ラジオ局の移転と新スタジオ
お盤です。地名が出てくる歌のコレクター、わたんどがお届けする偏愛に満ちた音声配信です。
番組が面白かったら、いいね、シェアの方もよろしくお願いします。
今回は、ラジオ局が新しくなった、という話です。
僕は毎月、地元のコミュニティFMでラジオ番組の放送を行っています。
ラジオ番組のタイトルは、「ご当地ソング捜索隊」というタイトルで、
かれこれ6年以上、ご当地ソングを紹介する番組の放送をしています。
月1回の放送なので、収録も大体月に1回行っているという感じです。
このラジオ府中寺というラジオ局なんですけれども、
ここが、もともとは東京都府中市をエリアにしたラジオ局だったんですけれども、
エリアの拡大ということで、府中市に隣接する東京都国立市、
そして稲城市もラジオの放送範囲に加わるということになりました。
それにあたって、ラジオ局のスタジオがある場所の方も移転することになりまして、
この度、スタジオがリニューアルして新しくなり、そこに初めて昨日収録に行ってきました。
このスタジオの場所が、不敗川原駅という場所で、JR南武線、そして京王線が交差する乗換駅というところになっています。
新しくエリアに入った国立市とか稲城市の方からアクセスするには、
もともとあったスタジオからより便利な場所にということで、
この乗換駅の方にスタジオが移ってきました。
このスタジオに行ってみて、結構いろいろ違い、新しくなったところもあるなと思って、
ちょっと感想的な話をしたいと思います。
もともとのスタジオは、府中市の桜通りという市の中でも文化的な施設が集約している通り沿いにありました。
結構ガラス張りのスタジオで、春は桜が綺麗な通りなんですけれども、
そういった通り沿いから放送している様子が見れたりとか、
あと隣にカフェが併設していたので、非常に市民に向けてオープンなスタジオだったなというふうに思います。
ラジオをやっているんだとか、カフェに立ち寄りながらラジオを見てみようみたいな感じが来やすくできるという感じだったなと思います。
府中市から見れば、街のかなり中心部に近いところでもあったので、そういう意味でもPR効果はあったのかなと思います。
一方で今回新しくなった部梅川駅は、乗り換え駅としては結構利用者も多いし、駅もまあまあ利用者は多い駅なのかなというふうに思います。
新しくなったスタジオが、駅前のビルの3階というところに移りました。
これはもうビルの中という感じなので、もう本当に通りの人がラジオをやっているなみたいなことでは、
うかがい知れないようになったというところがあります。
かつてビルに入ったとしても、ラジオのスタジオの様子がビルの廊下からわかるわけでもないので、
クローズドな環境の影響
本当に知っている人が訪れる感じで、市民に向けてオープンなスタジオという感じでは正直なくなったのかなと思います。
一方でビルからの景色というふうな面で見ると、南部線が見渡せたり、3階だったりするので少し遠くも見通せるという形で、
非常に街が見渡せるような感じで、風景は前の市民通りが見えるよりは景色が良くなったみたいな感じの印象を受けました。
ここの一つ違いの中で、前はそういう意味では市民に向けて非常にオープンな場所だし、目につくという感じだったので、
結構パブリックな場所で話しているなみたいな感触を持っていたんですよね。
一方で今回は市民というか、街から目につきにくくなったところもあるし、
3階って高いところなので外も見たとしても誰とも目も合うかどうかもないという感じなので、非常にクローズドな環境に変わったなというふうに思います。
これはそれによって話したときのテンションがちょっと変わるなというふうに思うんですよね。
例えば友達と話すときに公園とか、またまた居酒屋とかでもいいか、人目につくところで話す会話というのと、
自宅で話すとか、個室の部屋で食事しながら話す内容ってちょっと変わる感じしませんかね。
そういう意味で少しテンション具合だとか、ラジオだから話題が変わるってことはないかもしれないけど、少し心持ちが変わるところはあるのかなというふうにも思いました。
どうしても目につきにくくなるというところはデメリットに近いのかなと思うけれども、
発信者側というふうな意味では少しクローズドに落ち着いて話せるというところは新しいスタジオになっていいところもあるのかなというふうにもちょっと感じたところです。
僕は結構新しくなったスタジオの感じは好きでした。
また元々前のスタジオがカフェと併設していたんだけど、カフェがすごい流行ってたってわけではないようなので、
そういう意味ではラジオがオープンにやっていて、カフェも併設しているからといって市民の方が何々面白そうと立ち寄ってくれるという効果がオープンだからあったというわけじゃなかったんだと思うんでね。
だからそういう意味から考えるとオープンであることのメリットはそんなになくて、
どちらかというと今の場所に移ってクローズドにゆっくり話せるというプラスの方が大きいのかもなというふうにも感じています。
ただラジオ局が地域にあるんですよというのは顔を見せていくというところは大切なのかなとは思っています。
結構地方のラジオ局とか見かけるとやっぱりガラス張りで放送してますみたいな感じで目につくところにスタジオを構えているのが多いですよね。
うちの町にもラジオ局があるんだって気づいてもらう知ってもらうというのが結構ラジオ局では最初の第一歩とても大切なラインかなと思うので、
そういう意味ではちょっと顔を見せるというところは実際に効果がどれほどあるかわからないにしても姿勢としては大切なんだろうなと思って、
そこが新しいスタジオだとまたどんな感じになるのかなというのはちょっと気になるところではございます。
そんな感じで今回は新しくラジオ局のスタジオが変わったことで少しテンションの変化がもしかしたら今後あるかもなというふうなところの思った話でした。
自分もクローズドな環境にちょっと変わってくるところもあるのでまた気持ちもリニューアルしてこれからラジオ放送も続けていければなと思っています。
またお会いいたしましょう。おばんでした。