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日本のどこかの歌と話。お盤です。この配信は、日本各地のどこかの街を描いた歌1曲と、その街にまつわるエピソード、話なんかをお届けしていく配信です。
お相手は私、MCワタンドです。よろしくお願いいたします。 そんなわけで、今回お届けする曲は、エレファントカシマシの上野の山という曲でございます。
この歌で描かれる場所は、東京都台東区にあります上野恩子公園。 こちらが舞台となっております。
上野公園という略称で呼ばれたり、このタイトルになっている俗称である上野の山という名前でも呼ばれたりする場所です。
上野駅、山手線にもありますけれども、そこの西側に広がる広い公園という感じですね。
敷地内には博物館とかもありますし、パンダで有名な上野動物園もありますので、文化施設とかっていうところもあるので、
本当にね、いろんな年代の人たちが集まってくるにぎわった場所というふうなところですね。 この上野恩子公園は花見のスポットとしても有名なんですよ。
だから春になると上野公園で花見みたいな話は結構聞きますよね。 この歌はまさにその上野恩子公園での花見、この風景を扱った曲というふうな感じになっております。
花見のにぎわいの中を、喧騒の中を一人男が歩いていくと、過ぎ抜けていくという風な感じの曲で、歌詞もメロディーも結構淡々としてるんですけども、
その中が雰囲気が一人いろいろ考えながら歩いている様子とうまくマッチしてて面白い感じの曲になってます。
歌詞の中では最初の方は花見なんぞどこがいいんだというようなことを文句たれながら始まるんですけど、
ちょっとね徐々にね色々にぎわってみんなが楽しそうな様子を見て混じりたくなってくるという風なのもちょっと出てきててね、感情の変化も面白いところですね。
ありそうですよね。私もね仕事帰りにちょっと遅くなってけどね、なんか飲みに行ける感じの状況でもないからちょっとなんか少し寄り道して、
ビアガーデンとかやってるような公園の中を通ってから帰ったことありますね。都会の帰り道の途中に。
でね、何だろう、職場から家まで帰るだけじゃない、誰か飲んで帰ったわけでもないんだけども、
ちょっとそういうとこ寄って帰っただけで少しなんか楽しくなって帰れてるなっていう経験あるんですよ。だからね、この歌詞の様子はすごいわかります。
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で、花見ってこのコロナのコロナ禍で今年、去年とねあんまり花見ってできなかったじゃないですか。
桜の下だと人があると集まっちゃうから立ち入り禁止になった桜みたいのもあったってニュース見ましたけど、
なんかね人知れず咲いて散っていく桜っていうのもすごい切ないですよね。
夜の公園でなんか酒飲んで大バカ騒ぎするみたいなことについてはちょっとなんか好き嫌いはあるのかなと思うんですけども、
花見とかっていうのがあるとちょっとねイベント事があったりだとか、屋台が出たりだとかって少し賑やかになるじゃないですか。
華やかになりますよね、街の空景も。
なんかそのそれがあることによってね、
ガッツリそこに花見にコミットした、コミットっていうのかわかんないけど、花見に来た人だけじゃなくて、なんかその周辺の地域だとかちょっと賑やかになって元気になるってことあると思うんですよ。
だからなんだこの歌はまさにその花見に寄ったことでちょっと元気をもらっている人っていうのがちょうど描かれてるんですけど、そういう人ってたくさんいるだろうなと思うので、
なんかねこうお祭りの華やかさっていうのがね少しでも早くでも戻ってくると少しね街に活気がこれから戻ってくるのかなーなんていうふうなことはすごい思います。
なんかねイベント事っていうのはだからそういう、
当事者だとかそのズバリその場所の人だけじゃなくてね、なんかいろんなところにちょっとずつにぎわいをおすわけしてるのかなーということは思いますね。
だからね来年はちょっと上野公園のね花見が戻ってくるというのをね記念して、あのこんな曲も楽しんでもらえたらなと思っております。
そんなわけで聴いていただければと思います。
エレファント化しまして、上野の山。