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2025-07-26 1:06:43

スイスで完全未経験からソフトウェアエンジニアへの軌跡 (Mag)

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Mag さんをゲストにお呼びしました。Mag さんはスイスで完全未経験からソフトウェアエンジニアの職を得ました。その体験談について、彼女がどのような思いでソフトウェアエンジニアを目指したか、職を得るまでに行ったこと等のお話をお聞きしました。


ご意見・ご感想など、お便りはこちらの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ⁠⁠⁠Google Form⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ で募集しています。

サマリー

マグさんはスイスに移住し、未経験からフルスタックデベロッパーに転職するまでの経緯を語ります。彼女はまずドイツ語を学びながら、日本食レストランでパートタイムを経験し、最終的にIT業界に興味を持つことになります。このエピソードでは、スイスでの完全未経験からソフトウェアエンジニアへの道のりが紹介され、HTMLやJavaScript、Pythonなどのプログラミング言語の学習過程や、役立ったコミュニティについて説明されます。また、Pythonを使ったアプリの開発や資格取得の経験も共有し、自己成長の過程が描かれます。マグさんは、スイスでソフトウェアエンジニアになるために、迷走期に必要な技術を見極めながらポートフォリオを作成していく過程を話します。資格取得やアプリ開発に挑戦し、最終的にはドイツ語の習得を決意することで、就職活動の幅を広げていきます。このエピソードでは、マグさんのスイスでのソフトウェアエンジニアとしての道のりや、ドイツ語を学び始めた背景が語られます。また、インタビューを通じて得た成功体験やポートフォリオの重要性についても掘り下げられています。マグさんの経験を通じて、未経験からソフトウェアエンジニアとして成長する過程や、他者からの評価を受けて新たな人生の章を迎える重要性が語られています。

Magさんの背景
ken
はい、London Tech TalkのKen Wakatsumaです。 じゃあ、今日もよろしくお願いします。
Kazunari Okuda
はい、よろしくお願いします。
ken
はい、ということで、本日はですね、ゲストの方をお呼びしていますということで、早速お呼びしたいと思います。
じゃあ、今日はゲストにMagさんに来ていただいています。Magさん、こんにちは。
magu
こんにちは、よろしくお願いします。
Kazunari Okuda
お願いします。
ken
よろしくお願いします。
いやー、Kazとね、ゲストの方呼んで3人でこうやって話すの、なんか久しぶりそうな気がするな。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
そうですか。
Kazがお休み取ってたからね。
Kazunari Okuda
そう、確かに。
ken
そうそうそうそう。
今日はね、めちゃくちゃ楽しみにしてるんで、じゃあ早速ね、今日はMagさん、初回ゲストということなので、リスナーの方に向けて自己紹介してもらおうかなと思います。
magu
はい。こんにちは、Magと申します。
そうですね、私は今スイスに住んでいて、今年の5月からフルスタックデベロッパーとして、修理費のスタートアップで働いています。
もともとは建築を学んでいて、ロンドンの大学院を出た後、2020年に結婚を機にスイスに移住してきました。
その後、しばらくはパート主婦をしてたんですけど、いろいろありまして、全くの未経験からエンジニアを目指して、1年半ほどの就活の末に無事に就職、成功しましたということですね。
ドイツ語学習と日本食レストラン
ken
おめでとうございます。
ありがとうございます。
そうなんですよ、リスナーの皆さんに。Magさん、この1年半、転職活動を未経験からすごい頑張ったということで、
書ノートにもリンクも貼りますが、素敵なブログも書いてくださっていて、そこに経験談まとまっているんですけども、
そのストーリーを聞いたときに、これはぜひ伝えねばあかんと思いましたね。
Kazunari Okuda
そうですね。
ken
詳しくは一緒に収録で深掘っていこうと思うんですけど、いろいろ工夫されてたりとか、諦めないマインドスとか、
特に今のマーケットが厳しい中、未経験で1年半かけてちゃんと開発スタートアップに転職したってすごい勇気づけられる人も多いと思うので、
今回その転職秘話とか、そもそも時系列的にどうして、どのような状態からITを考え始めたかみたいなところから、
時系列的にストーリーを聞いていけたらいいなと思っております。
magu
はい。
ken
ということで、じゃあまずどこから聞こうかな。
エンジニアを志すところから聞こうか。
Kazunari Okuda
そうですね。
もともと建築で大学院で専攻されてたということで、そこからエンジニアをどうやって目指そうと思ったのかっていうのをお聞きしてもいいですかね。
magu
そうですね。建築の大学院に行ってて、その後すぐ結婚しちゃって、スイスに来たっていう経緯だったんですけど、
その後何の仕事しようかなっていうのを、仕事を考えるときに、スイスで生活するにはドイツ語がいるなっていうので、
まずはドイツ語をやろうみたいな感じになったんですよ。
その後に仕事のことは考えようって。
とにかくドイツ語ができないと生活もできない、これからずっと住んでいくのに、ドイツ語もできなければ何もできないなっていうことで、
最初にドイツ語をやって、そこからできることを探していこうという流れでしたね、最初は。
ken
なるほど。じゃあ言語から始まったんですね。
そうですね。
そのドイツ語は例えば自分ご自身の中でとか、ある程度ゴールってあったんですか?
その分かりやすい資格を受けてこのレベルまで取るとか、なんかそういう要件とか自分のゴールってあったんですか?
例えば地元のカフェで自分で一人で頼めるようになるまでとか、そういう言語ってやろうと思えばいっぱいでも勉強できるから。
magu
分かりやすく、レベルがあると思うんですけど、サーティフィケーションがあると思うんですけど、
ドイツ語のB2までやるっていうのが目標でしたね。
これが最低限レジュメにかける、英語とかもあると思うんですけど、最低限のレジュメにかけるレベルっていうのを聞いたので、
そのB1とか別に取ったとしても、わざわざレジュメに書いたところでB1しかないよみたいな、もうちょっとネガティブに考えられちゃうと思うんですね。
B2が最低あればB2は喋れるよみたいなことが言えるので、最低B2は取ろうとしてましたね。
ken
なるほどなるほど。
そっかそっか、じゃあ最初はドイツ語を頑張られて、この時はもうエンジニアになるとかまだ考えてなかったってことですよね。
magu
そうですね、全然考えてないですね。
ken
ほうほう。
magu
はい。
ken
じゃあなんかその言語の。
ぜひぜひ。
magu
そのドイツ語をやってる最中に、知り合いの方から日本食レストランのバイトがあるよって言われて、
私別に何もしてなかったですし、ドイツ語しかやってなかったですし、働く機会ですし、
ぜひじゃあやってみようかなっていうことで、日本食レストラン始めたんですよね。
バイトですね、パートタイムの。
ken
うんうん。
はい。
なるほどなるほど。
それは結構、シフト的には週4、週5とかで結構入ってたんですか?
それとも週1、週2ぐらいで言語の学習の時間も取りつつみたいな。
magu
そうですね、ドイツ語はもうちょうどいいかなみたいな。
ドイツ語の話をすると、一度B2のテストを受けたんですけど、ちょっと落ちて、一点差で落ちて。
ken
うわ悔しい。
magu
これ悔しくって本当に。
しかもリーディングとか丸抜とかの問題じゃなくて、ライティングが半分以下みたいな点数だったんですね。
意図的にいらされたのかそういうことないと思うんですけど、思いたいんですけど、本当に一点だけ足りなくて。
ken
ちょっと上げてほしいよね。
magu
ちょっともうこれは心が折れちゃって、ドイツ語B2まで一応やったし、もういいんじゃない?って話をいただいて。
論理取れたね。
ken
実質。
magu
もう一応やってるんで、一応やってはいるんで、まあもういいかなということで、
日本食レストランのお話もいただきましたし、じゃあやりますかっていうことで、
ドイツ語も終わって、パートは大体週3ぐらい?週2、3ぐらいで入るぐらいのペースでやりだしましたね。
ken
なるほど。じゃあ週2、週3ぐらいで日本食レストランで働かれてる間に、徐々にITを考え始めるきっかけが、もしくは感情が芽生えてきたってことなんですか?
magu
そうですね。そのバイトが、ちょっと環境が私的にあんまり良くなくて、結構長く働かせていただいてたんですけど、もう3年ぐらい続けてきたんですけど、ちょっと給料全く上がらないというのと。
ken
インフレしてるのにね、世の中は。
magu
そうですね。それに、すっごい忙しいんですよ、職場が。ランチタイムになったら、どんどん人が来て、それを裁くっていう。もうめちゃくちゃ忙しいし、それを自分でシステム作って、もう一人で全部裁けるようになったとしても、全く別に評価されるわけじゃなく。
給料ももちろん上がらないし、ちょっと遅かったり、ちょっとだけ同僚とお話したりすると、怒られるっていう。ちょっとですよ、手を動かしながらでも。
悔しいね。
ちょっと悔しいですよね。ちょっとやってられないというか。
ken
頑張りが反映されないですよね。
ITへの転職活動
magu
そうなんですよね。
なるほど。
全然、仕事的には面白いっていうか、自分でシステム作ったりしてね、野菜は最初に切っておくとか、そういうのを考えるの結構楽しくて、やりがいはあるんですけど、ここからは変わらないなみたいなのをあるひとつ前に気づいたというか。
ken
なるほど。
magu
と思ってしまって、でもずっとここにいることはちょっと、ここからあと何年?10年?20年?ずっとここにいてどうするんだろう?みたいな、将来の不安とかがよぎって。
そうですね。プラス、収入が低いっていうのと、将来子供を持つ時が来たとして、給料でやっていけるの?とか、続けられるの?とか、いろいろな考えた時に、
このままじゃちょっとダメなのでは?と思ったんですよ。
ken
なるほど。そこで変えようと決意したのがすごいですよね。
なんか頑張っても給料に反映されないとか、業界の構造的に給料に青天井があったりとか、そういうところの問題意識を感じて、
子供ができた時のペアレンティングの話もされてましたけど、フレキシビリティとかを考えた時に、ITに興味を持ち始めたマグさんが、まず最初にしたのは何だったんですか?
magu
そうですね。ITに興味が出ましたと。
ken
はい、ありましたと。そこからスタートするわけですよね。
magu
そうですね。何ができるかって考えた時に、何でもよかったんですよね、私は。給料が上がればいいし、上がればいいって、私の給料も最低賃金だったので、何やっても多分OKだったんですよ。
何の職業だったとしても、絶対上がる。で、プラスリモートとかができたらいいな、子供ができた時に、全然違うなと。
だから日本でもスイスでも将来どうなるかわからないので、できるものがいいなと考えて、じゃあITみたいな。ITなんて全然知らないですけど、ITにつけたら、そういう仕事につけたらいいなって思いまして、じゃあITにやってみようみたいな。
本当に軽い気持ちで、とりあえずやってみようかなみたいな。で、ITって何だろうみたいな。そこからもう始まりまして、じゃあITってプログラミング?ITはプログラミングかなみたいな。
でなって、じゃあプログラミングといえば、HTML、CSSですね。本当に基本のところなんだなっていうのをまず知って、じゃあやってみよう。本当はそういう基本のところからですね、やりましたね。
ken
なるほど。すごいですね。そこら辺は前提知識、例えば大学院は建築でしたけど、似たような授業を取ったことがあったとか、近しい人に昔プログラミングにかじったことがあったとか、それともそのタイミングでブログ読んだり、情報収集を始めてたどり着いたんですか?HTML、CSSとかね、いろいろありますけどプログラミング。
magu
それは本当に何もないですね。大学でも全然やりませんし。Cっていえばブログを立ち上げてはいたんですよ。ワードプレスとか使って。
ken
ITは知ってたと。
magu
ワードプレス、ブログをやりたいなみたいなのが聞いて、ワードプレスっていうのだったら簡単にできるんだっていうのがあって、そこにHTMLとかちょっと書いてあるじゃないですか、それはあんま書かなくていいんだみたいな認識。書かなくても全然できるじゃないですか、ワードプレスって。
でも飛ばしてたんですよ本当にそこは。ブログやってたけど、難しいわからないコンピューターみたいなところは飛ばしてて、なので本当に全く前提知識はなかったですね。
なるほどね。
そうですね。
ken
なりたい象、なりたい触手があってそこに到達するまでの、いわゆるセルフトートプログラマーってことになるのかな、ブログを読む限りね結構、まずは自分で学習プランとかも立てなきゃいけないわけじゃないですか、自分が何を知らないところを知るところから始めなきゃいけないので。
最初どういう学習リソースに当たってたとか、どういう人に話聞きに行ったとか、そこら辺聞いてみてもいいですか。
magu
そうですね。学習リソースとしては、本当に最初にFreeCodeCampっていうのをやったんですけど、これは私の旦那さんに教えてもらったんですよね。
これいいんじゃないみたいな。
私の旦那さんも一応IT系の人ではあるんですけど、私全然話したことないっていうか、仕事のことを私聞いてもわからないから全然聞いたこともなかったんですけど、
私がじゃあプログラミングちょっとやってみたいかもみたいな言ったら、こういうのでいいんじゃないみたいな、そのFreeCodeCampっていうのを教えてもらって、そこをやっていきましたかね。
ken
これは動画がまとめられてあるオンラインで、自分のペースでやっていくような感じですか?
magu
私がやったのは動画じゃなかったんですよね。動画じゃなくて、どんどん文章が出てくるっていうか、じゃあこのコード書いてみてください、みたいなことがずっと出てくるんですよ。
このコード、これを書いてみてくださいっていうのがあって、じゃあ書きました。
次へってすると、また次に指示が出てきて、これを書いてください、この公文を書いてくださいっていうのがどんどん続くんですね。
プログラミングの楽しさ
magu
そうすると、どんどんHTMLができてくるわけじゃないですか。タイトルができてあって、公文ができてみたいな感じで、なんとかボックスができてみたいな感じで。
ken
結構インタラクティブなツールだったんですね。
magu
そうですね。それでどんどんできていくんで、仕組みはわからないけど、もうそのまま公文を書いていけば、どんどん出てきてるみたいな。
ウェブサイトができてきたみたいな、ちょっと達成感というか、なんかやってる感じというか。
自分の初めてのコーディングが形になってくの楽しいみたいな感じですね。
そうですね。プログラミングしてる感があって、面白かったんですよ。
ken
それ大事ですよね。やってて面白いものをやってみて、プログラミング言語苦痛だなっていう人は、そっからモチベーション続かないでしょうからね。
それを最初の割と早い段階で発見したのが良かったですよね、自分の。
そっかそっか。
Kazunari Okuda
なんか、HTMLとかJavaScriptの良いところって結構すぐに書いたら、すぐできたものが見えるっていうところは結構学習意欲がわくなーと思って。
私の妻もちょっと勉強、興味あって勉強したことあったんですけど、その時にやっぱりこう、書いたらすぐに結果が反映される。
でも物を作るのってもっと難しいじゃないですか、分かんないですけど。
家を建てるとかって、すごい何年もかかって作れるようなものですけど、
プログラミングの学習の良さって、特にフロントエンドはすぐに自分の作ったものが見れるっていうのは良いですよね。
magu
そうですね。すごい面白いと感じましたね、私は。
Pythonとの出会い
Kazunari Okuda
うんうんうん。
ken
特に面白いと感じたのは何ですか、やっぱりWebをビルディングしていくところですか。
フリーコードキャンプ見てると結構いろんなクラスがありそうですけど、
Docker、LinuxとかPythonとかJavaScriptとかもいろいろありそうですけど、
これを終えた次に向かう、次のステップっていうのは何だったのかなっていうのが興味ありますね。
magu
そのフリーコードキャンプはHTMLとCSSぐらいしかやってないんですけど、
そうですね、結構いろんなコースもあるんで、やるといいのかなと。
ちょっと興味ある方は見てみるといいのかなと思うんですけど、
そうですね、そういう無料のリソースをちょっとずつやってみたりしてて、
そこからPythonに出会うんですけど。
ken
どうやって出会ったんですか、たまたま?
magu
Pythonはそうですね、本当にたまたまなんですかね。
その欧州テック会っていうのが、ディスコードグループがあって、
多分ロンドンテックトークでも結構いろいろ話題に上がったりしてたと思うんですけど、
そういう欧州で働くエンジニアさんたちのコミュニティがあるんですけど、
そこ経由でまた違うコミュニティに教えてもらって、
女性だけというか女性のためのエンジニアになりたい方のコミュニティみたいなのがありまして、
そこでとあるコミュニティの方が無料のワークショップやるよみたいなのが宣伝がありまして、
やってみようかなみたいな、Pythonやるって書いてあったんですけど、
Pythonってなんだかわからないんだけど、やってみるしかないかみたいな、
初心者OKって書いてあったし、やってみようかなって言って参加したのがPythonの出会いですかね。
ken
じゃあコミュニティに入っていろいろ情報収集を進めていく中で、
Pythonのワークショップをしてくださる方がコミュニティの中にいて参加してみたと。
そこでPythonと出会ったっていう。
そのワークショップでPythonに興味が出始めたっていう感じですか。
magu
そうですね。Pythonで初めてここでアプリを作ったんですよ。
メモ帳アプリってたぶん一番最初にみなさんが作るやつだと思うんですけど、
本当に基本のクリエイトとかアップデートとかデリートとか。
ken
とりあえずメモが書けて読めて削除できてみたいな。
magu
そうですね。リードできてみたいなやつですよね。
それができまして、本当に動いて。
これは面白いですね、本当に。
面白いと思いました、プログラミングって。
すごいなって。
ken
めっちゃいいですね、確かに。
フリーコードキャンプの時からするとそれは結構大きなジャンプですよね。
Pythonのアプリは自分で作ってるっていうか、
あくまでブラウザーのエミュレートのクエスチョンとかを解いていくだけじゃなくて、
自分でメモ帳作ったっていう。
またここは別の大きな達成感を感じたポイントですよね、きっとね。
magu
そうですね。
プラスHTMLはやってたので、
フロントエンドは先生が言ってることも分かる面白いってなったのもありますし、
プラスPythonのDjangoっていうのを使ってやったんですけど、
バックエンドって言うんですか?超かっこいいじゃないですか。
自分でプログラミングして、それが動いて、それがHTMLのフロントエンドに反映されてみたいな。
こうなるんだみたいな。
ken
感動するよね。
magu
本当に感動しましたね。
ken
確かにね。めちゃくちゃいいね、なんか。
自分がプログラミングやり始めた時のことを思い出しながら聞いちゃってた。
詰み重ねだね。
Kazunari Okuda
しかも、Python学習ワークショップに参加した時に、
HTMLの知識っていうのがうまく聞いてきたところ。
点と点がここで繋がってるような気がしてて。
新しいことPythonもやって、HTMLも未経験の状態だと、
なかなか一つハードルが高かったり、覚えるものが二つあると結構難しかったりすると思うんですけど、
ここで過去にHTMLとCSSを学習してたことが結構繋がってきてるなと思いましたね。
ken
そのワークショップをどれぐらいの期間のボリュームを持たなかったんですか?
magu
そうですね、1ヶ月ぐらいだったんじゃないですかね。
ken
ちなみにこのタイミングでは、
転職活動という意味でいうとどういうフェーズだったんですか?
まだひたすら学習に専念してる?
それとももうこの時点ですでに応募とか始めてたんですか?
資格取得とキャリアの考え方
magu
どうだったかな。
たぶんまだそんな何もレジュメにかける段階じゃなかったので、
まだやってなかったんじゃないかなって思います。
Pythonがなんだかわかってきたって思って、
その時に日本のPythonの資格っていうのがあるんですね。
Pythonの認定試験っていうのがあるんですよ。
で、ちょうど一時帰国のタイミングだったんで、
じゃあ取ってみるかって言って、
そしたらレジュメに最低限何かかけるしと思って、
ちょっと受けていきましたね。
ken
おお、そうなんだ。
magu
はい。
ken
じゃあ、その時の話も聞いてみていいですか?
どういう風に勉強して、どれぐらいの期間でテストを受けたのかとか。
難しかったポイントとか覚えてることがあれば、
ぜひ聞いてみたいですね。
magu
そうですね。
私が受けたのはPython基礎認定試験っていうやつなんですけど、
これ知ってる方はわかると思うんですけど、
そこまで難しくないと思います。
Python一回触ってアプリでも作れるぐらいの人、
というかもう業務で使ってる人だったら、
もう全然難しくないレベルな感じなんですけど、
私も一応アプリを作ったぐらいだったので、
なんとなくわかるぐらい。
で、プラス問題集みたいな、模擬試験集みたいなやつを一通りやったら、
まあ全然大丈夫ぐらいな感じのボリュームなのでは。
もし受けたい方がいたらそういうぐらいのボリュームでしたという。
ken
いいですね。そっかそっか。
ちなみになんかブログに書いてありますけど、
ここで合格して体験談を書くとぬいぐるみがもらえるんですか、これ。
知らなかったんですか。
magu
そうなんですよ。
これ知らない方いっぱいいると思うんですけど、超マイナー情報ですね。
ken
初めて知りました。このブログのアイキャッチ画像のたぶんぬいぐるみかな。
ぱいちゃんとそんくんの。
magu
ぱいちゃんとそんくんの。
ken
いいですね、なんか。
なんか自分のこう試験合格したっていう、それをなんだろうね、見ると思い出してくれる。
magu
そうですね。
マスコスじゃないですけど。
ちょっといい感じに私今言ったんですけど、
もちろんその資格が欠ければいいなとは思ってはいたんですけど、
そんな実機告してるときになんかそんな仕事のことってあんましたくないじゃないですか。
だからそんなあんまり乗り気じゃなかったんですけど、
ken
これを見つけちゃって、やりますと。
やる気になりました。
大事大事。自分のね、やる気マネジメントで。
上手ですね。
magu
いやーほんと。
素晴らしい。
ken
よかったですね。
でもやっぱさ、自分のCVに描けるものを増やそうっていうところで、
資格に目をして、そこも実際に頑張って撮ったっていうのは、
なんだろう、業務経験がない方がやっぱり動くムーブとしてはすごい良いですよね。
やっぱり最初のショックを得るのが難しいから、
資格とかだったら勉強頑張ってCVに描けるじゃないですか。
で、その資格を取りましたと。
次はどこに向かっていったんですか、マグさんは。
magu
次からはかなり瞑想していきますね。
瞑想。
そうですね。
メモ帳アプリ作って面白かったんで、じゃあもう一個自分で何か作ってみようかなみたいな。
で、作ってみたり。
あとそうですね、マシンラーニングはもともとちょっと興味があったので、
できるかなと思ってやってみて、踏み込んでみて、超難しいと。
面白いんですけどね、すっごい面白いんですけど、ちょっと学習するのに時間がかかるなって思ったんですよ。
なので、これはもうすぐに就職に直結しないなって思ったんですよね。
ken
なるほど。
magu
だから一回やったんですけど、ちょっとマシンラーニングは一旦置いとこうみたいになって、
ken
じゃあ次は何するって、クラウド。
magu
もう瞑想してますね、本当に。
クラウドだったら、これをマスターできれば、ジュニアでもすごい需要があるって聞いたので、
ジュニアだったとしてもマスターできてるんだったら、全然仕事が見つかるんじゃないかと思って、
AWS始めましたね。
AWSも資格があるので、じゃあ資格取るかっていうのを目標にしてやりましたね。
それも取り切ったんですか?
そうですね、一番最初のやつだけですね。
一番本当に基礎のやつだけ取って、
そうですね、AWSもやっぱり規模が大きいクラウドみたいで、
実務経験というか本当に会社の大きいコンピューターを動かすとかじゃないと、
なんかあんまり身につかないというか、分からないんですよね。
セオリティック分かっても、自分でやってみたいんですけどできないみたいなフラストレーションと、
だから早くどっか企業行きたいわみたいなのがどんどん高まってきましたね。
そうですよね。
ちょっと無理があるのかなとか思ったり。
ken
AWSとかすごいプロダクトもありますから、やっぱり自分で色々設定管理してみたりとか、
運用してみないと、手を動かさないと分からないことって結構あって、
AWSで無料枠とか個人で払える金額でできることっていうと、経験が限られてしまうので、
その企業に入ってやりたいっていう気持ちはすごい分かりますよね。
クラウドね。
なんか、瞑想期って表現されてましたけど、
結構他の分野とか、興味あったりとか、すごい輝かしく見えたりするものをとりあえずでもちゃんと自分でやってみて、
これは今の自分に合わないなとか、これはちょっと早いなっていう、
とりあえずやってみるっていう姿勢がいいですよね。
迷走期の決断
ken
やらないでずっとマシンラーニングとかに憧れているより、
まず一旦何か授業を受けてみたりとか資格取ってみて、
優先順位をちゃんと自分のステージと合わせず決めていくっていうムーブは、
瞑想期って表現されてましたけど、この時期のMAGさんにとって多分、
避けるべきじゃなかった、ちゃんと通るべき道だったのかなと僕は聞いてて思いましたけどね。
Kazunari Okuda
私も全く同じことを思いました。
やっぱりなんか、瞑想期とはおっしゃったんですけど、
結構ホットなトピックというかマシンラーニングとか、結局もっと時間があってそれをマスターすることができれば、
きっと就職に直結できてたかもしれないですけど、やっぱりMAGさんの中でこういうタイムフレームがあって、
じゃあこれはちょっと時間をかけるものではないなっていう決断をしたっていうので、
結構いいそのマシンラーニング、クラウド系、それって結構いいダイレクションだったと思うんですよ。
で、その中で自分とは今求めているものとは違うなっていう決断ができて、
やってみないとやっぱりそこって結構わかんないし、
剣もこういうタイプだったと思うけど、何だっけ、そん切り?そん切りだっけ?そん切りタイプ。
ken
これ違うなと思うんだったら、その方向性を変えるっていうのは結構いい、かなりいいムーブメントだったなと私は思いましたね。
magu
そうですね、やることを選定するっていう時に、本当にこの迷走期って言ったのは何をやればいいかっていうのがわからなかったのが、
マシンラーニング、AWSやって、結果的に皆さんがいい選択だったじゃんって言っていただけるかもしれないんですけど、
この時は本当に、じゃあ何やれば就職できる?みたいな段階だったんですよね。
ポートフォリオの構築
magu
じゃあ何を勉強する?って。何でもいいんですけど、何をする?何が近道?っていうので、すごい迷ってた時期でしたね。
確かにね。
結果的にこれに落ち着きましたけどっていう、そういう意味ですかね。
ken
確かに。後からね、こうやって見てみると良かったっていうムーブに見えるけど、でも迷走してる時は迷走してるもんね。何したらいいかわかんない。
magu
そうですね、本当に。どんな技術があるのかもあんまりわかってないし、今トレンドとかもそんなわかってないわけじゃないですか。
本当に実務で使えるものなの?とか、どんどん変わっていくだろうし、毎年毎年新しい技術ができて変わっていくだろうし、
その中で今すぐに直結するものって何だろう?っていうの、超難しかったですね、考えるの。
ken
いやーわかりますよ。僕もWeb3でだいぶ迷走した時期があったので、何だこれは?みたいな。
いろいろスマホも変えたりしましたし、デプロイもいろいろしましたけど、結局今全然違う仕事してますけど。
でも、こういうのって後から振り返ると意外と点と点が繋がったりするんだけど、迷走してる間はもう本当に暗中模索っていう気持ちがすごい多いので。
その、じゃあAWSの資格取って、でもやっぱ何だろう実際に働いてみないとわからないところもあるって気づいたマグさんは、次はどうなったんですか?
magu
次やることとしては、資格は何個か取り、2個ですけど取りましたと。そしたらポートフォリオかなというとこですね。
実務でできることを証明しないといけないので、もう本当に未経験で何も本当に見せるものがないので、
これはもう資格があったとしても別に何ができる人かあんまりわからないわけじゃないですか。パートをしてましただけなので。
そしたら、成果物みたいなのを作らないといけないなというフェーズにきて、メモ帳アプリとか作ってましたけど、それだけじゃあれじゃないですか。
ちょっと魅力がないかなと思って、いろいろ何個かアプリを作り始めましたね。
ken
ポートフォリオを作っていた時期は、どういうところがハードルだったというか難しいポイントでしたか。
例えば割とサクサクいろんなポートフォリオを作ってデプロイしたんですか。それともアイデアに困ったとか、どういう技術を選定するかみたいなところで悩んだみたいな。
そのポートフォリオを作る過程の成功と失敗みたいなストーリーがあればぜひ聞いてみたいなと思っています。
magu
そうですね。最初に作ったアプリは本当にもう自分の趣味優先で作ったんですね。
私がボードゲームが好きなので、ボードゲームを管理するアプリとか対戦の記録を管理するみたいなアプリを作ってみたいみたいな思ったんですよ。
ken
思いはあったと、趣味から発生したアイデアはあったというわけですね。
magu
そうですね。趣味から発生したアイデアで、これが結構メインなポートフォリオにこれからなっていくんですけど、そこが発生というか最初に作ったアプリのポートフォリオでしたね。
その後に、こんな趣味丸出しの意味あるのかなみたいな思って、一応ポートフォリオなんで、作るのは楽しいんですけど、これでいいのかなと思って、
そうですね。Eコマスのサイトを作ってみようと思って、カートに入れるとか、プロタクトを見れるとか、詳細見れるとか、何個カートに追加できるとか、あと決済のシステムとか、ユーザー情報とか。
そういうのが結構実務的なのかなと思って、そういう機能があるアプリ作ってみましたね。
ken
結構作りましたね。リスナーの方にはネタバレじゃないかなっちゃいますけど、実はボードゲームアプリっていうのは僕も見させてもらったことがあって、なかなかよくできましたよね。
そうですね。
あれ、カズも見たっけ。
Kazunari Okuda
見た見た。
ken
これ、転職活動で瞑想してた初心者の方が作るレベルじゃないよなと思って。
本当ですか。
でもそれだけじゃなかったんですね。結構いろいろ作られてたんですね。すごいな。
magu
そうですね。これと、プラスあとはグラフの表示とかができたらちょっとPython的にいいのかなみたいな数値を扱うみたいな意味で。
と思って、体重を管理するアプリとか、家計簿のアプリとか作って、ダッシュボードでグラフが見れるよみたいなやつも作ったりしたりしてましたね。
これ今も使ってるんですよ。今も。
転職活動の戦略
ken
めちゃくちゃいいじゃないですか。自分で使うアプリを自分で作るみたいな。
magu
そうなんですよ。面白いですね。
ken
プログラマー楽しいでしょ。
magu
楽しいですね。
ken
素晴らしいな。
ポートフォリオが揃いましたと。資格もやりましたと。取りましたと。
このタイミングぐらいからですか?実際に転職活動を始めたのは。
magu
そうですね。資格を取り始めたぐらいからちょくちょく応募してはいましたけど、ポートフォリオが揃い始めてきて、いっぱい応募しましたけど、全くと言っていいほど何の手応えもなかったですね。
ken
時期としては2024年半ばとかですか?
magu
そうですね。もうちょっと後ぐらいですかね。でもそんぐらいですかね。
ken
マクロ経済的には厳しい時期だよね。
magu
そうですね。本当に私が応募するジュニアポジションであるっていうのと、Pythonとかができますよみたいなざっくりな応募。
で、私ちょっとドイツ語で働けるレベルではなかったので、英語だったらいいかなって言って英語で募集してるやつ。
で、なると、もう私がリンクドインでその募集を見たときにはもう応募100とか、100人の人がクリックしてますとか書いてあるじゃないですか。
ken
だから競合が多そうだったと。
magu
でもこれで選ばれないでしょうっていう感覚ですね。
ken
リンクドインだけで100人がクリックしたわけだからね。
magu
そういうことですよね。
ken
全部、全部ですね。ほぼ全部私が応募したのはそういう感じのですね。
この時に応募してたターゲットとしてはスイス国内で働けるか、もしくはリモートで英語のみで、テクスタとしてはPythonとか初心者関係とかJavaScriptとかそこら辺で探してたってところですかね。
magu
そうですね。
あとその募集で言うとそのほとんどの場合CS卒業してますとかが書いてある。絶対に書いてあるんですね。
ken
そっか。
magu
これ引っかかってるんじゃないかなと思って。
もうそのCSって書いてないので私のレジュメには。
でもシュッて弾かれてるんじゃないかなって思ってましたね、その時は。
ken
その可能性は大いにありますね。
magu
いやこれですよね。
ken
最近ってAIチェックっていうのが主流なので、全ての会社が導入してるかどうかわからないですけど、
タレント系のシステムとかHR系システムはレジュメを解析してメタデータを取得して事前に会社が入れた条件にマッチするかどうかでリジェクトしたりするので、
会社がCS出てる人もしくは3年以上経験ある人っていうフィルター条件を作ってたら多分全部弾かれてるはずですね、機械的に。
magu
もう絶対そうですよね。
ken
人の目を見る前に。
これはもう誰が悪いとかじゃない、機械的にもう動く時代なのに今本当に。
magu
でもそうですね、100人以上が応募してるんだったらそんな全部1個1個見てる人なんていませんもんね。
ken
そうそう、普通にハイアリングマネージャー時間ないので、そういうツールを使わざるを得ないんですよね。
で、問題に拍手をかけるように例えば、ちょっと名前とは言わないけど、ちょっとだけ変えて同じ人が5件6件出してきたりとかも普通にするので。
magu
普通なテクニックが。
テクニックというか。
ken
なんか倫理感のある人からすると、やんないですよね、普通ね。
magu
いやいや、そんな思いつかなかったです。
ken
世界は広いんですよ。
magu
すごいっすね。
ken
まあまあ、ちょっと脱線しちゃいましたけど、その中でしばらく転職、またレジュメを出しても通らないみたいな時期続いたじゃないですか。
結構きつくないですか、きつくないですかって言っちゃった。
magu
いやもう、きつかったですよね。
ken
きついっすよね。
magu
ちょっともうどうしようもないじゃないですか。なんかこのCSじゃあ取ればいいっていう話になると思うんですけど、
ちょっと私はもう就活の期間決めてやってたので、2年ぐらいかなって決めてたので、
はい。
だからそれじゃあCS取れないじゃないですか、4年。また4年かかるわけじゃないですか。
ken
で、プラスそこからまた就活期間が始まるって、いつになるかなーって思って。
magu
そうですね、噂ではCSの学生さんでも、今は難しいよーみたいな。
だからCS取ったとしても、就活就職できないんだったらもう意味ないし、その4年5年って。
じゃあもうどうするって感じでしたよね、ほんと。どうするですよね。
ken
どうするですよね。どうしたんですか。勉強するカテゴリを増やした。ポートフォリオをもっと作った。
それとも全然違う勉強を始めたとか。
magu
ポートフォリオをブラッシュアップするっていうのはもうずっとやってたんですよね、ずっともうこれは。
どんどんいろんな機能をどんどん入れていこうっていうのをどんどんやっていまして、
プラスじゃあ何ができるって言って、じゃあドイツ語やりますかですね。
これですね、ドイツ語ですね。
ken
生活に必要ですしね、ドイツ語はね。
magu
必要ですし、英語だけの応募に絞っていたので、そうすると本当に世界中から応募者が来るわけじゃないですか。
そうするとどんどん倍率が上がっていくので、
ドイツ語だったら英語の応募よりもずっといっぱいありますし、
ドイツ語できる人に限られるので、
ジュニアでもまだ可能性が広がるのかな。
ken
なるほど。
magu
もうちょっとでも可能性が高くなることをやるしかなくて、
じゃあドイツ語やるかっていう感じになりましたね。
その時にはもう本当勉強も何だろう、無理ですねみたいな雰囲気だったので、
ちょっともう何もかも嫌になって、じゃあちょっとドイツ語だけしよっかっていうフェーズにいってて。
ken
一縷の望みをドイツ語にかけて。
magu
そうですね。
決定してましたね。
ken
なるほどね。
2年間というふうに転職活動期間を決めてやってて、
この時期で1年半いかないかぐらいだったんですよね。
magu
そうですね。
ドイツ語をやろうと決めたのが今年の4月の終わりでしたね。
ドイツ語の学び始め
magu
で、5月からドイツ語を通い始めてたんですよ。
ken
あれ?入社いつっておっしゃりましたっけ?
magu
入社が5月19?
ken
かなり急展開ですね。
本当に急展開で。
何があった?
magu
本当に急で、4月の下旬までは本当にどんよりですよ。
もう無理、無理じゃない?無理だよ、こんなに勉強したところで無理だよっていうフェーズで、
じゃあしょうがないからドイツ語をやりましょうよってなって、
ドイツ語に、ドイツ語学校にお金払ったところで、
夫の同僚の方が繋いであげるよみたいな、
なんていうんですかね、募集してる人がいるんだよみたいなのを声かけてくださって、
本当につてのつてなんですけど、
そんな感じだったんで、そんなことないでしょみたいな、
別に無理でしょみたいな気持ちだったんですけど、
じゃあやってくれるんだったらお願いしますよみたいな、
もう諦めモードだったんで、
じゃあ見てくださるんだったらレジュメはいどうぞみたいな感じで出しまして、
そしたらもう本当ここからですよね、急展開が。
インタビューの成功
ken
期待してなかったと思ったらお話が進み始めたと。
magu
お話ししましょうみたいな電話がかかってきて、
ええですよね、ええですよ。
ken
びっくりするね。
magu
びっくりですよ。
ken
そしてそれはインタビューに呼ばれたってことですか?
magu
そうですね、インタビューですよね、
本当もう知らない人だったので、知らない人って夫の同僚の友達みたいな、
ken
だいぶ多いですよね。
magu
つてつての方だったので、本当に話したこともないし、
多分向こうも私が誰だかもあんまりわかんないから、
とりあえずそのレジュメ見て、いいんじゃないみたいな、
思ってくださったみたいで、
じゃあとりあえず話そうかみたいな感じですね。
本当に正式インタビューっていうよりは話してみる、話そうかみたいな、
ken
お互い知るために、みたいなところから始まりましたね。
初回の印象はどうだったんですか?
もう最初から話が弾むんだよっていう感じかな。
magu
もうこれは本当に話が弾みましたね。
なんていうんですかね、すっごい好印象だったんですよ。
インタビューって本当にガチガチな感じで、
あなたの特技は、じゃないですけど、
弱点は、興味はとか、あるわけじゃないですか。
今後の目標はとか。
そういう感じで来ると思って、すごい準備していったんですけど、
なんかもう採用みたいな、最初から空気で、
ken
すごいね、みたいな。
magu
決まってたの?みたいな。
ken
こっちはなんか準備してるわけじゃないですか、ガチガチ。
magu
ウェルカム、ウェルカム、みたいな。
見せてもらったよ。いいね、みたいな。
これ本当頑張ったね、みたいな。
そういう雰囲気も最初から。
ken
すごいね。びっくりした。
magu
びっくりしますよね、ちょっと。
ken
それは実質、ほぼほぼ決まりの感じだったんですか?
magu
そうですよね。
ken
それはCVに書いてあった、今まで話してくださったような、
資格の話とか、ポートフォリオを作った話とか、
そういうのを評価してくれたってことなんですかね?
magu
そうですね、全部ひっくるめて評価してもらいましたね。
素晴らしい。
作った、スキルに関しては作ったポートフォリオを見ていただいて、
ボードゲームのとか。
これ全然大丈夫?みたいな。
言われましたし、いろいろPythonをやってきたとか。
もっとITとか全然やってなかったのに始めたとか。
もっともっと前からドイツ語を始めてるとか。
スイスに引っ越してちゃんと生活できてるとか。
適応してるとか。
もっと英語で大学に卒業できたとか。
そのすべてを評価してもらったんですよね。
ken
すごいじゃないですか。
全部全部褒めてくれてる。
magu
ええですよね。
ken
嬉しいっすね、それ。
magu
そんなに?みたいな。
ken
報われた感じしますね。
magu
本当にそうで。
こちらとしては、私まだ全然十分じゃないなって思うわけですよ。
シニアとかに比べたら全然経験もないし、実務経験もないから、
何やっていいかわかんないし、実務じゃ使い物にならないし、
でも勉強する意欲はありますよ、みたいな。
それしかなくって。
それで、すべてを褒められたので、嬉しかったですね。
ken
嬉しいっすよね。
でも、その技術力を証明するためにポートフォリオも頑張ったわけだし、
CVに描けるものを増やすために資格も頑張ったわけだし、
それをちゃんと見てくれたっていうのは、
今後の関係性を考えるという意味でも、
すごい自分のことを評価してくれてるっていうのは、
3年前の頑張っても給与が上がれないみたいな環境とは反対というか、
エンジニアとしての成長
ken
まさにこの1年半を超えて、
マグさんが行きたかったところに入れたんじゃないかなっていう気がしました。
magu
本当に理想の会社ですよね。
人たち、上司さん、社長さんの人柄とかもそうですし、
働き方もそうですし、リモートでできるんですよ、今。
で、フレキシブルでできるんですよ。
時間にも縛られなくて、日にちにも縛られなくて、
フレキシブルなんですよ。すごい自由。
そういう新しいシステムの会社で、
いやもう、理想の理想すぎて、現実かな?みたいな。夢?みたいな。
ken
すごいな。言葉が出ないぐらい、
でも、積み重ねたものがあったから、そこで評価されたわけですよね。
そこは間違いないと思うんですよ。
だって、1年半、勉強しないで過ごすことだってできたわけじゃないですか。
でもちゃんと一歩一歩、ワークショップに出たりとか、
積み重ねたからこそ、その1年半後に自分を評価してくれる人と出会った時に、
ちゃんと評価されるに値する自分を形成できてたっていうのは、
これはマグさんの頑張りですよね。諦めなかったというか。
褒められてね、すごい嬉しいし、
でもそれをやっぱり享受するに値する努力を1年半積み重ねてきたわけじゃないですか。
すごいね、すごい。
Kazunari Okuda
あと個人的には、見えるものっていうものを作っていったことっていうのが、
面接とかもそうですけど、やっぱり相手って言わないと分かんないし、
面接官とかですね、人を見る側としては。
でもそれがちゃんと、例えば視覚でもあったりとか、
いろんな積み重ねてきたものをちゃんとCVにかけて、
ドイツ語とかも、そういうのもトータルで見えに見えるものとして見せれて、
それを評価してもらえるっていうものができたことっていうのもすごいなと思いましたね。
magu
これに関しては1個言いたいんですけど、
私、もともとロンドンテックトークのリスナーでファンなんですよ。
ken
ありがとうございます。めっちゃ嬉しい。
magu
急に、急に。
すごい一番最初に聞いたポッドキャスト、ロンドンテックトークがCVに関するポッドキャストだったんですよね。
その時にケンさんが言ったことなんですけど、
CVにかけるものがないとCVにならないよみたいなことを言ってたんですよね。
かけることがないならやるしかないみたいな感じのことを言ってたと思うんですよ。
ちょっとニュアンス違うかもしれないんですけど。
ken
全然覚えてないんで。
magu
皆さん遡って聞いてみてください。
だから私その時に聞いてた時に、本当になんとなくエンジニアになれたらいいなぐらいな感じだったんですけど、
CVにかけるものがなければ、もうかけないよみたいな。
その通りなんですけど、それがすごい響いて、とりあえずCVにかけるものがないとダメなんだなって。
本当に当たり前のことなんですけど。
ken
当たり前のことをつかれたみたいな。
magu
そうですね。
だから私が何もやってなければ、何もかけないわけじゃないですか。
そのままじゃダメなんだって、すごい心に響いたんですよね、これが。
そこからですね、どんどんテクノを聞いて、それでもっとやっていかないとダメなんだなみたいな。
目に見えるものをやっていかないとダメなんだなって思い始めて、どんどんやっていこうってなったんですよね。
だから多分それが一番根底にあります。
視覚を取ってみようとか、フォートフォリオをやってみようとかいうのも、
見えるもの、CVにかけるものをやらなくちゃいけないんだなっていうのが根底にありましたね。
ずっとそれは、ずっとありました、私の中に。
ken
マジですか。めっちゃ嬉しい。
最初のね、ちょこっとモチベーションに気をしただけだと思うけどさ。
もちろんそこで、こいつの言ってること違うなーであったり、心が折れちゃったりする人はいっぱいあると思うんですけど、
そこから頑張ったのはやっぱMAGさんだと思うし、
そういう風に受け取ってもらったんだなっていうのはすごい嬉しいですし、
僕もね、Twitter、今はアカウントないですけど、
やってた頃からスイスでテンション活動を頑張っている方がリスナーの方にいらっしゃってっていうのは、
当時から認識してましたし、何回かコメントのやり取りもさせてもらったし、
そういうのも記憶あるんですけれども、まさかそのMAGさんが、
当時からいつかはこのゲストに呼びたいなと思ってたんですけど、
その夢がちょっと今日実現したのは個人的にもちょっと胸熱なんですよね。
magu
それは私こそっていう感じですよね。
本当にロンドンテイクトークでゲストの皆さんがどんどん出てきて、
どんどん面白いトークをしてくださるわけじゃないですか。
その中で、それが面白いなってずっと思ってて、それがずっとモチベーションになってて、
で、いつか私が就職した時にこうやって喋ることができたらなみたいな。
ken
喋ってる、喋ってる。
magu
おー、今喋ってるーって。
これものすごい感動なんですよ。
ちょっと本当に。
だからものすごい緊張してるんですけど。
Kazunari Okuda
悪い緊張してた。
magu
緊張しますよ、そりゃ。
本当にでも、今日は本当に嬉しい瞬間です。
ken
本当に嬉しいし、
マグさんの一連の頑張りっていうのは、
これを今日聞いて励みになっている人とかインスピレーションになっている人たくさんいると思うんで、
今日はその話をしてくれて嬉しいですし、
これはブログで書いてたか、会った時に話してたかわかんないけど、
自分のレアな経験が参考になる人がいるかどうかわからないみたいなことをおっしゃってたと思うんですけど、
全く同じ環境じゃない人でもインスピレーションを受けることってよくあると思ってて、
だって実際僕もこの記事読んだりとか、マグさんの頑張りを見てて、
なんかシニアだけど、頑張んなきゃなって思いました。
本当に。
インスピレーションを受けることもたくさんあったし、
そのポートフォリオを作り続けるとかっていうのは、
別にジュニアだからやらなきゃいけないわけでは全然ないですよね。
資格を取らなきゃいけないっていうのも、
自分が今達成できないものが、証明できないものを、
例えばシニアになっても新しいものって学び続けなきゃいけないので、
例えば僕は今データベース好きですけど、
じゃあ他のなんだろうね、何でもいいけど、
じゃあWAVE3でもマシンラーニングでも、
今その新しい領域にとって僕はもうジュニアじゃないですか。
だからそういう領域に踏み出していくときに、
マグさんがやってたようなマインドセットとか頑張り方っていうのを
インスピレーションを受ける、
ジュニアじゃないシニアとかの人っていうのも結構いっぱいいると思うんですよ。
だからこのブログ記事も書いてくれてすごい個人的には感激しましたし、
ぜひこれを広めたいなと思っています。
Kazunari Okuda
めっちゃ同意です。
新たなキャリアのスタート
Kazunari Okuda
私も本当に記事読んで勇気づけられましたね。
続けていく、やっぱ自分が達成したいものとかっていうものを長期的にやると、
どうしてももうダメかなみたいなところって結構思ったりもするんですよね。
全然別にシニアとかでもそうなんですけど、
でもこれ読んですごい本当に続けていって、
達成できるものっていうものがあるんだなと思って勇気づけられましたね。
magu
ありがとうございます。
ken
本当に。
まぐさんのことを評価してくれる人に出会って、
働いていて楽しいと思える会社に入れてっていうのは、
いい意味で新しい人生のチャプターだと思うので、
これからも働き始めていろいろ成長するところ、感じるところ、
また新しい困難とか出てくると思うので、
その度にまたロンドンテックトークのゲストとして出ていただいて、
まだこれからのジャーニーの続きを教えていただけたらいいなと思ってます。
今日はまだ1回目ということで。
magu
1回目です。
ken
ちょっと盛りだくさんでしたけれども、
最後に一言リスナーの方に向けてでも何かあったりします?
magu
そうですね。
たぶんノートに貼っていただけると思うんですけど、
ブログ書いたので、見ていただけて、
誰かの助けになればいいなっていうのと、
もし感想とかわからないこととかあれば、
TwitterというかXにコメントをいただいた方が見れるので、
見れると嬉しいなっていうの。
そういう感じですかね。
ken
もちろん貼らせていただけますので、
リスナーの皆さんぜひ記事の方読んでみて、
フィードバックとかはぜひぜひ、
マグさんのTwitterのXのインクもブログにあると思うので、
そこから連絡してみてください。
ということで、いい収録になったねカズ。
magu
そうだね。
Kazunari Okuda
あと収録参加していただいてありがとうございます。
これ嬉しいですよね。
リスナーの方がこうやってエンジニアになれて、
それをゲストとして出演していただくようなことになるっていうのが、
magu
ボッドキャストをやってて嬉しいなと思いました。
個人的にロンドンテックトークで、
初めてですかね、リスナーからエンジニアになれました。
ロンドンテックに育てていただいたエンジニアとして、
ロンドンテックトークチャイルドとして代表。
ken
そこまで言うのはおこがましいですが、
本当気持ちは嬉しいです本当に。
magu
たぶんもっとゲストとして出てない方でも、
当然インスピレーションとか受けてみんな頑張ってきた方もいると思うんですけど、
ゲストとして初めてロンドンテックトークチャイルドとして出演されて嬉しいですね。
ken
引き続き一緒に切磋琢磨していきましょうということで、
本当に勇気もらえました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
次回の収録も楽しみにしています。
ということで、本日はマグさんをゲストにお呼びしました。
ありがとうございました。
magu
ありがとうございました。
01:06:43

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