2023-10-19 11:24

【第14回】学ぶってどういうこと?

皆さん、「学ぶ」ってどういうことだと思いますか?勉強する、とか、教育する、とはどう違うと思われますか?
孫泰蔵さんの「冒険の書」は、そんなことを様々な背景から考えさせてくれる書籍です😊不登校に悩んでいらっしゃる方に是非読んでいただきたい1冊です☘️


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こんにちは、おあです。
三児子育て中で、小学生の娘2人は、ホームエデュケーションを選択しています。
子どもたちが毎日を楽しく、自分らしく過ごせる社会にしていくために、これからの学びの在り方について考えるチャンネルです。
第14回目の今日は、【学ぶってどういうこと】というテーマでお話ししていきたいと思います。
我が家の娘たちが、学校に行かないという選択をしてから、本当に勉強するとか、教育するとか、学ぶという言葉、一つ一つどう違うのかということについて、よく考えるようになりました。
皆さんは、学ぶってどういうことだと思われますか?
勉強するとか、教育するという言葉とはどう違うと思われますか?
まず、勉強するという言葉がありますけれども、私はどうしても何か、強いけれども頑張る、みたいなイメージがある言葉なんですね。
どちらかというと、何かゴールみたいなのがあって、それに向けて必死で努めて、何か机に向かって一生懸命やるというようなイメージの言葉かなと思うんです。
それと、教育するという言葉も似た言葉としてあるわけですけれども、
こちらはどちらかというと、大人側の主導というイメージがあります。
何か上の者が下の者を引き上げると、何かを教えて自分のところまで連れてくるというような、育成する、教えて育てる、正しいことがあって、上下関係が少しあるようなイメージが私にはあります。
それに対して、学ぶという言葉は、とても主体的な響きがある気がするんですね。
自分自身がそれを知りたい、やりたい、学びたいと思って初めて成り立つ言葉かなというイメージがあります。
私自身の体験で言いますと、最近歴史の勉強をしたんですね。
有名な古典ラジオというポッドキャストの番組があるんですけれども、私は学生時代からこの年になるまで、本当にお恥ずかしい話なんですが、歴史にちっとも興味が持てなかったんです。
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特に中古時代はですね、何年に何とかの乱ですとか、何とかの戦だとか、何とか帝国がいつ作られて、何とかの革命が起きてとか、そういう単語と年号はひたすら覚えさせられましたけれども、
それ一つ一つの繋がりですとか、意味とか、今の自分に何の意味があるのかさっぱり理解できなくて、全然面白さがわからなくて、ただやらされて勉強させられて、試験で点数を取るためだけに必死で語呂合わせ的なもので覚えたという苦痛の記憶しかないんですね。
ところが40歳を過ぎて、ひょんなことから古典ラジオという歴史の番組を音声で聞くようになって、もうびっくりするぐらい面白かったんですよ。
一つ一つの歴史のストーリーを音で聞く話で聞くんですけれども、もちろんその古典ラジオの番組のパーソナリティの方々がとても見識が広く、面白おかしくお話ししてくれるという話術ももちろんあるんですが、
やはりなぜこの歳になって歴史の面白さや意味がわかったかというと、そういう歴史があって今の自分にそれがつながっているということがやっとわかったからなんですよね。
逆に言うと、生活の中でなんでこんなことになってんだろうとか、どうしてこんなことがこのまま放置されているわけって、すごく普通の生活を送る中で不満とか疑問とか怒りとか悲しみとかいろんなニュースを聞くたびに思うわけで、もやもやしてなんでなのなんでなのって日々日々思っていたことが、その歴史の話を聞くことで
そうだったのって一つ一つわかっていくんですよ。必ず原因がある歴史がある背景があるっていうことがわかって、今のこの世界っていうのはこういう歴史の中でこういう事情が積み重なった上で今があるってことがやっと全部の流れの自分が一つのその流れの大きな流れの一点にいるっていうことの意味とか
やっとわかって、そうだったんだって。そこで本当に学んだなって学びを得たなって真底を持った経験があるんですね。それでこの歳になって初めて学ぶってこんな楽しいことなんだということに気づいたわけなんですよ。
学ぶって何か物事の見え方がガラッと変わるとか、自分の視野が一気に広がるとか、そういう経験なんではないのかなって思うんですね。
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だから学べば学ぶほど、世界って本当に面白いとか、なるほどそういうことなのかっていう自分自身の自信になったり自分の考えが明確になって自分の世界が豊かになることなんですよね。
視野が広がって自分の世界が広がるということは豊かになることであり自由になることなんですよね。自由になると楽になるんですよね。生きることが。
例えばね、子供が不登校になってしまってどうしようと言って悩んでいる方がいっぱいいますよね。
でも、教育のこと、歴史的な背景、どういう法律でどういう価値観で今の教育や学校が成り立っているかということをちゃんと勉強すればそうだったのかと。
子供が悪いわけでは全くない。ましてや自分の育て方が悪かったわけでも全くない。
そうじゃなくて、この社会やこの学校というシステム自体に問題が起きていて、今のこの問題というのはいろんな歴史的な背景があって起きていることなんだなということが、
自分の状況を俯瞰して理解することができるわけなんです。そうすると、教育のことをちゃんと学べばですね、
なんで学校行かないの?行くわよ!とかですね。行かなくて困ってるんです。なんてね、泣いたり。そんな必要は全くなくなるわけですよ。
自分たちの問題というよりも、これは社会制度の問題であったり、歴史的ないろんなシステムの問題であるということが自分自身のことではないということで、自分自身の問題では全くないということがわかるわけですから、
そこで自分のこととして悩む必要や悩むことはないわけですね。
自分自身が生きることが楽になったりするためにやっぱり学ぶことって必要なんだなって思うんです。
不登校で悩んでいる親御さんたちに私がやっぱり伝えたいなと思うのは、そんな子ども無理やりね、どうしたら行ってくれるかとか、行かなくてつらくて困ってるって悩むんじゃなくて、
ちゃんとまず勉強して学んでほしいなって。そして視野を広げて、何が本当に起きているのかという歴史的なこともちゃんと知ってほしいなと思うんです。
冷静になって俯瞰してほしいなと思うんです。大人自身が学んで視野を広げて、ああそういうことだったのかって楽になって。
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さらに、だから学ぶって大事なんだなって、また戻ってきて、そのことを子どもと共有して、今のやり方ではない形を自分たちで考えていくという、そういうサイクルに入ってほしいなと思うんですね。
というわけで、今日は一つご紹介したい本があります。
冒険の書という、孫大蔵さんが書かれた、AI時代のアンラーニングという本です。
こちらの書籍は2023年2月に発売されているんですけれども、増撮増撮で、今Amazonでもずっとランキング1位だったかと思います。
孫大蔵さんというのは企業家で、孫正義さんの弟さんになります。
その孫正義さんの弟さんである孫大蔵さんが、学びって本来はすごく楽しいことのはずなのに、どうして学校の勉強はつまらないのだろうという疑問から、この冒険の書という書籍をずっと色々な有名な偉人の元を訪ねて、冒険しながら考えていくという一冊になっています。
もしこの放送を聞いていらっしゃる方の中に、お子さんの不登校で悩まれていたりする方がいたら、まずこちらの冒険の書というのを一冊読んでいただいて、
学ぶってどういうことなのか、どうして勉強しなくちゃいけないのかなとか、どうして子どもは学校に行きたくないと言っているのかなということをまず自分で考えて、お子さんと場合によってはシェアをしていただけたらなと思っております。
今日もお聞きくださりありがとうございました。また次回お会いしましょう。
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