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2020-12-02 09:18

#142 一つのテーマで5冊読めばランクA 【読書回】

齋藤孝 「読書する人だけがたどり着ける場所」から
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収録しているのは11月の29日、日曜日の朝。池のほとりにいます。
カラスが鳴いていたりですね。 スズメのチュンチュンという音が入っていればいいなぁというふうに思っています。
今日ですね、本の読み方ということについてお話ししたいと思うんですね。
知識を深めるための本の読み方ということなんですけど、
これは以前ですね、ブログとかに僕はよく書いていて、自分のブログの中にもカテゴリーがあるんですけど、
同じテーマで30冊読むという、そういう考え方ですね。 あるブログでですね、
【千葉つながら】というブログの中で、その方がね、1つテーマについて30冊読むという実践をされているのを見て、
そして僕もね、1年復帰してそれを始めていったわけですが、
いやー30冊っていうのはなかなかね、難しいなと思いながら、農家学とか量子力学とか同じテーマの本をずっと読み続けてきているわけですけれども、
斉藤孝さんの本を読んで少し安心した部分があったんですね。
本はね、読書する人だけがたどり着ける場所という、SBC書から来ている本なんですね。
その中にですね、1テーマ5冊読めばランクAという項目があったんですよ。
5冊でいいのかと思いましたね。
要はね、同じテーマを続けて何冊も読むと当然知識が得られるということなんですが、
最初に読んだ時に比べて、2冊目3冊目となるにつれてですね、知識同士が結びつき合いますのでね、
グググッと上がる曲線ですね、ああいう感じで知識が一気に増えていくわけですね。
それは5冊ぐらいまず読んだあたりからというようなところなんですが、
ああそうなのかと、まずは5冊でいいのかと。5冊読めばランクAというふうに書いてあるんですね。
じゃあそのね、30冊も読めば相当すごいことになるんだなというふうにね、
改めて思った次第なんですけど。
読み方はですね、例えば量子力学ならそれについてちょっと面白いからある程度読んでみようと思うじゃないですか。
そうした時にね、1,2冊読んでもね、全然わからないですよね。
宇宙のこちら側で何かが起これば反対側で同じことが起こるとかね。
エッセイとかシュレディンガーの猫とかね。意味がわからないですよね、やっぱね。
でもね、理解そうやってできなくてもいいから、まあ8割忘れたっていいやぐらいのつもりで、
気楽にまずは通して読んでみろということですね。これは大事なことなんですが、
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その後ですね、同じ著書の別の本を読むということが書いてありますね。
それでね、それを繰り返していくんですけど、
ペンキの上塗りみたいに読むわけですよね。
最初は適当でいいんだけれども、まあ適当にですね、とにかく読み通すということを気軽に繰り返していけば、
ペンキみたいにね、塗るのを繰り返せばちゃんとペンキが濃くなるよという、
ああ上手いこと言うなぁと非常にイメージしやすいですよね。
このペンキの上塗り方式で知識が積み重なって詳しい人になれると。
非常にね、安心しましたね、これ読んでね。
これを5冊読むとね、全然知らないというCランクから、結構詳しいAランクになれますよと。
同じテーマで5冊ですね。同じ著書のがいいんですけど、同じ著書というわけにもいかなければ、
その他のでもいいと思うんですけど、5冊、5冊なら何とかいけるなと思いますよね。
さらにですね、2冊読むだけでも、ちょっと詳しいBランクということになるんです。
じゃあスーパー詳しいSランクというのは、といったら20冊とありますね。
まあ研究者レベルは2000冊と、でもね一般の人の基準だったら20冊でSランクとあります。
30冊は読めないけど20冊ぐらいだったらと、ちょっと思わないでもないですね。
というのはね、実は大学の時に僕は同じことをしていて、大学の1年生の時に日本の古代史の講義を受けたんですよね。
その時にね、相当ね、要するに通してくれない先生で有名だったんですよね。
単位をくれない先生で有名な人だったんだが、この人の最初の講義は私熱出して休んだんですよ。
その時もうしまったと思ったんですが、友達からね、こんなこと言ってたんですね。
どうせ君たち僕の講義に出たってね、せいぜい科を取るぐらいでたくさんの人が落とすと。
でもね、僕は逆に一生懸命勉強して、僕の講義の後でテストをした時にね、
良い点数だったらね、一回も出ないでもね、僕はね、Eをやるよとその先生が言ったと言うんですよね。
僕は挑戦しようと思いました。
そこでね、その先生の講義に一度も出ずに、代わりにですね、その古代史に関係がある本を20冊買ってきて読んだんですよ。
新書だとか文庫だとかね、20冊読みました。
日本の古代史の和の豪とかね、そういうあたりのところをずっと読みました。
それでかなり詳しくなりましたね。
今でもね、その時の知識がベースになっているんですよ。
僕はよくペラペラ、街を走りながらペラペラ日本の古代史、特に福岡市の古代史を喋ってますけど、
なんとその時のね、知識がベースになっているんですよね。
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やっぱ20冊読むとスーパー詳しくなるっていうのは本当によくわかります。
結果としてですね、私はその人の後の試験でね、一度も出ずにUを取りました。
Aですね。ランクAです。最高得点ですね。
びっくり、みんな周りの人、みんなびっくりしましたよね。
毎回一生懸命出てノートを取った人でもなんとかかなのにね。
一回も出ない僕がね、やっぱり先生の言う通りに頑張ってUを取ったというところで。
いやー、僕はその先生も好きになりましたね。みんな大嫌いだったんですけどね。
いや僕はね、そういうのに目を開かせてくれたという点でね、すごくその先生のことが好きになりました。
学ぶということはそういうことなんやなって思ったことがありましたね。
何を言っているかというとね、威張っているわけでもなんでもなくて、
20冊読むとスーパー詳しい人になれるというのがもう、斉藤隆さんの書いている、
これがもう自分の経験からそのまま、私も自信を持って言えるということなんですね。
何かについて、20冊本を買ってきて読むということについてのね、やっぱりモチベーション上がりますよね。こういう話聞くとね。
私も自分で話してみて新たに、今ね、量子力学面白くていっぱい読んでるんですけど、20冊になるまで読もうと思ってますよ。
例としてはですね、パレスチナ問題で20冊読むとしますと、1,2冊ぐらい読む人ならたくさんいるけど、20冊読む人は滅多にいませんと。
まあそうだろうなと、スーパー詳しい人になれますよと書いてあるんですね。
宇宙のダークマターで新書5冊、ブラックホールで新書5冊、宇宙論で新書5冊というふうに、
そんなふうに読んでいけば、宇宙について結構詳しい人になりますよという。
まあね、そうやって読むんですが、斎藤隆さんまた興味深いこと言ってましてね。
そうやってね、あるテーマについて読んだ本をね、まとめて本棚の一つのボックスに入れてるんだそうです。
四角いブロック型の本棚っていうのを買ってきて、1ボックスあたり20から30冊入るんだそうですよ。
テーマごとにそこに積めておけばいいんで、その箱ごとに積み重ねていけばいいから、その箱ごと持ち運びもできそうですよね。
なかなかいいなぁと思って。
僕は本棚をそのように区切っているんですけれども、本棚のボックス自体を切り離して単位で考えていくというのも面白いなぁというふうに思いますね。
自分の中のスーパー詳しい分野というのを、ボックスで増やしていくという言い方をされています。
そのボックスが増えていくことが、自分の知恵が増えていくのが可視化されて、とても面白いなというふうに思った次第で、自分もやってみようかなというふうに思いました。
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いかがだったでしょうか。読書は面白いですけれども、知識を増やすという、そういうような視点で読む読書、それもいいですよね。
それではまた。リウスターでした。
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