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お盤です。この配信は、日本のどこかの都市を描いた歌と、その歌が描く地域についてお話をしていく配信です。
お相手はMCワタンドです。よろしくお願いします。 そんなわけで、今回お届けする曲は、乃木坂46の他の星からという曲です。
この歌の中に描かれている地域、町は、飯田橋、そして神楽坂です。 この地名がそれぞれ出てきます。
どちらも、駅としてはそれぞれ別々にあるんですけれども、隣で、この飯田橋と神楽坂に挟まれたエリアが、神楽坂エリアと呼ばれるような町でもありますので、
ちょうど、この飯田橋駅、神楽坂駅に挟まれた神楽坂の町なんかが描かれているかなというところになっています。
この町の中にもある、木の禅というふうな神見所、ちょっと今はなくなっちゃったんですけど、このお店の名前なんかも出てくるのも非常に特徴的になっています。
神楽坂の町と言いますと、結構いろんなイメージがあるかなというふうに思います。 昔から花町として栄えてきたというところもありますし、
古くから続く神社仏閣なんかもありますので、伝統ある地域というふうなイメージもあるのかなと思いますね。
そして和菓子屋にしても料亭にしても、伝統的な和の食というところも楽しめるお店もあるので、歴史伝統みたいなそんなのが息づく町というイメージもあるかなと思います。
一方でレストランみたいなところで、イタリアンとかフレンチとかそういうふうにありますし、和の文化に惹かれてくる外国人観光客なんかも多いので、結構国際食豊かなところで、新しい雰囲気みたいのもあるのかなと思いますね。
ギャラリーとか文化遺跡みたいのもあるので、そういった意味でもちょっと新しさが感じられる町なのかなというふうにも思います。
なので、新旧の融合というのがこの町のイメージかなというのが一言で表すとすると僕の印象ですね。
この新しいというところについても、超未来みたいな感じではなくて、昔いられた文化とかを活かして新しく解釈したアウトプットしているような感じなので、
新しさもあくまでその町の文脈というか歴史というかそういうのを踏まえた新しさというのがあるので、
新旧で対立しているではなくて、地続きの新旧のハイブリッドみたいな感じがあるなというふうにも思いますね。
加えて坂のある地名で路地裏もたくさんあるみたいなところも町の魅力なのかなというふうにも思います。
こういう町らしさを考えたときに、この歌の中で木野禅のあんみつというのが出てくるんですよ。
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この木野禅の名物の料理と言いますか、デザートだったんですね。あんみつというのが。僕も一回食べに行ったことがありますけど。
これね、神楽坂名物の食べ物としてあんみつというのが出てきているんですよ。
けどこれが神楽坂名物でもありつつ、神楽坂の地域を非常によく表しているなと、あんみつらしい町だなというふうに思うんですよね。
あんみつって、昔からある料理、江戸時代から食っているんじゃないかというふうな気がしますけど、結構現代的な食べ物でもあるなと思うんですよ。
寒天は昔からあるから、なさぜここじゃないもんな。寒天は昔からあるとしても、果物の缶詰だったりとか、生クリームとかアイスとか、
そういった結構洋的な食べ物とか、現代的な甘いものとかも組み合わせた食べ物じゃないですか。
イメージとしては古さを生かしているんだけども、基本的に今の現代の人に合わせた舌に馴染むようなお菓子だなと。
お菓子、スイーツだなというふうに思うんですよね。
神楽坂も結構そんなところがあるかなというふうに思っていて、昔からの文化が多い町だなと思いながらも、非常に今の人たちに合わせてチューニングされた町、
そして今の人たちに本当に親しまれるように成長してきた町というところがあるなと思います。
なのでこの神楽坂という町をね、あんまり細かくは歌の中では説明してないんですけども、
このズバッと出てくる木の前のあんびつっていうのがね、本当に神楽坂らしいなというふうにも思っています。
町を表す食べ物があるっていうのもね、なんか非常に面白いなというところで、ぜひそんな木の前のあんびつ、ちょっとね、今もうないものではあるんですけどもね、
町らしさも含めた食べ物、らしさも含めてちょっと楽しんでもらえればなと思います。
乃木坂46、他の星から。