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2020-12-12 08:44

#152 一生かけて本棚を作る 【知的生活回】

僕の本棚の作り方の紹介。
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Lyustyleの知的瞑想ラジオ、第152回目の今日は、【知的生活回】です。
書棚をどのように作っていくのか、ということについてのお話です。
今日は、本棚のお話なんですが、
皆さん、本棚はどのようになさっていますか。買ってきた本は、どのように整理をされているでしょうか。
僕はですね、若い頃に【知的生活の方法】という渡辺翔一氏の書かれた本を読んで、
一生をかけて自分の本棚を作るんだという志を、26歳の時に立てまして、
自分の書斎に本棚を作って、そこに大事な本を並べていって、図書館を作ろうという、そのように考えていました。
ですから、家を建てる時には、自分の書斎には本棚が置けるように、床を20割にして、本の重さで床が抜けないようにという、そういうようなこともやろうと思っていて、
そして35歳の時に、家を建てた時に、その夢を実現をさせたということで、半分実現したということですね。
残りの半分は何かというと、本棚はできたので、あとは本の中身をちゃんと揃えろよという、そういうような話なんですけどね。
僕の本棚はですね、書斎に今、僕はその本棚を見ながら喋っているんですけどね、自分の机の向かい側の壁にその本棚がデンとあります。
この本棚はですね、もうちゃんとした木で作った、背の高い本棚で、頑丈で見た目も良い本棚ですね。
自分にとって大切なものがそこに並んでいるということになります。それがメインの本棚ですね。
で、私が今喋っている背中ですね、背中の壁にはもう一つ別の本棚があって、これを自分はカレントの本棚と呼んでいるんですね。
カレントというのは、今ここという、そういうような意味合いと考えてください。即戦力の本がそこに並んでいるということです。
辞書とか図版とか年表とか、そういう調べられるもの、そのような本がまず並んでいます。
それから、買ってきた本ですね。新しく買ってきた本がまずそこに並べられます。
それから、あちこちから集めてきた20冊並行読書のための様々なジャンルの本ですね。それもそこに並んでいます。
つまり、後ろにある本というのは、今すぐ読む本が並んでいるということですね。
20冊並行読書というのは、あちこちから持ってきて、またあちこちに返すわけで、買ってきた本は後ろのカレントの本棚にありまして、
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椅子をクルンと回すと、その本棚に買ってきた本がずらっと並んでいるわけですが、それをパラパラとめくりますよね。
そして、だいたい本を読み終えました。そうしたときにその本をどうするかなんですが、その本はメインの本棚に行ける本なのか、そうでないのかということです。
メインの本棚にそれを入れようと思ったら、どれかの本をそこから外さないといけませんね。入らないんで。
そういうようなことを考えて、本当により優れな本だけでメインの本棚を作っていくわけです。
さて、メインの本棚に入らないとか、またメインの本棚からあふれ出た本とか、それらはどうするのかと。
一般的にはそれを配品回収に出したり、ブックオフに出したりとか、マーケットプレイスに出してみたりとか、そのような形で手放すことになりますよね。
手放すというのもなかなか勇気のいることですよね。完全にいらない本ならいいんですけど、いやでもこの本、どこかでまた使うんじゃないかなとかね。
それとか、いやこれは全部揃って初めて価値があるからとかね。そういうことをやっぱりどうしても思い出して、なかなか手放していけないというようなことがあって。
それで床にずっと積んでいって、だんだん床が本で浸食されていくというような、よくある話になっていくんですけども。
僕の場合はですね、バッファがもう2つあるんですね。寝室に本棚が2つあるんです。スチール製のね。
そこにですね、私、寝室書庫って名付けてるんですね。そこはもう書棚ではなくて、本を保存しておく場所としての書庫っていうような意味を名前をつけてるんですね。寝室書庫。
そこですね、私がこのメインの本棚から溢れた本とか、メインの本棚に入れなかった新しく買ってきた本とか、そういうものはそこに一旦保存をしていきます。
そしてですね、そこを保存していって、そこがいっぱいになった時に、過去1年間全く開かなかった本はそこから取り出して、今度こそ本当に手放すという。
寝室に本2つ分のバッファを置いているということですね。このバッファのいいのはですね、時々ですね、そのバッファとしての寝室書庫、もうあとは手放されるのを待っているだけの本たちの中からね、またメインの本棚に返り咲くものが現れるんですよ、時々。
それはどういう時かというと、僕が二十冊平行読書でいろんなところから本を寄りすぐってきますので、メインの本棚から来ることもあれば寝室書庫から持ってくることもあるんですね。
寝室書庫の中からずっと持って行って、もう一度これを復活させてみようと思って、二十冊平行読書としてカレントに並べるんですね。
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そうした時に、その一月の間に結構読んでみて面白かったぞと。面白かったなと。じゃあまたメインの本棚に戻すかという形で、返り咲くわけですね。
手放されるために置かれていた本が、またメインの本棚に復活と。まさにM1グランブリでね、敗者復活から優勝まで行ったサンドイッチマンみたいな、まさにそのような感じの本も時々現れると。
ですからバッファーを作っておくというのは大切だなと思うんですが、バッファーがありすぎてね、そこから手放せなくなったら今度はまた何もならないので、
バッファーの本棚からあふれたら今度こそ本当に廃品監修と手放すと、そういうように考えているところです。
で、メインの本棚はですね、自分の中での本当に大切な本、自分のライブラリーとして大事に作っていこうという本たちですので、
中にはね、本当にもう40年以上前に私が買った本もそこに大事に並べてあるんですね。一生懸けて読んでいこうというような本たちですので、
そういう本を少しずつ増やしていって、自分のライブラリーを作るという、その中でね、自分の大切な本に囲まれて知的生活を送るという、
そういう生活の送り方に本当に憧れて知的生活の方法を読みましたので、なんとかその生活をですね、作り上げていきたいなと思っているところです。
本棚を作っていくというのは、とても楽しいことですよね。
ナルゲ・マコトさんの本棚にもルールがあるという本の中にはね、1週間に1回商店を見ながら本棚のメンテナンスをするというふうに書かれているところがあったんですが、
それぐらい本棚というのをメンテナンスするのはとても大切なことだなというふうに思っています。
はい、いかがだったでしょうか。今日は本棚ということについてお話をしました。
自分の本棚を作り上げていくという視点、本棚は書庫ではない。本棚は本をただ置いて保存しておく場所じゃなくて、自分というものをですね、表す大切な知的な外部記憶装置みたいなものです。
ナルゲ・マコトさんはですね、本棚は人に見せるために作るという、そのように言われてますけれども、
まさにやっぱり本棚を作っていくという感覚はね、とても僕にとっては大切なことだなというふうに思っているところです。
それではまた、リュウスタイルでした。
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