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2020-11-17 09:30

#127 心のもやもやを解消するために言葉にする  【書評回】

茂木健一郎氏の「『書く』習慣で脳は本気になる~なぜ言葉にすると夢は実現するのか」を読みました。
本にある「自分が何を考えているかは,書いてみて初めて分かる」という言葉から考えたことを話しました。
言葉にすると,形になります。
もやもやするものは,言葉にして形を与えることで,解決できるようになりますよ。
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Lyustyleの知的瞑想ラジオ、第127回目の今日は書評回です。
模擬圭一郎さんの「各週間で脳は本気になる」を読んで感じたことをお話しします。
心のもやもやを解消するために言葉にする。
各週間で脳は本気になる、模擬圭一郎さんの本についてお話ししたいと思います。
模擬圭一郎氏の「各週間で脳は本気になる。なぜ言葉にすると夢は実現するのか?」というのを、前読んでブログに書いていたので、そこの方からお話ししてみたいと思うんですけどね。
この本の中で、私ですね、自分が何を考えているかは、書いてみて初めてわかる、という言葉がですね、心に残っています。
ツイートしたんですが、どういう風に言ったかというとね、潜在的にもやもやしている感じが言語化することによって明確になります。
だから書く、または言葉にするということが最初に必要なんですよね。
コーチングはそのことを使います。
質問によってまず言葉に出させて、自分が何を考えているかということを引き出します。
この本では書くになってますが、というようなツイートをしました。
言葉にしなきゃ、じゃあどうなるんだということですけれども、
例えばですね、何かもやもやしているときに、その原因がわからなくてもやもやってずっとそれに苦しめられるということってないですか?
何だかわからないけど気が重いなとか、何が何だかわからないけど不安だとか、
このようなもやもやにとらわれて結構長い時間苦しむというような、そういうことが結構あるんじゃないかなと思いますけれども。
ところがですね、正体がわかると実にあっけないものであることが多くないでしょうか。
敵の正体がわかった、みたいな感じですね。
ではですね、どんなときにその正体がわかるのかというと、それは言葉にしたときなんですね。
私を不安にさせているものは何?と自分に質問してみるんですね。
その質問に答えるときに、初めてもやもやが言葉になります。
もやもやの正体を表す言葉をですね、ずっといろいろ探して、そして言葉という形であてはめていくわけですね。
そうして初めてですね、私をなんか今日すごく不安にさせているのは、
明日の夜の飲み会だということがわかったりするわけです。
え、なんでその飲み会があるから不安だなんてですね、そんなことがあるのかなと。
なぜ?というふうに改めて問ってみると、なぜ飲み会で不安になるの?と改めて自分に聞いてみるわけですね。
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するとですね、3時間も拘束されること自体が不安という、そういう言葉がね、僕の場合は出てきました。
そしたらね、あとは早いですね。
それならね、もう途中で理由をつけて帰ったらいいんじゃない?とかね。
いやいや、これまでの経験から、今は心配でもその時になったら楽しくなってあっという間に最後まで過ごせるよとか、
そういうようなですね、不安を打ち消してくれるような言葉というのがどんどん出てきます。
言葉ですよね。
我々の思いというのは、言葉によって形が与えられるという、そういうことですよね。
言葉がない動物たちは、だからモヤモヤなどの思いの中だけで生きているわけですね。
だから空腹になったら泣くし、怖ければ泣くわけですね。
言葉にしないということは、そういうことなんですね。
コーチっていうのを僕はやってるんですけれども、セルフコーチングでもできる簡単な質問だったんですね、さっきのはね。
実際の場面では、セルフコーチングでなんとか隠れていた答えを引き出す質問をするのは結構難しかったりします。
だからコーチを雇って質問してもらうわけなんですね。
コーチが思いがけない質問をするんですよ。
それをえっと思ってなんとか答えようとしているうちに、まだ答えになっていなかった自分の思いという、モヤモヤですね。
そういうのに形が与えられていくわけですね。
記事のタイトルに例えると、自分が何を考えているかは言葉にしないとわからないというようなことですよね。
どうしたらいいんだということなんですが、どんどん言葉にすることということになります。
書いてもいいし話してもいいし、できるだけ何を書いてもいいとか何を話してもいいというような制約の少ない状況の中でやるといいですね。
それからですね、ご存知、マインドマップであったりフリーライティングであったりですね。
あとは私がやっているコーチングでもあるし、ひとりブレストっていうのもありますし、セルフトークとかそういうことになるわけですね。
セルフトークの話は僕はこのポッドキャストの中でもよくしているんですけど、
よく僕はボイスレコーダーを持ってセルフトーキングをしているわけですけど、
セルフトーキングというのは、ひとりの時とか場所、そういうところで自分自身と対話するわけですね。
そういうことで自分のモヤモヤとか形にならない発想とか、そういうのを言語化して引き出そうとしているわけですね。
僕は駐車場で車の中に入っているときに喋るととってもいいですよ。
結構大きな声で喋っても誰も聞こえないし、落ち着いて座っているわけなんで、とてもいいですよね。
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セルフトーキングは思考を整理したりとか発想を促したりとかいうのにとっても重宝しています。
考えることに集中するとですね、堂々巡りをしてしまうときがあるし、思考が詰まったりしてしまうことも多いんですけどね。
車のマイクの中でのセルフトーキングだと結構集中するんですよね。脳の半分を運転に持っていくというのもあるんでしょうけど、
思考に集中しすぎずにスラスラと出てくるということがよくあるんですけどね。
あとで聞いてみたら驚くようなことを自分で喋っているというのにね、そういうことというのがよくあるわけですね。
運転に集中しているときに脳が勝手に思考して喋っているという、そんな感覚ですよね。
心のモヤモヤということはこの中には言ってはいないんですけど、よくですね、
僕がセルフトーキングの中で自分で勝手に喋っているときに、今から何がこんなにモヤモヤするのか探ってみたいと思いますと言ってね、
順々に自分に質問を繰り返して、その大元の原因にたどり着くというようなこともやっていますね。
思いもつかない場所にたどり着く経験というのをしてみたらいかがでしょうかね。
私、ブログの方でよくリラックスノートというのをよく言うんですけれども、それもとても効果的です。
広い紙にペンを心の望むままに走らせていくわけですね。
点々点々でもいいんですよ。まるまるまるまるでもいいし、なみなみなみでもいいんですけど、
モヤモヤしているのをそのまんまスクリブルというか、腕をぐるぐるぐるぐる回しながら出していく感じでいいですね。
そのうち何か言葉が出てきたらそれを書いていくという。
ペンによるぐるぐる書きをするわけですけど、思いと言葉をつなぐ職場絵のような役割を果たしているみたいですね。
ぐるぐるぐるぐるとか点々点々とかやっているうちに言葉が出てくるんですね。
ということで、形にならない思いとかで悩んでいたりとか、もどかしく思っていたりとか、そういうときにはまず言葉にしてみるといいですね。
そのことで思いに形が与えられます。
明確な考えになっていきますので、そのためにはセルフトーキングしてみたり、コーチを雇ってみたり、マインドマップしてみたり、
そういうツールを使ってみましょう。言葉にしてみるという。
そういうことで自分が何を考えているのかが初めてわかると。
これが模擬研修士の本を読んで、本の紹介ということよりも、その本を読んで感じたことを思いました。
いかがだったでしょうか。
言葉って面白いですね。
外山敷彦さんは新聞大学の中で面白いことを言っていますね。
文字というのは考えを冷凍保存したもので、それを解凍しないといけない。
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それを解凍するのが言葉だと。
だから書かれているものは一旦自分で声に出して読んでみるといいと。
そのことで思考にアクセスしやすくなるという、そのようなことも言われていますね。
人が書いた言葉というのは一遍自分で読んで言葉にしてみると。
そういうようなことがいいというふうに言われていました。
それではまた、リュウサルでした。
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