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Kazunari Okuda
London Tech Talkのみなさん、こんにちは。 Kaz で、Ken さん、今日もよろしくお願いします。
ken
はい、今日もよろしくお願いします。
Kazunari Okuda
えー、今、収録してるのが24日、12月の24日なんですけど、プレゼント開けました?
ken
プレゼント?
Kazunari Okuda
はい、とりあえずね。
ken
いや、え、開けた?
Kazunari Okuda
そう。
ken
え?どういうこと?
Kazunari Okuda
なんか、あの、国によってさ、開ける日違うらしいの。
ken
え?そうなの?
Kazunari Okuda
そう。なんか、アメリカ、北米では、どうやら25日の朝のようなんですよ。
ken
でも、ドイツは、まだ開けてないんだけど、24日の夕方らしいんだよね。
えー、え、それって、要するに友達とかファミリーから、あげあったものってことかな?
Kazunari Okuda
そうそうそうそう。なんかまあ、クリスマツリーの下とかに置くんですか?
なんかイギリスで、それ、いつ開けるんだろうなと思ってさ。
ken
そういうことか。いや、それで言うと、今晩、私会おうってことになってるから、
それで言うと24の夜かもしれないね。
Kazunari Okuda
おー、なるほど。
ken
ほら、あのね、ノースポールからやってくるじゃない?サンタさんがさ。
それは24の夜中に来るから、それは25の朝に開けると思うんだけど、
確かにそれで言うと、ファミリー同士の24の夜にディナーのついでに開けるね。
Kazunari Okuda
っていう。
ken
意識したことなかったけど、自然とそういう監修になってるわ。
Kazunari Okuda
なるほどね。ところが日本にいた時はさ、なんか、
日本のそのクリスマスの監修もちょっとコピーしてきたものだから、曖昧だけど、
なんか、映画とか見てると、なんかアメリカの映画とか見てると、
25日の朝に開けてるようなイメージがあったりとか。
うん、あってさ。
ken
クリスマスツリーのね、下にたくさん置いてあってさ。
Kazunari Okuda
そうそうそうそう。
なるほどね。
ken
サンタさんからのもファミリーからのも全部とりあえずそこに置いといて、
25の朝にみんなで開けるっていうのが、確かに僕のティーネイジャーの頃の理解だったけど。
うん。
こっちはわかんないけど少なくとも、まあ、24の夜だね。
え、カズのところも、じゃあベルリンもってことだよね?ドイツ。
Kazunari Okuda
そうだね。ドイツも24の夕方その、一緒に家族で開けるみたいな感じらしい。
ken
知らなかった、意識したことなかったな。
やっぱヨーロッパと北米みたいな大きな括りで違うんだろうか。国によっても違うんだろうか。
ken
なんか違う可能性があるなーと思って聞いてみたんだよね。
Kazunari Okuda
ちなみにドイツだと、なんかプレゼントを持ってくるのは、クリスマスキントって言って、なんかこう、妖精なんだよね、プレゼント持ってくるの。
ken
キント?キントって妖精って意味?ドイツ語では。
Kazunari Okuda
ドイツ語では子供っていう意味なんだけど、直訳するとクリスマスの子供みたいな感じなんだけど、いわゆる妖精?天使みたいなのが、プレゼントを持ってくるっていう感じなんだけど、そっちではなんかそういうのある?
ken
あるよ。
誰持ってくる?
あの、サンタクロースもいるけど、サンタクロース一人じゃもちろん、ほら、無理だよね、世界中の子供たちに配るのはさ。
だから、たぶんコンセプトとしては似てるけど、エルフだね。
要するにちっちゃい子供サイズの、なんていうの?妖精だね、それこそエルフたちがサンタクロースを助けるっていう設定になってて。
大体絵本でも映画でもそのエルフたちが描かれてるかな。
Kazunari Okuda
そうなんだ。じゃあ結構似てるかもね。
似てるね。
ken
その小人を日本にいるときは意識したことなかった。
Kazunari Okuda
聞いたこともなかった。
ken
ね。
サンタクロースがソリに乗ってみんなに届けると、純粋な私を信じていたので。
そうそうそうそう。
いや無理だろうなと思ってたけどきっと、尋常なるたる力をと思ってたけど、こちらではエルフがたくさんいるから配れるらしい、メイクセンスがね。
Kazunari Okuda
そうだよね。それに伴ってイベントみたいなのある?そういうエルフを探すイベントみたいなの。こっちではあるらしいんだよね、それに伴って。
ken
エルフを探す、なんかあれみたいだね、イースターエッグハントみたいな感じだね。
うんうん。
出たことはないけどあるのかもしれないな。
どういうとこでやってるんだろう、ドイツとかだと。なんか幼稚園とかナーサリーのイベントとしてってことかな。
Kazunari Okuda
なんか家の中で、そのクリスマスキンとが来た痕跡みたいなんじゃないけど。
ken
あーなるほど。
Kazunari Okuda
なんかそういうのをやるらしいんだよね。
ken
うんうんうん。面白いね。
あとね、なんか似てるんだけど、痕跡を残すという意味で言うと、そのリーンデアが来るじゃない?何だっけ、ヘラジカ?あれ?
Kazunari Okuda
うんうんうん。トナカイか。
ken
トナカイか。トナカイに餌をまくんだよね。庭先とかに。
Kazunari Okuda
へー。
ken
そうそうそう。一昨年は庭先にトナカイの餌をまいた。なんかちょっとキラキラ光る、何だったかな。
まあ物をまいて、要するにこう走り回ってお腹すくじゃん。
Kazunari Okuda
はいはい。
ken
まいてあげたっていうのがあったけど、もしかしたらそれも監修の一つかもしれない。
おーそういうのがあるんだ。面白いね。
Kazunari Okuda
それは食べれるものなの?それとも本当に動物が食べたりするの?
ken
食べれるやつだった気がする。
へー。
うん。サトウとかだったのかな。ちょっと詳しく覚えてないんだけどね。一緒にまいた庭に。
Kazunari Okuda
おー。なんか豆まきっぽい感じとかね。
ken
豆まきだね。
Kazunari Okuda
へー。そのさ、ロンドンさ、前行った時さ、確かキツネ見たんだよね。
ken
いるね。
Kazunari Okuda
食べたりするかな。
ken
キツネさんは食べますよ。生ゴミ回収の日にさ、みんな軒先とか道路に生ゴミを出すんだけど、
Kazunari Okuda
うん。
ken
僕、少なくとも僕の地域では、結構背の高いところに置かなきゃいけないんだよね。
で、なんでかっていうと背の低いところに置いたりすると、キツネが漁っちゃうんだよ。食べちゃうんだよ。
なんかいつもお腹空いたような感じでウロウロしてるからさ。
Kazunari Okuda
うんうんうん。
ken
食べるともう、人間の残したゴミとか結構漁ってるの見るからね。
Kazunari Okuda
あ、そうなんだ。結構見るんだね。
ken
結構見る結構見る。
Kazunari Okuda
歩いてても見る?
ken
うん。夕方とかさ、日暮れの前とかは、なんかよく出るスポットってのがあって、多分巣が近くにあるんだろうね。
2匹3匹見ることがあって。
ここからちょうど歩くと、すごい広大な緑地帯というかパークもあるから、多分そこに生活してるんだと思う。キツネ。
結構見るよ。
Kazunari Okuda
餌を求めて人間のところまで。たぬきみたいな感じかな。
ken
たぬきだよね。日本でいうね。
うん。
Kazunari Okuda
そう、なんか横浜住んで、横浜日本に行ったとき住んでたんだけど、ちょっと住宅地帯のところだったから、何回かたぬき見たんだけど。
そんな感じでこっちでも、キツネ見れてさ。
ken
たぬきって夜行性?違う、普通に日中活動してる?
Kazunari Okuda
どうなんだろうね。もしかしたら夜行性かもね。
ken
その横浜で見たたぬきはさ、割と堂々と歩いてるの?それとも人間にビクビクしながら隠れるように行動してるの?
Kazunari Okuda
でも見たのは夜だったから、やっぱなんか、そう、そんなになんか堂々と歩いてる感じではなくて、
うん、なんかこそこそっと、あ、犬かな?犬か猫かな?と思ったらなんかこう、あ、たぬきじゃんみたいな体格はみたいな感じでさ。
ken
こっちのキツネはすごい堂々として、堂々としてが人間慣れしててさ、もちろん触ったりとかはしないんだけど、
1メートル先を人間が自転車でスーッと通ってもあんまりびっくりしないみたいな感じで。
Kazunari Okuda
まあエリアに暮らしてるみたいな感じ。うんうんうん。なんだよね。
ken
ベルリンでも見るよ、キツネは。あれベルリンもいるんだっけ?
Kazunari Okuda
そう。見なかったな、旅行中は。そんなに、結構都市部ではね、あんまり見ない。
ken
うん、結構都市部か。ちょっとハズレの方に行くと。
Kazunari Okuda
うん、でもなんか先週、7朝に幼稚園の方に子供を送って行ったら朝さ、歩いてた。
これ珍しい、これ初めて見たかなと思った、この引っ越してきて。
ken
子供喜んだ?びっくりした?
Kazunari Okuda
いい!みたいな感じで。
ken
キツネじゃんみたいな。
Kazunari Okuda
そう。
ここに住む前の、一つ前のところはちょっとその、何?環状線というか、電車の環状線の外側、ちょっと都市部の外だったんだけど、そこは結構キツネが有名なところで。
ken
へー、そうなんだ。
Kazunari Okuda
うん、夜とかさ、キツネの鳴き声とかよく聞こえたりとか。
うんうん。
で、ベランダから見るとこう、キツネが子供、親子連れてこう歩いてるとか、よく見て。
ken
キツネって暗闇で目光るよね。
Kazunari Okuda
うん、なんか光った、光ったと思う。
ken
結構怪しい感じで暗闇を歩いてるの見るんだよね。
Kazunari Okuda
そう。
なんか、こっちって猫はいないんだよね。野良猫っていなくてさ、そっちいる?
ken
いない、野良猫は。
Kazunari Okuda
そうなんだ。
目が光ったらだいたいキツネ?
ken
キツネだね。
あとはリスだよね。
あー、リスね。
今さ、ちょうど冬眠するかしないかの前の時期じゃない?
だから公園で見かけるリスがさ、丸々と太っててさ、すごいガツガツしてるのよ。
へー。
なんか、あれこんなに大きかったっけこいつらと思って。
夏の頃はもっとスリムだったと思うんだけど、なんかサッカー、下手したらサッカーボールぐらいじゃないかなってぐらい丸々。
結構威圧的なのよ。
中もこう、餌を求めてる時期じゃない?だからね、向かってくんだよ。
Kazunari Okuda
そうなの?
ken
たまに向かってくるやつがいて。
Kazunari Okuda
結構なんかリスは、こっちで見るリスは結構ビクビクしてるっていうか、子供とか追いかけてもヒューって逃げちゃう感じだったけど、そんな感じなんだよ。
ken
そうそう、僕のその印象だったんだけど、なんかこの時期ってちょっと性格変わんじゃない?あいつら。
餌たくわえなきゃいけないからさ。
なんかその、公園のゴミ箱の上とかにドデーンって構えて、なんかゴミ箱の中にジャンプインしては出てきて、ジャンプインして出てきてなんかポテチのカスとかチョコレートのカスみたいなのをこう、
バクバクバクバク食べてさ、目が合うとさ、「お、お前なんか捨てんのか?」みたいな感じで見てきてさ、「いやいや、捨てません。」
Kazunari Okuda
そこまでは見たことない。そこまでアグレッシブなの見たことないかもね、こっちでは。やってるんだかもしれないけど。
たまたまアグレッシブなやつに出会っただけかもしれない。
ken
そこでさ、こっちでハリネズミ見たんだよ、ハリネズミ。
Kazunari Okuda
野生の?
野生の。
うそぉ。
ken
そう。
Kazunari Okuda
ハリネズミ?どこ行ったの?
ken
ハリネズミ。
トレッキングでも行った?
Kazunari Okuda
いやいや、あの、公園でさ、プレイグラウンドで遊んでたらね。
ken
うそぉ。
Kazunari Okuda
うん。
ken
えぇ?
Kazunari Okuda
これ生きて、これ初めてだよ、ドイツでも。でも、ま、いるらしいっていう噂は聞いてたんだけど、この10年住んでて初めて見た。
ken
なんか良かったね、見れて。
わかんない。
そうそうそう。
ドイツにいる間にハリネズミ。
見たいなぁ。
Kazunari Okuda
野生のね。
ken
結構大きかった?
Kazunari Okuda
うーん、なんか手のひらサイズで、なんかネズミって結構臆病なイメージなのかなぁと思ってたら子供がさ、ちょっと近くに寄ってこうジーって見てたら結構近くまで寄ってきたりしてて、
意外には怖がらないっていうか、ネズミなのに怖がらないんだなぁっていう。
ken
へぇー。
あれね、ハリネズミって英語でヘッチホークだっけ?
Kazunari Okuda
そう、ヘッチホーク。
ken
そっかそっか。確かにヘッチホークってこっちの絵本でよく見るってことはいるんだよね。きっと野生にたくさんね。
Kazunari Okuda
たぶんね。
ken
身近なんだろうね。
Kazunari Okuda
そうそうそう。
ken
確かに帰り道よく見てみると、確かにこうね、あの馬が歩いたような跡とかさ、があって、なんか馬歩いてたんだねここと思って。
なんか普通注意書きとかしてるじゃん、日本とかだったらせめて。
Kazunari Okuda
そうだね、そうだね。あるいは囲って、なんかその囲われたところにいるみたいな感じ。
ken
そうそうそうそう。びっくりしたね。
Kazunari Okuda
それはびっくりだね。
ken
ホントにさ、ワイルドの、野生の馬かと思ったもん。
それはびっくりだね。
Kazunari Okuda
確かに。
ken
いいね、ハリネズミ。見てみない。
Kazunari Okuda
結構可愛くて。
ken
誰かが飼ってるのが逃げたとかじゃないのかな。
Kazunari Okuda
いやー、どうなんだろうね。
ken
でもそしたらなんか分かるようにしてるだろうね。
Kazunari Okuda
多分。
ken
足にバンド巻いたりとかね。
Kazunari Okuda
そうそうそうそう。
猫とかだと多分、ほら、家に帰ってくる習性とか多分あるのかもしれないけど、
時々見るんだよね、野生の猫はいない。野良猫っていうのはいないんだけど、
時々歩いてる猫とかいて、多分そういうのって家の飼い主がさ、
まあ、里に出てまた戻ってくるっしょみたいな感じで話してると思うんだけど、
ハリネズミね、そこまであるのかな。
まあ、逃げてきた可能性もあるかもしれない。
ken
わかんない。
あと、犬もさ、話しがいするじゃない。
犬?
する?犬。飼ってる犬。
こっちはね、多分しない。
あ、ごめん、話しがいというか、公園まではリードで連れてくるんだけど、公園の中で話すみたいな。
Kazunari Okuda
はいはいはい。
それはある。
ken
それはあるか。
あれも、たぶん犬を飼ってる人からすると天国で、犬嫌いな人からすると地獄なんだよね。
まあ、僕の犬飼ってる友達がさ、いやイギリス最高最高って言ってて、犬が嬉しそうだって言っててさ、
きっと犬は楽しそうに走り回ってるのすごいいいなと思うんだけど、
でも結構大型犬とかってさ、4、5歳の子供の目線から見るとさ、自分と同じ、もしくは大きい犬がさ、自分に向かって走ってくるわけだよね。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
結構怖くて、それでトラウマになっちゃってね、特定の公園に行かなくなった時期があったりした。
あそこに行くと犬がいるから行かないみたいな。
Kazunari Okuda
はいはいはい。
ken
複雑な気持ちはね、まあ確かにずっとリードに繋いでおくのはかわいそうだけど。
Kazunari Okuda
うん、確かにね。ちょっとフレンドリーな犬とかはね、結構さ、大人ぐらいだったらペロペロペロって言って、
あ、なんかこう可愛いやつだなみたいな感じで触れるけど、それで子供目線でちょっと大きな犬がペロペロペロって来るとびっくりする。
ken
そうなんだよね。
そうそうあの、道路とかもさ、信号待ってる時とかに子供目線で立つとさ、めっちゃ怖いんだよね。
だって目の前は車がビュンビュンビュンビュンとってこうみたいな。
結構普通にいつも手繋いでさ、待ってたりするんだけど。
うん。
なんかその、話しかける時とかにこう、膝立ちというか腰をかがんで話してるとさ、
子供目線の世界ってこんなに周りのものが大きく見えるんだっていう、なんか当たり前の事実に驚愕してこの前。
Kazunari Okuda
うん、なるほど。
ken
あー、これ怖いわーって思って。
うん、そうだね。
ね、大人からすると膝下あたりを犬が舐めてくる、あーまあ可愛いなーって思ったりとか、
ちょっと怖い人でもね、ちょっと足をこうクイッて曲げればなんか避けられるけど、
子供からすると自分の目の前にさ、牙むき出しの大型犬が向かってくるわけだからさ、
そりゃ怖いわーって思って。
Kazunari Okuda
確かに。
ken
へー。
Kazunari Okuda
うん。
なるほどね。
はい。
なんかちょっと思い出したんだけど、
ken
うん。
Kazunari Okuda
小学校の記憶ではさ、小学校ってすごい、校舎って自分にとってはすごい、
うん。
大きかったんだけど、改めてなんかその、
ken
あー。
例えば高校とか、
Kazunari Okuda
うん。
大人になっていくとすんごいちっちゃく見えんの。
ken
それわかるよー。
そう思う瞬間があった。母校を訪ねて。
Kazunari Okuda
あったあったあった。
うん。
こんなちっちゃいんだって、なんか小学校の時はほんとに全部が大きかったし、
うん。
なんか廊下走るのも、なんかすごい、
ken
うん。
Kazunari Okuda
長い距離じゃないけど、
うん。
そんな記憶だったんだけど、今は、今というかだいぶ前に見るとさ、
あれ?みたいな。
うん。
全然ちっちゃいな、みたいな。
うん。
ken
もうなんか思い出した。
わかるー。
そもそも校舎もさ、
うん。
なんかめちゃくちゃこう大きくて、なんか生徒立ち入り禁止の部屋とかもあるじゃん。
うん。
普通にこう職員室というか、先生の断乱室だったりするんだけど、
うんうん。
入れないようなのもあって、なんか夜になると理科室とかもちょっと怖くて、
うん。
なんかっていうものだったけど、なんかこうね、OB、OGになってここをこう訪ねてみると、
なんかあれ?ちっちゃい?みたいな。
そう。
椅子とかもこう、お尻入んないし。
Kazunari Okuda
そうそうそうそう。
ken
わかる、それ。
うん。
Kazunari Okuda
なんかそうだね、子供目線とやっぱなんか大人になってからのその違い?
見え方の違いっていうのがやっぱなんかあるんだなーって改めて実感した。
ken
いやー、自分の世界やっぱり当たり前だと思いがちになっちゃうからね。
他人の靴を履くって言うけどさ、他人目線になるのめっちゃ難しいと思って。
うん。
ビジネスショーとかさ、あとマネジメントメンタリングとかしててもさ、
相手の目線で立ちましょうとかさ、偉そうに言うわけですよ。
Kazunari Okuda
はい。
ken
インタビュアーの目線でインタビュー準備してみましょうとかさ、
ステークホルダーの目線でネゴシエーションしてみましょうとか言うわけだけどさ、
こんなに身近にいる子供目線を理解できていなかったんだなっていう自分に迷惑した。
まずは身近にいる子供目線を理解してから偉そうに言わないとと思いました。反省ですね。
Kazunari Okuda
難しいよね。第三者っていうか、自分じゃない人の視点を想像するっていうのは、
やっぱ自分が経験してないと分かんないし。
経験しても1回とか2回とかなんかそんな毎日のことじゃんってすぐ忘れるじゃん。
ken
忘れるね。
すぐ忘れちゃうし、なんか逆にその人が例えばなんかで悩んでたりして、
その話を聞いて自分が過去に経験したものと似てたりすると分かった気になっちゃうんだけど、
でも全然分かってないみたいなことばっかりするんだよね。
Kazunari Okuda
確かに。
ken
例えばなんか転職で悩んでる人の話を聞いて、
分かる分かる僕も転職の時悩んでたって思うけど、
でも例えばマクロ経済の状況が違うから当時の僕とは全然難しさが違ったりとか、
あとこの属性だよね。
例えば年齢もそうだし、男性か女性かもそうだし、
ソフトウェアエンジニアの中でもバックエンドの中、フロントエンドの中によって恐怖違ったりするじゃない。
確かに。
Kazunari Okuda
難しいね。
だってさ、自分自身も客観的に見るっていうの、無知の知ってあるじゃん。
ken
うわ、めっちゃいいこと言うね。
そうだね。
まず自分自身を客観的に見れているかだよね。
Kazunari Okuda
これも難しいと思ってるんだよね。
自分が知らないこともあって、
それで他人を見れるかっていうとまた難しいなって思ってさ。
ken
なんかそのこの手の話をする時に僕がすっごい好きな言葉っていうかキーワードというかコンセプトがあってね。
バウンディットラシュナリティっていうんだけど、バウンディットだから教会の中のラシュナリティ合理性で、
僕がこの本を知ったのはシステムシンキングの本を読んでた話なんだけど、
これを知った時に僕は結構衝撃を受けたんだよね。
なんか他人にあんまり怒らなくなったというかコンセプトなんだけど、
これどういうことかっていうと、例えばさ仕事とかでもさ、なんでこの人こんな意思決定するんだろうとか、
なんでこの人こんなことで怒ってるんだろうとかさ、
まあ他人の気持ちが分からないシチュエーションってよくあるじゃない。別に家族関係でも。
恋人とかね、友達とか親子でもそうだけど。
でもそのバウンディットラシュナリティが言ってるのは、
基本的に全ての人は自分が持ってる情報の中で一番合理的な判断をするものであると。
問題はその人が持ってる情報が限られてる、もしくは制限がある、もしくは不十分であるが故に自分と違い意思決定をしてしまうんだっていうことなんですよね。
だから全ての人が合理的だったらみんな同じ、ほぼ似たような決断をすると思うんだけど、
でもその人が持ってる情報とかインプットが違うから、アウトプットクセンスに見えてしまう。
例えばさ、朝ごはんに何を食べるかもそうじゃない。
すごい健康的に朝から野菜から食べる人もいれば、なんかその食物繊維のたっぷり詰まったね、オーツとか食べる人もいれば、
ヨーグルトにいわゆるフルーツとか入れて食べる人もいれば、もしかしたら朝からバターとチョコレート、クロワッサンを食べる人もいればさ、
例えば健康という観点で言うとどう考えても野菜を食べる方がいいじゃない。
でも、例えばそれを知識として知らなかったり、カルチャーっていうインプットがなかったり、
あとは人間のバイオロジー的にはよりたくさんのカロリーを取るっていう風にプログラムされてるから、
よりたくさんのカロリーを取って脂肪とかに蓄えておくことでサバイブできるじゃない、冬とかが来ても。
基本的にはそれに沿ってよりたくさんカロリーの高いものを食べるっていう風にプログラムされてるから、
そういう情報がない人にとっては朝から、なんだろうね、チョコフレークがのったパンを食べることがメイクセンスなんだ。
だけどそこに全然別の情報を持ってる人が入ると、やったってもロングタイム寿命を長く生きるために朝からシュガークラッシュ起きるようなものを食べるんじゃなくて、
食物繊維のあるものを食べるとかっていう風になりましょうみたいな。
なんであの人がこうね、なんかいろいろあるよね。
ken
なんであの人はこれしてるんだろうみたいな自分から理解できないことがあっても、知ってる情報が違うだけなんだなって思うようになったのよ、そのコンセプトを知って。
Kazunari Okuda
なるほど。
ken
バウンディッドラショナリティ。
Kazunari Okuda
なんかその今のカズとの話を聞いて、それがふと思いついたからさ。
ken
みんなちゃんと合理的に生きてるんだな、ただ情報が違うだけでみたいな感じ。
なるほどね。
Kazunari Okuda
そうだね。
子供ね。
ken
それはまさにその通りだね。
なんでここですごい大泣きするのかなとかさ、なんでここで宿題せずテレビ見るのかなとか言うのも単純にこう、
持ってる情報が親と違うからなんだよね。
テレビを見続けたら成績が下がって、なんだろう、学校で苦労するみたいな情報がないから、今楽しいことをする。
それが合理的でしょ。
それが子供のロジックだから。
すごい合理的だよね。
それに過ぎないんだなと思って。
だからこう、自分と違う他者が会った時にはまあ持ってる情報が違うだけなんだなというふうに思うと、すごい気持ちが楽になった瞬間があって。
Kazunari Okuda
なるほどね。
なんかそういう見方を一度持つと結構その、何ていうの、他者への期待値というか、っていうのがなんか自分の中でさ、
他人は変えられないじゃん。
自分を変えることは難しい上で。
自分を変えることは他者を変えることによりは簡単だから、
なんかこう、なんかストラグルするんだったら自分自身を変える。
なんか他人を変える努力をするように。
なんかそこが一つその、他の人は合理的にそれぞれの持ってる情報で合理的に考えてるんだと、
まあ自分自身のマインドセットを変えるっていうのはなんか、
それってより良い生き方じゃないけどストレスない。
そうそうそう、期待値を他人に持ちすぎない生き方の一つとしていいよね。
ken
めっちゃいいと思う。
今カズが持ちすぎないって言ったけど、僕その表現すごい好きで、
というのも、なんか疲れちゃうから全く他人に期待しないようにしましょうっていうアドバイスだったり、
変えられるのは自分だけだから自分のことだけに専念しましょうっていうのもあるけど、
なんかそこまで極端に振らなくていいかなと思うわけだよね。
なんかその期待しすぎないって言ったけど、
なんか全く期待しないような生き方もそれはそれで寂しいかなと思うんだよね。
やっぱりこう、信頼できる他者には期待したいし、
なんかその、僕もこうすごいそれに疲れて、
なんか全く期待しない、もう他人なんてみたいな、
もう自分のことだけ専念しようみたいなのもあったけど、
でも、なんかそれはそれでこう、できること限られちゃうし。
Kazunari Okuda
そうだね。
ken
だから他人に期待するっていうのを、ことをうまく期待する。
で、数の言葉でいうと期待しすぎないのそのトレードオフというかね、バランスっていうのを、
なんか自分なりに、もしくはその関係性ごとにつかんでいくと、
ちょっといいのかもなっていうのを最近気づき始めた、今日この頃。
Kazunari Okuda
うん、うん。
ken
そう。
Kazunari Okuda
そうだね。
だから、自分も意識してる一つの方法としては、
その、他人に情報がないのであればなんか共有する。
その同じ情報を共有して、
まあなんて言うんだろう、与えた上でこうしてほしいみたいな、
なんかその、言うコミュニケーションっていうのがそこで大事なんだろうなっていうのが
気をつけてるところで、なんか日本人とかだとほら、空気を読むとかさ、
なんかこう、同じ日本人同士のなんか表情とか、
なんか言わなくても伝わるところが結構あったりする。
っていうかそれが染み付いてるんだよね。
でもこっちで働くと、やっぱり言わないと、なんかこう伝わんない。
こう、多分きっと分かってくれるだろうなーじゃなくて、
こうしてほしいともうダイレクトに言うみたいな、情報を与えることで、
まあなんて言うんだろう、自分がしてほしいことをやってもらうじゃないけど。
これはね、ビザのね、申請とかにも関わってくる話で。
このトピックを話したかったんだけど。
まあまあ話そうと思ってたんだけど。
なんかそこの、例を挙げるとビザで、
例えば、ビザの申請を早めたいっていうので、
早めたいんだけど、早めたいっていうことをそもそも言うこと?
いついつまでにこうしたいから、この承認してくださいっていうのを。
まあなんか、日本人感覚で言うと言い過ぎなんじゃないかなーっていうか。
とかって思ったりする時はあるんだけど。
なんかそれで、やっぱり。
ken
プッシュするんじゃないかなーみたいなね。
Kazunari Okuda
そうそうそうそう。
あるいはなんかね、複数例えばさ、
一人のHRが休暇で、
で、誰かにその会社の承認をもらわないといけないっていう場合、
誰かが入ってくる場合っていうのは、
その人は多分情報持ってないんだよね。
僕が急いでる。
いついつまでにこれを進めた、
あの書類が必要だから承認してほしいっていう。
だからそれをは、なんていうの。
さっきの件の話だけどさ、
情報を多分持ってないんだよ。
だからこう、いつまでも進まなかったりする。
でも、ここで情報を自分の、
私はいついつまでにこれが、
ビザが欲しくて送れるから承認してくださいっていうのを、
まあなんか、ちゃんとこう情報として与えてあげる。
そしたらなんかこう、動き始めるっていうか、
いうのがあったりして。
ken
なるほどー。
そう。
Kazunari Okuda
コミュニケーションっていうのはね、
なんか情報を共有して、
なんていうんだろう。
まあ、そこでやってくれるだろうっていう勝手な期待値を持つんじゃなくて、
情報を与えた上でこうやってくださいと具体的になんか支持すること。
っていうのがなんか一つの方法かなーとか、