コミュニティFMの重要性
お晩です。ご当地ソングが好きすぎるワタンドによる変愛に満ちた街と音楽についてのポッドキャストです。
愛するご当地ソングを取り巻く全てについてお話をしていきます。
普段はご当地ソングにまつわるあれこれを話してるんですけども、今回はイベント参加会となります。
ポッドキャストのポータルコミュニティサイトであるリスンで開催中の地域系ポッドキャストの日、こちらへエントリーしたエピソードとなります。
地域系ポッドキャストの日は、街づくりやコミュニティ運営など地域に向けた活動を行っているポッドキャスターたちが共通のテーマで語り合うというもの。
トークテーマとしては、「理由はどうして地域活動を?」というふうになっています。
僕がご当地ソングの情報発信を広げていくにあたって、地元での活動、ラジオ局への参加というものが非常に重要なので、今回はそのお話をさせていただこうと思います。
2019年から地元のコミュニティFM局、ラジオ局で番組を企画放送しています。
彼、これ7年ぐらいやっているというところになります。
その活動の始まりと、そこで感じたことのお話をさせてもらいつつ、今年始めたことなんかもあるので、ちょっとそういったところを地域との接点というところのお話でさせていただこうと思います。
コミュニティFM、コミュニティラジオ、あなたの地域とかにもきっとあると思うんですけども、聞いたことありますか?
あんまりないっていう人が多いと思うんですよね。
ポッドキャストやってたりとか、ラジオをよく聞く人でも、コミュニティFMはちょっと対象外というか全然興味ないとか、よく知らないっていう人も多いと思います。
けど、コミュニティFMってすごい多いんですよ。
だから、あなたの街に無かったとしても、結構隣の市とか、比較的近いところにはあるんじゃないかなと思うので、ぜひ調べてみてください。
コミュニティFMは、ある程度狭いエリアに向けて情報を発信するラジオ局ということになっています。
だから、自治体単位とか、複数2,3個分の自治体単位とかで放送されているというものが多いです。
地域に密着した情報ということで、地域のイベントだとか、行政的な情報発信だとか、防災時に情報伝達手段として活用されるみたいな目的があったりします。
ラジオ局のスタイルは結構地域ごとに違うんですけども、ある程度帯番組で地元のイベント情報を毎日毎日発信しているというものが多いのかなというふうにも思います。
僕が参加しているラジオ局は、市民が参加できるラジオ局というところで、市民一人一人が手を挙げれば番組を作れるというふうになっているので、非常に特徴的かつユニークなラジオ局なんですよね。
地域との接点を持つ
この中で、僕は市民パーソナリティ的な形で番組をずっとやらせてもらっているというところになっています。
このラジオ局、コミュニティFMに関心を持つようになったきっかけというのが、僕は学生時代にポッドキャストを20年弱くらい前にやっていたんですけども、
その時、ポッドキャスト楽しかったから、ラジオでも喋ってみたいなというふうに思うようになったんですよね。
本物のラジオ局でラジオ放送をやったらどれだけ楽しいだろうというふうに思うようになったんですよ。
思うようになって、いろいろ調べてみたんです。
ラジオ番組を素人のただのサラリーマンが番組を持つ方法がないものかと。
すると、ナレーター養成講座みたいなのを受けて、ある程度スキルを身につけた上で、スキルがありますという履歴書的なのを持って、
ラジオ局に履歴書エントリーを出すと。それで通れば番組を持てますみたいなルートが書いてあったりして、
いやーちょっとそれは無理だなというふうに思って話が上手いわけでもないし、それ専属でやっていくというつもりでもないし、
趣味的にできる方法ないのかなと思いながら、そんな方法はないなというふうに思っていました。
そんな中、今僕が暮らす東京都府中市というところに引っ越してくることになりました。
タイミングとしては子供が生まれるなというところで、長く暮らしていく場所というところで府中市に住もうかなということになりました。
その時にどんな場所かなといろいろ調べる中で、ラジオ局が新しくできますという情報が飛び込んできたんですよね。
さらにはさっき言った市民が番組を持てますということも書いてあったんですよ。
これだよ、やりたいというふうに思って、見たらこれから開局準備中なので市民パーソナリティを募集します。
番組やりたい方向けにワークショップもやりますという情報が書いてあって、やるやるワークショップに参加して番組を持つ準備を始めて、
2019年の頭からラジオ局の開局と同じタイミングでラジオ番組を持つに至ったというところになっています。
2019年の初めからやっている中で7年ぐらいかなやってて、開局からやっている番組はもう今局にこの番組ともう一番組ぐらいしかない形になったので、
だいぶ古株になったなというところです。
ラジオ番組を持つにあたってどんなことを話そうかなというふうに思った中で、2019年の以前からご当地ソングが好きで、
ご当地ソングについてのブログを書いていたりしたんですよね。
なのでこれをちょっと話したらいいんじゃないかなと、無限に話せるなというふうに思いつつ、かつラジオで音楽を流せるのがやっぱり強みだと思うので、
ブログでこんな曲だって紹介しても1%ぐらいしか伝わらなくて、やっぱり曲を聞いてもらってなんぼだし、曲に合わせて何か話すのが最強だし、
これができると本当にいいなというふうに思ってもいたので、テーマとしてはご当地ソングの話をラジオ番組でもしようというふうに思って、
ご当地ソングについてのラジオ番組を持つに至りました。
その後ご当地ソングについてのラジオをしながらポッドキャストにも広げて、今ポッドキャストもやっているという感じになっています。
だからラジオ番組を始めたのが今のポッドキャストの活動につながっているというところになっています。
地域でラジオ番組を持つにあたって、自分で喋りたいなという思いもあったんだけど、もう1つ大切なこととして地域との接点が持てるなというふうな思いがありました。
子供が生まれるタイミングで長く東京都府中心に住むぞというふうにも思っていたので、地元のことをもっとよく知りたいし、
地元で顔が見えるいろんな人たちとつながりたいなというふうな思いもあったんですよね。
そういった思いからいざラジオ局でラジオ番組を持つことができれば、いろんな接点ができるし、いろんな情報を知ることができるんじゃないかなというふうな思いもありました。
僕の参加しているラジオ局は本当に地域のいろんな方たちが番組を持たれています。
主婦の方とかもいるし、小学生とか中学生、高校生といういろんな学生の子どもたちも参加もしています。
また地元のお店、お米屋さんとかラーメン屋さんとか蕎麦屋さんとかそういった方たちが番組を持つこともあるし、地元で私業とか税理士とかのことをやられている方たちが番組を持っていたりもします。
そういった地元の方たちだけじゃなくて声優の方とかあお笑い芸人の方とか歌手の方とかそういった方たちも番組を持つこともありますので、非常に多様な方たちが番組を持っていて、
ラジオ番組を通じてコミュニケーションを取ることで知り合いが増えたりとかいうこともあるなというふうにも思っていて、本当に地域との接点がラジオ局に参加したことでいっぱいあるなというふうにも思いますね。
大学生の関与と影響
いろんな方が参加しているんだけれども、その中でも特に話したいのが大学生の存在なんですよね。
東京都府中心の周辺には大学が結構あって、市内だけでも東京外語大とか東京農工大とかという国立大学が2つあります。周辺にも広げても電通大とか学芸大とかいくつか大学があるので、非常に大学生たちが番組を持ちやすい立地になっています。
立地だけじゃなくて、ラジオ局の方自体も大学に対して営業をかけて大学生番組持ちませんか?みたいなことの取り組みもしているので、夕方の帯番組なんかは大体大学生がやっていて、常に大学生の番組が何番組もやっているというような状況なんですよね。
大学生の番組っていうのがいいんですよ。本当にいいの。素晴らしいよ。眩しい。最高に。
大学生っていう時期もいいよね。大学生って高校から上がってアルバイトをし始めるようになる人とかもいるし、一人暮らしをし始めるようになる人とかもいると思うんですよね。
結構、地方から出てきたみたいな人もいますし、人間関係もいろいろ学校というのは閉じたところからそういった地域に出てくることで、全然違った世界を見るようになるタイミングでもあるなというふうにも思います。
さらには、社会人を目指して就活も始めたりということで、大きく社会に出ていくことも意識する。社会に出る準備をする。そういったいろいろ人生の節目が感じられるエピソードがいろんな番組から聞こえてきて、すごい面白いんですよ。
研究についての話をする学生さんとかもいたりして、それはそれでマニアックなテーマを扱った番組にもなったりするし、非常にいろんな顔があると思います。
大学生が番組を持っていることでの最強の強みは入れ替わることだと思っています。大学生って4年生じゃないですか。4年でいなくなるわけですよ、その街から。
さらにはラジオにコミットできる期間って考えると、2年生から3年生のうちとか、せいぜい2年間ぐらいとかだったりするので、新しく番組やりますと言ったとしても、2年間ぐらい続けばいいほうで、結構どんどん新しく始まりつつ、どんどん新しく終わっていくというすごい循環があるんですよね。
これがいいなと思うんです。地域の場所って地域に住んでいる人たちが参加するから、基本的には人が入れ替わりにくい場所になると思うんです。地域活動とかもやっぱり地元に長くいる人のほうがよく知っているし、いろいろ分かっているから、そういった人の発言が重くなるということもあると思います。
一方で地域活動で若い人とか、よその人が参加できていかないと、なかなか持続的にもならないし、新しい視点も入らないし、どんどん陳腐化というか老朽化というか、古くなってしまうところがあるなというふうに思うんですね。淀んでしまうというか。
これが大学生が入ってくることで、若者の声も入ってくるし、新しい人が常にいるし、そういった意見が取り入れられる環境ということで、めちゃめちゃ風通しが良くなるなというふうにも思っていて、そういった環境が作れているというところが非常にこのラジオ局としての強みになっているなというふうに思います。
若い声があることで、ずっと長く番組をやっている人にとっても外の視点が常にあるというところで、新しい気持ちで外の視点を取り入れながら続けられるというところになるんだなというふうにも思うんですよね。大学生にとってもきっと良いこともあるんじゃないかなと思っています。
地域とのつながり
大学生活で過ごす街って、ある種一時の街だと思うんですよね。その僅かに暮らした期間、学生時代だけ過ごした街というので、自分が情報発信をして地元の人たちと接点が持てるということになることで、地域の人との繋がりができたことで、地域への愛着が少し深くなるきっかけになってくれるんじゃないかなというふうにも思うんですよ。
地域側の気持ちとしては、去っていったとしても地域のフォロワーになってくれて、いつかまた思い出してくれたり、何かあった時に少し応援してくれたり、そういった関係が緩い関係人口というか、緩い関係線ができる可能性もあるのかなというふうにも思ったりします。
そんなわけで、自分が喋りたいとか、自分が地域の情報を知りたいという思いで始めたんだったんだけれども、ラジオ局に集ういろんな人たちを見ることで、地域がこう会ってくれるといいんだろうなというふうなことだとか、外側に目がどんどん向くようになっていったなと強く感じたなというところです。
ラジオ局というリアルな場所があることで、番組の前後みたいな関係もあるんですよ。夕方5時から大学生が番組をやって、夕方6時からは次は大人が番組をやるという時に入れ替わりの時間とかで、普段だったら接点がないような人たちと少し顔見知りになったりする。
そういった中で、今度うちの番組の方に連続で出てよみたいなことで参加するに至ったりして、そこの中で新しい関係が生まれて、今度うちでイベントやるから参加してみないというところにもつながったりすると思うんですよね。リアルな場所があることで、かつ発信したいものがある人たちが集まることで、そこが樹々つなぎになって関係性が生まれていく。そこがね、ラジオ局のすごい強みだなと。地域の人たちを結ぶ、勝手にどんどん新しい関係性が生まれていく強みだなというふうにも思っています。
コミュニティFM局って、市民の方が番組を持てるというようなことは少しレアなんですね。あなたの街のすぐ近くにラジオ局があったりするかなと思うんだけども、結構番組を持たれている人が、ある程度ナレーターを職業にされている方とか、ラジオ局に雇用されている方とかが番組をやっているケースも多いんじゃないかなというふうにも思います。
ただ、僕が参加しているラジオ局では手を挙げれば参加できるというところで、市民が自発的につながっていくというところがあるのもすごい特徴であり強みだなというふうにも思っています。そんなことでね、ラジオ局を通じて居場所というものの価値も非常に感じてきたんですけども、自分で場所を持って、場所を通じて何かつながりを生み出していくということはすごい尊いなというふうに思う中で、自分でも場所を持ちたいなというふうに思うようになってきたんですよね。
なので今年からちょっと自分でも場所を作るというふうな活動を始めました。今この暮らす街の中で子どもと一緒に遊んだりするときに、子どもと一緒に使える遊び場というものがもっと気軽に使える場所だとか、プライベートで使える遊び場みたいなものがあったらいいなというふうに思いもあったので、家族単位で貸せるような場所みたいなところをちょっと今作ったりもしています。
それを通じて子育てしやすい街に貢献できたらいいなというふうな思いもあったりするので、そういう場所づくりみたいなのを通じて暮らしやすい街とか、あと子ども向けの活動されている方とのつながりづくりみたいなところもしていこうかなというふうにも思っているところです。
まさか自分で場所を作ってみるみたいなことを考えるに至るとは思わなかったので、やっぱりラジオ局でいろんな地域の人たちとのつながりができたことでそういうふうに思うように至ったなというふうにも思います。
ラジオ局で見かけた学生さんたちのように情報発信したいなと思った若者とかが新しい取り組みを始めてみようかなみたいな地域の活動拠点、そういったものもこれから作れたらいいなというふうにも思っているので、リアルな場所づくりというものはこれからもやっていこうかなと思っています。
そんなわけで今回のトークテーマであるYouはどうして地域活動についてですけどもお話ししてきました。
自分としては最初は自分のため、自分が話したい、自分が情報を得たいところから始まったんだけれども、地域の人たちがつながるということを見る中で地域がもっと面白くなるために自分自体が関わらなくても地域の人たちが結び合うような場所というものがもっとたくさん増えたらいいなというふうに思って、
誰かと地域がつながるための場所を作りたいというふうな気持ちにちょっと変わってきているなというふうなところで感じている最近の動きも含めてお話しさせていただきました。
ご当地ソングが好きな市市民がラジオで喋り続けた結果、少しずつ形も変容してきつつ新しいこともやり始めたなというふうなところになっています。
またこういった動きは引き続きポッドキャストでも時々お話しできればなというふうに思っているのでどうぞよろしくお願いします。
僕のポッドキャストでは毎回話した内容に合わせて1曲をご紹介させていただいてます。
今回紹介しようかなという曲はRCサクセションの僕の自転車の後ろに乗りなよというふうな曲です。
この曲は今和之清代さんが弾きいるRCサクセションの曲です。
RCサクセションは東京の国立周辺の歌を結構歌ってるんですよね。
この歌も国立の風景が出てくる歌になっていて、ひとすばし大学の大学生の人青春感のある曲にもなっているので、
僕の地域の話と大学生というところが重なる歌ということでご紹介させていただきましたので、よかったらぜひ聴いてみてください。
地域系ポッドキャストの日はこの後も続いていきます。
12月18日にはぴょん吉の公正日誌の方から個人でできる地域活性というテーマでお話を予定されているということですので、お楽しみいただければと思います。
今回の放送を通じて僕の放送を興味持っていただけたら、ぜひともフォローだとかSNSでの拡散、さらにはSpotifyでの高評価、
欲しいつつが欲しいです。なんかもお待ちしておりますので、ぜひともよろしくお願いします。
そんなわけでまた次回お会いいたしましょう。
オーバンでした。
