- へえ。
- でも、民主を先導していくんですね。
- でもやっぱり民主は当然いい人が多いから、だんだん情が湧いてきちゃうんですよ。
- ただ、島原乱は何万人死んだっていう記録が残ってるから、
- なるほどなるほど。
- 詳細の記録の残らない数万人分の死体を作らないことには帰れないんですよ。
- なるほど。
- だから、心を鬼にしてというか、いろんな悲しみや苦しみを背負いながら、島原乱を進めていくっていうお話。
- おもしれえ。
- 全部一緒だったんですよ。
- フラッシュを3回みたいなもんですよ。
- 過去は変えたい、でも変えられないっていう。
- 情が湧いてしまって変えたい、でも変えちゃいけないんだっていう話でした。
- どうよ、こんなに積み重ねられた作品群に対して、スパイダーバースがどういう結論を用意してくるかっていうのは。
- ここまでずっと積み重ねられてきたいろんな苦しみ、一人の苦しみと世界をどっちを取るのか。どうするんだろうね。
- いやー、楽しみっすね。
- 爆発オチしか思いつかないけど。
- いやー。
- 全てが滅びる。
- いつやんだろうね、続編ね。
- 確かに。
- 早くやってくれー。
- 痛いぜ。
- ということで、いつものお願いします。
- 番組へのご意見・ご感想あれば、Twitterハッシュタグ、方訳あめあられをつけてツイートしていただくか、メールをお待ちしております。
- メールアドレスは、あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.com。あめこみあめあられ、あっとマーク、gmail.com。あめこみのコミはcomiです。
- 語ってほしいアニメコミのリクエスト、映画の感想、東京ラブミュージカルのお勧め回とかあったら教えてくれれば見ます。
- 今のところストーリー二つとも一緒だったからさ。もしかしてミュージカルは全部同じストーリーなんじゃないかって不安が今。
- 事件だけ変わってね。
- そんなことないと思うので、お勧めあれば教えてください。
- 来週は、そんなパパバッツ、そんなじゃないけど、トーマス・ウェインのバットマンが活躍するかもしれない、トム・キングのバットマン。
- シティ・オブ・ウェイン。
- シティ・オブ・ウェインか。新刊ですね、出たばっかり。
1:03:02
- そう、しかもあれは一般販売じゃなくて、小プロの直販から買うという形になっているかと思いますので。
- みんなで買いましょう。
- どうなんだろう、直販の方が手に入らなくなるの早いのかな。
- どうなんだろうね、在庫とかどういう管理なんだろう。
- ということで、わからないですけど、せっかくだからね、温まっているうちに読むのがいいんじゃないかと思いますので。
- 擦りたてを読みましょう。
- ぜひぜひ、読んでから聞いていただければと思います。
- それではまた来週、さようなら、バイバイ。
- いやでもさ、DCAが明るくなりましたよね。
- おー、確かに。
- エンドクレジットの時にさ、アクアマン、ジェイソン・モアが出てきたけど、
- なんか今度、アクアマンじゃない役をやるとかやらないとかって噂があって。
- ロボ。
- ロボ?
- あの宇宙の賞金稼ぎ。
- はいはいはいはい。
- ロボをやるとかって噂があったような気がするな。
- ロボの映画の…すごいね。
- わからんが。
- すごいな。
- でもなんかやっぱ明るくなったよね。
- うんうん。
- 画面暗いイメージあるじゃん、DCA。
- バッとバカ出てくる映画ばっかりのイメージでしたけど。
- 今回も序盤ね、ワンダーウーマンが出てきた時、
- あのー、なんか、ダラララーみたいな。
- あー、ワンダーウーマンが出ると鳴る音。
- 鳴ってましたよね。
- 鳴ってたね。
- これ知ってるってなったか。
- なったねー。
- なんかさ、シャザムの時も思ったんだけど、
- はいはい。
- ワンダーウーマン、DC映画のDCユニバースのさ、
- うんうん。
- 人たちってさ、ワンダーウーマンを前にするとさ、
- 急になんか挙動がさ、なんか、ちょっと童貞っぽくならない?
- あるー、めっちゃわかる。
- オフ、みたいになるよね。
- あれちょっとキモいよね。
- ちょっとキモい。